JPS6234900Y2 - - Google Patents

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JPS6234900Y2
JPS6234900Y2 JP1981116630U JP11663081U JPS6234900Y2 JP S6234900 Y2 JPS6234900 Y2 JP S6234900Y2 JP 1981116630 U JP1981116630 U JP 1981116630U JP 11663081 U JP11663081 U JP 11663081U JP S6234900 Y2 JPS6234900 Y2 JP S6234900Y2
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JP1981116630U
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JPS5823823U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプリント基板等のメツキ処理用ワーク
を搬送するための搬送装置に関する。
この種の装置においては水平なキヤリヤバーに
ワークを吊り下げ、キヤリヤバーをサポートによ
り保持しながら搬送するようになつているので、
搬送中にワークがキヤリヤバーを軸にして大きく
揺れる恐れがあり、その揺れを防止するために一
部の従来品ではサポートにクランプ機構やエアー
シリンダを利用した保持機構を設け、これらの機
構によりキヤリヤバーをサポートに強固に固定す
るようになつている。ところがそのような従来品
では上述の如くクランプ機構やエアーシリンダ式
保持機構を設ける分だけ構造が複雑になり、装置
のコストが高くなるという不具合がある。
本考案は上記従来の不具合を解決するために、
サポートにV形断面の傾斜支持面を設け、該支持
面に対してキヤリヤバーに設けたV形断面の被支
持面を嵌合着座させると共に、サポート及びキヤ
リヤバーに互に嵌合する1対の凹凸部を設けるよ
うにしたことを特徴としている。
更に本考案は、上記キヤリヤバーに、水平方向
に長いキヤリヤバー本体と、キヤリヤバー本体に
剛直に固定されて該本体から上方へ延びる1対の
ブラケツトと、各ブラケツトに剛直に固定されて
キヤリヤバー本体と平行に延びる水平ブラケツト
と、各水平ブラケツトの一端部の垂直な両側面に
固定されるブロツクとを設け、上記水平ブラケツ
トを上下方向に細長い断面を有する帯板で形成
し、上記ブロツクを水平ブラケツトの下縁部より
も上方の部分に固定し、該下縁部により上記凹凸
嵌合部の突部を形成し、各1対の上記ブロツクの
下面により略V形断面の被支持面を形成したこと
を特徴としている。
次に図面により実施例を説明する。
垂直断面略図である第1図において、基礎G上
に設置されたフレーム1の上部には1対の平行な
レール1′が水平かつ第1図の紙面に対して直角
な方向(前後方向)に延びる姿勢で設けてあり、
レール1′上には車輪又はローラ2を介して台車
3が支持されている。台車3にはローラ2を駆動
するモータ等の駆動機構(図示せず)が取り付け
てあり、これらのレール1′、ローラ2、台車
3、モータ等によりサポート5を水平方向に移動
させるための水平搬送機構が形成されている。
サポート5は台車3の下方に位置し、台車3か
ら下方へ延びるコラム6に対して昇降自在に支持
されていると共に、台車3に設置したモータ等の
駆動機構(図示せず)にチエーン7を介して連結
されており、これらのコラム6、モータ、チエー
ン7等により昇降機構が形成されている。
第2図は第1図の−断面図、第3図は第2
図の−矢視図であり、第2図、第3図から明
らかなように、サポート5はコラム6に昇降自在
に支持されたスライダ9と、スライダ9から前
方、すなわち台車3(第1図)の進行方向Fへ概
ね斜下向きに突出した板状ブラケツト10と、第
2図の如くブラケツト10に固定された水平ロツ
ド11と、ロツド11の両端にブラケツト12を
介して固定されたサドル13とを備えている。ロ
ツド11は前記台車進行方向Fに対して直角に延
びており、サドル13はロツド11の延長線上に
ある。サドル13はブロツク体で、第3図の如く
進行方向Fと直角かつ水平な方向に見て、上開き
V形の溝14を形成する1対の傾斜支持面15を
溝え、V形溝14の底部には矩形断面の溝17
(凹部)が形成されている。
第1図においてサポート5の下方にはロツド1
1と平行なキヤリヤバー19(本体)が位置し、
キヤリヤバー19には図示されていないフツクを
介して複数個のメツキ処理用ワークWが剛直に、
すなわちフツクやワークWがキヤリヤバー19に
対して前後(第3図の矢印F及び逆矢印F方向)
に揺動しないように吊り下げてある。ワークWは
基礎G上に設置したメツキ槽20内のメツキ処理
液に浸かつている。キヤリヤバー19本体の両端
近傍には上下に長いブラケツト21の下端が後述
する如く固定され、各ブラケツト21の上端には
キヤリヤバー19本体と平行な水平ブラケツト2
2が固定されている。各ブラケツト22の両端に
は着座部23、24が設けてある。サポート5側
の着座部23はサドル13の上側に位置し、他方
の着座部24は槽20の縁の上方に設けた水平フ
レーム25の上側に位置している。フレーム25
はブラケツト22と直角に延びる姿勢で図示され
ていないコラム等を介して槽20又は基礎G上に
固定された部材で、着座部24が座着するサドル
(図示せず)を備えている。
第4図は第1図の拡大部分図、第5図、第6図
はそれぞれ第4図の−断面図及び−矢視
図であり、これらの図から明らかなように、キヤ
リヤバー19本体は上下に細長い断面形状を有す
る帯板で形成され、ブラケツト21はキヤリヤバ
ー19本体を挾んでボルト26(第4図)により
下端部を固定した1対のL形断面の型材により形
成され、ブラケツト22は上記1対の型材の上端
部間に固定された上下に細長い断面形状の帯板に
より形成されている。着座部23はブラケツト2
2の先端部の両側面に固定した1対の小形ブロツ
ク27とブラケツト22の先端下縁部31とによ
り形成されている。第5図の如く各ブロツク27
の下面29は他方のブロツク27の下面29と共
に略V形断面の被支持面を形成しており、より詳
細には台車進行方向Fを基準にして前方(第5図
の左方)のブロツク27の下面29はブラケツト
22近傍の部分30だけが水平で、それ以外の部
分は前方(左方)へゆくにつれて上方の位置を占
めるように傾斜しており、又後方のブロツク27
の下面29はブラケツト22近傍の部分30だけ
が水平で、それ以外の部分は後方へゆくにつれて
上方の位置を占めるように傾斜している。ブラケ
ツト22先端の下縁部は上記両下面部分30より
も下方へ突出して突部31を形成している。突部
31の厚さtは第3図の溝17の幅Wよりも若干
小さく、従つて第7図の如く突部31は溝17に
無理なく嵌合できるようになつている。
第7図の如く着座部23がサドル13に着座し
た状態において、傾斜支持面15は着座部23の
傾斜下面29を密着状態で支持しており、このよ
うにサドル13の略V形の溝に着座部23が密着
状態で嵌合し、しかも突部31が溝17に嵌合し
ているので、キヤリヤバー19本体が着座部23
を軸にして前後(矢印F及び逆F方向)に揺動す
ることはほとんどなく、従つて次に説明するワー
ク搬送中に第1図のワークWが前後に揺動するこ
とは可及的に防止される。
第1図において2点鎖線で示す如くサポート5
がコラム6に沿つて上昇した位置にある時、サド
ル13は着座部23を下方から支持しており、キ
ヤリヤバー19及びワークWは槽20よりも高い
位置を占めている。このようにサポート5やワー
クWが上昇した状態において台車3がレール1′
上を走行し、ワークWが槽20の真上にくると台
車3は停止する。次にサポート5がコラム6の下
端部まで下降し、ワークWが槽20内のメツキ液
に浸けられる。
これらの動作においてサポート5のサドル13
はキヤリヤバー19の着座部23を前記第7図の
如く支持しているので、台車3の移動時や停止時
にワークWが前後に揺れることはなく(又はほと
んどなく)、ワークWは揺れのない状態でメツキ
液に浸けられる。
ワークWが槽20内で処理されている間、キヤ
リヤバー19の着座部24がフレーム25のサド
ルに支持され、処理が完了すると、サポート5が
上昇してキヤリヤバー19及びワークWを槽20
の上方へ引き上げ、上昇後に台車3が再び走行し
てワークWを次の処理工程へ運ぶ。
以上説明したように本考案によると、サポート
5に第7図の如く略V形の傾斜支持面15を設
け、支持面15によりキヤリヤバー19を下方か
つ前方ならびに下方かつ後方から密着状態で支持
すると共に、突部31と溝17からなる凹凸嵌合
部をサポート5とキヤリヤバー19に設けたの
で、従来品の如くキヤリヤバーをクランプ機構や
エヤーシリンダ式保持機構によりサポートに固定
する場合と同様にワークWの前後の揺れを防止で
き、しかも上記従来品に比べ、構造を簡単化して
コストを下げることができる。
更に本考案では、キヤリヤバー19に凹凸嵌合
部付き傾斜面を形成するために次のような構成を
採用している。
すなわち、キヤリヤバー19の垂直ブラケツト
21に水平ブラケツト22を剛直に固定し、該水
平ブラケツト22を上下方向に細長い断面を有す
る帯板で形成し、略V形断面の被支持面を形成す
る各1対のブロツク27を水平ブラケツト22の
下縁部よりも上方の部分に固定し、該下縁部によ
り上記凹凸嵌合部の突部31を形成している。
この構造によると、突部31を形成する部材
(ブラケツト22)が着座部23全体を上下に貫
通していることになるので、突部31には、ブラ
ケツト22の長手方向を中心とする大きいモーメ
ントが加わるが、それに対して充分に大きいねじ
り強度を確保し、突部31の変形や破損を防止で
きる。
又第1図の−断面略図である第8図により
別の効果を説明すると、上記クランプ機構やエヤ
ーシリンダ式保持機構を備えていない従来品で
は、揺れによりワークWが槽20の前壁35や後
壁36に衝突することを防止するために、壁3
5,36とワークWとの間隔lを大きく設定する
必要があり、従つて槽20の前後方向長さLが長
くなり、多数の槽20を有する処理装置全体では
装置の占有スペースが大きくなるが、本考案によ
るとワークWの揺れを防止できるので、壁35,
36をワークWに近付けることができ、従つて槽
20の前後方向長さLを小さくでき、処理装置全
体をコンパクト化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の垂直断面略図、第2図は第1
図の−断面図、第3図は第2図の−矢視
図、第4図は第1図の拡大部分図、第5図は第4
図の−断面図、第6図は第4図の−矢視
図、第7図はサポートとキヤリヤバーの嵌合部の
側面部分図、第8図は第1図の−断面部分略
図である。 3……台車(水平搬送機構の一部)、5……サ
ポート、7……チエーン(昇降機構の一部)、1
5……傾斜支持面、17,31……溝と突部(凹
凸嵌合部)、19……キヤリヤバー、21……ブ
ラケツト、22……ブラケツト、23……着座
部、27……ブロツク、29……下面(被支持
面)、31……突起、W……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メツキ処理用ワークを吊り下げる水平なキヤリ
    ヤバーと、キヤリヤバーを支持するサポートと、
    サポートを上下に移動させる昇降機構と、昇降機
    構を水平かつキヤリヤバーと直角な前後方向に移
    動させる水平搬送機構とを備え、キヤリヤバーを
    前方かつ下方ならびに後方かつ下方から支持する
    略V形断面の傾斜支持面を上記サポートに設け、
    キヤリヤバーに上記傾斜面に密着する略V形断面
    の被支持面を設け、サポートとキヤリヤバーに凹
    凸嵌合部を設けるとともに、上記キヤリヤバー
    に、水平方向に長いキヤリヤバー本体と、キヤリ
    ヤバー本体に剛直に固定されて該本体から上方へ
    延びる1対のブラケツトと、各ブラケツトに剛直
    に固定されてキヤリヤバー本体と平行に延びる水
    平ブラケツトと、各水平ブラケツトの一端部の垂
    直な両側面に固定されるブロツクとを設け、上記
    水平ブラケツトを上下方向に細長い断面を有する
    帯板で形成し、上記ブロツクを水平ブラケツトの
    下縁部よりも上方の部分に固定し、該下縁部によ
    り上記凹凸嵌合部の突部を形成し、各1対の上記
    ブロツクの下面により略V形断面の上記被支持面
    を形成したことを特徴とするメツキ処理用ワーク
    搬送装置。
JP11663081U 1981-08-04 1981-08-04 メツキ処理用ワ−ク搬送装置 Granted JPS5823823U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11663081U JPS5823823U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 メツキ処理用ワ−ク搬送装置

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JP11663081U JPS5823823U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 メツキ処理用ワ−ク搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPS5823823U JPS5823823U (ja) 1983-02-15
JPS6234900Y2 true JPS6234900Y2 (ja) 1987-09-05

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ID=29910849

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11663081U Granted JPS5823823U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 メツキ処理用ワ−ク搬送装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6078379U (ja) * 1983-11-04 1985-05-31 三菱電機株式会社 乗客搬送装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4112187Y1 (ja) * 1964-07-09 1966-06-08
JPS4214752Y1 (ja) * 1965-05-08 1967-08-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4112187Y1 (ja) * 1964-07-09 1966-06-08
JPS4214752Y1 (ja) * 1965-05-08 1967-08-23

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JPS5823823U (ja) 1983-02-15

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