JPS6231758A - ベルト駆動装置 - Google Patents
ベルト駆動装置Info
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- JPS6231758A JPS6231758A JP60171478A JP17147885A JPS6231758A JP S6231758 A JPS6231758 A JP S6231758A JP 60171478 A JP60171478 A JP 60171478A JP 17147885 A JP17147885 A JP 17147885A JP S6231758 A JPS6231758 A JP S6231758A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/02—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H9/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
- F16H9/02—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
- F16H9/04—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
- F16H9/12—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members
- F16H9/16—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts
- F16H9/20—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts both flanges of the pulleys being adjustable
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- F16H—GEARING
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- F16H55/32—Friction members
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H9/04—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
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- F16H9/16—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts
- F16H2009/163—Arrangements of two or more belt gearings mounted in parallel, e.g. for increasing transmittable torque
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はベルト駆動装置に係り、詳しくは、自動車、農
業機械等の車体の駆動装置、特にこれらの駆動装置の変
速装置に適用されるものであり、入力軸及び出力軸に装
着したベルト用変速プーリと上記変速プーリに掛張した
複数本のベルトの組合体であって、上記ベルトを断面非
対称形とすることにより、個々のベルトが受ける大きな
側圧を分散し、かつ変速操作を行った場合におけるベル
トの移動によるベルトの走行線を何ら変化させないよう
なベルト駆動装置に関する。
業機械等の車体の駆動装置、特にこれらの駆動装置の変
速装置に適用されるものであり、入力軸及び出力軸に装
着したベルト用変速プーリと上記変速プーリに掛張した
複数本のベルトの組合体であって、上記ベルトを断面非
対称形とすることにより、個々のベルトが受ける大きな
側圧を分散し、かつ変速操作を行った場合におけるベル
トの移動によるベルトの走行線を何ら変化させないよう
なベルト駆動装置に関する。
（従来の技術）
従来におけるベルトの駆動装置は、軸に固定した固定シ
ーブとこの軸上を移動し回転する摺動シーブから構成さ
れる変速ブーりを駆動軸および従動輪に装置し、この変
速プーリ間に断面台形状のＶベルトを掛張した構成から
なり、車体の駆動装置に広く一般に使用されている。
ーブとこの軸上を移動し回転する摺動シーブから構成さ
れる変速ブーりを駆動軸および従動輪に装置し、この変
速プーリ間に断面台形状のＶベルトを掛張した構成から
なり、車体の駆動装置に広く一般に使用されている。
また、他の駆動装置として変速プーリの一方のシーブの
側面を軸とほぼ直角となし、他のシーブの側面を傾斜さ
せた形状を有する変速プーリと、これと係合するＶベル
トも非対称断面を有するものがあり、ベルトの変速操作
中ベルトの走行線が維持される長所を有している。
側面を軸とほぼ直角となし、他のシーブの側面を傾斜さ
せた形状を有する変速プーリと、これと係合するＶベル
トも非対称断面を有するものがあり、ベルトの変速操作
中ベルトの走行線が維持される長所を有している。
かかる駆動装置は、例えば、米国特許第３，３６５．９
６７号、米国特許第３．６５６．３９５号あるいは米国
特許第４，４７３，３６７号等に開示されている。
６７号、米国特許第３．６５６．３９５号あるいは米国
特許第４，４７３，３６７号等に開示されている。
更に、一般的に知られている駆動装置として軸に固定し
たスリーブに移動可能な状態で取り付けた相対向する一
対の摺動シーブと、これらの摺動シーブ間にあってスリ
ーブに固定された固定シーブを有し、上記摺動シーブと
固定シーブ間に形成された２つの■溝に断面台形状のＶ
ベルトを係合する構造からなる変速プーリを駆動軸およ
び従動輪に装着させ、２本のＶベルトを掛張して伝達能
力を向上させたものも知られている。
たスリーブに移動可能な状態で取り付けた相対向する一
対の摺動シーブと、これらの摺動シーブ間にあってスリ
ーブに固定された固定シーブを有し、上記摺動シーブと
固定シーブ間に形成された２つの■溝に断面台形状のＶ
ベルトを係合する構造からなる変速プーリを駆動軸およ
び従動輪に装着させ、２本のＶベルトを掛張して伝達能
力を向上させたものも知られている。
（発明が解決しようとする問題点）
ところが、これらの駆動装置では上記左右対称に角度を
つけた通常のＶベルトを使用すると変速操作によって駆
動側、従動側の各摺動シーブが互いに逆方向へ移動する
ためベルト走行線が変更して傾斜しシーブ軸に対して直
角にならない現象が生じ、その結果、ベルトはプーリ溝
の側壁と平行にならずに偏った状態で接触するため、ベ
ルト側面が偏摩耗を起こして早期破損につながる欠点が
あった。
つけた通常のＶベルトを使用すると変速操作によって駆
動側、従動側の各摺動シーブが互いに逆方向へ移動する
ためベルト走行線が変更して傾斜しシーブ軸に対して直
角にならない現象が生じ、その結果、ベルトはプーリ溝
の側壁と平行にならずに偏った状態で接触するため、ベ
ルト側面が偏摩耗を起こして早期破損につながる欠点が
あった。
一方、これに対して非対称のＶベルトを使用すると、ベ
ルト走行線において変位がないため上記欠点は解消され
る。しかし、上記駆動装置を自動車の連続変速装置ある
いはコンバインの牽引駆動等の大きな動力を伝達するの
に適用したときは、上記ベルトはベルトの横方向の剛性
として不充分であり、特にベルトの圧縮部分において早
期破損を招来する。
ルト走行線において変位がないため上記欠点は解消され
る。しかし、上記駆動装置を自動車の連続変速装置ある
いはコンバインの牽引駆動等の大きな動力を伝達するの
に適用したときは、上記ベルトはベルトの横方向の剛性
として不充分であり、特にベルトの圧縮部分において早
期破損を招来する。
しかも、非対称のＶベルトを１本掛けで使用すれば、ベ
ルトの各抗張体にかかる応力は不均一であり、応力集中
を受ける箇所もあってベルトの転覆が起こり易い欠点が
あった。
ルトの各抗張体にかかる応力は不均一であり、応力集中
を受ける箇所もあってベルトの転覆が起こり易い欠点が
あった。
本発明は上記のような問題点を解決すもので、非対称の
Ｖベルトを双本掛けして個々のベルトにかかる側圧を分
散して大きな動力の伝達を可能とし、しかも、変速操作
によってプーリのピッチ径が変動してもベルト走行線が
変動しないような高負荷伝動可能なベルトの駆動装置を
提供することを目的とするものである。
Ｖベルトを双本掛けして個々のベルトにかかる側圧を分
散して大きな動力の伝達を可能とし、しかも、変速操作
によってプーリのピッチ径が変動してもベルト走行線が
変動しないような高負荷伝動可能なベルトの駆動装置を
提供することを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段）
即ち、本発明の特徴とするところは、スリーブの長手方
向に一定範囲だけ移動可能な状態に取り付けた互いに相
対向する一対の摺動シーブと、該摺動シーブ間にあって
ベルト側面と接触する両側壁がスリーブに対してほぼ直
角となる固定シーブからなるベルト用変速プーリを入力
軸と出力軸に装着し、上記ベルト用変速プーリ間に非対
称断面を有するベルトを２本掛けしてなるベルト駆動装
置にある。
向に一定範囲だけ移動可能な状態に取り付けた互いに相
対向する一対の摺動シーブと、該摺動シーブ間にあって
ベルト側面と接触する両側壁がスリーブに対してほぼ直
角となる固定シーブからなるベルト用変速プーリを入力
軸と出力軸に装着し、上記ベルト用変速プーリ間に非対
称断面を有するベルトを２本掛けしてなるベルト駆動装
置にある。
これを更に本発明のベルト駆動装置の原理を示す第１図
にもとづいて説明すると、上記駆動装置（１）は入力軸
（２）及び出力軸（３）に夫々変速プーリが装着される
ことによって構成される。
にもとづいて説明すると、上記駆動装置（１）は入力軸
（２）及び出力軸（３）に夫々変速プーリが装着される
ことによって構成される。
そして、これらの変速プーリは入力軸（２）あるいは出
力軸（３）に固定されたスリーブ（４）に移動かつ回転
可能に取り付けられた相対向する一対の摺動シーブ（５
）、 （５１と、このシーブ（５）、 （５）の間にあ
ってスリーブ（４）に固着された固定シーブ（６）を有
し、該摺動シーブ（５）と固定シーブ（６）の間に２つ
の溝を形成している。
力軸（３）に固定されたスリーブ（４）に移動かつ回転
可能に取り付けられた相対向する一対の摺動シーブ（５
）、 （５１と、このシーブ（５）、 （５）の間にあ
ってスリーブ（４）に固着された固定シーブ（６）を有
し、該摺動シーブ（５）と固定シーブ（６）の間に２つ
の溝を形成している。
上記固定シーブ（６）は入力軸（２）および出力軸（３
）に対してほぼ直角となる両側壁を有しており、一方摺
動シーブ（５）の側壁は傾斜面となっており、この両シ
ーブ間に形成される非対称断面を有する溝にこの断面形
状にほぼ一致する非対称断面をもつベルト（７）が２本
掛けられている。
）に対してほぼ直角となる両側壁を有しており、一方摺
動シーブ（５）の側壁は傾斜面となっており、この両シ
ーブ間に形成される非対称断面を有する溝にこの断面形
状にほぼ一致する非対称断面をもつベルト（７）が２本
掛けられている。
（作 用）
上記の如き固定シーブの側壁をほぼ直角となしたヘルド
用変速プーリを用い、これに非対称断面を有するベルト
を２本係合せる本発明ベルト駆動装置は、出力軸（３）
を高速時から低速時及びその逆方向への連続変速操作に
おいてベルトの位置が変動してもベルトの走行線は変動
せず、また、ベルトを２本掛けしているため、従来の如
き１本掛けに比べて各ヘルドにかかる側圧は半分となり
、個々のベルトにかかる側圧が分散されるため牽引駆動
等の大きな動力を充分に伝達でき、従って、上記両ベル
トは非対称形状に基づき変速操作によるベルトの位置が
変動してもベルト走行線を変動させることなく大きな動
力を伝達することが可能である。
用変速プーリを用い、これに非対称断面を有するベルト
を２本係合せる本発明ベルト駆動装置は、出力軸（３）
を高速時から低速時及びその逆方向への連続変速操作に
おいてベルトの位置が変動してもベルトの走行線は変動
せず、また、ベルトを２本掛けしているため、従来の如
き１本掛けに比べて各ヘルドにかかる側圧は半分となり
、個々のベルトにかかる側圧が分散されるため牽引駆動
等の大きな動力を充分に伝達でき、従って、上記両ベル
トは非対称形状に基づき変速操作によるベルトの位置が
変動してもベルト走行線を変動させることなく大きな動
力を伝達することが可能である。
（実施例）
以下、更に添付図面第２図及び第３図を参照し本発明の
具体的な実施例につき説明する。
具体的な実施例につき説明する。
第２図は本発明に係るベルトの駆動装置の一部縦断面図
であり、本発明の装置に使用する変速プーリ（１０）は
エンジン、モーター等に連結した入力軸（１１）にキー
（１２）によって固定されたスリーブ（１３） 。
であり、本発明の装置に使用する変速プーリ（１０）は
エンジン、モーター等に連結した入力軸（１１）にキー
（１２）によって固定されたスリーブ（１３） 。
該スリーブ（１３）の長手方向へ一定距離だけ移動す−
る一対の相対向する摺動シーブ（１４）、（１４） 、
そして該摺動シーブ（１４） （１４）の間にあってス
リーブ（１３）に固定された固定シーブ（１５）の各部
材から構成されている。
る一対の相対向する摺動シーブ（１４）、（１４） 、
そして該摺動シーブ（１４） （１４）の間にあってス
リーブ（１３）に固定された固定シーブ（１５）の各部
材から構成されている。
そしてスリーブ（１３）にポル） （１６）等によって
固定されたスプリング受け（１７）と前記摺動シーブ（
１４）（１４）との間にはスプリングコイル（１８）が
介在し、かつスプリングコイル喧１８）の両端面（１９
） 、 （２０）は夫々摺動シーブ（１４）のボス部（
２１）、そしてスプリング受け（１７）に挿入されその
表面から突出せしめたスプリング止めピン（２２） 、
（２３）に当接係合し、摺動シーブ（１４） 、 （
１４）の周方向の空転を阻止してトルク伝達を行うよう
になっている。
固定されたスプリング受け（１７）と前記摺動シーブ（
１４）（１４）との間にはスプリングコイル（１８）が
介在し、かつスプリングコイル喧１８）の両端面（１９
） 、 （２０）は夫々摺動シーブ（１４）のボス部（
２１）、そしてスプリング受け（１７）に挿入されその
表面から突出せしめたスプリング止めピン（２２） 、
（２３）に当接係合し、摺動シーブ（１４） 、 （
１４）の周方向の空転を阻止してトルク伝達を行うよう
になっている。
一方、出力軸（２４）には上記変速プーリ（１０）と構
造の異なる変速プーリ（２５）が装着されており、該変
速プーリ（２５）は前記変速プーリα０に比しスプリン
グコイルに代わる摺動シーブの押圧機構を有し、一対の
摺動シーブ（２６）、 （２６）はボス部（２７）の内
部において空部（２８）を形成し、スリーブ（２９）に
ストップリング（３０）により制御取着された遮断板（
３１）とスリーツブ（２９）とによって圧力流体、例え
ば、圧縮空気、油等を貯蔵するシリンダー部（３２）を
構成すると共に、かかるシリンダー部（３２）に連通し
ボス部（２７）の円周方向に分散配置された圧力流体の
通路孔（３３）を有している。
造の異なる変速プーリ（２５）が装着されており、該変
速プーリ（２５）は前記変速プーリα０に比しスプリン
グコイルに代わる摺動シーブの押圧機構を有し、一対の
摺動シーブ（２６）、 （２６）はボス部（２７）の内
部において空部（２８）を形成し、スリーブ（２９）に
ストップリング（３０）により制御取着された遮断板（
３１）とスリーツブ（２９）とによって圧力流体、例え
ば、圧縮空気、油等を貯蔵するシリンダー部（３２）を
構成すると共に、かかるシリンダー部（３２）に連通し
ボス部（２７）の円周方向に分散配置された圧力流体の
通路孔（３３）を有している。
そして、摺動シーブ（２６） 、 （２６）は前記スリ
ーブ（２９）およびスリーブ（２９）に取り付けられた
遮断板（３１）の周面を摺動し、スリーブ（２９）の表
面に取り付けたもう一方のストップリング（３４）とシ
リンダー部（３２）の壁面（３５）とが当接することに
よって摺動シーブ（２６） 、 （２６）の開拡距離が
制御されている。
ーブ（２９）およびスリーブ（２９）に取り付けられた
遮断板（３１）の周面を摺動し、スリーブ（２９）の表
面に取り付けたもう一方のストップリング（３４）とシ
リンダー部（３２）の壁面（３５）とが当接することに
よって摺動シーブ（２６） 、 （２６）の開拡距離が
制御されている。
なお、摺動部分にはＯリング（３６）が組み込まれて圧
力流体のもれを防止している。
力流体のもれを防止している。
又、上記摺動シーブ（２６） 、 （２６）の一方の摺
動シーブのボス部（２７）表面には導入口（３７）があ
り、圧力流体をシリンダー部（３２）へ注入するように
なっている。
動シーブのボス部（２７）表面には導入口（３７）があ
り、圧力流体をシリンダー部（３２）へ注入するように
なっている。
図中、（３８）は貫通孔（３９）をもつ筒体であり、前
記固定シーブ（４０）に挿入されストンブリング（４１
）によって固定されている。この筒体（３８）は第３図
に示される如く固定シーブ（４０）の円周方向に複数個
設けられ、前記摺動シーブ（２６）のボス部（２７）の
内部に設けた圧力流体の通路孔（３３）内に摺動可能に
挿入されており、一方のシリンダー部（３２）に貯蔵さ
れた圧力流体を他方のシリンダー部（３２）へ流出させ
る機能とスリーブ（２９）の回転を摺動シーブ（２６）
へ伝達する役割を具備している。
記固定シーブ（４０）に挿入されストンブリング（４１
）によって固定されている。この筒体（３８）は第３図
に示される如く固定シーブ（４０）の円周方向に複数個
設けられ、前記摺動シーブ（２６）のボス部（２７）の
内部に設けた圧力流体の通路孔（３３）内に摺動可能に
挿入されており、一方のシリンダー部（３２）に貯蔵さ
れた圧力流体を他方のシリンダー部（３２）へ流出させ
る機能とスリーブ（２９）の回転を摺動シーブ（２６）
へ伝達する役割を具備している。
従って、前記機構はベルトを押圧しトルクを伝達する機
能を有するのみならず、２本のベルトにたとえ巾誤差が
あっても両者を均等に押圧するように単独で作動できる
構造になっている。
能を有するのみならず、２本のベルトにたとえ巾誤差が
あっても両者を均等に押圧するように単独で作動できる
構造になっている。
しかして、上記の構成において固定シーブ（４ｏ）は前
記両プーリとも共通し、ベルト側面と接触する側壁（４
２）が軸（２４）の長手方向に対してほぼ直角、好まし
くは９０″±（２〜５″）になっており、使用するベル
Ｉ−（４３）もこれに対応して一方の側面が９０°に近
い角度をもった非対称形状、即ち、第４図にその断面が
示されるように非対称形状の断面をもち、一方の側面（
４４）のベルト断面の垂直方向の中心線（１）に対する
傾斜角（α）は約１８〜２２°、他方の側面（４５）の
傾斜角（β）は２〜５″程度で前述のプーリの両シーブ
間に一致係合できるようになっている。
記両プーリとも共通し、ベルト側面と接触する側壁（４
２）が軸（２４）の長手方向に対してほぼ直角、好まし
くは９０″±（２〜５″）になっており、使用するベル
Ｉ−（４３）もこれに対応して一方の側面が９０°に近
い角度をもった非対称形状、即ち、第４図にその断面が
示されるように非対称形状の断面をもち、一方の側面（
４４）のベルト断面の垂直方向の中心線（１）に対する
傾斜角（α）は約１８〜２２°、他方の側面（４５）の
傾斜角（β）は２〜５″程度で前述のプーリの両シーブ
間に一致係合できるようになっている。
勿論、該ベルｌ−（４３）の構成は特に限定されるもの
ではなく、例えば、ゴム弾性体中にロープ状の抗張体（
４６）を埋設したＶベルト、あるいは抗張体を埋設した
平ベルトにプロンク体を装着したブロックベルト等の種
々のものが使用可能であり、好ましくは耐側圧性で高負
荷伝動用のベルトが有効である。
ではなく、例えば、ゴム弾性体中にロープ状の抗張体（
４６）を埋設したＶベルト、あるいは抗張体を埋設した
平ベルトにプロンク体を装着したブロックベルト等の種
々のものが使用可能であり、好ましくは耐側圧性で高負
荷伝動用のベルトが有効である。
また、本発明のベルト駆動装置においては、入力軸（１
１）に装着された変速プーリＱＯ）を出力軸（２４）側
に、また、出力軸に装着された変速プーリ（２５）を人
力軸側に取り付けてもよい。
１）に装着された変速プーリＱＯ）を出力軸（２４）側
に、また、出力軸に装着された変速プーリ（２５）を人
力軸側に取り付けてもよい。
更に、入力軸及び出力軸共に同じ構造をもつ変速プーリ
を取り付けてもよい。
を取り付けてもよい。
かくして、叙上のように上記変速プーリに非対称断面の
ベルトを２本掛けした駆動装置は、入力軸（１１）に取
り付けられた変速プーリ００）の高速時にはベル） （
４３）はＰ、の位置に、他方、低速時にはＰ２のピンチ
径に移動するがベルト走行線は軸に対して直角方向へ常
に同じ線上に位置する。
ベルトを２本掛けした駆動装置は、入力軸（１１）に取
り付けられた変速プーリ００）の高速時にはベル） （
４３）はＰ、の位置に、他方、低速時にはＰ２のピンチ
径に移動するがベルト走行線は軸に対して直角方向へ常
に同じ線上に位置する。
また、入力軸（１１）に取り付けられた変速プーリ０ψ
が高速時から低速時へ変化すると、ベル） （４３）は
徐々に大きな側圧を受けながらピッチ径を変えて行く。
が高速時から低速時へ変化すると、ベル） （４３）は
徐々に大きな側圧を受けながらピッチ径を変えて行く。
この場合、各ベルト（４３）は２本掛けのため、１／２
の側圧を受ける。
の側圧を受ける。
ベルトにかかる側圧は１本のベルトを使用した場合に比
べて小さくなり、ベルト全体が横方向に弯曲変形するこ
とがなく、ベルト破損の最も大きな原因が取り除かれる
。
べて小さくなり、ベルト全体が横方向に弯曲変形するこ
とがなく、ベルト破損の最も大きな原因が取り除かれる
。
（発明の効果）
以上のように、本発明のベルト駆動装置は、固定シーブ
の側面をほぼ直角となし、これの両側に位置する摺動シ
ーブの側面を傾斜面とした変速プーリを駆動軸および従
動軸に取り付けて、上記変速プーリの２つの溝部に非対
称形状なるベルトを２末孫合するものであり、これによ
り高速時から低速時及びその逆方向への連続変速操作に
おいてベルトの位置が変動してもベルトの走行線は何ら
変動しないか、また変動しても極く僅かしか変動しない
ためベルトの偏摩耗ならびにそれによる早期破損、ベル
トの転覆、あるいは異常発生等を防止することができる
と共に、ベルトを２本掛けしているため、ベルトにかか
る側圧も分散されることになり、個々のベルトの早期破
損を防止でき、耐側圧性を大きく必要としないベルトを
使用することができる顕著な効果を有する。
の側面をほぼ直角となし、これの両側に位置する摺動シ
ーブの側面を傾斜面とした変速プーリを駆動軸および従
動軸に取り付けて、上記変速プーリの２つの溝部に非対
称形状なるベルトを２末孫合するものであり、これによ
り高速時から低速時及びその逆方向への連続変速操作に
おいてベルトの位置が変動してもベルトの走行線は何ら
変動しないか、また変動しても極く僅かしか変動しない
ためベルトの偏摩耗ならびにそれによる早期破損、ベル
トの転覆、あるいは異常発生等を防止することができる
と共に、ベルトを２本掛けしているため、ベルトにかか
る側圧も分散されることになり、個々のベルトの早期破
損を防止でき、耐側圧性を大きく必要としないベルトを
使用することができる顕著な効果を有する。
第１図は本発明のベルト駆動装置の原理を示す一部縦断
面図、第２図は本発明に係るベルト駆動装置の一部縦断
面図、第３図は第２図のＡ−Ａ断面図、第４図は本発明
のベルト駆動装置に使用するベルトの断面図である。 （１）・・・駆動装置、 （２） （１１）・・・入
力軸。 （３） （２４） ・・・出力軸１ （４） （１３） （２９） ・・・スリーブ。 （５） （１４） （２６） ・・・摺動シーブ。 （６） （１５） （４０） ・・・固定シーブ。 （７） （４３） ・・・ベルト （１，０） （２５）・・・変速プーリ。 （１７）・・・スプリング受け。 （１８）・・・スプリング。 （３２）・・・シリンダー部。 （３３）・・・通路孔、 （３８） ・・・筒体。 （３９）・・・貫通孔。 （４４）・・・ベルトの一方の側面。 （４５）・・・ベルトの他方の側面。
面図、第２図は本発明に係るベルト駆動装置の一部縦断
面図、第３図は第２図のＡ−Ａ断面図、第４図は本発明
のベルト駆動装置に使用するベルトの断面図である。 （１）・・・駆動装置、 （２） （１１）・・・入
力軸。 （３） （２４） ・・・出力軸１ （４） （１３） （２９） ・・・スリーブ。 （５） （１４） （２６） ・・・摺動シーブ。 （６） （１５） （４０） ・・・固定シーブ。 （７） （４３） ・・・ベルト （１，０） （２５）・・・変速プーリ。 （１７）・・・スプリング受け。 （１８）・・・スプリング。 （３２）・・・シリンダー部。 （３３）・・・通路孔、 （３８） ・・・筒体。 （３９）・・・貫通孔。 （４４）・・・ベルトの一方の側面。 （４５）・・・ベルトの他方の側面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、スリーブの長手方向に一定範囲だけ移動可能な状態
に取り付けてなる相対向する一対の摺動シーブと、該摺
動シーブの間にあってベルト側面と接触する両側壁がス
リーブに対してほぼ直角である固定シーブからなる変速
プーリを入力軸と出力軸に夫々装着し、該両変速プーリ
間に非対称断面を有するベルトを２本掛けしてなること
を特徴とするベルト駆動装置。 ２、変速プーリが一対の摺動シーブにおいて、該摺動シ
ーブとスリーブに固定したストッパーとの間にスプリン
グを有してこのスプリングによってベルトを押圧する構
成を有する特許請求の範囲第１項記載のベルト駆動装置
。 ３、変速プーリが一対の摺動シーブの各ボス部内部に圧
力流体を貯蔵するシリンダー部及び該シリンダー部に連
通する圧力流体の通路孔を具備し、固定シーブに固着し
た貫通孔を有する少なくとも１つ以上の筒体を前記通路
孔に摺動可能に挿入してなる構造を有する特許請求の範
囲第１項記載のベルト駆動装置。 ４、上記ベルトの側面の傾斜角が変速プーリの摺動シー
ブと固定シーブの傾斜面の傾斜角にほぼ一致している特
許請求の範囲第１項記載のベルト駆動装置。 ５、ベルトがその断面の垂直方向の中心線に対するベル
ト側面の傾斜角のうち、一方の側面が１８〜３０°であ
り、他方の側面が２〜５°である特許請求の範囲第１項
記載のベルト駆動装置。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60171478A JPS6231758A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | ベルト駆動装置 |
| US06/812,798 US4674994A (en) | 1985-08-02 | 1985-12-23 | Power transmission apparatus |
| KR1019850009804A KR920001568B1 (ko) | 1985-08-02 | 1985-12-26 | 벨트 구동장치 |
| ES550444A ES8705097A1 (es) | 1985-08-02 | 1985-12-26 | Aparato de transmision de potencia. |
| DE8585116613T DE3582930D1 (de) | 1985-08-02 | 1985-12-27 | Kraftuebertragungsapparat. |
| EP85116613A EP0210303B1 (en) | 1985-08-02 | 1985-12-27 | Power transmission apparatus |
| CA000498690A CA1247401A (en) | 1985-08-02 | 1985-12-27 | Power transmission apparatus |
| MX1119A MX163106B (es) | 1985-08-02 | 1985-12-27 | Mejoras en aparato transmisor de fuerza |
| AT85116613T ATE63781T1 (de) | 1985-08-02 | 1985-12-27 | Kraftuebertragungsapparat. |
| IN11/MAS/86A IN166981B (ja) | 1985-08-02 | 1986-01-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60171478A JPS6231758A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | ベルト駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6231758A true JPS6231758A (ja) | 1987-02-10 |
| JPS6314227B2 JPS6314227B2 (ja) | 1988-03-30 |
Family
ID=15923849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60171478A Granted JPS6231758A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | ベルト駆動装置 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0210303B1 (ja) |
| JP (1) | JPS6231758A (ja) |
| KR (1) | KR920001568B1 (ja) |
| AT (1) | ATE63781T1 (ja) |
| CA (1) | CA1247401A (ja) |
| DE (1) | DE3582930D1 (ja) |
| ES (1) | ES8705097A1 (ja) |
| IN (1) | IN166981B (ja) |
| MX (1) | MX163106B (ja) |
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| CN113187860A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-07-30 | 璞灵(上海)汽车技术有限公司 | 交替功率流无级变速区段自动换段系统及方法 |
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- 1985-08-02 JP JP60171478A patent/JPS6231758A/ja active Granted
- 1985-12-23 US US06/812,798 patent/US4674994A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-12-26 ES ES550444A patent/ES8705097A1/es not_active Expired
- 1985-12-26 KR KR1019850009804A patent/KR920001568B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1985-12-27 AT AT85116613T patent/ATE63781T1/de active
- 1985-12-27 MX MX1119A patent/MX163106B/es unknown
- 1985-12-27 EP EP85116613A patent/EP0210303B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-12-27 DE DE8585116613T patent/DE3582930D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-12-27 CA CA000498690A patent/CA1247401A/en not_active Expired
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- 1986-01-08 IN IN11/MAS/86A patent/IN166981B/en unknown
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