JPS623497B2 - - Google Patents
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- JPS623497B2 JPS623497B2 JP53144489A JP14448978A JPS623497B2 JP S623497 B2 JPS623497 B2 JP S623497B2 JP 53144489 A JP53144489 A JP 53144489A JP 14448978 A JP14448978 A JP 14448978A JP S623497 B2 JPS623497 B2 JP S623497B2
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- Japan
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- signal
- synchronization signal
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- pattern
- Prior art date
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
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- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 6
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
この発明はデイジタル信号復調方式に関し、特
に、4ビツトのデータを5ビツトのデータに変換
して変調するいわゆる4−5GCR(Group Coded
Recording)変調されたデイジタル信号を復調す
るデイジタル信号復調方式に関する。 第1図はこの発明の背景となる4−5GCRによ
る変換コードを示す図であり、第2図はこの発明
の背景となる4−5GCRの変復調器の概略ブロツ
ク図である。 第1図および第2図を参照して4−5GCR復調
方式の概略について説明する。デイジタル信号
を、たとえば磁気テープなどに記録する場合、そ
の記録密度の向上を図るために4−5GCR変調方
式が知られている。この方式は、データを示すデ
イジタル信号を4ビツト毎のサブデータに分離
し、このサブデータを4−5変換器1によつてビ
ツト長の異なる5ビツトデータに変換する。ただ
し、変換された5ビツトデータは「0」パターン
が3個以上連続するのを禁止するアルゴリズムで
変換される。変換されたデータは、変換クロツク
信号とともにNRZI変調器2に与えられてNRZI変
調され、変調信号となつて磁気テープなどの記録
信号になる。復調時には、磁気ヘツド(図示せ
ず)からの再生信号が、NRZI復調器3によつて
復調される。その後、データよりサブデータ同期
信号を得て5ビツトのサブデータに分離し、該サ
ブデータを5−4変換器4によつて第1図に示す
変換アルゴリズムに従い4ビツトデータに変換さ
れる。ところで、従来の4−5GCR変調方式にお
いて、復調時にサブデータ同期信号がデータより
正しく得られないと、正常に変調されない。 そこで、サブデータ同期信号を得るために、従
来はデータ内に特定パターン信号(たとえば論理
「1」を9ビツト連続的に並らべたパターン)を
有限個各データ毎に挿入し、この特定パターンに
よりサブデータ同期信号の位相を合わせる方式が
用いられている。 第3図は第2図に示す5−4変換器の具体的な
ブロツク図である。次に、この第3図を参照し
て、サブデータ同期信号の位相を合わせるための
概略的な動作について説明する。第2図に示した
NRZI復調器3によつて復調されたビツト直列の
変換データと変換クロツク信号は直−並列シフト
レジスタ41に入力され、5ビツト並列データと
してリードオンリメモリ(以下、ROM)42に
入力される。このROM42には、予め5−4変
換データが記憶されていて、直−並列シフトレジ
スタ41からの5ビツトの並列データによつてア
ドレスが指定され、4ビツトデータが読出され
る。ROM42から読出されたビツト並列の4ビ
ツトデータは、並−直列シフトレジスタ43に入
力される。 一方、位相同期(PLL)回路44は、変換クロ
ツク信号に位相同期しかつ周波数が4倍の変換ク
ロツク信号を発生する。この変換クロツク信号は
1/5分周回路45によつて、その周波数が1/5
に分周され、復調クロツク信号となるとともに、
この復調クロツク信号が前記並−直列シフトレジ
スタ43の読出しクロツク信号になる。前記1/
5分周回路45によつて分周された入力信号は、
1/4分周回路46によつて周波数が1/4に分周
される。この1/4分周回路46の出力は、並−
直列シフトレジスタ43のラツチ入力(シフトロ
ード入力)に与えられる。同時に、この1/4分
周回路46の出力信号は、サブデータの4ビツト
および5ビツト信号のクロツクの位相合わせのた
めに、前記1/5分周回路45にリセツト信号と
して与えられる。また、1/4分周回路46に
は、そのサブデータ同期信号のデータに対するタ
イミング位置を合わせるために、同期パターン検
出回路47からの出力信号がリセツト信号として
与えられる。すなわち、同期パターン検出回路4
7は前述の9ビツト間連続する論理「1」の特定
パターンを検出するものでであり、この特定のパ
ターンを検出する毎に1/4分周回路46をリセ
ツトして、サブデータ同期信号のデータに対する
タイミング位置を修正する。 このように、サブデータ同期信号のデータに対
する同期を正常にするために、特定パターンの信
号を各データ毎に入れると、特定パターンを挿入
することによるデータ伝送量の低下現象あるい
は、特定パターンが論理「1」の連続したパター
ンであるために前後のデータのエラーによる誤つ
たサブデータ同期信号が発生してしまうことがあ
る。この誤つたサブデータ同期信号を発生しない
ようにするためには、特定パターンのビツト数を
より増加しなければならない。また、磁気テープ
記憶装置の再生信号ドロツプアウト現象によるサ
ブデータ同期信号の同期がはずれたときには、次
の特定パターンが発生するまでサブデータ同期信
号が正常にならず、それゆえにデータの誤りが長
く連続するという欠点がある。特に、磁気テープ
記憶装置の記録密度が高くなると、このようなデ
ータ誤りが連続する現象が大きな問題点となつて
いた。 それゆえに、この発明の主たる目的は、上述の
問題点を解消し得て、比較的簡単な構成で特定パ
ターン信号などをデータ毎に挿入することなく、
サブデータ同期信号の同期を正常にならしめるデ
イジタル信号復調方式を提供することである。 この発明は要約すれば4−5GCR変調されたデ
イジタル信号を、もとの4ビツトに復調するに際
し、5ビツトおよび4ビツト間のサブデータ同期
信号を、データより作成されたクロツク信号を分
周する手段から得るとともにサブデータ同期信号
に対し、時間的な前後のデータを検出し、サブデ
ータ同期信号の直前および直後に特定パターンが
検出されたとき、サブデータ同期信号をデータに
対して遅延または進めて、サブデータ同期信号の
位相を正常にするようにしものである。 この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行う詳細な説明から一
層明らかとなろう。 第4図はサブデータ同期信号と第1図に示す5
ビツトに変換されたデータに含まれる「00」パタ
ーン信号との関係を説明するためのタイミング図
であり、第5図はサブデータ同期信号および状態
モデルを示す図である。 第4図および第5図を参照して、この発明の特
徴となるサブデータ同期信号と「00」パターン信
号との関係を説明する。4−5GCR変換されたデ
ータに含まれる「00」パターン信号は第1図に示
すように第2ビツトないし第4ビツトの間にのみ
存在する。したがつて、第4図に示すように、サ
ブデータ同期信号が正常なタイミング位置にある
ときには、各データの「00」パターンはデータタ
イミング位置のaないしeの間にのみ存在するこ
とになる。すなわち、サブデータ同期信号の直前
または直後には「00」パターンは存在しない。 ここで、データが正常に再生されかつサブデー
タ同期信号のタイミング位置がずれた状態につい
て考える。第5図aにおいて、サブデータ同期信
号のタイミング位置がAないしEにずれていずれ
かの位置にあるものとする。(このうちCの位置
は正常なサブデータ同期信号のタイミング位置と
する。)この前提のもとに、前記タイミング位置
AないしEに存在するサブデータ同期信号のタイ
ミング位置がCの位置に移る過程およびCの位置
に移るまでの平均ビツト長について説明する。 まず、「00」パターンは、サブデータ内部(す
なわち、第1図の5ビツトに変換したデータのう
ち第2ビツトないし第4ビツトの間)と、サブデ
ータ間(すなわち、たとえば5ビツトのデータの
最後のビツトが0であり後読するデータの最初の
ビツトが0である場合)とに発生する。サブデー
タ内部で発生する「00」パターンをP′とし、サブ
データ間で発生する「00」パターンをP″とする
と、各「00」パターンの発生する確率は次の第(1)
式によつて求めることができる。 ゆえに、「00」パターン間隔の平均は 1/P=12.8ビツト ………(2) となる。 第4図において、サブデータ同期タイミングは
A,B,D,Eの全ての状態よりCの状態になる
平均ビツト長Nは ただし、Nnはn状態よりC状態になる平均ビ
ツト長 P(n)はn状態が発生する確率 で与えられる。A状態の同期信号はaの位置の
「00」パターンを検出してB状態に移り、B状態
の同期信号はbの位置の「00」パターンを検出し
てC状態に移るかまたはcの位置の「00」パター
ンを検出してA状態に移る。C状態では、正常状
態であり「00」パターンの検出は生じない。Dお
よびE状態はBおよびA状態と同じ経過をたど
り、C状態に移る(第5図bの状態モデル図参
照)。 次にサブデータ同期信号の復帰ビツト長Nを求
める。前述の第(3)式より
に、4ビツトのデータを5ビツトのデータに変換
して変調するいわゆる4−5GCR(Group Coded
Recording)変調されたデイジタル信号を復調す
るデイジタル信号復調方式に関する。 第1図はこの発明の背景となる4−5GCRによ
る変換コードを示す図であり、第2図はこの発明
の背景となる4−5GCRの変復調器の概略ブロツ
ク図である。 第1図および第2図を参照して4−5GCR復調
方式の概略について説明する。デイジタル信号
を、たとえば磁気テープなどに記録する場合、そ
の記録密度の向上を図るために4−5GCR変調方
式が知られている。この方式は、データを示すデ
イジタル信号を4ビツト毎のサブデータに分離
し、このサブデータを4−5変換器1によつてビ
ツト長の異なる5ビツトデータに変換する。ただ
し、変換された5ビツトデータは「0」パターン
が3個以上連続するのを禁止するアルゴリズムで
変換される。変換されたデータは、変換クロツク
信号とともにNRZI変調器2に与えられてNRZI変
調され、変調信号となつて磁気テープなどの記録
信号になる。復調時には、磁気ヘツド(図示せ
ず)からの再生信号が、NRZI復調器3によつて
復調される。その後、データよりサブデータ同期
信号を得て5ビツトのサブデータに分離し、該サ
ブデータを5−4変換器4によつて第1図に示す
変換アルゴリズムに従い4ビツトデータに変換さ
れる。ところで、従来の4−5GCR変調方式にお
いて、復調時にサブデータ同期信号がデータより
正しく得られないと、正常に変調されない。 そこで、サブデータ同期信号を得るために、従
来はデータ内に特定パターン信号(たとえば論理
「1」を9ビツト連続的に並らべたパターン)を
有限個各データ毎に挿入し、この特定パターンに
よりサブデータ同期信号の位相を合わせる方式が
用いられている。 第3図は第2図に示す5−4変換器の具体的な
ブロツク図である。次に、この第3図を参照し
て、サブデータ同期信号の位相を合わせるための
概略的な動作について説明する。第2図に示した
NRZI復調器3によつて復調されたビツト直列の
変換データと変換クロツク信号は直−並列シフト
レジスタ41に入力され、5ビツト並列データと
してリードオンリメモリ(以下、ROM)42に
入力される。このROM42には、予め5−4変
換データが記憶されていて、直−並列シフトレジ
スタ41からの5ビツトの並列データによつてア
ドレスが指定され、4ビツトデータが読出され
る。ROM42から読出されたビツト並列の4ビ
ツトデータは、並−直列シフトレジスタ43に入
力される。 一方、位相同期(PLL)回路44は、変換クロ
ツク信号に位相同期しかつ周波数が4倍の変換ク
ロツク信号を発生する。この変換クロツク信号は
1/5分周回路45によつて、その周波数が1/5
に分周され、復調クロツク信号となるとともに、
この復調クロツク信号が前記並−直列シフトレジ
スタ43の読出しクロツク信号になる。前記1/
5分周回路45によつて分周された入力信号は、
1/4分周回路46によつて周波数が1/4に分周
される。この1/4分周回路46の出力は、並−
直列シフトレジスタ43のラツチ入力(シフトロ
ード入力)に与えられる。同時に、この1/4分
周回路46の出力信号は、サブデータの4ビツト
および5ビツト信号のクロツクの位相合わせのた
めに、前記1/5分周回路45にリセツト信号と
して与えられる。また、1/4分周回路46に
は、そのサブデータ同期信号のデータに対するタ
イミング位置を合わせるために、同期パターン検
出回路47からの出力信号がリセツト信号として
与えられる。すなわち、同期パターン検出回路4
7は前述の9ビツト間連続する論理「1」の特定
パターンを検出するものでであり、この特定のパ
ターンを検出する毎に1/4分周回路46をリセ
ツトして、サブデータ同期信号のデータに対する
タイミング位置を修正する。 このように、サブデータ同期信号のデータに対
する同期を正常にするために、特定パターンの信
号を各データ毎に入れると、特定パターンを挿入
することによるデータ伝送量の低下現象あるい
は、特定パターンが論理「1」の連続したパター
ンであるために前後のデータのエラーによる誤つ
たサブデータ同期信号が発生してしまうことがあ
る。この誤つたサブデータ同期信号を発生しない
ようにするためには、特定パターンのビツト数を
より増加しなければならない。また、磁気テープ
記憶装置の再生信号ドロツプアウト現象によるサ
ブデータ同期信号の同期がはずれたときには、次
の特定パターンが発生するまでサブデータ同期信
号が正常にならず、それゆえにデータの誤りが長
く連続するという欠点がある。特に、磁気テープ
記憶装置の記録密度が高くなると、このようなデ
ータ誤りが連続する現象が大きな問題点となつて
いた。 それゆえに、この発明の主たる目的は、上述の
問題点を解消し得て、比較的簡単な構成で特定パ
ターン信号などをデータ毎に挿入することなく、
サブデータ同期信号の同期を正常にならしめるデ
イジタル信号復調方式を提供することである。 この発明は要約すれば4−5GCR変調されたデ
イジタル信号を、もとの4ビツトに復調するに際
し、5ビツトおよび4ビツト間のサブデータ同期
信号を、データより作成されたクロツク信号を分
周する手段から得るとともにサブデータ同期信号
に対し、時間的な前後のデータを検出し、サブデ
ータ同期信号の直前および直後に特定パターンが
検出されたとき、サブデータ同期信号をデータに
対して遅延または進めて、サブデータ同期信号の
位相を正常にするようにしものである。 この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行う詳細な説明から一
層明らかとなろう。 第4図はサブデータ同期信号と第1図に示す5
ビツトに変換されたデータに含まれる「00」パタ
ーン信号との関係を説明するためのタイミング図
であり、第5図はサブデータ同期信号および状態
モデルを示す図である。 第4図および第5図を参照して、この発明の特
徴となるサブデータ同期信号と「00」パターン信
号との関係を説明する。4−5GCR変換されたデ
ータに含まれる「00」パターン信号は第1図に示
すように第2ビツトないし第4ビツトの間にのみ
存在する。したがつて、第4図に示すように、サ
ブデータ同期信号が正常なタイミング位置にある
ときには、各データの「00」パターンはデータタ
イミング位置のaないしeの間にのみ存在するこ
とになる。すなわち、サブデータ同期信号の直前
または直後には「00」パターンは存在しない。 ここで、データが正常に再生されかつサブデー
タ同期信号のタイミング位置がずれた状態につい
て考える。第5図aにおいて、サブデータ同期信
号のタイミング位置がAないしEにずれていずれ
かの位置にあるものとする。(このうちCの位置
は正常なサブデータ同期信号のタイミング位置と
する。)この前提のもとに、前記タイミング位置
AないしEに存在するサブデータ同期信号のタイ
ミング位置がCの位置に移る過程およびCの位置
に移るまでの平均ビツト長について説明する。 まず、「00」パターンは、サブデータ内部(す
なわち、第1図の5ビツトに変換したデータのう
ち第2ビツトないし第4ビツトの間)と、サブデ
ータ間(すなわち、たとえば5ビツトのデータの
最後のビツトが0であり後読するデータの最初の
ビツトが0である場合)とに発生する。サブデー
タ内部で発生する「00」パターンをP′とし、サブ
データ間で発生する「00」パターンをP″とする
と、各「00」パターンの発生する確率は次の第(1)
式によつて求めることができる。 ゆえに、「00」パターン間隔の平均は 1/P=12.8ビツト ………(2) となる。 第4図において、サブデータ同期タイミングは
A,B,D,Eの全ての状態よりCの状態になる
平均ビツト長Nは ただし、Nnはn状態よりC状態になる平均ビ
ツト長 P(n)はn状態が発生する確率 で与えられる。A状態の同期信号はaの位置の
「00」パターンを検出してB状態に移り、B状態
の同期信号はbの位置の「00」パターンを検出し
てC状態に移るかまたはcの位置の「00」パター
ンを検出してA状態に移る。C状態では、正常状
態であり「00」パターンの検出は生じない。Dお
よびE状態はBおよびA状態と同じ経過をたど
り、C状態に移る(第5図bの状態モデル図参
照)。 次にサブデータ同期信号の復帰ビツト長Nを求
める。前述の第(3)式より
【式】が得
られ、また
より
N=2{NAP(A)+NBP(B)} ………(5)
となる。ここで
ただし、P(A)はA状態が発生する確率
PA(BC)はA状態よりB状態に移り、次にC
状態に移る確率 N(a、bc)はa状態の「00」パターンが現
われ、次にbかc状態の「00」パターンが現われ
る平均ビツト長 ここで、第(1)式および第(2)式より平均「00」パ
ターン間隔=1/P=12ビツトとし、a状態の
「00」パターン発生率(=0.025)およびb状態の
「00」パターン発生率(=0.025)およびc状態の
「00」パターン発生率(=0.028)を等しいとする
と、 ゆえに、 次に、 同様に、 が得られる。 上述の説明に基づいて以下に、この発明の一実
施例について具体的に説明する。 第6図はこの発明の一実施例のブロツク図であ
る。 第6図に示すブロツク図は以下の点を除いて第
3図と同じである。すなわち、直−並列シフトレ
ジスタ41出力の5ビツトデータに含まれる
「00」パターンを「00」パターン検出回路5によ
つて検出する。そして、「00」パターン検出出力
と変換クロツク信号とサブデータ同期信号とに基
づいてサブデータ同期リセツト信号発生回路6か
らリセツト信号を発生して1/4分周回路46に
与えて、データに対するサブデータ同期信号の同
期タイミングを合わせるようにしたものである。
「00」パターン検出回路5はたとえばアンドゲー
トなどによつて構成され、直−並列シフトレジス
タ41の出力に含まれる「00」パターン信号を検
出する。 サブデータ同期リセツト信号発生回路6はたと
えばフリツプフロツプ、アンドゲート、遅延線、
加算ゲートなどによつて構成される。まず、
「00」パターン検出信号と変換クロツク信号から
「00」パターン検出信号の直後の位相の遅れた1
ビツト出力信号を得る。次に、この1ビツト出力
信号とサブデータ同期信号との論理積からサブデ
ータ同期パルスを求めて、このサブデータ同期パ
ルスを1ビツト遅延することによつて、1/4分
周回路46のリセツト信号を得る。従つて、位相
の進んだサブデータ同期信号は次のタイミングに
おいて、データに対する位相が一致することにな
る。また、「00」パターン検出信号と変換クロツ
ク信号から「00」パターン検出信号の直前の位相
の進んだ1ビツト出力信号を得る。次に、この1
ビツト出力信号とサブデータ同期信号との論理積
からサブデータ同期パルスを求めて、このサブデ
ータ同期パルスを4ビツト遅延することによつ
て、1/4分周回路46のリセツト信号を得る。
従つて、位相の遅れているサブデータ同期信号は
次のタイミングにおいて、データに対する位相が
一致することになる。 以上のように、この発明によれば、従来のよう
にサブデータ同期信号の位相を正常にするために
個々のデータ間に特定パターン信号を入れること
なく、通常のデータに含まれる特定のビツトパタ
ーン情報を検出し、その検出信号に基づいてサブ
データの同期を合わせることができる。したがつ
て、データ伝送量の低下現象や誤つたデータが長
く伝播されるという欠点を解消することができ
る。
状態に移る確率 N(a、bc)はa状態の「00」パターンが現
われ、次にbかc状態の「00」パターンが現われ
る平均ビツト長 ここで、第(1)式および第(2)式より平均「00」パ
ターン間隔=1/P=12ビツトとし、a状態の
「00」パターン発生率(=0.025)およびb状態の
「00」パターン発生率(=0.025)およびc状態の
「00」パターン発生率(=0.028)を等しいとする
と、 ゆえに、 次に、 同様に、 が得られる。 上述の説明に基づいて以下に、この発明の一実
施例について具体的に説明する。 第6図はこの発明の一実施例のブロツク図であ
る。 第6図に示すブロツク図は以下の点を除いて第
3図と同じである。すなわち、直−並列シフトレ
ジスタ41出力の5ビツトデータに含まれる
「00」パターンを「00」パターン検出回路5によ
つて検出する。そして、「00」パターン検出出力
と変換クロツク信号とサブデータ同期信号とに基
づいてサブデータ同期リセツト信号発生回路6か
らリセツト信号を発生して1/4分周回路46に
与えて、データに対するサブデータ同期信号の同
期タイミングを合わせるようにしたものである。
「00」パターン検出回路5はたとえばアンドゲー
トなどによつて構成され、直−並列シフトレジス
タ41の出力に含まれる「00」パターン信号を検
出する。 サブデータ同期リセツト信号発生回路6はたと
えばフリツプフロツプ、アンドゲート、遅延線、
加算ゲートなどによつて構成される。まず、
「00」パターン検出信号と変換クロツク信号から
「00」パターン検出信号の直後の位相の遅れた1
ビツト出力信号を得る。次に、この1ビツト出力
信号とサブデータ同期信号との論理積からサブデ
ータ同期パルスを求めて、このサブデータ同期パ
ルスを1ビツト遅延することによつて、1/4分
周回路46のリセツト信号を得る。従つて、位相
の進んだサブデータ同期信号は次のタイミングに
おいて、データに対する位相が一致することにな
る。また、「00」パターン検出信号と変換クロツ
ク信号から「00」パターン検出信号の直前の位相
の進んだ1ビツト出力信号を得る。次に、この1
ビツト出力信号とサブデータ同期信号との論理積
からサブデータ同期パルスを求めて、このサブデ
ータ同期パルスを4ビツト遅延することによつ
て、1/4分周回路46のリセツト信号を得る。
従つて、位相の遅れているサブデータ同期信号は
次のタイミングにおいて、データに対する位相が
一致することになる。 以上のように、この発明によれば、従来のよう
にサブデータ同期信号の位相を正常にするために
個々のデータ間に特定パターン信号を入れること
なく、通常のデータに含まれる特定のビツトパタ
ーン情報を検出し、その検出信号に基づいてサブ
データの同期を合わせることができる。したがつ
て、データ伝送量の低下現象や誤つたデータが長
く伝播されるという欠点を解消することができ
る。
第1図はこの発明の背景となる4−5GCRによ
る変換コードを示す図である。第2図はこの発明
の背景となる4−5GCRの変復調器の概略ブロツ
ク図である。第3図は第2図に示す5−4変換器
の具体的なブロツク図である。第4図はサブデー
タ同期信号と第1図に示す5ビツトに変換された
データに含まれる「00」パターンとの関係を説明
するためのタイミング図である。第5図はサブデ
ータ同期信号および状態モデルを説明するための
図である。第6図はこの発明の一実施例のブロツ
ク図である。 図において、1は4−5変換器、2はNRZI変
調器、3はNRZI復調器、4は5−4変換器、4
1は直−並列シフトレジスタ、42はリードオン
リメモリ、43は並−直列シフトレジスタ、44
はPLL回路、45は1/5分周回路、46は1/
4分周回路、5は「00」パターン検出回路、6は
サブデータ同期リセツト信号発生回路、を示す。
る変換コードを示す図である。第2図はこの発明
の背景となる4−5GCRの変復調器の概略ブロツ
ク図である。第3図は第2図に示す5−4変換器
の具体的なブロツク図である。第4図はサブデー
タ同期信号と第1図に示す5ビツトに変換された
データに含まれる「00」パターンとの関係を説明
するためのタイミング図である。第5図はサブデ
ータ同期信号および状態モデルを説明するための
図である。第6図はこの発明の一実施例のブロツ
ク図である。 図において、1は4−5変換器、2はNRZI変
調器、3はNRZI復調器、4は5−4変換器、4
1は直−並列シフトレジスタ、42はリードオン
リメモリ、43は並−直列シフトレジスタ、44
はPLL回路、45は1/5分周回路、46は1/
4分周回路、5は「00」パターン検出回路、6は
サブデータ同期リセツト信号発生回路、を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 4ビツトのデイジタル情報を5ビツトのデイ
ジタル情報に変換した後に、前記変換情報を該変
換情報に同期したクロツクパルスに基づいてデイ
ジタル変調し、前記変調した情報を復調した後
に、元の4ビツトのデイジタル情報と該4ビツト
のデイジタル情報に同期したクロツクパルスとに
変換するデイジタル信号復調方式において、 前記5ビツトのデイジタル情報に同期したクロ
ツクパルスを分周して前記5ビツト及び4ビツト
間の変換用の同期信号を発生する分周手段と、 前記5ビツトのデイジタル情報に含まれ、前記
同期信号が正常なタイミング位置にあるときには
該同期信号の直前または直後に存在しない、特定
のビツトパターン情報を検出する検出手段とを備
え、 前記検出手段が、前記分周手段から発生される
同期信号の直前または直後に前記特定のビツトパ
ターン情報を検出したことに応じて、該同期信号
の位相を遅延または進めるようにしたデイジタル
信号復調方式。 2 前記特定のビツトパターン情報は「00」パタ
ーン情報である特許請求の範囲第1項記載のデイ
ジタル信号復調方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14448978A JPS5570922A (en) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | Demodulation system of digital signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14448978A JPS5570922A (en) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | Demodulation system of digital signal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570922A JPS5570922A (en) | 1980-05-28 |
JPS623497B2 true JPS623497B2 (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=15363510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14448978A Granted JPS5570922A (en) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | Demodulation system of digital signal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5570922A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL186790C (nl) * | 1980-07-14 | 1991-02-18 | Philips Nv | Werkwijze voor het coderen van een reeks van blokken tweetallige databits in een reeks van blokken van tweetallige kanaalbits, alsmede modulator, demodulator en registratiedrager te gebruiken bij de werkwijze. |
JPS5837828A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | Nec Home Electronics Ltd | オ−デイオ信号再生装置 |
-
1978
- 1978-11-21 JP JP14448978A patent/JPS5570922A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570922A (en) | 1980-05-28 |
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