JPS6234130Y2 - - Google Patents

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JPS6234130Y2
JPS6234130Y2 JP1982202648U JP20264882U JPS6234130Y2 JP S6234130 Y2 JPS6234130 Y2 JP S6234130Y2 JP 1982202648 U JP1982202648 U JP 1982202648U JP 20264882 U JP20264882 U JP 20264882U JP S6234130 Y2 JPS6234130 Y2 JP S6234130Y2
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air
combustion
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gas
bypass passage
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JP1982202648U
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、湯沸器等に組込まれる熱交換器を備
えた燃焼機器で、詳しくは、空気供給量を調整可
能な強制空気供給装置から燃焼室への空気供給路
の途中に空気ガス混合部が構成されており、か
つ、空気供給量の調整に応じてガス供給量を、両
者の混合比が一定又はほぼ一定となるように自動
調整する均圧弁がガス供給路に介装されている燃
焼機器に関する。
この種の燃焼機器においては、均圧弁のガス供
給量の自動調整作用によつて、空気供給量調整に
よるガス入力調整範囲の全域において空気過剰率
をほぼ一定に維持して、良好な燃焼を行なえるの
であるが、従来のように、強制空気供給装置及び
均圧弁のみによつて燃焼を制御する場合には、湯
沸器等において第7図中の実線aに示すように熱
交換器での空気過剰率mもガス入力IPの調整範囲
全域においてほぼ一定に維持されるから、第8図
中の実線aでで示す如く、例えば、最大ガス入力
時の熱効率Eが80%の湯沸器においてはガス入力
IPを最大時のおよそ1/3以下にまで絞ると熱効率
が85%をこえるといつたように、ガス入力IPを絞
つた場合、熱効率が上昇する。このような熱効率
の上昇は、熱交換器での被加熱物(水等)の温度
が低いほど顕著に現われる。従つて、従来燃焼機
器によるときは、ガス入力を絞つた場合、排気温
が低下して熱交換器表面で結露が生じ、熱交換器
の腐食を早める等の耐久面での欠点があつた。
本考案は、かかる従来欠点を解消しようとする
点に目的を有する。
上記目的を達成するために講じられた本考案に
よる燃焼機器の特徴構成は、燃焼バーナを内装し
た燃焼室内に熱交換器を配設し、前記燃焼バーナ
に対する燃焼用空気を供給するための空気供給路
を備え、この空気供給路の途中に、空気供給量を
調整可能な強制空気供給装置からの供給空気を燃
料用ガスと混合させる空気ガス混合部が構成され
ており、かつ、空気供給量の調整に応じてガス供
給量を、両者の混合比が一定又はほぼ一定となる
ように自動調整する均圧弁がガス供給路に介装さ
れている燃焼機器において、前記強制空気供給装
置による供給空気を前記空気ガス混合部よりも上
手側から前記燃焼バーナよりも下手の熱交換器に
対して供給可能なバイパス通路が設けられており
かつ、このバイパス通路への空気供給量と前記空
気ガス混合部への空気供給量との比を調節可能な
分流比調節機構が設けられている点にある。
上記の本考案特徴構成による作用は、次の通り
である。
空気ガス混合部とは別に、燃焼室の燃焼バー
ナよりも下手側の熱交換器側に空気を余分に供
給させるバイパス通路を設けてあるから、ガス
入力が絞られた場合には、バイパス通路を介し
て燃焼室に空気を供給させることにより、熱交
換器での空気過剰率を大きくして、熱効率を下
げることができる。
バイパス通路が、強制空気供給装置による供
給空気のうち、分流比調節機構を介して分流さ
れた空気を燃焼室に供給させるものであるか
ら、特別な強制空気供給装置が不要である。
分流比調節機構が、バイパス通路と空気ガス
混合部とへの供給量の比を調節してバイパス通
路に分流させるものであるから、バイパス通路
への空気の分流にかかわらず、空気ガス混合部
からは、ガス入力の調整範囲全域において、均
圧弁を介して空気とガスとが適正な空気過剰率
で混合された燃焼用混合ガス燃焼室に供給させ
ることができる。
上記作用による効果は次の通りである。
○イ 前記との作用によつて、ガス入力調整範
囲の全域におおいて適正空気過剰率での良好な
燃焼を行ない乍らも、ガス入力が絞られたと
き、排気温の低下を防止し、又、露点温度を下
げて、熱交換器での結露を防止し、熱交換器の
耐久性を向上できる。
○ロ 前記の作用によつて、安価に実施すること
ができる。
以下、本考案構成の実施例を第1図に基づいて
説明する。
空気供給量を調整可能な強制空気供給装置1を
設けるとともに、内外二重状態に位置する円筒形
全一次空気表面燃焼バーナ2Aと外胴2Bとを備
えた燃焼室2を設け、かつ、この燃焼室2の上部
に水加熱用熱交換器3を設けてある湯沸器におけ
る燃焼制御装置であつて、前記強制空気供給装置
1は、定速回転フアン1Aと風量調整ダンパー1
Bとから構成されている。
前記燃焼制御装置は、前記強制空気供給装置1
から燃焼室2、詳しくは、バーナ2Aへの空気供
給路4の途中に空気ガス混合部5を構成するとと
もに、前記空気ガス混合部5への電磁弁6A付き
ガス供給路6に、管7を介して導かれた空気供給
路4での空気圧をもつて作動することにより、空
気オリフイス8とガスオリフイス9との協働で前
記空気ガス混合部5手前でのガス圧が空気圧と同
一となるように、つまり、空気供給量の調整に応
じて空気供給量とガス供給量との混合比が一定と
なるようにガス供給量を自動調整する均圧弁10
を介装し、かつ、前記強制空気供給装置1による
供給空気を前記燃焼室2、詳しくは、バーナ2A
と外胴2Bとの間に供給可能なバイパス通路11
と、このバイパス通路11への空気供給量と空気
ガス混合部5への空気供給量との比を調節可能な
分流比調節機構12とを設けて構成されている。
前記分流比調節機構12は、前記強制空気供給
装置1の風量調整ダンパー1Bを、このダンパー
1Bの空気供給量減少側への動作がバイパス通路
11への分流量を増大させる動作となるように設
けることによつて、強制空気供給装置1による空
気供給量が減少するにつれて、自動的、かつ、可
逆的に前記バイパス通路11への分流量を増大さ
せるべく構成されている。
13は、前記フアン1Aのコントローラ、14
はダンパー1Bのコントローラである。
上記実施例構成によれば、均圧弁10によるガ
ス供給量調整作用によつて、第2図中の点線aで
示すように、ガス入力IPの調節範囲全域において
バーナ2Aでの空気過剰率mがほぼ一定に維持さ
れるものの、分流比調節機構12を介してガス入
力IPが絞られるほどバイパス通路11を介する熱
交換器3への空気供給量が増えることにより、第
2図中の実線bで示すように、ガス入力IPが絞ら
れるほど熱交換器3での空気過剰率mが増大し、
その結果、第3図中の実線aで示すように、熱効
率Eがガス入力IPの調整範囲全域においてほぼ一
定(80%程度)に保持される。
第4図は別の実施例を示し、これは、前記強制
空気供給装置1を、コントローラ13′を介して
回転数を連続的に変更される可変フアン1A′か
ら構成するとともに、前記均圧弁10よりも下流
側のガス供給路6部分に、前記強制空気供給装置
1による空気量が一定量以下になつたとき自動
的、かつ、可逆的に閉動する電磁弁15aの開閉
によりガス供給量を大小2段に変更可能なガス供
給量調整部15を構成し、かつ、分流比調節機構
12を、前記バイパス通路11に一定の分流比で
供給空気を分流させる第1状態と、バイパス通路
11に分流させない第2状態とに切替自在なダン
パー12Aと、このダンパー12Aを前記電磁弁
15aの閉動に連動して自動的、かつ、可逆的に
第1状態に切替えるコントローラ14′とから構
成した点において実施例と異なるものであり、他
の構成要素は実施例と同じであるから、同一番号
を付すことによつてその説明は省略する。
この別実施例構成によるときは、ガス入力IPが
一定量以下に絞られた場合、バーナ2Aでの空気
過剰率mが第5図中点線aで示すようにほぼ一定
に維持されるものの、熱交換器3での空気過剰率
mは、ガス入力IPの一定量以下への絞りに連動し
てバイパス通路11を介して空気が熱交換器3に
供給されることにより、第5図中実線bで示すよ
うに大きくなり、従つて、熱効率Eは、第6図中
実線aで示すように、2段に変化して、ガス入力
IPの調整範囲全域において一定範囲(80%前後の
範囲)に維持される。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を示す概略構成図、第2図,第
3図は実施例の燃焼機器におけるガス入力と空気
過剰率、熱効率との関係を示すグラフである。第
4図は別の実施例を示す概略構成図、第5図,第
6図は、別の実施例の燃焼機器におけるガス入力
と空気過剰率、熱効率との関係を示すグラフであ
る。第7図,第8図は従来機器におけるガス入力
と空気過剰率、熱効率との関係を示すグラフであ
る。 1……強制空気供給装置、2……燃焼室、4…
…空気供給路、5……空気ガス混合部、10……
均圧弁、6……ガス供給路、11……バイパス
路、12……分流比調節機構、15a……電磁
弁、15……ガス供給量調整部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 燃焼バーナ2Aを内装した燃焼室2内に熱交
    換器3を配設し、前記燃焼バーナ2Aに対する
    燃焼用空気を供給するための空気供給路4を備
    え、この空気供給路4の途中に、空気供給量を
    調整可能な強制空気供給装置1からの供給空気
    を燃料用ガスと混合させる空気ガス混合部5が
    構成されており、かつ、空気供給量の調整に応
    じてガス供給量を、両者の混合比が一定又はほ
    ぼ一定となるように自動調整する均圧弁10が
    ガス供給路6に介装されている燃焼機器におい
    て、前記強制空気供給装置1による供給空気を
    前記空気ガス混合部5よりも上手側から前記燃
    焼バーナ2Aよりも下手の熱交換器3に対して
    供給可能なバイパス通路11が設けられてお
    り、かつ、このバイパス通路11への空気供給
    量と前記空気ガス混合部5への空気供給量との
    比を調節可能な分流比調節機構12が設けられ
    ている事を特徴とする燃焼機器。 前記ガス供給路6が、前記均圧弁10よりも
    下流側の部分に、前記強制空気供給装置1によ
    る空気供給量が一定量以下になつたとき自動
    的、かつ、可逆的に閉動する電磁弁15aの開
    閉によりガス供給量を大小2段に変更可能なガ
    ス供給量調整部15を構成しているものである
    実用新案登録請求の範囲第項に記載の燃焼機
    器。 前記分流比調節機構12が、前記強制空気供
    給装置1による空気供給量が減少するにつれ
    て、自動的、かつ、可逆的に前記バイパス通路
    11への分流量を増大させるものである実用新
    案登録請求の範囲第項に記載の燃焼機器。 前記分流比調節機構12が、前記バイパス通
    路11に一定の分流比で供給空気を分流させる
    第1状態と、バイパス通路11に分流させない
    第2状態とに切替自在で、かつ、前記電磁弁1
    5aの閉動に連動して自動的、かつ、可逆的に
    第1状態に切替わるものである実用新案登録請
    求の範囲第項に記載の燃焼機器。
JP20264882U 1982-12-23 1982-12-23 燃焼機器 Granted JPS59103042U (ja)

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JPS59103042U JPS59103042U (ja) 1984-07-11
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5192207B2 (ja) * 2007-09-18 2013-05-08 株式会社アイホー 加熱装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310145A (en) * 1976-07-16 1978-01-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd Forcible inhaling and exhaling burning equipment
JPS53104433A (en) * 1977-02-24 1978-09-11 Mitsubishi Electric Corp Gas flow rate controller

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JPS589069Y2 (ja) * 1978-10-31 1983-02-18 株式会社日立ホームテック 液体燃料燃焼装置

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