JPS6145280Y2 - - Google Patents

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JPS6145280Y2
JPS6145280Y2 JP305686U JP305686U JPS6145280Y2 JP S6145280 Y2 JPS6145280 Y2 JP S6145280Y2 JP 305686 U JP305686 U JP 305686U JP 305686 U JP305686 U JP 305686U JP S6145280 Y2 JPS6145280 Y2 JP S6145280Y2
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JP
Japan
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erector
hose
ring
reel
clamp
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JP305686U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、シールドにおけるエレクターホース
のガイド装置に係り、シールドのテール部内に設
置されたホースリールからエレクターリングに配
設されたアクチユエータまでのエレクターホース
を案内保持するガイド装置の改良に関する。
第1図ないし第3図により、従来の構造につい
て説明する。
第1図は、シールドの後部を示しており、2は
ガーダ部、4はテール部である。図中左方の図示
しないフード部側で掘削された土砂は、ベルトコ
ンベア16によつて後方(図中右方)へ搬送され
る。シールド後方にはリングガーダ18が設けら
れており、そのリングガーダ18の中段に作業デ
ツキ1が固設されている。本図および第2図にお
いて、断面箱状の環状体から成るエレクターリン
グ3は、テール部4の内側面の4個所に設けたエ
レクター支持ローラ13によつて回動自在に支持
されていて、前記ベルトコンベア16及び作業デ
ツキ1と干渉しない位置に内設している。
エレクターリング3には、各種のアクチユエー
タが取り付けられるが、説明を簡単にするため、
アクチユエータについては、吊りビーム6を半径
方向に伸縮させる複数のアクチユエータ5につい
てのみ説明する。
アクチユエータ5のロツド側には、ほぼ山形状
をした吊りビーム6の両端部が連結され、吊りビ
ーム6の中央部には図示しないセグメントと連結
するための金具19が固着されている。そして金
具19を介してセグメントを吊持し、アクチユエ
ータ5を収縮させた状態のまま、エレクターリン
グ3を図示しない駆動手段により適宜の位置まで
回動させ、次にアクチユエータ5を伸張させるこ
とによりセグメントを敷設組立てるようになつて
いる。なお、エレクターリング3は所要の角度ま
で正逆両方向に回動させられる。
アクチユエータ5に油圧を供給する油圧源8
は、ガーダ部2又は作業デツキ1の適宜な個所に
配設されており、図示しない配管によりホースリ
ール9の継手に連結されている。ホースリール9
は、常時作業の邪魔にならないように、作業デツ
キ1の下部に取り付けられている。ホースリール
9には給油及び戻り油のためのエレクターホース
7が複数本巻回されており、それぞれのエレクタ
ーホース7は、作業デツキ1の端部に設けられた
ホースガイドローラ17に掛け渡して保護され、
エレクターリング3に内設されたホースクランプ
10の内側から外側へ挿通したのち分岐され、前
記アクチユエータ5へ連結されている。
ホースリール9からホースクランプ10の間に
おけるエレクターホース7は、常時ホースリール
9にエレクターホース7を巻取る方向のトルクが
作用しているので、一定の張力を有しかつ可動で
あるのに対し、ホースクランプ10からアクチユ
エータ5までのエレクターホース7は、エレクタ
ーリングの回動に支障のない位置にエレクターリ
ング3に適宜クランプされている。
ホースガイドローラ17は、作業デツキ1の端
部のみならずベルトコンベア16の側端部にもそ
れぞれ取り付けられている。
また、ホースクランプ10には、エレクターホ
ース7を挿通するためのRを有する複数のスリツ
トが形成され、このスリツトは互いに対向して配
設されている。このスリツトのR部は、エレクタ
ーホース7を、正逆いずれの回動方向に対しても
その曲がりに対して保護するものである。
ところで、以上のような構成のエレクターホー
スのガイド装置においては、第2図に示す位置に
各機器が配設されている場合にはエレクターホー
ス7はなんら作業の邪魔にはならないが、第3図
に示すように、エレクターリング3が回動して吊
りビーム6が上方位置に位置させられると、エレ
クターホース7はホースリール9から引き出され
て、作業デツキ1上を横断し、ベルトコンベア1
6の側端部のホースガイドローラ17を経て、図
中下方に位置させられたホースクランプ10に至
る。エレクターホース7は途中3個所の湾曲部に
おいてホースガイドローラ17により保護されて
いるが、スペースの関係上ホースガイドローラ1
7の直径を十分大きくすることができないので、
曲率半径の面からどうしてもエレクターホース7
にとつて悪い影響を及ぼすことになる。また、エ
レクターホース7が作業デツキ1上を移動しなが
ら横断することは、セグメント組立作業中に足場
の邪魔になり、作業能率を低下させることにな
る。
また、エレクターホースが作業デツキ上を横断
しないようにした実公昭52−53169号公報の第1
図および第2図に示すものが知られている。しか
し、この方式のものは、作業デツキ上のホースリ
ールに巻込まれたエレクターホースをシールド本
体内側に設けたガイドローラと該ガイドローラと
90゜位相差をもつて同じくシールド本体内側に設
けたガイドローラとを経て、エレクターリングの
外周に形成したガイド内に沿うようにしているの
で、前記公報に記載の如く、ホースリールと2個
のガイドローラとの間でケーブルが捩られてその
寿命が短かくなるという問題がある。
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善
し、エレクターリングが如何なる位置に回動して
もエレクターホースが作業デツキ上を横断しない
ようにすると共に、エレクターホースに無理な捩
り力が作用することなくその寿命を長く保つこと
ができるようにしたエレクターホースのガイド装
置を提供することにある。
本考案は、上記の目的を達成するために、ホー
スリールをエレクターリングの外面側に配設し、
エレクターホースをエレクターリングの外面側か
ら内面側へホースクランプを介して挿通させて、
エレクターに配設されたアクチユエータに連結し
たことを特徴とする。
以下、本考案を第4図ないし第7図に基づいて
詳細に説明する。第4図において、ホースリール
11は、テール部4とエレクターリング23との
間に位置してテール部4の内面側上部に配設され
ている。この場合、ホースリール11の取付位置
は、必ずしも上部でなくともよく任意の位置でよ
い。エレクターリング23の回動によりホースリ
ール11からその巻き取りトルクに打ち勝つて引
き出されるエレクターホース7は、ホースクラン
プ15を介してエレクターリング3の外面側から
内面側に向つて挿通されている。前記エレクター
リング23は、第7図に示すように、2枚の左右
の同形のリング状フランジ23A,23Aと外周
部材23Bおよび内周部材23Cとから構成され
ていて、外周部材23Bの外周面と左右のフラン
ジ23A,23Aの内側面とで、複数本のエレク
ターホース7を収納できる溝部23Dを形成して
いる。そして該溝部23Dに収納されるエレクタ
ーホース7は、ホースクランプ15を挿通したあ
と、図中左右に分岐しエレクターリング23の内
周部に沿わされてアクチユエータ5に連結されて
いる。
前記ホースクランプ15は、第5図に示すよう
に1/4円周の曲面15Cを有する一対のクランプ
部材15A,15Bから構成されている。そして
両クランプ部材15A,15Bは、エレクターリ
ング23における外周部材23Bおよび内周部材
23Cの切欠部に、エレクターホース7が挿通で
きる程度の隙間を有して対称に配置されている。
また両クランプ部材15A,15Bの曲面15C
は、外周部材23Bの外周面と連続するようにな
つている。
本考案のガイド装置は、以上のような構成より
なるので、第6図に示すように、吊りビーム6が
図中上方に位置させられて、ホースリール11と
ホースクランプ15との間の距離が遠くなつて
も、ホースリール11から引き出されるエレクタ
ーホース7は、エレクターリング23の回動に追
随してエレクターリング23の外周の溝部23D
に収納されていく。しかも、外周の溝部23D
は、所定本数のエレクターホース7を収納するに
十分な断面積を有しているから、エレクター支持
ローラ13によつて圧潰されるようなことはな
い。
また、エレクターリングがいかなる位置に回動
しても、エレクターホース7はセグメント組立作
業場である作業デツキ1上を横切らないから、該
デツキ1の上でエレクターホース7が邪魔をする
ことがなくなり、さらに、ホースリールがエレク
ターリングの外面側に配設されているので、作業
スペースが広くなつて作業性が改善される。ま
た、第1図および第2図に示す従来技術におい
て、デツキの両端部、コンベアフレームの側端部
にそれぞれ取付けていたホースガイドローラが不
要となり、それだけ構造を簡素化して経済性も向
上される。また、エレクターホースは、エレクタ
ーリングの外周の溝部内に収納され、そこからホ
ースクランプを介してエレクターリングの外面側
から内面側へと挿通させてアクチユエータに連結
されるので、エレクターホースに無理な捩れ力が
作用することがなくなつてエレクターホースの寿
命が延びる等、種々の実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシールドの後部を示す断面図、
第2図は第1図の−矢視図でエレクターホー
スのガイド装置が回動していない状態を示す図、
第3図は第2図の状態から回動したあとの状態を
示す図である。第4図は本考案の一実施例で、第
2図に対応する図、第5図は第4図のA部の拡大
図、第6図は第4図の状態から回動したあとの状
態を示す図で、第3図に対応する図、第7図は第
6図の−矢視の拡大断面図である。 1……作業デツキ、4……テール部、5……ア
クチユエータ、6……吊りビーム、7……エレク
ターホース、11……ホースリール、15……ホ
ースクランプ、23……エレクターリング、23
B……エレクターリングの円筒状外周部材、23
C……エレクターリングの円筒状内周部材、23
D……溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動可能なエレクターリングに配設された複数
    個のアクチユエータと、これらのアクチユエータ
    に圧油を供給するためのホースリールとを、該ホ
    ースリールに巻かれたエレクターホースにより連
    結させるようにしたエレクターを有するシールド
    において、前記ホースリールを、エレクターリン
    グの外側に配設すると共に、エレクターリングの
    外周に溝部を形成して、エレクターリングの回動
    に伴ないホースリールから引き出されるエレクタ
    ーホースが前記溝部に収納されるようにし、かつ
    該エレクターリングに、エレクターホースを外面
    側から内面側に挿通させるホースクランプを設
    け、該ホースクランプを挿通させたエレクターホ
    ースをアクチユエータに連結したことを特徴とす
    るエレクターホースのガイド装置。
JP305686U 1986-01-16 1986-01-16 Expired JPS6145280Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP305686U JPS6145280Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP305686U JPS6145280Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61135999U JPS61135999U (ja) 1986-08-23
JPS6145280Y2 true JPS6145280Y2 (ja) 1986-12-19

Family

ID=30477318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP305686U Expired JPS6145280Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2570105Y2 (ja) * 1992-03-18 1998-05-06 石川島播磨重工業株式会社 シールド掘進機エレクタ用のケーブル類接続装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61135999U (ja) 1986-08-23

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