JPS5931155Y2 - 魔法瓶 - Google Patents
魔法瓶Info
- Publication number
- JPS5931155Y2 JPS5931155Y2 JP13268080U JP13268080U JPS5931155Y2 JP S5931155 Y2 JPS5931155 Y2 JP S5931155Y2 JP 13268080 U JP13268080 U JP 13268080U JP 13268080 U JP13268080 U JP 13268080U JP S5931155 Y2 JPS5931155 Y2 JP S5931155Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- thermos
- case
- outer case
- thermos flask
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は魔法瓶に関するものである。
第１図には急須型魔法瓶の一例を示しているが、この急
須型の魔法瓶では、胴太型の中瓶４を外ケース３の底部
に螺合された中ネジ部材８と魔法瓶本体１の上部に形成
された給液口６の口縁下面との間で緊締している。
須型の魔法瓶では、胴太型の中瓶４を外ケース３の底部
に螺合された中ネジ部材８と魔法瓶本体１の上部に形成
された給液口６の口縁下面との間で緊締している。
しかしながら、この急須型の魔法瓶では、その組立ての
際に中瓶４が中ネジ部材８の上端部（瓶受部）８ａの上
で水平方向に移動し易く該中瓶４が中心からずれた位置
で緊締されたり、又中瓶４の下面と中ネジ部材８の瓶受
部８ａの間は中瓶４がガラス製であるために滑り易く注
液時に魔法瓶を傾けると中瓶内液体Ｗの重心が傾けた側
に移動して中瓶４が鎖線４′で示すようにずれたりする
ことがあった。
際に中瓶４が中ネジ部材８の上端部（瓶受部）８ａの上
で水平方向に移動し易く該中瓶４が中心からずれた位置
で緊締されたり、又中瓶４の下面と中ネジ部材８の瓶受
部８ａの間は中瓶４がガラス製であるために滑り易く注
液時に魔法瓶を傾けると中瓶内液体Ｗの重心が傾けた側
に移動して中瓶４が鎖線４′で示すようにずれたりする
ことがあった。
特に中ネジ部材８の緊締が緩い場合にはこの傾向が顕著
となる。
となる。
本考案は上記の如き急須型魔法瓶の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、外ケースと中瓶の間にクッション材
を挟着させることにより中瓶がずれないようにするとと
もに中瓶を外部からの衝撃から保護することができるよ
うにした魔法瓶を提供することを目的とするものである
。
れたものであって、外ケースと中瓶の間にクッション材
を挟着させることにより中瓶がずれないようにするとと
もに中瓶を外部からの衝撃から保護することができるよ
うにした魔法瓶を提供することを目的とするものである
。
以下、図示の実施例に基づいて本考案の魔法瓶を説明す
ると、第２図ないし第５図の魔法瓶は急須型に形成され
ており、各図において符号１は魔法瓶本体、２は栓体、
３は外ケース、４は真空二重瓶からなる中瓶、５は魔法
瓶本体１の上部に形成された栓嵌合穴、６は該栓嵌合穴
５の下部に形成された給液口、７は注液用の液道部、８
は中瓶４を緊締するための中ネジ部材、１０は把手をそ
れぞれ示している。
ると、第２図ないし第５図の魔法瓶は急須型に形成され
ており、各図において符号１は魔法瓶本体、２は栓体、
３は外ケース、４は真空二重瓶からなる中瓶、５は魔法
瓶本体１の上部に形成された栓嵌合穴、６は該栓嵌合穴
５の下部に形成された給液口、７は注液用の液道部、８
は中瓶４を緊締するための中ネジ部材、１０は把手をそ
れぞれ示している。
外ケース３は、それぞれ合成樹脂製の上ケース１１と下
ケース１２を螺着して一体的に結合している。
ケース１２を螺着して一体的に結合している。
即ち、該外ケース３は、上ケース１１の下端内面に形成
した雌ネジ１６と下ケース１２の上端外面に形成した雄
ネジ１７を螺合することにより一体的に結合して形成さ
れている。
した雌ネジ１６と下ケース１２の上端外面に形成した雄
ネジ１７を螺合することにより一体的に結合して形成さ
れている。
上ケース１１と下ケース１２の接合部の外面はケースリ
ング１３が取付けられており、又、上ケース１１と下ケ
ース１２の接合部には回り上め用のビス１８がネジ込ま
れている。
ング１３が取付けられており、又、上ケース１１と下ケ
ース１２の接合部には回り上め用のビス１８がネジ込ま
れている。
なお上ケース１の下端内面の雌ネジ１６は円周方向に間
欠的に形成した３ケ所のネジ部１６ ａ 、１６ａ、１
５ａからなっており、該ネジ部１６ ａ 、１６ ａ
、１６ａは円周方向等間隔で形成されている。
欠的に形成した３ケ所のネジ部１６ ａ 、１６ａ、１
５ａからなっており、該ネジ部１６ ａ 、１６ ａ
、１６ａは円周方向等間隔で形成されている。
外ケース３の内面中段部３ａ（上ケース１１の内面下方
部）には、前記ネジ部１６ ａ 、１６ ａ 、１６
ａのそれぞれの間に内方に突出する縦リブ１５，１５・
・・・・・が一体形成されている。
部）には、前記ネジ部１６ ａ 、１６ ａ 、１６
ａのそれぞれの間に内方に突出する縦リブ１５，１５・
・・・・・が一体形成されている。
この縦リブ１５，１５・・・・・・は各ネジ部１６ ａ
、１６ ａ 、１６ ａ間の間欠部にそれぞれ適宜間
隔をもって３本づつ形成されている。
、１６ ａ 、１６ ａ間の間欠部にそれぞれ適宜間
隔をもって３本づつ形成されている。
なお各縦リブ１５，１５・・・・・・の内端面は同一円
周上に位置するようになっている。
周上に位置するようになっている。
前記各縦リブ１５，１５・・・・・・と中瓶４の中段部
４ａ（太胴部）の間には発泡プラスチックからなる円筒
状のクッション材９が挟着されている。
４ａ（太胴部）の間には発泡プラスチックからなる円筒
状のクッション材９が挟着されている。
このクッション材９は中瓶中段部４ａの外径とほぼ同径
の内径をもち且つ各縦リブ１５，１５・・・・・・の各
内端面の仮想円周とほぼ同径か又はやや大径の外径をも
っており、該クッション材９は中瓶４の外面及び各縦リ
ブ１５の内端面にそれぞれ接触した状態で保持されてい
る。
の内径をもち且つ各縦リブ１５，１５・・・・・・の各
内端面の仮想円周とほぼ同径か又はやや大径の外径をも
っており、該クッション材９は中瓶４の外面及び各縦リ
ブ１５の内端面にそれぞれ接触した状態で保持されてい
る。
又、この実施例では、各縦リブ１５，１５・・・・・・
にはその内端面下端部に下方に突出する突子１９が形成
されている。
にはその内端面下端部に下方に突出する突子１９が形成
されている。
この突子１９は第５図に示すように下ケース１２の上端
部内面にほぼ接触するようになっており、該突子１９に
よって下ケース１２の上端部が中心方向へ（又は上ケー
ス下端部が外周方向へ）変形するのを防止し、両ケース
１１．１２のネジ結合が外れないようにしている。
部内面にほぼ接触するようになっており、該突子１９に
よって下ケース１２の上端部が中心方向へ（又は上ケー
ス下端部が外周方向へ）変形するのを防止し、両ケース
１１．１２のネジ結合が外れないようにしている。
又縦リブ１５゜１５・・・・・・下端の突子１９は上ケ
ース１１のネジ部１６ａ 、１６ ａ 、１５ ａの間
欠部にあってしかもそのネジ部１６ ａとほぼ同高位置
に形成しているので、外部から衝撃をうけた場合にも雌
ネジ１６と雄ネジ１７の螺合を外れにくくすることがで
き、それだけ雌ネジ１６及び雄ネジ１７のネジ高さを低
くすることができる。
ース１１のネジ部１６ａ 、１６ ａ 、１５ ａの間
欠部にあってしかもそのネジ部１６ ａとほぼ同高位置
に形成しているので、外部から衝撃をうけた場合にも雌
ネジ１６と雄ネジ１７の螺合を外れにくくすることがで
き、それだけ雌ネジ１６及び雄ネジ１７のネジ高さを低
くすることができる。
又、縦リブ１５の下端突子１９の位置を低くするとそれ
だけ下ケース１２の雄ネジ壁２１の高さを低くして該雄
ねじ壁２１の剛性を高めることができる。
だけ下ケース１２の雄ネジ壁２１の高さを低くして該雄
ねじ壁２１の剛性を高めることができる。
魔法瓶本体１上部の給液口６は栓体２によって開閉され
る。
る。
液道部７の先端注口部７ａには、該注口部７ａを開閉す
るフラップ２０が取付けられている。
るフラップ２０が取付けられている。
このフラップ２０は、魔法瓶の正立時には注口部７ａを
閉塞し、魔法瓶の前傾時（注液時）には自重によって開
放するようになっている。
閉塞し、魔法瓶の前傾時（注液時）には自重によって開
放するようになっている。
この魔法瓶は、栓体２を緩め、把手１０を持って前傾さ
せると中瓶４内の液体Ｗが給液口６及び液道部７を通っ
てその先端注口部７ａから注出されるようになっている
。
せると中瓶４内の液体Ｗが給液口６及び液道部７を通っ
てその先端注口部７ａから注出されるようになっている
。
続いて本考案の効果を説明すと、本考案の魔法瓶は、外
ケース３の内面中段部３ａに形成した縦リブ１５と中瓶
４の中段部４ａの間でクッション材９を挟着しているの
で、魔法瓶の組立時又は魔法瓶の使用時に中瓶４が水平
方向にずれることがなく、さらに魔法瓶を落したり或い
は他の物体と衝突したときでも中瓶４への衝撃を緩和す
ることができ該中瓶４を保護することができるという効
果がある。
ケース３の内面中段部３ａに形成した縦リブ１５と中瓶
４の中段部４ａの間でクッション材９を挟着しているの
で、魔法瓶の組立時又は魔法瓶の使用時に中瓶４が水平
方向にずれることがなく、さらに魔法瓶を落したり或い
は他の物体と衝突したときでも中瓶４への衝撃を緩和す
ることができ該中瓶４を保護することができるという効
果がある。
第１図は急須型魔法瓶の縦断面図、第２図は本考案の実
施例にかかる魔法瓶の縦断面図、第３図は第２図のＡ−
Ａ断面図、第４図は第２図の魔法瓶における外ケースの
分解斜視図、第５図は第２図のＢ部拡大図である。 １・・・・・・魔法瓶本体、３・・・・・・外ケース、
３ａ・・・・・・内面中段部、４・・・・・・中瓶、４
ａ・・・・・・中瓶中段部、９・・・・・・クッション
材、１５・・・・・・縦リブ。
施例にかかる魔法瓶の縦断面図、第３図は第２図のＡ−
Ａ断面図、第４図は第２図の魔法瓶における外ケースの
分解斜視図、第５図は第２図のＢ部拡大図である。 １・・・・・・魔法瓶本体、３・・・・・・外ケース、
３ａ・・・・・・内面中段部、４・・・・・・中瓶、４
ａ・・・・・・中瓶中段部、９・・・・・・クッション
材、１５・・・・・・縦リブ。
Claims (1)
- 外ケース３内に中瓶４を収容する一方、前記外ケース３
の内面中段部３ａに内方に突出する縦リブ１５を形成し
、該縦リブ１５と前記中瓶４の中段部４ａの間にクッシ
ョン材９を挟着させたことを特徴とする魔法瓶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13268080U JPS5931155Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 魔法瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13268080U JPS5931155Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 魔法瓶 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5755430U JPS5755430U (ja) | 1982-03-31 |
| JPS5931155Y2 true JPS5931155Y2 (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=29492913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13268080U Expired JPS5931155Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 魔法瓶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931155Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58179062U (ja) * | 1982-05-26 | 1983-11-30 | タイガー魔法瓶株式会社 | 魔法瓶等の液体保温容器 |
-
1980
- 1980-09-17 JP JP13268080U patent/JPS5931155Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5755430U (ja) | 1982-03-31 |
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