JPS6234121B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234121B2 JPS6234121B2 JP54064351A JP6435179A JPS6234121B2 JP S6234121 B2 JPS6234121 B2 JP S6234121B2 JP 54064351 A JP54064351 A JP 54064351A JP 6435179 A JP6435179 A JP 6435179A JP S6234121 B2 JPS6234121 B2 JP S6234121B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- winding
- conductor
- coil members
- coil member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/323—Insulation between winding turns, between winding layers
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は通信機器、測定器、その他の電気機器
の電気回路に使用されるコイルに関するものであ
る。
の電気回路に使用されるコイルに関するものであ
る。
従来のコイルは、普通、絶縁電線を巻回して作
られるか、または箔状の導体を巻回して作られて
いる。
られるか、または箔状の導体を巻回して作られて
いる。
前者の方法では、巻回するだけにおいては、そ
の製作は比較的簡単であるが、例えば偏向コイル
のような均一な磁界を得るために分布巻きする必
要がある場合とか、ある限定された範囲内に所定
回数巻回する上で均一の整列状の多層巻きする必
要がある場合には、その製作は容易でなく、品質
の均一なコイルを得ることは困難であり、しかも
量産性に欠ける。
の製作は比較的簡単であるが、例えば偏向コイル
のような均一な磁界を得るために分布巻きする必
要がある場合とか、ある限定された範囲内に所定
回数巻回する上で均一の整列状の多層巻きする必
要がある場合には、その製作は容易でなく、品質
の均一なコイルを得ることは困難であり、しかも
量産性に欠ける。
また後者の方法においても、上記と同様に所要
回数巻回する上で多層巻きする場合とか、あるい
は分布巻きする場合にはコイル部材を複数個並べ
て形成する必要があり、そのコイル部材を直列に
接合する方法において、コイル部材の巻回方向が
同一方向であるため、その製作が容易でなく、し
かも量産性に欠ける。
回数巻回する上で多層巻きする場合とか、あるい
は分布巻きする場合にはコイル部材を複数個並べ
て形成する必要があり、そのコイル部材を直列に
接合する方法において、コイル部材の巻回方向が
同一方向であるため、その製作が容易でなく、し
かも量産性に欠ける。
そこで本発明は品質が均一で、多層巻きおよび
分布巻きにおいてもその製作が容易で、量産性に
富むコイルを提供するものである。
分布巻きにおいてもその製作が容易で、量産性に
富むコイルを提供するものである。
以下、本発明の第1の実施例を第1図〜第3図
に基づいて説明する。1はコイルであつて、絶縁
層3および接着層4を表面に積層した箔状導体2
を所定形状の巻枠5に所定回数巻回してなる複数
個のコイル部材61〜oによつて形成されており、
該コイル部材61〜oは互いに隣接するものどうし
巻回方向が互いに逆方向になるように配列されて
いる。
に基づいて説明する。1はコイルであつて、絶縁
層3および接着層4を表面に積層した箔状導体2
を所定形状の巻枠5に所定回数巻回してなる複数
個のコイル部材61〜oによつて形成されており、
該コイル部材61〜oは互いに隣接するものどうし
巻回方向が互いに逆方向になるように配列されて
いる。
上記コイル1の製作方法について説明すると、
一定の厚みの箔状導体2例えば銅箔上に絶縁層3
および接着層4を積層して、コイル部の幅に等し
い形状に形成したものを合成樹脂、セラミツクな
どからなる所定形状(この実施例では円柱形状)
の巻枠5に所要回数巻回し、固着して形成するも
のである。
一定の厚みの箔状導体2例えば銅箔上に絶縁層3
および接着層4を積層して、コイル部の幅に等し
い形状に形成したものを合成樹脂、セラミツクな
どからなる所定形状(この実施例では円柱形状)
の巻枠5に所要回数巻回し、固着して形成するも
のである。
次に隣接する互いに巻回方向が逆の各コイル部
材61〜oの接合は、コイル部材61の一端部61a
と隣接するコイル部材62の一端部62aと、コイ
ル部材62の他端部62bと隣接するコイル部材6
3の一端部63bと…以下同様に各コイル部材61
〜oの外周部および内周部のそれぞれの端部61a
〜oa〜61b〜obどうしを各端部61a〜oa,61b〜ob
を露出させ、巻枠上に一定間隔をあけて配置した
導体片7により互いに直列に接合するものであ
る。なお導体片7と各端部61a〜oa,61b〜obと
の接合は導電性接着剤または半田付けなどによる
ことが考えられる。また各コイル部材61〜oの巻
回前にあらかじめ所要長さ切断してその両端部を
露出させたものを使用してもよい。
材61〜oの接合は、コイル部材61の一端部61a
と隣接するコイル部材62の一端部62aと、コイ
ル部材62の他端部62bと隣接するコイル部材6
3の一端部63bと…以下同様に各コイル部材61
〜oの外周部および内周部のそれぞれの端部61a
〜oa〜61b〜obどうしを各端部61a〜oa,61b〜ob
を露出させ、巻枠上に一定間隔をあけて配置した
導体片7により互いに直列に接合するものであ
る。なお導体片7と各端部61a〜oa,61b〜obと
の接合は導電性接着剤または半田付けなどによる
ことが考えられる。また各コイル部材61〜oの巻
回前にあらかじめ所要長さ切断してその両端部を
露出させたものを使用してもよい。
前記箔状導体2上の絶縁層3は導体層間の電気
的絶縁性を確保するために設けるものであり、こ
の絶縁層3を箔状導体2上に形成する方法として
は、一般の合成フイルムを貼着する方法またはポ
リエステル、ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂を塗布、浸漬または吹き付けるなど
の方法が考えられる。また接着層4はコイル部材
61〜oを固着するためのものであり、上記絶縁層
3上に積層しなくても、巻回後、接着剤により接
着してもよいし、絶縁物によりモールドしてもよ
い。
的絶縁性を確保するために設けるものであり、こ
の絶縁層3を箔状導体2上に形成する方法として
は、一般の合成フイルムを貼着する方法またはポ
リエステル、ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂を塗布、浸漬または吹き付けるなど
の方法が考えられる。また接着層4はコイル部材
61〜oを固着するためのものであり、上記絶縁層
3上に積層しなくても、巻回後、接着剤により接
着してもよいし、絶縁物によりモールドしてもよ
い。
上記実施例では、各コイル部材61〜oの各端部
61a〜oa,61b〜obどうしの接合を導体片7によ
りおこなつたが、第4図に示すごとく各コイル部
材61〜oを巻回する前後において、その両端部6
1a〜oa,61b〜obをそれぞれ巻回方向に対して直
角方向に折り曲げ、その折り曲げて互いに重なり
合う端部61a〜oa,61b〜obどうしを導電性、接
着剤、半田付けなどで接合してもよい(第2の実
施例。) また第5図に示すごとく各コイル部材61〜oの
内周側の端部61a〜oaどうしの接合については次
のようにしてもよい。すなわち巻枠5上に一定間
隔ごとに導体層8を塗布、印刷などにより形成
し、次に上記巻枠5上に各コイル部材61〜oを巻
回して隣接する各コイル部材61〜oの内周側の端
部61a〜oaどうしを上記導体層8により互いに接
合するものである。この方法によれば巻枠5上に
各コイル部材61〜oを巻回するだけで良いため、
前述した第1、第2の実施例の場合に比べて製作
上さらに容易となる。
61a〜oa,61b〜obどうしの接合を導体片7によ
りおこなつたが、第4図に示すごとく各コイル部
材61〜oを巻回する前後において、その両端部6
1a〜oa,61b〜obをそれぞれ巻回方向に対して直
角方向に折り曲げ、その折り曲げて互いに重なり
合う端部61a〜oa,61b〜obどうしを導電性、接
着剤、半田付けなどで接合してもよい(第2の実
施例。) また第5図に示すごとく各コイル部材61〜oの
内周側の端部61a〜oaどうしの接合については次
のようにしてもよい。すなわち巻枠5上に一定間
隔ごとに導体層8を塗布、印刷などにより形成
し、次に上記巻枠5上に各コイル部材61〜oを巻
回して隣接する各コイル部材61〜oの内周側の端
部61a〜oaどうしを上記導体層8により互いに接
合するものである。この方法によれば巻枠5上に
各コイル部材61〜oを巻回するだけで良いため、
前述した第1、第2の実施例の場合に比べて製作
上さらに容易となる。
多層巻きあるいは分布巻きする場合において
も、従来の絶縁電線と比べて均一にしかも整然と
巻回できて、品質の向上をはかることができ、さ
らに箔状導体を使用するため、導体の占積率も向
上させることができ、限定された空間内でできる
だけ小さい空間でコイルを形成する上において有
利である。また各コイル部材の内周部側の隣接す
る端部どうしを上記巻枠の導体層を介して接合す
るため、接合する際において、コイル端部に長い
引き出し部が不必要であることやコイル端部の折
り曲げによる絶縁不良の心配がないことから、製
作能率の向上が図かれる。
も、従来の絶縁電線と比べて均一にしかも整然と
巻回できて、品質の向上をはかることができ、さ
らに箔状導体を使用するため、導体の占積率も向
上させることができ、限定された空間内でできる
だけ小さい空間でコイルを形成する上において有
利である。また各コイル部材の内周部側の隣接す
る端部どうしを上記巻枠の導体層を介して接合す
るため、接合する際において、コイル端部に長い
引き出し部が不必要であることやコイル端部の折
り曲げによる絶縁不良の心配がないことから、製
作能率の向上が図かれる。
第1図〜第3図は本発明の第1の実施例を示し
第1図は斜視図、第2図は第1図の部分の拡大
図、第3図は第1図の―線に沿う縦断面図で
ある。第4図は本発明の第2の実施例を示す斜視
図である。第5図は本発明の第3の実施例を示す
分解斜視図である。 1……コイル、2……箔状導体、3……絶縁
層、4………接着層、5……巻枠、61〜o……コ
イル部材、61a〜oa……コイル部材61〜oの内周
部側の端部、61b〜ob……コイル部材61〜oの外
周部側の端部、7……導体片、8……導体層。
第1図は斜視図、第2図は第1図の部分の拡大
図、第3図は第1図の―線に沿う縦断面図で
ある。第4図は本発明の第2の実施例を示す斜視
図である。第5図は本発明の第3の実施例を示す
分解斜視図である。 1……コイル、2……箔状導体、3……絶縁
層、4………接着層、5……巻枠、61〜o……コ
イル部材、61a〜oa……コイル部材61〜oの内周
部側の端部、61b〜ob……コイル部材61〜oの外
周部側の端部、7……導体片、8……導体層。
Claims (1)
- 1 表面に絶縁層または絶縁層と接着層を積層し
た箔状導体を所要回数巻回し固着してなる複数の
コイル部材をこのコイル部材の外周部側の隣接す
る端部どうしおよび内周部側の隣接する端部どう
しを、上記外周部側および上記内周部側とで、互
いに反対側の隣接端部と接合して直列になるよう
に構成したコイルであつて、表面に一定間隔をあ
けて導体層を配置した巻枠を設け、上記巻枠上に
上記複数のコイル部材を配設し、隣接するコイル
部材の内周部側の端部どうしを上記導体層を介し
て接合したコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6435179A JPS55156310A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Coil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6435179A JPS55156310A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Coil |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55156310A JPS55156310A (en) | 1980-12-05 |
JPS6234121B2 true JPS6234121B2 (ja) | 1987-07-24 |
Family
ID=13255729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6435179A Granted JPS55156310A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Coil |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55156310A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7816915B2 (en) * | 2006-01-06 | 2010-10-19 | Biosense Webster, Inc. | Miniature coils on core with printed circuit |
CN103700469A (zh) * | 2012-09-27 | 2014-04-02 | 三星电机株式会社 | 用于片式电感器的线圈和使用该线圈的片式电感器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4993859A (ja) * | 1973-01-13 | 1974-09-06 |
-
1979
- 1979-05-23 JP JP6435179A patent/JPS55156310A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4993859A (ja) * | 1973-01-13 | 1974-09-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55156310A (en) | 1980-12-05 |
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