JPS5814916Y2 - 魔法瓶 - Google Patents

魔法瓶

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JPS5814916Y2
JPS5814916Y2 JP1978087285U JP8728578U JPS5814916Y2 JP S5814916 Y2 JPS5814916 Y2 JP S5814916Y2 JP 1978087285 U JP1978087285 U JP 1978087285U JP 8728578 U JP8728578 U JP 8728578U JP S5814916 Y2 JPS5814916 Y2 JP S5814916Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner container
mouth
stopper
opening
spout member
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978087285U
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English (en)
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JPS554761U (ja
Inventor
寿毅 奥山
匡夫 長瀬
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Publication date
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Publication of JPS554761U publication Critical patent/JPS554761U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、図を参照して、内容器1の口部2と連通し
かつ本体3の一側へ開口4する注出路5を持った栓室6
を形成した注ぎ口部材7と、同部材7の栓塞6内へその
上部開口8より例えば螺合され回動による上下動で内容
器1との連通口9を開閉する栓体10とを備えた魔法瓶
に関する。
この種の魔法瓶は、内容器1を真空二重瓶とするか、或
いは外装体11との間に断熱材を充填されるかして、内
容器1の周りにおける放熱は充分抑制される。
従って、栓体10によって開閉される内容器10口部2
および注ぎ口部材7の連通口9からの放熱が問題である
しかるに、内容器の口部2は、内容器1が真空二重瓶で
ある場合は、特に、成形性や型変更等の問題から従来連
り大きなままとされ、放熱し易い要因となっているうえ
、従来は、第1図に示されているように、連通口9が肩
バッキング12を介して口部2上へほぼ同じ大きさで単
に開口しているだけであり、また、栓体10はその弁座
バッキング13を連通口9の開口縁部へ押し当てるだけ
のものであるから、栓体10内に断熱材を充填し、その
栓体10が閉鎖状態にあるとしても、内容器1内と注出
路5を通じた外部とを隔絶する断熱構造は、バッキング
13による連通口9の開口縁への環状密着部であって、
その幅は非常に小さいのに加え、密着部半径が大きいも
のであり、保温機能を著しく低下させる。
また、開栓時における内容器1内と外部との口部2での
連通通路断面積も大きく、注水の度に可成りの放熱があ
る。
これを解消しようと、栓体10に口部2へ嵌り込む延長
部14を第1図仮想線のように設けるにしても、延長部
14は内容器1の口部2等と摩擦を生じないために、栓
体10の螺合部の精度や組立精度を考慮して可成りの隙
間Sが形成されなければならないし、口部2の径が大き
いのとで、保温効果は殆んど上がらない。
さらに、口部2内周が露出しており、内容器1内を清掃
したり内容物を攪拌したりするのに、挿入した清掃具や
攪拌具の枠部が口部2内周部に当ったり、こすれたりし
て傷か゛つき、口部2は胴継ぎされる等のために内部歪
みが大きく前記傷はその耐久性を著しく弱める。
この考案は、内容器口部を保護する構造で、保温機能を
高め、前記従来の諸欠点を一挙に解消できる魔法瓶を提
供することを目的とするものである。
この考案の構成を第2図、第3図に示される実施例にお
いて説明すれば、注ぎ口部材7の栓塞6と内容器1との
連通口9に、内容器1の口部2内周へその口縁から一定
長さくつまり、内容器が狭口容器である場合はその狭口
部長さ範囲、広口容器であれば攪拌具や清掃具が当り易
い口縁からの一定長さ範囲が適当である。
嵌入する保護筒15が垂下形成されている。
この保護筒15は内容器口部2内周に嵌入する外筒部と
この外筒部に間隔をおいて形成された内筒部とよりなり
、この両筒部間でドーナツ状の環状空間を形成している
また、栓塞6内へ部材7の天板16部への開口8から螺
合させた栓体10の下部に、保護筒15内へその内面に
沿って少なくとも保護筒15の長さ分挿入される突出筒
部17が形成されている。
保護筒15の内部すなわち前記環状空間内および栓体1
0の少なくとも突出筒部17内に断熱材18が充填され
る。
図の場合栓体10の全体内に断熱材18が充填されてい
る。
突出筒部17は栓体10の本体部に対し小径であって、
突出基部外周に凹条19が形成されその四条19に弁座
バッキング13を嵌着している。
このバッキング13は、合成樹脂で形成され一個所が切
断された弾性体リング20の外周溝20 aへ嵌着し、
リング20を介し前記凹条19へ弾性嵌着し回転可能に
してあり、閉栓によって注ぎ口部材7の連通ロ9開ロ縁
部上面へ圧着され、閉栓度合によっては部材7と栓体1
0の突出部17を突設している下面10 aとの間に挟
着され、連通口9を密閉する。
突出筒部17の直径線上対向位置に空気通路用縦溝21
と、注出路用縦溝22とが形成されている。
栓体10および保護筒15は何れも予め成形した断熱材
18を装填して蓋10 bおよび15 aを装着したも
のである。
注ぎ口部材7の天板16部は別体で形成しである。
23は栓体螺合部、24はハンドルである。
栓体10を180°左回転させると、栓体10が上動し
て、バッキング13を注ぎ口部材7から離し連通口9を
開く。
そして、注出路用縦溝22が図の左側へ、空気通路用縦
溝21が右側へ位置し、本体3をハンドル24により把
持して傾けると、内容液は溝22、注出路5を通し開口
4より注出される。
一方、外気は栓塞6の縦溝25、栓体10の縦溝21を
通して内容器1内へ吸入され、前記注水をスムーズに行
わせる。
前記と反対に栓体10を右回転させると、栓体10は下
動し、バッキング13により図示の如く連通口9を閉じ
る。
この考案によれば、内容器の口部と連通ずる注ぎ口部材
と、注ぎ羽部材の上部開口より挿入され内容器口部との
連通口を開閉する栓体とを備えた魔法瓶において、注ぎ
口部材の連通口に、内容器口部内周へその口縁から一定
長さ嵌入される保護筒を垂下形威し、栓体に前記保護筒
内へその内面に沿って少なくとも保護筒長さ分挿入され
る突出筒部を形成して、前記保護筒内部および栓体の少
なくとも突出筒部内に断熱材を充填したから、保護筒1
5は固定部分であることによって、内容器1の口部2へ
密嵌してさしつかえなく、充填された断熱材18と共に
、内容器1の開口を断熱性を保って小さくでき、しかも
、保護筒15へは断熱材18が充填された栓体10の突
出筒部17が嵌入し、真空二重瓶のような問題がない保
護筒15と接触して保護筒15および突出筒部間の隙間
が非常に小さく長い断熱嵌り合い部を形成できると共に
、弁座バッキング13は断熱材18を充填した突出筒部
17および保護筒15部間で連通口9を密閉するから、
魔法瓶で保温上問題であった内容器口部2での断熱性が
高く充分な保温機能を保証し、かつ保護筒15は内容器
1の口部2を覆って保護するから、真空二重瓶を用いて
いる場合でも、スリ傷等によって耐久性が低下するのを
防止できる。
なお、栓体10の開閉および着脱の方式は任意である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す一部の断面図、第2図はこの考案
の一実施例を示す断面図、第3図は一部の拡大断面図で
ある。 1・・・・・・内容器、2・・・・・・口部、3・・・
・・・本体、5・・・・・・注出路、6・・・・・・栓
塞、7・・・・・・注ぎ口部材、8・・・・・・開口、
9・・・・・・連通口、10・・・・・・栓体、13・
・・・・・弁座バッキング、15・・・・・・保護筒、
17・・・・・・突出筒部、18・・・・・・断熱材、
22・・・・・・注出路用縦溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内容器の口部と連通ずる注ぎ口部材と、該注ぎ口部材の
    上部開口より挿入され内容器口部との連通口を開閉する
    栓体とを備えた魔法瓶において、注ぎ口部材の連通口に
    、内容器口部内周へその口縁から一定長さ嵌入される保
    護筒を垂下形成し、栓体に前記保護筒内へその内面に沿
    って少なくとも保護筒長さ分挿入される突出筒部を形成
    して、前記保護筒内部および栓体の少なくとも前記突出
    筒部内に断熱材を充填した魔法瓶。
JP1978087285U 1978-06-23 1978-06-23 魔法瓶 Expired JPS5814916Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978087285U JPS5814916Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 魔法瓶

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JP1978087285U JPS5814916Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 魔法瓶

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Publication Number Publication Date
JPS554761U JPS554761U (ja) 1980-01-12
JPS5814916Y2 true JPS5814916Y2 (ja) 1983-03-25

Family

ID=29012669

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JP1978087285U Expired JPS5814916Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 魔法瓶

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925746U (ja) * 1982-08-11 1984-02-17 株式会社神垣鉄工所 比例流量管

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830144A (ja) * 1971-08-23 1973-04-20
JPS539562B2 (ja) * 1974-07-18 1978-04-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS546108Y2 (ja) * 1976-07-08 1979-03-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4830144A (ja) * 1971-08-23 1973-04-20
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JPS554761U (ja) 1980-01-12

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