JPS6230916Y2 - - Google Patents

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JPS6230916Y2
JPS6230916Y2 JP9498980U JP9498980U JPS6230916Y2 JP S6230916 Y2 JPS6230916 Y2 JP S6230916Y2 JP 9498980 U JP9498980 U JP 9498980U JP 9498980 U JP9498980 U JP 9498980U JP S6230916 Y2 JPS6230916 Y2 JP S6230916Y2
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JP
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culm
switch
fixed contact
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conveying device
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JP9498980U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、刈取り穀稈の稈身方向に沿つて複数
の穂先検出センサスイツチを並設してなる稈長検
出機構によつて刈取り穀稈の稈長を有段階的に検
出し、この検出結果に応じて扱深さ調節用の穀稈
搬送装置の位置変更用駆動機構を作動させて該搬
送装置を稈長に応じて予め設定した位置まで変位
させて停止させるように構成するに、前記駆動機
構の電気制御部を機体に設けた摺接スイツチ機構
に接続し、このスイツチ機構の固定接点を前記穂
先検出センサスイツチに接続するとともにスイツ
チ機構の可動接点を前記穀稈搬送装置の位置変更
に連動して変位すべく構成し、もつて、前記搬送
装置を有段階的に位置変更制御すべく構成したコ
ンバインの自動扱深さ制御機構に関するものであ
る。
上記扱深さ制御機構では、穀稈の穂首が垂れて
いるようなとき実際の稈長より短稈として検出さ
れ、これに基づいて扱深さ制御がなされるため、
基準の扱深さ量より深扱き状態となる問題があ
る。又、稈長検出によつて扱深さ量が確定される
ために、意識的に深扱き気味又は浅扱き気味に調
節できないものであつた。
このような問題を解消するには稈長検出結果に
対する扱深さ調節位置を修正すればよく、そのた
め例えば固定接点群の設置を可動接点変位方向に
シフトすることも考えられるのであるが、作業中
においても簡単迅速に切換えられるようにするに
は相当複雑な機構となり、且つ切換えたのちの移
動させた部材を確実に固定する機構も必要とな
り、実用上には難点があつた。
この考案はこのような点に着目してなされたも
のであつて、冒記構成の自動扱深さ制御機構にお
いて、固定接点群を可動接点の変位方向に位相を
異ならせて複数組配備し、この固定接点群の一組
のみを穂先検出センサスイツチ群に選択接続する
回路切換機構を設けてあることを特徴とする。
つまり、本考案によれば回路切換え機構によつ
て電気的な回路切換えによつて実質的に固定接点
群を移動させるので、切換機構をスイツチ等を用
いて簡単に構成できるとともに、その切換えを作
業中でも迅速容易に行つて所望の扱深さ量による
自動扱深さ制御を行うことが可能となつた。
以下本考案の実施の態様を例示図に基づいて説
明する。
第1図はコンバインの前部を示す側面図であつ
て、クローラ走行装置1及び脱穀装置2を装備し
た本機3の前部に、複数条の穀稈列に作用する引
起し装置4、刈取り装置5、刈取り穀稈の合流用
搬送装置6及び穂先と株元を支持して刈取穀稈を
脱穀フイードチエーン7に供給する穀稈後方搬送
装置8とを装備した引起し前処理部9が、後部支
点Pを中心に揺動昇降自在に連結されている。
前記穀稈後方搬送装置8は前処理部支点Pを中
心に揺動昇降自在に構成されて、脱穀フイードチ
エーン7への穀稈供給位置を変更する扱深さ調節
装置としての機能が与えられている。
第2図は前記穀稈後方搬送装置8の位置変更構
造を示すものであつて、正逆転可能な電気モータ
10の出力軸11がウオーム減速機構12、チエ
ーン13を介して位置変更用リンク機構14に連
動連結されている。
前記電気モータ10は引起し装置4の背部に設
けた稈長検出機構15の検出結果に基づいて自動
的に正逆転駆動並びに停止されるものであつて、
その詳細を次に説明する。
前記稈長検出機構15は、引起し穀稈の稈身方
向に並設された3個の穂先検出センサスイツチ
S1,S2,S3と、株元位置に設けた起動スイツチS0
からなり、穂先位置の検出によつて稈長を4段階
に判別可能となつている。つまり、稈長がスイツ
チS1よりも低いもの、スイツチS1,S2の中間高さ
にあるもの、スイツチS2,S3の中間高さにあるも
の、及び、スイツチS3よりも高いものを判別する
ものである。
又、前記穀稈後方搬送装置8の駆動部の固定フ
レーム部分には該搬送装置8の位置を検出する回
転摺接式のスイツチ機構16が連結されている。
このスイツチ機構16は、基本的には第3図に示
すように構成されている。つまり、前記稈長検出
機構15の穂先検出センサスイツチS1,S2,S3
接続された部分円弧状の固定接点a,b,c,
a′,b′,c′と、前記電気モータ10の正逆駆動用
リレー17,18に接続された一対の部分円弧状
の固定接点d,d′と、一体的に回動可能な一対の
可動接点e,e′とからなり、且つ、可動接点e,
e′の支持部材19が前記ウオーム減速機構12の
出力軸20に連結されて回転するように構成され
ている。
次に、上記構成による自動扱深さ制御作動につ
いて説明する。
第3図の状態でセンサスイツチS1より低い穀稈
が引起し装置4に導入されると、起動スイツチS0
のみがONされるために、電源V→固定接点d′→
可動接点e′→固定接点b′→センサスイツチS2→起
動スイツチS0→アース、の通電回路が成立し、リ
レー17が通電作動してモータ10が深扱き側に
正転駆動される。モータ10の駆動に伴つて支持
部材19が時計回りに回転され、可動接点e′が固
定接点b′を越えa′に移つてもリレー17の通電は
維持され同方向の回転が続行され、そして可動接
点e′が固定接点a′から外れた位置F1でリレー17
の通電回路が断たれてモータ10が停止し、この
位置F1が最深扱き調節位置となる。
この状態からセンサスイツチS1,S2の中間高さ
の穀稈が導入されると、センサスイツチS1がON
されるために、電源V→固定接点d→可動接点e
→固定接点a→センサスイツチS1→起動スイツチ
S0→アース、の通電回路が成立し、リレー18が
通電作動してモータ10が浅扱き側に逆転駆動さ
れる。そして、支持部材19の反時計回りの回転
によつて可動接点eが固定接点aから外れた位置
F2まで回転されると、リレー18の通電が断た
れてモータ10は停止する。この位置F2が中深
扱き調節位置となる。
更に、この状態からセンサスイツチS2,S3の中
間高さの穀稈が導入されると、センサスイツチ
S1,S2がONされるために、電源V→固定接点d
→可動接点e→固定接点b→センサスイツチS2
起動スイツチS0→アース、の通電回路が成立して
リレー18が通電され、モータ10が浅扱き側に
逆転駆動される。そして、支持部材19の反時計
回りの回転によつて可動接点eが固定接点bから
外れた位置F3まで回転されるとモータ10が停
止する。この位置F3が中浅扱き調節位置とな
る。
又、この状態でセンサスイツチS3より高い穀稈
が導入されると、センサスイツチS1,S2,S3が総
てONされるために、電源V→固定接点d→可動
接点e→固定接点c→センサスイツチS3→起動ス
イツチS0→アース、の通電回路が成立してモータ
10が更に浅扱き側に逆転駆動され、可動接点e
が固定接点cから外れた位置F4まで回転されて
モータ10が停止する。この位置F4が最浅扱き
調節位置となる。
又、前記各位置F4,F3,F2において1段階又
はそれ以上の短い稈が導入されると、リレー17
が通電されてモータ10が深扱き側に正転され、
センサスイツチS1,S2,S3の作動状態に応じた位
置F3,F2,F1まで支持部材19が回転して停止
するものである。
尚、図中のSW1はメインスイツチ、SW2は「自
動(Aut)−手動(Man)」切換用のスイツチ、
SW3は「手動」時における作動切換えスイツチで
ある。
本考案は以上の構成を基本にして次のように改
良されている。
つまり、第4図に示すように、前記スイツチ機
構16には前記固定接点a,b,c,a′,b′,
c′と同じ機能をもつた3組の固定接点群a1・・
c1′,a2・・C2′及びa3・・c3′が同芯状に予め設置
されている。そして、固定接点群a1・・c1′が基
本構成と同じ位置に設置されて、前記扱深さ位置
F1,F2・・F4を停止位置として作用し、この固
定接点群a1・・c1′が標準の扱深さ制御用に構成
されている。又、固定接点群a2・・c2′は前記標
準のものよりも一定位相角度だけ深扱き側に設置
されていて、全体的に扱深さ位置G1,G2・・G4
が深く設定されている。更に、固定接点群a3・・
c3′は標準のものよりも逆に一定角度位相だけ浅
扱き側に設置されていて標準より浅い目の扱深さ
位置H1,H2・・H4が設定されている。
そして、これら3組の固定接点群は多連に同調
切換え作動する回路切換えスイツチ機構20に接
続されていて、いづれか一組の固定接点群のみが
センサスイツチS1,S2,S3に接続できるようにな
つている。
従つて、このスイツチ機構20の切換え選択に
よつて、自動扱深さ量を標準、又はやゝ深扱き気
味、もしくはやゝ浅扱き気味に設定できるのであ
る(第4図は標準状態にセツトされている)。
尚、このスイツチ機構20の切換え指令は操縦部
から発せられるようにして、作業中でも任意に選
択できるようになつている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの自動扱深さ制
御機構の実施の態様を例示し、第1図はコンバイ
ンの前部を示す概略側面図、第2図は扱深さ調節
装置の側面図、第3図は基本の制御回路図、第4
図は本考案の制御回路図である。 8……穀稈搬送装置、10……駆動機構、15
……稈長検出機構、16……摺接スイツチ機構、
20……回路切換え機構、S1,S2,S3,S0……セ
ンサスイツチ、a,b,c,a′,b′,c′……固定
接点、e,e′……可動接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 刈取り穀稈の稈身方向に沿つて複数の穂先検
    出センサスイツチS1,S2・・を並設してなる稈
    長検出機構15によつて刈取り穀稈の稈長を有
    段階的に検出し、この検出結果に応じて扱深さ
    調節用の穀稈搬送装置8の位置変更用駆動機構
    10を作動させて該搬送装置8を稈長に応じて
    予め設定した位置まで変位させて停止させるよ
    うに構成するに、前記駆動機構10の電気制御
    部を機体に設けた摺接スイツチ機構16に接続
    し、このスイツチ機構16の固定接点a,
    b・・,a′,b′・・を前記穂先検出センサスイ
    ツチS1・・に接続するとともにスイツチ機構1
    6の可動接点e,e′を前記穀稈搬送装置8の位
    置変更に連動して変位すべく構成し、もつて、
    前記搬送装置8を有段階的に位置変更制御すべ
    く構成したコンバインの自動扱深さ制御機構で
    あつて、前記固定接点群を、可動接点e,e′の
    変位方向に位相を異ならせて複数組配備し、こ
    の固定接点群の一組のみを穂先検出センサスイ
    ツチS1・・群に選択接続する回路切換え機構2
    0を装備してあることを特徴とするコンバイン
    の自動扱深さ制御機構。 前記切換え機構20は操縦部において切換え
    操作可能なスイツチ機構として構成してある実
    用新案登録請求の範囲第項に記載の自動扱深
    さ制御機構。
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JPS5718326U JPS5718326U (ja) 1982-01-30
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