JPH029338Y2 - - Google Patents

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JPH029338Y2
JPH029338Y2 JP1983129104U JP12910483U JPH029338Y2 JP H029338 Y2 JPH029338 Y2 JP H029338Y2 JP 1983129104 U JP1983129104 U JP 1983129104U JP 12910483 U JP12910483 U JP 12910483U JP H029338 Y2 JPH029338 Y2 JP H029338Y2
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JP
Japan
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water
opening
gas
hole
amount
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JP1983129104U
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JPS6038342U (ja
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、出湯温度を多段に調節できるガス
湯沸器に関する。
ガス湯沸器における出湯温度の調節は熱交換器
への給水量を増減調節することにより行うもので
あるが、従来は給水弁(調温弁)の開度を連続可
変に調節しているのが一般であつて、又バーナが
ほぼフルインプツトで燃焼する構造であるため水
量を絞り過ぎると湯が過熱される恐れがあり、ま
た、外置式のガス湯沸器にあつてはその都度屋外
のガス湯沸器まで行つて給水弁の開度の調節をし
なければならないなどの欠点があつた。そこで、
常に設定温度の湯が段階的に得られ、かつリモコ
ン操作をも可能としたものが種々提案されてい
る。例えば、実開昭56−40343号公報所載のもの
は湯温制御ノツチの設定に応じて湯量制御器の流
水量加減バルブを制御し、蛇口全開状態で湯量を
自動的に制御して常に設定温度の高温湯が段階的
に得られるようにしているが、湯温制御ノツチに
よつて出湯温度を決めると給水量が一義的に定ま
り、水量を絞り過ぎると湯が過度に加熱される危
険が生ずるという欠点がある。
この考案は、水圧応動装置におけるダイヤフラ
ム室の高圧室からベンチユリーに至る経路に常開
通孔と、電磁弁その他の切替え手段を関連させた
1又は複数の開閉通孔とを設けた開度調節装置を
備え、ガス湯沸器における給水量を開度調節装置
における電磁弁その他の切替え手段をもつて段階
的に増減制御し、その流水圧でガス量調節弁を作
動して供給ガス量を流水圧(量)にて調節制御す
ることによつて給水量と供給ガス量の特性を多段
として湯温を所定湯温に段階的に変化させること
ができるガス湯沸器を提供するものである。
以下この考案によるガス湯沸器の一実施例を図
面に基づき説明すると、第1図においてAは従来
一般に使用されている水圧応動装置で、ダイヤフ
ラム室Dを高圧室D1と低圧室D2に区画したダイ
ヤフラム1に給水路2を流過する流水量を制御す
る水量調節弁V1とガス通路3を流過する供給ガ
ス量を調節制御するテーパ状のガス弁V2を連設
してダイヤフラム1と両調節弁V1,V2が共動す
るようになし、かつこれらを発条4により付勢せ
しめてメインバーナ5への供給ガス量を流水圧に
て制御するとともに、給水路2の水量調節弁V1
の下流側の水圧を一定に保つようになしている。
Bは開度調節装置で、水圧応動装置Aの給水路2
の水量調節弁V1の下流側に設置され、常開通孔
6と2つの開閉通孔7,8を有し、開閉通孔7,
8には電磁弁M1,M2の弁体9,10を関連させ
て電磁弁M1,M2によりそれぞれの開閉通孔7,
8を各別に開閉できるようになし、かつその下流
側にベンチユリー部11を設け、該ベンチユリー
部11と水圧応動装置Aの低圧室D2を連通路1
2を介して接続連通し、連通路12には緩点火用
のスローバルブ13を配備している。14,15
は電磁弁M1,M2の復帰用発条、16はガスノズ
ルで、メインバーナ5の混合室17に臨設されて
いる。18は熱交換器への給水管である。
上記構成において、高温出湯時は2つの開閉通
孔7,8は電磁弁M1,M2の弁体9,10で閉止
し、給水路2からの流水を常開通孔6からのみ供
給せしめると常開通孔6の絞りにおける水流によ
りその前、後流に大きな差圧が発生し、同一水量
でガス弁V2の開度が比較的大きく多量のガスが
メインバーナ5に供給されるから予め決められた
一定の高温湯(例えば80℃)が常に出湯できるも
のである(第2図のグラフa及び第3図のグラフ
a′参照)。次に、中温出湯時は1つの開閉通孔7
を電磁弁M1を起動しその弁体9を離間せしめて
開放し、給水路2からの流水を常開通孔6と開閉
通孔7から供給せしめると常開通孔6のみの場合
より絞りが小さくなつて常開通孔6と開閉通孔7
との合計の絞りにおける流水によりその前、後流
に前記より小さな差圧が発生し、同一流水量でガ
ス弁V2の開度は前記の場合より小さくなつて少
量のガスがメインバーナ5に供給されるから予め
決められた一定の中温湯(例えば60℃)が常に出
湯できるものである(第2図のグラフb及び第3
図のグラフb′参照)。さらに、低温出湯時は他の
1つの開閉通孔8をも電磁弁M2を起動しその弁
体10を離間せしめて開放し給水路2からの流水
を常開通孔6と2つの開閉通孔7,8から供給せ
しめると、常開通孔6と2つの開閉通孔7,8の
前、後流に生じる差圧がより小さくなつて前記の
場合よりより少量のガスがメインバーナ5に供給
されるから予め決められた一定の低温湯(例えば
40℃)が常に得られるものである(第2図のグラ
フC及び第3図のグラフC′参照)。したがつて第
3図のグラフに示すように各々段階の設定温度が
流水量の広範囲に亘つて安定的に得られ使用勝手
が良好である。
尚、ガス弁V2はテーパ形状に限られず、円筒
形状となしても良く、又水量調節弁V1を設けな
くても本考案の目的は達せられる。更に又開度調
節装置Bが常開通孔6と2つの開閉通孔7,8と
から構成されており温度調節を3段階に調節する
場合について記載したが2段或いは2段以上の任
意の複数段となし得ることは明らかである。
この考案は以上説明したように、給水路の開度
を電磁弁等の開閉により変化させて流水量と供給
ガス量の特性を多段に変化させ、湯温を段階的に
変化させる構造としたので、出湯温度を高、中、
低或いは高、低のように段階的に安定的に制御で
きる。さらに、電磁弁等をオン、オフするだけで
その切替え操作が行えるからリモコンによる遠隔
操作も可能であるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す概略構成
図、第2図は通孔による絞りが大、中、小時の流
水量とガス量の関係を示したグラフ、第3図は通
孔による絞りが大、中、小時の流水量と湯温の関
係を示したグラフである。 A……水圧応動装置、V2……ガス弁、B……
開度調節装置、6……常開通孔、7,8……開閉
通孔、M1,M2……電磁弁、12……連通路、1
1……ベンチユリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流水量に応動して進退するダイヤフラムを介し
    てガス弁の開度を制御する水圧応動装置における
    ダイヤフラム室の高圧室からベンチユリーに至る
    経路に常開通孔と、電磁弁等を関連させた1又は
    複数の開閉通孔とを設けた開度調節装置を備え、
    該開度調節装置における開閉通孔の電磁弁等を開
    閉せしめて、経路の通過断面積を段階的に増減制
    御させて流水量と供給ガス量との流量特性を多段
    に変化させることにより出湯温度を多段に調節制
    御するガス湯沸器。
JP12910483U 1983-08-20 1983-08-20 ガス湯沸器 Granted JPS6038342U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12910483U JPS6038342U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 ガス湯沸器

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JP12910483U JPS6038342U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 ガス湯沸器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038342U JPS6038342U (ja) 1985-03-16
JPH029338Y2 true JPH029338Y2 (ja) 1990-03-07

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ID=30292641

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117953A (ja) * 1982-01-07 1983-07-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流体加熱制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117953A (ja) * 1982-01-07 1983-07-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流体加熱制御装置

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Publication number Publication date
JPS6038342U (ja) 1985-03-16

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