JPS6255206B2 - - Google Patents

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JPS6255206B2
JPS6255206B2 JP54035334A JP3533479A JPS6255206B2 JP S6255206 B2 JPS6255206 B2 JP S6255206B2 JP 54035334 A JP54035334 A JP 54035334A JP 3533479 A JP3533479 A JP 3533479A JP S6255206 B2 JPS6255206 B2 JP S6255206B2
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JP
Japan
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head
magnetic
supplied
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magnetic head
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JP54035334A
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English (en)
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Masayuki Takano
Sadao Hosoi
Juichi Matsushita
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to AU56254/80A priority patent/AU539426B2/en
Priority to DE19803009469 priority patent/DE3009469A1/de
Priority to AT0139080A priority patent/AT372203B/de
Priority to US06/130,168 priority patent/US4366515A/en
Priority to GB8008543A priority patent/GB2045979B/en
Priority to CA000347579A priority patent/CA1150830A/en
Priority to NL8001573A priority patent/NL8001573A/nl
Priority to FR8005939A priority patent/FR2451614A1/fr
Publication of JPS55129930A publication Critical patent/JPS55129930A/ja
Publication of JPS6255206B2 publication Critical patent/JPS6255206B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
    • G11B5/588Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads
    • G11B5/592Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads using bimorph elements supporting the heads

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 最近の録画再生装置(VTR)は、記録時と同
じテープ速度VTで再生を行うノーマル再生だけ
でなく、テープを停止させた状態で行うスチル再
生、VTより遅いテープ速度で行うスローモーシ
ヨン再生、VTより速い速度で行うクイツクモー
シヨン再生などの種々のテープ速度での再生がで
きるようになつている。
ところで、ノーマル再生のときはテープ速度は
記録時と同じであるので、再生ヘツドのテープ1
上での走査軌跡の傾き角θPは、第1図の矢線2
で示すように記録トラツクTの傾き角θTと等し
く、再生ヘツドは記録トラツク上を正しく走査す
る。
ところが、再生速度を記録時のテープ速度VT
とは変えた場合には、テープ1の移動方向が図中
矢印5の方向であるとすれば、再生ヘツドのテー
プ1上での走査方向はテープ速度VTより速い場
合には矢線3で示すようになり、遅い場合には矢
線4で示すようになり、その傾き角は、それぞれ
θS及びθfで示すように記録トラツクTの傾き角
θTとは異なる。
したがつて、この場合には再生ヘツドは複数の
記録トラツクにまたがつて走査することになり、
ガードバンドノイズ等による影響で再生画像が見
苦しくなる欠点がある。
そこで、再生用回転ヘツドを電気的に制御可能
な可動素子例えばバイモルフ板上に取り付けて、
再生用回転ヘツドが常に記録トラツクT上を正し
く走査するようにする方法が考えられた。
先ず、バイモルフ板について説明すると、これ
は例えば第2図に示すように、両面に金属電極6
a,6bがメツキ等により被着された圧電素子よ
りなる板6と、同様に両面に金属電極7a,7b
が被着された圧電素子よりなる板7とを、例えば
金属電極6bが被着された面と金属電極7aが被
着された面とで接着されて形成される。
ここで、圧電素子よりなる板6及び7はそれぞ
れ分極の向きが厚み方向にそろうようにされてい
るが、この分極の向きと同じ方向に電界をかけれ
ば、圧電気効果により板6及び7は長手方向に伸
びるように変化し、分極の向きと逆向きに電界を
かければ、板6及び7は長手方向に縮むように変
化する。従つて、例えば、板6及び7を、図に示
すように互いの分極の方向が同じとなるように貼
り合わせ、そして、第2図に示すように各電極と
電源Bを接続して、板6に対して電極6aから電
極6bの方向の電界をかけ、板7に対して電極7
bから電極7aの方向の電界をかければ、バイモ
ルフ板は図示のように歪曲し、その変位は電圧の
大きさに応じたものとなる。また、電界の方向を
逆とすればバイモルフ板の変位の方向も逆とな
る。
従つて、このようなバイモルフ板の一端を第3
図A及びBに示すように基板8に接着剤9により
固定し、バイモルフ板の他端に磁気ヘツド10を
取り付け、さらに上述のようにバイモルフ板の電
極に電圧を印加すれば磁気ヘツド10は、第3図
Aにおいて矢印で示すように、走査方向と交叉す
る方向に変位する。
VTRにおいては、この磁気ヘツドが取り付け
られたバイモルフ板を回転体例えば上ドラムにヘ
ツド10を外側に臨ませた状態で固定するもの
で、ヘツド10はその回転軸方向に変位すること
になる。
したがつて、ノーマル再生のときの第1図で矢
線2で示す走査方向と、他のテープ速度で再生し
たときの同図で矢線3または4で示す走査方向と
のずれの量に応じた電圧、すなわち、この場合に
は鋸歯状波電圧をバイモルフ板に供給すれば、回
転磁気ヘツドは1本の記録トラツクTを正しく走
査するようになり、ノイズのない再生画像が得ら
れるものである。
ところで、このバイモルフ等の電気機械変換素
子は、その変換特性にヒステリシス特性を有す
る。したがつて、上記の補正動作が終了してバイ
モルフ板に補正電圧が供給されなくなつたときに
もバイモルフ板はもとの状態に完全に戻るのでは
なく、残留歪を残し、もとの状態よりも偏倚した
状態で停止してしまう。この残留歪はバイモルフ
板の偏向量(ヘツドの偏向量)が大きい場合は大
きなものとなり、従つて、スローモーシヨン再
生、スチル再生やクイツクモーシヨン再生をした
後は大きな残留歪となるおそれがある。
ところが再生が終了して上述の補正動作が終了
した後、これに続いて記録を行なう場合、上述し
たような残留歪があると、その磁気ヘツドのテー
プ上の走査位置は所期の記録トラツク位置とは異
なる位置となり、したがつて、記録トラツクの配
列の間隔が不整列になり、記録トラツクが前の記
録トラツクと重なつたりする不都合を生じる。
このため、従来は、このバイモルフ板上に取り
付けられたヘツドは再生専用とされ、記録用回転
ヘツドは別に設けられるようにされている。した
がつて、それだけヘツド数が多くなつてVTRと
して高価なものとなつてしまう欠点があつた。
ところで、磁気ヘツドの基準面に対する高さ位
置が検出できれば、その検出出力を利用して磁気
ヘツドの高さ位置を制御することは可能であるか
ら、記録時、ヘツドを所定の高さ位置に持ち来た
すように制御することができ、上記の欠点は除去
できるものである。
この発明は、上述のような場合に適用して好適
な磁気ヘツドの高さ位置調整装置に関し、特に、
検出手段として1対の磁気ヘツドを用いるととも
に、その配置の仕方を特殊にし、その検出出力を
利用することにより、ヘツド高さ位置調整を容易
になすことができるようにしたものである。
以下、この発明による磁気ヘツドの高さ位置調
整装置の一例を、映像信号用のVTRの回転磁気
ヘツドの場合を例にとつて第4図以下を参照しな
がら説明しよう。
第4図は、この発明装置の一例のVTRの回転
ドラム装置の一例の構造を示すものである。
図において、11は固定の下ドラム、12は回
転上ドラムで、13は回転軸である。
回転上ドラム12の下面にはバイモルフ板14
が、その一端側がこの下面に被着されることによ
り取り付けられるとともに、このバイモルフ板1
4の他端側は遊端とされ、この遊端側に磁気ヘツ
ド15が取り付けられる。なお、回転上ドラム1
2の下面の、バイモルフ板14にヘツドが取り付
けられる他端側部分には凹部16が形成されて、
バイモルフ板14の他端側が遊端となるようにさ
れるものである。
そして、この発明においては、ヘツド15の基
準面からの高さ位置を検出する1対7検出手段が
設けられる。
この例では基準面はシヤーシ17とされ、1対
の検出手段としては、一方はヘツド15自身とさ
れ、他方はシヤーシ17に対して固定された磁気
ヘツド18とされる。
すなわち、磁気ヘツド18はシヤーシ17上に
取り付けられた台19上に装着される。
この場合、ヘツド15の回転周面に対向する位
置にヘツド18は配される。
そして、1対のヘツドの一方に信号が供給さ
れ、他方のヘツドにてこの一方のヘツドの漏れ磁
束が検出されて、映像信号用回転ヘツド15のシ
ヤーシ17に対する高さ位置が検知されるように
なされる。
ここで実際のヘツド18の出力を調べてみる。
先ずヘツド15の空隙gAの幅方向がヘツド1
8の空隙gBの幅方向とほぼ平行する場合、即ち
ヘツド15と18とが第5図に示す関係に配され
ている場合について調べると第6図A〜Cに示す
ような出力特性が一例として得られる。第6図A
は、ヘツド15とヘツド18が丁度対向した位置
でヘツド15を上下方向に変位させたときの出力
振幅の変化である。実際には、ヘツド15は回転
体に載置されるので、回転位相を横軸にとると、
出力振幅は第6図Bのような出力特性となる。第
6図Bにおいて実線は丁度高さが一致している場
合で、点線は上または下のいずれかの方向に変位
している場合である。
ところで、この第6図Bの出力波形において、
中心の部分と両側の部分とではキヤリアの位相が
反転している。したがつて、ヘツド15に与えて
いるキヤリアでヘツド18に得られるキヤリアを
位相検波すれば位相の変化が検出出来る。そし
て、その位相検波器の出力を積分すると、第6図
Cに示すような出力波形が得られる。この図で
も、実線は丁度高さが一致している場合、点線は
上または下のいずれかの方向に変位している場合
である。
これらの波形の性質を利用すれば制御用の信号
を作ることが出来るが、この第5図の配置の場合
には上下いずれの方向にずれても振幅が変わるだ
けであるため、直接に変位の方向、即ち上か下か
のどちらにずれているかの情報は得られない。
次に第7図に示すようにヘツド15とヘツド1
8との空隙gAとgBの幅方向が交叉するように配
された場合には次のような特性となる。
すなわち、このように配置した場合には、ヘツ
ド15を高さ方向に変位させたときのヘツド18
より出力は第8図A〜Cのように変化する。第8
図Aは丁度高さが合つた場合、第8図Bは例えば
下方にずれた場合、第8図Cは上方にずれた場合
を、それぞれ示す。それぞれの図において、横軸
はそのときのヘツド15の回転位相を示す。
これら第8図A〜Cから明らかなように、ヘツ
ドの高さ位置がずれた場合には、上方にずれた場
合と、下方にずれた場合とで、キヤリアの位相が
反転している両側の部分の振幅の変化が左右で異
なるとともに波形の位相が変化する。
この場合は、位相検波器の積分出力は、第9図
に示すように変位方向に応じて変化するようなも
のとなる。したがつて、例えば回転位相を示すサ
ンプルパルスを適当な位置に設定すれば、制御信
号が直接得られる。
また、例えば第6図Bにおける矢印の点に着目
すると振幅及び位相特性は第10図A及びBに示
すように変化することになる。なお、第10図B
は位相検波回路の出力の特性と考えてよい。
この場合ヘツド15と18のギヤツプgAとgB
との幅方向を平行よりも交叉させた方が変化特性
はより急激なものになる。
以上説明した諸事実を利用すれば種々の制御回
路、方式を考えることが出来る。
以下、そのいくつかの例について説明しよう。
第11図の例は、記録時に、ヘツド15の高さ
位置を検出するとともに、その検出出力を利用し
てヘツド15を上述した高さ位置に持ち来たすよ
うに制御する場合の例で、検出出力の振幅及び位
相特性の両方を用いた例である。
第11図で、20は記録アンプで、記録時、こ
れよりヘツド15に記録電流が供給される。そし
て、ヘツド15が回転してヘツド18に対向する
位置に来ると、ヘツド15よりの磁束がヘツド1
8にて検出され、その検出出力が再生アンプ21
に供給される。この再生アンプ21の出力はレベ
ル検出器22に供給されて振幅が検出され、その
出力は極性決定回路23に供給される。
再生アンプ21の出力は、また、位相検波回路
24に供給され、一方、記録アンプ20よりの記
録信号電流がこの位相検波回路24に供給され
る。前述のように、ヘツド18の検出出力の位相
は、ヘツド15に供給される信号に対して位置
Hoを境にして反転することから、この位相検波
回路24においては、ヘツド15がシヤーシ17
に対して位置Hoから回転軸方向の上または下の
どちらの方向にずれているかで異なる検出出力が
得られ、その検出出力が極性判別回路25に供給
されて、これにてずれの方向が検出され、その出
力が極性決定回路23に供給されて、これよりは
ずれの方向に応じた極性でずれの量に応じたレベ
ルの検出出力が得られる。そして、この検出出力
は制御回路26に供給され、この制御回路26の
出力がドライブ回路27を通じてバイモルフ板1
4の電極に供給されて、ヘツド15が高さ位置
Hoになるように制御される。なお、この例の場
合、ヘツド18にてヘツド15よりの磁束が検出
されるのは短い時間であるが、制御回路26にお
いては、その補正信号がヘツド15の1回転期間
保持されるようになされるものである。
ここで、ヘツド18よりの検出出力の位相変化
の、特に、回転方向のヘツド15の移動につれて
位相が急激に反転する位置PS(ヘツド15の空
隙の中心とヘツド18の空隙の中心が回転軸方向
にそろう位置に対応)に着目して、ヘツド15及
び18の相対的な回転軸方向の位置を変えると、
この検出出力の位相の急激に反転する位置PS
は、第12図に示すように、ヘツド15の回転方
向に動く。
そして、今、一方のヘツドを固定し、他方のヘ
ツドの高さ位置を変えて考えた場合、他方のヘツ
ドの高さ位置の変動量と検出出力の位相が急激に
変動する位置PSの変化量は対応したものとなる
から、この位置PSの変化量を利用して、ヘツド
15の高さ位置の検出ができる。
第13図はこの場合の例で、一対の検出用磁気
ヘツドとしては前述と同様にヘツド15と、シヤ
ーシ17に対して一定の高さ位置に固定された磁
気ヘツド18が用いられる。
そして、この例の場合、ヘツド15は例えば一
定の回転数で回転するようにされ、この状態にお
いて、発振器34よりの一定周波数の信号が記録
アンプ35を通じてこのヘツド15に供給され
る。
ヘツド18にては、このヘツド15よりの磁束
が検出され、その出力が再生アンプ36を通じて
位相検波回路37に供給され、一方、発振器34
よりの発振信号が位相検波回路37に供給され
て、再生アンプ36よりの出力が位相検波され
て、これより検波出力PA(第14図A)が得ら
れる。この検波回路37の出力PAは積分回路3
8に供給されて、これにて比較用台形波PB(同
図B)が形成され、これがサンプルホールド回路
39に供給される。
一方、40はパルス発生器で、これよりは、ヘ
ツド15の所定の回転角位置においてパルスPG
(同図C)が得られ、これにより単安定マルチバ
イブレータ41がトリガされて、これよりはパル
ス幅τのパルス信号SD(同図D)が得られ、こ
れがさらにサンプリングパルス形成回路42に供
給されて、これよりはパルスPGの時点からτだ
け経過した時点でサンプリングパルスSE(同図
E)が得られる。
そして、このサンプリングパルスSEがサンプ
ルホールド回路39に供給されて、積分回路38
よりの比較用台形波の傾斜部分がサンプリングさ
れ、そのサンプリング値がホールドされる。
この場合、ヘツド15及び18の空隙の中心位
置が回転軸方向に一致した位置H2において、ヘ
ツド15が回転するとき、比較用台形波の傾斜部
分の例えば中央部がサンプリングパルスSEにて
サンプリングされるように単安定マルチバイブレ
ータ41の時定数時間τが選定される。
したがつて、ヘツド15が高さ位置H2にあれ
ば、サンプルホールド回路39の出力SFの値は
常にEOとなる。
ところが、前述したように位相検波回路37の
出力PAは、ヘツド15の高さ位置が変われば、
その急激に変化する時点が変わるから、比較用台
形波PBの傾斜部分の位置が第15図に示すよう
に変わる。例えば上述した位置H2における比較
用台形波PBが第15図の実線で示すものである
とすると、この位置H2よりもヘツド15が回転
軸方向の上側にずれた場合には、比較用台形波P
Bは同図の破線で示すようなものとなり、下側に
ずれた場合には、比較用台形波PBは同図の一点
鎖線で示すようになり、時間軸上で波形の出現位
置が変位する。
したがつて、この第15図からもわかるよう
に、サンプルホールド電圧は、ヘツド15が上側
にずれたときは電圧EOより高い電圧EUとなり、
下側にずれたときは電圧EOより低い電圧EDとな
り、しかも、その値は、ずれ量に応じたものとな
る。
このサンプルホールド電圧とヘツド15の高さ
ずれとの関係を第16図に示す。すなわち、回転
磁気ヘツド15と、固定されたヘツド18との回
転軸方向の距離に対してサンプルホールド電圧は
単調関数となる。
したがつて、このサンプルホールド電圧によ
り、固定されたヘツド18に対するヘツド15の
高さずれ量を知ることができる。すなわち、ヘツ
ド15の基準面であるシヤーシ17よりの高さ位
置が検出されるものである。
そして、このサンプルホールド電圧が制御回路
43に供給され、この制御回路43の出力がドラ
イブ回路44を通じてバイモルフ板14に供給さ
れることにより、例えば、ヘツド15の高さ位置
が上述の位置H2になるように制御される。
なお、第13図では説明上、発振信号をヘツド
15に供給するようにしたが記録時においては、
ヘツド15には発振信号に代えて記録信号(例え
ばFM信号)を供給するようにしても上述と同様
の作用及び効果が得られるものである。
ところで、上述の例は、記録再生用ヘツドが1
個の場合で、テープはドラムの全周分に巻きつけ
られるので、1対の検出手段はテープを介して設
けられるものであるが、記録再生用ヘツドが2個
以上用いられる装置の場合、例えば、第17図の
ように2個の記録再生用ヘツド15a及び15b
が用いられる場合には、テープ1はドラムの180
度の角範囲分に巻き付けられるようにされるの
で、このテープ1が巻き付けられていない180度
範囲部分のいずれかの位置に一方の検出用ヘツド
18を設けることができる。この場合には、テー
プ1を介さないで、ヘツド15a及び15bより
の磁束がヘツド18にて直接的に検出できる。
また、この第17図の例の場合には、ヘツド1
5aまたは15bがテープ1上を走査しない回転
角位置で、高さ位置の検出がなされるので、記録
時においてもヘツド18によつてヘツド15aま
たは15bよりの磁束を検出する区間のみ記録信
号電流に代えて、一定周波数の信号などの検出の
容易な信号をヘツド15aまたは15bに供給す
るようにすることができる。
また、この例の場合、ヘツド15a及び15b
にて信号を再生する状態の場合には、ヘツド18
に信号電流を供給し、このヘツド18よりの磁束
をヘツド15aまたは15bにて検出することに
より、ヘツド15aまたは15bの高さ位置の検
出が可能であり、前述したような高さ位置の制御
ができるものである。
第18図はこの発明のさらに他の例の回転磁気
ヘツド装置の例で、この例は基準面は回転上ドラ
ム12の下面12aとされ、1対の検出用磁気ヘ
ツドとしては記録再生用の回転ヘツド15とは別
の2個のヘツド45及び46が用いられる。
すなわち、第18図に示すように、一方のヘツ
ド45はバイモルフ板14上に取り付けられ、他
方のヘツド46は回転上ドラム12の下面12a
に取り付けられ、かつ、両ヘツドのギヤツプ面が
対向するようにされるとともにそれぞれの空隙を
含む平面が互いにほぼ直交するようにされる。
そして、例えば記録時の高さ位置制御に当たつ
ては、記録信号電流がヘツド15だけでなくヘツ
ド45にも供給され、このヘツド45からの磁束
がヘツド46で検出され、その検出出力により、
ヘツド15の高さ位置が検出され、前述の場合と
ほぼ同様にしてバイモルフ板14が制御されて、
ヘツド15が所定の高さ位置に持ち来たされるよ
うになされる。
この例の場合には、1対のヘツド45及び46
により、常時、検出出力が得られるので、ヘツド
15の高さ位置の制御がヘツド15の回転に関係
なく連続して行なわれるものである。また、回転
ドラムが停止した状態でもヘツド15の高さ位置
検出及びその制御を行うことができる。
なお、この例の場合、記録時であつてもヘツド
45には記録信号電流の代わりに一定周波数の連
続信号を供給するようにできる。また、ヘツド4
6に信号を供給して、この信号46からの磁束を
ヘツド45で検出するようにしてもよい。
以上のようにして、この発明によれば、1対の
検出用磁気ヘツドを、それぞれの空隙を含む平面
が互いに交叉するように配するとともに、一方の
磁気ヘツドよりの漏れ磁束を検出したときの検出
出力の特に、位相特性を利用することにより磁気
ヘツドの基準面からの高さ位置を検出することが
できる。したがつて、この検出出力を利用してこ
の磁気ヘツドの基準面からの高さ位置を制御する
ことが容易にできる。そして、記録時、磁気ヘツ
ドを特定の高さ位置に持ち来たすことができるの
で、ヒステリシスを有する可動素子上に取り付け
られた磁気ヘツドを記録再生兼用とすることがで
きるものである。
なお、以上の例は、記録・再生用の回転磁気ヘ
ツドの場合であるが、固定の磁気ヘツドの場合に
も、この発明装置が適用できることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープ速度とテープ上での回転ヘツド
の走査軌跡の関係を説明するための図、第2図及
び第3図はバイモルフ板を説明するための図、第
4図はこの発明装置の一例の回転磁気ヘツド装置
の一例を示す図、第5図〜第10図は1対の検出
用磁気ヘツドの配置関係及びその出力特性を説明
するための図、第11図はこの発明装置の一例の
系統図、第12図は1対の検出用ヘツドの出力特
性を説明するための図、第13図はその出力特性
を利用したこの発明装置の一例の系統図、第14
図〜第16図はその動作の説明のための図、第1
7図及び第18図はこの発明装置が適用される回
転磁気ヘツド装置の他の例を示す図である。 11は固定の下ドラム、12は回転上ドラム、
14はバイモルフ板、15は映像信号用磁気ヘツ
ド、17はシヤーシ、18は1対の検出用ヘツド
の一方を構成する磁気ヘツド、45及び46は1
対の検出ヘツドを構成する磁気ヘツドである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気的に制御可能な可動素子に設けられた第
    1の磁気ヘツドと、 この第1のヘツドに対して、この第1のヘツド
    の磁気空隙を含む平面とその磁気空隙を含む平面
    とが互いに交叉するように基準面上に配された第
    2の磁気ヘツドと、 上記第1及び第2の磁気ヘツドの一方には所定
    の信号が供給されて、他方の磁気ヘツドにおいて
    一方の磁気ヘツドからの磁束を検出してこの磁束
    の位相情報及び振幅情報を得る情報検出手段と、 上記情報検出手段よりの少なくとも位相情報に
    基づき上記可動素子を制御する制御手段とを有
    し、 上記第1の磁気ヘツドの高さが所定高さに維持
    されるようになされた磁気ヘツドの高さ位置調整
    装置。
JP3533479A 1979-03-15 1979-03-26 Height position detection unit of magnetic head Granted JPS55129930A (en)

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DE19803009469 DE3009469A1 (de) 1979-03-15 1980-03-12 Automatische hoehensteuervorrichtung fuer einen magnetkopf der an einer elektrisch ablenkbaren einrichtung befestigt ist
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US06/130,168 US4366515A (en) 1979-03-15 1980-03-13 Automatic head height control apparatus
GB8008543A GB2045979B (en) 1979-03-15 1980-03-13 Magnetic head arrangements
CA000347579A CA1150830A (en) 1979-03-15 1980-03-13 Automatic head height control apparatus
NL8001573A NL8001573A (nl) 1979-03-15 1980-03-17 Magneetkophoogteregelinrichting.
FR8005939A FR2451614A1 (fr) 1979-03-15 1980-03-17 Installation de commande pour la tete dynamique d'un appareil d'enregistrement video sur bande

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JPS5532241A (en) * 1978-08-25 1980-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic recorder and reproducing device of rotary head type
JPS55122231A (en) * 1979-03-15 1980-09-19 Sony Corp Height position detection unit of magnetic head

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