JPS6011709Y2 - 金属製ドラム - Google Patents
金属製ドラムInfo
- Publication number
- JPS6011709Y2 JPS6011709Y2 JP12955380U JP12955380U JPS6011709Y2 JP S6011709 Y2 JPS6011709 Y2 JP S6011709Y2 JP 12955380 U JP12955380 U JP 12955380U JP 12955380 U JP12955380 U JP 12955380U JP S6011709 Y2 JPS6011709 Y2 JP S6011709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- shelf
- drum
- fixed
- joint part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ケーブル出荷長の略々中間にケーブルジヨイ
ント部を設けたケーブルの巻付用金属製ドラムに関する
ものである。
ント部を設けたケーブルの巻付用金属製ドラムに関する
ものである。
一般的にケーブルは布設工事現場で接続する方法が用い
られているが、工場内でケーブルを接続し布設する方が
接続工事の精度が高く、且つ作業性°も良いので、ケー
ブルジヨイント部を施工した状態で出荷し得るドラムが
要望されていた。
られているが、工場内でケーブルを接続し布設する方が
接続工事の精度が高く、且つ作業性°も良いので、ケー
ブルジヨイント部を施工した状態で出荷し得るドラムが
要望されていた。
また、ケーブルジヨイント部は、接続しようとするケー
ブル外径より大きく、且つ可撓性が少なくジヨイント部
の前後で曲げ等の外力が加わり、トラブルを起し易い欠
点を先天的に有している。
ブル外径より大きく、且つ可撓性が少なくジヨイント部
の前後で曲げ等の外力が加わり、トラブルを起し易い欠
点を先天的に有している。
そこでジヨイント部を、ケーブルを巻きつけるドラム胴
の径と同一径のドラム胴に巻きつけることは危険性が大
きくて実用化は望むべくもない。
の径と同一径のドラム胴に巻きつけることは危険性が大
きくて実用化は望むべくもない。
また、ドラム胴に１層だけ巻くことは、出荷長にもよる
がドラムが大きくなり実用的でない。
がドラムが大きくなり実用的でない。
本考案の金属製ドラムは、上記の欠点を解消するために
なされたものである。
なされたものである。
その内容を詳述すると第１図のように金属製ドラム１の
固定用棚２を巻始口とするケーブル３が、胴４の中央部
に鍔５際に設けた固定用棚２と類似の棚２０を設け、そ
の棚２０の上に前記のケーブルジヨイント部７を載置し
、即ちケーブルジヨイント部７を中心にしてケーブル巻
始口よりケーブルジヨイント部７までのケーブル３を、
第１図の矢印で示すようにドラム１の胴４のＡ部に多層
巻に奇数層巻付け、ジヨイント部７をケーブル３の巻付
は部とは無関係な棚２０に取付け、更にジヨイント部７
より巻終りまでを胴４のＢ部に巻付けるものであるが、
こ）に棚２０に一工夫があるので、それについて次に説
明する。
固定用棚２を巻始口とするケーブル３が、胴４の中央部
に鍔５際に設けた固定用棚２と類似の棚２０を設け、そ
の棚２０の上に前記のケーブルジヨイント部７を載置し
、即ちケーブルジヨイント部７を中心にしてケーブル巻
始口よりケーブルジヨイント部７までのケーブル３を、
第１図の矢印で示すようにドラム１の胴４のＡ部に多層
巻に奇数層巻付け、ジヨイント部７をケーブル３の巻付
は部とは無関係な棚２０に取付け、更にジヨイント部７
より巻終りまでを胴４のＢ部に巻付けるものであるが、
こ）に棚２０に一工夫があるので、それについて次に説
明する。
第１図において、ケーブル３およびジヨイント部７に斜
線が入っているが、ケーブル３がＡ部にて多層巻されて
最上段にある斜線の入ったケーブル３は、隣接する棚２
０の上に移行し、更に胴４のＢ部の最下段に巻付けられ
るが、その際の斜線の入ったケーブル３およびジヨイン
ト部７の移行のスロープを常に円滑に行う必要がある。
線が入っているが、ケーブル３がＡ部にて多層巻されて
最上段にある斜線の入ったケーブル３は、隣接する棚２
０の上に移行し、更に胴４のＢ部の最下段に巻付けられ
るが、その際の斜線の入ったケーブル３およびジヨイン
ト部７の移行のスロープを常に円滑に行う必要がある。
即ちドラム１の鍔５に隣接した固定用棚２はケーブル３
の巻始口であるので鍔に溶接にて固定すれば良い。
の巻始口であるので鍔に溶接にて固定すれば良い。
しかし胴４の中央部の棚２０は以下に述べるように胴４
に完全に固定したのでは実用に供することは出来ないの
で、固定板８と回転可能な棚６とからなっている（詳細
後述）。
に完全に固定したのでは実用に供することは出来ないの
で、固定板８と回転可能な棚６とからなっている（詳細
後述）。
第２図は棚２０の説明図であるが、イは正面図、口はイ
のＸ−Ｘ線に沿う断面図で、回転可能な棚６は円筒では
なく固定用棚２と類似した外形である。
のＸ−Ｘ線に沿う断面図で、回転可能な棚６は円筒では
なく固定用棚２と類似した外形である。
即ち、外周面の高さｈは固定円板８の高さと等しく、ケ
ーブルジヨイント部７を載置できる巾を有し、一端１１
は胴４に対しはＳ゛垂直あり、他端１２は円弧状に順次
低くなってスロープを形成している。
ーブルジヨイント部７を載置できる巾を有し、一端１１
は胴４に対しはＳ゛垂直あり、他端１２は円弧状に順次
低くなってスロープを形成している。
従って、胴４のＡ部より巻上り最上段より棚２０にケー
ブル３およびジヨイント部１が丁度第２図口のように移
行しく矢印はケーブル巻付方向）、更に胴４のＢ部の最
下段に接するスロープが最適であればケーブル３の巻取
りは円滑に行われる。
ブル３およびジヨイント部１が丁度第２図口のように移
行しく矢印はケーブル巻付方向）、更に胴４のＢ部の最
下段に接するスロープが最適であればケーブル３の巻取
りは円滑に行われる。
しかしながら、胴４のＡ部より棚２０並びに胴４のＢ部
へのスロープが常に最適の位置でケーブル３が移行でき
ることは、巻取るケーブルの長さが一定でなくそれぞれ
に異なるので期待は出来ない。
へのスロープが常に最適の位置でケーブル３が移行でき
ることは、巻取るケーブルの長さが一定でなくそれぞれ
に異なるので期待は出来ない。
この点を解決したのが本考案の特徴である。第２図イに
おいて、胴４のＡ部とＢ部を仕切るような形で棚２０が
設けられであるのは前述のとおりであるが、更にこの棚
２０は前述のように２個に分割されている。
おいて、胴４のＡ部とＢ部を仕切るような形で棚２０が
設けられであるのは前述のとおりであるが、更にこの棚
２０は前述のように２個に分割されている。
１つはドラム１の胴４に溶接等にて固定された円板８で
あり、他の１つは図示するように回転可能な棚６で、前
者の固定した円板８に対し、後者の棚６は回転可能で胴
４とボルトにて胴４の同一円周上の任意の位置にて固定
できるようにしである。
あり、他の１つは図示するように回転可能な棚６で、前
者の固定した円板８に対し、後者の棚６は回転可能で胴
４とボルトにて胴４の同一円周上の任意の位置にて固定
できるようにしである。
更に固定円板８と棚６の最大外周は同一であることは自
明の理である。
明の理である。
胴４のＡ部に巻付けるケーブル３は固定円板８と接触し
て所定の長さを巻付は隣接するＢ部へ巻付けようとする
時は、棚６には何ら荷重が負荷されていないので円周上
を任意の位置に回すことは自在である。
て所定の長さを巻付は隣接するＢ部へ巻付けようとする
時は、棚６には何ら荷重が負荷されていないので円周上
を任意の位置に回すことは自在である。
また、棚６は中実状である必要はなく、第３図イ及び口
のように中空状にして所々窓９を設けておいてボルトナ
ツト１０にて棚６を胴４と固定する。
のように中空状にして所々窓９を設けておいてボルトナ
ツト１０にて棚６を胴４と固定する。
なお、第２図口と同じ符号は同一部分を示す。
このようにすることにより、ケーブルの出荷長の中間に
平均長さ５〜６ｍもあるケーブルジヨイント部のような
介在物が設けられたものでも本考案により最適の大きさ
にてドラム巻ができるようになった。
平均長さ５〜６ｍもあるケーブルジヨイント部のような
介在物が設けられたものでも本考案により最適の大きさ
にてドラム巻ができるようになった。
即ち、ジヨイント部は曲げにくいので巻取る径を大きく
する必要があるので、棚の一番高い所へジヨイント部を
持ってきたいがジヨイント部が丁度側の一番高い所へ来
るとは限らない。
する必要があるので、棚の一番高い所へジヨイント部を
持ってきたいがジヨイント部が丁度側の一番高い所へ来
るとは限らない。
そこで、胴の円周方向に回転可能であれば、ジヨイント
部に棚の一番高い所を持って来ることができる。
部に棚の一番高い所を持って来ることができる。
棚は回転後、この棚にジヨイント部を載せ、その後棚が
回転しないように固定する。
回転しないように固定する。
さらに本考案と類似するケーブル用ドラム（実公昭５０
−１３５７６号公報）と比較しても、本考案は上記のよ
うに固定円板と回転可能な棚を有しているので、ケーブ
ルを複数層（奇数層）整然と巻くことができ、ケーブル
ジヨイント部を円滑に誘導するために、棚を回転して調
節できる。
−１３５７６号公報）と比較しても、本考案は上記のよ
うに固定円板と回転可能な棚を有しているので、ケーブ
ルを複数層（奇数層）整然と巻くことができ、ケーブル
ジヨイント部を円滑に誘導するために、棚を回転して調
節できる。
また、固定円板があるので回転可能な棚を回転調節しよ
うとする時に、Ａ部に巻付けたケーブルの側圧が負荷さ
れないようにしであるのも本考案の特徴の一つである。
うとする時に、Ａ部に巻付けたケーブルの側圧が負荷さ
れないようにしであるのも本考案の特徴の一つである。
図面はいずれも本考案の金属製ドラムに関するもので、
第１図は回転可能な棚にケーブルジヨイント部があり、
両側にケーブルが巻かれている説明図、第２図イは回転
可能な棚近傍の拡大図、口はイのＸ−Ｘ線に沿う断面図
、第３図イ及び口は本考案の他の実施例を示し、イは第
２図イのＸ−Ｘ線に沿う断面図（但し、ケーブルとケー
ブルジヨイント部は図示省略）、口は第３図イのＹ−Ｙ
線に沿う断面図である。 １・・・・・・金属製ドラム、２・・・・・・固定用棚
、３・・・・・・ケーブル、４・・・・・・ドラム胴、
５・・・・・・ドラム鍔、６・・・・・・回転可能な棚
、７・・・・・・ケーブルジヨイント部、８・・・・・
・固定円板、９・・・・・・回転可能な棚の窓、１０・
・・・・・ボルトナツト、１１・・・・・・棚６の一端
、１２・・・・・・円弧状スロープ、Ａ・・・・・・巻
始口の鍔から固定円板までの部分、Ｂ・・・・・・棚６
から巻終り側の鍔までの部分、２０・・・・・・固定円
板と回転可能な棚とが組合わされた棚、ｈ・・・・・・
固定円板及び回転可能な棚の外周面の高さ。
第１図は回転可能な棚にケーブルジヨイント部があり、
両側にケーブルが巻かれている説明図、第２図イは回転
可能な棚近傍の拡大図、口はイのＸ−Ｘ線に沿う断面図
、第３図イ及び口は本考案の他の実施例を示し、イは第
２図イのＸ−Ｘ線に沿う断面図（但し、ケーブルとケー
ブルジヨイント部は図示省略）、口は第３図イのＹ−Ｙ
線に沿う断面図である。 １・・・・・・金属製ドラム、２・・・・・・固定用棚
、３・・・・・・ケーブル、４・・・・・・ドラム胴、
５・・・・・・ドラム鍔、６・・・・・・回転可能な棚
、７・・・・・・ケーブルジヨイント部、８・・・・・
・固定円板、９・・・・・・回転可能な棚の窓、１０・
・・・・・ボルトナツト、１１・・・・・・棚６の一端
、１２・・・・・・円弧状スロープ、Ａ・・・・・・巻
始口の鍔から固定円板までの部分、Ｂ・・・・・・棚６
から巻終り側の鍔までの部分、２０・・・・・・固定円
板と回転可能な棚とが組合わされた棚、ｈ・・・・・・
固定円板及び回転可能な棚の外周面の高さ。
Claims (1)
- ケーブルの出荷長の中間にケーブルジヨイント部の如き
ケーブル以外のものを巻きとるドラムにおいて、奇数層
に多層巻したケーブルをドラムの胴の略々中央に固定円
板および外周面の高さは固定円板の高さと等しく、ケー
ブルジヨイント部を載置できる巾を有し、一端は胴に対
しはＳ゛垂直あり、他端は円弧状に順次低くなってスロ
ープを形成した回転可能な棚を設けて、固定用棚より他
方の回転可能な棚への乗移り、巻取りを円滑にしたこと
を特徴とする金属製ドラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12955380U JPS6011709Y2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | 金属製ドラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12955380U JPS6011709Y2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | 金属製ドラム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5752707U JPS5752707U (ja) | 1982-03-26 |
| JPS6011709Y2 true JPS6011709Y2 (ja) | 1985-04-17 |
Family
ID=29489902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12955380U Expired JPS6011709Y2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | 金属製ドラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011709Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2556101Y2 (ja) * | 1990-12-28 | 1997-12-03 | 能美防災株式会社 | 火災感知器 |
| JP5963645B2 (ja) * | 2012-11-02 | 2016-08-03 | Ｉｈｉ運搬機械株式会社 | ウインチ装置のアタッチメント及びウインチ装置 |
-
1980
- 1980-09-11 JP JP12955380U patent/JPS6011709Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5752707U (ja) | 1982-03-26 |
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