JPS6234507Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6234507Y2 JPS6234507Y2 JP6254582U JP6254582U JPS6234507Y2 JP S6234507 Y2 JPS6234507 Y2 JP S6234507Y2 JP 6254582 U JP6254582 U JP 6254582U JP 6254582 U JP6254582 U JP 6254582U JP S6234507 Y2 JPS6234507 Y2 JP S6234507Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner bottle
- upper body
- threaded
- fin wall
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 7
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、中びんが破損したとき、容器の底部
に装着された底体と中びん締上体との螺合部から
湯水が漏出するのを防止する装置に関する。
に装着された底体と中びん締上体との螺合部から
湯水が漏出するのを防止する装置に関する。
卓上用あるいは携帯用まほうびんなどの容器に
あつては、その外胴内に破損しやすい中びんが存
在し、これが破損したときその中の湯水は、ほと
んどの場合外胴底部に装着した底体と中びん締上
体との螺合部であるネジの〓間を伝つて外部へ漏
出する。
あつては、その外胴内に破損しやすい中びんが存
在し、これが破損したときその中の湯水は、ほと
んどの場合外胴底部に装着した底体と中びん締上
体との螺合部であるネジの〓間を伝つて外部へ漏
出する。
従来の場合、中びんの外底部はびん袴と称する
合成樹脂製のキヤツプで覆われており、中びんが
破損したときでもこのキヤツプ内に湯水が溜ま
り、液漏れが防止できる。
合成樹脂製のキヤツプで覆われており、中びんが
破損したときでもこのキヤツプ内に湯水が溜ま
り、液漏れが防止できる。
ところが、このキヤツプは比較的コストが高
く、また、その形状は腕状であるため、容器が転
倒した場合にはキヤツプ内に溜まつていた湯水が
溢れ、底体と中びん締上体との螺合部からの液漏
れを防止することができないという欠点がある。
く、また、その形状は腕状であるため、容器が転
倒した場合にはキヤツプ内に溜まつていた湯水が
溢れ、底体と中びん締上体との螺合部からの液漏
れを防止することができないという欠点がある。
本考案はこれらの欠点を解消するために案出さ
れたもので、底体２と中びん締上体３との螺合部
上方を覆うよう、底体２にひれ壁２ｂを突設した
ものである。
れたもので、底体２と中びん締上体３との螺合部
上方を覆うよう、底体２にひれ壁２ｂを突設した
ものである。
本考案の実施例を図面に基いて説明する。
外胴１の底部に装着される合成樹脂製の底体２
は中央部を除いて有底であり、該中央部には雌ネ
ジ筒２ａが形成され、該雌ネジ筒２ａには中びん
締上体３が螺着せしめられる。
は中央部を除いて有底であり、該中央部には雌ネ
ジ筒２ａが形成され、該雌ネジ筒２ａには中びん
締上体３が螺着せしめられる。
外胴１内の中びん４は中びん締上体３の支持筒
３ａによつて支受される。
３ａによつて支受される。
雌ネジ筒２ａと中びん締上体３との螺合部上方
における雌ネジ筒２ａの上端には、第２図に示す
ように内方斜め上方に向け、ひれ壁２ｂを全周に
亘つて突設し、その内周縁は中びん締上体３の支
持筒３ａの外周面に強く当接するようにする。
における雌ネジ筒２ａの上端には、第２図に示す
ように内方斜め上方に向け、ひれ壁２ｂを全周に
亘つて突設し、その内周縁は中びん締上体３の支
持筒３ａの外周面に強く当接するようにする。
このように、底体２の雌ネジ筒２ａ上部にひれ
壁２ｂを形成すると、該ひれ壁２ｂは第１図に示
すように、雌ネジ筒２ａと中びん締上体３との螺
合部上方を覆い、しかも、その内周縁が中びん締
上体３の支持筒３ａの外周面に強く当接するた
め、最も多い上記螺合部からの液漏れをほとんど
なくすことができる。
壁２ｂを形成すると、該ひれ壁２ｂは第１図に示
すように、雌ネジ筒２ａと中びん締上体３との螺
合部上方を覆い、しかも、その内周縁が中びん締
上体３の支持筒３ａの外周面に強く当接するた
め、最も多い上記螺合部からの液漏れをほとんど
なくすことができる。
本考案によれば、たとえ中びん４が破損して
も、容器底部に装着された底体２と中びん締上体
３との螺合部から湯水が漏出するのを防止するこ
とができ、外部へ湯水が流出して火傷等の事故が
発生することを防止し得る効果がある。また、た
とえ容器が転倒した場合であつても、外部へ湯水
が流出することはない。
も、容器底部に装着された底体２と中びん締上体
３との螺合部から湯水が漏出するのを防止するこ
とができ、外部へ湯水が流出して火傷等の事故が
発生することを防止し得る効果がある。また、た
とえ容器が転倒した場合であつても、外部へ湯水
が流出することはない。
なお、中びん締上体３と底体２の雌ネジ筒２ａ
との螺着は、普通のボルトとナツトとのネジ嵌合
の他、ラチエツト係合と称し螺合するネジの一方
に設けた突爪と相手方のネジに設けた凹部とを係
合させる手段を採ることもできるが、後者の場合
には、ラチエツトの係合具合によりネジの〓間が
前者の場合よりも大きくなるときがあるから、中
びん４が破損したときそれだけ液漏れが多くなり
勝ちであるが、本考案にあつては、上記螺着手段
をたとえラチエツト係合としても、上記液漏れが
ないものとすることができる。
との螺着は、普通のボルトとナツトとのネジ嵌合
の他、ラチエツト係合と称し螺合するネジの一方
に設けた突爪と相手方のネジに設けた凹部とを係
合させる手段を採ることもできるが、後者の場合
には、ラチエツトの係合具合によりネジの〓間が
前者の場合よりも大きくなるときがあるから、中
びん４が破損したときそれだけ液漏れが多くなり
勝ちであるが、本考案にあつては、上記螺着手段
をたとえラチエツト係合としても、上記液漏れが
ないものとすることができる。
図面は本考案による容器の液漏れ防止装置の実
施例を示すもので、第１図はこれを卓上用まほう
びんに応用した場合の全体の正面図で、底部のみ
を断面して示す、第２図は底体のみの斜視図、で
ある。 １……外胴、２……底体、２ａ……雌ネジ筒、
２ｂ……ひれ壁、３……中びん締上体、３ａ……
支持筒、４……中びん。
施例を示すもので、第１図はこれを卓上用まほう
びんに応用した場合の全体の正面図で、底部のみ
を断面して示す、第２図は底体のみの斜視図、で
ある。 １……外胴、２……底体、２ａ……雌ネジ筒、
２ｂ……ひれ壁、３……中びん締上体、３ａ……
支持筒、４……中びん。
Claims (1)
- 中びんを内蔵する容器の底部に装着される底体
２に、該底体２と中びん締上体３との螺合部上方
を覆うように内方に向けひれ壁２ｂを全周に亘つ
て突設し、該ひれ壁２ｂの内周縁が中びん締上体
３外周面に当接するようにしたことを特徴とする
容器の液漏れ防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6254582U JPS58163136U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 容器の液漏れ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6254582U JPS58163136U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 容器の液漏れ防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58163136U JPS58163136U (ja) | 1983-10-29 |
| JPS6234507Y2 true JPS6234507Y2 (ja) | 1987-09-03 |
Family
ID=30072696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6254582U Granted JPS58163136U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 容器の液漏れ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58163136U (ja) |
-
1982
- 1982-04-28 JP JP6254582U patent/JPS58163136U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58163136U (ja) | 1983-10-29 |
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