JPS5917257Y2 - 魔法瓶 - Google Patents
魔法瓶Info
- Publication number
- JPS5917257Y2 JPS5917257Y2 JP4624179U JP4624179U JPS5917257Y2 JP S5917257 Y2 JPS5917257 Y2 JP S5917257Y2 JP 4624179 U JP4624179 U JP 4624179U JP 4624179 U JP4624179 U JP 4624179U JP S5917257 Y2 JPS5917257 Y2 JP S5917257Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer case
- bottle
- thermos
- damaged
- sealing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は外ケースの内部に中瓶を収容した魔法瓶に関し
、特にその中瓶の破損時に瓶内液体が魔法瓶本体底部の
ネジ結合部等の隙間がら漏れるのを防止するための保護
部材を設けた魔法瓶の構造に関するものである。
、特にその中瓶の破損時に瓶内液体が魔法瓶本体底部の
ネジ結合部等の隙間がら漏れるのを防止するための保護
部材を設けた魔法瓶の構造に関するものである。
従来のこの種の魔法瓶の一例として第１図に示すような
構造のものが知られている。
構造のものが知られている。
即ち、この魔法瓶では、外ケース１の内部に収容した中
瓶２の下方部に適宜深さをもつ保護容器３０を下方がら
かぶせるように配設し、その保護容器３０及び中瓶２を
外ケース１の下方部１１に螺合された底部材３によって
緊締支持するように構成されている。
瓶２の下方部に適宜深さをもつ保護容器３０を下方がら
かぶせるように配設し、その保護容器３０及び中瓶２を
外ケース１の下方部１１に螺合された底部材３によって
緊締支持するように構成されている。
この魔法瓶では何らかの理由で万一中瓶２が破損した場
合には中瓶２内の液体が保護容器３０内に収容されるよ
うになっている。
合には中瓶２内の液体が保護容器３０内に収容されるよ
うになっている。
しかしながら、この従来の魔法瓶では、中瓶２が破損し
た際に、中瓶２内の湯量が多い場合にはその液体の一部
が保護容器３０の上端開口部３０ ａがらあふれて底部
材３のネジ結合部Ｐ、Ｑ及び孔２１等の隙間から外部に
漏れ、又中瓶２内の湯量が少ない場合でも魔法瓶が倒れ
ると上記と同様に底部の隙間から中瓶２内の湯が漏れて
火傷を負ったり床面を濡らしたりするという問題があっ
た。
た際に、中瓶２内の湯量が多い場合にはその液体の一部
が保護容器３０の上端開口部３０ ａがらあふれて底部
材３のネジ結合部Ｐ、Ｑ及び孔２１等の隙間から外部に
漏れ、又中瓶２内の湯量が少ない場合でも魔法瓶が倒れ
ると上記と同様に底部の隙間から中瓶２内の湯が漏れて
火傷を負ったり床面を濡らしたりするという問題があっ
た。
従来の魔法瓶関係の文献の中には中瓶の高位部について
まで保護容器で被覆したものがあるが（たとえば実公昭
３６−２９３５８号公報）、このような構造のものでは
保護容器の材料費が高くなるという問題がある。
まで保護容器で被覆したものがあるが（たとえば実公昭
３６−２９３５８号公報）、このような構造のものでは
保護容器の材料費が高くなるという問題がある。
本考案は従来の魔法瓶における上記の如き問題を解決す
るためになされたもので、本考案の魔法瓶は、外ケース
の下端部に該外ケースの下端開口部を下方から覆蓋する
盤状の封口部材を当接させさらに該封口部材の周辺部を
前記外ケース下端部と該外ケース下端部に結合される底
部材との間で水密的に挟持して前記外ケースが前記中瓶
の破損時における受液部材の一部となるようにし、それ
によって、従来保護容器のために要していた材料コスト
を低減しつつしかも中瓶破損時における漏水を効果的に
防止し得るようにしたことを特徴とするものである。
るためになされたもので、本考案の魔法瓶は、外ケース
の下端部に該外ケースの下端開口部を下方から覆蓋する
盤状の封口部材を当接させさらに該封口部材の周辺部を
前記外ケース下端部と該外ケース下端部に結合される底
部材との間で水密的に挟持して前記外ケースが前記中瓶
の破損時における受液部材の一部となるようにし、それ
によって、従来保護容器のために要していた材料コスト
を低減しつつしかも中瓶破損時における漏水を効果的に
防止し得るようにしたことを特徴とするものである。
以下、第２図及び第３図に示す実施例に基づいて本考案
を説明すると、この実施例の魔法瓶は、外ケース１の内
部に真空二重壁の中瓶２を収容しさらに外ケース１の下
端部１１に中瓶２を支持するための底部材３を螺合して
構成されている。
を説明すると、この実施例の魔法瓶は、外ケース１の内
部に真空二重壁の中瓶２を収容しさらに外ケース１の下
端部１１に中瓶２を支持するための底部材３を螺合して
構成されている。
なお中瓶２は外ケース１の上方部（図示省略）に形成さ
れる肩部又は下口部材等の下面と底部材３の間で緊締保
持されている。
れる肩部又は下口部材等の下面と底部材３の間で緊締保
持されている。
中瓶２の下側には、外ケース１の下端開口１２を全面的
に閉塞する山形円盤状の封口部材４が配設されている。
に閉塞する山形円盤状の封口部材４が配設されている。
封口部材４はゴム又は合成樹脂材をもって成型される。
封口部材４はその中心部に中瓶２のチップ１０を受ける
ための凹入部１５を有し、さらにその外側に円錐状の斜
壁部２２を有し、さらにその外側に環状のフランジ１４
を有している。
ための凹入部１５を有し、さらにその外側に円錐状の斜
壁部２２を有し、さらにその外側に環状のフランジ１４
を有している。
この封口部材４はその周辺部（フランジ）１４を外ケー
ス１の下端周縁部１１ ａと底部材３の上面との間にお
いて水蜜的に挟持することによって外ケース１の下端開
口部１２を完全に閉塞するように取付けられる。
ス１の下端周縁部１１ ａと底部材３の上面との間にお
いて水蜜的に挟持することによって外ケース１の下端開
口部１２を完全に閉塞するように取付けられる。
これにより外ケース１と封口部材４とはそれぞれ中瓶破
損時における受液部材の一部を構成することになる。
損時における受液部材の一部を構成することになる。
外ケース１の下端部１１にはその外面に雄ネジ１３が刻
設されている。
設されている。
底部材３は底壁５と該底盤５の中央部に中瓶緊締用の中
ネジ６を螺合して形成されている。
ネジ６を螺合して形成されている。
底盤５にはその外周部の外側立上り筒壁８が、又その内
方には内側立上り筒壁９か゛それぞれ形成されており、
課内、外側立上り筒壁９及び８の内面にはそれぞれ雌ネ
ジ１９及び１８が刻設されている。
方には内側立上り筒壁９か゛それぞれ形成されており、
課内、外側立上り筒壁９及び８の内面にはそれぞれ雌ネ
ジ１９及び１８が刻設されている。
なお外側立上り筒壁８の雌ネジ１８は外ケース下端部１
１の雄ネジ１３と螺合し、又内側立上り筒壁９の雌ネジ
１９は中ネジ６と雄ネジ１６と螺合している。
１の雄ネジ１３と螺合し、又内側立上り筒壁９の雌ネジ
１９は中ネジ６と雄ネジ１６と螺合している。
底部材３は底盤５の下面には魔法瓶を回転自在に支持す
るための回転体７が取付けられている。
るための回転体７が取付けられている。
この回転体７は底盤５の下面に形成された複数個の係止
片２０ 、２０・・・・・・によって掛止めされている
。
片２０ 、２０・・・・・・によって掛止めされている
。
なお底盤５には係止片２０．２０・・・・・・の形成部
分に孔２１．２１・・・・・・が設けられている。
分に孔２１．２１・・・・・・が設けられている。
次に本考案の効果について説明すると、本考案の魔法瓶
は、外ケース１の下端部１１と底部材３との間に外ケー
ス１の下端開口部１２の全面を水密的に閉塞する封口部
材４を挟持させているので、中瓶２を何らかの理由で破
損しても中瓶２内の湯が魔法瓶底部のネジ結合部や或い
は孔２１等の隙間から外部に漏出することがなく、その
湯によって火傷を負ったり床面を濡らしたりするという
トラブルを未然に防止することができる。
は、外ケース１の下端部１１と底部材３との間に外ケー
ス１の下端開口部１２の全面を水密的に閉塞する封口部
材４を挟持させているので、中瓶２を何らかの理由で破
損しても中瓶２内の湯が魔法瓶底部のネジ結合部や或い
は孔２１等の隙間から外部に漏出することがなく、その
湯によって火傷を負ったり床面を濡らしたりするという
トラブルを未然に防止することができる。
なお本考案の魔法瓶によれば外ケース１それ自体が中瓶
破損時の受液部材の一部となるので、中瓶破損時に魔法
瓶が倒れても従来の魔法瓶（第１図）のように湯が外部
に漏れることはない。
破損時の受液部材の一部となるので、中瓶破損時に魔法
瓶が倒れても従来の魔法瓶（第１図）のように湯が外部
に漏れることはない。
又、本考案の魔法瓶では、中瓶破損時の漏水防止部材（
封口部材４）を外ケース１の下端部１１と底部材３との
間の比較的小空間内に配置するようにしているので従来
の魔法瓶（第１図）の漏水防止部材（保護容器３０）よ
り少ない材料で成型することができ、材料費の面からコ
ストダウンを図ることができる等の効果がある。
封口部材４）を外ケース１の下端部１１と底部材３との
間の比較的小空間内に配置するようにしているので従来
の魔法瓶（第１図）の漏水防止部材（保護容器３０）よ
り少ない材料で成型することができ、材料費の面からコ
ストダウンを図ることができる等の効果がある。
第１図は従来の魔法瓶の下方部切開正面図、第２図は本
考案の実施例にかかる魔法瓶の下方部縦断面図、第３図
は第２図の魔法瓶の下方部を分解した縦半断面図である
。 １・・・・・・外ケース、２・・・・・・中瓶、３・・
・・・・底部材、４・・・・・・封口部材、１１・・・
・・・外ケース下端部、１２・・・・・・開口部。
考案の実施例にかかる魔法瓶の下方部縦断面図、第３図
は第２図の魔法瓶の下方部を分解した縦半断面図である
。 １・・・・・・外ケース、２・・・・・・中瓶、３・・
・・・・底部材、４・・・・・・封口部材、１１・・・
・・・外ケース下端部、１２・・・・・・開口部。
Claims (1)
- 内部に中瓶２を収容した外ケース１の下端部１１に該外
ケース１の下端開口部１２を下方がら覆蓋する盤状の封
口部材４を当接させさらに該封口部材４の周辺部を前記
外ケース下端部１１と該外ケース下端部１１に結合され
る底部材３との間で水密的に挾持して前記外ケース１が
前記中瓶２の破損時における受液部材の一部となるよう
にしたことを特徴とする魔法瓶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4624179U JPS5917257Y2 (ja) | 1979-04-07 | 1979-04-07 | 魔法瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4624179U JPS5917257Y2 (ja) | 1979-04-07 | 1979-04-07 | 魔法瓶 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55146032U JPS55146032U (ja) | 1980-10-20 |
| JPS5917257Y2 true JPS5917257Y2 (ja) | 1984-05-19 |
Family
ID=28926002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4624179U Expired JPS5917257Y2 (ja) | 1979-04-07 | 1979-04-07 | 魔法瓶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917257Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-07 JP JP4624179U patent/JPS5917257Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55146032U (ja) | 1980-10-20 |
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