JPS63224209A - コア用コイル - Google Patents

コア用コイル

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Publication number
JPS63224209A
JPS63224209A JP5747187A JP5747187A JPS63224209A JP S63224209 A JPS63224209 A JP S63224209A JP 5747187 A JP5747187 A JP 5747187A JP 5747187 A JP5747187 A JP 5747187A JP S63224209 A JPS63224209 A JP S63224209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
conductor
foil
coil
insulating material
Prior art date
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Pending
Application number
JP5747187A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Maeda
孝夫 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP5747187A priority Critical patent/JPS63224209A/ja
Publication of JPS63224209A publication Critical patent/JPS63224209A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は計器用変成器の小形変圧器や小形の電磁石な
ど小形のコアに施すコイルの構成に関する。
〔従来の技術〕
この種のコイルの構成としては第4図のようにコアその
ものやボビンなどの巻心4に、ホルマール線のような絶
縁被覆2をもつ断面形状の丸い細線の導体1を層間絶縁
紙3をはさみ込んで順次巻きつけ、層状に仕上げたもの
が一般的である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の構成においてはコイルの巻線を行なう際に一層分
の巻線を施すたびごとに巻線作業を中止し、眉間絶縁紙
3をはさみ込むことが必要である。
また巻線作業中に導体1の絶縁反覆2や層間絶縁紙3を
傷つけたり、巻きずれによって巻線精度を低下させたり
することのないように気を配りながら巻線を施さねばな
らないため、巻線速度には限界がある。これらのこと釦
よってコイルの構成作業に手間を要する点が問題であっ
た。
この発明は上述したような問題点を解決し、構成が簡略
化され、しかも絶縁体の損傷のおそれがなく絶縁信頼性
の高いコア用コイルを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
コア断面に適合する形状の開口を中央部にもつシート状
絶縁材の一方の面上に前記開口を巡る渦巻状く形成され
前記開口の近傍に内側の終端部。
前記シート状絶縁材の周絶部近傍に外側の終端部が配置
された第1の箔状導体を備え、前記内側あるいは外側の
終端部のいずれか一方に第1の箱状導体および前記シー
ト状絶縁材を貫通する細孔が設けられた第1のシートコ
イルと、前記ノシート状絶縁材の前記第1のシートコイ
ルと同じ側の面上に前記開口を巡って第1の箔状導体と
ほぼ同一形状で反対方向の渦巻状に形成され第1の箔状
導体と同一の箇所にそれぞれ内側と外側の終端部が配置
された第2の箔状導体を備え、その第2の箔状導体の前
記第1の箔状導体とは異なる一方の終端部に第2の導体
箔とシート状絶縁材とを貫通する細孔が設けられた第2
のシートコイルとを交互に多数積層し、第1と第2の箔
状導体の内側の終端部同士と外側の終端部同士とを前記
細孔を介して交互に接続してコア用コイルを構成する。
〔作 用〕
シート状絶縁材の中央部の開口を巡って渦巻状に形成さ
れた箔状導体を備えるシートコイルを、箔状導体が備え
られた面を同一の側に配して積層すると、箔状導体はシ
ート状絶縁材を隔てて密に積層され、層間絶縁紙を介し
て層状に巻線を施したものと同等の状態がその積層操作
のみによって構成される。
この場合渦巻の方向がたがいに反対の形状をもつ箔状導
体を備えた二種類のシートコイルを交互に積層すると、
それらのシートコイルの箔状導体は内側の終端部と外側
の終端部がそれぞれ同一の箇所に配置されているので、
内側の終端部同士および外側の終端部同士の位置が合致
する。また各終端部に設けた箔状導体とシート状絶縁材
とを貫通する細孔の位置が二種類のシートコイルでは互
いに異なるので、これらの細孔を介して内側の終端部同
士外側の終端部同士が交互に電気的に接続されて行くこ
とになる。とのようにして、線対称の形状の箔状導体が
交互に直列に接続される。このような接続によって形成
された箔状導体は常に一定方向に渦を巻くようく形成さ
れ、巻線の方向が一定で中央部にコアの挿入口をもつコ
イルを構成する。
シート状絶縁材上において箔状導体は適当な絶縁距離を
おいて配列されており、その形状は固定されているので
、互いに接続される終端部を除いては、シートコイルの
積層中に箔状導体同士が接触することがない。
〔実施例〕
第1図および第2図はこの発明の実施例を示したもので
ある。シート状絶縁材1117Cコアの断面形状に合わ
せた開口12が設けである。この実施例ではコアの断面
は正方形である。第1のシートコイル14はこのシート
状絶縁材11の一方の面上に第1の箔状導体13をプリ
ント成形などの手法によって開口12を反時計方向に巡
りながら中心からの距離を増す渦巻状に形成した構成で
ある。
一方第2のシートコイル16は、前記のシート状絶縁材
11の前記の第1の箔状導体13が形成されているのと
同じ側の面上に第1の箔状導体13とほぼ同一の形状で
、開口12を時計方向に巡やなから中心からの距離を増
す渦巻状の第2の箔状導体15を形成した構成である。
これら第1と第2のシートコイル14と16とにおいて
、第1と第2の箔状導体13と15のそれぞれの内側の
終端部17と18とは開口120近くに、外側の終端部
19と20とはシート状絶縁材の周縁近くに設けられる
0これら内側終端部17.18と外側終端部19.20
はそれぞれシート状絶縁材11上の同一箇所に配置され
ている。したがって第1と第2のシートコイル14と1
6とを重ねると内側終端部17と18および外側終端部
19.20はそれぞれ合致する。また図示のように内側
終端部17゜18および外側終端部19.20の一方に
のみ細孔21.22が設けられる。第1と第2のシート
コイルでは、との細孔21,22の設けられる終端部が
異なる。この実施例では第1のシートコイル14では第
1の箔状導体13の外側終端部19に細孔21が、第2
のシートコイル16では第2の箔状導体15の内側終端
部18に細孔22がそれぞれ設けられている。これらの
細孔21,22は第1あるいは第2の箔状導体13.1
5とシート状絶縁材11をともに貫通して備えられてい
る。このため第1と第2のシートコイル14と16を箔
状導体の形成された面を同一の側に配して接触面を接着
剤で接着しながら交互に重ねて積層して行き、中央部に
コアの挿入口をもつコア用コイルを構成する。第2図は
このコア用コイルの積層状態を、第1図に記したA−A
断面について示したものである◇第1のシートコイル1
4においてM孔21d第1の箔状導体13の外側終端部
19に、第2のシートコイル16においては細孔22は
第2の箔状導体15の内側終端部18にそれぞれ設けら
れているので、図示の状態知おいて外側終端部19゜2
0同士、内側終端部17.18同士を交互にハンダ23
で電気的に接続して行けば第1と第2の箔状導体13と
15とが直列接続される。この接続には導電性接着剤を
用いてもよい。この箔状導体を流れる電流の方向は第2
図の例では第1のシートコイル14の内側から外側に向
かっており、第2のシートコイルでは外側から内側に向
かう。第1と第2の箔状導体13と15は互いに反対方
向の渦巻状に形成されているので、この渦巻において電
流は常に一つの方向を向いて流れる。第2図中の■印は
電流が紙面の手前から向うに流れることを示す。したが
って上記のように積層したシートコイルはコアに一方向
に巻いた導線と同様の作用をもつ。シートコイル1枚尚
りの巻き数はあらかじめわかっているので積層数によっ
て所要の巻き数を与えることができる。
第2図においては図示の便宜上シートコイルの積層枚数
は3枚で示したが、実際には所要のコイル巻数を与える
枚数を積層する。第3図はこの発明の別の実施例で、箔
状導体24の間の空間をたとえばエポキシ樹脂系の低温
加熱によって接着性のあられれる電気絶縁性の樹脂25
で充填してシートコイル26としたものである。このシ
ートコイル26にも第1図に示したような2つの種類が
あるが、ここでは種類を特定することなく示した。
このシートコイル26を第2図と同様に積層した後に加
熱して充填した樹脂25で積層したシートコイル同士を
接着して一体化されたコア用コイルを構成する。この実
施例の構成では箔状導体24の間が絶縁剤で満されるの
で箔状導体24相互の間隔を小さくとることができ、導
体の占積率を高めることが可能となり、構成されたコイ
ルを小形にすることができる利点がある。さらに従来技
術においてコイルをエポキシ樹脂などでモールドしたタ
イプのものでは、第1図中に示す互いに隣接する導体1
と層間絶縁紙3とで囲まれる狭い隔間5に樹脂が含浸し
Kくいために部分放電劣化による絶縁不良が生じていた
が、この第3図の実施例においては導体間に樹脂が十分
に満される構成なので、上記のおそれは全くないという
利点もある。
〔発明の効果〕
この発明は渦巻状に形成された箔状導体をシート状絶縁
材の一方の面上に備えたシートコイルを、箔状導体の内
側終端部と外側終端部をそれぞれ交互に接続しながら積
層してコア用コイルを構成しているので、コイルの構成
が簡単となる上に絶縁信頼性の高いものとすることがで
きる。しかも従来技術のように線状の導体を巻いた構成
でないので、巻線がゆるんだり、はどけたりするおそれ
が全くなく、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例におけるシートコイルの平面
図、第2図はこの発明の実施例のコア用コイルの断面図
、第3図はこの発明の別の実施例におけるシートコイル
の断面図、第4図は従来技術によるコア用コイルの断面
図である。 11:シート状絶縁材、12:開口、13:第1の箔状
導体、14:第1のシートコイル、15:第2の箔状導
体、16:第2のシートコイル。 17.18:内側終端部、19.20:外側終端部。 21、22 :細孔、23:ハンダ、24:箔状導体。 箪1図 第2図 バ 第3 図 第4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)コア断面に適合する形状の開口を中央部にもつシー
    ト状絶縁材の一方の面上に前記開口を巡る渦巻状に形成
    され前記開口の近傍に内側の終端部、前記シート状絶縁
    材の周縁部近傍に外側の終端部が配置された第1の箔状
    導体を備え、前記内側あるいは外側の終端部のいずれか
    一方に第1の箔状導体および前記シート状絶縁材を貫通
    する細孔が設けられた第1のシートコイルと、前記のシ
    ート状絶縁材の前記第1のシートコイルと同じ側の面上
    に前記開口を巡つて第1の箔状導体とほぼ同一形状で反
    対方向の渦巻状に形成され第1の箔状導体と同一の箇所
    にそれぞれ内側と外側の終端部が配置された第2の箔状
    導体を備え、その第2の箔状導体の前記第1の箔状導体
    とは異なる一方の終端部に第2の導体箔とシート状絶縁
    材とを貫通する細孔が設けられた第2のシートコイルと
    を交互に多数積層し、第1と第2の箔状導体の内側の終
    端部同士と外側の終端部同士とを前記細孔を介して交互
    に接続して構成されることを特徴とするコア用コイル。
JP5747187A 1987-03-12 1987-03-12 コア用コイル Pending JPS63224209A (ja)

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JP5747187A JPS63224209A (ja) 1987-03-12 1987-03-12 コア用コイル

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JPS63224209A true JPS63224209A (ja) 1988-09-19

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JP5747187A Pending JPS63224209A (ja) 1987-03-12 1987-03-12 コア用コイル

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996042095A1 (fr) * 1995-06-13 1996-12-27 Nihon Shingo Kabushiki Kaisha Transformateur plat
JP2003257744A (ja) * 2002-03-01 2003-09-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁性素子及びその製造方法並びにそれを用いた電源モジュール
JP2008159618A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Shinko Electric Ind Co Ltd インダクタンス素子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5047160A (ja) * 1973-08-24 1975-04-26
JPS5257377U (ja) * 1975-10-24 1977-04-25

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