JPS5917256Y2 - 魔法瓶 - Google Patents

魔法瓶

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Publication number
JPS5917256Y2
JPS5917256Y2 JP4624079U JP4624079U JPS5917256Y2 JP S5917256 Y2 JPS5917256 Y2 JP S5917256Y2 JP 4624079 U JP4624079 U JP 4624079U JP 4624079 U JP4624079 U JP 4624079U JP S5917256 Y2 JPS5917256 Y2 JP S5917256Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
protective member
outer case
medium
thermos
Prior art date
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Expired
Application number
JP4624079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55146031U (ja
Inventor
照男 竹田
敏彦 臼井
隆司 田中
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by タイガー魔法瓶株式会社 filed Critical タイガー魔法瓶株式会社
Priority to JP4624079U priority Critical patent/JPS5917256Y2/ja
Publication of JPS55146031U publication Critical patent/JPS55146031U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5917256Y2 publication Critical patent/JPS5917256Y2/ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外ケースの内部に中瓶を収容した魔法瓶に関し
、特にその中瓶の破損時に瓶破片や瓶内液体が飛散する
のを防止するための保護部材を設けた魔法瓶の構造に関
するものである。
従来のこの種の魔法瓶の一例として第1図に示すような
構造のものが知られているが、この魔法瓶では、外ケー
ス1の内部に収容した中瓶2の下方部に適宜深さをもつ
保護容器40を下方がらがぶせるように配設し、その保
護容器40及び中瓶2を外ケース1の下方部に螺合され
た底部材3によって緊締支持するように構成されている
保護容器40の上端部40 aは中瓶2の高さ方向のほ
ぼ中間に位置し、さらに該上端部40 aと外ケース1
の内面との間には隙間Sがある。
底部材3は底盤6と該底盤6の中央部にネジ結合(符号
Q)される中ネジ7からなっており、さらにこの底部材
3は底盤6を外ケース1の下方部内側に配設された底ワ
ツパ9に:ネジ結合(符号P)することによって取付け
られている。
又、底部材3の底盤6の下面の下面には回転体8を掛止
めするための係止片18゜18・・・・・・が複数個形
成されている。
この係止片18の形成部には該係止片18の形成用孔1
9.19・・・・・・がそれぞれ形成されている。
そしてこの魔法瓶では、注湯時やあるいは異物の接触等
の何らがの理由で中瓶2が破損した場合には瓶破片及び
瓶内液体が保護容器40内に収容されるようになってい
る。
しかしながら、この従来の魔法瓶では、中瓶2が破損し
た際に、中瓶2内の湯量が多い場合にはその液体の一部
が受容器40の上端部40 aからあふれて底部材3の
ネジ結合部P、Q及び孔19等の隙間から外部に漏れ、
又卵瓶2内の湯量が少ない場合でも魔法瓶が倒れると、
上記と同様に底部材3のネジ結合部P、Q等から漏れて
火傷を負ったり床面を漏らしたり、さらに瓶破片の一部
が受容器40と外ケース1との間の隙間Sがら飛散して
中瓶の交換作業が面倒となる等の問題があった。
また、従来の魔法瓶関係の文献の中には、中瓶の外側全
体を保護部材で被覆したものが散見されるが(実開昭5
1−154764号公報、実公昭36−25668号公
報)、実開昭51−154764号公報記載のものは、
保護部材にほとんど伸縮作用がなくしたがって中瓶や層
部材あるいは保護部材それ自体の製作にあたって高度の
加工精度が要求されるという問題があり、また実公昭3
6−25668号記載のものは保護部材の中間部に蛇腹
部が形成されていてそこで寸法誤差の吸収が図れるよう
にしているものの、上下二分割型とされているために中
瓶破損時にはセの継目部分より漏水が生じるという問題
がある。
本考案は中瓶破損時のこのような問題点を改善するため
になされたものであって、中瓶の外側に深容器型の保護
部材を下方から包むようにして配設するとともにその保
護部材の上端部を外ケースの内面にその全周に亙って当
接させることによって中瓶破損時の瓶内液体の漏出防止
と瓶破片の飛散防止を図ることができるようにした魔法
瓶を提供することを第1の目的とするものである。
また、本考案は保護部材の胴部に蛇腹部を形成して各部
材の寸法誤差をこの蛇腹部で吸収して部品の製作コスト
の低減を図るとともに、保護部材全体を継目なしの一体
成型品とすることにより中瓶砕損時における漏水防止効
果をより完全なものとした魔法瓶を提供することを他の
目的とするものである。
以下、図示の実施例に基づいて本考案を説明すると、第
2図に示す実施例ではいわゆるエアーポットと称する空
気ポンプ注液式魔法瓶が示されている。
このエアーポットは、外ケース1内に収容された真空二
重壁の中瓶2の上部に中央部に栓差込穴12を有する皿
状の下口部材11を載置固定してなるポット本体Aと、
蓋ケース22内にベローズ式エアーポンプ23を収容し
てなる蓋体Bからなり、該蓋体Bをポット本体Aの上部
において枢動開閉自在に枢着して構成されている。
栓差込穴12には、中瓶2の内外を連通する瓶内管16
及び瓶外管17を装着した中栓13が挿脱自在に嵌挿さ
れている。
そしてこのエアーポットは、エアーポンプ23の操作部
材24を押圧操作することによって該エアーポンプ23
からの加圧空気を中栓内腔14を介して中瓶2内に吹き
込み、中瓶2内の液体Wを瓶内管16、中栓内通水路1
5及び瓶外管17からなる一連の液体通路を通して外部
へ注出することができるようになっている。
中瓶2の外側にはブロー成型による継目なし一体成型品
である合成樹脂製の深容器型の保護部材4が中瓶2をそ
の下方から包むようにして配設されている。
この保護部材4は中瓶2の破損時にその中瓶破片及び中
瓶内液体Wを封じ込めるためのものであり、保護部材4
の上端部4aは外ケース1の上端に形成した内向フラン
ジ1aと、外ケース1と下口部材11の結合用のリング
部材25どの間に挟持されている。
このリング部材25は下口部材11のネジ筒27にネジ
リング26を螺合することによって上方に締め上げられ
、下口部材11と外ケース1を結合するものである。
なお、ネジリング26をゆるめれば、中瓶2及び保護部
材4の交換を行うことができる。
保護部材4の胴部5の中間部には蛇腹部5aが形成され
ている。
この蛇腹部5aは中瓶2に対する緩衝作用を有するとと
もに、該該保護部材4の上下方向の寸法を調整する作用
をも有する。
中瓶2は下口部材11と底部材3の間で緊締保持される
なお、底部材3を締込んだ際に保護部材4も上方に押圧
されるが保護部材4には蛇腹部5aが形成されているの
で該蛇腹部5aが収縮してその縮み量を吸収する。
底部材3は底盤6及び該底盤6の中央部にネジ結合(符
号Q)される中ネジ7からなっており、さらに底部材3
は底盤6の外周部を外ケース1の下方部内面に取付けら
れた底ワツパ9にネジ結合(符号P)して取付けられて
いる。
又底部材3の下面にはポットを水平回転自在にするため
の回転体8が底盤6の下面に形成した係止片18.18
・・・・・・によって掛止めされている。
この実施例のエアーボッI・では、注湯時やあるいは異
物の接触等の何らかの理由で沖瓶2が破損した場合には
、その中瓶破片及び中瓶内液体Wが保護部材4内に収容
されポット本体Aの底部のネジ結合部P、Q及び孔19
等の隙間から外部に漏出することがないようになってい
る。
第3図に示す実施例では携帯用魔法瓶が示されており、
この魔法瓶では中瓶2の外側に配設される深容器型の保
護部材4を、その上端部4aを外ケース1の」三方部内
面に螺合又は弾性無理嵌めによって取外し自在に取付け
ている。
即ち、保護部材4の上端部4aの外面には雄ネジ又は環
状突条31が形成されており、その雄ネジ又は突条31
を外ケース1の上方部内面に形成された雌ネジ又は環状
溝32に係合させることによって、保護部材4を、その
上端部4aを外ケース1の上方部内面に当接させた状態
で取外し自在に取付けている。
又、この保護部材4は第4図に示すようにその上端部4
aを外ケース1の肩部1aの下面に圧接又は接着させる
ようにして取付けることもできる。
なお第3図及び第4図の魔法瓶で使用される保護部材4
のその他の構成は第2図に示すエアーポットに使用され
た保護部材4と同様に形成されている。
又、第3図及び第4図において符号33は瓶口開口部に
嵌挿される栓、34は外ケース1の上部にかぶせるコツ
プ兼用の蓋、35は蓋34内に収容されるコツプ。
36は携帯用の吊紐を示している。続いて本考案の効果
を説明すると、本考案の魔法瓶では次のような効果があ
る。
(1)中瓶2の外側に、上端部4aを外ケース1の上方
部内面に当接させた深容器型の保護部材4を、中瓶2を
下方から包むようにして配設しているので、もし何らか
の理由で沖瓶2が破損してもその中瓶破片や中瓶内液体
は保護部材4内に収容されて魔法瓶底部のネジ結合部P
、Q又は孔19等の隙間から外部に漏出することか′な
く、中瓶内の湯によって火傷を負ったり床面を濡らした
りするというトラブルを未然に防止することができる。
(2)中瓶2の破損時にその中瓶破片が保護部材4内に
収容されるので中瓶の交換作業が簡単で且つ安全となる
(3)保護部材4の胴部5に蛇腹部5aを形成している
ので保護部材4をある程度伸縮させることかで゛き、一
種類の保護部材4で沖瓶2の高さ方向の寸法の異なる魔
法瓶にも使用することができる。
(4)保護部材4の蛇腹部5aが中瓶2の横方向の衝撃
に対して緩衝材として作用する。
(5)保護部材4が継目なしの一体成型品であるので漏
水防止効果にすぐれ、しかも蛇腹部5aによる緩衝作用
にもすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の魔法瓶の下方部切開正面図、第2図は本
考案の実施例にかかる魔法瓶の縦断面図、第3図及び第
4図はそれぞれ本考案の他の実施例にかかる魔法瓶の縦
半断面図及び部分断面図である。 1・・・・・・外ケース、2・・・・・・中瓶、3・・
・・・・底部材、4・・・・・・保護部材、4a・・・
・・・上端部、5・・・・・・胴部、5a・・・・・・
蛇腹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 仲ケース1の内部に収容される中瓶2の外側を上方が開
    口する深容器型の保護部材4で包むようにした魔法瓶で
    あって、前記保護部材4はその胴部5に蛇腹部5aを形
    成する一方でその全体を継目なしの一体成型品とすると
    ともに、前記保護部材4の上端部4aを前記朴ケース1
    の内面に全周に亙って当接させたことを特徴とする魔法
    瓶。
JP4624079U 1979-04-07 1979-04-07 魔法瓶 Expired JPS5917256Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4624079U JPS5917256Y2 (ja) 1979-04-07 1979-04-07 魔法瓶

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4624079U JPS5917256Y2 (ja) 1979-04-07 1979-04-07 魔法瓶

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55146031U JPS55146031U (ja) 1980-10-20
JPS5917256Y2 true JPS5917256Y2 (ja) 1984-05-19

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ID=28926000

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JP4624079U Expired JPS5917256Y2 (ja) 1979-04-07 1979-04-07 魔法瓶

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117240U (ja) * 1982-02-04 1983-08-10 タイガー魔法瓶株式会社 ポンプ注液式液体容器
JPH0128740Y2 (ja) * 1988-01-08 1989-09-01

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Publication number Publication date
JPS55146031U (ja) 1980-10-20

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