JPS6232795Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6232795Y2 JPS6232795Y2 JP1983101025U JP10102583U JPS6232795Y2 JP S6232795 Y2 JPS6232795 Y2 JP S6232795Y2 JP 1983101025 U JP1983101025 U JP 1983101025U JP 10102583 U JP10102583 U JP 10102583U JP S6232795 Y2 JPS6232795 Y2 JP S6232795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- curl cord
- base
- swivel base
- robot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、工業用ロボツトの旋回部の配線装置
に関する。
に関する。
従来この種装置として、例えば特開昭57−1684
号公報により、固定機台に設けたコラムに工業用
ロボツトの旋回台を軸承し、該コラムの外周空間
にロボツトの各部に連る信号線や給電線等の複数
のケーブルを配線するようにしたものは知られる
が、このものでは旋回台の回転に伴いケーブルが
引き回されて、ケーブル同士が絡み合つたり、更
にはケーブルがコラムに引掛つて擦過傷や断線等
を生じ勝ちである不都合を伴う。
号公報により、固定機台に設けたコラムに工業用
ロボツトの旋回台を軸承し、該コラムの外周空間
にロボツトの各部に連る信号線や給電線等の複数
のケーブルを配線するようにしたものは知られる
が、このものでは旋回台の回転に伴いケーブルが
引き回されて、ケーブル同士が絡み合つたり、更
にはケーブルがコラムに引掛つて擦過傷や断線等
を生じ勝ちである不都合を伴う。
本考案は、かかる不都合を解消した装置を提供
することをその目的とするもので、固定機台1に
設けたコラム2に工業用ロボツトの旋回台3を支
承し、該旋回台3上のロボツトの各部に連る複数
のケーブルをコラム2の外周空間に配置するもの
において前記各ケーブルを互にコラム2の外周に
間隙を存して配置され且つコラム2の軸線方向に
長手の各カールコード4に形成し、該カールコー
ド4をその一端において前記機台1と、その他端
において前記旋回台3とに係止させると共に、そ
の中間において前記コラム2の外周に遊嵌される
ガイドリング5に、係止させたことを特徴とす
る。
することをその目的とするもので、固定機台1に
設けたコラム2に工業用ロボツトの旋回台3を支
承し、該旋回台3上のロボツトの各部に連る複数
のケーブルをコラム2の外周空間に配置するもの
において前記各ケーブルを互にコラム2の外周に
間隙を存して配置され且つコラム2の軸線方向に
長手の各カールコード4に形成し、該カールコー
ド4をその一端において前記機台1と、その他端
において前記旋回台3とに係止させると共に、そ
の中間において前記コラム2の外周に遊嵌される
ガイドリング5に、係止させたことを特徴とす
る。
図面はコラム2の下端に軸受6を介して支承し
た旋回台3にロボツト本体7を吊持させて成る吊
下型ロボツトに本案装置を適用した実施例を示
し、該コラム2を中空にしてその内部に旋回用モ
ータ8を配置し、これにより減速機9を介して該
旋回台3を旋回せしめるようにした。
た旋回台3にロボツト本体7を吊持させて成る吊
下型ロボツトに本案装置を適用した実施例を示
し、該コラム2を中空にしてその内部に旋回用モ
ータ8を配置し、これにより減速機9を介して該
旋回台3を旋回せしめるようにした。
前記した各カールコード4は、その上端におい
て固定機台1に取付けた各ガイドブツシユ10に
挿通係止されると共に、その下端において旋回台
3上のケーブル受座11に取付けた各ガイドブツ
シユ12に挿通係止されるものとし、前記したガ
イドリング5を上下の複数段に設けて、該各リン
グ5を夫々クリツプ13を介して該各カールコー
ド4に係止した。
て固定機台1に取付けた各ガイドブツシユ10に
挿通係止されると共に、その下端において旋回台
3上のケーブル受座11に取付けた各ガイドブツ
シユ12に挿通係止されるものとし、前記したガ
イドリング5を上下の複数段に設けて、該各リン
グ5を夫々クリツプ13を介して該各カールコー
ド4に係止した。
次いでその作動を説明するに、旋回台3の回転
によれば、これに下端を係止した各カールコード
4は該旋回台3の回転方向にその弾力に抗して伸
張されてこれに追随して動き、該各カールコード
4とロボツト本体7との相対的な位置関係は常に
一定に保たれ、且つ該各カールコード4は該旋回
台3の房し回転によればその弾力により収縮し
て、弛みによる該各カールコード4同士の絡み合
いも確実に防止される。
によれば、これに下端を係止した各カールコード
4は該旋回台3の回転方向にその弾力に抗して伸
張されてこれに追随して動き、該各カールコード
4とロボツト本体7との相対的な位置関係は常に
一定に保たれ、且つ該各カールコード4は該旋回
台3の房し回転によればその弾力により収縮し
て、弛みによる該各カールコード4同士の絡み合
いも確実に防止される。
ここで、該旋回台3の回転角が大きくなると、
ガイドリング5が無い場合、各カールコード4が
その中間部でコラム2の周面に当接し、この当接
部と旋回台3側の端部との間で該各カールコード
4が局部的に大きく伸張されて断線を生ずる可能
性が有るが、本案によれば該各カールコード4に
係止したガイドリング5により、該各カールコー
ド4は該コラム2に当接することなくその全長に
亘り均等に伸張し、大角度例えば180゜程度の旋
回によつても断線の危険は無い。これを詳述する
に、該ガイドリング5は、該コラム2に対し一定
の隙間を保つたまま該各カールコード4の伸縮に
応じて該コラム2の周面を回動しつつその軸線方
向に動き、かくて該各カールコード4の該コラム
2への当接が防止されると共に、該ガイドリング
5による該各カールコード4の伸縮規制も防止さ
れて、該各カールコード4に全長に亘る均等な伸
縮動作が与えられる。
ガイドリング5が無い場合、各カールコード4が
その中間部でコラム2の周面に当接し、この当接
部と旋回台3側の端部との間で該各カールコード
4が局部的に大きく伸張されて断線を生ずる可能
性が有るが、本案によれば該各カールコード4に
係止したガイドリング5により、該各カールコー
ド4は該コラム2に当接することなくその全長に
亘り均等に伸張し、大角度例えば180゜程度の旋
回によつても断線の危険は無い。これを詳述する
に、該ガイドリング5は、該コラム2に対し一定
の隙間を保つたまま該各カールコード4の伸縮に
応じて該コラム2の周面を回動しつつその軸線方
向に動き、かくて該各カールコード4の該コラム
2への当接が防止されると共に、該ガイドリング
5による該各カールコード4の伸縮規制も防止さ
れて、該各カールコード4に全長に亘る均等な伸
縮動作が与えられる。
このように本考案によるときは工業ロボツトの
旋回台3を支承するコラム2の外周空間に配置さ
れる各ケーブルは、これをコラム2の外周に間隙
を存して配置され且つコラム2の軸線方向に長手
のカールコード4に形成してこれをその一端にお
いて機台1と、その他端において旋回台3とに係
止させたものであるから旋回台3の回転に伴い、
これに追随して各カールコード4が弛みを生ずる
ことなく伸縮されて各カールコード4同志の絡み
合いを生ずることがなく、而もカールコード4は
その中間においてコラム2の外周に遊嵌されるガ
イドリング5に係止したものであるから旋回台3
を大きく回転させても、各カールコード4はコラ
ム2に当接することなくその全長に亘り均等に伸
張されて断線事故が少なくなりロボツトの稼動率
が向上されて生産性が向上されて生産性を高める
ことができる効果を有する。
旋回台3を支承するコラム2の外周空間に配置さ
れる各ケーブルは、これをコラム2の外周に間隙
を存して配置され且つコラム2の軸線方向に長手
のカールコード4に形成してこれをその一端にお
いて機台1と、その他端において旋回台3とに係
止させたものであるから旋回台3の回転に伴い、
これに追随して各カールコード4が弛みを生ずる
ことなく伸縮されて各カールコード4同志の絡み
合いを生ずることがなく、而もカールコード4は
その中間においてコラム2の外周に遊嵌されるガ
イドリング5に係止したものであるから旋回台3
を大きく回転させても、各カールコード4はコラ
ム2に当接することなくその全長に亘り均等に伸
張されて断線事故が少なくなりロボツトの稼動率
が向上されて生産性が向上されて生産性を高める
ことができる効果を有する。
図面は本案装置の1例の要部の截断側面図であ
る。 1……固定機台1、2……コラム、3……旋回
台、4……カールコード、5……ガイドリング。
る。 1……固定機台1、2……コラム、3……旋回
台、4……カールコード、5……ガイドリング。
Claims (1)
- 固定機台1に設けたコラム2に工業用ロボツト
の旋回台3を支承し該旋回台3上のロボツトの各
部に連る複数のケーブルをコラム2の外周空間に
配置するものにおいて前記各ケーブルを互にコラ
ム2の外周に間隙を存して配置され且つコラム2
の軸線方向に長手の各カールコード4に形成し、
該カールコード4をその一端において前記機台1
と、その他端において前記旋回台3とに係止させ
ると共に、その中間において前記コラム2の外周
に遊嵌されるガイドリング5に、係止させたこと
を特徴とする工業用ロボツトの旋回部の配線装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10102583U JPS6011788U (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 工業用ロボツトの旋回部の配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10102583U JPS6011788U (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 工業用ロボツトの旋回部の配線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6011788U JPS6011788U (ja) | 1985-01-26 |
JPS6232795Y2 true JPS6232795Y2 (ja) | 1987-08-21 |
Family
ID=30238740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10102583U Granted JPS6011788U (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 工業用ロボツトの旋回部の配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011788U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62136392A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-19 | フアナツク株式会社 | 産業用ロボツトのケ−ブル処理装置 |
JPS62198943U (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48109668U (ja) * | 1972-03-23 | 1973-12-17 |
-
1983
- 1983-07-01 JP JP10102583U patent/JPS6011788U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6011788U (ja) | 1985-01-26 |
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