JPS6231510B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6231510B2 JPS6231510B2 JP53035002A JP3500278A JPS6231510B2 JP S6231510 B2 JPS6231510 B2 JP S6231510B2 JP 53035002 A JP53035002 A JP 53035002A JP 3500278 A JP3500278 A JP 3500278A JP S6231510 B2 JPS6231510 B2 JP S6231510B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- recording
- magnetic head
- voltage
- electromechanical transducer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 12
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000028161 membrane depolarization Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/584—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
- G11B5/588—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads
- G11B5/592—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads using bimorph elements supporting the heads
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
例えばVTR(ビデオテープレコーダ)におい
て、再生時、磁気ヘツドが記録トラツク上を正し
く走査するようにする方法として電気機械変換素
子例えばバイモルフ板を用いるものが知られてい
る。
て、再生時、磁気ヘツドが記録トラツク上を正し
く走査するようにする方法として電気機械変換素
子例えばバイモルフ板を用いるものが知られてい
る。
このバイモルフ板について説明すると、これは
例えば第1図に示すように、両面に金属電極4
a,4bがメツキ等により被着された圧電素子よ
りなる板4と、同様に両面に金属電極5a,5b
が被着された圧電素子よりなる板5とを、例えば
金属電極4bが被着された面と金属電極5aが被
着された面とで接着されて形成される。
例えば第1図に示すように、両面に金属電極4
a,4bがメツキ等により被着された圧電素子よ
りなる板4と、同様に両面に金属電極5a,5b
が被着された圧電素子よりなる板5とを、例えば
金属電極4bが被着された面と金属電極5aが被
着された面とで接着されて形成される。
ここで、圧電素子よりなる板4及び5はそれぞ
れ分極の向きが厚み方向にそろうようにされてい
るが、この分極の向きと同じ方向に電界をかけれ
ば、圧電気効果により板4及び5は長手方向に伸
びるように変化し、分極の向きと逆向きに電界を
かければ、板4及び5は長手方向に縮むように変
化する。従つて、例えば、板4及び5を、図に示
すように互いの分極の方向が同じとなるように貼
り合わせ、そして、第1図に示すように各電極と
電源Bを接続して、板4に対して電極4aから電
極4bの方向の電界をかけ、板5に対して電極5
bから電極5aの方向の電界をかければ、バイモ
ルフ板は図示のように歪曲し、その変位は電圧の
大きさに応じたものとなる。また、電界の方向を
逆とすればバイモルフ板の変位の方向も逆とな
る。
れ分極の向きが厚み方向にそろうようにされてい
るが、この分極の向きと同じ方向に電界をかけれ
ば、圧電気効果により板4及び5は長手方向に伸
びるように変化し、分極の向きと逆向きに電界を
かければ、板4及び5は長手方向に縮むように変
化する。従つて、例えば、板4及び5を、図に示
すように互いの分極の方向が同じとなるように貼
り合わせ、そして、第1図に示すように各電極と
電源Bを接続して、板4に対して電極4aから電
極4bの方向の電界をかけ、板5に対して電極5
bから電極5aの方向の電界をかければ、バイモ
ルフ板は図示のように歪曲し、その変位は電圧の
大きさに応じたものとなる。また、電界の方向を
逆とすればバイモルフ板の変位の方向も逆とな
る。
従つて、このようなバイモルフ板の一端を第2
図A及びBに示すように基板6に接着剤7により
固定し、バイモルフ板の他端に磁気ヘツド8を取
り付け、さらに上述のようにバイモルフ板の電極
に電圧を印加すれば磁気ヘツド8は、第2図Aに
おいて矢印で示すように、走査方向と交叉する方
向に変位する。
図A及びBに示すように基板6に接着剤7により
固定し、バイモルフ板の他端に磁気ヘツド8を取
り付け、さらに上述のようにバイモルフ板の電極
に電圧を印加すれば磁気ヘツド8は、第2図Aに
おいて矢印で示すように、走査方向と交叉する方
向に変位する。
VTRの場合には、この磁気ヘツドが取り付け
られたバイモルフ板を回転体例えば上ドラムにヘ
ツドを外側に臨ませた状態で固定するもので、ヘ
ツドはその回転軸方向に変位することになる。
られたバイモルフ板を回転体例えば上ドラムにヘ
ツドを外側に臨ませた状態で固定するもので、ヘ
ツドはその回転軸方向に変位することになる。
以上のことから、例えばVTRにおける再生
時、磁気ヘツドが記録トラツク上を正しく走査せ
ず、ずれた位置を走査するミストラツキングの状
態のときに、そのミストラツキング量に応じた電
圧をバイモルフ板に与えれば、回転磁気ヘツドの
走査位置ずれが補正されて回転磁気ヘツドは記録
トラツクを正しく走査するようにできる。
時、磁気ヘツドが記録トラツク上を正しく走査せ
ず、ずれた位置を走査するミストラツキングの状
態のときに、そのミストラツキング量に応じた電
圧をバイモルフ板に与えれば、回転磁気ヘツドの
走査位置ずれが補正されて回転磁気ヘツドは記録
トラツクを正しく走査するようにできる。
また、VTRにおいては、特に記録時と異なる
テープ速度で再生する例えばスローモーシヨン再
生やスチル再生などの再生状態をとることがある
が、この種の再生状態のときには、チープ速度が
記録時と異なることからテープの幅方向に対する
ヘツドの走査方向の傾き角が異なり、そのままで
は第3図の実線12で示すように複数のトラツク
にまたがつてヘツドが走査することになり、ガー
ドバンドノイズによる影響等で再生画像が見苦し
くなる。
テープ速度で再生する例えばスローモーシヨン再
生やスチル再生などの再生状態をとることがある
が、この種の再生状態のときには、チープ速度が
記録時と異なることからテープの幅方向に対する
ヘツドの走査方向の傾き角が異なり、そのままで
は第3図の実線12で示すように複数のトラツク
にまたがつてヘツドが走査することになり、ガー
ドバンドノイズによる影響等で再生画像が見苦し
くなる。
このような場合においても、上述のバイモルフ
板に取り付けた回転磁気ヘツドを利用すれば上記
の欠点を除去できる。即ち、1本の記録トラツク
上を正しく走査する第3図で実線13で示す走査
位置と実線12で示した走査位置とのずれの量に
応じた電圧、従つて、この場合には鋸歯状波電圧
をバイモルフ板に供給すれば、回転磁気ヘツドは
実線13で示すように1本分のトラツクを正しく
走査するようになり、良好な再生画像が得られる
ものである。
板に取り付けた回転磁気ヘツドを利用すれば上記
の欠点を除去できる。即ち、1本の記録トラツク
上を正しく走査する第3図で実線13で示す走査
位置と実線12で示した走査位置とのずれの量に
応じた電圧、従つて、この場合には鋸歯状波電圧
をバイモルフ板に供給すれば、回転磁気ヘツドは
実線13で示すように1本分のトラツクを正しく
走査するようになり、良好な再生画像が得られる
ものである。
ところで、このバイモルフ等の電気機械変換素
子は、その変換特性に第4図に示すようなヒステ
リシス特性を有する。従つて、上記の補正動作が
終了してバイモルフ板に補正電圧が供給されなく
なつたときにもバイモルフ板は変位量零のもとの
状態に完全に戻るのでなく、残留歪を残し、もと
の状態よりも偏移した状態で停止してしまう。こ
の残留歪は第4図からも明らかなように、バイモ
ルフ板の偏向量(ヘツドの偏向量)が大きい場合
は大きなものとなり、従つて、特にスローモーシ
ヨン再生やスチル再生をしたときに大きな残留歪
となる。
子は、その変換特性に第4図に示すようなヒステ
リシス特性を有する。従つて、上記の補正動作が
終了してバイモルフ板に補正電圧が供給されなく
なつたときにもバイモルフ板は変位量零のもとの
状態に完全に戻るのでなく、残留歪を残し、もと
の状態よりも偏移した状態で停止してしまう。こ
の残留歪は第4図からも明らかなように、バイモ
ルフ板の偏向量(ヘツドの偏向量)が大きい場合
は大きなものとなり、従つて、特にスローモーシ
ヨン再生やスチル再生をしたときに大きな残留歪
となる。
ところが再生が終了して上述の補正動作が終了
した後、これに続いて記録を行なう場合、上述し
たような残留歪があると、そのテープ上の走査位
置は所期の記録トラツク位置とは異なる位置とな
り、記録トラツクが前の記録トラツクと重なつた
りする不都合を生じる。
した後、これに続いて記録を行なう場合、上述し
たような残留歪があると、そのテープ上の走査位
置は所期の記録トラツク位置とは異なる位置とな
り、記録トラツクが前の記録トラツクと重なつた
りする不都合を生じる。
これを防ぐため、従来は、記録ヘツドとしてバ
イモルフ板に取り付けたヘツドを別に設け、これ
を記録専用とするようにしていたが、それだけヘ
ツド数が多く必要になりVTRとして高価なもの
となつてしまう欠点があつた。
イモルフ板に取り付けたヘツドを別に設け、これ
を記録専用とするようにしていたが、それだけヘ
ツド数が多く必要になりVTRとして高価なもの
となつてしまう欠点があつた。
この発明は、上述の点に鑑み、バイモルフ板の
残留歪が、補正動作終了時に常にほぼ零となるよ
うにすることにより上述の欠点を除去しようとす
るものである。
残留歪が、補正動作終了時に常にほぼ零となるよ
うにすることにより上述の欠点を除去しようとす
るものである。
以下、この発明によるテープレコーダの一例を
第5図以下を参照しながら説明するに、この例に
おいては、VTRで再生時常に回転ヘツドが記録
トラツク上を正しく走査するように補正する場合
にバイモルフ板を使用した場合を例にとつて説明
しよう。
第5図以下を参照しながら説明するに、この例に
おいては、VTRで再生時常に回転ヘツドが記録
トラツク上を正しく走査するように補正する場合
にバイモルフ板を使用した場合を例にとつて説明
しよう。
なお、この例においては、回転ヘツドは直線的
に記録トラツク上を走査するのではなく、第5図
に示すように走査方向に対して左右に振らされた
状態で走査するようにして、いわゆるコントロー
ル信号によるトラツキングコントロールをしなく
ても、自動的にヘツドが最適状態でトラツク上を
走査するようにしている。
に記録トラツク上を走査するのではなく、第5図
に示すように走査方向に対して左右に振らされた
状態で走査するようにして、いわゆるコントロー
ル信号によるトラツキングコントロールをしなく
ても、自動的にヘツドが最適状態でトラツク上を
走査するようにしている。
第5図において14及び15は互いに連動する
スイツチで、VTRが再生状態にされたときには
接点P側に、ストツプ状態にされたときは接点S
側にそれぞれ切り換えられるようにされている。
25はスローモーシヨン再生やスチル再生の状態
のときにオンとなるスイツチである。
スイツチで、VTRが再生状態にされたときには
接点P側に、ストツプ状態にされたときは接点S
側にそれぞれ切り換えられるようにされている。
25はスローモーシヨン再生やスチル再生の状態
のときにオンとなるスイツチである。
従つて、ノーマル再生のときには、スイツチ1
4及び15は接点Pに接続されており、発振器1
6よりの正弦波電圧SAが合成器17及びドライ
ブ回路18を介してバイモルフ板19に供給され
る。従つて回転磁気ヘツド20はその回転軸方向
に、電圧SAの周期に応じて振動しながら回転
し、第6図Aに示すように、ヘツド20はトラツ
ク上を左右に移動しながら走査することになる。
4及び15は接点Pに接続されており、発振器1
6よりの正弦波電圧SAが合成器17及びドライ
ブ回路18を介してバイモルフ板19に供給され
る。従つて回転磁気ヘツド20はその回転軸方向
に、電圧SAの周期に応じて振動しながら回転
し、第6図Aに示すように、ヘツド20はトラツ
ク上を左右に移動しながら走査することになる。
そして、このヘツド20にて再生された信号
は、アンプ21を通じて包絡線検波回路22に供
給されて再生出力が包絡線検波され、その検波出
力が同期検波回路23に供給されて、発振器16
よりの信号SAにより同期検波され、その検波出
力がローパスフイルタ24を通じて合成器17に
供給される。
は、アンプ21を通じて包絡線検波回路22に供
給されて再生出力が包絡線検波され、その検波出
力が同期検波回路23に供給されて、発振器16
よりの信号SAにより同期検波され、その検波出
力がローパスフイルタ24を通じて合成器17に
供給される。
そして、このローパスフイルタ24の出力によ
りヘツド20が振らされる領域がテープの長手方
向に変えられて、常に最適走査状態となるように
されている。
りヘツド20が振らされる領域がテープの長手方
向に変えられて、常に最適走査状態となるように
されている。
即ち、ヘツド20がその走査方向に対して左右
に振らされる最大振幅のときに注目してみると、
第6図Bに示すように、左右最大振幅時のヘツド
20の走査位置HA及びHBにおける記録トラツク
Tに対するヘツド20の走査領域が等しくなつた
ときが最適走査状態であり、このときの同期検波
出力は零で、ヘツド20はこの状態を保つて記録
トラツクT上を走査する。
に振らされる最大振幅のときに注目してみると、
第6図Bに示すように、左右最大振幅時のヘツド
20の走査位置HA及びHBにおける記録トラツク
Tに対するヘツド20の走査領域が等しくなつた
ときが最適走査状態であり、このときの同期検波
出力は零で、ヘツド20はこの状態を保つて記録
トラツクT上を走査する。
そして、この状態からヘツド20がその走査方
向に向かつて第6図Cに示すように左にずれたと
きは、走査位置HBにおける記録トラツクTの走
査幅が走査位置HAにおけるそれよりも大きくな
り、ヘツド20がその走査方向に向かつて第6図
Dに示すように右にずれたときは、逆に走査位置
HAにおける記録トラツクTの走査幅が走査位置
HBにおけるそれよりも大きくなり、ローパスフ
イルタ24の出力はずれに応じた正又は負の出力
が得られ、これがバイモルフ板19に供給される
ことにより、ヘツド20が常に記録トラツクTに
対して、第6図Bのような状態で走査するように
自動的に制御される。
向に向かつて第6図Cに示すように左にずれたと
きは、走査位置HBにおける記録トラツクTの走
査幅が走査位置HAにおけるそれよりも大きくな
り、ヘツド20がその走査方向に向かつて第6図
Dに示すように右にずれたときは、逆に走査位置
HAにおける記録トラツクTの走査幅が走査位置
HBにおけるそれよりも大きくなり、ローパスフ
イルタ24の出力はずれに応じた正又は負の出力
が得られ、これがバイモルフ板19に供給される
ことにより、ヘツド20が常に記録トラツクTに
対して、第6図Bのような状態で走査するように
自動的に制御される。
次に、スローモシヨン再生あるいはステル再生
の状態のときには、スイツチ14及び15が接点
P側に接続されるとともにスイツチ25がオンと
なる。すると、鋸歯状波発振器26よりの鋸歯状
波電圧SBが合成器17よりの正弦波電圧SAに加
えてドライブ回路18に供給される。
の状態のときには、スイツチ14及び15が接点
P側に接続されるとともにスイツチ25がオンと
なる。すると、鋸歯状波発振器26よりの鋸歯状
波電圧SBが合成器17よりの正弦波電圧SAに加
えてドライブ回路18に供給される。
この場合、鋸歯状波電圧SBは、ヘツド20が
トラツクの一端から他端にわたつて走査するとき
の走査周期に同期した周期とされるものである。
このため、記録時、テープの幅方向の一端側に記
録された記録時のヘツドの走査位置を示すコント
ロール信号CT(第3図参照)が、コントロール
信号用ヘツド27にて再生され、その再生信号が
アンプ28を介して位相比較回路29に供給され
る。一方、パルス発生器30よりの例えば回転ヘ
ツド20がテープに対接し始める時点で得られる
パルスSPが位相比較器29に供給されて、再生
コントロール信号CTと位相比較され、その比較
出力により鋸歯状波の位相が制御されて、ヘツド
20がテープの幅方向の一端から他端にわたつて
走査するとき、ちようど、これに同期して1周期
分の鋸歯状波電圧がバイモルフ板19に供給され
るようにされる。
トラツクの一端から他端にわたつて走査するとき
の走査周期に同期した周期とされるものである。
このため、記録時、テープの幅方向の一端側に記
録された記録時のヘツドの走査位置を示すコント
ロール信号CT(第3図参照)が、コントロール
信号用ヘツド27にて再生され、その再生信号が
アンプ28を介して位相比較回路29に供給され
る。一方、パルス発生器30よりの例えば回転ヘ
ツド20がテープに対接し始める時点で得られる
パルスSPが位相比較器29に供給されて、再生
コントロール信号CTと位相比較され、その比較
出力により鋸歯状波の位相が制御されて、ヘツド
20がテープの幅方向の一端から他端にわたつて
走査するとき、ちようど、これに同期して1周期
分の鋸歯状波電圧がバイモルフ板19に供給され
るようにされる。
従つて、回転ヘツド20がテープ上を走査する
とき、正弦波電圧SAの平均レベルが鋸歯状波的
に変化することになり、ヘツドは前述したように
スローモーシヨン再生やスチル再生のときも、ノ
ーマル再生のときと同じ走査方向となる。この場
合、再生速度に応じて鋸歯状波の傾斜が変えられ
るのは勿論である。
とき、正弦波電圧SAの平均レベルが鋸歯状波的
に変化することになり、ヘツドは前述したように
スローモーシヨン再生やスチル再生のときも、ノ
ーマル再生のときと同じ走査方向となる。この場
合、再生速度に応じて鋸歯状波の傾斜が変えられ
るのは勿論である。
そして、このスローモーシヨン再生やスチル再
生のときにも、ローパスフイルタ24の出力によ
りヘツド20の走査位置が変えられ、最適走査状
態となるようにされる。
生のときにも、ローパスフイルタ24の出力によ
りヘツド20の走査位置が変えられ、最適走査状
態となるようにされる。
このようにして、再生時、バイモルフ板に所定
の補正電圧が与えられて、ヘツドが記録トラツク
上を最適走査状態で走査するように制御される。
の補正電圧が与えられて、ヘツドが記録トラツク
上を最適走査状態で走査するように制御される。
そして、このような補正がなされた状態で、例
えば、第7図に示すように時点tsでストツプ釦
が押されて停止状態にされると、スイイツチ14
及び15が接点S側に接続される。
えば、第7図に示すように時点tsでストツプ釦
が押されて停止状態にされると、スイイツチ14
及び15が接点S側に接続される。
すると、電源31より発振器32に電源電圧が
印加されて、この発振器32が発振を開始し、こ
れよりは、時点tsより若干の期間PAでは、正弦
波電圧SAよりも大振幅かつほぼ一定振幅で、そ
の後の期間PBでは振幅が徐々に減衰して零にな
る交流信号SCが得られる。そして、この信号SC
がドライブ回路18を通じてバイモルフ板19に
供給される。
印加されて、この発振器32が発振を開始し、こ
れよりは、時点tsより若干の期間PAでは、正弦
波電圧SAよりも大振幅かつほぼ一定振幅で、そ
の後の期間PBでは振幅が徐々に減衰して零にな
る交流信号SCが得られる。そして、この信号SC
がドライブ回路18を通じてバイモルフ板19に
供給される。
即ち、期間PAでは、バイモルフ板には大振幅
信号が与えられて、バイモルフ素子内部の歪みが
平均にかけられ、零点を中心にしてバランスする
ようにされ、次の期間PBでの減衰信号により、
第4図のヒステリシスループにそつて、マイナー
ループを何回も描きながら、徐々に零点にバイモ
ルフ板は収れんするようになる。
信号が与えられて、バイモルフ素子内部の歪みが
平均にかけられ、零点を中心にしてバランスする
ようにされ、次の期間PBでの減衰信号により、
第4図のヒステリシスループにそつて、マイナー
ループを何回も描きながら、徐々に零点にバイモ
ルフ板は収れんするようになる。
ここで、第8図はバイモルフ板を直流電圧で偏
移させた後、上述の第7図に示すような交流信号
を与えたときの残留歪率(=残留歪/偏移量×100%)
の 変化を示すもので、これより明らかなように、期
間PAでの振幅は大きいほどよい。
移させた後、上述の第7図に示すような交流信号
を与えたときの残留歪率(=残留歪/偏移量×100%)
の 変化を示すもので、これより明らかなように、期
間PAでの振幅は大きいほどよい。
ところが、一般にバイモルフ板は、第1図にも
示したように分極の方向に対して逆方向の電界即
ち抗電界をかける場合があり、この抗電界があま
りにも大きくなると分極が消されてしまい、印加
電圧対偏移量が変わつて圧電気効果が小さくなつ
てしまう不都合が生じる。
示したように分極の方向に対して逆方向の電界即
ち抗電界をかける場合があり、この抗電界があま
りにも大きくなると分極が消されてしまい、印加
電圧対偏移量が変わつて圧電気効果が小さくなつ
てしまう不都合が生じる。
第9図は、抗電界として正弦波交流電圧を長時
間例えば500時間かけたときの減極の様子を示す
ものである。この場合、ECは減極が最大、即ち
100%のときの抗電界を示している。
間例えば500時間かけたときの減極の様子を示す
ものである。この場合、ECは減極が最大、即ち
100%のときの抗電界を示している。
以上の第8図及び第9図の特性から、交流信号
SCの期間PAでの振幅の最適範囲を決めることが
できる。即ち、期間PAでの振幅は0.25EC〜
0.75ECであれば最適である。
SCの期間PAでの振幅の最適範囲を決めることが
できる。即ち、期間PAでの振幅は0.25EC〜
0.75ECであれば最適である。
ちなみに、例えば発振器16よりの正弦波交流
信号の振幅は0.05EC程度である。
信号の振幅は0.05EC程度である。
以上述べたようにして、この発明によれば、バ
イモルフ板によるヘツドの走査状態の補正の後に
残る歪が良好に除去され、再生にひきつづいて、
再生ヘツドと同じヘツドで記録しても所期のテー
プ上の走査位置をヘツドは走査するから、記録パ
ターンが重なつたり、トラツク間隔があいたりし
て不連続となるようなことがない。従つて、記録
用ヘツドを特に設ける必要がないので、テープレ
コーダとしてコスト的に有利になる。
イモルフ板によるヘツドの走査状態の補正の後に
残る歪が良好に除去され、再生にひきつづいて、
再生ヘツドと同じヘツドで記録しても所期のテー
プ上の走査位置をヘツドは走査するから、記録パ
ターンが重なつたり、トラツク間隔があいたりし
て不連続となるようなことがない。従つて、記録
用ヘツドを特に設ける必要がないので、テープレ
コーダとしてコスト的に有利になる。
また、再生時における補正のとき、第5図の例
のように、ヘツドを一定周波数で振らせて自動ト
ランキングコントロールをする場合などの場合に
は、ヘツドを振らせる周波数信号をストツプ時か
ら瞬時に遮断するのではなく、一定の時定数をも
つてゆつくりと減衰させながら零にする方法も考
えられるが、この発明においては、比較的大振幅
で一担バイモルフ板を強制的に振動させて歪を零
点を中心にバランスさせてから零にまで減衰させ
るようにしたので、効果はより顕著である。
のように、ヘツドを一定周波数で振らせて自動ト
ランキングコントロールをする場合などの場合に
は、ヘツドを振らせる周波数信号をストツプ時か
ら瞬時に遮断するのではなく、一定の時定数をも
つてゆつくりと減衰させながら零にする方法も考
えられるが、この発明においては、比較的大振幅
で一担バイモルフ板を強制的に振動させて歪を零
点を中心にバランスさせてから零にまで減衰させ
るようにしたので、効果はより顕著である。
なお、期間PAの長さは、歪を零点を中心にし
てバランスさせるのに充分な長さにし、期間PA
+PBの長さはなるべく長い方が良く、次の動作
に支障のない程度であればよい。
てバランスさせるのに充分な長さにし、期間PA
+PBの長さはなるべく長い方が良く、次の動作
に支障のない程度であればよい。
また、バイモルフ板の変位量は、記録開始前に
零にリセツトされれば良いので、消歪動作は補正
動作後であればよく、記録の際に実際の記録に先
立つて所定時間内で行うようにしてももちろんよ
い。
零にリセツトされれば良いので、消歪動作は補正
動作後であればよく、記録の際に実際の記録に先
立つて所定時間内で行うようにしてももちろんよ
い。
また、上述の例は電気機械変換素子としてバイ
モルフ板を用いた場合について説明したが、これ
に限らないことは言うまでもない。
モルフ板を用いた場合について説明したが、これ
に限らないことは言うまでもない。
第1図は電気機械変換素子の一例を説明するた
めの図、第2図は磁気ヘツドが取り付けられた電
気機械変換素子の構造を示す図、第3図は磁気ヘ
ツドの走査方向を説明するための図、第4図は電
気機械変換素子のヒステリシス特性を示す図、第
5図はこの発明によるテープレコーダの要部の一
例の系統図、第6図はヘツドの走査状態を説明す
るための図、第7図はこの発明の説明に供する波
形図、第8図及び第9図はこの発明の説明に供す
る特性曲線図である。 16は発振器、19は電気機械変換素子として
のバイモルフ板、20は磁気ヘツド、22は包絡
線検波回路、23は同期検波回路、24はローパ
スフイルタ、26は鋸歯状波発生器、32は減衰
交流信号の発振器である。
めの図、第2図は磁気ヘツドが取り付けられた電
気機械変換素子の構造を示す図、第3図は磁気ヘ
ツドの走査方向を説明するための図、第4図は電
気機械変換素子のヒステリシス特性を示す図、第
5図はこの発明によるテープレコーダの要部の一
例の系統図、第6図はヘツドの走査状態を説明す
るための図、第7図はこの発明の説明に供する波
形図、第8図及び第9図はこの発明の説明に供す
る特性曲線図である。 16は発振器、19は電気機械変換素子として
のバイモルフ板、20は磁気ヘツド、22は包絡
線検波回路、23は同期検波回路、24はローパ
スフイルタ、26は鋸歯状波発生器、32は減衰
交流信号の発振器である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気機械変換素子上に取り付けられ、この電
気機械変換素子に電圧が与えられることにより走
査方向と交又する方向に移動可能となされた磁気
ヘツドと、 記録時にこの磁気ヘツドにより磁気テープの長
手方向に対し斜めの方向に映像信号を記録して記
録トラツクを形成し、再生時、上記電気機械変換
素子に上記磁気ヘツドの記録トラツクに対するミ
ストラツキング量に応じた補正電圧を与え、上記
磁気ヘツドが上記記録トラツク上を最適の状態で
走査するようにする手段と、 上記補正動作の終了時点から所定時間、又は記
録開始の際の所定時間、振幅が時間と共に徐々に
減衰し、零に収れんする交流電圧を上記電気機械
変換素子に与え、この電気機械変換素子の変位量
を零にする手段とを具備してなる映像信号記録再
生装置。 2 上記零に収れんする交流電圧は、上記補正動
作終了時点直後は、減極率100%のときの抗電界
をEとしたとき0.25〜0.75Eとなされた特許請求
の範囲第1項に記載された映像信号記録再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3500278A JPS54127306A (en) | 1978-03-27 | 1978-03-27 | Tape recorder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3500278A JPS54127306A (en) | 1978-03-27 | 1978-03-27 | Tape recorder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54127306A JPS54127306A (en) | 1979-10-03 |
JPS6231510B2 true JPS6231510B2 (ja) | 1987-07-08 |
Family
ID=12429894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3500278A Granted JPS54127306A (en) | 1978-03-27 | 1978-03-27 | Tape recorder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54127306A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2918259A1 (de) * | 1979-05-07 | 1980-11-20 | Sony Corp | Verfahren und vorrichtung zum beseitigen der remanenten auslenkung in einer piezokeramischen kopfhalterung eines video-rekorders |
JPS5924370Y2 (ja) * | 1979-10-04 | 1984-07-19 | 松下電器産業株式会社 | 機器の動力伝達装置 |
JPS5855954Y2 (ja) * | 1979-10-04 | 1983-12-22 | 松下電器産業株式会社 | 電動調理機 |
JPS5654753U (ja) * | 1979-10-04 | 1981-05-13 | ||
JPS5661029A (en) * | 1979-10-25 | 1981-05-26 | Sony Corp | Magnetic recording and reproducing device |
JPS5661030A (en) * | 1979-10-25 | 1981-05-26 | Sony Corp | Magnetic recording and reproducing device |
JPS6226812Y2 (ja) * | 1979-10-25 | 1987-07-09 | ||
JPS5661028A (en) * | 1979-10-25 | 1981-05-26 | Sony Corp | Magnetic recording and reproducing device |
JP5361662B2 (ja) * | 2009-10-28 | 2013-12-04 | 京セラ株式会社 | 液体吐出ヘッドの使用方法および記録装置 |
-
1978
- 1978-03-27 JP JP3500278A patent/JPS54127306A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54127306A (en) | 1979-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4143405A (en) | Automatic head scan tracking system | |
JPS627603B2 (ja) | ||
JPS6059787B2 (ja) | 映像信号再生装置 | |
CA1124853A (en) | Auto-tracking control system for use in apparatus for reproducing a video signal recorded in successive parallel tracks on a recording medium | |
JPS6231510B2 (ja) | ||
CA1128201A (en) | Open loop servo-system for accurate tracking in a video signal reproducing apparatus | |
US4223358A (en) | Method and apparatus for cancelling the remanent deflection in a _piezoceramic head support means of a video recorder | |
JPS6235165B2 (ja) | ||
JPS6359583B2 (ja) | ||
JPS6118251B2 (ja) | ||
JPS6255205B2 (ja) | ||
JPS622475B2 (ja) | ||
JPH0344374B2 (ja) | ||
JPS6030009B2 (ja) | 自動トラツキング装置 | |
JPS6146888B2 (ja) | ||
JPH0568003B2 (ja) | ||
JPS6126129B2 (ja) | ||
JPS6255206B2 (ja) | ||
JPS6118256B2 (ja) | ||
JPS6161168B2 (ja) | ||
JPS6255204B2 (ja) | ||
CA1134947A (en) | Method and apparatus for cancelling the remanent deflection in a piezoceramic head support means of a video recorder | |
GB2048545A (en) | Cancelling the remanent deflection in a piezoceramic head- support means of a video recorder | |
JPS5918763B2 (ja) | 記録再生機 | |
JPS6145288B2 (ja) |