JPS623318B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS623318B2 JPS623318B2 JP54124982A JP12498279A JPS623318B2 JP S623318 B2 JPS623318 B2 JP S623318B2 JP 54124982 A JP54124982 A JP 54124982A JP 12498279 A JP12498279 A JP 12498279A JP S623318 B2 JPS623318 B2 JP S623318B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- bypass passage
- rotor
- bypass
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 13
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C15/00—Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
- F04C15/06—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/30—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C2/34—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C2/344—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member
- F04C2/3446—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member the inner and outer member being in contact along more than one line or surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポンプ装置に関し、特にポンプより吐
出された圧力流体を絞り通路を介して動力舵取装
置に送出し、余剰流を流量調整弁よりポンプの吸
込側に還流する動力舵取用ポンプ装置に関するも
のである。
出された圧力流体を絞り通路を介して動力舵取装
置に送出し、余剰流を流量調整弁よりポンプの吸
込側に還流する動力舵取用ポンプ装置に関するも
のである。
本発明の目的はサイドプレートおよび押圧プレ
ートの内部を通して吸込ポートに吸入されるバイ
パス流の吸込損失を減少してポンプ高速時におけ
る吸込特性を良好ならしめることである。
ートの内部を通して吸込ポートに吸入されるバイ
パス流の吸込損失を減少してポンプ高速時におけ
る吸込特性を良好ならしめることである。
自動車の動力舵取装置に用いられるポンプ装置
には流量調整弁が備えられ、この流量調整弁は自
動車の走行速度が上昇し、従つてポンプの回転速
度が上昇するにつれてバイパス通路を大きく開口
し、それによつてポンプより吐出された流量の大
部分を吸込側にバイパスし、動力舵取装置への制
御流をほぼ一定に保つようにしている。
には流量調整弁が備えられ、この流量調整弁は自
動車の走行速度が上昇し、従つてポンプの回転速
度が上昇するにつれてバイパス通路を大きく開口
し、それによつてポンプより吐出された流量の大
部分を吸込側にバイパスし、動力舵取装置への制
御流をほぼ一定に保つようにしている。
このため特に高速時においては、ポンプの吸込
側に多量のバイパス流が還流されることから、バ
イパス流を如何に効率よく吸込側に還流させるか
がこの種のポンプ装置にとつて重要な要素退とな
る。
側に多量のバイパス流が還流されることから、バ
イパス流を如何に効率よく吸込側に還流させるか
がこの種のポンプ装置にとつて重要な要素退とな
る。
本発明はかかる要求に沿つてなされたもので、
余剰流を吸込ポートに還流するバイパス路をカム
リングの側方に設けたサイドプレートと押圧プレ
ートの接合面に直径方向に形成し、このバイパス
路の直径方向外方端をロータの回転方向に湾曲し
て一対の吸込ポートに連通せしめることによりバ
イパス路におけるバイパス流の半径方向の流れを
ロータ回転方向の流れにゆるやかに変換してバイ
パス流をロータの回転に同期するように吸込ポー
トに吸込ませるようにし、吸込特性を良好ならし
めたポンプ装置を提供する。
余剰流を吸込ポートに還流するバイパス路をカム
リングの側方に設けたサイドプレートと押圧プレ
ートの接合面に直径方向に形成し、このバイパス
路の直径方向外方端をロータの回転方向に湾曲し
て一対の吸込ポートに連通せしめることによりバ
イパス路におけるバイパス流の半径方向の流れを
ロータ回転方向の流れにゆるやかに変換してバイ
パス流をロータの回転に同期するように吸込ポー
トに吸込ませるようにし、吸込特性を良好ならし
めたポンプ装置を提供する。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図および第２図において、１０はポンプ
ハウジングで、このポンプハウジング１０には有
底の中空室１１が形成されこの中空室１１はポン
プハウジング１０の一端面に開口している。この
中空室１１の開口部を閉塞する蓋部材１２には貫
通穴１３が穿設され、この貫通穴１３に回転軸１
４が挿通され、軸受１５ａ，１５ｂにて回転方向
に軸承されている。前記中空室１１には蓋部材１
２の一端に対接するカムリング１６と、このカム
リング１６の他側面に対接するサイドプレート１
７と、このサイドプレート１７の他側面に対接す
る押圧プレート１８が収納され、この押圧プレー
ト１８とポンプハウジング１０との間にはスプリ
ング１９が圧縮して挿入されている。カムリング
１６の内周にはカム面２０が形成され、このカム
面２０に外方端部が摺接する複数のベーン２１を
放射方向摺動可能に保持するロータ２２がカムリ
ング１６内に収納されている。このロータ２２は
前記回転軸１４の一端部とスプライン係合されて
いる。ロータ２２の左側面及びベーン２１の左端
面は蓋部材１２の端面１２ａと摺接し、ロータ２
２の右側面及びベーン２１の右端面はサイドプレ
ート１７の側面１７ａに摺接し、各摺接面にて密
封作用がなされる。これによつてカムリング１６
のカム面２０とロータ２２との間にベーン２１に
よつて複数個に区画されたポンプ室が形成され、
各ポンプ室はロータ２２の回転により容積変化を
生ずる。膨張行程をなすポンプ室に対応して蓋部
材１２及びサイドプレート１７には第３図、第４
図に示すように直径方向に対向する各一対の吸込
ポート２５，２６が形成され、圧縮行程をなすポ
ンプ室に対応して蓋部材１２及びサイドプレート
１７には直径方向に対向する各一対の吐出ポート
２７，２８が形成されている。蓋部材１２に形成
された吸込ポート２５とサイドプレート１７に形
成された吸込ポート２６はカムリング１６とポン
プハウジング１０との間に形成された通路２９に
よつて互いに連通されている。さらにサイドプレ
ート１７に接合する押圧プレート１８の一端には
押圧プレート１８の中心部貫通穴１８ａに通ずる
バイパス路３０が直径方向に形成され、このバイ
パス路３０の直径方向外方端は前記ロータ２２の
回転方向（図の矢印方向）に向つてゆるやかに湾
曲３０ａされて一対の吸込ポート２６に開口され
ている。サイドプレート１７に形成された吐出ポ
ート２８は押圧プレート１８の貫通溝３２を介し
て圧力室３５に通じている。
る。第１図および第２図において、１０はポンプ
ハウジングで、このポンプハウジング１０には有
底の中空室１１が形成されこの中空室１１はポン
プハウジング１０の一端面に開口している。この
中空室１１の開口部を閉塞する蓋部材１２には貫
通穴１３が穿設され、この貫通穴１３に回転軸１
４が挿通され、軸受１５ａ，１５ｂにて回転方向
に軸承されている。前記中空室１１には蓋部材１
２の一端に対接するカムリング１６と、このカム
リング１６の他側面に対接するサイドプレート１
７と、このサイドプレート１７の他側面に対接す
る押圧プレート１８が収納され、この押圧プレー
ト１８とポンプハウジング１０との間にはスプリ
ング１９が圧縮して挿入されている。カムリング
１６の内周にはカム面２０が形成され、このカム
面２０に外方端部が摺接する複数のベーン２１を
放射方向摺動可能に保持するロータ２２がカムリ
ング１６内に収納されている。このロータ２２は
前記回転軸１４の一端部とスプライン係合されて
いる。ロータ２２の左側面及びベーン２１の左端
面は蓋部材１２の端面１２ａと摺接し、ロータ２
２の右側面及びベーン２１の右端面はサイドプレ
ート１７の側面１７ａに摺接し、各摺接面にて密
封作用がなされる。これによつてカムリング１６
のカム面２０とロータ２２との間にベーン２１に
よつて複数個に区画されたポンプ室が形成され、
各ポンプ室はロータ２２の回転により容積変化を
生ずる。膨張行程をなすポンプ室に対応して蓋部
材１２及びサイドプレート１７には第３図、第４
図に示すように直径方向に対向する各一対の吸込
ポート２５，２６が形成され、圧縮行程をなすポ
ンプ室に対応して蓋部材１２及びサイドプレート
１７には直径方向に対向する各一対の吐出ポート
２７，２８が形成されている。蓋部材１２に形成
された吸込ポート２５とサイドプレート１７に形
成された吸込ポート２６はカムリング１６とポン
プハウジング１０との間に形成された通路２９に
よつて互いに連通されている。さらにサイドプレ
ート１７に接合する押圧プレート１８の一端には
押圧プレート１８の中心部貫通穴１８ａに通ずる
バイパス路３０が直径方向に形成され、このバイ
パス路３０の直径方向外方端は前記ロータ２２の
回転方向（図の矢印方向）に向つてゆるやかに湾
曲３０ａされて一対の吸込ポート２６に開口され
ている。サイドプレート１７に形成された吐出ポ
ート２８は押圧プレート１８の貫通溝３２を介し
て圧力室３５に通じている。
前記ポンプハウジング１０には、第１図、第４
図に示すように回転軸１４の軸線と直交する弁収
納穴３６と、この弁収納穴３６に一端を開口し圧
力室３５に他端を開口せしめた導入通路３７と、
一端を押圧プレート１８の中心部貫通穴１８ａに
開口し、他端を弁収納穴３６に開口したバイパス
通路３８と、このバイパス通路３８の途中に一端
が開口され他端が流体槽５０に開口せしめた流体
補給路３９と、一端を圧力室３５に開口し他端を
ポンプハウジング１０の外部に開口した送出路４
０が穿設されている。弁収納穴３６には導入通路
３７とバイパス通路３８との連通路を閉止しかつ
連通路の開度を調整可能にするべくスプール弁４
３が摺動可能に嵌挿され、このスプール弁４３の
両端部に第１弁室４１と第２弁室４２が形成され
ている。第２弁室４２にはスプール弁４３と押圧
するスプリング４４が設けられ、通常第１弁室４
１とバイパス通路３８との連通を遮断している。
前記送出路４０には絞り部４５ａを形成した絞り
部材４５が挿入され、絞り部４５ａを通過した流
体を第２弁室４２に導く通路（図示せず）が設け
られている。絞り部４５ａを通過しない流体、即
ち圧力室３５に排出された流体は第１弁室４１に
導入通路３７を経て導かれる。これによつてスプ
ール弁４３の両端面には絞り部４５ａ通過前の圧
力と通過後の圧力が作用するため、絞り部４５ａ
における圧力降下に応じてスプール弁４３は軸方
向に移動され、絞り部４５ａにおける圧力降下を
一定値に保つべくバイパス通路３８の開度を調整
する。したがつて絞り部４５ａを通過する流量は
ほぼ一定となり送出路４０より動力舵取装置に送
出され、余剰流は第１弁室４１よりバイパス通路
３８にバイパスされ、前記バイパス路３０を介し
て吸込ポート２５，２６に還流される。
図に示すように回転軸１４の軸線と直交する弁収
納穴３６と、この弁収納穴３６に一端を開口し圧
力室３５に他端を開口せしめた導入通路３７と、
一端を押圧プレート１８の中心部貫通穴１８ａに
開口し、他端を弁収納穴３６に開口したバイパス
通路３８と、このバイパス通路３８の途中に一端
が開口され他端が流体槽５０に開口せしめた流体
補給路３９と、一端を圧力室３５に開口し他端を
ポンプハウジング１０の外部に開口した送出路４
０が穿設されている。弁収納穴３６には導入通路
３７とバイパス通路３８との連通路を閉止しかつ
連通路の開度を調整可能にするべくスプール弁４
３が摺動可能に嵌挿され、このスプール弁４３の
両端部に第１弁室４１と第２弁室４２が形成され
ている。第２弁室４２にはスプール弁４３と押圧
するスプリング４４が設けられ、通常第１弁室４
１とバイパス通路３８との連通を遮断している。
前記送出路４０には絞り部４５ａを形成した絞り
部材４５が挿入され、絞り部４５ａを通過した流
体を第２弁室４２に導く通路（図示せず）が設け
られている。絞り部４５ａを通過しない流体、即
ち圧力室３５に排出された流体は第１弁室４１に
導入通路３７を経て導かれる。これによつてスプ
ール弁４３の両端面には絞り部４５ａ通過前の圧
力と通過後の圧力が作用するため、絞り部４５ａ
における圧力降下に応じてスプール弁４３は軸方
向に移動され、絞り部４５ａにおける圧力降下を
一定値に保つべくバイパス通路３８の開度を調整
する。したがつて絞り部４５ａを通過する流量は
ほぼ一定となり送出路４０より動力舵取装置に送
出され、余剰流は第１弁室４１よりバイパス通路
３８にバイパスされ、前記バイパス路３０を介し
て吸込ポート２５，２６に還流される。
６０は前記回転軸１４の外方突出部に固着され
たプーリで、自動車用エンジンによつて可変速で
回転駆動されるようになつている。
たプーリで、自動車用エンジンによつて可変速で
回転駆動されるようになつている。
次に上記したように構成されたポンプ装置の作
動について説明する。
動について説明する。
自動車エンジンによつて回転軸１４とともにロ
ータ２２が回転駆動されると、流体槽５０内の作
動流体は流体補給路３９、バイパス通路３８、サ
イドプレート１７と押圧プレート１８との間のバ
イパス路３０を介して吸込ポート２５，２６より
ポンプ室に吸入され、圧力流体がサイドプレート
１７の吐出ポート２７より押圧プレート１８の貫
通穴３２を経て圧力室３５に吐出される。圧力室
３５に吐出された圧力流体は絞り部４５ａを通過
して送出路４０より動力舵取装置に供給され、動
力舵取装置より戻される流体は流体槽５０内に導
かれ、再びポンプ室に吸込まれる。
ータ２２が回転駆動されると、流体槽５０内の作
動流体は流体補給路３９、バイパス通路３８、サ
イドプレート１７と押圧プレート１８との間のバ
イパス路３０を介して吸込ポート２５，２６より
ポンプ室に吸入され、圧力流体がサイドプレート
１７の吐出ポート２７より押圧プレート１８の貫
通穴３２を経て圧力室３５に吐出される。圧力室
３５に吐出された圧力流体は絞り部４５ａを通過
して送出路４０より動力舵取装置に供給され、動
力舵取装置より戻される流体は流体槽５０内に導
かれ、再びポンプ室に吸込まれる。
ポンプ回転速度が低いうちはポンプ吐出流量も
少ないのでスプール弁４３はバイパス通路３８を
閉止し、ポンプ吐出流量の全量が絞り部４５ａを
経て動力舵取装置に送出されるが、ポンプ回転速
度が上昇するにつれて吐出流量も増大し、絞り部
４５ａ前後の圧力差を一定にするようにスプール
弁４３が摺動されてバイパス通路３８を開き、余
剰流をバイパス通路３８にバイパスする。これに
より動力舵取装置に送出される流量はほぼ一定値
に維持される。
少ないのでスプール弁４３はバイパス通路３８を
閉止し、ポンプ吐出流量の全量が絞り部４５ａを
経て動力舵取装置に送出されるが、ポンプ回転速
度が上昇するにつれて吐出流量も増大し、絞り部
４５ａ前後の圧力差を一定にするようにスプール
弁４３が摺動されてバイパス通路３８を開き、余
剰流をバイパス通路３８にバイパスする。これに
より動力舵取装置に送出される流量はほぼ一定値
に維持される。
前記バイパス通路３８にバイパスされたバイパ
ス流は、サイドプレート１７と押圧プレート１７
との間に形成されたバイパス路３０を介して吸込
ポート２５，２６に還流されるが、バイパス路３
０が半径方向よりロータ２２の回転方向（矢印方
向）に湾曲３０ａされているため、バイパス路３
０におけるバイパス流の半径方向の流れがロータ
回転方向の流れにゆるやかに変換され、かつロー
タ２２の回転に同期するようにして吸込ポート２
６に吸込まれるようになる。従つてバイパス路３
０から吸込ポート２６への吸込損失がきわめて減
少され、これによつてポンプ回転数の上昇につれ
て増加するバイパス流を吸込ポート２６に効率的
に送込むことができるようになり、吸込特性が良
好となつて脈動軽減に寄与する。
ス流は、サイドプレート１７と押圧プレート１７
との間に形成されたバイパス路３０を介して吸込
ポート２５，２６に還流されるが、バイパス路３
０が半径方向よりロータ２２の回転方向（矢印方
向）に湾曲３０ａされているため、バイパス路３
０におけるバイパス流の半径方向の流れがロータ
回転方向の流れにゆるやかに変換され、かつロー
タ２２の回転に同期するようにして吸込ポート２
６に吸込まれるようになる。従つてバイパス路３
０から吸込ポート２６への吸込損失がきわめて減
少され、これによつてポンプ回転数の上昇につれ
て増加するバイパス流を吸込ポート２６に効率的
に送込むことができるようになり、吸込特性が良
好となつて脈動軽減に寄与する。
以上述べたように本発明は、カムリングの側方
にサイドプレートと押圧プレートとを設け、これ
らサイドプレートと押圧プレートとの接合面に、
押圧プレートの中心部軸方向に設けたバイパス通
路に通ずるバイパス路を直径方向に形成し、この
バイパス路の直径方向外方端をロータの回転方向
に湾曲して一対の吸込ポートに開口した構成であ
るので、バイパス路におけるバイパス流の半径方
向の流れがロータ回転方向の流れにゆるやかに変
換され、これによつてバイパス流がロータの回転
に同期するようにして吸込ポートに吸込まれるよ
うになるため、サイドプレートの内部を通してバ
イパス流を吸込ポートに還流するものにおいて
も、バイパス流の吸込損失が減少し、特に、ポン
プ高速時における吸込特性をきわめて良好に保つ
ことができる特徴がある。
にサイドプレートと押圧プレートとを設け、これ
らサイドプレートと押圧プレートとの接合面に、
押圧プレートの中心部軸方向に設けたバイパス通
路に通ずるバイパス路を直径方向に形成し、この
バイパス路の直径方向外方端をロータの回転方向
に湾曲して一対の吸込ポートに開口した構成であ
るので、バイパス路におけるバイパス流の半径方
向の流れがロータ回転方向の流れにゆるやかに変
換され、これによつてバイパス流がロータの回転
に同期するようにして吸込ポートに吸込まれるよ
うになるため、サイドプレートの内部を通してバ
イパス流を吸込ポートに還流するものにおいて
も、バイパス流の吸込損失が減少し、特に、ポン
プ高速時における吸込特性をきわめて良好に保つ
ことができる特徴がある。
図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は
ポンプ装置の断面図、第２図、第３図および第４
図は第１図の―線、―線および―線
に沿つてそれぞれ切断した断面図である。 １０……ポンプハウジング、１４……回転軸、
１６……カムリング、１７……サイドプレート、
１８……押圧プレート、２１……ベーン、２２…
…ロータ、２５，２６……吸込ポート、２７，２
８……吐出ポート、３０……バイパス路、３５…
…圧力室、３７……導入通路、３８……バイパス
通路、４３……流量調整用スプール弁。
ポンプ装置の断面図、第２図、第３図および第４
図は第１図の―線、―線および―線
に沿つてそれぞれ切断した断面図である。 １０……ポンプハウジング、１４……回転軸、
１６……カムリング、１７……サイドプレート、
１８……押圧プレート、２１……ベーン、２２…
…ロータ、２５，２６……吸込ポート、２７，２
８……吐出ポート、３０……バイパス路、３５…
…圧力室、３７……導入通路、３８……バイパス
通路、４３……流量調整用スプール弁。
Claims (1)
- １ 回転軸を回転可能に軸承した蓋部材をポンプ
ハウジングに設け、このポンプハウジング内に互
いに当接するサイドプレートと押圧プレートを嵌
装し、この押圧プレートと前記蓋部材との間にカ
ムリングを介挿し、このカムリング内に前記回転
軸上に設けたロータを収納し、このロータの円周
上に設けた複数のベーンによつて複数個に区画さ
れたポンプ室を形成し、前記サイドプレートに前
記ポンプ室の吸入側に開口する直径方向に対向し
た一対の吸込ポートと前記ポンプ室の吐出側に開
口する直径方向に対向した一対の吐出ポートとを
それぞれ形成し、前記押圧プレートの中心部軸方
向にバイパス通路を設け、前記ポンプハウジング
に吐出流量を一定にするべく前記バイパス通路を
開口制御する流量調整弁を設け、前記サイドプレ
ートと押圧プレートの接合面に前記バイパス通路
に通ずるバイパス路を直径方向に形成し、このバ
イパス路の直径方向外方端を前記ロータの回転方
向に湾曲して前記一対の吸込ポートに開口してな
るポンプ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12498279A JPS5647694A (en) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | Pump device |
| US06/186,843 US4347048A (en) | 1979-09-26 | 1980-09-15 | Hydraulic pump for power steering |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12498279A JPS5647694A (en) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | Pump device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5647694A JPS5647694A (en) | 1981-04-30 |
| JPS623318B2 true JPS623318B2 (ja) | 1987-01-24 |
Family
ID=14898995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12498279A Granted JPS5647694A (en) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | Pump device |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4347048A (ja) |
| JP (1) | JPS5647694A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH057853Y2 (ja) * | 1986-09-03 | 1993-02-26 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4373871A (en) * | 1981-05-04 | 1983-02-15 | General Motors Corporation | Compact power steering pump |
| US4470768A (en) * | 1983-01-03 | 1984-09-11 | Sperry Vickers Zweigniederlassung Der Sperry Gmbh | Rotary vane pump, in particular for assisted steering |
| DE4100726A1 (de) * | 1991-01-10 | 1992-07-16 | Vogel Willi Ag | Zentralschmieraggregat |
| JP2002173039A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-06-18 | Honda Motor Co Ltd | パワーステアリング装置 |
| US6478559B2 (en) | 2001-01-23 | 2002-11-12 | Visteon Global Technologies, Inc. | Balanced vane pump |
| US6499964B2 (en) | 2001-03-16 | 2002-12-31 | Visteon Global Technologies, Inc. | Integrated vane pump and motor |
| JP2003252218A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-10 | Toyoda Mach Works Ltd | リザーバの取付構造 |
| CA2581120C (en) * | 2004-09-20 | 2013-10-15 | Magna Powertrain Inc. | Speed-related control mechanism for a pump and control method |
| DE202022103701U1 (de) * | 2021-07-05 | 2022-09-27 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Rotorplatte und Rotoranordnung mit dieser Rotorplatte |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4927602A (ja) * | 1972-07-15 | 1974-03-12 | ||
| JPS5125923A (ja) * | 1974-08-28 | 1976-03-03 | Mitsumi Electric Co Ltd |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3125028A (en) * | 1964-03-17 | rohde | ||
| US2910944A (en) * | 1955-09-06 | 1959-11-03 | Vickers Inc | Power transmission |
| US3207077A (en) * | 1963-05-27 | 1965-09-21 | Gen Motors Corp | Pump |
| DE2327814C2 (de) * | 1973-06-01 | 1984-05-30 | Mannesmann Rexroth GmbH, 8770 Lohr | Flügelzellenpumpe mit Entlüftungsventil |
-
1979
- 1979-09-26 JP JP12498279A patent/JPS5647694A/ja active Granted
-
1980
- 1980-09-15 US US06/186,843 patent/US4347048A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4927602A (ja) * | 1972-07-15 | 1974-03-12 | ||
| JPS5125923A (ja) * | 1974-08-28 | 1976-03-03 | Mitsumi Electric Co Ltd |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH057853Y2 (ja) * | 1986-09-03 | 1993-02-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4347048A (en) | 1982-08-31 |
| JPS5647694A (en) | 1981-04-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5490770A (en) | Vane pump having vane pressurizing grooves | |
| JPS629755B2 (ja) | ||
| JPH07243385A (ja) | 可変容量形ポンプ | |
| JPH04272489A (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JPH1089266A (ja) | ベーンポンプ | |
| JPS623318B2 (ja) | ||
| JPH06200883A (ja) | 可変容量形ポンプ | |
| JPH06272674A (ja) | ベーンポンプ | |
| JPH1047261A (ja) | ベーンポンプ | |
| JP3734627B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| US3600108A (en) | Rotary pump | |
| KR100289785B1 (ko) | 동력조향시스템용유압펌프 | |
| JPH02248681A (ja) | ベーン型圧縮機の潤滑油供給装置 | |
| JPH11510871A (ja) | 内接歯車ポンプの吐出圧力制御 | |
| JPH0310038B2 (ja) | ||
| JP3758855B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JPS629754B2 (ja) | ||
| JPH0429111Y2 (ja) | ||
| JPS63637B2 (ja) | ||
| JP4009455B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JP3796073B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JP3149207B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JP2749128B2 (ja) | ベーンポンプ | |
| JPH06241176A (ja) | 可変容量形ポンプ | |
| JPH07259754A (ja) | 可変容量形ポンプ |