JPH0429996Y2 - - Google Patents

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JPH0429996Y2
JPH0429996Y2 JP1986075923U JP7592386U JPH0429996Y2 JP H0429996 Y2 JPH0429996 Y2 JP H0429996Y2 JP 1986075923 U JP1986075923 U JP 1986075923U JP 7592386 U JP7592386 U JP 7592386U JP H0429996 Y2 JPH0429996 Y2 JP H0429996Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、産業用ロボツトに係り、特に、塗
装、シーリング作業に用いて好適な手首機構に関
するものである。
「従来の技術」 一般に、工業用ロボツトのアームには、屈曲自
在な手首機構が設けられている。従来、この種の
手首機構としては、第7図に示すような手首機構
1が用いられている。
この手首機構1は、筒状のアーム本体11を備
えている。このアーム本体11の先端には、中空
状の第1の端部材12が前記アーム本体11の軸
線Aの回りに回動自在にもうけられている。この
第1の端部材12の先端には、中空状の中央部材
13が、前記軸線Aに対して傾斜した軸線Bの回
りに回動自在に設けられている。また、この中央
部材13の先端には、中空状の第2の端部材14
が、前記軸線Aに対して傾斜した軸線Cの回りに
回動自在に設けられている。
また、前記アーム本体11の内部には、前記第
1の端部材に接続されこれを回動させるための円
筒部材15が設けられている。この円筒部材15
の内部には、前記中央部材13を回動させるため
の歯車軸16が設けられている。そして、この歯
車軸16の先端には歯車17が設けられている。
この歯車17は、前記中央部材13の後部に設け
られた歯車18にかみ合い前記中央部材13を回
動させるようになつている。
また、前記第1の端部材12の先端には歯車軸
19が固定されており、この歯車軸19の先端に
は歯車20が固定されている。また、前記第2の
端部材14の後部には、前記歯車20とかみ合う
歯車21が設けられており、前記中央部材13の
回動に伴つて前記第2の端部材14が回動するよ
うになされている。また、前記第2の端部材14
の先端にはモーター22が設けられており、その
出力軸を回動させるようになつている。
また、前記モーター22にはこのモーター22
に電力を供給するとともに出力軸の回転角を後方
の制御装置に伝えるケーブル23が接続されてい
る。このケーブル23は前記アーム本体11の後
方から前記アーム本体11、前記第1の端部材1
2、および前記中央部材13の外側を通り、前記
モーター22に至るものであつて、前記アーム本
体11の外周面および前記第1の端部材12の外
周面にクランプされて配線されている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上記手首機構1にあつては、ケーブ
ル23が外部に露出して配線されている。このた
め、ケーブル23が周囲にある物体と摩擦した
り、あるいは引つ掛かかり等を起こしやすく、ケ
ーブルの損傷を起こしやすいという問題点があつ
た。また、腐食性のガス等の悪い雰囲気にさらさ
れた場合、ケーブルの被覆等が侵されやすいとい
う問題点もあつた。
またこれに対して、手首機構の内部にケーブル
を配線することも考えられる。しかしながら、手
首機構の内部には歯車および歯車軸が設けられて
いるため、回転によりケーブルがねじられる可能
性があり、このためケーブルを配線することがで
きないのである。
「考案の目的」 この考案は、歯車が設けられた筒状の軸の内周
面と長尺部材とが摩擦することを防止しつつ、前
記長尺部材を前記筒状の部材の内部に収納するこ
とができ、したがつて長尺部材を外部の機構的干
渉および腐食ガス等の化学的悪環境から保護する
ことができる手首機構を提供することを目的とす
る。
「考案の構成」 上記目的を達成するために本考案では、複数の
筒状部材が互いに相対回転可能に接続され、前記
筒状部材の内部空間に、筒状部材を回転させる歯
車が設けられた手首機構において、 前記歯車の中心部に筒状の軸部材を設け、この
軸部材の内部に、可撓性を有しかつ端部が前記筒
状部材に設けられた作業装置に固定された長尺部
材を挿入し、前記軸部材に前記長尺部材との摩擦
を減少させる摩擦減少部材を設け、 更にこの摩擦減少部材を、筒状に形成された軸
部材の内周に沿つて環状に設けるとともに、該軸
部材に対して相対回転自在に設け、かつこの摩擦
減少部材の環状部内に前記長尺部材を配置するよ
うにしている。
「実施例」 以下、この考案の実施例について第1図ないし
第6図を参照して説明する。
第1図は、この考案に係る手首機構3を示す図
である。この手首機構3は、筒状のアーム本体
(筒状部材)31を備えている。このアーム本体
31の内部には、アーム本体31の軸線Gと同軸
に第1の円筒軸32が、ベアリング33を介して
回動自在に支持されている。この第1の円筒軸3
2は、その後端に接続された駆動モーター(図示
せず)によつて、必要に応じて回動されるように
なつている。
また、前記第1の円筒軸32の先端には、中空
になされた第1の端部材(筒状部材)34が固定
されている。この第1の端部材34の先端部に
は、第1の歯車軸(軸部材)35が設けられてい
る。この第1の歯車軸35は、円筒状に形成され
ており、前記軸線Gに交差しかつ前記軸線Gに対
して傾斜した軸線Hを中心として先方に突出して
配設されている。そして、前記第1の歯車軸35
の先端部には第1の歯車(歯車)36が固定され
ている。
また、前記第1の円筒軸32の内部には、前記
軸線Gと同軸に第2の円筒軸(軸部材)37が設
けられており、ベアリング38を介して回動自在
に支持されている。この第2の円筒軸37は、そ
の後端に接続された駆動モーター(図示せず)に
よつて、必要に応じて回動されるようになつてい
る。また、前記第2の円筒軸37の先端には第2
の歯車(歯車)39が固定されている。
また、前記第1の端部材34の先端部には、前
記第2の歯車39とかみ合う第3の歯車40が、
ベアリング41を介して前記軸線Hを軸心として
回動自在に設けられている。この第3の歯車40
には、中空になされた中央部材(筒状部材)42
が一体に設けられており、この中央部材42は、
第3の歯車40とともに前記軸線Hを中心として
回動自在に配設されている。そして、この中央部
材42は前記第3の歯車40および前記第2の歯
車39を介して第2の円筒軸37によつて回動さ
れるようになつている。
また、前記中央部材42の先端部には第2の歯
車軸(中心軸)43がベアリング44を介して回
動自在に支持されている。この第2の歯車軸43
は、前記軸線Hと所定の各θをなしかつ前記軸線
Gと前記軸線Hとを含む平面内に含まれる軸線I
を軸心として、配設されている。前記第2の歯車
軸43の後端には第4の歯車(歯車)45が固定
されており、前記第1の歯車36とかみ合つてい
る。また、前記第2の歯車軸43の先端には、中
空状になされた第2の端部材(筒状部材)46が
一体に設けられている。そして、この第2の端部
材46は、前記中央部材42が前記第1の端部材
34に対して回動すると、前記中央部材42に対
して前記軸線Iの回りに回動するようになつてい
る。
前記第2の端部材46の先端部には、減速機4
7が設けられており、この減速機47の後部に
は、モーター(作業装置)48が設けられてい
る。そして、前記減速機47の先方に突出した出
力軸49を、必要に応じて回転させるようになつ
ている。また前記モーター48の後部には位置検
出器(作業装置)50が設けられており、前記出
力軸49の回転位置を検出するようになつてい
る。
また、前記モーター48および前記位置検出器
50には、電力を供給する電力ケーブル(長尺部
材)51および検出信号を出力する信号ケーブル
(長尺部材)52がそれぞれ接続されている。そ
して、これら電力ケーブル51および信号ケーブ
ル52は、前記円筒状の第2の歯車軸43、前記
円筒状の第1の歯車軸35、前記第2の円筒軸3
7を通つて後方へ配線されている。
このような構成において、前記第2の円筒軸3
7の前端部には、環状のころがり軸受(摩擦減少
部材)53が、設けられている。このころがり軸
受53は、前記第2の円筒軸37が回動した際こ
れによつてケーブルがねじられたり、内周面と摩
擦するのを防止するためのものであつて、そのア
ウターレースを前記第2の円筒軸37に固定し、
そのインナーレース内に前記電力ケーブル51お
よび信号ケーブル52を挿入させて配設されてい
る。同様に、前記第1の歯車軸35の後端部およ
び前端部には、環状のころがり軸受(摩擦減少部
材)54が、前記第2の歯車軸43の後端部に
は、環状のころがり軸受(摩擦減少部材)55が
設けられており、その内部に前記電力ケーブル5
1および信号ケーブル52を挿入させて配設され
ている。
このように、この手首機構3にあつては、第2
の円筒軸37、第1の歯車軸35、第2の歯車軸
43を円筒状に形成し、その内部に電力ケーブル
51および信号ケーブル52を通しているから、
ケーブルを外部に配線する必要がなく、したがつ
てケーブルを外部の機械的干渉および腐食ガス等
の化学的悪環境から保護することができる。
さらに、この手首機構3にあつては、円筒状に
形成された第2の円筒軸37、第1の歯車軸3
5、および第2の歯車軸43の内周側にころがり
軸受53,54,55を設けているから、円筒状
の各軸が回動した際にケーブルがねじられたり内
周面と摩擦したりするのを防止することができ、
したがつて、ケーブルの摩耗、切断等を防止する
ことができる。
また、第2の円筒軸37、第1の歯車軸35、
および第2の歯車軸43とケーブルとの摩擦を防
止することができるから、これらの軸の正確な動
作に支障が生ずるのを防止することができるとと
もに、動力ロスを防止することができる。さら
に、ケーブルとの摩擦を考慮する必要がないこと
から、手首の回動範囲および屈曲範囲を大きくす
ることができる。
なお、上記実施例においては、第2の円筒軸3
7、第1の歯車軸35、第2の歯車軸43にころ
がり軸受を設けているが、これに限る必要はな
く、第2図に示すように、これらの軸の内周面
に、回動自在な円筒部材(摩擦減少部材)56,
57,58を設けてもよい。また、前記第2の円
筒軸37、前記第1の歯車軸35、前記第2の歯
車軸43の内周面にすべりやすく摩擦係数の低い
コーテイング層を設けてもよい。
次に、他の実施例について第3図ないし第6図
を参照して説明する。
これらの図は、この考案に係る手首機構を備え
た工業用ロボツト6を示すものである。この工業
用ロボツト6は、基台61を備えている。この基
台61の上面には、旋回台62が設けられてい
る。この旋回台62は、前記基台61中に設けら
れたモーター63によつて矢印L方向に回動する
ようになつている。また、前記旋回台62の上部
には、2つのブラケツト64a,64bが上方へ
突出して設けられている。このブラケツト64
a,64bの間には、上方へ突出した支柱65が
設けられている。この支柱65は、前記ブラケツ
ト64a,64bとの取り付け部を中心として、
前記ブラケツト64aに設けられたモーター66
によつて矢印M方向に揺動できるようになつてい
る。前記支柱65の上端部にはパイプ支持台67
が設けられており、このパイプ支持台67にはア
ーム68が略水平方向に突出して設けられてい
る。そして、これらパイプ支持台67およびアー
ム68は、前記ブラケツト64bに設けられたモ
ーター69によつてロツド70を介して、矢印N
方向に揺動できるようになつている。
前記アーム68は、アーム本体(筒状部材)9
0と、このアーム本体90の内側に設けられた外
側パイプ71と、この外側パイプ71の内側に設
けられた内側パイプ(軸部材)72とから構成さ
れている。前記外側パイプ71の後端部には、歯
車73aが設けられており、この歯車73aとか
み合う歯車73bを介してモーター74に接続さ
れている。一方、前記外側パイプ71の先端部に
は中空状の第1の端部材(筒状部材)75が設け
られている。この第1の端部材75の先端には、
中空状の中央部材(筒状部材)76が、前記アー
ム本体68の軸線Pに対して傾斜した軸線Qの回
りに回動自在に設けられている。また、この中央
部材76の先端には、中空状の第2の端部材(筒
状部材)77が、前記軸線Pに対して傾斜した軸
線Rの回りに回動自在に設けられている。
一方、前記内側パイプ72の後端部には、歯車
78aが設けられており、この歯車78aとかみ
合う歯車78bを介してモーター79に接続され
ている。また、前記内側パイプ72の先端部には
円筒状の歯車(軸部材)80が設けられている。
この歯車80は、前記中央部材76の後端に設け
られた円筒状の歯車81にかみ合つており、前記
内側パイプ72を回動させることによつて前記中
央部材76を軸線Qの回りに回動できるようにな
つている。また、前記第1の端部材75の先端部
には円筒状の歯車(軸部材)82が設けられてお
り、前記第2の端部材77の後部に設けられた円
筒状の歯車(軸部材)83とかみあつている。そ
して、前記中央部材76が前記第1の端部材75
に対して回動されると、前記歯車82と歯車83
とによつて、前記第2の端部材77が回動される
ようになつている。
また、第2の端部材77の先端部には出力軸8
4を有するモーター(作業装置)85が設けられ
ている。このモーター85と前記パイプ支持台6
7との間には、ケーブル(長尺部材)86が設け
られている。このケーブル86は、モーター85
に電力を送るとともに出力軸84の回転位置の検
出信号を送るためのものであつて、前記円筒状の
歯車80,82,83の内部を通り、前記内側パ
イプ72の内部を挿通されて配線されている。そ
して、前記ケーブル86の前記内側パイプ72内
を通る部分は、螺旋状に形成されている。
また前記内側パイプ72の内周面の前部と後部
には、リング状支持体(摩擦減少部材)87,8
7が設けられている。このリング状支持体87
は、第6図に示すように、リング88とこのリン
グ88の外周に設けられたボール89とからな
り、軸線方向(図中矢印U方向)および周方向
(図中矢印V方向)に自由に移動できるようにな
つている。そして、このリング状支持体87のリ
ング88の内周面には、前記螺旋状になされたケ
ーブル86がクランプされており、前記ケーブル
86を前記内側パイプ72の内周面から離間させ
て支持するようになつている。そして、前記ケー
ブル86に軸線方向Uおよび周方向Vの変位およ
び力が加わると、これに従つて前記リング状支持
体87が軸線方向Uおよび周方向Vに移動し、ケ
ーブル86に無理な力が加わらないようになつて
いる。
このように、この工業用ロボツト6にあつて
は、前記内側パイプ72、前記歯車80,82,
83が円筒状に形成され、その内部にケーブル8
6を通しているから、ケーブル86を外部に配線
する必要がなく、したがつてケーブル86を外部
の機械的干渉および腐食ガス等の化学的悪環境か
ら保護することができる。
また、ケーブル86が螺旋状に形成されている
から、ケーブル86に張力およびねじりが加わつ
てもこの力を吸収することができ、したがつて、
ケーブル86の切断等を防止することができる。
また、ケーブル86が内部でたるむようなことが
ないため、ケーブル86が歯車その他に巻き込ま
れることを防止することができる。
さらに、前記内側パイプ72の内周面に、リン
グ状支持体87を設け、このリング状支持体87
のリング88の内周面にケーブル86をクランプ
しているから、ケーブル86が内側パイプ72の
内周面に接触することを防止することができ、し
たがつてケーブルの摩耗を防止することができる
とともに、ケーブルに軸方向および周方向に力が
加わつてもリング状支持体87がその方向に移動
することによつてケーブルに加わる力を吸収する
ことができ、したがつて引つ張り、ねじれ等によ
るケーブルの切断を防止することができケーブル
の耐久性を向上させることができる。
また、ケーブル86の引つ張り、ねじれ等によ
る反力および拘束力を減少させることができるか
ら、内側パイプ72、第1の端部材75、中央部
材76、第2の端部材77等の動きが不正確にな
るようなことがなく確実な動作を維持することが
できる。また、引つ張り、ねじれ等によるケーブ
ルの障害を気にする必要がなく、したがつて各部
の動作範囲を広く設定することができる。
なお、上記実施例においては、リング状支持体
87を設けているが、これに限る必要はなく、内
側パイプ72等の内周面にすべりが良く摩擦係数
の小さいコーテイング層を設けてもよい。
また、上記実施例においては、長尺部材とし
て、電力を供給し、信号を伝達するケーブル86
を採用しているが、これに限る必要はなく、光フ
アイバーケーブル、油空圧用のホース等、長尺部
材であればどのようなものでもよい。
「考案の効果」 以上詳細に説明したようにこの考案によれば、 (一) 長尺部材を、筒状部材内の歯車の軸部材
内でありかつ軸部材に設けられた摩擦減少部材
内に配置したので、該長尺部材が外部の機械的
干渉を受けることが無く、かつ腐食ガス等に直
接触れることが無く、これにより長尺部材を確
実に保護することができる、 (二) 手首機構の筒状部材が回転した場合に、
摩擦減少部材が該筒状部材に対して相対回転す
ることから、摩擦減少部材内に配置された長尺
部材が歯車の軸部材と直接摺動することが防止
されるとともに、該長尺部材の揺動に合わせて
摩擦減少部材が回転され、これによつて該長尺
部材にねじれ等の無理な力が加わることを防止
できる効果を奏しているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は本考案の他の実施例を示す断面図、第3図は
本考案の手首機構を備えた工業用ロボツトを示す
斜視図、第4図は第3図に示す工業用ロボツトの
手首機構を示す図、第5図は第4図中の手首機構
の先端部を示す断面図、第6図はケーブルを支持
するリング状支持体を示す断面図、第7図は従来
の手首機構を示す断面図である。 3……手首機構、31……アーム本体(筒状部
材)、34……第1の端部材(筒状部材)、35…
…第1の歯車軸(軸部材)、36……第1の歯車
(歯車)、37……第2の円筒軸(軸部材)、39
……第2の歯車(歯車)、42……中央部材(筒
状部材)、43……第2の歯車軸(軸部材)、46
……第2の端部材(筒状部材)、48……モータ
ー(作業装置)、50……位置検出器(作業装
置)、51……電力ケーブル(長尺部材)、52…
…信号ケーブル(長尺部材)、53,54,55
……ころがり軸受(摩擦減少部材)、56,57,
58……円筒部材(摩擦減少部材)、72……内
側パイプ(軸部材)、75……第1の端部材(筒
状部材)、76……中央部材(筒状部材)、77…
…第2の端部材(筒状部材)、80,82,83
……歯車(軸部材)、85……モーター(作業装
置)、86……ケーブル(長尺部材)、87……リ
ング状支持体(摩擦減少部材)、90……アーム
本体(筒状部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の筒状部材が互いに相対回転可能に接続
    され、前記筒状部材の内部空間に、筒状部材を
    回転させる歯車が設けられた手首機構におい
    て、 前記歯車の中心部に筒状の軸部材を設け、こ
    の軸部材の内部に、可撓性を有しかつ端部が前
    記筒状部材に設けられた作業装置に固定された
    長尺部材を挿入し、前記軸部材に前記長尺部材
    との摩擦を減少させる摩擦減少部材を設け、 この摩擦減少部材は、筒状に形成された軸部
    材の内周に沿つて環状に設けられるとともに、
    該軸部材に対して相対回転自在に設けられ、そ
    の環状部内に前記長尺部材が配置されることを
    特徴とする手首機構。 (2) 前記摩擦減少部材は、アウターレースが前記
    軸部材に固定された軸受であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の手首機
    構。 (3) 前記長尺部材は、螺旋状に形成されているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の手首機構。
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JPS62188384U (ja) 1987-11-30

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