JPS5915318B2 - 化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板の製造方法

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JPS5915318B2
JPS5915318B2 JP51019561A JP1956176A JPS5915318B2 JP S5915318 B2 JPS5915318 B2 JP S5915318B2 JP 51019561 A JP51019561 A JP 51019561A JP 1956176 A JP1956176 A JP 1956176A JP S5915318 B2 JPS5915318 B2 JP S5915318B2
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JP
Japan
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grooves
plate
decorative board
pattern
paint layer
Prior art date
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Expired
Application number
JP51019561A
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English (en)
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JPS52103270A (en
Inventor
寛 山中
隆志 尾上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiken Trade and Industry Co Ltd filed Critical Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硬質ないしは半硬質繊維板、石綿珪酸カルシウ
ム板等の板状物を用いて陶磁製タイル、石目様その他の
模様を有する化粧板を製造する方法に関するものである
このようなタイル様の模様を有する化粧板はその独特な
外観のために広い用途を持つており、このような外観を
得る方法が種々開発されているが実用化に至つていない
のが現状である。
その理由は、一般にタイル等によつて構成され5 る壁
面などの外観は、隣接するタイル間に目地が形成される
ためにこの目地とタイル表面との色合が異なるが、タイ
ル様の化粧板ではこのような色合を形成する処理方法が
解決されていないためである。
10なんとなれば、表面に複数条の溝を縦横に刻設した
タイル様の化粧板において、目地に相当する条溝の塗装
を先に行えば表面塗装時における塗料が該条溝に流入す
ることになり、これとは反対に表面塗装を先に行えば条
溝部の塗装時における塗15料が条溝から表面側にはみ
出すことが生じ、いずれの場合も外観を損つてその商品
価値がなくなつてしまラためである。
本発明はこのような欠点を完全に解消するために、板状
物の表面部の塗装と溝部の塗装とを同時20に行つたの
ち、転写印刷により溝部以外の板状物の塗装表面に模様
を付し、しかるのち表面及び溝を透明塗料層で被覆する
ことを特長とする化粧板の製造方法を提供するものであ
る。
本発明の実施態様を図面について説明すると、25硬質
又は半硬質繊維板或いは石綿珪酸カルシウム板等の板状
物1の表面2に適宜の溝3を設けたのち、該表面2およ
び溝3を同色の塗料で同時に塗布して塗料層4を形成す
る。
板状物1に溝3を設けるには、その製板時に該30溝3
に対応する凸部を有するプレート等により押圧、形成し
てもよく、また、平滑な板面を有する板状物にカッター
等を用いて溝3を刻設してもよN2)。
又、溝を設ける前或いは設けたのちに必要に応35じて
板状物1にサンデイング或いはシーラー処理等の表面素
地調整を施すこともある。
この板状物1に設けられる塗料層4は、フローコーター
或いはスプレイコータ一によって設けられるのが効果的
であり、その塗布量等の調整を考慮した場合、タイル様
の単純な溝模様であればフローコーターが、石目等の複
雑な模様にはスプレイコータ一を採用するのが好ましい
こうして板状物1に塗料層4を設けて該塗料層4を乾燥
させたのち、転写印刷による模様5が施される。
転写印刷をこのようなタイル状の化粧板の製造に採用す
ることは、次のような種々の利点があるもので非常に効
果的なものである。
即ち、板状物1の表面2にのみ該模様5を設けることが
できるので、溝3を汚すことがない。
その為に、板状物1の表面2の塗装4と同時に前述した
ように溝3の塗装4を行うことができ、塗装による不良
品の発生を防止することができる。また、転写印刷であ
るために、複雑な転写印刷模様5を設けることも可能で
あり、多色模様であつても一工程で溝3の塗料層を除く
板状物1の塗装表面にのみ該模様5を設けることができ
るので塗装による場合に比較して化粧板製造の製造およ
びその工程を非常に簡略化できる。さらに、板状物1の
表面に多少の凹凸がある場合でも他の印刷等と異なり美
麗な印刷ができると共に、一度、紙等に印刷されたもの
を転写するものであるから、直接板状物1に印刷する場
合に比べてより高度な印刷模様が採用できるものである
この転写印刷模様5は第1図に示すように板状物1の溝
3を除く表面2の全面に設けてもよく、又、第2図に示
すように一部のみに設けてもよい。このようにして溝部
以外の板状物1の表面塗料層4に印刷模様5を設けたの
ち、該印刷模様5及び溝3の塗料層4′を被覆するよう
に透明な塗料層6を設けるものである。この透明塗料層
6は無色のものを用いてもよく、又、転写印刷による模
様5を隠蔽しない程度に着色することも模様によつては
効果的なものとなる。
板状物1にこのように透明塗料層6を設けるのは、転写
印刷模様5の剥離を防止すると共に摩擦或いは外気等か
ら該模様5を保護するためである。次に本発明の実施例
を示す。厚さ5關で600UX900W!21の大きさ
のS2Sハードボードよりなる板状物1の表面に、縦横
共10011!間隔で深さ0.6W!』巾2.51!l
の直線条溝3を溝付機(グルーピングマシン)にて設け
たのち、アクリルウレタン塗料をフローコーターにて9
0t/イの割合で塗布し、熱風乾燥機中を通過させて板
状物1の表面2及び条溝3に塗膜4を形成する。
次いで、第3図に示すように、原紙10の表面にシーラ
一層11、プライマー層12及びインキ層13を順次積
層してなる転写紙を該インキ層13が板状物1の塗装面
に相対するように載置し、約250℃に加熱されたシリ
コンゴムローラで圧着して該転写紙上のインキ層13を
板状物の塗装表面4にのみ転写させて模様5を設けたの
ち、透明なメラミンアルキツド塗料を80f/イの割合
で再度フローコーターにて条溝3を含む板状物表面に塗
布し、熱風乾燥機を通過させて表面全面に模様を有する
タイル状の外観の化粧板を得た。
以上のように本発明は、表面に溝゛を設けた繊維板等の
板状物の該表面と溝を同色に塗装したのち転写印刷によ
り溝以外の板状物表面の塗料層上に適宜の模様を設け、
しかるのち板状物の印刷模様表面及び溝部の塗料層表面
を透明塗料層で被覆することを特徴とする化粧板の製造
方法に係るものであるから、従来から実施されている板
状物の表面と溝とを別々に塗装する方法に比べて、溝と
板状物表面とが同一色の塗料で同時に塗装するものであ
るから、不良品の発生を大巾に減少させることができる
と共に溝部である目地と表面部とが連続した外観にする
ことができ、しかも溝部以外の板状物表面の塗料層上に
転写印刷によつて模様付けを行うので、目地よりも表面
模様部が目立つ美麗な化粧板が容易に得ることができる
と共に複雑で且つ多色の模様を一度で設けることができ
、こうして得られた模様を有する板状物の表面に透明塗
料層を施すことによつて長期に亘り美麗な模様層を保持
し得る化粧板を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明方法により得られる化粧板の
断面図、第3図は転写紙の断面図である。 1・・・・・・板状物、3・・・・・・溝、4・・・・
・・塗料層、5・・・・・・転写印刷模様、6・・・・
・・透明塗料層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面に溝を設けた繊維板等の板状物の該表面と溝を
    同色の塗料で同時に塗装したのち乾燥させ、次いで転写
    印刷により溝以外の板状物表面の塗料層上に適宜の印刷
    模様を設け、しかるのち該印刷模様表面及び溝部の塗料
    層表面を透明塗料層で被覆することを特徴とする化粧板
    の製造方法。 2 板状物にサンディングその他の表面素地調整を施し
    たのち溝を刻設することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の化粧板の製造方法。 3 製板時に溝を刻設された板状物に表面素地調整を施
    すことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の化粧板
    の製造方法。
JP51019561A 1976-02-24 1976-02-24 化粧板の製造方法 Expired JPS5915318B2 (ja)

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JPS52103270A JPS52103270A (en) 1977-08-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS623087A (ja) * 1985-06-25 1987-01-09 松下電工株式会社 溝付き建築用板の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834894A (ja) * 1971-09-08 1973-05-22

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