JP3809965B2 - データ検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は伝送路を通過した信号をデータ検出する再生装置に関し、特に、通過した信号を2値化するデータ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
PCM信号を伝送路に通過させて得られる受信信号や光ディスク装置のようなディジタル記録装置の再生信号はアナログ値として得られ、これをPCM信号のクロック成分に同期してもとのデータに2値化するデータ検出装置が伝送路や記録装置の性能向上にともなって種々開発されている。近年、装置の高性能化にともなって、伝送路においては転送レートの向上が、ディジタル記録装置においては記録密度の向上が図られており、伝送帯域を有効に利用するデータ検出装置が種々開発されてきている。
【0003】
データを検出する際、歪みや雑音により誤ったディジタルデータ再生信号を出力してしまうということがある。具体的には、光ディスクのピットの成形においては小さいピットほど安定にその大きさを成形することが困難であり、高記録密度の実現の際に、本来の大きさよりも小さくなることが多い。また、再生信号処理においても、波形等化により、このような小さいピットあるいは小さいピット間隔の再生波形における符号間干渉を小さくすることが行われるが、高記録密度においてはこの等化にも限界があり、より小さいピットあるいはピット間隔の再生信号においてはその本来の符号間隔よりも小さくなって「(d,k)規則」のd制約(d-constraint)を満たさないディジタルデータ再生信号となる誤りが増加する。(d,k)規則とは、例えば、「テレビジョン学会誌 Vol.44,No10,pp.1369〜1375(1990)」にあるように、(d,k;m,n;r)規則では、mビットのデータをnビットのコードに変換することを1単位として、最大r単位で変調後のコードデータが確定するものであって、変調後のコードデータ列の属性として「1」と「1」の間の「0」の連続数が、d以上でありかつk以下であるものをさし、この規則をより簡単にして(d,k)で表したものである。
【0004】
このような誤りを訂正するデータ検出装置については、特開平第6-243593号公報に記載されている。以下にこの方式のデータ検出装置について説明する。なお、この従来例における再生系を経て得られた再生信号は、任意のデータパターンを持つ(d,k)規則で変調されたディジタルデータにNRZI変調を加えたディジタルデータ記録信号を光ディスクに記録・再生して得られたものである。
【0005】
再生系を経て得られた再生信号を2値信号に変換する。この2値信号を再生信号のクロック成分で同期化し同期化2値信号を得る。この同期化2値信号からd制約を乱すような所定の時間より短い反転間隔の同期化短パルス信号を検出する。この同期化短パルス信号の同期化前の短パルス2値信号の時間軸上の中心位置がこの短パルス2値信号の前後に存在するサンプリングタイミングのうちの前側もしくは後側のいずれに近いのかを判別する。前側もしくは後側のいずれかに近い方のサンプリングタイミングにおける同期化2値信号の論理を反転して訂正する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来技術においては、次に示す問題があった。すなわち、誤り位置の判別にアナログ信号処理を用いるため、回路構成が複雑となる。また、アナログ回路を構成する素子のばらつき安定性等の点により一定の精度を保証するのが難しくなるという課題がある。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、デジタル信号処理による簡単な回路構成により、正しい再生信号を出力でき、かつ高信頼性の信号再生を行うことのできるデータ検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によるデータ検出装置は、アナログ信号から(d,k)規則にしたがう変調がなされたディジタルデータを再生するデータ検出装置であって、該アナログ信号が閾値をクロスするタイミングを表すタイミング信号を生成するタイミング抽出手段と、該タイミング信号から該ディジタルデータの1ビットに対応する周期をもつクロック信号を生成するクロック生成手段と、該周期における該タイミング信号の位置を検出するタイミング位置検出手段と、該検出された位置に応じて該ディジタルデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、を備えており、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】
ある実施例では、前記タイミング位置検出手段は、前記タイミング信号を異なる遅延量だけ遅延することによってN個(Nは2以上の自然数)の遅延タイミング信号をそれぞれ生成する遅延回路と、該N個の遅延タイミング信号を前記クロック信号によって同期化することによって、該N個の遅延タイミング信号に応じてN個のデータ信号をそれぞれ生成するN個の同期化回路と、を有しており、前記誤り訂正手段は、該N個のデータ信号に基づいて、前記ディジタルデータの誤りを訂正する。
【0010】
ある実施例では、前記タイミング位置検出手段は、前記クロック信号を異なる遅延量だけ遅延することによってN個(Nは2以上の自然数)の遅延クロック信号をそれぞれ生成する遅延回路と、前記タイミング信号を該遅延クロック信号によって同期化することによって、該N個の遅延クロック信号に応じてN個のデータ信号をそれぞれ生成するN個の同期化回路と、を有しており、前記誤り訂正手段は、該N個のデータ信号に基づいて、前記ディジタルデータの誤りを訂正する。
【0011】
ある実施例では、前記タイミング位置検出手段は、前記タイミング信号をある遅延量だけ遅延することによって遅延タイミング信号を生成する遅延回路と、前記クロック信号をある遅延量だけ遅延することによって遅延クロック信号を生成する遅延回路と、該タイミング信号および該遅延タイミング信号を該クロック信号および該遅延クロック信号によって同期化することによって、該遅延タイミング信号および該遅延クロック信号に対応するN個のデータ信号を生成する同期化回路と、を有しており、前記誤り訂正手段は、該N個のデータ信号に基づいて、前記ディジタルデータの誤りを訂正する。
【0012】
ある実施例では、前記タイミング位置検出手段は、3個の遅延タイミング信号を生成し、該遅延タイミング信号の表すタイミングは、前記クロック信号の周期をTとしたときに、T/3ずつシフトされている。
【0013】
ある実施例では、前記タイミング位置検出手段は、3個の遅延クロック信号を生成し、該遅延クロック信号の表すタイミングは、前記クロック信号の周期をTとしたときに、T/3ずつシフトされている。
【0014】
ある実施例では、前記誤り訂正手段は、前記ディジタルデータの「1」の連続数が所定の数に満たないビット「1」のイレギュラーの発生回数をカウントする第1カウンタと、該ディジタルデータの「0」の連続数が所定の数に満たないビット「0」のイレギュラーの発生回数をカウントする第2カウンタと、該ビット「1」のイレギュラーの発生回数および該ビット「0」のイレギュラーの発生回数に応じて前記閾値を変える閾値制御手段と、を有する。
【0015】
ある実施例では、前記閾値制御手段は、前記ビット「1」のイレギュラーおよび前記ビット「0」のイレギュラーのカウントの差に応じて、前記閾値を変えるステップを変える。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。同一の参照符号は、同一の構成要素を示す。
【0017】
(実施例1)
図1は、本発明によるデータ検出装置の第1の実施例のブロック図である。図2は、第1の実施例におけるタイミングチャートである。図2の(a)は、任意のデータパターンをもつ(d,k)規則で変調されたNRZ(non return to zero)方式のディジタルデータを示す。図2の(b)は、図2の(a)に示すディジタルデータをNRZI(non return to zero inverted)方式に変換したディジタルデータを示す。このNRZI方式のディジタルデータは、「1」をマークとして、例えば光ディスク上に記録される。図2の(c)は、図1の再生系10によって光ディスクから再生された信号の波形を示す図である。以下の説明では、上述の(d,k)規則において、dは2に等しいとする。
【0018】
比較回路11は、再生系10によって再生された信号RS(図2の(c))を受け取り、所定の閾値THと比較する。比較回路11は、信号RSのレベルが閾値THと等しいとき、短いパルス幅をもつディジタル信号である信号P(図2の(d))を出力する。PLL(phase locked loop)12は信号Pを受け取り、信号Pに基づいて、1周期がディジタルデータ1ビットに対応する信号CLK(図2の(e))を同期クロックとして同期化回路141〜143に出力する。PLL12は、例えば、電圧制御発振器、積分器および比較器によって構成できる。
【0019】
遅延回路131〜133は、比較回路11から出力された信号Pを受け取り、それぞれ(Td−T/3)、Td、(Td+T/3)だけ信号Pを遅延させて、同期化回路141〜143に信号DP1〜DP3として出力する。図2の(f)〜(h)は、信号DP1〜DP3の波形を示す。ここで、時間Tdは、PLL12および遅延回路131〜133における遅延量を補正するための基準遅延時間を示し、時間Tは、信号CLKの1周期を示す。
【0020】
同期化回路141は、信号DP1の立ち上がりエッジの後、信号CLKが最初に「1(ハイ・レベル)」になるタイミングにおいて信号D1を「1」にし、時間Tの後、「0(ロー・レベル)」にする。同期化回路142および143も、それぞれ信号DP2およびDP3を受け取り、同期化回路141と同様に動作し、信号D2およびD3を出力する。図2の(i)〜(k)は、それぞれ信号D1〜D3の波形を示す。
【0021】
図3は、信号DP1、信号CLKおよび信号D1のタイミングチャートである。信号DP1の立ち上がりエッジが時刻t1〜t2(期間Tw)の間に位置する場合には、信号D1は、時刻t2において「0」から「1」に変化し、時刻t3において「1」から「0」に変化する。期間Twで示す範囲を以下、「検出窓」という。
【0022】
図4は、信号Pの立ち上がりエッジが検出窓の期間1に位置するときのタイミングチャートである。ここで「期間1」とは、検出窓(すなわち信号CLKの立ち上がりエッジで始まり、次の立ち上がりエッジで終わる期間)に対応する時間軸上の期間のうち、最初のT/3の期間をいう。同様に、以下においては「期間2」および「期間3」は、それぞれ、検出窓に対応するエリアのうち、期間1の直後のT/3の期間、最後のT/3の期間をいう。以下においては、簡単のため、「信号の立ち上がりエッジがある期間に位置する」と表現する代わりに、「信号がある期間に位置する」と表現する。
【0023】
図4の(a)に示すように、信号Pが検出窓の期間1に位置する場合、信号DP1〜DP3は、図4の(c)〜(e)に示すようになる。図4の(b)は、信号CLKを示す。図4の(f)〜(h)に示すように、信号D1〜D3は、信号DP1〜DP3に基づいて、信号CLKに同期するタイミングで出力される。したがって信号D1〜D3がそれぞれ、「0」、「1」および「1」となるときは、信号Pは、検出窓の期間1に位置すると判断できる。
【0024】
図5は、信号Pが検出窓の期間2に位置するときのタイミングチャートである。同様に、信号D1〜D3がそれぞれ、「1」、「1」および「1」となるときは、信号Pは、検出窓の期間2に位置すると判断できる。図6は、信号Pが検出窓の期間3に位置するときのタイミングチャートである。同様に、信号D1〜D3がそれぞれ、「1」、「1」および「0」となるときは、信号Pは、検出窓の期間3に位置すると判断できる。信号Pが検出窓の期間に位置しないときは、信号D2は「0」となる。
【0025】
判定回路15は、記憶部151、誤り判定部152および誤り訂正部153を有している。記憶部151は、信号D1〜D3によって表されるデータを格納する。誤り判定部152は、格納されたデータが(d,k)規則を満たさない(データが誤りを含む)ことを検出し、(d,k)規則を満たすかどうかを表す制御信号を誤り訂正部153に出力する。誤り訂正部153は、誤り判定部152が出力する制御信号を受け取り、もしデータが誤りを含むなら、所定の論理に基づいて、記憶部151に格納されたデータの誤りを訂正するための制御信号を記憶部151に出力する。
【0026】
以下の説明では、信号CLKの連続する立ち上がりのエッジが、時刻t(n−4)、t(n−3)、t(n−2)、t(n−1)およびt(n)に位置しているとする。簡単のために以下では、例えば「時刻t(n)における信号D1が表すデータ」は、「データD1(n)」のように表記する。
【0027】
記憶部151は、データD1(n−4)〜D1(n)、データD2(n−4)〜D2(n)、データD3(n−4)〜D3(n)を格納する。誤り判定部152は、信号D2が表すデータがd制約を満たさないとき、言い換えるとデータD2の一部が、所定の方式で変調されたディジタルデータがもつべき所定の規則を満たさないパターンを含むときに、データに誤りがあると判断する。ここでは、d=2のときの(d,k)規則を満たさない場合を考える。したがって、記憶部151は、データD2の「1」と「1」との間の「0」の個数が、0個または1個のパターンのとき、データD2は、誤りを含むと判断する。具体的には、データD2(n−4)〜D2(n)が、「01010」または「0110」というパターンを含むとき、データD2は誤りを含むと判断される。
【0028】
データD2(n−4)〜D2(n)が、それぞれ「0」、「1」、「0」、「1」および「0」であるときは、データD2(n−1)およびD2(n)が誤りである場合か、またはデータD2(n−4)およびD2(n−3)が誤りである場合かのどちらかである。誤り訂正部153は、どちらの場合であるかを判断するために、時刻t(n−3)およびt(n−1)における信号Pが検出窓のどの期間に位置しているかを用いる。すなわち誤り訂正部153は、データD1(n−3)、D3(n−3)、D1(n−1)およびD3(n−1)を用いて、後述する所定の論理に基づいて、データD2(n−1)およびD2(n)が誤りであるか、データD2(n−4)およびD2(n−3)が誤りであるかを判断し、データの誤り訂正をおこなうための制御信号を記憶部151に出力する。記憶部151は、誤り訂正部153が出力した制御信号を受け取り、誤り訂正をおこなう。具体的には、記憶部151は、データの誤り位置を表すデータを制御信号として受け取り、誤り位置のデータを反転することによって誤り訂正をおこなう。
【0029】
上述の所定の論理の求めかたを図7を参照して以下に説明する。図7は、先行するパルスおよびその後に続くパルスを示す図である。これらのパルスは、信号CLKによって同期化されていないとする。先行パルスと検出窓の前端との時間をA、後続パルスと検出窓の後端との時間をBとしたとき、もしA<Bなら先行パルスが誤りであると判断し、もしA>Bなら後続パルスが誤りであると判断する。もしA=Bなら、判断できないので、先行パルスおよび後続パルスのうちどちらかを誤りとすればよい。
【0030】
図8は、遅延回路131〜133を用いるときの所定の論理の求めかたを説明するための図である。図8に示すように、先行するパルスが検出窓の期間1に位置し、後続するパルスが検出窓の期間2に位置する場合、A<Bであるので、先行パルスが誤りであると判断する。先行パルスが検出窓の期間1に位置するときは、D1(n−3)=0、かつD3(n−3)=1であり、後続パルスが検出窓の期間2に位置するときは、D1(n−1)=D3(n−1)=1である。先行パルスが誤りであるとすれば、データの誤りの位置は、D2(n−4)およびD2(n−3)である。したがって、もしD1(n−3)=0、D3(n−3)=1、かつD1(n−1)=D3(n−1)=1であるときは、誤りの位置は、D2(n−4)およびD2(n−3)であると判断できる。先行パルスおよび後続パルスの検出窓における位置は、それぞれ期間1〜3の3通りあるので、組み合わせの数は、3×3=9通り存在する。それぞれの場合について、誤り位置を求めることによって、上述の所定の論理が表のかたちで求められる。表1は、遅延回路131〜133を用いるときの所定の論理を示す表である。
【0031】
【表1】
【0032】
表1において、「*」が付されている場合については、誤りが先行パルスおよび後続パルスに起因するかは任意である。表1では、実測した結果に基づいて、訂正率が高いほうを選んでいる。ここで「訂正率」とは、d制約を満たさない誤りを訂正できる割合をいう。
【0033】
なお、データD2(n−3)〜D2(n)が、それぞれ「0」、「1」、「1」および「0」であるときは、誤り判定部152は、データD2(n−3)〜D2(n)のすべてが誤りであると判断するとともに、データD2(n−3)〜D2(n)が誤りであることを表す誤り判定出力を誤り訂正部153に出力する。
【0034】
誤り訂正部153は、誤り判定部152からの誤り判定出力に基づいて、記憶部151に格納されたデータのうち誤りをもつデータを訂正する。記憶部151は、最終的にはD2(n−4)をディジタルデータ再生信号RD(n−4)として順次、出力する(図2の(l))。
【0035】
第1の実施例によれば、3個の遅延回路、3個の同期化回路および判定回路を設けることにより、誤り箇所を判断し、訂正することが可能である。
【0036】
なお、本実施例においては、所定の論理を表1にしめすような論理にしたが、他の論理にしてもかまわない。その場合の所定の論理の作成方法は以下のようにすればよい。「データD1(n−1)、D3(n−1)、D1(n−3)およびD3(n−3)があるビットパターンを構成するときには、特定のビットが誤りである」という論理を統計的に求めることによって作成できる。
【0037】
上述の説明においては、3個の遅延回路で遅延を行い、3個の同期化回路において同期化し、判定回路において2値データD1〜D3から誤りの位置を判断したが、4個以上の遅延回路および同期化回路を用いることによって、信号Pの検出窓における位置検出の分解能を高めることができる。図9は、5個の遅延回路131〜135および5個の同期化回路141〜145を用いたデータ検出装置のブロック図である。図1を用いて説明したのと同様に、信号Pの検出窓における位置に応じて信号D1〜D5が生成される。図9において、遅延回路131〜135の遅延時間は、それぞれ、(Td−2T/5)、(Td−T/5)、Td、(Td+T/5)および(Td+2T/5)である。ここで、検出窓を5分割したそれぞれの期間を、時間軸上で早いものから順に期間1〜5とする。同期化回路141〜145は、信号Pが期間1〜5のどれに位置するかに応じたデータD1〜D5を判定回路16に出力する。判定回路16は、記憶部161、誤り判定部162および誤り訂正部163を有する。判定回路16は、データD1〜D5を受け取り、所定の論理に基づいて、データに誤りがあると判定したときは、誤りを訂正し、再生信号RDとして出力する。表2は、誤り判定部162が用いる所定の論理を示す表である。
【0038】
【表2】
【0039】
表2において、「*」が付されている場合については、誤りが先行パルスおよび後続パルスに起因するかは任意である。表2では、実測した結果に基づいて、訂正率が高いほうを選んでいる。
【0040】
検出窓の分割数(上記説明の遅延回路の数に相当する)をNとしたときの、Nの最適化について以下に述べる。図10は、検出窓の分割数Nと訂正率との関係を示すグラフである。図10のグラフは、図1および図9の構成と同様の回路を用いて実測した結果である。N=3の場合は、図1の回路および表1の論理を、N=5の場合は、図9の回路および表2の論理を用いている。d=2のときのd制約を満たさない誤りの訂正率は、N=3(遅延回路が3個)の場合に95%以上となる。Nが4以上の訂正率は、N=3の場合の訂正率より大幅に改善されるわけではない。したがってハードウェアの小型化および処理の高速化を考慮すれば、N=3の場合(図1の回路)がより好ましい。
【0041】
また、N=3の場合に、遅延量の差をおおむね−T/3およびおおむねT/3としたが他の値にしてもよい。ここで、上述の3個の遅延回路が(Td−DLY)、Tdおよび(Td+DLY)なる遅延量をもつとする。このときT/5<DLY<T/2であることが好ましい。さらにDLY=T/3であることがより好ましい。なぜなら、DLY=T/3であれば、光ディスクの媒体の種類や再生状態によらず平均的にエラーを訂正できるからである。
【0042】
さらに、以上の例では信号PをN(3以上の整数)個の遅延回路で遅延させ、単一の信号CLKで同期化することを説明した。しかし、N個の遅延回路によって単一の信号CLKを遅延させることによってN個の信号CLK(1)〜CLK(N)を発生し、これらのN個の信号の同期化タイミングによって信号Pを同期化してもよい。図11は、複数の同期化回路が異なるクロックを用いる構成を示すブロック図である。
【0043】
また、以上の例では(d,k)規則のd制約だけ利用し誤りを訂正する構成としたが、同様の構成でk制約を利用して誤りを訂正することも可能である。また、d制約およびk制約の両方を用いて誤りを訂正することもできる。しかし高密度の光ディスクの場合においては、d制約を満たさない誤りは、k制約を満たさない誤りよりも、ビット誤り率に対してより大きな影響を与える。したがって、d制約に基づいて誤り訂正をおこなえば、より効率的である。
【0044】
(実施例2)
図12は、本発明によるデータ検出装置の第2の実施例のブロック図である。図12において、再生系10、比較回路11、PLL12、遅延回路131および132、および判定回路15は、図1と同様に機能する。図13は、第2の実施例におけるタイミングチャートである。
【0045】
遅延回路132は、信号Pを受け取り、T/3だけ信号P(図13の(d))を遅延することによって、信号DP(図13の(f))を生成する。ここでTは、再生信号RS(図13の(c))のクロック周期である。遅延回路131は、T/3だけ信号CLKを遅延することによって、信号DCLK(図13の(g))を同期化回路341に出力する。
【0046】
同期化回路341は、信号Pの立ち上がりエッジの後、信号DCLKが最初に「1」になるタイミングにおいて信号D1を「1」にし、時間Tの後、「0」にすることによって、信号DCLKによって同期化された信号を得る。同期化回路341は、信号CLKにより遷移する信号D2およびD3とタイミングを合わせるために、信号DCLKによって同期化された信号を、信号CLKによって再び同期化して、信号D1(図13の(h))として出力する。
【0047】
同期化回路342は、信号Pの立ち上がりエッジの後、信号CLKが最初に「1」になるタイミングにおいて信号D2を「1」にし、時間Tの後、「0」にすることによって、信号CLKによって同期化された信号を得る。同期化回路342は、信号D1とタイミングを合わせるために、信号CLKによって同期化された信号を、信号CLKによって再び同期化して、信号D2(図13の(i))として出力する。
【0048】
同期化回路343は、信号DPの立ち上がりエッジの後、信号CLKが最初に「1」になるタイミングにおいて信号D3を「1」にし、時間Tの後、「0」にすることによって、信号CLKによって同期化された信号を得る。同期化回路343は、信号D1とタイミングを合わせるために、信号CLKによって同期化された信号を、信号CLKによって再び同期化して、信号D3(図13の(j))として出力する。
【0049】
なお、第2の実施例においても、遅延時間をそれぞれT/3としたが他の値であってもよい。
【0050】
第2の実施例においては、上記構成を用いることにより、第1の実施例と同様の効果を、より簡単な回路構成によって得ることができる。
【0051】
(実施例3)
図14は、本発明によるデータ検出装置の第3の実施例のブロック図である。図14において、再生系10、PLL12、遅延回路131〜133、および同期化回路141〜143は、図1と同様に機能する。
【0052】
図1の構成と異なるのは、比較回路11、判定回路45および閾値制御回路46である。比較回路11は、信号Pを出力するとともに、信号RSに基づいてNRZI符号(図2の(b))を表す信号CSを閾値制御回路46に出力する。
【0053】
判定回路45は、記憶部451、誤り判定部452および誤り訂正部453を有する。判定回路45は、信号D1〜D3から信号D2を生成するとともに、信号D2が表すデータが、記録されたディジタルデータのもつ所定の規則を満たさないこと(すなわち「ビットイレギュラー」)を検出し、閾値制御回路46にビットイレギュラー信号BIを出力する。ここで所定の規則とは、d制約のことである。このビットイレギュラー信号BIは、信号D2が「01010」あるいは「0110」のときには「1」をとり、それ以外のときには「0」をとる。誤り判定部が上述のビットイレギュラー信号BIを出力することを除けば、記憶部451、誤り判定部452および誤り訂正部453は、記憶部151、誤り判定部152および誤り訂正部153と同様に機能する。
【0054】
閾値制御回路46は、カウンタ461および462、誤差計算回路463、閾値調整回路464、およびANDゲート465および466を有する。ANDゲート465は、ビットイレギュラー信号BIが「1」であり、かつ信号CSが「1」であるとき、「1」を出力し、それ以外のときは、「0」を出力する。ANDゲート466は、ビットイレギュラー信号BIが「1」であり、かつ信号CSが「0」であるとき、「1」を出力し、それ以外のときは、「0」を出力する。
【0055】
カウンタ461は、所定の期間内にANDゲート465の出力が「1」になった回数をカウントする。このカウント値は、所定の期間内に発生したNRZI符号における符号「1」のビットイレギュラーの回数に対応する。
【0056】
カウンタ462は、所定の期間内にANDゲート466の出力が「1」になった回数をカウントする。このカウント値は、所定の期間内に発生したNRZI符号における符号「0」のビットイレギュラーの回数に対応する。
【0057】
誤差計算回路463は、カウンタ461のカウント値から462のカウント値を引いた値を計算し、この差の値を表すデータを閾値調整回路464に出力する。この差の値は、所定期間に発生する「1」および「0」のビットイレギュラーのカウント値の差に対応する。
【0058】
図15は、閾値THとNRZIで2値化した信号との関係を示す図である。図15では、(a)のレベルが最適な閾値であり、(b)のレベルは最適な閾値より大きく、(c)のレベルは最適な閾値より小さい。閾値THが、最適な値からシフトすると、図15からわかるように、そのシフトする向き(閾値THのレベルが大きくなるか、小さくなるか)によって、ビットイレギュラーの符号が異なる。すなわち、閾値THが、最適なレベル(a)より大きくなると、NRZI符号において「1」のビットイレギュラーが発生し、閾値THが、最適なレベル(a)より小さくなると、NRZI符号において「0」のビットイレギュラーが発生する。
【0059】
閾値調整回路464は、所定期間に発生する「1」および「0」のビットイレギュラーのカウント値の差に対応するデータを誤差計算回路463から受け取り、カウント値の差に応じて閾値THのレベルを可変する。具体的には、カウント値の差が正のとき、すなわち「1」のビットイレギュラーのカウント値のほうが「0」のビットイレギュラーのカウント値よりも大きいときには、閾値THのレベルを小さくする。カウント値の差が負のとき、すなわち「1」のビットイレギュラーのカウント値のほうが「0」のビットイレギュラーのカウント値よりも小さいときには、閾値THのレベルを大きくする。
【0060】
上記構成により、ビットイレギュラーの発生頻度を再生信号から得ることにより、閾値を自動的に調整することができる。
【0061】
また媒体の種類、装置の特性などに応じて、誤差計算回路463は、カウンタ461および462からのカウント値を重み付けしてから差をとれば、より精度の高い閾値調整をおこなうことができる。
【0062】
さらに第3の実施例においては、カウント値の差が大きいときには、閾値THを変化させるステップを大きくし、カウント値の差が小さいときには、閾値THを変化させるステップを小さくすることが好ましい。これにより、閾値が最適なレベルから大きくシフトしているときには、短い時間で最適なレベルに近づけることができ、かつ閾値と最適なレベルとの差が小さくなったときには、最適なレベルに対してオーバシュートを繰り返すことなく近づけることができる。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、記録媒体などから再生されたアナログ信号が所定の閾値をクロスするタイミングの、ディジタルデータの検出窓における位置を検出し、この検出窓におけるタイミングの位置に応じて、データの誤りの訂正をおこなう。このことにより少なくとも次の効果が得られる。
【0064】
検出窓における位置を高い分解能で検出できるので、誤りの訂正率を改善できる。
【0065】
再生されたアナログ信号から得られたパルス信号を遅延するN個の遅延回路の遅延量が可変であり、各々の遅延量を制御する制御回路をさらに備える。これにより、ディジタルデータ再生信号の特定部分がディジタルデータ記録信号のもつ所定の規則からはずれたビットイレギュラーを判断し、誤りの訂正率を改善することが可能である。
【0066】
また再生されたディジタルデータのビットイレギュラーをカウントし、「1」および「0」のビットイレギュラーのカウント数の大小に応じて、2値化するときの閾値を変えることができる。これにより、誤りの訂正率をより改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ検出装置の第1の実施例のブロック図である。
【図2】第1の実施例におけるタイミングチャートである。
【図3】信号DP1、信号CLKおよび信号D1のタイミングチャートである。
【図4】信号Pの立ち上がりエッジが検出窓の期間1に位置するときのタイミングチャートである。
【図5】信号Pが検出窓の期間2に位置するときのタイミングチャートである。
【図6】信号Pが検出窓の期間3に位置するときのタイミングチャートである。
【図7】先行するパルスおよびその後に続くパルスを示す図である。
【図8】遅延回路131〜133を用いるときの所定の論理の求めかたを説明するための図である。
【図9】5個の遅延回路および5個の同期化回路を用いたデータ検出装置のブロック図である。
【図10】検出窓の分割数Nと訂正率との関係を示すグラフである。
【図11】複数の同期化回路が異なるクロックを用いる構成を示すブロック図である。
【図12】本発明によるデータ検出装置の第2の実施例のブロック図である。
【図13】第2の実施例におけるタイミングチャートである。
【図14】本発明によるデータ検出装置の第3の実施例のブロック図である。
【図15】閾値THとNRZIで2値化した信号との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 再生系
11 比較回路
12 PLL
15 判定回路
131、132、133 遅延回路
141、142、143 同期化回路
151 記憶部
152 誤り判定部
153 誤り訂正部
Claims (8)
- アナログ信号から(d,k)規則にしたがう変調がなされたディジタルデータを再生するデータ検出装置であって、
該アナログ信号が閾値をクロスするタイミングを表すタイミング信号を生成するタイミング抽出手段と、
該タイミング信号から該ディジタルデータの1ビットに対応する周期をもつクロック信号を生成するクロック生成手段と、
該タイミング信号が、該クロック信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジの時間軸上の期間を分割した複数の期間のいずれに存在するかを検出するタイミング位置検出手段と、
該タイミング位置検出手段の検出結果に応じて該ディジタルデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、
を備えているデータ検出装置。 - 前記タイミング位置検出手段は、前記タイミング信号を異なる遅延量だけ遅延することによってN個(Nは2以上の自然数)の遅延タイミング信号をそれぞれ生成する遅延回路と、
該N個の遅延タイミング信号を前記クロック信号によって同期化することによって、該N個の遅延タイミング信号に応じてN個のデータ信号をそれぞれ生成するN個の同期化回路と、
を有しており、
前記誤り訂正手段は、該N個のデータ信号に基づいて、前記ディジタルデータの誤りを訂正する、請求項1に記載のデータ検出装置。 - 前記タイミング位置検出手段は、前記クロック信号を異なる遅延量だけ遅延することによってN個(Nは2以上の自然数)の遅延クロック信号をそれぞれ生成する遅延回路と、
前記タイミング信号を該遅延クロック信号によって同期化することによって、該N個の遅延クロック信号に応じてN個のデータ信号をそれぞれ生成するN個の同期化回路と、
を有しており、
前記誤り訂正手段は、該N個のデータ信号に基づいて、前記ディジタルデータの誤りを訂正する、請求項1に記載のデータ検出装置。 - 前記タイミング位置検出手段は、前記タイミング信号をある遅延量だけ遅延することによって遅延タイミング信号を生成する遅延回路と、前記クロック信号をある遅延量だけ遅延することによって遅延クロック信号を生成する遅延回路と、該タイミング信号および該遅延タイミング信号を該クロック信号および該遅延クロック信号によって同期化することによって、該遅延タイミング信号および該遅延クロック信号に対応するN個のデータ信号を生成する同期化回路と、
を有しており、
前記誤り訂正手段は、該N個のデータ信号に基づいて、前記ディジタルデータの誤りを訂正する、請求項1に記載のデータ検出装置。 - 前記タイミング位置検出手段は、3個の遅延タイミング信号を生成し、該遅延タイミング信号の表すタイミングは、前記クロック信号の周期をTとしたときに、T/3ずつシフトされている、請求項2に記載のデータ検出装置。
- 前記タイミング位置検出手段は、3個の遅延クロック信号を生成し、該遅延クロック信号の表すタイミングは、前記クロック信号の周期をTとしたときに、T/3ずつシフトされている、請求項3に記載のデータ検出装置。
- 前記誤り訂正手段は、前記ディジタルデータの「1」の連続数が所定の数に満たないビット「1」のイレギュラーの発生回数をカウントする第1カウンタと、該ディジタルデータの「0」の連続数が所定の数に満たないビット「0」のイレギュラーの発生回数をカウントする第2カウンタと、該ビット「1」のイレギュラーの発生回数および該ビット「0」のイレギュラーの発生回数に応じて前記閾値を変える閾値制御手段と、を有する請求項1に記載のデータ検出装置。
- 前記閾値制御手段は、前記ビット「1」のイレギュラーおよび前記ビット「0」のイレギュラーのカウントの差に応じて、前記閾値を変えるステップを変える請求項7に記載のデータ検出装置。
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