JPS6232853Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232853Y2 JPS6232853Y2 JP19229684U JP19229684U JPS6232853Y2 JP S6232853 Y2 JPS6232853 Y2 JP S6232853Y2 JP 19229684 U JP19229684 U JP 19229684U JP 19229684 U JP19229684 U JP 19229684U JP S6232853 Y2 JPS6232853 Y2 JP S6232853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- nonwoven fabric
- substrate
- adhesive
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は板状体を基板とし、表面に不織布をオ
ーバーレイした化粧板に関するものである。
ーバーレイした化粧板に関するものである。
従来基板上に、シボ模様を施こした不織布を貼
着し、該不織布表面に印刷模様を形成する方法も
行なわれているが、印刷インクがシボ模様の凸部
のみに添加されるため、印刷模様が不連続になる
欠点がある。さらに印刷模様をインクの転写のみ
によつて表現しても深みとソフトな感じを附与す
ることに限界がある。
着し、該不織布表面に印刷模様を形成する方法も
行なわれているが、印刷インクがシボ模様の凸部
のみに添加されるため、印刷模様が不連続になる
欠点がある。さらに印刷模様をインクの転写のみ
によつて表現しても深みとソフトな感じを附与す
ることに限界がある。
本考案は以上のような従来技術の課題を解決す
ることを目的とするものである。すなわち本考案
の要旨は、以下詳述するように下塗々膜２を施こ
した基板１上に任意の柄模様３を印刷し、その上
に不織布５またはその均等物を接着４して、不織
布５を透して柄模様３を表現するものである。本
考案はこのような構成により、淡い深みのある化
粧模様を表現しようとするものである。
ることを目的とするものである。すなわち本考案
の要旨は、以下詳述するように下塗々膜２を施こ
した基板１上に任意の柄模様３を印刷し、その上
に不織布５またはその均等物を接着４して、不織
布５を透して柄模様３を表現するものである。本
考案はこのような構成により、淡い深みのある化
粧模様を表現しようとするものである。
以下図面に記載された本考案の具体的構成につ
いて説明する。
いて説明する。
(1) 基板１としては予め目止め、シーラー、サイ
デイングなどの塗装下地処理された合板、フア
イバーボード、パーテイクルボードなどの木質
板、岩綿、石綿、ガラス繊維などの無機質繊維
板、ないしは金属板などを用いる。
デイングなどの塗装下地処理された合板、フア
イバーボード、パーテイクルボードなどの木質
板、岩綿、石綿、ガラス繊維などの無機質繊維
板、ないしは金属板などを用いる。
(2) 基板１上にロールコーター、フローコーター
などによつて下塗塗料２を塗布し、熱風、赤外
線乾燥装置により乾燥して下塗塗膜２を形成す
る。
などによつて下塗塗料２を塗布し、熱風、赤外
線乾燥装置により乾燥して下塗塗膜２を形成す
る。
(3) つぎにグラビアオフセツト印刷機、スクリー
ン印刷機などで下塗々膜２表面に任意の柄模様
３を形成する。柄模様３は乾燥されて下塗々膜
２と対応した化粧模様を形成する。
ン印刷機などで下塗々膜２表面に任意の柄模様
３を形成する。柄模様３は乾燥されて下塗々膜
２と対応した化粧模様を形成する。
(4) つぎにクロス模様やまだらなどのシボ模様７
などをエンボス加工などによつて形成した不織
布５を接着剤４により柄模様３下塗々膜２表面
に接着する。接着剤４は乾燥硬化後不織布５と
ともに透明となる性質のものを用いる。
などをエンボス加工などによつて形成した不織
布５を接着剤４により柄模様３下塗々膜２表面
に接着する。接着剤４は乾燥硬化後不織布５と
ともに透明となる性質のものを用いる。
不織布５のシボ模様７の凹部は凸部に比べて
繊維密度が高いため、柄模様３は凹部において
濃く(a)凸部において淡く(b)表現され、意匠的効
果が向上される。またシボ模様の凹部に貫通孔
を穿つた不織布５を用いることもできる。
繊維密度が高いため、柄模様３は凹部において
濃く(a)凸部において淡く(b)表現され、意匠的効
果が向上される。またシボ模様の凹部に貫通孔
を穿つた不織布５を用いることもできる。
(5) つぎに不織布５上に透明あるいは半透明な上
塗々料６を塗布し、上塗々膜６を形成する。
塗々料６を塗布し、上塗々膜６を形成する。
この上塗々料６は不織布５内に浸透するが、
その浸透量は凹凸部ほぼ同量である。そのため
シボ模様の凹凸部での光の屈折率が異なり、凹
部では柄模様３が一層はつきりし、凸部では淡
く表現され一層深みのある味わいのある化粧面
となる。また上塗々膜６は不織布５の表面強度
を強化する。ただし上塗々料６は本考案の必須
条件ではない。
その浸透量は凹凸部ほぼ同量である。そのため
シボ模様の凹凸部での光の屈折率が異なり、凹
部では柄模様３が一層はつきりし、凸部では淡
く表現され一層深みのある味わいのある化粧面
となる。また上塗々膜６は不織布５の表面強度
を強化する。ただし上塗々料６は本考案の必須
条件ではない。
本考案は以上のような構成を有するのでその
作用効果を要約すれば次の通りである。すなわ
ち柄模様３を不織布５またはその均等物を透し
て表現するため、化粧模様が淡く深みと味わい
のあるものとすることができる。殊に不織布５
またはその均等物にシボ模様７を形成させるこ
とにより、より化粧模様に変化感を与えること
ができる。
作用効果を要約すれば次の通りである。すなわ
ち柄模様３を不織布５またはその均等物を透し
て表現するため、化粧模様が淡く深みと味わい
のあるものとすることができる。殊に不織布５
またはその均等物にシボ模様７を形成させるこ
とにより、より化粧模様に変化感を与えること
ができる。
実施例 １
予め目止塗装、シーラー塗装処理を行つて表面
サンデイングした合板を基板１とし、該基板１表
面にロールコーターにより20〜45ｇ／m2の下塗々
料を塗布して100℃、10分間乾燥し、下塗々膜２
を形成する。
サンデイングした合板を基板１とし、該基板１表
面にロールコーターにより20〜45ｇ／m2の下塗々
料を塗布して100℃、10分間乾燥し、下塗々膜２
を形成する。
つぎにグラビアオフセツト印刷機を用いて木目
抽象柄模様３をアルキツト樹脂インキで印刷し、
110℃、１分間乾燥する。つぎにクロス織目のシ
ボ模様７を施こした合成樹脂系の不織布５の巻玉
を巻戻しながらスプレツダーにより、不織布５上
に熱硬化性樹脂接着剤10〜20ｇ／m2塗布する。そ
して基板１上に該不織布５を貼着した後定尺切断
を行う。
抽象柄模様３をアルキツト樹脂インキで印刷し、
110℃、１分間乾燥する。つぎにクロス織目のシ
ボ模様７を施こした合成樹脂系の不織布５の巻玉
を巻戻しながらスプレツダーにより、不織布５上
に熱硬化性樹脂接着剤10〜20ｇ／m2塗布する。そ
して基板１上に該不織布５を貼着した後定尺切断
を行う。
前後にフローコーターによりアミノアルキツト
樹脂30ｇ／m2塗布し、120℃、10分間乾燥し、上
塗々膜６を形成する。かくして深みのある抽象柄
模様３を表現した求むる化粧板を得た。
樹脂30ｇ／m2塗布し、120℃、10分間乾燥し、上
塗々膜６を形成する。かくして深みのある抽象柄
模様３を表現した求むる化粧板を得た。
実施例 ２
予め目止塗装、シーラー塗装処理を行ない表面
サンデイングされた石綿セメント板を基板１と
し、該基板１表面に10〜30ｇ／m2の下塗塗料を塗
布し、120℃、10分間乾燥して下塗々膜２を形成
する。以下実施例１と同様の木目抽象柄模様３、
合成樹脂系の不織布５、上塗塗膜６を施こし、求
める化粧板を得た。
サンデイングされた石綿セメント板を基板１と
し、該基板１表面に10〜30ｇ／m2の下塗塗料を塗
布し、120℃、10分間乾燥して下塗々膜２を形成
する。以下実施例１と同様の木目抽象柄模様３、
合成樹脂系の不織布５、上塗塗膜６を施こし、求
める化粧板を得た。
第１図：本考案化粧板の断面図、第２図：同じ
くその斜視図、第３図：化粧面の平面図。 １：基板、２：下塗々膜、３：柄模様、４：接
着剤、５：不織布、６：上塗々膜、７：シボ模
様、ａ：濃い部分、ｂ：淡い部分。
くその斜視図、第３図：化粧面の平面図。 １：基板、２：下塗々膜、３：柄模様、４：接
着剤、５：不織布、６：上塗々膜、７：シボ模
様、ａ：濃い部分、ｂ：淡い部分。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 基板１上に柄模様３を印刷し、 その表面にエンボス加工により形成した凹凸模
様のある不織布５を接着剤４で接着し、かつ、そ
の接着剤４は不織布５とともに透明になる性質の
ものであり、 さらに、不織布５上に上塗塗膜６を形成した、
ことを特徴とする表面に不織布を貼着した化粧
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19229684U JPS60114733U (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 表面に不織布を貼着した化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19229684U JPS60114733U (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 表面に不織布を貼着した化粧板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60114733U JPS60114733U (ja) | 1985-08-03 |
| JPS6232853Y2 true JPS6232853Y2 (ja) | 1987-08-22 |
Family
ID=30749719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19229684U Granted JPS60114733U (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 表面に不織布を貼着した化粧板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60114733U (ja) |
-
1984
- 1984-12-20 JP JP19229684U patent/JPS60114733U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60114733U (ja) | 1985-08-03 |
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