JPS6234721A - 数値制御歯車面取盤 - Google Patents

数値制御歯車面取盤

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JPS6234721A
JPS6234721A JP17486785A JP17486785A JPS6234721A JP S6234721 A JPS6234721 A JP S6234721A JP 17486785 A JP17486785 A JP 17486785A JP 17486785 A JP17486785 A JP 17486785A JP S6234721 A JPS6234721 A JP S6234721A
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JP
Japan
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spindle
chamfering
machining
tooth
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP17486785A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Serizawa
一明 芹沢
Yasuo Kametani
亀谷 康男
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6234721A publication Critical patent/JPS6234721A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は歯車面取盤、特に一般には歯車R面取盤といわ
れている歯車面取盤に関するもので、詳しくは、加工途
中にデータを補正し、より正確な面取形状を得ることの
できる補正データ作成機能を備えた歯車面取盤に関する
ものである。
従来の技術 従来の歯車面取盤において、その駆動機溝は例えば第1
1図に示すように1つの駆動モータMからプーリ101
.102を介してギヤ列103によりスピンドル104
が側方から回転され、かつギヤ列105を介して回転さ
れる面取形状の倣いカム106によりスピンドル104
周辺部の後端が押されて前後動するようにしてあり、倣
いカム106の一回転でスピンドル104前端に装着さ
れた歯車材Gの一歯の歯端面を面取りカッター〇Tによ
り所定形状に面取り加工するように前記スピンドル10
4の回転と前後動が同期されている。
発明が解決しようとする問題点 前記従来装置にあっては、ベースにスピンドルを前後動
自在でかつ回転自在に支承させ、そのスピンドルをばね
で後方へ引張ってスピンドル前端部の歯車ボス部の後面
をカムレバーに当接させているので、スピンドルの軸受
部における軸直角方向のクリアランスを無くすことがで
きず、軸受部のガタによって面取りカッターの刃の寿命
が短くなり、また軸受部のガタやカムレバーの歪によっ
て面取り加工精度が悪くなる問題があった。また。
一つの駆動モータの回転力を多数の歯車や軸によってス
ピンドルと倣いカムとに伝達し、歯車材の前後動と回転
とを同一駆動源によって行うようにしであるので、多数
の歯車のバックラッシュや軸の歪によって加工精度が悪
くなる上に1段取替の際には例えば同一の歯面取形状を
とるにしても、歯車材の歯数が変われば、スピンドル1
04の回転と倣いカム106による前後動の相対移動関
係が異なりギヤ列105の歯車107.108を歯数の
異なるものと交換し、また、同一歯数の歯車材でも歯面
取形状が異なれば倣いカム106を交換しなければなら
ず、多数の歯面取形状に対する多数の倣いカム106と
、歯車材の各種の歯数に対する多くのチェンジギヤを保
有すると共に管理しなければならず、これらの管理に多
くの費用を要する問題点があった。また、倣いカムが理
論形状どおりに加工されている前記従来装置にて歯車を
加工しても、カッターの逃げやワーク材質のバラツキな
ど、不測の諸条件により面取形状が理論形状よりずれ、
従来はこれに対処するため、加工後のワークを測定して
ずれを求め、このずれを小さくするように倣いカム形状
を補正加工することがあるが、このようにして歯車面取
形状の補正を行う場合には倣いカムを機台からいちいち
取外し。
その倣いカム形状を加工して再び試削しなければならず
1段取替の為に多くの時間と人手を要する問題があった
問題点を解決するための手段 ゛ 本発明の構成を第1図によって説明すれば、ベース1上
にスピンドルヘッド4を前後動自在に設け、そのスピン
ドルヘッドに前後方向のスピンドル11を回転自在に支
承し、このスピンドル11先端には歯車材装着手段16
を具備させ、前記ベース1には第1サーボモータM1に
より作動されるスピンドルヘッド4の前後動手段60を
、また、前記スピンドルヘッド4には第2サーボモータ
M2に;二り作動されるスピンドル11の回転駆動手段
25を設け、更にこれらの第1.第2サーボモータM1
、M2の作動を制御する制御手段を備え。
前記歯車材装着手段に装着される歯車の端面を切削する
面取りカッターCTを前記スピンドルと交差させて配設
すると共に前記制御手段に接続され。
面取加工後の面取形状を測定する測定手段39及び加工
許容値の設定手段を設け、前記制御手段には、所定の歯
面取を行うためのデータ等の入力手段と、前記データか
ら一歯の歯面取に要するスピンドルの回転方向移動量と
これに対応するスピンドルヘッドの軸方向移動量の目標
値を演算する目標値演算手段と、前記測定手段からの軸
方向の測定値と目標値に基づいて算出される誤差を前記
加工許容値と比較する比較手段と、この誤差が許容値に
近づくように軸方向移動量を補正する補正演算手段と、
これらの演算結果等を記憶しておく記憶手段と、この記
憶手段から演算結果を読出し、指令パルス信号として出
力する出力手段とを含んで構成される。
作用 歯車材装着手段に歯車材を装着し、第1サーボモータを
作動させると前後動手段がスピンドルヘラドを正確に前
後動させ、また第2サーボモータを作動させると回転駆
動手段がスピンドルを正確に回転させる。これにより歯
車材は前後動と回動とが別モータによって同時的に行わ
れ、歯車面取カッターによって歯車面取加工が行われる
。歯車材の歯車面取形状を変更する場合には、第1サー
ボモータと第2サーボモータの作動を制御する制御手段
の制御データを変更することによって行うことができる
。しかも、加工の目標値に対する補正データは、面取形
状の測定手段により制御装置へ直接送られてくる実測デ
ータと目標値に基づく加工誤差を加工許容値と比較し、
この誤差が加工許容値に近づくように補正、演算して自
動的に得ることができ、この補正値を直接記憶手段に記
憶させてくり返し試削を行ない、カッターの逃げ等の不
測の諸条件を補いながら正確な面取形状を実現する。
実施例 第2〜4図において、ベース1上には左右にほぼT字状
の軌道台2.2がベース1長手方向全長に亘って敷設さ
れ、当金3.3で位置決め保持されている。4はスピン
ドルヘッドで、下部には四隅に直線転動案内5・・・が
装着され、前記軌道台2.2に前後方向移動自在に案内
されている。この直線転勤案内5には1周回するベアリ
ング列が複数組内蔵され、前記軌道台2との間で、ベア
リングによりころがり案内をするようにしであると共に
、このベアリングには予圧がかけられ、軌道台2に対し
直線転勤案内5がガタなく案内されるようになっている
。スピンドルヘッド4の下部には更に前後動手段として
例示するボールねじ60のナツト6が装着されている。
このナツト6に螺合された親ねじ7は前記ベース1の上
面後部に固設された支持台8にベアリング9によって回
動自在に支持され、更にこの親ねじ7はカップリング1
0を介して第1サーボモータM1の回転軸Mlaに連結
され、この回転軸Mlaの回転によりボールねじ60を
介してスピンドルヘッド4を前後動させるようにしであ
る。尚、このボールねじ60、及びベアリング9にも夫
々予圧がかけられ、軸方向(前後方向)のガタがなくな
るようにしである。
上記のように第1サーボモータM1によってボールねじ
60の親ねじ7を直接回転させ、この親ねじ7に螺合す
るナツト6をスピンドルヘッド4に固定してスピンドル
ヘッド4を前後動させるようにしであるので、動力伝達
途中におけるガタや歪を小さくでき、スピンドルヘッド
4を正確に前後動させることができる。次にスピンドル
ヘッド4にはスピンドル11が前記軸方向と平行にベア
リング12によって回動自在に支持され、このスピンド
ル11にはその中心に段付中空孔13が形成されている
。この段付中空孔13には把持解放手段の一部を構成す
るドローバー14が軸方向摺動自在に嵌装されると共に
把持ばね15により後方(第2図左方)へ向けて付勢さ
れている。ドローバ−14先端には歯車材装着手段とし
て例示するコレットチャック16のアーバ17後端が連
結され、コレットチャック16はスピンドル4の先端に
取外し可能に固着されている。スピンドル11には更に
中空孔13に貫通する透孔18.19が穿設され、この
透孔18.19にはてこ杆20が挿通されて下端がピン
支持されて軸方向に揺動可能にしてあり、上端が透孔1
8から外周側へ突出させである。このてこ杆2oの前面
は前記ドローバー14の後端に当接され、また、てこ杆
20の上部後端は、ばね15力で透孔18の後端21に
当接してその後方揺動位置が規制されている。また、て
こ杆2oと対応するスピンドルヘッド4部分にも透孔2
2を形成し、この透孔22に対応して前記てこ杆20を
解放作動させる作動杆23がスピンドルヘッド4に揺動
可能に支持され、この作動杆23はスピンドルヘッド4
に設けたシリンダ24により揺動させるようにしである
。前記シリンダ24と作動杆23は把持解放手段の解放
手段を構成している。スピンドル11の後端は減速比の
大きな減速機構25の出力部に連結され、この減速機構
25の入力部には第2サーボモータM2の回転軸M 2
 aが連結されている。このように第2サーボモータM
2によって作動される減速機構25をスピンドル11の
後方に配設し、その減速機構25の出力部をスピンドル
11の後端に連結してスピンドル11を直接回転させる
ようにして回転駆動手段を構成しであるので、動力伝達
途中におけるガタや歪を小さくでき、スピンドル11を
正確に回転させることができる。この減速機構25には
例えばハーモニックドライブ(登録商標)が用いられる
。このハーモニックドライブ(登録商標)は楕円状のカ
ムとその外周にはめたボールベアリングから成るウェー
ブジェネレータと、外周に多数の歯を有するカップ状の
金属弾性体から成るフレクスプラインと、内周にフレク
スプラインの歯と同ピツチでそれより1又は2枚多い歯
を有するリング状の剛体から成るサーキュラスプライン
とで構成され、ウェーブジェネレータが一回転するとサ
ーキュラスプラインが1又は2歯分のみ逆方向へ回転す
るようになっている。CTは面取りカッターで、周知の
如く前記スピンドル4の前方でスピンドル11の回転中
心に向けてスピンドル11と交差して配設されている。
この面取りカッターCTを先端に備えたカッタスピンド
ルユニット26は、スライドユニット27のスライドテ
ーブル28上に載置され、油圧シリンダ29の作動で進
退自在にしである。このカッターCTはプリセットゲー
ジ等で一定寸法に設定しである。
スライドユニット27のベース3oにはその先端にスト
ッパー31が前記シリンダ29のピストンロッド先端と
対向して軸方向調整自在に装着してあり、歯車材Gの歯
面取を行う際の歯たけ方向におけるカッター位置(通常
は、切削時にピストンロッド先端がストッパ31に当接
した状態でカッター先端が歯車材Gの歯底円に達する程
度)を調整するようになっている。面取りカッター〇T
は図示しないモータにより所定回転にて回転するように
してあり、歯車材Gの歯端面に対して交差して前記スピ
ンドルヘッド4の前後動とスピンドル11の回転により
面取りカッターCTに対する歯端面位置を変えていくこ
とで所定の面取形状を得るようにしである。
次に前記第2.3.4図により面取面の測定手段及びそ
の移動手段について説明する。スピンドルヘッド4の上
面前端部にL字状の支持ベース32を装着し、その先端
には支持アーム33が揺動自在に軸支されており、この
支持アーム33の先端には測定手段39として例示する
差動変圧式マイクロメータが装着されている。この差動
変圧式マイクロメータ39は、周知のように一次コイル
39aを発振器50による一定の交流電圧で励磁するこ
とにより、差動接続されている2個の二次コイル39b
に夫々電圧が誘起され、この電圧は測定子42と連結さ
れている可動鉄心39cの位置により変化し、この電圧
の差を出力電圧として取出し、増幅、!!流してDC出
力として出力するものである。また、支持アーム33と
支持ベース32間にはシリンダ34が配置され、このシ
リンダ34の後退端において、前記測定子42が面取面
100に対して第9図に示すように■q定円上の測定位
置×1に位置し、前進端において待機位置〉で3に位置
するようにしである。尚、L字状の支持ベース32は周
知のマグネット台座35を有し、スピンドルヘッド4に
対して着脱可能にしである。
次に前記第1.第2サーボモータM1.M2の制御装置
について説明する。第4図において、制御手段はパルス
信号発生装置43と位置決め制御装置44とから構成さ
れる。パルス信号発生装置43は、主に比較、演算を受
は持つ主マイクロコンピュータ45 (パーソナルコン
ピュータ)とこの主マイクロコンピュータ45からの指
令で機台制御装置46(シーケンサ)や第1、第2サー
ボモータM1.M2等に指令を出すコントローラ47と
から構成される。主マイクロコンピュータ45、コント
ローラ47ともにCPU45A、47A、ROM45B
、47B、RAM45C,47C及びI10インターフ
ェース45D、47Dとこれらを接続するパスライン等
で構成される。主マイクロコンピュータ45の工/○イ
ンターフェース45Dにはキーボード48(入力手段)
が接続され、また主マイクロコンピュータ45とコント
ローラ47とはR8232Cケーブル49で接続されて
いる。主マイクロコンピュータ45のROM45B及び
:I:/ト0−ラ47(7)ROM47Bには夫々、第
5図及び第6図に示すフローチャートに従うプログラム
が予め記憶され、また、その演算結果等がRAM45C
,47Gに記憶されるようになっている。前記キーボー
ド48からは、所定の歯面取形状を実現するのに要する
データ(歯車材の歯数、面取形状1面取りカッタ径d、
測定手段39の測定子42が面取面形状の測定をする測
定円直径及びワークの送り速度に関する諸データ)の他
に、補正データを作成するために要する加工許容値も入
力され、加工許容値の設定手段も兼ねており、また、各
種の動作指示も入力されるようにしである。コントロー
ラ47のI10インターフェース47Dには、面取りカ
ッターCTの前進、後退及び回転指令や前述の測定手段
の移動装置への指令を出す機台制御装置46が接続され
、また、前記測定手段39からのDC出力がA/Dコン
バータ51を介してデジタル信号として入力されている
。更にこのI10インターフェース47Dには、位置決
め制御装置44.44が接続され、この位置決め制御装
置44は周知のようにパルス信号弁別器52、減算器5
3、位置偏差カウンタ54、D/Aコンバータ55、サ
ーボアンプ561回転速度検出器57、回転数検出器5
8から構成される装置ループサーボ系59、速度ループ
サーボ系6oから成っており、コントローラ47からの
指令パルス信号により第1.第2サーボモータM1、M
2を制御するようになっている。
次に、この装置による動作を第5.6図に示すフローチ
ャートに従って説明するが、第5図に示すものをプログ
ラムA、第6図に示すものをプログラムBとする。プロ
グラムA、B共にスタートさせるが、先ずプログラムA
について順に説明する。プログラムAをスタートさせ、
先ずステップ1でキーボード48からの動作指示が初期
データ入力かどうか判定し、ステップ2では歯面取形状
を得るための演算を行う各種データを入力する。
いま、例えば第7図のような面取形状(直線−円弧一直
線)を得ようとすると、測定手段39で測定するときの
測定円の直径りと歯数Z、また、面取形状として直線部
の面取角αと円弧部の半径rを入力する。更に、ワーク
送り速度のデータとして例えば第8図に示すような速度
線図を得るために、カッター中心位置とワークの関係よ
りワーク切込量の多い部分(カッター中心位置で示すと
第9図の点a、 −点間や点D−E間)では一定の低速
で、また切込量の少い部分(点A−D間や点E−an間
)では適当な点B、C,Fを選んで加減速するように各
点A、B、・・・とその時の速度Vいv2をインプット
する。次にステップ3で理論的な歯面取形状との軸方向
移動量の加工許容差をキーボード48より入力する。次
にステップ4に進んで面取りカッターCTに対する歯端
面の位置(目標値)を算出する。第7図に示すように回
転方向の移動量aiと軸方向の移動量hiとの間にはh
+ = aitan a (点a0〜A間、最初の直線部分) hi=E[■i−1/2)”+11 (点A−F間、円弧部分) h+= (P −aItan a ) (点G”an間、後の直線部分) 但し測定円の円弧ピッチ:P=πD/Z先端円弧の中心
とカッター径中心との距離:R==r+d/2 カッターの原点a、、anを結ぶ線と先端円弧中心との
距離: H= (P/ 2) ・tan a −R/cos a
の関係があり、回転方向の点a0からan間を多数の点
に分割してその各分割点a、、a□−aX・・・anに
対し、前記各式に従って軸方向移動量り。、hl・・・
hnの目標値(理論値)を算出する。それと共に前記送
り速度のデータに基づいて前記点a。−anの分割した
各点においての速度を算出し隣り合う各点の速度と移動
量に基づいて各点間を移動させるのに要する時間を算出
してステップ5でRAM45c内の所定のメモリ領域に
記憶させる。続いてステップ6でこの回転方向移動量(
分割点)とこれに対する軸方向移動量の目標値及び各点
における速度データをR8232Cケーブル49を介し
てコントローラ47へ転送し、ステップ1へ戻る。プロ
グラムBではスタート後ステップ7で初期データ入力か
どうか判定し、今、初期データ入力なのでステップ8へ
進み主コンピユータ45から目標値が転送されるのを待
つ。先程ステップ6・でデータが転送されたのでステッ
プ9でこれらをRAM47 C内の所定のメモリ領域に
加工データとして記憶してステップ7へ戻る。いま、加
工データのうち分割点a、〜anに対する軸方向移動量
をAh1〜Ahnとする。ステップ9の実行段階ではA
h、 =h、 、 Ah、=h2、・・・Ahn =h
nである。次に各分割点aiに対する軸方向移動量Ah
iの補正について説明する。
ステップ1.7で初期データ入力でない場合を選択し、
(つまり加工、又は補正モード)プログラムA、Bは夫
々ステップ10.11へ進む。今、補正データを作成す
るので、ステップ11でコントローラ47を補正モード
に選択する。次いでステップ12でシリンダ34を前進
させ、測定手段39の測定子42を待機位置×2に位置
させる。
このように測定手段39が待機位置×2にある状態でス
テップ13でカッターCTを前進端まで前進させて回転
させ、ステップ14から16では加工データから回転方
向の分割点a0から順に回転方向の分割した各点a、と
軸方向移動量Ah+を読出し、次に移動する点a1+0
、Ahr +xとの移動量の差を演算すると共に前記時
間換算した速度データを読み出して前記移動量の差を速
度データに基づく移動時間内に指令パルス信号として出
力する。こうして回転方向の点a0からanに到るまで
、つまり一歯分の加工が終了するまで次々とデータを読
出して出力する。このようにしてパルス信号発生手段か
ら指令パルス信号が回転方向と軸方向との夫々のパルス
信号弁別器52へ同期して入力され。
これらのパルス信号弁別器52の他の入力には回転数検
出器58から第1、第2サーボモータM1、M2夫々の
回動量に応じた数のパルス信号が加えられ、パルス信号
弁別器52はこれらの入力信号の加算、減算の弁別を行
ない、これを位置偏差カウンタ54へ導く。位置偏差カ
ウンタ54のカウント値はパルス信号発生手段で指定さ
れた値とワーク現在位置とのずれパルス数に対応するも
ので、D/A変換器55でアナログ信号に変換されて減
算器53に加えられる。減算器53の他の入力には回転
速度検出器57からの第1、第2サーボモータM1、M
2の回転速度に対応するアナログ信号が入力されており
、減算器53は2つの入力信号の偏差をとってこれをサ
ーボアンプ56を介して第1、第2サーボモータM1、
M2に出力されて第7図に示すように面取りカッターC
Tに対する歯車材Gが回転方向と軸方向に移動されて所
定の歯面取形状が形成される。ステップ17で一歯分の
終了を判定し、−両分終了すればステップ18でカッタ
ーCTを後退させて、加工直後の面取面100を一歯分
逆回転させて再び加工位置に戻し、ステップ19でシリ
ンダ34を後退端まで後退させて測定手段39の測定子
42を前記加工直後の面取面100に対し、測定位置×
1に位置させる。測定手段39の測定子42の先端は第
11図に示すように丁度カッターCTの半径と同一の半
径(d/2)の球面としてあり、測定開始時にはその中
心位置が回転方向の分割点の始点a。に位置される。次
いでその回転方向位置が始点a0か終点anかをステッ
プ20で判定し、そうでない場合にのみステップ21へ
進み、1分割点(分割点a1)の軸方向移動量hi′を
測定し、ステップ22でこの測定データhi’ (軸方
向の)と加工データAhtを主コンピユータ45へ転送
する。主コンピユータ45はコントローラ47からの転
送データ待ちのステップ10においてデータが転送され
、ステップ30で測定データhi’と先に演算記憶して
おいた目標値h+との差を演算する。次いでステップ3
1でこの差Aが加工許容値内かを判定し、許容値内なら
分割点atの加工データとしての軸方向移動量Ahtは
補正の必要がなく、この分割点に対し、ステップ32で
OKコードをセットし、許容値を外れていれば、ステッ
プ33で分割点aiに対する軸方向移動量Ah+を前記
差Aだけ元の軸方向移動量A h+から減じたものとす
る。次いでステップ34で全分割点終了したかを判断し
、そうでないときはステップ40で次の分割点ai+、
へ回転させるようにコードをコントローラ47へ出力す
る。この出力によりステップ23〜25で入力待ちとな
っていたプログラムBは、ステップ26で1分割点回転
信号を出力し、このパルス信号で第2サーボモータM2
が1分割魚介回転され、測定子42に対し面取面100
が1分割点回転されてステップ20へ戻る。こうして加
工直後の一歯分の面取面100の全ての分割点a。−a
nについて測定をくり返し、全分割点終了するとステッ
プ35で全分割点での誤差Aが許容値内かどうか判定し
、そうであれば、全分割点が○にであるコードをステッ
プ36で出力し、分割点aニーaX、・・・(inに対
する補正された軸方向移動量をコントローラ47へ転送
しくステップ37)、コントローラ47側ではステップ
23でOKコードが入力するためステップ27で補正さ
れた軸方向移動量を全分割点に対して加工データとして
更新、記憶する。ステップ35で許容値に入らない時は
ステップ38でコントローラ47へ1歯測定完了コード
を出力し、そこまでの段階での全分割点に対応して補正
された軸方向移動量もコントローラ47へ出力する(ス
テップ39)。コントローラ47ではステップ24で1
歯測定完了コードが入力したのでステップ28で転送さ
れてきた補正後の軸方向移動量を加工データとしてこれ
まで記憶していた直前の軸方向移動量と入れ替える。ス
テップ29で1歯測定完了信号を機台制御装置46へ出
力し、ステップ12へ戻る。こうして−歯切剤、−量測
定、補正をくり返し、次々と分割点に対する加工データ
の軸方向移動量を補正、更新していくことで、目標の面
取形状に極めて近い面取面が得られることになる。こう
して加工データの補正が完了すると、ステップ11で加
工モードを選択し、ステップ41〜44で加工データを
読出し1回転及び軸方向の隣り合うポイントの差を速度
データに基づいて演算してパルス信号を出力し、金歯に
ついて切削する。
尚、本実施例では始点a1と終点an以外で測定子42
が面取面100と当接し、これを倣うような面取形状で
説明したが、勿論そうでない場合にも適用でき、その時
は、ステップ2oの判断条件を変更してやればよい。更
に本実施例では、歯車材Gをコレットチャック16から
取外すことなくしかも歯車材を分割点ごとに測定手段に
対して回転させるようにして測定するようにしたので、
測定時間の短縮が図れ、また、第2サーボモータを切削
時と測定時の兼用とし得るという利点がある。
この実施例では、スピンドルヘッド上に解放手段を設け
て歯車材の把持解放を行うようにしたので、従来の如き
回転シリンダーの使用を無くすことができ、これにより
把持解放手段の構造を簡単にできてコスト低減を図るこ
とができる。また主マイクロコンピュータ45により歯
車材の切込量に対応して歯車材の送り速度を演算するよ
うにし。
この速度データに従って歯車材の回転及び軸方向移動を
させるようにしたので、切込量に対して常に適切な送り
速度が設定でき、一定速度で歯車材を移動させるものに
比べ、面取時間の短縮及び面取りカッターの寿命を伸ば
すことができる。
尚、この速度制御は特に面取時間の短縮や面取りカッタ
ーの寿命を考えなければ省略してもよい。
更に、予め複数の面取形状を記憶させておくと共に、そ
の面取形状に対する速度曲線も記憶させておき1面取形
状のデータ設定により速度データが作成されるようにし
てあってもよい。また、本実施例では面取形状を直線−
円弧一直線のもので説明したが、他の形状も実現できる
ことは言う迄もない。また、パルス信号発生手段43を
2つのマイクロコンピュータで構成したが、1つのマイ
クロコンピュータでも実施可能である。また、補正はカ
ッター交換直後の試剤時のみでなく、多数のワークを加
工した後にも実施するようにしてあってもよい。
発明の効果 以上のように本発明においては、スピンドルヘッドを第
1サーボモータにて前後動させ、そのスピンドルヘッド
上のスピンドルを第2サーボモータにて回転させ、その
スピンドルの先端に歯車材装着手段を具備させ、その歯
車材装着手段に装着する歯車の前後動と回転とを夫々別
の支承部分において行うようにしたので、各支承部分に
おけるクリアランスをほとんどゼロにでき、また従来装
置の如きカムレバーを使用しないので、機械系の歪を小
さくでき、その結果歯車材の加工中における振動を少な
くできてカッターの寿命を良くし得ると共に加工精度の
向上を図ることができる。また歯車材の前後動と回転と
を夫々第1、第2サーボモータの駆動を制御手段から発
信される指令パルス信号によって制御するようにしたの
で、段取替えが極めて容易、迅速に行うことができ、従
来のように倣いカムを交換するものに比べ段取暫時間を
大幅に短縮し得る。更にこのように段取暫時間を大幅に
短縮し得るものであっても加工許容値を入力し、データ
補正のモードにおいては測定手段で面取面を測定してこ
の測定データを制御装置へ直接送り、目標値演算手段で
計算されるスピンドルヘッドの軸方向移動量の目標値と
、前記加工許容値及び測定データとから前記軸方向移動
量を制御装置内で演算、補正するようにしたので、短時
間で正確なデータ補正ができ、予測できないカッターの
にげ等の諸条件をカバーしてより精度の高い歯面取形状
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すクレーム対応図、第2図は
歯車面取盤断面図、第3図は第2図の■視図、第4図は
制御装置を示す図、第5.6図はフローチャート、第7
図は面取りカッターと歯端面との関係図、第8図は加工
の速度線図、第9図は歯端面と面取りカッターの関係図
、第10図は測定子と面取面との関係図、第11図は従
来の装置を示す図である。 ■・・・ベース、 4・・・スピンドルヘッド、 11
・・・スピンドル、 16・・・歯車材装着手段、 2
5・・・減速機構、39・・・測定手段、 45・・・
主マイクロコンピュータ、 47・・・コントローラ、
 48・・・キーボード、60・・・前後動手段、 1
00・・・面取面、 Ml、Ml・・・第1、第2サー
ボモータ、 G・・・歯車材 CT・・・面取りカッタ
ー 特許出願人     豊和工業株式会社187図 速 度 第8図 回転方向移動雀 !10図 ρ 第11図 7区 Mlす1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ベース上にスピンドルヘッドを前後動自在に設け、
    そのスピンドルヘッドに前後方向のスピンドルを回転自
    在に支承し、このスピンドル先端には歯車材装着手段を
    具備させ、前記ベースには第1サーボモータにより作動
    されるスピンドルヘッドの前後動手段を、また、前記ス
    ピンドルヘッドには第2サーボモータにより作動される
    スピンドルの回転駆動手段を設け、更にこれらの第1、
    第2サーボモータの作動を制御する制御手段を備え、前
    記歯車材装着手段に装着される歯車材の歯端面を切削す
    る面取りカッターを前記スピンドルと交差する方向に配
    設すると共に前記制御手段に接続され、面取加工後の面
    取形状を測定する測定手段と加工許容値の設定手段を設
    け、前記制御手段には、所定の歯面取を行うためのデー
    タ等の入力手段と、前記データから一歯の歯面取に要す
    るスピンドルの回転方向移動量とこれに対応するスピン
    ドルヘッドの軸方向移動量の目標値を演算する目標値演
    算手段と、前記測定手段からの軸方向の測定値と前記目
    標値に基づいて算出される誤差を前記加工許容値と比較
    する比較手段と、この誤差が加工許容値に近づくように
    軸方向移動量を補正する補正演算手段と、これらの演算
    結果等を記憶しておく記憶手段と、この記憶手段から演
    算結果を読出し、指令パルス信号として出力する出力手
    段とを含んで構成されることを特徴とする数値制御歯車
    面取盤。
JP17486785A 1985-08-08 1985-08-08 数値制御歯車面取盤 Pending JPS6234721A (ja)

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