JP3854040B2 - 内燃機関の空燃比検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、広域型の空燃比センサを備え空燃比の検出値を用いて空燃比のフィードバック制御を行なう内燃機関において、空燃比の検出精度を向上する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の排気浄化性能向上、燃費向上要求の高まりに対応して、理論空燃比より極めて高い空燃比(例えば20〜24) を目標空燃比とするリーン燃焼機関が開発されており、広範囲な空燃比領域を検出できる広域型の空燃比センサが用いられるようになってきている。
【0003】
一般的な広域型空燃比センサは、空燃比のリーン・リッチに応じた電圧を発生するネルンストセル部と、該ネルンストセル部により検出される空燃比のリーン・リッチに応じた方向に所定の電圧が印加されて空燃比に応じて電流値が連続的に変化するポンプセル部とを備え、前記ポンプセル部における電流値に基づいて空燃比を検出するようになっている。
【0004】
かかる広域型空燃比センサによる空燃比の検出精度を確保するため、排気通路に配設された排気浄化触媒の下流に空燃比のリーン・リッチに応じて出力電圧が変化する空燃比センサ(いわゆる酸素センサ)を設け、制御中心空燃比を補正するようにしたものがある(特開平7−197837号公報等参照)。
【0005】
しかしながら、かかる補正方式では、下流側の酸素センサの劣化による特性変化により、正しく補正がされない場合があり、また、該特性変化の影響が小さいときのみ補正を行うようにしたものもあるが(特開平10−331692号公報参照)、上流側の空燃比センサに対して下流側の酸素センサが離れているため、排気輸送遅れなどによる応答遅れの影響等を回避できず、良好な補正を確保できるものではなかった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、広域型空燃比センサ自身の特性に基づいて空燃比検出値を補正することにより、高精度な補正が行われるようにした内燃機関の空燃比検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に係る発明は、
空燃比のリーン・リッチに応じた電圧を発生するネルンストセル部と、該ネルンストセル部により検出される空燃比のリーン・リッチに応じた方向に所定の電圧が印加されて空燃比に応じて電流値が連続的に変化するポンプセル部とを備え、該ポンプセル部における電流値に基づいて空燃比を検出する広域型の空燃比センサの前記ネルンストセル部のインピーダンスを計測し、該インピーダンスの計測値を、異なる排気温度状態に対応した運転状態ごとに設定されたインピーダンスの理論値の中から選択した前記計測値と同一の運転状態における理論値と比較して、前記空燃比センサによる空燃比検出値の補正量を算出することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、
空燃比のリーン・リッチに応じた電圧を発生するネルンストセル部と、該ネルンストセル部により検出される空燃比のリーン・リッチに応じた方向に所定の電圧が印加されて空燃比に応じて電流値が連続的に変化するポンプセル部とを備えた広域型の空燃比センサと、
該空燃比センサの前記ポンプセル部における電流値に基づいて空燃比を検出する空燃比検出手段と、
前記ネルンストセル部のインピーダンスを計測するインピーダンス計測手段と、
該インピーダンス計測手段で計測したインピーダンスの計測値を、異なる排気温度状態に対応した運転状態ごとに設定されたインピーダンスの理論値の中から選択した前記計測値と同一の運転状態における理論値と比較して、前記空燃比検出手段による空燃比検出値の補正量を算出する補正量算出手段と、
を含んで構成したことを特徴とする。
【0009】
請求項1または請求項2に係る発明によると、
広域型空燃比センサのネルンストセル部のインピーダンスが計測され、該計測値を理論値と比較して、空燃比センサのポンプセル部における電流値に基づく空燃比検出値の補正量が算出される。そして、前記空燃比検出値を前記補正量によって補正した検出値に基づいて、空燃比のフィードバック制御が行なわれる。
【0010】
ここで、空燃比センサの検出誤差は、ネルンストセル部においてリッチ・リーンが反転する付近での空燃比変化に対する出力電圧の誤差に大きく起因することが判明した。そして、該ネルンストセル部の出力電圧は、該ネルンストセル部のインピーダンスに依存し、前記出力電圧の誤差は、ネルンストセル部の製造時に材料(ジルコニア等)の練り具合や焼成度合によって密度にバラツキを生じることなどにより、インピーダンスに誤差を生じるためであると考えられる。
【0011】
さらに、前記ネルンストセル部の出力電圧に基づいてポンプセル部の印加電圧が制御され、該印加電圧に応じてポンプセル部に流れる電流に基づいて空燃比検出値が求められる。
【0012】
したがって、前記ネルンストセル部のインピーダンスの計測値を、異なる排気温度状態に対応した運転状態ごとに設定されたインピーダンスの理論値の中から選択した前記計測値と同一の運転状態における理論値と比較することにより求められるインピーダンスの誤差に応じて、空燃比検出値の補正量を高精度に算出することができ、以って、高精度な空燃比のフィードバック制御を行なうことができる。
【0013】
また、請求項3に係る発明は、
前記空燃比検出値の補正量は、前記インピーダンスの計測値/理論値の逆数であり、空燃比検出値に乗じられる補正係数であることを特徴とする。
【0014】
請求項3に係る発明によると、
空燃比検出値は、インピーダンスの計測値/理論値の逆数である補正係数を乗じて補正される。
【0015】
インピーダンスの誤差は、空燃比検出値の誤差と線形関係を有するので、上記補正により正しく補正される。
また、請求項4に係る発明は、
前記ネルンストセル部のインピーダンスを機関の所定の運転状態で計測し、該計測値を該計測時の運転状態に対応するインピーダンスの理論値と比較して空燃比検出値を補正することを特徴とする。
【0016】
請求項4に係る発明によると、
前記ネルンストセル部のインピーダンスは、温度や空燃比によっても変化するので、これらが決定される機関の所定の運転状態でインピーダンスを計測し、計測値を比較される理論値も該運転状態(における温度、空燃比)に対応して求められた値を用いる。
【0017】
これにより、正確に空燃比検出値の補正量を算出することができる。
また、請求項5に係る発明は、
前記空燃比検出値の補正量を、前記空燃比センサの検出値を用いた空燃比のフィードバック制御を停止して空燃比をフィードフォワード制御する運転状態で算出することを特徴とする。
【0018】
請求項5に係る発明によると、
高負荷・高回転時など、空燃比のフィードフォワード制御時に前記空燃比検出値の補正量を算出する。
【0019】
これにより、空燃比の変動がなく排気温度が安定状態にあるネルンスト部のインピーダンスを、高精度に計測することができる。
【0021】
また、請求項6に係る発明は、
前記ネルンストセル部に交流電圧を印加し、前記ネルンストセル部に流れる電流値によりネルンストセル部のインピーダンスを計測することを特徴とする。
【0022】
請求項6に係る発明によると、
ネルンストセル部に交流電圧を印加したときの電流値(振幅)が、ネルンストセル部のインピーダンスが大きくなるほど小さくなる関係を用いてインピーダンスを高精度に計測することができる。
【0023】
また、請求項7に係る発明は、
前記空燃比センサは、ネルンストセル部加熱用のヒータを備え、所定の空燃比のフィードバック制御時にネルンストセル部のインピーダンスに基づいて前記ヒータへの通電が制御されることを特徴とする。
【0024】
請求項7に係る発明によると、
ネルンストセル部のインピーダンスに基づいて、該インピーダンスひいてはセンサ素子の温度を目標値に維持するようにヒータへの通電をフィードバック制御することなどにより、空燃比センサの空燃比検出精度を確保することができ、このようなヒータのフィードバック制御を行なうものに備えられたインピーダンスの計測手段を流用してインピーダンスを計測することができる。
【0025】
以下に本発明の実施の形態について説明する。
図2は本発明の一実施形態を示す内燃機関の空燃比フィードバック制御装置のシステム構成を示している。
【0026】
内燃機関(以下エンジンという)1には、各気筒毎に、吸気通路2又は燃焼室内に臨むように、燃料噴射弁3が設けられ、各燃料噴射弁3の燃料噴射はコントロールユニット4により制御される。
【0027】
コントロールユニット4は、例えば、エアフローメータ5からの信号に基づいて検出される吸入空気量Qaと、クランク角センサ6からの信号に基づいて検出されるエンジン回転数Neとから、ストイキ(λ=1)相当の基本燃料噴射量Tp=K×Qa/Ne(Kは定数)を演算し、これを目標空燃比tλの他、排気通路7に配置した空燃比センサ8からの信号に基づく空燃比フィードバック補正係数αにより補正して、最終的な燃料噴射量Ti=Tp×(1/tλ)×αを演算し、このTiに対応するパルス幅の燃料噴射パルスを、エンジン回転に同期して、各燃料噴射弁3に出力する。
【0028】
ここで、空燃比センサ8は、排気通路7に配置されて、排気中の酸素濃度に応じた信号を出力するもので、コントロールユニット4は、空燃比センサ8からの信号に基づいて、エンジン1に供給されている混合気の空燃比λを検出し、これが目標空燃比tλとなるように、空燃比フィードバック補正係数αを比例積分制御などにより増減設定することで、空燃比λを目標空燃比tλにフィードバック制御する。
【0029】
また、空燃比センサ8としては、空燃比をリニアに検出可能ないわゆる広域型空燃比センサを用いる。
図3はかかる広域型空燃比センサ8のセンサ素子構造を示し、これについて説明する。
【0030】
センサ素子の本体20は、酸素イオン導電性を有するジルコニア等の固体電解質材料で多孔質層に形成されて、排気通路中に置かれる。
本体20の内部には、図で下側から、ヒータ21、大気室22、ガス拡散室23を備えている。
【0031】
ヒータ21は、これへの通電により、センサ素子を加熱することができる。
大気室22は、排気通路外で、基準ガスである大気と連通するように形成されている。
【0032】
ガス拡散室23は、本体20の図で上面側より形成した排気導入孔24により、γアルミナ等の保護層25を介して、排気と連通するように形成されている。
ここで、大気室22の上壁に設けた電極26Aと、ガス拡散室23の下壁に設けた電極26Bとで、ネルンストセル部26が構成される。
【0033】
また、ガス拡散室23の上壁に設けた電極27Aと、本体20の上壁に設けて保護層28で覆った電極27Bとで、ポンプセル部27が構成される。
ネルンストセル部26は、ガス拡散室23内の酸素イオン濃度(酸素分圧)によって影響されるネルンストセル部電極26A,26B間の酸素分圧比に応じて、電圧を発生するようになっている。
【0034】
従って、ネルンストセル部電極26A,26B間の酸素分圧比によって発生する電圧を検出することで、空燃比がストイキ(λ=1)に対してリーンであるかリッチであるかを検出することができる。
【0035】
ポンプセル部27は、これに前記ネルンストセル部電極26A,26B間の出力電圧に応じた所定の電圧が印加されると、これによりガス拡散室23内の酸素イオンが移動して、ポンプセル部電極27A,27B間に電流が流れるようになっている。
【0036】
そして、ポンプセル部電極27A,27B間に所定の電圧を印加したときに、該電極間を流れる電流値(限界電流値)Ipは、ガス拡散室23内の酸素イオン濃度に影響されるので、電流値Ipを検出すれば、排気の空燃比を検出することができる。
【0037】
すなわち、図4(A)に示すように、ポンプセル部27の電圧−電流特性は、空燃比λに応じて変化し、所定の電圧Vpを印加したときの電流値Ipより排気の空燃比λを検出することができる。
【0038】
また、ネルンストセル部27でのリーン・リッチの出力に基づいて、ポンプセル部27に対する電圧の印加方向を反転させることで、リーン領域とリッチ領域との両方の空燃比領域において、図4(B)に示すように、ポンプセル部27を流れる電流値Ipに基づいて、広範囲な空燃比λの検出が可能となる。
【0039】
上記のような構造と特性とを有するセンサ素子に対し、該空燃比センサの検出値を用いてフィードバック制御を行なうときには、ヒータ21への通電制御のため、センサ素子の温度を検出すべく、センサ素子(特にネルンストセル部26)に高周波の交流電圧を印加して、そのインピーダンスを計測する。
【0040】
図5は空燃比センサのセンサ素子(ネルンストセル部及びポンプセル部)及びセンサ素子加熱用のヒータに対する制御回路を示している。
ネルンストセル部26には、インピーダンスの検出のため、マイコン30の制御の下に、交流電源31より、高周波の交流電圧(周波数f=3KHz、振幅1.75V)を印加し、これによりネルンストセル部26に流れる電流値Isを電流検出用抵抗32と検出アンプ33とにより電圧変換する。
【0041】
検出アンプ33からの信号は、例えばハイパスフィルタと積分器とからなるインピーダンス検出回路34に入力することで、交流成分のみを取出して、その振幅からインピーダンスRiを検出する。これにより、ネルンストセル部26のインピーダンスRiを計測することができる。
【0042】
また、検出アンプ33からの信号は、ローパスフィルタ35に入力することで、直流成分のみを取出して、酸素濃度に応じてネルンストセル部26で発生する電圧を検出する。これにより、酸素濃度のリーン・リッチを検出することができる
ポンプセル部27には、マイコン30の制御の下に、直流電源36より所定の電圧Vpを印加するが、印加方向はネルンストセル部26により検出される酸素濃度のリーン・リッチに応じて反転させ、これによりポンプセル部27に流れる電流Ipを電流検出用抵抗37と検出アンプ38とにより電圧変換して検出する。これにより、空燃比λを検出することができる。
【0043】
ヒータ21には、バッテリよりバッテリ電圧VBを印加するが、通電回路中にスイッチング素子39を設けてある。従って、このスイッチング素子39のON・OFFをマイコン30によりデューティ制御することにより、ヒータ21への通電量を制御することができる。
【0044】
このようにして、空燃比フィードバック制御を行なうものにおいて、本発明では、前記ネルンストセル部26のインピーダンスを計測して理論値と比較することにより、該空燃比センサによる空燃比検出値の補正量を算出し、該補正量によって補正した空燃比検出値を用いることにより、空燃比のフィードバック制御精度を高精度に維持する。
【0045】
図6は、エンジン始動後、マイコン30により所定時間毎に実行される空燃比制御のフローチャートである。
ステップ1(図にはS1と記す。以下同様)では、各種状態の検出値を読み込む。具体的には、エンジン回転速度Ne,基本燃料噴射量Tp等の運転状態、空燃比センサを含む各種センサの診断結果、空燃比センサの活性状態などを読み込む。
【0046】
ステップ2では、前記読み込んだ各種状態に基づいて、空燃比フィードバック制御を許可する条件が満たされているかを判定する。具体的には、空燃比センサが活性化され、該空燃比センサを含む各種センサが正常であって、かつ、エンジン回転速度Neが所定値以下で、基本燃料噴射量Tpが所定値以下の低中回転・低中負荷領域であるときに、空燃比フィードバック制御を許可する。
【0047】
前記ステップ2で、空燃比フィードバック制御が許可されない運転状態であると判定されたときは、ステップ3へ進み、前記本発明に係る空燃比検出値の補正量の算出を許可する条件が満たされているかを判定する。具体的には、空燃比センサが活性化され、少なくとも空燃比センサが正常で、かつ、排気温度が所定範囲内の高温な高回転・高負荷運転領域であることを補正量算出の許可条件とする。
【0048】
ステップ3で、空燃比検出値の補正量の算出を許可された場合は、ステップ4へ進み、空燃比をややリッチ目に設定してフィードフォワード制御すると共に、ヒータのデューティ制御を停止(デューティ値=0)して、デューティ制御によりネルンストセル部26の温度が変動するのを防止する。
【0049】
ステップ4では、前記デューティ制御を停止する時間を計測し、ステップ5で、該停止時間が所定時間経過するのを待って、ステップ6へ移行する。該所定時間は、ヒータによる加熱停止後、ネルンストセル部26の温度が排気温度と等しくなるのに要する時間に設定されている。
【0050】
前記所定時間が経過してネルンストセル部26の温度が排気温度と等しくなると、ステップ7へ進んで、ネルンストセル部26のインピーダンスを既述のように交流電圧を印加して計測し、該計測値Rirを記憶する。
【0051】
ステップ8では、前記設定された空燃比の下で、現在の運転状態に対応した排気温度におけるネルンストセル部26のインピーダンスの理論値Ritを求める。具体的には、異なる排気温度状態に対応して複数設定された運転状態毎のインピーダンスの理論値を予め求めてテーブルマップを作成し、該テーブルマップから現在の運転状態に対応する理論値を検索すれば、容易に求めることができる。
【0052】
ステップ9では、前記ステップ7で求められたインピーダンスの計測値Rirと、ステップ8で求められたインピーダンスの理論値Ritとに基づいて、次式により空燃比検出値の補正量(補正係数)kを算出する。
【0053】
k=(Rit/Rit)-1
一方、前記ステップ2で空燃比フィードバック制御が許可されたときは、ステップ10以降へ進んで空燃比フィードバック制御を行なうが、その際に前記のようにして算出された補正係数kを用いて、空燃比センサ8による空燃比検出値を補正する。
【0054】
まず、ステップ10では、ヒータのデューティ制御を再開する。
ステップ11では、空燃比センサ8による空燃比検出値(A/F)rを読み込む。
【0055】
ステップ12では、前記ステップ9で算出された補正係数kを用いて、次式により前記空燃比検出値(A/F)rを補正する。
補正空燃比(A/F)h=k・(A/F)r
ステップ13では、前記補正空燃比(A/F)hを用いて、積分制御や比例積分制御などにより空燃比を目標空燃比にフィードバック制御する。
【0056】
このようにすれば、ネルンストセル部26のインピーダンスの誤差(図7参照)に応じて補正された空燃比検出値を用いて、空燃比フィードバック制御を高精度に実行することができる。
【0057】
また、本実施の形態では、空燃比検出値を補正する運転状態を複数設定したので、補正頻度が増大し、更に精度を高めることができる。なお、最新の運転状態のみで補正する代わりに、過去複数回分の補正量を平均化処理(最新値の重みを大きくするなどして)した値を用いる構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の一実施形態を示す内燃機関の空燃比フィードバック制御装置のシステム図
【図3】 空燃比センサのセンサ素子構造を示す図
【図4】 空燃比センサのセンサ素子の特性図
【図5】 空燃比センサのセンサ素子及びヒータに対する制御回路図
【図6】 空燃比制御のフローチャート
【図7】 空燃比センサの検出値の誤差を説明するための図
【符号の説明】
1 エンジン
3 燃料噴射弁
4 コントロールユニット
8 空燃比センサ
21 ヒータ
26 ネルンストセル部
27 ポンプセル部
30 マイコン
31 交流電源
34 インピーダンス検出回路

Claims (7)

  1. 空燃比のリーン・リッチに応じた電圧を発生するネルンストセル部と、該ネルンストセル部により検出される空燃比のリーン・リッチに応じた方向に所定の電圧が印加されて空燃比に応じて電流値が連続的に変化するポンプセル部とを備え、該ポンプセル部における電流値に基づいて空燃比を検出する広域型の空燃比センサの前記ネルンストセル部のインピーダンスを計測し、該インピーダンスの計測値を、異なる排気温度状態に対応した運転状態ごとに設定されたインピーダンスの理論値の中から選択した前記計測値と同一の運転状態における理論値と比較して、前記空燃比センサによる空燃比検出値の補正量を算出することを特徴とする内燃機関の空燃比検出装置。
  2. 空燃比のリーン・リッチに応じた電圧を発生するネルンストセル部と、該ネルンストセル部により検出される空燃比のリーン・リッチに応じた方向に所定の電圧が印加されて空燃比に応じて電流値が連続的に変化するポンプセル部とを備えた広域型の空燃比センサと、
    該空燃比センサの前記ポンプセル部における電流値に基づいて空燃比を検出する空燃比検出手段と、
    前記ネルンストセル部のインピーダンスを計測するインピーダンス計測手段と、
    該インピーダンス計測手段で計測したインピーダンスの計測値を、異なる排気温度状態に対応した運転状態ごとに設定されたインピーダンスの理論値の中から選択した前記計測値と同一の運転状態における理論値と比較して、前記空燃比検出手段による空燃比検出値の補正量を算出する補正量算出手段と、
    を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の空燃比検出装置。
  3. 前記空燃比検出値の補正量は、前記インピーダンスの計測値/理論値の逆数であり、空燃比検出値に乗じられる補正係数であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  4. 前記ネルンストセル部のインピーダンスを機関の所定の運転状態で計測し、該計測値を該計測時の運転状態に対応するインピーダンスの理論値と比較して空燃比検出値を補正することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  5. 前記空燃比検出値の補正量を、前記空燃比センサの検出値を用いた空燃比のフィードバック制御を停止して空燃比をフィードフォワード制御する運転状態で算出することを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  6. 前記ネルンストセル部に交流電圧を印加し、前記ネルンストセル部に流れる電流値によりネルンストセル部のインピーダンスを計測することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  7. 前記空燃比センサは、センサ素子加熱用のヒータを備え、所定の空燃比のフィードバック制御時にセンサ素子のインピーダンスに基づいて前記ヒータへの通電が制御されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の内燃機関の空燃比検出装置。
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