JPS6230948A - 空燃比検出装置 - Google Patents

空燃比検出装置

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JPS6230948A
JPS6230948A JP60169841A JP16984185A JPS6230948A JP S6230948 A JPS6230948 A JP S6230948A JP 60169841 A JP60169841 A JP 60169841A JP 16984185 A JP16984185 A JP 16984185A JP S6230948 A JPS6230948 A JP S6230948A
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清光 鈴木
Masayuki Miki
三木 政之
Takao Sasayama
隆生 笹山
Minoru Osuga
稔 大須賀
Takashige Ooyama
宜茂 大山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、空燃比検出装置に係り、特に、内燃機関の空
燃比を広範囲を制御するのに用いるのに好適な空燃比検
出装置に関する。
〔発明の背景〕
従来、内燃機関用の空燃比検出装置としては、理論空燃
比を検出する装置が、広く内燃機関の制御用に用いられ
ている。
しかし、近年、燃料消費率の改善のためにり−ンバーン
制御用の空燃比検出装置の開発が進められている。その
−例としては、例えば、米国特許4282080  (
特開昭55−125448号−)に記載のように、拡散
抵抗体から拡散してくる酸素を固体電解質セルによりく
み出す時流れる限界電流値によりり一ン空燃比を検出す
るものが知られている。
また、米国特許41.58166  (特開昭53−6
6292号)によって、拡散抵抗体から拡散してくる一
酸化炭素等と固体電解質セルによりくみ入れる酸素とを
反応させ、この時固体電解質セルを流れる限V−電流に
より、リッチ空燃比を検出するものが知られている。
しかしながら、リーンからリッチまでの幅広い空燃比範
囲の検出の可能なものは知r)れていない。
〔発明の[1的] 本発明の[j的は、リーンからリッチまでの空燃比検出
の可能な空燃比検出装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明は、センサ部分の起電力の測定と、この起電力を
一定するような制御とを交互に行い、この制御時にセン
サ部分に流れる電流により空燃比を検出するものである
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例について、以下図面を用いて説明する
最初に、本発明に用いるセンサ部分の一例について、第
1図を用いて説明する。袋管状の検出部10は孔11を
有する保護管12内に配置され、ネジ13を有する栓体
14内に固着されている。
そして、排ガスの流動する排気管15に装着される。ま
た、16は電極端子、17はヒータ端子であり、これら
の端子を介して検出部は電子回路と接続される。なお、
袋管状の検出部であるジルコニア固体電解質10の内部
には、これを加熱するための棒状のヒータ(アルミナ棒
に形成したWヒータなど)が装着される。このヒータは
検出部のジルコニア固体電解質を少なくとも600℃以
1−の高温にして、そのインピーダンスを小さくするた
めである。検出部10は袋管状のジルコニア固体電解質
の内側と外側にそれぞれ電極(白金などで構成される)
をもうけ、外側の電極上に多孔質状の拡散抵抗体を形成
したものである。そして、固体電解質の内側には大気が
導入され、外側は排ガス雰囲気中にさらされる。
本発明に使用されるセンサ部分の他の−・例を第2図に
示す。この図はジルコニア固体電解質が平板、拡散抵抗
体が1−個の孔よりなる場合を示している。大気はジル
コニア固体電解質20内の通路32を介して、第1の電
極22部へ導入される。
排ガス中の残存酸素や未燃ガスは孔形状の拡散抵抗体2
4を介して、拡散室31内の第2の電極2:3部へ拡散
で流入するものである。ジルコニア固体電解質20はこ
れに固着されたアルミナ絶縁層211内のヒータ2 J
−2によって、高温度に加熱制御される。
いずれにしても、ジルコニア固体電解質は一対の電極を
有し、一方には大気が導入され、他方には拡散抵抗体を
介して排ガスが拡散で流入する構造であれば、どのよう
な形状でも基本的には良い。
次に、本発明の動作原理について、第3図を用いて説明
する。
第3図(a)、(b)において、1は酸素イオン伝導性
の固体電解質であり、その両面には白金電極3a、3b
が形成されている。電極3aは、大気に接し、電極3b
は、多孔質の拡散抵抗体2を介して排気に接している。
本検出装置は、同図(、)に示したように、固体電解質
1に電圧Vを印加して電流Tp を流し、拡散抵抗体2
内に酸素を出し入れする動作と、同図(b)に示したよ
うに、固体電解質1に発生する起電力Eのみを測定する
動作を、時分割的に回路を交互にしゃ断することにより
行うものである。同図(a)に示した電流IPは、絶対
値や方向が空燃比によって変化する。これは、同図(b
)に示した期間に測定した起電力Eが常に一定値になる
ように、電圧Vの値を増減し、拡散抵抗体2内の酸素を
出し入れしているためである。同図(c)に示したよう
に、電極38の端子電圧を見ると、電流Ipを流す期間
1+ の電圧は、空燃比により変化する(Vz、Vzの
ように)。一方、起電力Eを測定する期間teの電圧は
、空燃比が変化しても、E一定のまま保たれる。つまり
、この起電力Eが一定になるように印加電圧■を変化さ
せるのである。
次に、空燃比が変化した場合の拡散抵抗体2内の酸素濃
度分布の変化と、酸素の移動やIpの関係を第4図によ
り説明する。第4図(a)は、リーン域の動作を示した
もので、空燃比がλの場合の、IP、02の移動、02
濃度の分布のそれぞれを1゛ 1層、で示し、λ′の場合を点線で示した。ここで、λ
′〉λ〉1の関係と仮定する。空燃比がλの場合は、排
気中の酸素濃度は、PO2どなっているため、拡散抵抗
体2の排気側の酸素濃度はPo2となっている。ここで
、あらかじめ別の期間に測定された起電力Eが一定にな
るように電流IPを流すので、拡散抵抗体2内の酸素は
、大気側に引き抜かれ、電極3b近傍の酸素濃度が常に
一定値POになる。ここで例えば、起電力Eを0.5 
■とすると、Poは1.0−” %程度となる。次に、
空燃比がλ′ (λ′〉λ)に変化すると、拡散抵抗体
2の排気側の酸素濃度はPo2’ と大きくなるが、こ
こでも起電力Eを常に一定にするように、IPよりも大
きな電流■P′を流すため、電極3b近傍の酸素濃度は
、一定値Poに保たれる。このように、酸素濃度がPO
2からPo2’  (Po2’ > PO2)に変化し
た場合、Poを一定に保つために、多くの酸素量を移動
する必要がある。すなわち、電圧■をV’  (V’ 
>V)に変化させて、Ip を■P′(Ip’>Ip)
に増加する。このため、この時の電流値、すなわち電圧
値は、空燃比に比例するようになる。
第4図(b)は、リッチ域での動作を示している。
空燃比がλ′ (λ’<1−)のリッチ域では、COな
どの可燃性ガスが発生するために、電極3b近傍の酸素
濃度をPoにするには、02を大気側から、排気側に送
り込む必要がある。このため、固体電解質1に加わる電
圧の極性を反転し、電流■P′をリーン域とは逆方向に
流す。この動作により、電極3b近傍の酸素濃度はPo
に保たれる。
拡散抵抗体2中に示した実線は、−酸化炭素COの濃度
分布を示したもので、排気側がPcoで、電極3b側が
ほぼ零のPOとなる。空燃比がλ′よりもさらに小さく
なると、多くのcoが存在し、拡散抵抗体2内に拡散し
てくるため、電極3b近傍の酸素濃度をPoに保つため
には、より多くの酸素を送り込む必要がある。このため
、v′を増加し、TP″′を増加する。すなわち、空燃
比が変化すれば、V′は変化する。
以上の原理により、リッチからリーン域において空燃比
が測定できるわけであるが、ここで電流の方向を反転す
る必要がある。本発明では、この動作を、λ=1.0の
点を検出することなく、自動的に行うようにした。以下
、これについて説明する。
第5図(a)は、リーン域の動作である。排気側の電極
3bは、ある一定の電位Vpoを持ったポテンシャルグ
ランド4に接続されている。リーン域ではIPを矢印の
方向に流すため、電極3aの電圧Vp をVpaよりも
大きくする。つまり、Vp>Vpoとすれば拡散抵抗体
2内の酸素が大気側に引き抜かれる。次に、第5図(b
)に示したリッチ時には、Vp をVp <Vpoとな
るように小さくすると、IPはリーン時とは逆に流れ、
拡散抵抗体2内に酸素が送り込まれている。
以上のように、電極3bをポテンシャルグランド4に接
続し、電極38側の電圧を上下することにより、自動的
にIPの方向を反転させることができる。このポテンシ
ャルグランドの構成については後述する。
第6図に、本発明の一実施例の検出装置の駆動回路の全
体の構成を示す。5はA端子とB端子に0N−OFF信
号を交互に出力するマイクロコンピュータであるが、通
常のコンデンサーと抵抗を用いた発振回路でも良い。A
端子にON信号が出力されると、スイッチSWsはON
(導通)し、この期間B端子にOFF信号が出力され、
スイッチSW2は0FF(非導通)となる。スイッチS
W1 がONになると、固体電解質1に電流Ipが流れ
る。次の期間に、A、B端子の0N−OFF状態が逆転
し、スイッチSW2がON、スイッチSW1がOFFと
なる。このスイッチSW2がONとなる期間は起電力E
を測定する期間である。
この期間に検出された起電力Eは、ホールド回路(II
) 6によりホールドされ、スイッチSWzがOFFした時
でも起電力Eの値は維持される。次に、差動積分回路7
により、起電力Eとリファレンス値Ere1 が比較さ
れ、E<Ereiの場合は差動積分回路7の出力Vpo
が増加し続ける。ここで、固体電解質1には、スイッチ
SW1がON したときに、この出力Vpが印加される
。また、E > E r。、の場合は、差動積分器7の
出力Vpは減少し続ける。
以1−のように、起電力EがErax になるように、
出力VPHを−L下して電流Ip を制御する。なお、
前述したように、リッチ域では、出力VpがVpaより
も小さくなるように、出力Vp を減少させる。
また、回路の出力としては、ポテンシャルグランド4と
電極3bの間に固定抵抗R1を設けて、その端子電圧を
ホールド回路8によりホールドし、出力V o u t
 とする。出力Voutは、抵抗R1が固定抵抗のため
、電流値TPに比例した値となる。
第7図には、空燃比がリッチからリーンまで変化した場
合の各部の信号レベルと、スイッチ5WISW2の動作
を示した。(a)は実際の空燃比の変化であり、λ〈1
からλ〉1まで変化している。
(b)はスイッチSWz を介して電極3aに印加され
る電圧Vp ’ 、(c)は、差動積分回路7に入力さ
れる起電力Eを示した。空燃比が、急にリーン側に変化
すると、拡散抵抗体2内の酸素量が増加するため、起電
力EはEretよりも小さくなる。
このため差動積分回路17の出力Vpは、増加し続ける
。やがて、空燃比が一定値におちつくと。
出力Vpも一定値に収束する。このとき、起電力Eは、
E vexに収束している。(d)と(e)は、スイッ
チSWzとSWzのONする期間であり、0N−OFF
の周期は、通常の空燃比の変化時間より十分に小さくし
ておけば良い。また、(f)は、V o u t を示
し、リッチ域ではV。ut<Vpaとなっているが、リ
ーン域に変化すると、V ou t > V paとな
る。
以上のように回路は、起電力EがEy61になるように
出力Vp を上下する。また、リーンからリッチ域に空
燃比が変化した場合は、出力Vpは減少し、出力V o
 u tも減少する。
第8図には、空燃比(空気過剰率)λに対するV o 
u tの関係を示した、λ=1.0では、理論的に、I
p=Oとなるために、Vout =Vpaとなる。
λ〈1−では、V ou t < V poで、λ〉1
では、Vout>Vpaとなる。つまり、λ=1.0 
を境として、電流TPの方向が自動的に反転し、リッチ
からリーンまでの空燃比が連続的に測定できる。
次に、この検出装置の動作の物理的な意味を説明する。
第9図では、固体電解質に印加する電圧■を増加させて
いった場合の、電流値■を示した特性である。電圧Vを
零から増加していくと、(a)の範囲では、酸素イオン
伝導により、電圧Vに比例して電流Iが増加する。さら
に電圧■を増加すると拡散抵抗体2の作用で酸素の流れ
が律せられ、電圧Vを増加しても電流Iが変化しなくな
る((b)の範囲)。この時の電流■は限界電流値と呼
ばれる値である。
今、空燃比がある一定の値となっているときの第6図の
回路の動作原理を、第9図の実線の特性により示す。差
動積分回路7の出力Vpが、今、(a)の範囲の電圧だ
ったとすると、この時端子間に発生する起電力Eはほぼ
零となっている。このため、差動積分回路7は出力Vp
を増加させる。
やがて、出力Vが(b)の範囲に入ってくると端子間に
は起電力が発生し始め、起電力がE r e tになっ
た時に出力Vpの増加は停止し、Vcに収束する。この
時、固体電解質1には、電流Ipが流れる。この電流I
pは、前述した限界電流値と等しく、空燃比に比例した
値となる。
また、第9図の点線で示した特性は、固体電解質1の温
度が低くなった場合のものである。ここで、出力Vpが
Vcのままでは、電流値はILとなり限界電流値を示さ
ないが、本発明の回路では、Vp=Vcの状態では、E
寺0と判定するために、出力Vpをさらに増加し続け、
起電力EがE vexになる値Vc’ に収束する。こ
のため、この時固体電解質1に流れる電流値は、やはり
限界電流値となる。このように、本発明による検出装置
は、固体電解質1の温度が変化しても常に限界電流値に
相当する電流値を固体電解質1に流す。
第10図は、固体電解質1の温度が一定で、空燃比λが
変化した場合の特性を、それぞれの空燃比λ1.λ2.
λ8.λ番について示した(λ1〉λ2〉λ8〉λ4)
。空燃比がλ1の場合は、端子間の起電力がErefと
なるには、固体電解質1にV P 1の電圧を印加する
必要があるため、出力VPHはVpzまで上昇し、V 
p sに収束する。このときの電流値はIpzで、空燃
比λ工における限界電流値に一致している。また、空燃
比がλ2となった場合は、出力Vpuは減少しVpxに
収束し、電流値はIpzとなる。以下、空燃比がλ8.
λ番の場合も同様に、それぞれの限界電流値IP8. 
IF5を固体電解質1に流す。第6図に示した回路は、
この電流値に比例した出力を出すため、常に限界電流値
がモニターできる。
第11図は、固体電解質1の温度Tを変化させた場合の
出力の変化を示した。なお、ここでは空燃比は一定であ
る。第1図の(b)は、第9図に示したように常に、一
定の電圧Vaを固体電解質1に印加した場合の特性であ
り、(a)は本発明による検出装置の出力特性である。
前述したように、温度Tが変化しても、常に限界電流値
をモニターできるために、出力の温度依存性は少ない。
第12図は、温度Tを一定とした空燃比λを変化させた
場合の、出力特性である。(b)は、固体電解質に印加
する電圧を一定とした場合の特性である。第10図から
れかるように、例えば、電圧をVpa一定となると、空
燃比λが大きくなるのにつれて、限界電流値が測定でき
なくなり、第12図(b)に示したように、大きな空燃
比λで、空燃比λに対するゲインが低くなる。また、(
a)の特性は、本発明の検出装置によるもので、空燃比
λが変化しても、電圧Vpを変化させて常に限界電流値
を測定するために、λが大きくなっても、λに対する出
力値のゲインは変わらない。
第13図は、本発明の一実施例による検出装置の回路の
具体的な構成の一例である。5は、マイクロコンピュー
タか、ま′たは発振器である。ホールド回路6は、コン
デンサCIとバッファアンプA1から成っている。ホー
ルド回路6でホールドされた起電力Eは、差動積分回路
7に入力される。
この差動積分回路7で、起電力Eと基準電圧E、。。
が比較され、E < E raiの場合、電圧Vpは増
加し続け、E > E rexの時、電圧Vpは減少し
続ける。この積分動作は、起電力EがErezに収束す
るまで続けられ、収束すれば、電圧Vpもある一定値に
収束する。この電圧Vpは、バッファアンプA2とスイ
ッチS界工を介して、電極3aに印加゛される。一方、
ポテンシャルグランド4は、バ、ツファアンプA8より
成っており、電圧Vpo一定ーの値を出力している。こ
こで、スイッチSWiがONL、て、電圧Vpが固体電
解質1に印加される場合に、Vp >Vpaの場合は、
電流は、バッファアンプA1.固体電解質1を通り、バ
ッファアンプA8内でグランドに落される。しかし、ボ
テンシャルグランドは、Vpo一定のまま保たれる。ま
た、Vp <Vpoの場合は、電流はバッファアンプA
a、固体電解質1を通り、バッファアンプA2内でグラ
ンドに落される。しかし、バッファアンプA2の出力は
Vp一定のまま保たれている。また、出力回路8は、ス
イッチS W z がONした時の抵抗R1の端子電圧
をコンデンサC1とバッファアンプA4によりホールド
し、出力(Vout )する。以−■二の回路により、
本発明による空燃比の検出が可能となる。
第14図は、エンジンの実排戴を本発明の」二連の一実
施例により測定した結果を示した。検出装置のセンサ部
分はエンジンの排気マニホールドに取り付け、エンジン
は回転数125Or p m、トルク3kg−m一定で
運転した。第14図の横軸が空燃比λで、縦軸は出力で
ある。第14図かられかるように、λ〈1からλ〉1ま
での広い範囲の空燃比が実測できるが、λ=1を境とし
て出力値のゲインが変化している。これは、λ〉1では
限界電流Ipは、排気中の酸素濃度に依存しているが、
λ〈1では、電流IPは、排気中の可燃性ガスCO、H
C、)[2に依存するためである。特に、可燃性ガス中
で、H2の拡散速度が非常に速いため(Co、02の約
4倍)、多くの電流値が必要となり、出力が大きく傾斜
してしまう。
次に、固体電解質1の温度を一定に保つためにその内部
抵抗rを=一定に保つための温度制御法について述べる
。第15図(a)には、λ〉1における動作を示した。
この場合、電流Ipは図中の矢印の方向に流れ、電極3
8側の電圧をVp、3b側をVo、抵抗R1のポテンシ
ャルグランド4側をVpaとすると、Vp>Vu>Vp
aの関係となる。
この場合、V p r V HI V p aの間には
次の関係がある。
Vp −VH:  E  +  r  T  p   
                      −(]
)VH−Vpa= r c 0I p        
 −(2)ここで、E:起電力、rc :抵抗R1の抵
抗値(1)式より、内部抵抗rは、 pVo−E −□          ・・・(3)Ip ここで、VHは出力として常に測定しているので既知で
あり、Eは常に−・定値になるように制御しているので
既知である。ここで V = VH+ E             ・・・
(4)とすると、(3)式は、 P また、(2)式により、IPは、 となるために、Vn * Vpo、 r(が既知なので
IPも既知となる。このため、(6)式と(5)式より
固体電解質1の内部抵抗rが計算される。
次にλ〈1における動作を、第15図(b)に示す。こ
こでは、電流Ipは(a)とは反対向きに流れるので、
各部の電圧は、V p < V o < V p aと
なる。
ここでも、(1)〜(6)式のような計算を行うと、次
のようになる。VpとVHとVpoの関係は、Vp −
VH= E −r I p         −(7)
Vpo −V)l= r c ′I p       
  −(8)ここで、(7)式を(4)式の関係を用い
て書き換えると、 Ip となる。またIpは、(8)式より Vpa−VH Ip=□               ・・・(10
)となる。ここで、VPO,VH、re 、 V”は既
知なので、(9)、 (1o)式より内部抵抗rは求ま
る。
この内部抵抗rを計算して、ヒーターを制御し、内部抵
抗rを常に一定に保つようにする。第16図に、ヒータ
ー制御のフローを示した。この計算は、λ〉1とλ〈1
では異なるので、始めにこの判断をする。電流1pの方
向によりV oとVpoの大小関係は変わるので、これ
により判断する(ステップ101)。λ〉1では、Vo
>Vpoとなるので、(6)式により電流IPを計算す
る(ステップ102)。次に、この電流Ip と(5)
式により内部抵抗rを計算する(ステップ103)。こ
の内部抵抗rを、制御しようとする抵抗値r、6.と比
較する(ステップ104)。ここで、r)r、6.なら
ば、固体電解質1の温度Tは、設定値より低くなってい
るのでヒーターをONさせるH iの信号を出力し、固
体電解質1を加熱する(ステップ105)、また、r 
< r rexの場合は、Tが設定温度より高くなって
いるので、ヒーターをOFFさせるLO倍信号出力する
(ステップ106)。
その後、ステップ101に戻る。
一方、VH<VPGの場合は、λ〈1.0 となってい
るので、電流IPは(10)式により計算する(ステッ
プ107)、このIPと(9)式より内部抵抗を計算す
る(ステップ108)、以上により、内部抵抗rを求め
た後は、ステップ4に進み以上光はどと同様のフローに
よりヒーターを制御する。
以上のフローは、アナログ回路でも処理できるが。
AID変換してマイクロコンピュータ−5に入力し、デ
ジタル的に処理する方が有利である。
第17図は、ヒーター制御するための回路の結線図であ
る。検出装置の駆動回路41より前述した出力VPH,
VuをA−D変換器42に入力する。
VPH,VHに対応したデジタル値をマイクロコンピュ
ータ5に入力する。マイクロコンピュータ5内では、第
16図に示したフローが実行され、コンパレータ43に
、Hi、、Lo倍信号出力される。
Hi倍信号出力されると、コンパレータ43はトランジ
スタTrzのベースにLo倍信号出力され、トランジス
タTrsは導通状態になり、ヒーター40に電流が流れ
、固体電解質1が加熱される。
一方、マ“イクロコンピュータ5からLo倍信号出力さ
れると、コンパレーター43はHj倍信号出力し、トラ
ンジスタTrzは非導通状態となり、ヒーター40には
、電流が流れない。以上のようなハードによりヒーター
の制御が実行され、固体電解質1の温度は常に一定に制
御される。
第18図には、ヒーターを制御する別の方法を示してい
る。この方法は、第18図(a)に示したように、電流
IPを流す期間11 と、起電力Eを測定する期間te
の他に、固体電解質1の内部抵抗rを一定値の電流値を
流すことにより測定するための期間th を新らたに設
ける方法である。第18図(b)に示したように、期間
thには、定電流IHを流しこの時の端子電圧VHCを
検出することにより、内部抵抗rを測定する。この時、
第18図(c)に示したように、電流IHは、酸素を拡
散抵抗体2内に送り込むような方向に流す。このため、
端子電圧VHOは、次のように表わされる。
Vuc= r I u−−E           ”
’ (11)■□。ocr             
 ・・・(12)(12)式かられかるように、電圧V
HCは、II(sEが既知のために、内部抵抗rの関数
となる。すIなわち、この電圧Vocを測定して一定値
になるようにヒーターを制御すれば、精度の高い温調が
可能となる。なお、第18図(λ)、(b)に示した実
線の特性は、λ〉1の場合のもので、一点鎖線の特性は
、λく1のものである。第18図(b)に示したように
、λ〈1の場合は、電流Ipの方向はλ〉1とは反対方
向なので負の値で示した。
なお、期Ivlthにおいて、電流IHを第18図(c
)の方向に流すことは、排気側に酸素を送り込む方向な
ので、リッチ域において、固体電解質1を保護する意味
にもなる。
第19図は、第18図の動作を実現するための回路構成
である。マイクロコンピュータ−5のA端子からは、t
4間だけONする信号が出力され、B端子からは、t8
間だけONする信号が出力さく25) れ、C端子からはth間だけONする信号が出力される
。このため、th間は、スイッチSWgのみが導通状態
となる。このスイッチSW8が導通すると、定電流源4
4から固体電解質1に定電流THが流れる。この時の端
子電圧Vocを、コンデンサC8とバッファアンプA5
によりサンプルホールドする。このためスイッチSWa
が非導通となった場合でも、バッファアンプAδの出力
はVocのまま保持される。この出力VHCは、基準電
圧Vrex と比較され、V Hc> V vexの場
合は、コンパレータ45がOFF信号をトランジスタT
r2のベースに出力し、トランジスタTrzを導通状態
として、ヒーター40に電流を流し、固体電解質1を加
熱する。一方、V IC< V r e xの場合は、
コンパレータ45がON信号を出力するので、トランジ
スタTrzは非導通となり、ヒーター40に電流は流れ
なくなる。なお、このV r e *は、(11)式に
より、設定したい内部抵抗rに対応する値を、あらかじ
め決定しておく。以上の方法により、固体電解質1の内
部抵抗rをモニターしなから、精度の高い温調が可能と
なる。
本発明の他の実施例の全体構成を第20図により説明す
る。電位Vpaの電圧源64とバッファ・アンプ65に
よりなるポテンシャルグランド回路84により、アンプ
65の出力電圧は回路グランドよりポテンシャルVpo
だけ高い一定値に保持される。この結果、多孔質状の拡
散抵抗体54を介して、排ガス雰囲気と接触する電極5
3部の電位は常に回路グランドより高い値である故、ジ
ルコニア固体電解質50中を動く。正・負のポンプ電流
Ipの計測が可能になる。抵抗66はポンプ電流Ipの
検出抵抗であり、IPを出力電圧e。に変換して、バッ
ファ・アンプ67およびコンデンサ62からなる出力回
路88よりエンジン制御用のマイコンへ送信する。
時分割信号発生器85のパルス列Aがオフ、Bがオンで
あるものとする。このとき、0MO8などからなるスイ
ッチ68と69はOF Fの状態になる。スイッチ69
がOFFになると、積分回路87から電極52へ供給さ
れる励起電圧はなくなる故、ジルコニア固体電解質50
中を流れるポンプ電流IPは強制的に零にされる。この
時、電極間の差電圧は起電力eλの成分のみである故、
これを抵抗71〜74及びアンプ75からなる差動増幅
回路89で検出する。この結果、オーム損過電圧の影響
を受けることなく、起電力θλを高い精度で検出できる
。スイッチ76はON状態にあるので、差動増幅回路8
9で検出されたθλ値はすばやくコンデンサ77とアン
プ78からなるホールド回路86へ転送される。このθ
λ値は、積分回路87へ入力され基準電圧Erexと比
較される。積分器回路87の時定数τは抵抗79とコン
デンサ80の値から決まり、数〜数十msの値に設定さ
れる。また、基準電圧Erezは0.3〜0.6 ボル
トの値に設定される。ex<Erexのとき、電極52
へ印加される励起電圧が大きくなるように作用する。こ
れに対して、ex>E−exのとき、励起電圧が小さく
なるように作用する。
次に、時分割信号発生器85のパルス列A及びBが反転
すると、スイッチ69はON状態になり、励起電圧が積
分回路87より電極52へ印される。
ex(Erezのとき、励起電圧が大きくなる故、リー
ン状態のとき電極53部の酸素を多く引き抜き、リッチ
状態のとき電極53部へ供給する酸素を少なくするよう
に作用し、exがErez になるように励起電圧がフ
ィードバック制御される。
逆に、ex〉Ereiのとき、励起電圧が小さくなる故
、リーン状態のとき電極53部の酸素を少なく引き抜き
、リッチ状態のとき電極53部へ多くの酸素を供給する
ように作用し、同様にexがErezになるように励起
電圧がフィードバック制御される。これらは、電気化学
的な02ポンプ作用によって平衡状態にフィードバック
制御される。
なお、励起電圧がサンプルされないように、スイッチ7
6はOFF状態になる。逆に、スイッチ68はON状態
になっており、検出抵抗66によって検出されたポンプ
電流Ipに対応した電圧がサンプルされて、コンデンサ
62と、バッファ・アンプ67からなる出力回路88よ
り出力電圧Vout として出力される。
このように、交互な繰返えすことによって、リッチ、理
論空燃比及びリーン領域の空燃比を連続的に検出するこ
とができる。
なお、起電力検出の時間は拡散抵抗体54部におけるガ
スの拡散によって、起電力eλは少しずつ変化する故、
数ms以下にしなければならない。
また、限界電流値IPが大きい値になるように、拡散抵
抗体54を製作した場合、スイッチ69が0MO8など
で構成されるとき、その内部抵抗によって生ずる電圧降
下が大きくなるので、トランジスタの如きスイッチが望
しい。このとき、両方向(正、負)の電流を流す必要が
あり、2つのトランジスタをペアに用い双方向の電流移
動を可能にしなければならない。
また、積分回路87はゲインを適当に選んだ差動増幅器
で構成しても良い。
いずれにしても、第20図の構成により両電極間に作用
する励起電圧は起電力eλより数倍大きくなっても、空
気過剰率λを高い精度で検出できた。
この結果、ジルコニア固体電解質50の温度が低くても
(実験では600℃以上)動作することにより、ヒータ
の電力が低減し、その耐久性が向上した。
なお、リッチ状態の環境に数十分から数時間と長い間、
連続的に本センサをおいた場合、電極53部近傍のシリ
コニア固体電解質50が局所的に電子伝導に移行するた
めか、出力特性にヒステリシスが発生した。このような
評価結果の一例を第21図に示す。これは合成ガスを用
い、λ=1.5 から空気過剰率λを一様な速度で小さ
くし、約10分でλ=0.73  まで低下させた。そ
して、λ=0.73 のリッチ雰囲気に約70分間、連
続的に放置し、その後一様な速度でλを大きくし、約1
0分でλ=1.5 まで上昇させたときのヒステリシス
特性を示したものである。図に示すように、出力電圧特
性にヒステリシス現象が生じた。
ヒステリシスの大きさは、リッチ雰囲気に放置する時間
が長い程、また放置するときのλ値が小さいほど、ヒス
テリシスが大きくなりやすい傾向があった。
実エンジンでも、運転状態によってはリッチ雰囲気に長
い間さらされることがあり得るので、このようにヒステ
リシス現象の発生は制御上、好ましくないことは言うま
でもない。
実験的なこのような傾向から基本的には、リッチ雰囲気
でシリコニア固体電解質50に印加する励起電圧の時間
を少なくすれば良いことが予想される。この対策方法を
第20図に示した回路構成へ適用することにした。
この対策方法を第22図に示す。時分割信号発生器85
を出力電圧V o u tの大きさに応じて制御し、パ
ルス列A及びBを時々、区間Zで示すように休止させる
方法である。この結果、第20図中のスイッチ69が区
間2に応じて比較的長い間(数十〜数百m5)OFFに
なり、この間ジルコニア固体電解質50への励起電圧の
印加が停止される。区間2の長さはV o u t が
小さいほど、即ちλ値が小さい程長くまた、そのひんど
を多くするのが効果的である。時々刻々の瞬時空気過剰
率の測定はある程度、ぎせいになるが、これは制御上の
アルゴリズムに工夫を施すことにより、実使用上問題が
ない程度まで制御精度を改善することが可能である。
次に、本検出装置をエンジンの空燃比制御を用いた場合
の、応用上の利点について説明する。
本検出装置は、拡散抵抗体2が目づまり等の原因により
、経時変化した場合には、出力も経時変化する。しかし
、λ=1.0 においては、Ip=0となるために、出
力Voutは、Vpoとなる。つまり、この時は、Ip
を流していないために、拡散抵抗体2の状態に関係なく
、出力は常にVpoとなる。つまり、λ=1では、Ip
を流し酸素を移動させなくても、拡散抵抗体2内の酸素
濃度分布は常にPo(Po−i−0)一定となる。これ
は、排気中の酸素濃度がすでにPoとなっているためで
ある。以上のように、λ=1.0では、酸素の移動や拡
散がないために、拡散等抗体2が経時変化してもV o
 u tは常にVpo一定となる。
ここで、出力が経時変化したとしても、λ=1.0 に
おける出力はVpoのままである。つまり、本検出装置
においては、λ=1.0 の空燃比は、従来の理論空燃
比を検出する酸素センサと同様の精度で測定できる。こ
のため、エンジンの制御空燃比を負荷によって変化させ
る場合、λ=1.0に制御するときに、燃料噴射弁の噴
射量に加える補正量を決定する。
ここで噴射幅Tpは、 Tp=TB (1+Ks+に2・・・・・・)   ・
・・(13)ここで、K1 :空燃比検出器による補正
係数に2以降:空燃比検出以外による補正 係数(例えば水温補正など) となる。λ=1.0 において、K1を決定し、他の空
燃比へ制御する場合もこの補正係数に1を利用する。
以上により、精度の高い空燃比補正が可能となる。
以上説明した本発明の各実施例によれば、以下のような
効果がある。
(1)リーンからリッチまでの巾広い空燃比範囲にわた
って検出が可能となる。
(2)起電力Eλを検出し、このEλが一定となるよう
に、励起電圧Vpを制御している。したがって、第9図
、第11図で説明したように、固体電解質の温度が低く
 (約600℃)、内部インピーダンスが比較的大きい
場合でも、測定が可能である。したがって、ヒータの所
要電力を低下させることができ、センサ部分の耐久性も
向−ヒする。
(3)また、第12図で説明したように、励起電圧Vp
を可変するため、空燃比が大きくなっても出力のゲイン
はかわることはない。
(4)リッチ領域で長く使用されると、固体電解質が電
子伝導性を帯び、出力特性にヒステリシスを生じるよう
になるが、このような場合にも、時分割タイプにあって
は、固体電解質中を流れる電流を零とすることにより、
電子伝導化を防止できる。
(5)固体電解質の内部抵抗値を用いて、ヒータへの通
電を制御することにより、固体電解質の温度を一定に保
ち、検出精度を上げられる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、リーンからリッチまでの広範囲の空燃
比の検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いるセンサ部の一例の部分断面図
である。第2図は、本発明に用いるセンサ部の他の例の
部分断面図である。第3.4.5図は、本発明の原理説
明図である。第6図は、本発明の一実施例の概念図であ
り、第7〜12図は、本発明の一実施例の動作および特
性説明図である。 第13図は、本発明の−・実施例の構成図であり、第1
4図は、その実験結果図である。第15〜17図は、本
発明の他の実施例の説明図である。 第18.19図は、本発明のその他の実施例の説明図で
ある。第20.21図は、本発明のさらにその他の実施
例の説明図である。第22図は、本発明のさらに、また
、その他の実施例の説明図である。 1.1.0,20,5(1=固体電解質、3a、3b。 22.23,52.53・・・電極、2,24.54・
・・拡散抵抗体、5・・・マイクロコンピュータ、6・
・・サンプルホールド回路、7・・・差動積分回路、8
・・出力回路、4・・・ポテンシャルグランド回路、4
0・・ヒータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.固体電解質と、この固体電解質表面に形成した第1
    および第2電極と、この第1電極上に形成されこの第一
    電極へのガスの拡散を律する拡散抵抗体と、検出回路か
    らなり、この検出回路は、第1の期間において、上記第
    1および第2電極間に発生する起電力を測定し、第2の
    期間において、この起電力が一定となるように、上記第
    1および第2電極間に印加する電圧を制御し、この時流
    れる電流を空燃比をあらわす信号として検出し、この第
    1と第2の期間を交互に繰り返すことを特徴とする空燃
    比検出装置。 2.特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記検
    出回路は、上記第1の期間に動作するサンプルホールド
    回路と、このサンプルホールド回路の出力を受け、この
    出力と基準値を比較し、その差の積分出力を第2の期間
    発生する回路とから構成されていることを特徴とする空
    燃比検出装置。3.特許請求の範囲第2項記載の装置に
    おいて、上記第1電極は、回路グランドより高電位のポ
    テンシヤルグランドに保たれていることを特徴とする空
    燃比検出装置。 4.特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記固
    体電解質の内部抵抗を検出し、この内部抵抗が一定値と
    なるように、固体電解質近傍に設けられたヒータへの通
    電を制御する手段を設けたことを特徴とする空燃比検出
    装置。 5.特許請求の範囲第4項記載の装置において、上記内
    部抵抗の検出は、第1電極の電位、第2電極の電位、電
    流検出抵抗の抵抗値および制御されている起電力に基づ
    いてなされることを特徴とする空燃比検出装置。 6.特許請求の範囲第5項記載の装置において、上記第
    1電極はポテンシヤルグランドに保持され、上記内部抵
    抗の検出は、さらに、このポテンシヤルグランドの電位
    に基づいてなされることを特徴とする空燃比検出装置。 7.特許請求の範囲第4項記載の装置において、上記第
    1および第2電極間に一定電流を流し、この時の両電極
    間の電位により固体電解質の内部抵抗を検出することを
    特徴とする空燃比検出装置。 8. 特許請求の範囲第1項記載の装置において、検出
    された空燃比に基づいて、特に、リツチ空燃比において
    、第1および第2電極間への電圧印加を時々休止するこ
    とを特徴とする空燃比検出装置。
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