JPS5911309Y2 - ミキシング型給湯器 - Google Patents
ミキシング型給湯器Info
- Publication number
- JPS5911309Y2 JPS5911309Y2 JP11100380U JP11100380U JPS5911309Y2 JP S5911309 Y2 JPS5911309 Y2 JP S5911309Y2 JP 11100380 U JP11100380 U JP 11100380U JP 11100380 U JP11100380 U JP 11100380U JP S5911309 Y2 JPS5911309 Y2 JP S5911309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- temperature
- range
- mixing
- mixing type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はミキシング型給湯器に関するもので、ミキシ
ングされる出湯温度の安定と出湯能力維持機能を兼備さ
せて使い勝手を向上したものを提供するにある。
ングされる出湯温度の安定と出湯能力維持機能を兼備さ
せて使い勝手を向上したものを提供するにある。
従来のミキシング型給湯器における給湯温度の制御は通
常ガスバーナを常にフルインプットの状態で燃焼，消火
（ＯＮ，ＯＦＦ制御）させて設定必要温度に調節する構
造となっているので、調節温度幅が大きくなってミキサ
ーへの給湯温度に著しい斑が生じ温度変動の小さい所望
の出湯温度が得難く、また、過渡状態では局部的に異常
な温度上昇も起きることがある等の欠点があった。
常ガスバーナを常にフルインプットの状態で燃焼，消火
（ＯＮ，ＯＦＦ制御）させて設定必要温度に調節する構
造となっているので、調節温度幅が大きくなってミキサ
ーへの給湯温度に著しい斑が生じ温度変動の小さい所望
の出湯温度が得難く、また、過渡状態では局部的に異常
な温度上昇も起きることがある等の欠点があった。
この考案はこのような従来の諸欠点を解消したものであ
り、その一実施例を図面に基づいて説明すると次のとお
りである。
り、その一実施例を図面に基づいて説明すると次のとお
りである。
熱交換器１を加熱するメインガスバーナ２へのガス供給
管３に２つの電磁弁４，５を備え、下流側に設置した電
磁弁４を跨いで流量調節機能を有するバイパス路６を形
戊し、貯湯槽７の出湯口の近くに挿設した温度検知器８
ないし出湯温度設定ダイヤル１４からの信号をうけて作
動する制御器９からの指令で給湯温が高い一定の温度ｔ
１とそれより低い温度ｔ２との間で一方の電磁弁、すな
わち、下流側の電磁弁４をＯＦＦ状態とし、上流側の電
磁弁５だけをＯＮ，ＯＦＦさせることによりメインガス
バーナ２をフルインプット（全能力９′の±〜＋程度の
小さいインプット（小能力）で燃焼，消火させ、給湯温
度が上記温度ｔ２より低い温度では双方の電磁弁４，５
をともにＯＮ，ＯＦＦさせてガスバーナ２をフルインプ
ット（大能力）で燃焼，消火させる構成としている。
管３に２つの電磁弁４，５を備え、下流側に設置した電
磁弁４を跨いで流量調節機能を有するバイパス路６を形
戊し、貯湯槽７の出湯口の近くに挿設した温度検知器８
ないし出湯温度設定ダイヤル１４からの信号をうけて作
動する制御器９からの指令で給湯温が高い一定の温度ｔ
１とそれより低い温度ｔ２との間で一方の電磁弁、すな
わち、下流側の電磁弁４をＯＦＦ状態とし、上流側の電
磁弁５だけをＯＮ，ＯＦＦさせることによりメインガス
バーナ２をフルインプット（全能力９′の±〜＋程度の
小さいインプット（小能力）で燃焼，消火させ、給湯温
度が上記温度ｔ２より低い温度では双方の電磁弁４，５
をともにＯＮ，ＯＦＦさせてガスバーナ２をフルインプ
ット（大能力）で燃焼，消火させる構成としている。
また、図示した実施例はオートミキサー１０を用いたも
ので゛あり、このオートミキサー１０はミキシングバル
ブを内蔵し制御器９の指令によりサーボモータＭを介し
てミキシングバルブを回転駆動して給水管１１からの冷
水量と給湯管１２からの高温湯量との混合割合を変化調
節し出湯取出管１３から所望の設定出湯温度の湯を取出
すようになっている。
ので゛あり、このオートミキサー１０はミキシングバル
ブを内蔵し制御器９の指令によりサーボモータＭを介し
てミキシングバルブを回転駆動して給水管１１からの冷
水量と給湯管１２からの高温湯量との混合割合を変化調
節し出湯取出管１３から所望の設定出湯温度の湯を取出
すようになっている。
而して、出湯温度設定ダイヤル１４（以下これを単に設
定ダイヤル１４と言う。
定ダイヤル１４と言う。
）による設定出湯温度が第２図において最高の設定出湯
温度Ｔ１より低い設定出湯温度Ｔ２以下の範囲において
電磁弁５のみが開閉されてメインガスバーナ２は小能力
で燃焼，消火して給湯温度は高い一定の給湯温度ｔ１に
保たれ、その上下変動幅は小さい。
温度Ｔ１より低い設定出湯温度Ｔ２以下の範囲において
電磁弁５のみが開閉されてメインガスバーナ２は小能力
で燃焼，消火して給湯温度は高い一定の給湯温度ｔ１に
保たれ、その上下変動幅は小さい。
給湯量（出湯量）が増すと電磁弁５が開きっぱなしにな
ってガスバーナ２は小能力で燃焼し、給湯量に応じて給
湯温度は設定出湯温度Ｔ１〜Ｔ２に対応する給湯温度ｔ
１〜ｔ２間の一定温度となる（第２図において長方形で
示される範囲Ａ）。
ってガスバーナ２は小能力で燃焼し、給湯量に応じて給
湯温度は設定出湯温度Ｔ１〜Ｔ２に対応する給湯温度ｔ
１〜ｔ２間の一定温度となる（第２図において長方形で
示される範囲Ａ）。
設定ダイヤル１４による設定出湯温度がＴ２〜Ｔ１温度
範囲で従来のとおり電磁弁４，５が共に開閉されて前記
と同様に給湯温度はｔ１温度に調節され、その上下幅は
Ｔ２温度以下の場合より大きくなる。
範囲で従来のとおり電磁弁４，５が共に開閉されて前記
と同様に給湯温度はｔ１温度に調節され、その上下幅は
Ｔ２温度以下の場合より大きくなる。
そこで、給湯量が増加しても給湯量に応じて給湯温が下
がるがメインガスバーナ２の燃焼は電磁弁４，５がとも
に開或されて全能力にて行われるので従来のとおり温度
低下は大きくない。
がるがメインガスバーナ２の燃焼は電磁弁４，５がとも
に開或されて全能力にて行われるので従来のとおり温度
低下は大きくない。
ここで、設定出湯温度Ｔ２をシャワー使用温度（例えば
４３℃付近）より若干高く設定すればシャワー使用時に
給湯温度（出湯温度）の上下変動幅の小さい安定した出
湯温が得られ良好である。
４３℃付近）より若干高く設定すればシャワー使用時に
給湯温度（出湯温度）の上下変動幅の小さい安定した出
湯温が得られ良好である。
第３図においては第２図における小能力燃焼範囲Ａに加
えて設定ダイヤル１４による設定出湯温度Ｔ２より低い
Ｔ３以下において設定出湯温度Ｔ２〜Ｔ３に対応する給
湯温度ｔ２〜ｔ３の範囲を小能力燃焼範囲となし、その
範囲は『型で示される範囲Ａ１となしている。
えて設定ダイヤル１４による設定出湯温度Ｔ２より低い
Ｔ３以下において設定出湯温度Ｔ２〜Ｔ３に対応する給
湯温度ｔ２〜ｔ３の範囲を小能力燃焼範囲となし、その
範囲は『型で示される範囲Ａ１となしている。
第４図は給湯温度の高い一定温度ｔ１と設定ダイヤル１
４による設定出湯温度に対する出湯温度（鎖線で示され
る）とに囲まれる全温度範囲（（７型で示される範囲Ａ
２）を小能力燃焼範囲としたもので第２図及び第３図に
おけるよりその範囲が大きく設定ダイヤル１４による設
定出湯温度の全域で上下変動幅の小さい温度調節を可能
となしている。
４による設定出湯温度に対する出湯温度（鎖線で示され
る）とに囲まれる全温度範囲（（７型で示される範囲Ａ
２）を小能力燃焼範囲としたもので第２図及び第３図に
おけるよりその範囲が大きく設定ダイヤル１４による設
定出湯温度の全域で上下変動幅の小さい温度調節を可能
となしている。
第５図では給湯温度を設定ダイヤル１４の設定出湯温度
の全域において、その温度より若干高い一定温度に調節
保持して貯湯槽７，給湯管１２よりの放熱を少くした場
合を示し、上記一定温度と設定ダイヤル１４による設定
出湯温度に対する出湯温度（鎖線で示される）との間を
小能力燃焼範囲（範囲Ａ３にて示す）となしたもので、
給湯温度を同様に上下変動幅の小さい温度調節が行える
。
の全域において、その温度より若干高い一定温度に調節
保持して貯湯槽７，給湯管１２よりの放熱を少くした場
合を示し、上記一定温度と設定ダイヤル１４による設定
出湯温度に対する出湯温度（鎖線で示される）との間を
小能力燃焼範囲（範囲Ａ３にて示す）となしたもので、
給湯温度を同様に上下変動幅の小さい温度調節が行える
。
第４図及び第５図における最高の設定出湯温度Ｔ１とそ
れより低い設定出湯温度Ｔ２との間を従来のとおり全能
力燃焼となして、その温度範囲の出湯温度（給湯温度）
の低下をできる限り抑制し、小能力燃焼範囲をそれぞれ
Ａ４，Ａ５となした場合を第６図及び第７図に示す。
れより低い設定出湯温度Ｔ２との間を従来のとおり全能
力燃焼となして、その温度範囲の出湯温度（給湯温度）
の低下をできる限り抑制し、小能力燃焼範囲をそれぞれ
Ａ４，Ａ５となした場合を第６図及び第７図に示す。
ミキシングとしてサーボモータＭの回転駆動によるオー
トミキシングの例を示したが、手動ミキシングとなして
も良いがその場合給湯温度の変動幅がそのまま出湯温度
に現われるので、給湯温度の調節範囲をより小さくする
ことが望まれる。
トミキシングの例を示したが、手動ミキシングとなして
も良いがその場合給湯温度の変動幅がそのまま出湯温度
に現われるので、給湯温度の調節範囲をより小さくする
ことが望まれる。
以上述べたことから明らかな如く、この考案は給湯温度
が設定給湯温度とミキシング設定温度（設定出湯温度）
との温度範囲であって最高の設定出湯温度より低い一定
温度以下で小能力燃焼を行わせ、少なくともミキシング
設定温度（設定出湯温度）以下の温度範囲を全能力燃焼
を行わせる構戊としたことを特徴とするもので、従来の
ＯＮ，ＯＦＦ制御に比し給湯温の調節温度幅を小さくで
き安定した出湯温度を得ることができ、特に、ミキシン
グ設定温度（設定出湯温度）の低いところで出湯温度の
変動を小さくして温度の安定をはかることを重視し、高
いところでは出湯量を増加しても出湯温度の低下がそれ
程大きくない所謂出湯能力維持を重視するミキシング型
給湯器を提供し使用勝手を非常によくしたものである。
が設定給湯温度とミキシング設定温度（設定出湯温度）
との温度範囲であって最高の設定出湯温度より低い一定
温度以下で小能力燃焼を行わせ、少なくともミキシング
設定温度（設定出湯温度）以下の温度範囲を全能力燃焼
を行わせる構戊としたことを特徴とするもので、従来の
ＯＮ，ＯＦＦ制御に比し給湯温の調節温度幅を小さくで
き安定した出湯温度を得ることができ、特に、ミキシン
グ設定温度（設定出湯温度）の低いところで出湯温度の
変動を小さくして温度の安定をはかることを重視し、高
いところでは出湯量を増加しても出湯温度の低下がそれ
程大きくない所謂出湯能力維持を重視するミキシング型
給湯器を提供し使用勝手を非常によくしたものである。
第１図はこの考案の一実施例を示す構造説明図、第２図
ないし第７図は燃焼能力調節範囲の仕様を示したグラフ
である。 １・・・・・・熱交換器、２・・・・・・メインガスバ
ーナ、３・・・・・・ガス供給管、４，５・・・・・・
電磁弁、６・・・・・・バイパス路、７・・・・・・貯
湯槽、８・・・・・・温度検知器、９・・・・・・制御
器、１０・・・・・・ミキサー、ｔ１，ｔ２，ｔ３・・
・・・・ミキサーへの給湯温度、Ａ，Ａ．，Ａ２，Ａ３
，Ａ４，Ａ５・・・・・・小能力燃焼範囲、Ｔ １，
Ｔ ２ ， Ｔ ３・・・・・・設定出湯温度。
ないし第７図は燃焼能力調節範囲の仕様を示したグラフ
である。 １・・・・・・熱交換器、２・・・・・・メインガスバ
ーナ、３・・・・・・ガス供給管、４，５・・・・・・
電磁弁、６・・・・・・バイパス路、７・・・・・・貯
湯槽、８・・・・・・温度検知器、９・・・・・・制御
器、１０・・・・・・ミキサー、ｔ１，ｔ２，ｔ３・・
・・・・ミキサーへの給湯温度、Ａ，Ａ．，Ａ２，Ａ３
，Ａ４，Ａ５・・・・・・小能力燃焼範囲、Ｔ １，
Ｔ ２ ， Ｔ ３・・・・・・設定出湯温度。
Claims (1)
- 熱交換器を加熱するメインバーナの燃焼，消火と、給湯
と冷水の混合とにより出湯温度を設定出湯温度に制御す
るミキシング型給湯器において、熱交換器を加熱するメ
インバーナへの燃料供給管路に２つの電磁弁を装備し、
ミキサーへの給湯温度が設定出湯温度より高くかつ設定
出湯温度の最高値より低い温度以下の範囲にあっては制
御器からの指令で一方の電磁弁を閉じ他方の電磁弁，だ
けを開閉して小能力のもとてメインバーナを燃焼，消火
させるように設けたことを特徴とするミキシング型給湯
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11100380U JPS5911309Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | ミキシング型給湯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11100380U JPS5911309Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | ミキシング型給湯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5733918U JPS5733918U (ja) | 1982-02-23 |
| JPS5911309Y2 true JPS5911309Y2 (ja) | 1984-04-07 |
Family
ID=29472126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11100380U Expired JPS5911309Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | ミキシング型給湯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911309Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58224257A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯装置 |
-
1980
- 1980-08-05 JP JP11100380U patent/JPS5911309Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5733918U (ja) | 1982-02-23 |
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