JP2540255Y2 - 注出キャップ付き容器 - Google Patents
注出キャップ付き容器Info
- Publication number
- JP2540255Y2 JP2540255Y2 JP1991004024U JP402491U JP2540255Y2 JP 2540255 Y2 JP2540255 Y2 JP 2540255Y2 JP 1991004024 U JP1991004024 U JP 1991004024U JP 402491 U JP402491 U JP 402491U JP 2540255 Y2 JP2540255 Y2 JP 2540255Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouth
- ridge
- peripheral wall
- container
- neck portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【考案の属する技術分野】本案は、例えば醤油、ソース
等の液体調味料を収納する注出キャップ付き容器に係
る。
等の液体調味料を収納する注出キャップ付き容器に係
る。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】この種容器の注出キャ
ップとして、頂壁周縁から容器体口頸部嵌合用の周壁を
垂下し、かつ該周壁の上方前後両部からノズルを外方突
設したものが広く知られている。
ップとして、頂壁周縁から容器体口頸部嵌合用の周壁を
垂下し、かつ該周壁の上方前後両部からノズルを外方突
設したものが広く知られている。
【０００３】上記従来の注出キャップでは、ノズル孔の
先端面が常時開口しているから、ノズル孔内へ塵埃が入
り込むことがあり、衛生面で問題があった。
先端面が常時開口しているから、ノズル孔内へ塵埃が入
り込むことがあり、衛生面で問題があった。
【０００４】本案は、ノズル孔の先端開口面を開閉でき
るよう形成することで、ノズル孔内へ塵埃が入り込むこ
とを防止できるよう設けた。
るよう形成することで、ノズル孔内へ塵埃が入り込むこ
とを防止できるよう設けた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】胴部上端から起立する口
頸部２の中間部外面に突条２ａを周設した容器本体１
と、上記突条２ａ上方の口頸部部分の外面に、頂壁１０
周縁から垂設する周壁４の下部を嵌合させ、かつ該周壁
の上方前後両部からノズル５，５を外方突設した注出キ
ャップ３と、上記突条２ａ上面と周壁４下端との間の口
頸部部分の外面に、突条２ａおよび周壁４の外径より小
内径としたリング状の基板７を回動可能に嵌合させると
共に、該基板の左右両部から水平支持板部６，６を介し
て閉塞板部８を起立し、かつこれ等閉塞板部の上部内面
を上記ノズル５，５の先端面にそれぞれ当接させて、ノ
ズル孔の先端開口面を閉塞させた閉塞部材９とで形成し
た。
頸部２の中間部外面に突条２ａを周設した容器本体１
と、上記突条２ａ上方の口頸部部分の外面に、頂壁１０
周縁から垂設する周壁４の下部を嵌合させ、かつ該周壁
の上方前後両部からノズル５，５を外方突設した注出キ
ャップ３と、上記突条２ａ上面と周壁４下端との間の口
頸部部分の外面に、突条２ａおよび周壁４の外径より小
内径としたリング状の基板７を回動可能に嵌合させると
共に、該基板の左右両部から水平支持板部６，６を介し
て閉塞板部８を起立し、かつこれ等閉塞板部の上部内面
を上記ノズル５，５の先端面にそれぞれ当接させて、ノ
ズル孔の先端開口面を閉塞させた閉塞部材９とで形成し
た。
【０００６】
【作用】ノズル５，５の先端面は、図１，図２が示すよ
うに、閉塞部材９の閉塞板部８，８で閉塞されているの
で、塵埃等がノズル孔内へ入り込むことはない。
うに、閉塞部材９の閉塞板部８，８で閉塞されているの
で、塵埃等がノズル孔内へ入り込むことはない。
【０００７】図３，図４が示すように、閉塞部材９の基
板７を注出キャップ３に対して回動させると、閉塞板部
８，８が移動してノズル孔の先端面が開口し、容器本体
１内に収納した液体調味料をノズル孔の先端開口から注
出することができる。
板７を注出キャップ３に対して回動させると、閉塞板部
８，８が移動してノズル孔の先端面が開口し、容器本体
１内に収納した液体調味料をノズル孔の先端開口から注
出することができる。
【０００８】
【実施例】１は容器本体であり、該容器本体は、胴部上
端から口頸部２を起立し、かつ該口頸部の中間部外面に
突条２ａを周設している。
端から口頸部２を起立し、かつ該口頸部の中間部外面に
突条２ａを周設している。
【０００９】３は注出キャップであり、該注出キャップ
は、頂壁１０の周縁から下方小径テーパ状の周壁４を垂
設して、該周壁の下部を、上記突条２ａ上方の口頸部部
分外面に螺合させ、かつその周壁４の上方前後両部か
ら、先端面を下向きの傾斜面としたノズル５，５を外方
突設している。
は、頂壁１０の周縁から下方小径テーパ状の周壁４を垂
設して、該周壁の下部を、上記突条２ａ上方の口頸部部
分外面に螺合させ、かつその周壁４の上方前後両部か
ら、先端面を下向きの傾斜面としたノズル５，５を外方
突設している。
【００１０】９は閉塞部材であり、該閉塞部材は、上記
注出キャップ３の周壁４下端と容器本体１口頸部２の突
条２ａとの間の口頸部部分の外面に、突条２ａおよび周
壁４の外径より小内径としたリング状の基板７を回動可
能に嵌合させると共に、該基板の左右両部から水平支持
板部６，６を介して斜め上外方へ傾斜する閉塞板部８を
起立し、かつこれ等閉塞板部の上部内面を上記ノズル
５，５の先端面にそれぞれ当接させて、ノズル孔の先端
開口面を閉塞させている。
注出キャップ３の周壁４下端と容器本体１口頸部２の突
条２ａとの間の口頸部部分の外面に、突条２ａおよび周
壁４の外径より小内径としたリング状の基板７を回動可
能に嵌合させると共に、該基板の左右両部から水平支持
板部６，６を介して斜め上外方へ傾斜する閉塞板部８を
起立し、かつこれ等閉塞板部の上部内面を上記ノズル
５，５の先端面にそれぞれ当接させて、ノズル孔の先端
開口面を閉塞させている。
【００１１】容器本体１は、合成樹脂材ないし硝子で形
成し、注出キャップ３および閉塞部材９は合成樹脂材で
成形する。
成し、注出キャップ３および閉塞部材９は合成樹脂材で
成形する。
【００１２】
【考案の効果】本案は上記構成とするものであり、閉塞
部材９のリング状基板７を、注出キャップ３の周壁４お
よび容器本体１口頸部２の突条２ａの外径より小内径と
し、かつ注出キャップ３の周壁４下端と容器本体１の突
条２ａ上面との間の口頸部部分の外面に、その基板７を
回動可能に嵌合させたから、注出キャップ３を容器本体
１の口頸部２から取り外さない限り、口頸部２から基板
７を抜き出すことが不能となり、よって、閉塞部材９が
不用意に容器本体１から外れて紛失することが防止さ
れ、また、基板７の左右両部から水平支持板部６，６を
介して閉塞板部８を起立し、かつこれ等閉塞板部の上部
内面をノズル５，５の先端面にそれぞれ当接させて、ノ
ズル孔の先端開口面を閉塞させたから、塵埃がノズル孔
内へ入ることを防止でき、衛生的である。
部材９のリング状基板７を、注出キャップ３の周壁４お
よび容器本体１口頸部２の突条２ａの外径より小内径と
し、かつ注出キャップ３の周壁４下端と容器本体１の突
条２ａ上面との間の口頸部部分の外面に、その基板７を
回動可能に嵌合させたから、注出キャップ３を容器本体
１の口頸部２から取り外さない限り、口頸部２から基板
７を抜き出すことが不能となり、よって、閉塞部材９が
不用意に容器本体１から外れて紛失することが防止さ
れ、また、基板７の左右両部から水平支持板部６，６を
介して閉塞板部８を起立し、かつこれ等閉塞板部の上部
内面をノズル５，５の先端面にそれぞれ当接させて、ノ
ズル孔の先端開口面を閉塞させたから、塵埃がノズル孔
内へ入ることを防止でき、衛生的である。
【図１】 本案容器の一実施例を、ノズル先端面を閉塞
した状態で示す側面図である。
した状態で示す側面図である。
【図２】 ノズル先端面を閉塞した状態で示す、同実施
例の平面図である。
例の平面図である。
【図３】 ノズル先端面を開口した状態で示す、同実施
例の側面図である。
例の側面図である。
【図４】 ノズル先端面を開口した状態で示す、同実施
例の平面図である。
例の平面図である。
３…注出キャップ ９…閉塞部材
Claims (1)
- 【請求項１】 胴部上端から起立する口頸部２の中間部
外面に突条２ａを周設した容器本体１と、 上記突条２ａ上方の口頸部部分の外面に、頂壁１０周縁
から垂設する周壁４の下部を嵌合させ、かつ該周壁の上
方前後両部からノズル５，５を外方突設した注出キャッ
プ３と、 上記突条２ａ上面と周壁４下端との間の口頸部部分の外
面に、突条２ａおよび周壁４の外径より小内径としたリ
ング状の基板７を回動可能に嵌合させると共に、該基板
の左右両部から水平支持板部６，６を介して閉塞板部８
を起立し、かつこれ等閉塞板部の上部内面を上記ノズル
５，５の先端面にそれぞれ当接させて、ノズル孔の先端
開口面を閉塞させた閉塞部材９とで形成したことを特徴
とする注出キャップ付き容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991004024U JP2540255Y2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 注出キャップ付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991004024U JP2540255Y2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 注出キャップ付き容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0495769U JPH0495769U (ja) | 1992-08-19 |
| JP2540255Y2 true JP2540255Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=31733474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991004024U Expired - Lifetime JP2540255Y2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 注出キャップ付き容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540255Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP1991004024U patent/JP2540255Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0495769U (ja) | 1992-08-19 |
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