JPS5833817B2 - ケシヨウバンノセイゾウホウ - Google Patents
ケシヨウバンノセイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS5833817B2 JPS5833817B2 JP50157880A JP15788075A JPS5833817B2 JP S5833817 B2 JPS5833817 B2 JP S5833817B2 JP 50157880 A JP50157880 A JP 50157880A JP 15788075 A JP15788075 A JP 15788075A JP S5833817 B2 JPS5833817 B2 JP S5833817B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- decorative
- pattern
- embossing
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は薄紙化粧板の製造法に関するものであり、特に
表面化粧材として印刷層及び上塗り合成樹脂層を付与し
た化粧紙に更に、凹凸エンボス模様を施こし、立体的で
美麗なる木目模様或は抽象模様を表現することを特徴と
した化粧紙を接着剤を介して木質或は無機質基板に貼着
してなる化粧板の製造法に係るものである。
表面化粧材として印刷層及び上塗り合成樹脂層を付与し
た化粧紙に更に、凹凸エンボス模様を施こし、立体的で
美麗なる木目模様或は抽象模様を表現することを特徴と
した化粧紙を接着剤を介して木質或は無機質基板に貼着
してなる化粧板の製造法に係るものである。
従来、薄紙プリント化粧板は、例えば次のよう左方法で
製造されていた、即ち重さ２３ ？ ／ｍ２乃至４０
？／ｍ２の紙又はメラミンアルキッド樹脂等の横紙加工
紙の表面に、所望の印刷模様を付与し、次いで表面保護
層としてウレタン樹脂等の合成樹脂層を設けた化粧紙を
酢酸ビニル系接着剤を介して基板に加熱加圧して一体化
して得られていた。
製造されていた、即ち重さ２３ ？ ／ｍ２乃至４０
？／ｍ２の紙又はメラミンアルキッド樹脂等の横紙加工
紙の表面に、所望の印刷模様を付与し、次いで表面保護
層としてウレタン樹脂等の合成樹脂層を設けた化粧紙を
酢酸ビニル系接着剤を介して基板に加熱加圧して一体化
して得られていた。
この方法によるものは、化粧紙表面層には熱硬化樹脂層
があり、更にはエンボス加工が化粧紙を基材に貼着後行
なわれるので通常のエンボス加工ではエンボス絞が均一
の深さに加工できず絞もどり現象も起る為表面は全て平
面のもののみであった。
があり、更にはエンボス加工が化粧紙を基材に貼着後行
なわれるので通常のエンボス加工ではエンボス絞が均一
の深さに加工できず絞もどり現象も起る為表面は全て平
面のもののみであった。
又、合板に目止め及び下地塗装を施し、グラビヤオフセ
ット方式による模様印刷を行い最後に上塗り合成樹脂層
を施したものもあるが、この種の製法は目止め処理が完
全に平滑になる迄は不可能であり、グラビヤオフセット
による模様の印刷も均一に行い難く、印刷ムラ乃至はイ
ンキ転移性が良好でない欠陥があった。
ット方式による模様印刷を行い最後に上塗り合成樹脂層
を施したものもあるが、この種の製法は目止め処理が完
全に平滑になる迄は不可能であり、グラビヤオフセット
による模様の印刷も均一に行い難く、印刷ムラ乃至はイ
ンキ転移性が良好でない欠陥があった。
又これにエンボスロールによって凹凸を施すときも、目
止め層の塗膜層に亀裂を生じたり剥離現象の為美麗なる
エンボス化粧板は製造することができなかった。
止め層の塗膜層に亀裂を生じたり剥離現象の為美麗なる
エンボス化粧板は製造することができなかった。
本発明、は前述の如き欠点を克服すべく為されたもので
あシ以下その詳細を説明する。
あシ以下その詳細を説明する。
先ず、坪量２３ Ｓ’ ／ｍ’句至４０グ／ｒｎ、２の
紙の表面にグラビヤ印刷機等により絵柄模様を付与する
。
紙の表面にグラビヤ印刷機等により絵柄模様を付与する
。
又必要に応じ、紙の表面から合成樹脂加工を施した後に
、所望の絵柄模様を付与する。
、所望の絵柄模様を付与する。
次いでポリエステル、塩化ビニル、エチレン変性酢酸ビ
ニル、ウレタン、メラミンアルキッド樹脂等の上塗り保
護層を形成する。
ニル、ウレタン、メラミンアルキッド樹脂等の上塗り保
護層を形成する。
その後、該化粧紙をエンボスローラーが凸型で、エンボ
スバックアップローラーが凹型に組み合わされた加圧装
置により一定の深度にて均一なエンボス絞効果を得る化
粧紙を形成する。
スバックアップローラーが凹型に組み合わされた加圧装
置により一定の深度にて均一なエンボス絞効果を得る化
粧紙を形成する。
この際、必要に応じ加熱工程或は加湿工程等の補助工程
を必要とする場合もある。
を必要とする場合もある。
次に、基板上に固形分を若干多くした酢酸ビニル系樹脂
等の接着剤をロールコータ−等の塗付装置により付着せ
しめた後、熱風又は電気ヒーター等の乾燥装置により、
水等の溶媒弁を若干多く蒸発させて半乾燥状態にする。
等の接着剤をロールコータ−等の塗付装置により付着せ
しめた後、熱風又は電気ヒーター等の乾燥装置により、
水等の溶媒弁を若干多く蒸発させて半乾燥状態にする。
その後プレスローラーにより基板と化粧紙とを加温・加
圧して一体化する。
圧して一体化する。
得られた化粧板は、従来にない立体的且つ美麗なるエン
ボス絞効果が充分に表現できると同時に工業的に連続生
産が可能であり実用上の効果は犬である。
ボス絞効果が充分に表現できると同時に工業的に連続生
産が可能であり実用上の効果は犬である。
次に本発明に係る化粧板の製造法の一実施例を示す。
実施例
針葉樹パルプと広葉樹パルプとの混合パルプを丸網抄紙
機にて坪量約３５ｆ／ｍ”に抄いた紙の表面にメラミン
アルキッド系樹脂を約４ ｆｆ ／ｌｎ’コートした後
、グラビヤ印刷機にて所望の模様印刷を施した後、ウレ
タン系樹脂を、約１０９７ｍ２上塗り保護層としてコー
トした化粧紙を適宜加湿・加温工程に通し、凸型及び凹
型のエンボスローラーの組み合わせによる加圧装置を通
すことによりエンボス紋付化粧シートが得られた。
機にて坪量約３５ｆ／ｍ”に抄いた紙の表面にメラミン
アルキッド系樹脂を約４ ｆｆ ／ｌｎ’コートした後
、グラビヤ印刷機にて所望の模様印刷を施した後、ウレ
タン系樹脂を、約１０９７ｍ２上塗り保護層としてコー
トした化粧紙を適宜加湿・加温工程に通し、凸型及び凹
型のエンボスローラーの組み合わせによる加圧装置を通
すことによりエンボス紋付化粧シートが得られた。
又基板としては、特殊石綿セメント板を使用し、基板表
面に酢酸ビニル水性エマルジョンタイプの接着剤を用い
、ロールコータ−により基板にコートした後熱風乾燥炉
を通し、水分を揮発させ接着剤が半乾燥状態になる様に
調整した。
面に酢酸ビニル水性エマルジョンタイプの接着剤を用い
、ロールコータ−により基板にコートした後熱風乾燥炉
を通し、水分を揮発させ接着剤が半乾燥状態になる様に
調整した。
次いで該化粧紙と基板とを連続ラミネーターによりプレ
スローラーを約８０℃に加温し、約２ ｋｑ／ｃｒ／ｉ
の加圧条件にて貼着して凹凸付化粧板を得た。
スローラーを約８０℃に加温し、約２ ｋｑ／ｃｒ／ｉ
の加圧条件にて貼着して凹凸付化粧板を得た。
こうして得られる化粧板は工業的に大量且つ安定生産が
可能なばかりか、立体的で豪華な模様表現しうる理想的
な効果をもったものであった。
可能なばかりか、立体的で豪華な模様表現しうる理想的
な効果をもったものであった。
Claims (1)
- １ 薄葉紙又は薄葉紙に合成樹脂加工を施したものに印
刷模様を付与し、更に表面保護層として上塗り用合成樹
脂層を設け、次いでエンボスローラーカ凸型でエンボス
バックアップローラーが凹型に組み合わされた加圧装置
によって、凹凸エンボス模様を施すことを特徴とした化
粧紙を基材に貼着して成る化粧板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50157880A JPS5833817B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | ケシヨウバンノセイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50157880A JPS5833817B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | ケシヨウバンノセイゾウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5280363A JPS5280363A (en) | 1977-07-06 |
| JPS5833817B2 true JPS5833817B2 (ja) | 1983-07-22 |
Family
ID=15659419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50157880A Expired JPS5833817B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | ケシヨウバンノセイゾウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833817B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2790417B2 (ja) * | 1993-09-03 | 1998-08-27 | 南海プライウッド 株式会社 | 化粧材及びその製造方法 |
| US8523253B1 (en) | 2012-04-05 | 2013-09-03 | Konecranes Plc. | Lifting assembly |
-
1975
- 1975-12-27 JP JP50157880A patent/JPS5833817B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5280363A (en) | 1977-07-06 |
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