JPS6234652B2 - - Google Patents
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- JPS6234652B2 JPS6234652B2 JP55158556A JP15855680A JPS6234652B2 JP S6234652 B2 JPS6234652 B2 JP S6234652B2 JP 55158556 A JP55158556 A JP 55158556A JP 15855680 A JP15855680 A JP 15855680A JP S6234652 B2 JPS6234652 B2 JP S6234652B2
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- Japan
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- conveyor line
- lifting
- free
- floor conveyor
- pair
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、下端左右に被載置部を有する被搬送
物を支持搬送するフロアコンベヤラインと、前記
被搬送物を吊下げ搬送する吊下げ搬送ラインとの
受渡し部に設けられる調芯移載装置に関するもの
で、その目的とするところは、フロアコンベヤラ
インで搬送されてきた被搬送物を、その被載置部
を支持して調芯したのち吊下げ搬送ラインに渡す
ことができ、その際に被載置部に摺接を生ぜしめ
ることなく所期の調芯を行なえる調芯移載装置を
提供する点にある。
物を支持搬送するフロアコンベヤラインと、前記
被搬送物を吊下げ搬送する吊下げ搬送ラインとの
受渡し部に設けられる調芯移載装置に関するもの
で、その目的とするところは、フロアコンベヤラ
インで搬送されてきた被搬送物を、その被載置部
を支持して調芯したのち吊下げ搬送ラインに渡す
ことができ、その際に被載置部に摺接を生ぜしめ
ることなく所期の調芯を行なえる調芯移載装置を
提供する点にある。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図はライン形態の一例を示し、1はフ
ロアコンベヤライン、2は吊下げ搬送ライン、3
はフロアコンベヤライン1の終端と吊下げ搬送ラ
イン2との間での受渡し部で、該部に本発明の調
芯移載装置4が設けられる。前記フロアコンベヤ
ライン1は第2図、第3図に示すように、機枠5
と、この機枠5に取付けた左右一対のレール6
と、これらレール6に案内される左右一対のロー
ラチエン(図示せず)と、これらローラチエン間
に取付けた支持部材7とからなり、支持部材7は
2本1組として長さ方向に複数組設けられてい
る。そして1組の支持部材7は、被搬送物の一例
である自動車ボデイ8の底面8aを受止めて該自
動車ボデイ8を搬送する。なおこのフロアコンベ
ヤライン1は間欠駆動される。また自動車ボデイ
8の底面8a左右には下方に突出する被載置部9
A,9Bが形成されている。前記吊下げ搬送ライ
ン2は、トロリ駆動装置用レール10と、トロリ
案内用レール11と、トロリと一体のハンガ装置
12などから構成され、このハンガ装置12はト
ロリと一体の天枠13と、この天枠13に左右揺
動可能に取付けた左右一対の側枠14A,14B
と、これら側枠14A,14Bの下端に取付けた
内方への吊下げ係止部15A,15Bから構成さ
れている。前記受渡し部3には架構16が設けら
れ、この架構16に左右一対のハンガ装置振れ止
め装置17A,17Bと左右一対の側枠開動操作
装置18A,18Bとが設けられる。すなわち前
記ハンガ装置振れ止め装置17A,17Bは、架
構16に取付けたシリンダ19A,19Bと、そ
のピストンロツドに取付けた係合片20A,20
Bとからなり、この係合片20A,20Bが前記
天枠13に対して係脱可能になる。また前記側枠
開動操作装置18A,18Bは、架構16に取付
けたシリンダ21A,21Bならびに揺動片22
A,22Bとからなり、シリンダ21A,21B
のピストンロツドを揺動片22A,22Bの上端
に連結すると共に、この揺動片22A,22Bの
下端を操作部22a,22bとしている。調芯移
載装置4は次のように構成されている。すなわち
フロアコンベヤライン1を挾んで左右一対の支柱
23A,23Bが立設され、この支柱23A,2
3Bに取付けたレール24A,24Bに複数個の
ローラ25A,25Bを介して昇降可能に案内さ
れる昇降台26A,26Bが設けられ、さらに昇
降台26A,26Bを昇降させるシリンダ27
A,27Bが設けられている。前記昇降台26
A,26B上にはフロアコンベヤライン1方向の
レール28A,28Bが設けられ、これらレール
28A,28Bに複数個のローラ29A,29B
を介して移動可能に案内される腕杆30A,30
Bを設けると共に、腕杆30A,30Bを移動さ
せるシリンダ31A,31Bを設けている。前記
腕杆30A,30Bは内方に伸び、前記支持部材
7の下方に位置する内端の前後には夫々自由運動
可能な受け台32A,32Bが設けられている。
すなわち第4図〜第6図に示すように腕杆30
A,30Bの内端には左右方向のガイド33が取
付けられている。このガイド33には、支持ロー
ラ34a,34bと横振れ防止ローラ35a,3
5bとを介して前後一対の二叉脚体36a,36
bが配設され、これら二叉脚体36a,36bの
上端間にフリーテーブル37が取付けられてい
る。前記腕杆30A,30Bの前後端からは固定
ブラケツト38a,38bが連設され、これら固
定ブラケツト38a,38bの相対向する端部は
二叉脚体36a,36bの空間39a,39b内
に位置している。前記固定ブラケツト38a,3
8bの相対向端にロツド40が連設され、このロ
ツド40に一対の可動筒体41a,41bが外嵌
されている。そしてロツド40には、両可動筒体
41a,41bを外方付勢するばね42が外嵌さ
れている。なお可動筒体41a,41bの外方移
動は二叉脚体36a,36bの内面への接当によ
り規制される。以上38a,38b〜42により
自動復帰可能な移動許容装置43を構成する。前
記フリーテーブル37の中央には前記吊下げ搬送
ライン2に沿つた長孔44が形成されており、こ
の長孔44に嵌合するベアリング45が縦軸46
に外嵌されている。縦軸46の上端は締付構造4
7を介して受け台32A,32B側に固定されて
いる。ここで受け台32A,32Bは、下位に位
置して前記縦軸46が固定されるフラツト板48
と、このフラツト板48上に取付けたクツシヨン
ゴム49とから構成される。前記フラツト板48
の底面には凹部50が形成され、この凹部50内
にはフリーテーブル37の上面に形成した凹部5
1内で転動可能な複数のボール52が挿入されて
いる。前記縦軸46とフリーテーブル37との間
に受け台復帰装置53が設けられている。すなわ
ち縦軸46の下端は角頭54に形成され、これに
2本のピアノ線55が摺動可能に挿通されてい
る。これらピアノ線55は、フリーテーブル37
の内外端下面に取付けた夫々のピース56,57
に摺動可能に挿通されている。前記ピアノ線55
の外端は折曲されてフリーテーブル37に固定さ
れている。前記腕杆30A,30B上で両受け台
32A,32B間には、第2図、第3図に示すよ
うに前後一対のスライド用レール58A,58B
が取付けられ、これらスライド用レール58A,
58Bに案内される左右一対のスライド板59
A,59Bを設けると共に、スライド作動用のシ
リンダ60A,60Bを設けている。前記スライ
ド板59A,59Bには、被載置部9A,9Bの
外面に接当可能な外側プツシヤ板61A,61B
と、被載置部9A,9Bの内面の接当可能な内側
プツシヤ板62A,62Bとが夫々取付けられて
いる。
する。第1図はライン形態の一例を示し、1はフ
ロアコンベヤライン、2は吊下げ搬送ライン、3
はフロアコンベヤライン1の終端と吊下げ搬送ラ
イン2との間での受渡し部で、該部に本発明の調
芯移載装置4が設けられる。前記フロアコンベヤ
ライン1は第2図、第3図に示すように、機枠5
と、この機枠5に取付けた左右一対のレール6
と、これらレール6に案内される左右一対のロー
ラチエン(図示せず)と、これらローラチエン間
に取付けた支持部材7とからなり、支持部材7は
2本1組として長さ方向に複数組設けられてい
る。そして1組の支持部材7は、被搬送物の一例
である自動車ボデイ8の底面8aを受止めて該自
動車ボデイ8を搬送する。なおこのフロアコンベ
ヤライン1は間欠駆動される。また自動車ボデイ
8の底面8a左右には下方に突出する被載置部9
A,9Bが形成されている。前記吊下げ搬送ライ
ン2は、トロリ駆動装置用レール10と、トロリ
案内用レール11と、トロリと一体のハンガ装置
12などから構成され、このハンガ装置12はト
ロリと一体の天枠13と、この天枠13に左右揺
動可能に取付けた左右一対の側枠14A,14B
と、これら側枠14A,14Bの下端に取付けた
内方への吊下げ係止部15A,15Bから構成さ
れている。前記受渡し部3には架構16が設けら
れ、この架構16に左右一対のハンガ装置振れ止
め装置17A,17Bと左右一対の側枠開動操作
装置18A,18Bとが設けられる。すなわち前
記ハンガ装置振れ止め装置17A,17Bは、架
構16に取付けたシリンダ19A,19Bと、そ
のピストンロツドに取付けた係合片20A,20
Bとからなり、この係合片20A,20Bが前記
天枠13に対して係脱可能になる。また前記側枠
開動操作装置18A,18Bは、架構16に取付
けたシリンダ21A,21Bならびに揺動片22
A,22Bとからなり、シリンダ21A,21B
のピストンロツドを揺動片22A,22Bの上端
に連結すると共に、この揺動片22A,22Bの
下端を操作部22a,22bとしている。調芯移
載装置4は次のように構成されている。すなわち
フロアコンベヤライン1を挾んで左右一対の支柱
23A,23Bが立設され、この支柱23A,2
3Bに取付けたレール24A,24Bに複数個の
ローラ25A,25Bを介して昇降可能に案内さ
れる昇降台26A,26Bが設けられ、さらに昇
降台26A,26Bを昇降させるシリンダ27
A,27Bが設けられている。前記昇降台26
A,26B上にはフロアコンベヤライン1方向の
レール28A,28Bが設けられ、これらレール
28A,28Bに複数個のローラ29A,29B
を介して移動可能に案内される腕杆30A,30
Bを設けると共に、腕杆30A,30Bを移動さ
せるシリンダ31A,31Bを設けている。前記
腕杆30A,30Bは内方に伸び、前記支持部材
7の下方に位置する内端の前後には夫々自由運動
可能な受け台32A,32Bが設けられている。
すなわち第4図〜第6図に示すように腕杆30
A,30Bの内端には左右方向のガイド33が取
付けられている。このガイド33には、支持ロー
ラ34a,34bと横振れ防止ローラ35a,3
5bとを介して前後一対の二叉脚体36a,36
bが配設され、これら二叉脚体36a,36bの
上端間にフリーテーブル37が取付けられてい
る。前記腕杆30A,30Bの前後端からは固定
ブラケツト38a,38bが連設され、これら固
定ブラケツト38a,38bの相対向する端部は
二叉脚体36a,36bの空間39a,39b内
に位置している。前記固定ブラケツト38a,3
8bの相対向端にロツド40が連設され、このロ
ツド40に一対の可動筒体41a,41bが外嵌
されている。そしてロツド40には、両可動筒体
41a,41bを外方付勢するばね42が外嵌さ
れている。なお可動筒体41a,41bの外方移
動は二叉脚体36a,36bの内面への接当によ
り規制される。以上38a,38b〜42により
自動復帰可能な移動許容装置43を構成する。前
記フリーテーブル37の中央には前記吊下げ搬送
ライン2に沿つた長孔44が形成されており、こ
の長孔44に嵌合するベアリング45が縦軸46
に外嵌されている。縦軸46の上端は締付構造4
7を介して受け台32A,32B側に固定されて
いる。ここで受け台32A,32Bは、下位に位
置して前記縦軸46が固定されるフラツト板48
と、このフラツト板48上に取付けたクツシヨン
ゴム49とから構成される。前記フラツト板48
の底面には凹部50が形成され、この凹部50内
にはフリーテーブル37の上面に形成した凹部5
1内で転動可能な複数のボール52が挿入されて
いる。前記縦軸46とフリーテーブル37との間
に受け台復帰装置53が設けられている。すなわ
ち縦軸46の下端は角頭54に形成され、これに
2本のピアノ線55が摺動可能に挿通されてい
る。これらピアノ線55は、フリーテーブル37
の内外端下面に取付けた夫々のピース56,57
に摺動可能に挿通されている。前記ピアノ線55
の外端は折曲されてフリーテーブル37に固定さ
れている。前記腕杆30A,30B上で両受け台
32A,32B間には、第2図、第3図に示すよ
うに前後一対のスライド用レール58A,58B
が取付けられ、これらスライド用レール58A,
58Bに案内される左右一対のスライド板59
A,59Bを設けると共に、スライド作動用のシ
リンダ60A,60Bを設けている。前記スライ
ド板59A,59Bには、被載置部9A,9Bの
外面に接当可能な外側プツシヤ板61A,61B
と、被載置部9A,9Bの内面の接当可能な内側
プツシヤ板62A,62Bとが夫々取付けられて
いる。
調芯移載作業を行なう前に、昇降台26A,2
6Bは下降されており、またフリーテーブル37
はばね42の弾性力により第4図実線に示すよう
に定位置に自動的に戻り、さらに受け台32A,
32Bもピアノ線55の弾性力により第4図、第
5図実線に示すように定位置に自動的に戻つてい
る。この状態で空のハンガ装置12を受渡し部3
に移入し停止させる。移入したときにハンガ装置
12は第2図仮想線に示すようにその側枠14
A,14Bは垂直状態にある。移入し停止したと
きにハンガ装置振れ止め装置17A,17Bのシ
リンダ19A,19Bが作動され、仮想線にある
係合片20A,20Bが実線に示すように移動し
て天枠13に係止し、以つてハンガ装置12の振
れ止めを行なう。振れ止めを行なつたのち側枠開
動操作装置18A,18Bが作動され、操作部2
2a,22bを介して実線に示すように側枠14
A,14Bを開動させる。次いでフロアコンベヤ
ライン1を1ピツチだけ間欠移動させ、自動車ボ
デイ8を受渡し部3に移入させる。このとき実線
に示すように受け台32A,32Bの真上に被載
置部9A,9Bが位置している。次いでシリンダ
27A,27Bを作動させ、昇降台26A,26
Bと共に腕杆30A,30Bを上昇させる。する
と上昇する受け台32A,32Bのクツシヨンゴ
ム49が被載置部9A,9Bに下方から接当し、
以つて第2図仮想線に示すように自動車ボデイ8
を上方に持上げることになる。この状態で両シリ
ンダ60A,60Bを伸展させ、両スライド板5
9A,59Bを接近動させる。すると接近動を行
なうプツシヤ板61A,61Bが被載置部9A,
9Bの外側面に接当することになる。このとき支
持されている自動車ボデイ8がフロアコンベヤラ
イン1に対して左右いずれかにずれていたとき、
ずれによつて外側に移動している側の被載置部9
Aまたは9Bに対してプツシヤ板61Aまたは6
1Bが先行して接当し、以つて自動車ボデイ8を
反対側に横押し移動させることになる。この自動
車ボデイ8の横押し移動中において、被載置部9
A,9Bを支持してなる両受け台32A,32B
がフリーテーブル37と共に同一方向に一体移動
することになり、以つてこれら被載置部9A,9
Bと受け台32A,32Bとの間での摺接は生じ
ない。一体移動の際にいずれかの二叉脚体36
a,36bが可動筒体41a,41bを介してば
ね42を圧縮させることになり、そのとき他方の
可動筒体41b,41aは固定ブラケツト38
b,38aに受止められることになる。さらに自
動車ボデイ8の周方向のずれに対しては、受け台
32A,32Bが縦軸46の周りに回動すること
と、該縦軸46が長孔44の範囲内で移動するこ
ととによつて、この受け台32A,32Bが例え
ば第5図仮想線イまたはロに示すように変位する
ことから吸収し得る。そしてこのような変位時に
ピアノ線55がその弾性に抗して変形している。
このように巾方向ならびに周方向のずれ修正を摺
動の生じない状態で行なえることから、例えば自
動車ボデイ8が塗装されたものであつたときに
は、摺接による塗装はげなどは生じない。自動車
ボデイ8が他の車種で車巾が異なつているときに
は、例えば両シリンダ60A,60Bを収縮さ
せ、両スライド板59A,59Bを離間動させて
プツシヤ板62A,62Bを被載置部9A,9B
の内側面に接当させればよい。以上の作用により
自動車ボデイ8を吊下げ搬送ライン2に対して調
芯させたのち、シリンダ31A,31Bを作動し
て両腕杆30A,30Bを前進させ、ハンガ装置
12に対する自動車ボデイ8の前後位置を調整す
る。次いで側枠開動操作装置18A,18Bが作
動され、操作部22a,22bを後退させて第2
図仮想線に示すように側枠14A,14Bを閉動
させ、その吊下げ係止部15A,15Bを自動車
ボデイ8内に突入させる。そしてシリンダ27
A,27Bを作動させ、昇降台26A,26Bと
共に腕杆30A,30Bを下降させる。これによ
り調芯した自動車ボデイ8をハンガ装置12に渡
す。この受渡しと同時にばね42の弾性力によつ
てフリーテーブル37が定位置に自動的に戻り、
またピアノ線55の弾性復帰力によつて受け台3
2A,32Bは定位置に自動的に戻る。そしてハ
ンガ装置振れ止め装置17A,17Bを解除した
のち、自動車ボデイ8をハンガ装置12と共に受
渡し部3から搬出させる。
6Bは下降されており、またフリーテーブル37
はばね42の弾性力により第4図実線に示すよう
に定位置に自動的に戻り、さらに受け台32A,
32Bもピアノ線55の弾性力により第4図、第
5図実線に示すように定位置に自動的に戻つてい
る。この状態で空のハンガ装置12を受渡し部3
に移入し停止させる。移入したときにハンガ装置
12は第2図仮想線に示すようにその側枠14
A,14Bは垂直状態にある。移入し停止したと
きにハンガ装置振れ止め装置17A,17Bのシ
リンダ19A,19Bが作動され、仮想線にある
係合片20A,20Bが実線に示すように移動し
て天枠13に係止し、以つてハンガ装置12の振
れ止めを行なう。振れ止めを行なつたのち側枠開
動操作装置18A,18Bが作動され、操作部2
2a,22bを介して実線に示すように側枠14
A,14Bを開動させる。次いでフロアコンベヤ
ライン1を1ピツチだけ間欠移動させ、自動車ボ
デイ8を受渡し部3に移入させる。このとき実線
に示すように受け台32A,32Bの真上に被載
置部9A,9Bが位置している。次いでシリンダ
27A,27Bを作動させ、昇降台26A,26
Bと共に腕杆30A,30Bを上昇させる。する
と上昇する受け台32A,32Bのクツシヨンゴ
ム49が被載置部9A,9Bに下方から接当し、
以つて第2図仮想線に示すように自動車ボデイ8
を上方に持上げることになる。この状態で両シリ
ンダ60A,60Bを伸展させ、両スライド板5
9A,59Bを接近動させる。すると接近動を行
なうプツシヤ板61A,61Bが被載置部9A,
9Bの外側面に接当することになる。このとき支
持されている自動車ボデイ8がフロアコンベヤラ
イン1に対して左右いずれかにずれていたとき、
ずれによつて外側に移動している側の被載置部9
Aまたは9Bに対してプツシヤ板61Aまたは6
1Bが先行して接当し、以つて自動車ボデイ8を
反対側に横押し移動させることになる。この自動
車ボデイ8の横押し移動中において、被載置部9
A,9Bを支持してなる両受け台32A,32B
がフリーテーブル37と共に同一方向に一体移動
することになり、以つてこれら被載置部9A,9
Bと受け台32A,32Bとの間での摺接は生じ
ない。一体移動の際にいずれかの二叉脚体36
a,36bが可動筒体41a,41bを介してば
ね42を圧縮させることになり、そのとき他方の
可動筒体41b,41aは固定ブラケツト38
b,38aに受止められることになる。さらに自
動車ボデイ8の周方向のずれに対しては、受け台
32A,32Bが縦軸46の周りに回動すること
と、該縦軸46が長孔44の範囲内で移動するこ
ととによつて、この受け台32A,32Bが例え
ば第5図仮想線イまたはロに示すように変位する
ことから吸収し得る。そしてこのような変位時に
ピアノ線55がその弾性に抗して変形している。
このように巾方向ならびに周方向のずれ修正を摺
動の生じない状態で行なえることから、例えば自
動車ボデイ8が塗装されたものであつたときに
は、摺接による塗装はげなどは生じない。自動車
ボデイ8が他の車種で車巾が異なつているときに
は、例えば両シリンダ60A,60Bを収縮さ
せ、両スライド板59A,59Bを離間動させて
プツシヤ板62A,62Bを被載置部9A,9B
の内側面に接当させればよい。以上の作用により
自動車ボデイ8を吊下げ搬送ライン2に対して調
芯させたのち、シリンダ31A,31Bを作動し
て両腕杆30A,30Bを前進させ、ハンガ装置
12に対する自動車ボデイ8の前後位置を調整す
る。次いで側枠開動操作装置18A,18Bが作
動され、操作部22a,22bを後退させて第2
図仮想線に示すように側枠14A,14Bを閉動
させ、その吊下げ係止部15A,15Bを自動車
ボデイ8内に突入させる。そしてシリンダ27
A,27Bを作動させ、昇降台26A,26Bと
共に腕杆30A,30Bを下降させる。これによ
り調芯した自動車ボデイ8をハンガ装置12に渡
す。この受渡しと同時にばね42の弾性力によつ
てフリーテーブル37が定位置に自動的に戻り、
またピアノ線55の弾性復帰力によつて受け台3
2A,32Bは定位置に自動的に戻る。そしてハ
ンガ装置振れ止め装置17A,17Bを解除した
のち、自動車ボデイ8をハンガ装置12と共に受
渡し部3から搬出させる。
以上述べたように本発明によると、両昇降台を
上昇させ、被載置部に受け台を接当させて被搬送
物を持上げた状態で、両プツシヤ板を同時に接近
離間動させて被載置部の側面に接当させることに
より、被載置部を両側から横押し移動させること
ができ、フロアコンベヤラインで搬送されてきた
被搬送物の吊下げ搬送ラインに対する巾方向から
びに周方向の調芯を行なうことができる。これに
よりフロアコンベヤラインで搬送されてきた被搬
送物を調心したのち吊下げ搬送ラインに渡すこと
ができる。またその調芯移動時には、移動許容装
置の弾性に抗してフリーテーブルが左右方向に移
動し、且つ受け台復帰装置の弾性に抗して、フリ
ーテーブルに対して受け台が平面で自由方向に運
動することから、被載置部とこれを受止めた受け
台との相対位置は最初の接当状態に維持できて両
者間での摺接を防止でき、摺接による悪影響を防
止できる。さらに調芯時に移動したフリーテーブ
ルならびに受け台は、夫々の弾性力により定位置
に自動的に復帰させることができる。
上昇させ、被載置部に受け台を接当させて被搬送
物を持上げた状態で、両プツシヤ板を同時に接近
離間動させて被載置部の側面に接当させることに
より、被載置部を両側から横押し移動させること
ができ、フロアコンベヤラインで搬送されてきた
被搬送物の吊下げ搬送ラインに対する巾方向から
びに周方向の調芯を行なうことができる。これに
よりフロアコンベヤラインで搬送されてきた被搬
送物を調心したのち吊下げ搬送ラインに渡すこと
ができる。またその調芯移動時には、移動許容装
置の弾性に抗してフリーテーブルが左右方向に移
動し、且つ受け台復帰装置の弾性に抗して、フリ
ーテーブルに対して受け台が平面で自由方向に運
動することから、被載置部とこれを受止めた受け
台との相対位置は最初の接当状態に維持できて両
者間での摺接を防止でき、摺接による悪影響を防
止できる。さらに調芯時に移動したフリーテーブ
ルならびに受け台は、夫々の弾性力により定位置
に自動的に復帰させることができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はライ
ン形態を示す慨略平面図、第2図は受渡し部の正
面図、第3図は同平面図、第4図は受け台近くの
縦断面図、第5図は同平面図、第6図は第4図に
おけるA−A断面図である。 1……フロアコンベヤライン、2……吊下げ搬
送ライン、3……受渡し部、4……調芯移載装
置、8……自動車ボデイ(被搬送物)、9A,9
B……被載置部、12……ハンガ装置、15A,
15B……吊下げ係止部、17A,17B……ハ
ンガ装置振れ止め装置、18A,18B……側枠
開動操作装置、26A,26B……昇降台、30
A,30B……腕杆、32A,32B……受け
台、36a,36b……二叉脚体、37……フリ
ーテーブル、38a,38b……固定ブラケツ
ト、40……ロツド、41a,41b……可動筒
体、42……ばね、43……移動許容装置、46
……縦軸、52……ボール、53……受け台復帰
装置、59A,59B……スライド板、61A,
61B……外側プツシヤ板、62A,62B……
内側プツシヤ板。
ン形態を示す慨略平面図、第2図は受渡し部の正
面図、第3図は同平面図、第4図は受け台近くの
縦断面図、第5図は同平面図、第6図は第4図に
おけるA−A断面図である。 1……フロアコンベヤライン、2……吊下げ搬
送ライン、3……受渡し部、4……調芯移載装
置、8……自動車ボデイ(被搬送物)、9A,9
B……被載置部、12……ハンガ装置、15A,
15B……吊下げ係止部、17A,17B……ハ
ンガ装置振れ止め装置、18A,18B……側枠
開動操作装置、26A,26B……昇降台、30
A,30B……腕杆、32A,32B……受け
台、36a,36b……二叉脚体、37……フリ
ーテーブル、38a,38b……固定ブラケツ
ト、40……ロツド、41a,41b……可動筒
体、42……ばね、43……移動許容装置、46
……縦軸、52……ボール、53……受け台復帰
装置、59A,59B……スライド板、61A,
61B……外側プツシヤ板、62A,62B……
内側プツシヤ板。
Claims (1)
- 1 下端左右に被載置部を有する被搬送物を支持
搬送するフロアコンベヤラインと、前記被搬送物
を吊下げ搬送する吊下げ搬送ラインとの間の受渡
し部に設けられる調芯移載装置であつて、前記フ
ロアコンベヤラインを挟んで左右一対の昇降台を
設け、これら昇降台に、左右方向に移動自在なフ
リーテーブルを夫々設けると共に、これらフリー
テーブルと昇降台側との間に、左右方向の中立位
置を弾性維持する移動許容装置を設け、各フリー
テーブル上に、前記被載置部を支持自在な受け台
を複数個のボールを介して載置し、この受け台か
ら垂設した縦軸とフリーテーブルとの間に弾性利
用の受け台復帰装置を設け、さらに両昇降台上で
受け台の側部に、強制駆動により互いに接近離間
可能なスライド板を設け、これらスライド板上に
被載置部の側面に接当可能なプツシヤ板を設けた
ことを特徴とする調芯移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15855680A JPS5781018A (en) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | Aligning transfer apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15855680A JPS5781018A (en) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | Aligning transfer apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5781018A JPS5781018A (en) | 1982-05-20 |
JPS6234652B2 true JPS6234652B2 (ja) | 1987-07-28 |
Family
ID=15674280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15855680A Granted JPS5781018A (en) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | Aligning transfer apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5781018A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0252828U (ja) * | 1988-10-05 | 1990-04-17 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53144081A (en) * | 1977-04-22 | 1978-12-15 | Aida Eng Ltd | Loading conveyor in automatic line for press |
JPS5550080B2 (ja) * | 1972-11-28 | 1980-12-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5550080U (ja) * | 1978-09-29 | 1980-04-01 |
-
1980
- 1980-11-10 JP JP15855680A patent/JPS5781018A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5550080B2 (ja) * | 1972-11-28 | 1980-12-16 | ||
JPS53144081A (en) * | 1977-04-22 | 1978-12-15 | Aida Eng Ltd | Loading conveyor in automatic line for press |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5781018A (en) | 1982-05-20 |
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