JPS6232753A - 反響抑圧回路付電話機 - Google Patents
反響抑圧回路付電話機Info
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- JPS6232753A JPS6232753A JP17214285A JP17214285A JPS6232753A JP S6232753 A JPS6232753 A JP S6232753A JP 17214285 A JP17214285 A JP 17214285A JP 17214285 A JP17214285 A JP 17214285A JP S6232753 A JPS6232753 A JP S6232753A
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- Japan
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- signal
- circuit
- telephone
- receiving
- threshold
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は1反響抑圧回路付電話機に関し、特にディジタ
ル電話機や自動車電話機用通話回路等の音声通話路が等
価411A系である電話機用通話回路において、伝送系
の遅延と2.1・4線系の回り込みに起因する送話者反
響が聴取されないようにする電話機に関するものである
。
ル電話機や自動車電話機用通話回路等の音声通話路が等
価411A系である電話機用通話回路において、伝送系
の遅延と2.1・4線系の回り込みに起因する送話者反
響が聴取されないようにする電話機に関するものである
。
本発明は、アナログ電話機と通話するデイジタルミ詰機
や、自動車電話機等の無線電話機において生じる送話者
反響を抑圧するため、電話機の送話路と受話路の間に送
受話信号検出制御回路を設け、送話信号がしきい値より
大で、受話信号がしきい値より小の状態を検出して、予
め設定された時間たけ受話路に損失回路を挿入すること
によって、優れた通話品質を得るようにしたものである
。
や、自動車電話機等の無線電話機において生じる送話者
反響を抑圧するため、電話機の送話路と受話路の間に送
受話信号検出制御回路を設け、送話信号がしきい値より
大で、受話信号がしきい値より小の状態を検出して、予
め設定された時間たけ受話路に損失回路を挿入すること
によって、優れた通話品質を得るようにしたものである
。
ディジタル電話機相互間の通話では、中継する端局を経
由し、−貫して4jIAを介し通話するため、送話中は
受話信号が切断され、受話中は送話信号が切断されるこ
とにより、通話品質は極めて良好である。これに対して
、ディジタル電話機とアナログ電話機が通話する場合、
あるいは無線電話機受信部で通話する場合には、伝送路
において、2線・4線変換回路が挿入されるため、必然
的に送話信号がその変換回路を介して受話路に流れ込み
、送話者反響が受話信号に重畳し、通話品質を劣化させ
、送話信号が受聴されている。
由し、−貫して4jIAを介し通話するため、送話中は
受話信号が切断され、受話中は送話信号が切断されるこ
とにより、通話品質は極めて良好である。これに対して
、ディジタル電話機とアナログ電話機が通話する場合、
あるいは無線電話機受信部で通話する場合には、伝送路
において、2線・4線変換回路が挿入されるため、必然
的に送話信号がその変換回路を介して受話路に流れ込み
、送話者反響が受話信号に重畳し、通話品質を劣化させ
、送話信号が受聴されている。
第4図は、従来のディジタル電話機の構成図である。第
4図において、1は送話器、2は送話増幅器、3は受話
器、4は受話増幅器、5は側音増幅器、8はディジタル
信号送受信回路、9は2線4g変換回路、lOは端局、
11はアナログ電話機の2線4線変換回路、12.13
は送話器、受話器である。101はディジタル電話機の
回路、102はディジタル・アナログ信号伝送路、1o
・3はアナログ電話機の回路である。
4図において、1は送話器、2は送話増幅器、3は受話
器、4は受話増幅器、5は側音増幅器、8はディジタル
信号送受信回路、9は2線4g変換回路、lOは端局、
11はアナログ電話機の2線4線変換回路、12.13
は送話器、受話器である。101はディジタル電話機の
回路、102はディジタル・アナログ信号伝送路、1o
・3はアナログ電話機の回路である。
ディジタル電話機は、第4図の101の部分で示される
ように、送受話信号が符号化された後。
ように、送受話信号が符号化された後。
時分割伝送されるので、等価的に4.1電話機となる(
例えば、文献:西野、野村、雨宮「ディジタル電話機器
の通話品質設計」通研実報、33.No。
例えば、文献:西野、野村、雨宮「ディジタル電話機器
の通話品質設計」通研実報、33.No。
8、p1855,1984参照)。
第4図では、送話器1から入力された送話信号は、増幅
器2で増幅され、信号送受信回路8でディジタル信号に
符号化された後、伝送路102に送出される。伝送路中
のディジタル交換点31の後でアナログ信号に変換され
た信号は、2IsI・4線変換回路9で2@になり、端
局10を経て、アナログ電話機103の2線・4線変換
回路11で送受話信号線に分離され、受話器13を経て
受聴される。また、アナログ電話機103からの送話信
号は、送話器12で集音され、電話機内の2線・4線変
換回路11を経て、アナログ加入者線に送出され、端局
10に伝送された後、端局10から伝送路102の2線
・4線変換回路9を経由し、ディジタル交換点32でデ
ィジタル信号に変換される。4線伝送系の伝送路102
からディジタル電話機101内の信号送受信回路8に入
力された信号は、アナログ信号に変換され、受話増幅器
4を経て増幅された後、受話器3に加えられて受聴され
る。また、ディジタル電話機101の送話信号の一部は
、側音回路5を経由して受話回路に加算入力され、側音
路が形成されることにより受聴される。
器2で増幅され、信号送受信回路8でディジタル信号に
符号化された後、伝送路102に送出される。伝送路中
のディジタル交換点31の後でアナログ信号に変換され
た信号は、2IsI・4線変換回路9で2@になり、端
局10を経て、アナログ電話機103の2線・4線変換
回路11で送受話信号線に分離され、受話器13を経て
受聴される。また、アナログ電話機103からの送話信
号は、送話器12で集音され、電話機内の2線・4線変
換回路11を経て、アナログ加入者線に送出され、端局
10に伝送された後、端局10から伝送路102の2線
・4線変換回路9を経由し、ディジタル交換点32でデ
ィジタル信号に変換される。4線伝送系の伝送路102
からディジタル電話機101内の信号送受信回路8に入
力された信号は、アナログ信号に変換され、受話増幅器
4を経て増幅された後、受話器3に加えられて受聴され
る。また、ディジタル電話機101の送話信号の一部は
、側音回路5を経由して受話回路に加算入力され、側音
路が形成されることにより受聴される。
第5図は、従来の無線電話機接続系の構成図である。第
5図において、81.88は無11A電話機送信部、8
2.87は無線電話機受信部、102’は無線局設備を
含む信号伝送路、104は無線電話機回路であり、他の
記号は第4図と同じものを表わしている。
5図において、81.88は無11A電話機送信部、8
2.87は無線電話機受信部、102’は無線局設備を
含む信号伝送路、104は無線電話機回路であり、他の
記号は第4図と同じものを表わしている。
自動車電話機に代表される無線電話機は、第5図に示す
ように構成されている。基本的な通話路構成は、第4図
に示すディジタル電話機と同じであるが、無線を利用す
るための電話機側送信部81.83およびその信号を受
信する基地局受信部85.87を経由して、伝送系10
2′に送出され、2@・4線変換回路9を経て端局1o
に送出される。また、他の端末から端局1oを介して送
られた信号は、伝送系102′の2線・4線変換回路9
で送受信に分離された後、基地局送信部88.86から
電話機受信部84.82を経由して受話回路に入力さ九
、受話I3で受聴される。
ように構成されている。基本的な通話路構成は、第4図
に示すディジタル電話機と同じであるが、無線を利用す
るための電話機側送信部81.83およびその信号を受
信する基地局受信部85.87を経由して、伝送系10
2′に送出され、2@・4線変換回路9を経て端局1o
に送出される。また、他の端末から端局1oを介して送
られた信号は、伝送系102′の2線・4線変換回路9
で送受信に分離された後、基地局送信部88.86から
電話機受信部84.82を経由して受話回路に入力さ九
、受話I3で受聴される。
ところで、第4図および第5図の伝送系102゜102
′の2線・4m変換回路9は、上位階位の4線伝送路と
下位階位の2線伝送路を結ぶブリッジ回路で構成される
。ここで、アナログ電話機103や加入者線を含む端局
1oを見たインピーダンスと等価な値を、伝送帯域全域
および全ての加入音条件(加入者線損失、電話機種等)
において、2線・4線変換回路9で実現することは不可
能である。そこで、4a系の送話信号の一部が受話信号
に回り込み、受話信号と同じ経路を経てディジタル電話
機101側で受聴される。この現象は、第3図の有線系
のみならず、第5図の無線電話機でも同じである。この
回り込み信号は、送話者反響と呼ばれ、送話信号のS/
Nを劣化させたり、送話者の発声レベル等に影響を及ぼ
し、通常の会話を妨害する。その結果、ia話通話の品
質を劣化させる要因となり、特に長い時間遅延を伴う反
響はど1品質劣化が著しい。従って、従来、ディジタル
電話機や無線電話機を設計する場合1反響の影響を無視
することはできず、設計を難しくしていた。
′の2線・4m変換回路9は、上位階位の4線伝送路と
下位階位の2線伝送路を結ぶブリッジ回路で構成される
。ここで、アナログ電話機103や加入者線を含む端局
1oを見たインピーダンスと等価な値を、伝送帯域全域
および全ての加入音条件(加入者線損失、電話機種等)
において、2線・4線変換回路9で実現することは不可
能である。そこで、4a系の送話信号の一部が受話信号
に回り込み、受話信号と同じ経路を経てディジタル電話
機101側で受聴される。この現象は、第3図の有線系
のみならず、第5図の無線電話機でも同じである。この
回り込み信号は、送話者反響と呼ばれ、送話信号のS/
Nを劣化させたり、送話者の発声レベル等に影響を及ぼ
し、通常の会話を妨害する。その結果、ia話通話の品
質を劣化させる要因となり、特に長い時間遅延を伴う反
響はど1品質劣化が著しい。従って、従来、ディジタル
電話機や無線電話機を設計する場合1反響の影響を無視
することはできず、設計を難しくしていた。
そこで、ディジタル電話機や無線電話機に対し反響によ
る劣化要因に対処するため、CCI TTSGX I
Iにおいては、下記の勧告を行っている。すなわち、送
話者の口もと音量に対する伝送路、2線・4m変換回路
を経由して送話者の耳内に達し、これにより生じる反響
音量を反響量と呼び、これをパラメータとしてオピニオ
ン試験により求められた許容限界値を用い、使用する電
話機の反響量がその限界値を越さないこと、が勧告され
ている。この勧告に従うために、電話機では、送受話回
路の利得を低下させたり、側音路の利得を大にして、反
響を側音でマスキングする対策等が採用されている。一
方、CCITT SGX■では、電話伝送における通
話品質の良さを、片方の送話者の口元音量から、相手受
話者の耳内音量の伝送損失で表わす尺度を用いて評価し
ており、これについても望ましい範囲の数値が推奨され
ている。
る劣化要因に対処するため、CCI TTSGX I
Iにおいては、下記の勧告を行っている。すなわち、送
話者の口もと音量に対する伝送路、2線・4m変換回路
を経由して送話者の耳内に達し、これにより生じる反響
音量を反響量と呼び、これをパラメータとしてオピニオ
ン試験により求められた許容限界値を用い、使用する電
話機の反響量がその限界値を越さないこと、が勧告され
ている。この勧告に従うために、電話機では、送受話回
路の利得を低下させたり、側音路の利得を大にして、反
響を側音でマスキングする対策等が採用されている。一
方、CCITT SGX■では、電話伝送における通
話品質の良さを、片方の送話者の口元音量から、相手受
話者の耳内音量の伝送損失で表わす尺度を用いて評価し
ており、これについても望ましい範囲の数値が推奨され
ている。
このように、従来、アナログ電話機と通話する、 デ
ィジタル電話機や、自動−電話機等の無線電話機では、
2線・4線変換回路を介して送話信号の一部が受話信号
に回り込み、受話信号と同じ経路を経て電話機で受聴さ
れており、通話品質を劣化させている。また、4fi電
話機では、前述した理由により、十分な音量が得られず
、CCITTSGX IIで推奨されている望ましい
送受話音量が実現できない上に1周囲の騒音や側音が大
きすぎ、受話信号のS/Nが劣化する、送出レベルが小
さい等の問題があった。
ィジタル電話機や、自動−電話機等の無線電話機では、
2線・4線変換回路を介して送話信号の一部が受話信号
に回り込み、受話信号と同じ経路を経て電話機で受聴さ
れており、通話品質を劣化させている。また、4fi電
話機では、前述した理由により、十分な音量が得られず
、CCITTSGX IIで推奨されている望ましい
送受話音量が実現できない上に1周囲の騒音や側音が大
きすぎ、受話信号のS/Nが劣化する、送出レベルが小
さい等の問題があった。
さらに、今後、高能率符号器、復号器を用いる等、音声
のディジタル信号処理を行うディジタル電話機や、スペ
クトラム拡散方式を用い秘話機能を有する無線電話機で
は、伝送遅延がさらに増加する傾向にあり、また衛星通
信の利用による片道伝搬遅延時間が250m5に及ぶこ
とによって、伝搬遅延が一層大きくなることが予想され
る。これに対して、送受話回路の利得や、側音量により
対処することは、ますます困難かつ不可能となる。
のディジタル信号処理を行うディジタル電話機や、スペ
クトラム拡散方式を用い秘話機能を有する無線電話機で
は、伝送遅延がさらに増加する傾向にあり、また衛星通
信の利用による片道伝搬遅延時間が250m5に及ぶこ
とによって、伝搬遅延が一層大きくなることが予想され
る。これに対して、送受話回路の利得や、側音量により
対処することは、ますます困難かつ不可能となる。
本発明の目的は、このような問題を解決し、ディジタル
電話機や無線電話機における伝搬遅延に伴う反響に対し
て、送話者反響が受聴されることを防止し、十分大きな
受話音量を実現して、自然な側音音量を有する反響抑圧
回路付電話機を提供することにある。
電話機や無線電話機における伝搬遅延に伴う反響に対し
て、送話者反響が受聴されることを防止し、十分大きな
受話音量を実現して、自然な側音音量を有する反響抑圧
回路付電話機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の反響抑圧回路付電話
機は、送受話器と送受話増幅器と送受話路を通してハン
ドセット通話を行う電話機において、受話路に直列接続
された反響信号抑圧用損失手段と、該受話路と送話路の
間に設けられ、送話信号と受話信号のレベルを検出して
、該送話信号と送話しきい値との大小レベル比較、該受
話信号と受話しきい値との大小レベル比較を行い、比較
結果により予め設定された時間だけ上記反響信号抑圧用
損失手段の受話路への挿入・抜取りを制御する送受話信
号検出制御手段とを具備することに特徴がある。
機は、送受話器と送受話増幅器と送受話路を通してハン
ドセット通話を行う電話機において、受話路に直列接続
された反響信号抑圧用損失手段と、該受話路と送話路の
間に設けられ、送話信号と受話信号のレベルを検出して
、該送話信号と送話しきい値との大小レベル比較、該受
話信号と受話しきい値との大小レベル比較を行い、比較
結果により予め設定された時間だけ上記反響信号抑圧用
損失手段の受話路への挿入・抜取りを制御する送受話信
号検出制御手段とを具備することに特徴がある。
本発明においては、ディジタル電話機や無線電話機等の
4@電話通話を行う場合、4fi電話機側で受聴さ九る
送話者反響を抑圧し、4線電話機の送受話通話回路およ
び側音路の利得を通話品質上望ましい値に設定できるよ
うに、W1話詰機反響レベル抑圧回路を4iiffi話
機内に備えている。これにより、送受話回路の利得を大
きくし、十分な音量で受聴できるとともに、相手通話者
には十分な音量で受聴されるように送出し、かつ送話者
反響の受聴を防止することができる。
4@電話通話を行う場合、4fi電話機側で受聴さ九る
送話者反響を抑圧し、4線電話機の送受話通話回路およ
び側音路の利得を通話品質上望ましい値に設定できるよ
うに、W1話詰機反響レベル抑圧回路を4iiffi話
機内に備えている。これにより、送受話回路の利得を大
きくし、十分な音量で受聴できるとともに、相手通話者
には十分な音量で受聴されるように送出し、かつ送話者
反響の受聴を防止することができる。
以下1本発明の実施例を、第1図により説明する。第1
図は、第4図におけるディジタル電話機とディジタル・
アナログ信号伝送路を示したもので、14は反響信号抑
圧用損失回路、16は送受話信号検出制御回路であり、
他の記号は第4図と同一のものを表わしている。また、
Aは送話信号の一部の流れを示し、Bは反響や受話信号
の一部の流れを示し、Cは損失制御信号の流れを示して
いる。損失制御信号Cによって、反響信号抑圧用損失回
路14が制御され、受話路の損失が挿入されたり、抜取
られたりする。
図は、第4図におけるディジタル電話機とディジタル・
アナログ信号伝送路を示したもので、14は反響信号抑
圧用損失回路、16は送受話信号検出制御回路であり、
他の記号は第4図と同一のものを表わしている。また、
Aは送話信号の一部の流れを示し、Bは反響や受話信号
の一部の流れを示し、Cは損失制御信号の流れを示して
いる。損失制御信号Cによって、反響信号抑圧用損失回
路14が制御され、受話路の損失が挿入されたり、抜取
られたりする。
送話器1からの送話信号は、送話増幅器2を通って出力
端子6よりディジタル信号送受信回路8でディジタル信
号に符号化され、ディジタル交換点31を介してディジ
タル・アナログ伝送路に送出される。伝送路の2線・4
線変換回路9を介して一部入力された送話信号(つまり
、反響)、および端局10から2線・4線変換回路9を
介して入力された受話信号は、ディジタル信号送受信回
路8でアナログ信号に変換され、反響信号抑圧用損失回
路14を経て、受益増幅器4を通り受話器3で受聴され
る。送受話信号検出制御回路16は。
端子6よりディジタル信号送受信回路8でディジタル信
号に符号化され、ディジタル交換点31を介してディジ
タル・アナログ伝送路に送出される。伝送路の2線・4
線変換回路9を介して一部入力された送話信号(つまり
、反響)、および端局10から2線・4線変換回路9を
介して入力された受話信号は、ディジタル信号送受信回
路8でアナログ信号に変換され、反響信号抑圧用損失回
路14を経て、受益増幅器4を通り受話器3で受聴され
る。送受話信号検出制御回路16は。
入力される送受話信号の一部A、Bを用いて、送話信号
の有無を判断する。これは、送話音声信号が反響となっ
て受聴され1通話に支障を与えるほど大きいか否かを判
断するためのものであって。
の有無を判断する。これは、送話音声信号が反響となっ
て受聴され1通話に支障を与えるほど大きいか否かを判
断するためのものであって。
設定レベルのしきい値と入力信号値とを大小比較するこ
とにより、判定する。通話に支障を与える程度に大きい
送話音声信号のときには、損失制御信号Cが流れるため
1反響信号抑圧用損失回路14が回路に挿入され、受話
信号は減衰される。なお、反響信号抑圧用損失回路14
は、損失制御信号Cにより接続・分離される抵抗等の損
失回路である。
とにより、判定する。通話に支障を与える程度に大きい
送話音声信号のときには、損失制御信号Cが流れるため
1反響信号抑圧用損失回路14が回路に挿入され、受話
信号は減衰される。なお、反響信号抑圧用損失回路14
は、損失制御信号Cにより接続・分離される抵抗等の損
失回路である。
第2図(a)、(b)は、第1図における反響信号抑圧
用損失回路と送受話信号検出制御回路の一例を示す詳細
構成図である。
用損失回路と送受話信号検出制御回路の一例を示す詳細
構成図である。
反響信号抑圧用損失回路14は、第2図(a)に示すよ
うに受話路に直列に接続された抵抗Roと、その抵抗R
,の出力側とグランド電位との間に接続された抵抗R,
と、その抵抗R1に並列に接続されたトランジスタ等の
スイッチ回路40とから構成される。例えば、損失制御
信号Cとしてハイレベル信号が入力したときには、スイ
ッチ40が閉じて抵抗R,がスイッチ回路40により側
路されるため、受話路に直列に接続された抵抗ROの出
力端子はグランド電位に落ちて出力信号はOとなり、受
話信号は受聴されない。従って1反響信号があるときに
は、スイッチ40を閉じれば1反響は受聴されない、ま
た、損失制御信号Cとしてローレベル信号が入力したと
きには、スイッチ40が開いたままの状態となるため、
受話路にL字形の抵抗が挿入される。いま、ROをIK
Ω、R工をIKΩとすれば、受話信号は1/2の大きさ
に減小されて受聴されることになる。またROを1にΩ
、R1をIOKΩとすれば、受話信号は90%以上の大
きさで受聴されることになる。
うに受話路に直列に接続された抵抗Roと、その抵抗R
,の出力側とグランド電位との間に接続された抵抗R,
と、その抵抗R1に並列に接続されたトランジスタ等の
スイッチ回路40とから構成される。例えば、損失制御
信号Cとしてハイレベル信号が入力したときには、スイ
ッチ40が閉じて抵抗R,がスイッチ回路40により側
路されるため、受話路に直列に接続された抵抗ROの出
力端子はグランド電位に落ちて出力信号はOとなり、受
話信号は受聴されない。従って1反響信号があるときに
は、スイッチ40を閉じれば1反響は受聴されない、ま
た、損失制御信号Cとしてローレベル信号が入力したと
きには、スイッチ40が開いたままの状態となるため、
受話路にL字形の抵抗が挿入される。いま、ROをIK
Ω、R工をIKΩとすれば、受話信号は1/2の大きさ
に減小されて受聴されることになる。またROを1にΩ
、R1をIOKΩとすれば、受話信号は90%以上の大
きさで受聴されることになる。
次に、第2図(b)の送受話信号検出制御回路16は、
送話信号と受話信号のレベルを検出する機能、送話信号
と送話しきい値との大小レベル比較を行う機能、受話信
号と受話しきい値とのレベル比較を行う機能、比較結果
により、予め設定された時間だけ損失制御信号Cを出力
する機能を備えている。すなわち、送話信号Aと送話し
きい値Xとを比較回路32で比較し、送話信号Aがしき
い値Xより大きいときには、比較回路31を起動し、送
話信号Aがしきい値より小さいときにも。
送話信号と受話信号のレベルを検出する機能、送話信号
と送話しきい値との大小レベル比較を行う機能、受話信
号と受話しきい値とのレベル比較を行う機能、比較結果
により、予め設定された時間だけ損失制御信号Cを出力
する機能を備えている。すなわち、送話信号Aと送話し
きい値Xとを比較回路32で比較し、送話信号Aがしき
い値Xより大きいときには、比較回路31を起動し、送
話信号Aがしきい値より小さいときにも。
比較回路32を起動させるとともに、送話終了直後であ
るときには、カウンタ33をスタートさせると同時に、
損失制御信号Cをハイレベルにして受話路に損失を挿入
する。比較回路31は受話信号Bと受話しきい値Yとを
大小比較して、受話信号Bがしきい値Yより大きいとき
には、損失制御信号Cをローレベルにして、カウンタ3
3をリセットする。また、受話信号Bがしきい値Yより
小さいときには、損失制御信号Cをハイレベルにして、
受話路に損失を挿入する。なお、送話終了直後でない場
合には、カウンタ33の内容を監視して、予め設定した
時間を越えたら損失制御信号Cをローレベルにするとと
もに、カウンタ33をリセットする。予め設定した時間
になるまでは、損失制御信号Cをハイレベルの状態にし
ておく。これらの動作は、ハードウェアでもまたプログ
ラム制御でも実現することが可能である。
るときには、カウンタ33をスタートさせると同時に、
損失制御信号Cをハイレベルにして受話路に損失を挿入
する。比較回路31は受話信号Bと受話しきい値Yとを
大小比較して、受話信号Bがしきい値Yより大きいとき
には、損失制御信号Cをローレベルにして、カウンタ3
3をリセットする。また、受話信号Bがしきい値Yより
小さいときには、損失制御信号Cをハイレベルにして、
受話路に損失を挿入する。なお、送話終了直後でない場
合には、カウンタ33の内容を監視して、予め設定した
時間を越えたら損失制御信号Cをローレベルにするとと
もに、カウンタ33をリセットする。予め設定した時間
になるまでは、損失制御信号Cをハイレベルの状態にし
ておく。これらの動作は、ハードウェアでもまたプログ
ラム制御でも実現することが可能である。
第3図は、第1図の送受話信号検出制御回路の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
送受話信号検出制御回路16は、先ず、送受話信号検出
制御回路1Gに入力する送受話信号の一部A、Bを用い
て、送話信号の有無を判定する(ステップ21)。送話
信号が有りと判定されれば次に受話信号の有無を判断す
る(ステップ22)。
制御回路1Gに入力する送受話信号の一部A、Bを用い
て、送話信号の有無を判定する(ステップ21)。送話
信号が有りと判定されれば次に受話信号の有無を判断す
る(ステップ22)。
受話信号の有無の判断は、相手送話者の音声か反響信号
かの判断を行うもので、相手送話者音声は相手送話者(
この場合、アナログ電話機1o3)から出力して端局1
0とアナログ電話機103間の加入者線損失、および伝
送路102の端局10がら端子32に向う中継線損失に
よりレベル低下して、ディジタル電話機101に入力す
る。これに対して1反響信号は、伝送路102の端子3
1がら2線・4線変換回路9に向う中継線損失、2線・
4JIB変換回路9で受信路に回り込む際の損失、およ
び伝送路102の2線・4線変換回路9がら端子32に
向う中継線損失により、レベル低下する。
かの判断を行うもので、相手送話者音声は相手送話者(
この場合、アナログ電話機1o3)から出力して端局1
0とアナログ電話機103間の加入者線損失、および伝
送路102の端局10がら端子32に向う中継線損失に
よりレベル低下して、ディジタル電話機101に入力す
る。これに対して1反響信号は、伝送路102の端子3
1がら2線・4線変換回路9に向う中継線損失、2線・
4JIB変換回路9で受信路に回り込む際の損失、およ
び伝送路102の2線・4線変換回路9がら端子32に
向う中継線損失により、レベル低下する。
従って、送受話信号検出制御回路16は1両者の損失差
の分だけ反響信号のレベルが低下することになるので、
受話信号の有無判断が可能となる。
の分だけ反響信号のレベルが低下することになるので、
受話信号の有無判断が可能となる。
ここでは、受話信号有りと判断されわば、反響信号抑圧
m損失回路14の受話回路に挿入する損失量をOdBと
し、カウンターをリセットする(ス、 テップ29)
。このカウンターは、送受話信号検出制御回路16に内
蔵され、送話終了と同時に作動し始め、伝送路102で
の往復伝搬遅延時間に相当する時間をカウントする。カ
ウントが終了するまでは、受話路に損失回路14を挿入
し続ける。
m損失回路14の受話回路に挿入する損失量をOdBと
し、カウンターをリセットする(ス、 テップ29)
。このカウンターは、送受話信号検出制御回路16に内
蔵され、送話終了と同時に作動し始め、伝送路102で
の往復伝搬遅延時間に相当する時間をカウントする。カ
ウントが終了するまでは、受話路に損失回路14を挿入
し続ける。
一方、受話信号なしと判断されれば、受話路に損失回路
I4を挿入する(ステップ24)。
I4を挿入する(ステップ24)。
一方、最初の戻って、送話信号が無しと判断されれば、
受話信号の有無判断を行い(ステップ23)、 その結
果、受話信号が有りと判断されれば、反響信号抑圧用損
失回路14の挿入損失をOdBとし、かつカウンターを
リセットする(ステップ29)、また、受話信号無しと
判断されれば、送話信号が停止した直後が否かを判断す
る(ステップ25)。送話停止直後と判断されれば、カ
ウンターをスタートさせるとともに、反響信号抑圧用、
損失回路14を挿入する(ステップ26)、そして、再
度ステップ21に戻る。また、送話停止直後ではないと
判断されれば、無音状態が継続していることになり、送
話停止直後からスタートしているカウンターが設定され
た反響遅延時間に達しているか否かを判断しくステップ
27)、達していなければ、反響信号抑圧用損失回路1
4を挿入し続け(ステップ28)、反響遅延時間を過ぎ
ていれば。
受話信号の有無判断を行い(ステップ23)、 その結
果、受話信号が有りと判断されれば、反響信号抑圧用損
失回路14の挿入損失をOdBとし、かつカウンターを
リセットする(ステップ29)、また、受話信号無しと
判断されれば、送話信号が停止した直後が否かを判断す
る(ステップ25)。送話停止直後と判断されれば、カ
ウンターをスタートさせるとともに、反響信号抑圧用、
損失回路14を挿入する(ステップ26)、そして、再
度ステップ21に戻る。また、送話停止直後ではないと
判断されれば、無音状態が継続していることになり、送
話停止直後からスタートしているカウンターが設定され
た反響遅延時間に達しているか否かを判断しくステップ
27)、達していなければ、反響信号抑圧用損失回路1
4を挿入し続け(ステップ28)、反響遅延時間を過ぎ
ていれば。
反響信号抑圧用損失回路14をOdBとし、カウンター
を停止させる(ステップ29)。
を停止させる(ステップ29)。
なお、カウンターの上限値を規定する反響遅延時間は、
装置な使用される回線により異なり、地上回線を利用し
たディジタル電話機では、往復で最大70m5.信号処
理を施した無線電話機では、往復で最大300m5.衛
星回線を利用した場合では、往復で最大600m5であ
る。従って、これらの値の遅延時間たけ受話回路に損失
が挿入されることになる。
装置な使用される回線により異なり、地上回線を利用し
たディジタル電話機では、往復で最大70m5.信号処
理を施した無線電話機では、往復で最大300m5.衛
星回線を利用した場合では、往復で最大600m5であ
る。従って、これらの値の遅延時間たけ受話回路に損失
が挿入されることになる。
このようにして、4M!1機の送話信号は、相手アナロ
グ電話機に対して十分に大きいレベルで送出されるとと
もに、2線・4線変換回路を経由して戻ってくる反響に
対しては、往復の伝送遅延を見越した時間だけ4III
A電話機の受話回路に設けられた損失挿入回路に有効に
動作し1反響の受聴を防止する。すなわち、4線型話機
側で送話信号がある場合にも、ない場合にも、反響があ
る限り送話者反響は抑圧さ九るので1通話品質の劣化が
防止されるとともに、通話に支障を及ぼす影響もなくな
る。また、4線型話機画が送話中に受話信号が割込むと
、受話回路に押入された損失は直ちに除去されるので、
受話信号の切断はなく、適当かつ十分な音量で相手の音
声を受聴でき、送話者反響が受話信号に重畳しても1反
響のレベルは受話信号に比べて小さいので、受話信号に
マスキングされて受聴されない。
グ電話機に対して十分に大きいレベルで送出されるとと
もに、2線・4線変換回路を経由して戻ってくる反響に
対しては、往復の伝送遅延を見越した時間だけ4III
A電話機の受話回路に設けられた損失挿入回路に有効に
動作し1反響の受聴を防止する。すなわち、4線型話機
側で送話信号がある場合にも、ない場合にも、反響があ
る限り送話者反響は抑圧さ九るので1通話品質の劣化が
防止されるとともに、通話に支障を及ぼす影響もなくな
る。また、4線型話機画が送話中に受話信号が割込むと
、受話回路に押入された損失は直ちに除去されるので、
受話信号の切断はなく、適当かつ十分な音量で相手の音
声を受聴でき、送話者反響が受話信号に重畳しても1反
響のレベルは受話信号に比べて小さいので、受話信号に
マスキングされて受聴されない。
このように、ディジタル電話機や無線電話機のような4
線電話機とアナログ電話機とが通話を行う場合、送話者
反響が通話品質を劣化させているが、従来は、4線1!
話機側の送受話回路利得を大きくできず、また阻音量を
適正な値に設定できず、逆に側音量を増大して反響をマ
スキングしていたのに対して1本実施例では、反響信号
抑圧用損失により反響を抑圧できるので、優れた通話品
質を実現することができる。
線電話機とアナログ電話機とが通話を行う場合、送話者
反響が通話品質を劣化させているが、従来は、4線1!
話機側の送受話回路利得を大きくできず、また阻音量を
適正な値に設定できず、逆に側音量を増大して反響をマ
スキングしていたのに対して1本実施例では、反響信号
抑圧用損失により反響を抑圧できるので、優れた通話品
質を実現することができる。
また、側音量の最適値については、CCITTSGX
Ifでも検討中であるが、通話に支障を及ぼさない望
ましい推奨値がある。従来は、送話者反響を側音でマス
キングできるという考えで。
Ifでも検討中であるが、通話に支障を及ぼさない望
ましい推奨値がある。従来は、送話者反響を側音でマス
キングできるという考えで。
ある程度側音を大きくしていたが1本実施例では、C:
CITT SGX nで推奨する最適側音量に設定
できることになる。ここでは、送受話信号が時分割伝送
されるディジタル電話機の等価4線電話機に適応する例
を述ムたが、送受話信号が各々独立な信号として伝送さ
れる自動車電話機・携帯電話機等にも適用することがで
きる。また、送受話信号検出回路および反響信号抑圧用
損失回路の構成は、第2図に示した回路の他に、包絡検
出された音声と各しきい値を用いて比較し、抵抗と半導
体素子からなる減衰器を制御する方法や、ディジタル電
話機では、特に符号化された音声信号を用い、演算によ
り実現することもできる。
CITT SGX nで推奨する最適側音量に設定
できることになる。ここでは、送受話信号が時分割伝送
されるディジタル電話機の等価4線電話機に適応する例
を述ムたが、送受話信号が各々独立な信号として伝送さ
れる自動車電話機・携帯電話機等にも適用することがで
きる。また、送受話信号検出回路および反響信号抑圧用
損失回路の構成は、第2図に示した回路の他に、包絡検
出された音声と各しきい値を用いて比較し、抵抗と半導
体素子からなる減衰器を制御する方法や、ディジタル電
話機では、特に符号化された音声信号を用い、演算によ
り実現することもできる。
以上説明したように、゛本発明によれば、4線電話機側
で受聴される送話者反響を、送受話信号検出制御回路お
よび反響レベル抑圧用損失回路を用いて抑圧するので、
送受話回路利得を大きくして、十分な音量で受聴できる
とともに、相手通話者には十分な音量で受聴できるよう
に送出し、かつ送話者反響の受聴を防止でき、優れた通
話品質を実現することができる。
で受聴される送話者反響を、送受話信号検出制御回路お
よび反響レベル抑圧用損失回路を用いて抑圧するので、
送受話回路利得を大きくして、十分な音量で受聴できる
とともに、相手通話者には十分な音量で受聴できるよう
に送出し、かつ送話者反響の受聴を防止でき、優れた通
話品質を実現することができる。
第1図は本発明の一実施例を示すディジタル電話機の構
成図、第2図は第1図における反響信号抑圧用損失回路
と送受話信号検出制御回路の詳細ブロック図、第3図は
第1図の送受話信号検出制御回路の動作フローチャート
、第4図は従来のディジタル電話機の接続構成図、第5
図は従来の無線電話機の接続構成図である。 1:送話器、2:送話増幅器、3:受話器、4:受話増
幅器、5:側音増幅器、6:送話増幅器の出力端子、7
:受話増幅器の入力端子、8:ディジタル信号送受信回
路、9 : 211A・411A変換回路、10:端局
、11:アナログ電話機内の2@4線変換回路、14:
反響信号抑圧用損失回路、16:送受話信号検出制御回
路、81:無線電話機送信部、82:無線電話機受信部
、101:ディジタル電話機回路ブロック、102:デ
ィジタル・アナログ信号伝送路、103:アナログ電話
機回路、102’:無線局設備を含む信号伝送路、10
4:無線電話機回路ブロック。 第1図 第2図
成図、第2図は第1図における反響信号抑圧用損失回路
と送受話信号検出制御回路の詳細ブロック図、第3図は
第1図の送受話信号検出制御回路の動作フローチャート
、第4図は従来のディジタル電話機の接続構成図、第5
図は従来の無線電話機の接続構成図である。 1:送話器、2:送話増幅器、3:受話器、4:受話増
幅器、5:側音増幅器、6:送話増幅器の出力端子、7
:受話増幅器の入力端子、8:ディジタル信号送受信回
路、9 : 211A・411A変換回路、10:端局
、11:アナログ電話機内の2@4線変換回路、14:
反響信号抑圧用損失回路、16:送受話信号検出制御回
路、81:無線電話機送信部、82:無線電話機受信部
、101:ディジタル電話機回路ブロック、102:デ
ィジタル・アナログ信号伝送路、103:アナログ電話
機回路、102’:無線局設備を含む信号伝送路、10
4:無線電話機回路ブロック。 第1図 第2図
Claims (3)
- (1)送受話器と送受話増幅器と送受話路を通してハン
ドセット通話を行う電話機において、受話路に直列接続
された反響信号抑圧用損失手段と、該受話路と送話路の
間に設けられ、送話信号と受話信号のレベルを検出して
、該送話信号と送話しきい値との大小レベル比較、該受
話信号と受話しきい値との大小レベル比較を行い、比較
結果により予め設定された時間だけ上記反響信号抑圧用
損失手段の受話路への挿入・抜取りを制御する送受話信
号検出制御手段とを具備することを特徴とする反響抑圧
回路付電話機。 - (2)上記送受話信号検出制御手段は、送話信号が送話
しきい値より大と判断され、受話信号が受話しきい値よ
り小と判断されたとき、上記反響信号抑圧用損失手段を
受話路に挿入し、受話信号が受話しきい値より大と判断
されたときには、上記反響信号抑圧用損失手段を受話路
から除去することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の反響抑圧回路付電話機。 - (3)上記送受話信号検出制御手段は、送話信号レベル
が送話しきい値より小さくなつた後、受話信号レベルが
受話しきい値より小さいときには、上記反響信号抑圧用
損失手段を予め設定された時間だけ継続して受話路に挿
入することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の反
響抑圧回路付電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17214285A JPH0683303B2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | 反響抑圧回路付電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17214285A JPH0683303B2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | 反響抑圧回路付電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6232753A true JPS6232753A (ja) | 1987-02-12 |
JPH0683303B2 JPH0683303B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=15936342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17214285A Expired - Lifetime JPH0683303B2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | 反響抑圧回路付電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683303B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02164175A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Nec Corp | 音声応答装置 |
JPH0342918A (ja) * | 1989-07-10 | 1991-02-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 防側音回路 |
-
1985
- 1985-08-05 JP JP17214285A patent/JPH0683303B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02164175A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Nec Corp | 音声応答装置 |
JPH0342918A (ja) * | 1989-07-10 | 1991-02-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 防側音回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0683303B2 (ja) | 1994-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |