JPH037451A - 拡声電話機 - Google Patents
拡声電話機Info
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- JPH037451A JPH037451A JP14285189A JP14285189A JPH037451A JP H037451 A JPH037451 A JP H037451A JP 14285189 A JP14285189 A JP 14285189A JP 14285189 A JP14285189 A JP 14285189A JP H037451 A JPH037451 A JP H037451A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は拡声電話機に関し、特に、送話/受話切換方式
の拡声電話機の通話回路に関する。
の拡声電話機の通話回路に関する。
[従来の技術]
拡声電話機は、送受話器の代わりに、電話機本体に備え
られたマイクロホンとスピーカとを用いてハンズフリー
通話、小人数の会議通話等を可能にする電話機である。
られたマイクロホンとスピーカとを用いてハンズフリー
通話、小人数の会議通話等を可能にする電話機である。
一般にこのような拡声電話機は、スピーカからの音声が
マイクロホンに入り込み増幅されて再びスピーカから出
力されることによって本来の受話音声が妨害される、い
わゆるハウリングを防止するための、送話/受話切換方
式の通話回路を含む。
マイクロホンに入り込み増幅されて再びスピーカから出
力されることによって本来の受話音声が妨害される、い
わゆるハウリングを防止するための、送話/受話切換方
式の通話回路を含む。
送話/受話切換方式は、損失回路を用いマイクロホンに
よる送話時には受話音声を減衰させ、スピーカから受話
音声が放声される受話時には送話音声を減衰させる方式
である。
よる送話時には受話音声を減衰させ、スピーカから受話
音声が放声される受話時には送話音声を減衰させる方式
である。
第2図は、従来の一般的な送話/受話切換方式の拡声電
話機の通話回路の構成を示す概略ブロック図である。図
を参照して、従来の拡声電話機は、送話音声を電気信号
として取込むマイクロホン4と、通話回路200と、通
話回路200内の後述する受話系回路3からの受話信号
(電気信号に変換された受話音声)を受話音声として放
声するスピーカ11とを含む。前記通話回路200は、
4線式の電話回線と電話機内の信号線とを接続するため
の接続端子1と、マイクロホン4からの電気信号(以下
、これを送話信号と呼ぶ。)に所定の処理を行なう送話
系回路2bと、与えられた受話信号に所定の処理を行な
う受話系回路3と、送話系回路2bによって所定の処理
が施された送話信号を電話回線の伝送形式(4線式)に
合致する形式に変換して接続端子1に与え、かつ、接続
端子1を介して電話回線から送信されてくる受話信号を
電話機内の伝送形式(2線式)に合致する形式に変換し
て受話系回路3に与える2線4線変換回路17とを含む
。通話系回路200は、さらに、レベル検出回路12お
よび13と、比較回路14と、ノイズモニタ15と、制
御回路16とを含む。
話機の通話回路の構成を示す概略ブロック図である。図
を参照して、従来の拡声電話機は、送話音声を電気信号
として取込むマイクロホン4と、通話回路200と、通
話回路200内の後述する受話系回路3からの受話信号
(電気信号に変換された受話音声)を受話音声として放
声するスピーカ11とを含む。前記通話回路200は、
4線式の電話回線と電話機内の信号線とを接続するため
の接続端子1と、マイクロホン4からの電気信号(以下
、これを送話信号と呼ぶ。)に所定の処理を行なう送話
系回路2bと、与えられた受話信号に所定の処理を行な
う受話系回路3と、送話系回路2bによって所定の処理
が施された送話信号を電話回線の伝送形式(4線式)に
合致する形式に変換して接続端子1に与え、かつ、接続
端子1を介して電話回線から送信されてくる受話信号を
電話機内の伝送形式(2線式)に合致する形式に変換し
て受話系回路3に与える2線4線変換回路17とを含む
。通話系回路200は、さらに、レベル検出回路12お
よび13と、比較回路14と、ノイズモニタ15と、制
御回路16とを含む。
前記送話系回路2bは、マイクロホン4から与えられた
送話信号を所定の増幅率で増幅するアンプ5と、増幅さ
れた送話信号を可変減衰させる可変損失回路6とを含む
。可変損失回路6は、人力信号に対する減衰率が可食で
ある減衰回路であり、その減衰率は制御部16によって
制御される。したがって、アンプ5から出力される送話
信号は可変損失回路6によって成る減衰率で減衰され、
後続のアンプ7に与えられる。アンプ7は可変損失回路
6から出力される送話信号を所定の増幅率で増幅して2
線4線変換回路17に与える。
送話信号を所定の増幅率で増幅するアンプ5と、増幅さ
れた送話信号を可変減衰させる可変損失回路6とを含む
。可変損失回路6は、人力信号に対する減衰率が可食で
ある減衰回路であり、その減衰率は制御部16によって
制御される。したがって、アンプ5から出力される送話
信号は可変損失回路6によって成る減衰率で減衰され、
後続のアンプ7に与えられる。アンプ7は可変損失回路
6から出力される送話信号を所定の増幅率で増幅して2
線4線変換回路17に与える。
さて、ノイズモニタ15はアンプ5によって増幅された
送話信号が本来送信すべき音声であるか雑音であるかを
判別することによって、マイクロホン4周辺に発生する
、送信すべき音声以外の雑音を検出して検出信号を出力
し制御回路6に与える。レベル検出回路12は、可変損
失回路16から出力される送話信号のレベルを検出して
そのレベルに比例した電圧レベルを比較回路14の入力
端に与える。したがって、送話時には送話信号レベルが
上昇しレベル検出回路12の出力電圧レベルも上昇する
。
送話信号が本来送信すべき音声であるか雑音であるかを
判別することによって、マイクロホン4周辺に発生する
、送信すべき音声以外の雑音を検出して検出信号を出力
し制御回路6に与える。レベル検出回路12は、可変損
失回路16から出力される送話信号のレベルを検出して
そのレベルに比例した電圧レベルを比較回路14の入力
端に与える。したがって、送話時には送話信号レベルが
上昇しレベル検出回路12の出力電圧レベルも上昇する
。
前記受話系回路3は、接続端子1および2線4線切換回
路17を介して与えられた受話信号を所定の増幅率で増
幅するアンプ8と、増幅された受話信号を可変減衰させ
る可変損失回路9とを含む。
路17を介して与えられた受話信号を所定の増幅率で増
幅するアンプ8と、増幅された受話信号を可変減衰させ
る可変損失回路9とを含む。
可変損失回路9は可変損失回路6と同様に、入力信号に
対する減衰率が可変である減衰回路であり、その減衰率
はやはり制御部16によって制御される。したがって、
アンプ8から出力される受話信号は可変損失回路9によ
って成る減衰率で減衰されて後続のアンプ10に与えら
れる。アンプ10は可変損失回路9から出力される受話
信号を所定の増幅率で増幅してスピーカ11に与える。
対する減衰率が可変である減衰回路であり、その減衰率
はやはり制御部16によって制御される。したがって、
アンプ8から出力される受話信号は可変損失回路9によ
って成る減衰率で減衰されて後続のアンプ10に与えら
れる。アンプ10は可変損失回路9から出力される受話
信号を所定の増幅率で増幅してスピーカ11に与える。
さて、レベル検出回路13はアンプ8によって増幅され
た受話信号のレベルを検出してそのレベルに比例した電
圧レベルを比較回路14の入力端に与える。したがって
、受話時には受話信号レベルが上昇しレベル検出回路1
3の出力電圧レベルが上昇する。
た受話信号のレベルを検出してそのレベルに比例した電
圧レベルを比較回路14の入力端に与える。したがって
、受話時には受話信号レベルが上昇しレベル検出回路1
3の出力電圧レベルが上昇する。
比較回路14は、レベル検出回路12および13から与
えられる2つの電圧レベルを比較しその比較結果に応じ
た出力信号を制御部16に与える。
えられる2つの電圧レベルを比較しその比較結果に応じ
た出力信号を制御部16に与える。
制御部16は、可変損失回路6による送話信号の損失量
と可変損失回路9による受話信号の損失量との和を一定
に保持するように、可変損失回路6および9の減衰率を
制御しながら、比較回路14の出力信号およびノイズモ
ニタ15の検出出力に応じて可変損失回路6および9の
減衰率を変化させる。具体的には、レベル検出回路13
の出力電圧レベルの方がレベル検出回路12の出力電圧
レベルよりも高いことを示す信号が比較回路14から出
力されると、制御回路16は可変損失回路6の減衰率を
高くする。このとき、可変損失回路6による送品信号の
損失量と可変損失回路9による受話信号の損失量との和
は一定に保持されるから、可変損失回路6の減衰率の上
昇に伴ない可変損失回路9の減衰率は低下する。ところ
で、レベル検出回路13の出力電圧レベルがレベル検出
回路12のそれよりも高いという状況は、一般に“受話
時°を意味する。したがって、受話時には送話信号が送
話系回路2bにおいて大きく減衰され、受話信号は受話
系回路3において減衰されにくくなる。つまり、受話音
声はスピーカ11から十分な大きさで放声されるが、マ
イクロホン4によって取込まれる音声はに伝達されにく
くなる。
と可変損失回路9による受話信号の損失量との和を一定
に保持するように、可変損失回路6および9の減衰率を
制御しながら、比較回路14の出力信号およびノイズモ
ニタ15の検出出力に応じて可変損失回路6および9の
減衰率を変化させる。具体的には、レベル検出回路13
の出力電圧レベルの方がレベル検出回路12の出力電圧
レベルよりも高いことを示す信号が比較回路14から出
力されると、制御回路16は可変損失回路6の減衰率を
高くする。このとき、可変損失回路6による送品信号の
損失量と可変損失回路9による受話信号の損失量との和
は一定に保持されるから、可変損失回路6の減衰率の上
昇に伴ない可変損失回路9の減衰率は低下する。ところ
で、レベル検出回路13の出力電圧レベルがレベル検出
回路12のそれよりも高いという状況は、一般に“受話
時°を意味する。したがって、受話時には送話信号が送
話系回路2bにおいて大きく減衰され、受話信号は受話
系回路3において減衰されにくくなる。つまり、受話音
声はスピーカ11から十分な大きさで放声されるが、マ
イクロホン4によって取込まれる音声はに伝達されにく
くなる。
このため、スピーカ11から放声された音声がマイクロ
ホン4によって取込まれ増幅されて再びスピーカ11か
ら放声されるという状況(つまり、ハウリング)が生じ
にくくなる。
ホン4によって取込まれ増幅されて再びスピーカ11か
ら放声されるという状況(つまり、ハウリング)が生じ
にくくなる。
逆に、レベル検出回路12の出力電圧レベルがレベル検
出回路13の出力電圧レベルよりも大きいことを示す信
号が比較器14から出力された場合、すなわち、“送話
時”には、制御回路16は先とは逆に可変損失回路9の
減衰率を高くする。
出回路13の出力電圧レベルよりも大きいことを示す信
号が比較器14から出力された場合、すなわち、“送話
時”には、制御回路16は先とは逆に可変損失回路9の
減衰率を高くする。
したがって、この場合には可変損失回路9の減衰率の増
加に伴ない可変損失回路6の減衰率が低下する。つまり
、送話時にはマイクロホン4によって取込まれる音声が
十分な大きさで相手方のスピーカから放声され、受話音
声はスピーカ11から放声されにくくなる。したがって
、送話時にマイクロホン4から取込まれた送話信号が増
幅されて再びスピーカ11から放声されるという状況(
つまり、ハウリング)が生じにくくなる。
加に伴ない可変損失回路6の減衰率が低下する。つまり
、送話時にはマイクロホン4によって取込まれる音声が
十分な大きさで相手方のスピーカから放声され、受話音
声はスピーカ11から放声されにくくなる。したがって
、送話時にマイクロホン4から取込まれた送話信号が増
幅されて再びスピーカ11から放声されるという状況(
つまり、ハウリング)が生じにくくなる。
以上のように、制御部16は相手方に十分に音声を伝達
すべき送話時にはスピーカ11に与えられるべき受話信
号をカットし、相手方からの受話音声を十分に伝達すべ
き受話時にには相手方に与えられるべき送話信号をカッ
トする。
すべき送話時にはスピーカ11に与えられるべき受話信
号をカットし、相手方からの受話音声を十分に伝達すべ
き受話時にには相手方に与えられるべき送話信号をカッ
トする。
さらに、制御回路16は、マイクロホン4によって取込
まれた送話13号が本来送信すべき音声以外の雑音であ
った場合にノイズモニタ15から出力される検出出力に
応じても、送話時における可変損失回路6の減衰率を調
整する。つまり、制御回路16は送話信号がノイズモニ
タ15によって雑音であると判定された場合にこれが相
手方に送信されないように可変損失回路6の減衰率を高
くする。
まれた送話13号が本来送信すべき音声以外の雑音であ
った場合にノイズモニタ15から出力される検出出力に
応じても、送話時における可変損失回路6の減衰率を調
整する。つまり、制御回路16は送話信号がノイズモニ
タ15によって雑音であると判定された場合にこれが相
手方に送信されないように可変損失回路6の減衰率を高
くする。
[発明が解決しようとする課題]
従来の拡声電話機の通話回路は以上のように構成されて
おり以下のような問題点を有する。なお、以下の説明に
あたっても第2図を参照するが、以下に説明される問題
点は第2図で示される通話回路と同一の通話回路を有す
る拡声電話機にのみ生じるものではなく受話/送話切換
方式でハウリング防止を行なう従来の拡声電話機全般に
おいて生じる。
おり以下のような問題点を有する。なお、以下の説明に
あたっても第2図を参照するが、以下に説明される問題
点は第2図で示される通話回路と同一の通話回路を有す
る拡声電話機にのみ生じるものではなく受話/送話切換
方式でハウリング防止を行なう従来の拡声電話機全般に
おいて生じる。
第2図を参照して、従来の拡声電話機では、ハウリング
防止のため、送話系回路2bおよび受話系回路3に設け
られる可変損失回路6および9の減衰率を受話時と送話
時とで切換えて相補的に変化させる。したがって、マイ
クロホン4によって取込まれた音声信号によって生じる
ハウリングを完全に抑圧することのできる、送話信号の
レベル範囲、すなわち、ハウリングマージンを広げるに
は、可変損失回路6および9の減衰率の“受話時″/“
送話時”間での変動幅を大きくする必要がある。こうす
ることによって、ハウリングの原因となる、マイクロホ
ン4から取込まれた音声信号のレベルが高い場合でも送
話時には受話系回路3において十分にこれを減衰させる
ことができ、受話時には送話系回路2bにおいて十分に
これを減衰させることができる。
防止のため、送話系回路2bおよび受話系回路3に設け
られる可変損失回路6および9の減衰率を受話時と送話
時とで切換えて相補的に変化させる。したがって、マイ
クロホン4によって取込まれた音声信号によって生じる
ハウリングを完全に抑圧することのできる、送話信号の
レベル範囲、すなわち、ハウリングマージンを広げるに
は、可変損失回路6および9の減衰率の“受話時″/“
送話時”間での変動幅を大きくする必要がある。こうす
ることによって、ハウリングの原因となる、マイクロホ
ン4から取込まれた音声信号のレベルが高い場合でも送
話時には受話系回路3において十分にこれを減衰させる
ことができ、受話時には送話系回路2bにおいて十分に
これを減衰させることができる。
ところで、実際の通話状態が受話状態から送話状態に切
換わった場合には、通話回路200は相手方からの音声
がスピーカ11から十分な大きさで放声されていた状態
から、こちらからの送話音声がマイクロホン4を介して
十分な大きさで相手方に伝達される状態に切換わる必要
がある。つまり、損失回路6の減衰率が迅速に低下し、
損失回路9の減衰率は迅速に増大すべきである。逆に、
実際の通話状態が送話状態から受話状態に切換わった場
合には、損失回路6および9の減衰率の変化は上記の場
合とは逆方向に迅速に変化すべきである。そのためには
、損失回路9によっつで減衰される前の受話信号レベル
および損失回路6によって減衰された後の送話信号レベ
ルの相補的な変化に追従して迅速に、比較回路14の出
力信号が受話時を示すものから送話時を示すもの(ある
いは送話時を示すものから受話時を示すもの)に切換わ
る必要がある。一方、比較回路14は上記のような受認
信号レベルと送話信号レベルの大小関係を判別すること
によって受話時/送話時の判別を行なう。したがって、
通話状態の変化による切換回路14の出力信号の状態反
転速度を向上するには、送話時と受話時とにおける送話
信号レベルおよび受話信号レベルの差、すなわち、損失
回路6および9の“送話時”/“受話時”間での減衰率
の変動幅を小さくする必要がある。つまり、こうするこ
とによって、通話状態が切換わった場合に切換回路14
の比較結果が早く反転しその出力信号の示す通話状態が
反転する。
換わった場合には、通話回路200は相手方からの音声
がスピーカ11から十分な大きさで放声されていた状態
から、こちらからの送話音声がマイクロホン4を介して
十分な大きさで相手方に伝達される状態に切換わる必要
がある。つまり、損失回路6の減衰率が迅速に低下し、
損失回路9の減衰率は迅速に増大すべきである。逆に、
実際の通話状態が送話状態から受話状態に切換わった場
合には、損失回路6および9の減衰率の変化は上記の場
合とは逆方向に迅速に変化すべきである。そのためには
、損失回路9によっつで減衰される前の受話信号レベル
および損失回路6によって減衰された後の送話信号レベ
ルの相補的な変化に追従して迅速に、比較回路14の出
力信号が受話時を示すものから送話時を示すもの(ある
いは送話時を示すものから受話時を示すもの)に切換わ
る必要がある。一方、比較回路14は上記のような受認
信号レベルと送話信号レベルの大小関係を判別すること
によって受話時/送話時の判別を行なう。したがって、
通話状態の変化による切換回路14の出力信号の状態反
転速度を向上するには、送話時と受話時とにおける送話
信号レベルおよび受話信号レベルの差、すなわち、損失
回路6および9の“送話時”/“受話時”間での減衰率
の変動幅を小さくする必要がある。つまり、こうするこ
とによって、通話状態が切換わった場合に切換回路14
の比較結果が早く反転しその出力信号の示す通話状態が
反転する。
以上のことかられかるようにハウリングマージンを大き
くするために損失回路の“受話時”/“送話時“間の減
衰率幅を大きくすると、実際の通話状態の切換わりに応
答して通話回路の状態を迅速に切換えることができなく
なる。たとえば、ハウリングマージンを大き(しようと
して損失回路の減衰率幅を大きくしすぎると、実際の通
話状態が送話状態から受話状態に切換わった場合、受話
系回路内の損失回路の減衰率は迅速に低下しないために
相手側からの音声の始めの部分が受話系回路において減
衰され聞えないという頭切れの問題が生じる。逆に、損
失回路の減衰率幅を小さくすると、ハウリングマージン
が小さくなり、ハウリングの防止効果が低下するという
問題が生じる。
くするために損失回路の“受話時”/“送話時“間の減
衰率幅を大きくすると、実際の通話状態の切換わりに応
答して通話回路の状態を迅速に切換えることができなく
なる。たとえば、ハウリングマージンを大き(しようと
して損失回路の減衰率幅を大きくしすぎると、実際の通
話状態が送話状態から受話状態に切換わった場合、受話
系回路内の損失回路の減衰率は迅速に低下しないために
相手側からの音声の始めの部分が受話系回路において減
衰され聞えないという頭切れの問題が生じる。逆に、損
失回路の減衰率幅を小さくすると、ハウリングマージン
が小さくなり、ハウリングの防止効果が低下するという
問題が生じる。
以上のように従来の拡声電話機においてはハウリングマ
ージンの向上と、実際の通話状態の変化に対する通話回
路の状態変化の追従性の向上とは同時に実現され得ず相
反する要求であった。また、これらの相反する要求を同
時に成る程度満足するには、先に述べような条件を考慮
せねばならず、損失回路の減衰率幅の調整が非常に困難
であった。
ージンの向上と、実際の通話状態の変化に対する通話回
路の状態変化の追従性の向上とは同時に実現され得ず相
反する要求であった。また、これらの相反する要求を同
時に成る程度満足するには、先に述べような条件を考慮
せねばならず、損失回路の減衰率幅の調整が非常に困難
であった。
本発明の目的は上記のような問題点を解決し、面倒な調
整等の必要がなくハウリングマージンの向上および実際
の通話状態の変化に追従して迅速にその状態が切換わる
通話回路を備えた、拡声電話機を提供することである。
整等の必要がなくハウリングマージンの向上および実際
の通話状態の変化に追従して迅速にその状態が切換わる
通話回路を備えた、拡声電話機を提供することである。
[課題を解決するための手段]
上記のような目的を達成するために本発明にかかる拡声
電話機は、スピーカ手段と、マイクロホン手段と、第1
の減衰幅を有し、マイクロホン手段により入力された信
号をその減衰幅内で可変的に減衰させる第1の減衰手段
と、第1の減衰幅よりも小さい第2の減衰幅を有し、マ
イクロホン手段により人力された信号を、第2の減衰幅
内で可変的に減衰させる第2の減衰手段と、第1の減衰
手段により減衰された信号を電話回線へ伝送する手段と
、第2の減衰手段により減衰された信号のレベルを検出
する第1のレベル検出手段と、電話回線を介して伝達さ
れた信号のレベルを検出する第2のレベル検出手段と、
電話回線を介して伝達された信号を可変的に減衰してス
ピーカ手段へ与える第3の減衰手段とを含む。さらに、
本発明にかかる拡声電話機は、第1および第2のレベル
検出手段の検出出力を比較する手段と、この比較手段の
比較出力に応答して、第1および第2の減衰手段の減衰
率を大きくする方向または小さくする方向に、かつ、第
3の減衰手段の減衰率を小さくする方向または大きくす
る方向に、それぞれ変化させるとともに、第1の減衰手
段の減衰率と第3の減衰手段の減衰率との和が一定にな
るように制御する手段とを備えた。
電話機は、スピーカ手段と、マイクロホン手段と、第1
の減衰幅を有し、マイクロホン手段により入力された信
号をその減衰幅内で可変的に減衰させる第1の減衰手段
と、第1の減衰幅よりも小さい第2の減衰幅を有し、マ
イクロホン手段により人力された信号を、第2の減衰幅
内で可変的に減衰させる第2の減衰手段と、第1の減衰
手段により減衰された信号を電話回線へ伝送する手段と
、第2の減衰手段により減衰された信号のレベルを検出
する第1のレベル検出手段と、電話回線を介して伝達さ
れた信号のレベルを検出する第2のレベル検出手段と、
電話回線を介して伝達された信号を可変的に減衰してス
ピーカ手段へ与える第3の減衰手段とを含む。さらに、
本発明にかかる拡声電話機は、第1および第2のレベル
検出手段の検出出力を比較する手段と、この比較手段の
比較出力に応答して、第1および第2の減衰手段の減衰
率を大きくする方向または小さくする方向に、かつ、第
3の減衰手段の減衰率を小さくする方向または大きくす
る方向に、それぞれ変化させるとともに、第1の減衰手
段の減衰率と第3の減衰手段の減衰率との和が一定にな
るように制御する手段とを備えた。
[作用]
上記のように本発明にかかる拡声電話機は、従来と異な
り、マイクロホン手段により人力された信号を可変的に
減衰させるための2つの減衰手段を含む。さらに、この
2つの減衰手段のそれぞれの減衰幅は互いに異なり、小
さい減衰幅を有する第2の減衰手段により減衰された信
号が、マイクロホン手段により入力された信号のレベル
を検出するために第1のレベル検出手段に与えられる。
り、マイクロホン手段により人力された信号を可変的に
減衰させるための2つの減衰手段を含む。さらに、この
2つの減衰手段のそれぞれの減衰幅は互いに異なり、小
さい減衰幅を有する第2の減衰手段により減衰された信
号が、マイクロホン手段により入力された信号のレベル
を検出するために第1のレベル検出手段に与えられる。
したがって、第1の減衰手段の減衰率が第1の減衰幅内
で大きく変化した場合でも、それによってマイクロホン
手段により入力された信号のレベルを検出する第1のレ
ベル検出手段に与えられる信号はそれほど大きく減衰さ
れない。このため、マイクロホン手段により人力された
信号のレベルと電話回線を介して伝達された信号のレベ
ルの大小関係が変化することによって比較手段の比較出
力が反転するのに要する時間は、ハウリングマージンを
決定する第1の減衰手段の出力信号のレベルを送話信号
レベルとして第1のレベル検出手段によって検出して、
比較手段に与える場合よりも短くなる。
で大きく変化した場合でも、それによってマイクロホン
手段により入力された信号のレベルを検出する第1のレ
ベル検出手段に与えられる信号はそれほど大きく減衰さ
れない。このため、マイクロホン手段により人力された
信号のレベルと電話回線を介して伝達された信号のレベ
ルの大小関係が変化することによって比較手段の比較出
力が反転するのに要する時間は、ハウリングマージンを
決定する第1の減衰手段の出力信号のレベルを送話信号
レベルとして第1のレベル検出手段によって検出して、
比較手段に与える場合よりも短くなる。
〔実施例]
第1図は本発明の一実施例を示す拡声電話機の通話回路
の概略ブロック図である。
の概略ブロック図である。
図を参照して、通話回路100は従来と同様に、接続端
子1と、送話系回路2aと、受話系回路3と、レベル検
出回路12および13と、比較回路14と、ノイズモニ
タ回路15と、制御回路16と、2線4線変換回路17
とを含む。これら各回路部の基本的な機能および受話系
回路3の内部構成は第2図に示される従来の拡声電話機
におけるものと同様である。しかし、送話系回路2aは
従来と異なり、マイクロホン4からの送話信号を増幅す
るアンプ5と、ハウリングを防止するために、制御回路
16によって制御されて、アンプ5から出力される送話
信号を成る減衰率で減衰させる可変損失回路6と、可変
損失回路6から出力される送話信号を増幅して2線4線
変換回路17に与えるアンプ7とに加えて、切換用可変
損失回路18を含む。切換用可変損失回路18は、可変
損失回路6と同様に入力信号に対する減衰率が可変であ
る減衰回路であり、その減衰率は制御回路16によって
制御される。
子1と、送話系回路2aと、受話系回路3と、レベル検
出回路12および13と、比較回路14と、ノイズモニ
タ回路15と、制御回路16と、2線4線変換回路17
とを含む。これら各回路部の基本的な機能および受話系
回路3の内部構成は第2図に示される従来の拡声電話機
におけるものと同様である。しかし、送話系回路2aは
従来と異なり、マイクロホン4からの送話信号を増幅す
るアンプ5と、ハウリングを防止するために、制御回路
16によって制御されて、アンプ5から出力される送話
信号を成る減衰率で減衰させる可変損失回路6と、可変
損失回路6から出力される送話信号を増幅して2線4線
変換回路17に与えるアンプ7とに加えて、切換用可変
損失回路18を含む。切換用可変損失回路18は、可変
損失回路6と同様に入力信号に対する減衰率が可変であ
る減衰回路であり、その減衰率は制御回路16によって
制御される。
送話系回路2aにおいて、マイクロホン4から出力され
る送話信号は従来と同様にアンプ5.可変損失回路6.
およびアンプ7を通過する。一方、従来と異なり、アン
プ5から出力される送話信号はノイズモニタ15だけで
なく切換用可変損失回路18を介してレベル検出回路1
2に与えられる。
る送話信号は従来と同様にアンプ5.可変損失回路6.
およびアンプ7を通過する。一方、従来と異なり、アン
プ5から出力される送話信号はノイズモニタ15だけで
なく切換用可変損失回路18を介してレベル検出回路1
2に与えられる。
つまり1.レベル検出回路12は、可変損失回路6から
出力される送話信号でなく切換用可変損失回路18から
出力される送話信号のレベルを検出してそのレベルに比
例した電圧レベルを比較回路14の入力端に与える。し
たがって、比較回路14は、切換用可変損失回路18に
よって減衰された送話信号のレベルと、従来と同様に可
変損失回路9によって減衰される前の優品信号のレベル
とを比較して受話時/送話時を判別する。
出力される送話信号でなく切換用可変損失回路18から
出力される送話信号のレベルを検出してそのレベルに比
例した電圧レベルを比較回路14の入力端に与える。し
たがって、比較回路14は、切換用可変損失回路18に
よって減衰された送話信号のレベルと、従来と同様に可
変損失回路9によって減衰される前の優品信号のレベル
とを比較して受話時/送話時を判別する。
ここで、制御回路16はやはり従来と同様に、ハウリン
グを防止するために、可変損失回路6および9の減衰率
の和を一定に保持しながら、比較回路14の出力信号が
送話時に相当するものであれば可変損失回路9の減衰率
を増大させ、比較回路14の出力信号が受話時に相当す
るものであれば可変損失回路6の減衰率を増大させる。
グを防止するために、可変損失回路6および9の減衰率
の和を一定に保持しながら、比較回路14の出力信号が
送話時に相当するものであれば可変損失回路9の減衰率
を増大させ、比較回路14の出力信号が受話時に相当す
るものであれば可変損失回路6の減衰率を増大させる。
したがって、従来と同様にこれに伴なって送話時には可
変損失回路6の減衰率が低下し、受話時には可変損失回
路9の減衰率が低下する。また、制御回路16は従来と
同様に雑音を除去するためにノイズモニタ15の検出出
力に応答して可変損失回路6の減衰率を調整する。さら
に、制御回路16は、可変損失回路6および9の減衰率
値とは無関係に、比較回路14の出力信号が送話時を示
するものであれば切換用可変損失回路18の減衰率を低
下させ、比較回路14の出力信号が受話時を示すもので
あれば切換用可変損失回路18の減衰率を高くする。し
たがって、切換用可変損失回路18の減衰率と可変損失
回路6および9の減衰率との間には、可変損失回路6の
減衰率と可変損失回路9の減衰率との間にあるような関
連性はない。
変損失回路6の減衰率が低下し、受話時には可変損失回
路9の減衰率が低下する。また、制御回路16は従来と
同様に雑音を除去するためにノイズモニタ15の検出出
力に応答して可変損失回路6の減衰率を調整する。さら
に、制御回路16は、可変損失回路6および9の減衰率
値とは無関係に、比較回路14の出力信号が送話時を示
するものであれば切換用可変損失回路18の減衰率を低
下させ、比較回路14の出力信号が受話時を示すもので
あれば切換用可変損失回路18の減衰率を高くする。し
たがって、切換用可変損失回路18の減衰率と可変損失
回路6および9の減衰率との間には、可変損失回路6の
減衰率と可変損失回路9の減衰率との間にあるような関
連性はない。
一方、比較回路14の出力信号が送話時を示すためには
、切換用可変損失回路18によって減衰された後の送話
信号のレベルが可変損失回路9によって減衰される前の
受話信号のレベルよりも高くなければならない。逆に、
比較回路14の出力信号が受話時を示すためには切換用
IiI変損失回路18によって減衰された後の送話信号
レベルが可変損失回路9によって減衰される前の受話信
号のレベルよりも低くなければならない。したがって、
送話状態から受話状態あるいは受話状態から送話状態に
切換わった場合、この状態変化に追従して比較回路14
の出力信号が迅速に変化するためには、切換用可変損失
回路18の減衰率の“送話/受話時″間での変動幅は小
さい方がよい。
、切換用可変損失回路18によって減衰された後の送話
信号のレベルが可変損失回路9によって減衰される前の
受話信号のレベルよりも高くなければならない。逆に、
比較回路14の出力信号が受話時を示すためには切換用
IiI変損失回路18によって減衰された後の送話信号
レベルが可変損失回路9によって減衰される前の受話信
号のレベルよりも低くなければならない。したがって、
送話状態から受話状態あるいは受話状態から送話状態に
切換わった場合、この状態変化に追従して比較回路14
の出力信号が迅速に変化するためには、切換用可変損失
回路18の減衰率の“送話/受話時″間での変動幅は小
さい方がよい。
反対に、送話時および受話時の71ウリングを確実に回
避するためには送話信号を減衰させる可変損失回路6の
減衰率の“送話時”/“受話時間での変動幅(受話信号
を減衰させる可変損失回路9の減衰率の″送話時“/“
受話時”間での変動幅)は大きい方がよい。そこで、切
換可変損失回路18の減衰率の“送話時“/“受話時”
間での変動幅を小さく、可変損失回路6および9のそれ
を大きく設定すれば、ハウリングを確実に回避できると
ともに、比較回路14の出力信号は送話状態から受話状
態あるいは受話状態から送話状態への通話状態の変化に
追従して迅速に変化する。したがって、従来のように、
ハウリングマージンを大きくすることによって、通話状
態の変化に対する通話回路の追従性が損われることはな
い。このように、本実施例によれば従来の通話回路にノ
1ウリング防市川の2つの損失回路の他に、これと独立
に減衰率が変化する損失回路を設けるだけで簡単に通話
回路のハウリングマージンおよび通話状態の変化に対す
る追従性が向上される。
避するためには送話信号を減衰させる可変損失回路6の
減衰率の“送話時”/“受話時間での変動幅(受話信号
を減衰させる可変損失回路9の減衰率の″送話時“/“
受話時”間での変動幅)は大きい方がよい。そこで、切
換可変損失回路18の減衰率の“送話時“/“受話時”
間での変動幅を小さく、可変損失回路6および9のそれ
を大きく設定すれば、ハウリングを確実に回避できると
ともに、比較回路14の出力信号は送話状態から受話状
態あるいは受話状態から送話状態への通話状態の変化に
追従して迅速に変化する。したがって、従来のように、
ハウリングマージンを大きくすることによって、通話状
態の変化に対する通話回路の追従性が損われることはな
い。このように、本実施例によれば従来の通話回路にノ
1ウリング防市川の2つの損失回路の他に、これと独立
に減衰率が変化する損失回路を設けるだけで簡単に通話
回路のハウリングマージンおよび通話状態の変化に対す
る追従性が向上される。
なお、切換用可変損失回路18の減衰率の変動幅は無制
限に小さく設定されてはならない。なぜならば、これを
小さく設定しすぎた場合、受話時にスピーカ11からマ
イクロホン4に回り込んだ音声信号が可変損失回路18
によって十分に減衰されず、送話側のレベル検出回路1
2の出力電圧レベルが受話側のレベル検出回路13の出
力電圧レベルを越えるという現象が生じる。これは、実
際の通話状態が受話状態であるにもかかわらず制御回路
16によって損失回路6および9の減衰率が送話時に対
応する値に設定されることを意味する。したがって、切
換用可変損失回路18の減衰率幅は、このような現象が
生じない範囲値に設定されねばならない。
限に小さく設定されてはならない。なぜならば、これを
小さく設定しすぎた場合、受話時にスピーカ11からマ
イクロホン4に回り込んだ音声信号が可変損失回路18
によって十分に減衰されず、送話側のレベル検出回路1
2の出力電圧レベルが受話側のレベル検出回路13の出
力電圧レベルを越えるという現象が生じる。これは、実
際の通話状態が受話状態であるにもかかわらず制御回路
16によって損失回路6および9の減衰率が送話時に対
応する値に設定されることを意味する。したがって、切
換用可変損失回路18の減衰率幅は、このような現象が
生じない範囲値に設定されねばならない。
[発明の効果]
以上のように本発明にかかる拡声電話機によれば、ハウ
リング防止のための第1および第3の減衰手段の減衰率
の“送話時゛/“受話時間での変動幅が通話状態の変化
に対する通話回路の状態の切換わり速度を左右しない。
リング防止のための第1および第3の減衰手段の減衰率
の“送話時゛/“受話時間での変動幅が通話状態の変化
に対する通話回路の状態の切換わり速度を左右しない。
したがって、/%ウリングを防止するための減衰手段の
減衰率の設定や調整が従来に比べ容易になる。この結果
、通話状態の変化に応答して、その状態が迅速に切換わ
り、かつ、ハウリングマージンの大きい拡声電話機が容
易に得られる。
減衰率の設定や調整が従来に比べ容易になる。この結果
、通話状態の変化に応答して、その状態が迅速に切換わ
り、かつ、ハウリングマージンの大きい拡声電話機が容
易に得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す拡声電話機の通話回路
の概略ブロック図、第2図は従来の拡声電話機の一般的
な通話回路の概略プロ・ツク図である。 図において、1は接続端子、2aおよび2bは送話系回
路、3は受話系回路、4はマイクロホン、5.7.8お
よび10はアンプ、6および9は可変損失回路、11は
スピーカ、12および13はレベル検出回路、14は比
較回路、15はノイズモニタ回路、16は制御回路、1
7は2線4線変換回路、18は切換用可変損失回路、1
00および200は通話回路である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 手続補正書 2、発明の名称 拡声電話機 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市阿倍野区長池町22番22号名 称
(504)シャープ株式会社代表者 辻 晴 雄 平成2年8月28日 4、代理人 住 所 大阪市北区南森町2丁目1番29号 住友銀行
南森町ビル5、補正命令の日付 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 補正の内容 (1) 明細書第3頁第18行ないし第19行の「4線
式の電話回線」を「2線式の電話回線」に訂正する。 (2) 明細書第4頁第5行の「(4線式)」を「(2
線式)」に訂正する。 (3) 明細書第4頁第8行の「(2線式)」を「(4
線式)」に訂正する。 (4) 明細書第4頁第10行の「通話系回路200」
を「通話回路200」に訂正する。 (5) 明細書第5頁第8行の「制御回路6」を「制御
回路16」に訂正する。 (6) 明細書第5頁第9行の「可変損失回路6」を「
可変損失回路6」に訂正する。 以上
の概略ブロック図、第2図は従来の拡声電話機の一般的
な通話回路の概略プロ・ツク図である。 図において、1は接続端子、2aおよび2bは送話系回
路、3は受話系回路、4はマイクロホン、5.7.8お
よび10はアンプ、6および9は可変損失回路、11は
スピーカ、12および13はレベル検出回路、14は比
較回路、15はノイズモニタ回路、16は制御回路、1
7は2線4線変換回路、18は切換用可変損失回路、1
00および200は通話回路である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 手続補正書 2、発明の名称 拡声電話機 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市阿倍野区長池町22番22号名 称
(504)シャープ株式会社代表者 辻 晴 雄 平成2年8月28日 4、代理人 住 所 大阪市北区南森町2丁目1番29号 住友銀行
南森町ビル5、補正命令の日付 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 補正の内容 (1) 明細書第3頁第18行ないし第19行の「4線
式の電話回線」を「2線式の電話回線」に訂正する。 (2) 明細書第4頁第5行の「(4線式)」を「(2
線式)」に訂正する。 (3) 明細書第4頁第8行の「(2線式)」を「(4
線式)」に訂正する。 (4) 明細書第4頁第10行の「通話系回路200」
を「通話回路200」に訂正する。 (5) 明細書第5頁第8行の「制御回路6」を「制御
回路16」に訂正する。 (6) 明細書第5頁第9行の「可変損失回路6」を「
可変損失回路6」に訂正する。 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 スピーカ手段と、 マイクロホン手段と、 第1の減衰幅を有し、前記マイクロホン手段により入力
された信号を、前記減衰幅内で可変的に減衰させる第1
の減衰手段と、 前記第1の減衰幅よりも小さい第2の減衰幅を有し、前
記マイクロホン手段により入力された信号を、前記第2
の減衰幅内で可変的に減衰させる第2の減衰手段と、 前記第1の減衰手段により減衰された信号を電話回線へ
伝送する手段と、 前記第2の減衰手段により減衰された信号のレベルを検
出する第1のレベル検出手段と、電話回線を介して伝達
された信号のレベルを検出する第2のレベル検出手段と
、 前記電話回線を介して伝達された信号を可変的に減衰し
て前記スピーカ手段へ与える第3の減衰手段と、 前記第1および第2のレベル検出手段の検出出力を比較
する手段と、 前記比較手段の比較出力に応答して、前記第1および第
2の減衰手段の減衰率を大きくする方向または小さくす
る方向に、かつ、前記第3の減衰手段の減衰率を小さく
する方向または大きくする方向に、それぞれ変化させる
とともに、前記第1の減衰手段の減衰率と前記第3の減
衰手段の減衰率との和が一定になるように制御する手段
とを備えた、拡声電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14285189A JPH037451A (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 拡声電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14285189A JPH037451A (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 拡声電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH037451A true JPH037451A (ja) | 1991-01-14 |
Family
ID=15325096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14285189A Pending JPH037451A (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 拡声電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH037451A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002300687A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Toshiba Corp | 電子機器 |
-
1989
- 1989-06-05 JP JP14285189A patent/JPH037451A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002300687A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Toshiba Corp | 電子機器 |
JP4509413B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2010-07-21 | 株式会社東芝 | 電子機器 |
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