JPS6230588A - 移送ガス中に懸濁した粒状材料を微細片と粗大片とに分類する分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｌ１Ｌ１火旦ユ１ 本発明は、移送ガス中に懸濁されている粒状材料を微細
片と粗大片とに分類する分離装置であって、垂直軸の回
りに回転可能な羽根付きローターを備える分離装置に関
する。これらの羽根は、ローターの底部プレートと上部
プレートとの間に伸びており、上部プレートは供給され
た未分類材料をローターに分配し、この材料を移送ガス
に懸濁させるような構成を有する。ハウジングはロータ
ーを収容し且つ移送ガスをローターへ供給する入口を有
する。ハウジングの上端の出口は、分離した微細片を放
出する。ハウジングには少なくとも１個の入口が備えら
れ、未分類粒状材料をローターの上部プレート上方側に
供給し、衝撃リングが上部プレートの回りに一定の半径
距離で配設されている。

１】Ｊと１且 上記種類の分離装置は、欧州特許公開第００２３３２０
号明細書から知られているものであり、詳細にはその第
１０図を参照されたい。この分離装置は、２個の入口導
管で未分類材料を供給することが示されている。これら
の入口導管は、分離装置ハウジングの上端部においてロ
ーター軸に関して互いに直径方向で対向して配設されて
おり、ローター上部プレートの上端に向かって下向ぎに
配設されている。

未分類材料は入口導管を下って上部プレートの上方側へ
至り、未分類材料はその上方側から上部プレートの回転
によって周囲の衝撃リングへの外側へ向かって放出され
、このリング部分で上記材料が止められてローターの回
りに落下するのである。この場合にはローターを収容す
るルーバー（＋ｏｕｖｅｒ）装置の内側へ落下するので
ある。

この場合には、移送ガスはルーバー装置を通ってロータ
ーへと向かい、落下する材料を集めて移送ガスとロータ
ーの回りの材料との懸濁物を形成する。この懸濁物はロ
ーター中に導かれて、このローターの中で粗大粒子は既
知の方法でローターの回転から生じる遠心力によって外
側へと飛ばされ、微細粒子は移送ガス中に懸濁されたま
まになっている。

ルーバー装置に向かって外側へ飛ばされた分離された粗
大片は、ルーバー装置によって止められ、分離装置の底
部へ向かって落下して、粗大片用の収集ホッパーに入る
。微細片は、移送ガスによってローターの上部プレート
中の中央開口を通過し、分離装置の上端部から排出され
て、沈殿装置中で移送ガスから分離される。

１火に史皿通直 しかしながら、上記種類の分離装置では、供給される未
分類材料をローターの回りに均一に分布させることが不
可能であ、る。これは、入口導管からローター上部プレ
ートの上方側へ通過した総ての未分類材料が適正な入口
の後の予め４５°〜９０゜低い回転角になっている上部
プレートから飛ばされるからである。従って、ローター
の周囲に沿ってローターに流入する移送ガス中に材料が
懸濁していない少なくとも１つの区域があり、これによ
って分離装置の利用が損なわれることになる。

肛肛豆夏屈盈王ゑ 本発明の目的は、上記欠点を補うことであり、この目的
は、上部プレートに対して共軸的に且つ材料入口から一
定の半径距１ＩＩＩｌｌｌれて配設されている環状の収
集ケーシングであって、上部プレートに対向する凹状側
部を備えて、上部プレートから外側へ放出される材料を
収集し且つこの材料を下方に排出するようになっている
ケーシングによって達成される。

ローターと共に回転する収集ケーシングによって、材料
がローター上部プレートの上方側から外側へ放出される
と、収集ケーシングの凹状側部に収集されて、ケーシン
グの内側に材料のバンドを形成するようになる。このバ
ンドの表面層は、重力によって（一定の材料滑り角によ
って）収集ケーシングの下端へと比較的ゆっくりと滑り
落ち、その下端から周囲の衝撃リングに向かって外側へ
飛ばされて、そのｍ撃すングで止められ、既知の方法で
ローターの回りに落下する。

収集ケーシング中に材料を集めて、比較的ゆっくり滑落
させることにより、収集ケーシング中の材料保持時間を
長くすることが出来、その結果として衝撃リングからロ
ーターの全周に沿って下方へ落ちる材料を分布させるこ
とが出来る。これにＪこり、既知のタイプの分離装置と
比較して、ローター全体の回りで移送ガス中に材料を良
好に懸濁させることが出来る。

ロータープレートから外側へ飛ばされた総ての材料を収
集ケーシングによって確実に収集するには、上部プレー
トの少なくとも最外側区域を斜め上方向且つ外方向へ向
けて配置された環状ガイドプレートで被覆することが有
利である。同時に、外方へ飛ばされた材料は収集ケーシ
ング上の材料バンドの表面に実質的に垂直に当たるよう
になる。

収集ケーシング中への材料の移動を出来るだけ妨げない
ようにするため、収集ケーシングは上部プレートに固設
されたスポークに、好ましくはガイドプレートを介して
配設するのが右利である。

Ｌ−凰一旦 本発明による分離装置を、添付の概略図を参照して更に
詳細に説明する。

分離装置は、環状の上部プレート２と一体性の底部プレ
ート３とを有しそれらのプレートの間に羽根４が伸びて
なる０−ター１を備えている。

ローター１は、モーター（図示せず）からの垂直軸５に
よって駆動される。上部プレート２は、分離装置の上部
に出口導管７へ通じる中央開口６を備え、材料の分離さ
れた微細片を排出するようになっている。

上部プレート２の上端部には、環状の円錐台状ガイドプ
レート８が配設されている。このガイドブレート８は比
較的細いスポーク９を介して、環状の収集ケーシング１
０を担持しており、ローター１と共に回転できるように
なっている。

ローター１と、ガイドブレート８と、収集ケーシング１
０は、分離装置のハウジング１１によって囲まれており
、該ハウジングの内側には、収集ケーシング１０の下端
と反対向きに環状の衝撃リング１２が配設されている。

上部プレート２の上端部へ未分類材料を供給するための
入口導管１３が、分離装置ハウジング１１の上面を通っ
て下に伸びている。

分離装置は、次の仕方で操作する。すなわち、微細片と
粗大片とに分離される未分類材料は、第２図で矢印１４
によって示されるように、入口導管１３を通ってロータ
ーの上部プレー１〜２の上面に送られる。

ローターの回転によって下方に落下する材料は、矢印１
５によって示されるように、上部プレート２とガイドブ
レート８に沿って外側へ飛ばされて、収集ケーシング１
０の凹状内側面によって止められる。収集ケーシング１
０の内側面上には、比較的安定な材料のベース層または
バンド１６が形成され、このバンド上の不安定な層１７
は重力によって比較的ゆっくりと収集ケーシング１０の
下端へ向かって滑る。この下端１８から滑り落らる材料
は収集ケーシング１０を離れて、衝撃リング１２に向か
って外方へと飛ばされる。材料は衝撃リング１２によっ
て止められて、矢印１９によって示されるようにロータ
ー１の周囲に沿って落下する。材料が収集ケーシング１
０の内側に材料層を恒常的に形成して下方へ　　　　　
　：滑り落ちるようにするには、一定の時間がかかるの
で、材料は、収集ケーシング１０中で十分な保持時間を
有し、ローター１の回りに完全に且つローターの回転方
向での入口導管１３がらの限定された区域だけでなく分
布できるようになる。

移送ガスは、第１図において矢印２０で示すように、ロ
ーター１の回りを上り、ローターの上部へ入り且つ通過
して、出口導管７へと送られる。衝撃リング１２から落
下する材料１９は移送ガスの流れ２０へと入り、その中
で懸濁される。

懸濁物はローター羽根４の間に流入し、そこで粗大粒子
は既知の方法で分離装置ハウジングの壁１１の方向へと
戻り、そこから分＃を装置の底部のホッパー（図示せず
）中に落下して集められる。一方、微細粒子は、移送ガ
ス中に懸濁されたままで、分離装置の上部を離れて、沈
殿装置中で最終生成物として沈殿することが出来る。

分離装置は既知の方法でローター１の回りにルーバー装
置を備え、該装置を介して移送ガスをローター１へ向け
るようにしてもよい。かかるルーバー装置は、調整可能
であり、ローターへ流入する移送ガスの流れの方向を制
御することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、分離装置のｌ断面図であり、第２図は、第１
図の左上部の拡大図である。 １・・・ローター　　　　　２・・・上部プレート３・
・・底部プレート　　　４・・・ローター羽根５・・・
垂直羽根　　　　　６・・・中央間ロア・・・出口導管
　　　　　８・・・ガイドプレート９・・・スポーク　
　　　　１０・・・ケーシング１１・・・ハウジング　
　　　１２・・・環状ＷＪ撃シリング３・・・入口導管 Ｆｉｇ、　１

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）移送ガス中に懸濁した粒状材料を微細片と粗大片
   とに分類する分離装置において、 実質的に垂直な軸の回りに回転可能な羽根付きローター
   １であって、該羽根４がローター１の底部プレート３と
   上部プレート２との間に伸びており、該上部プレート２
   がローター１に供給される未分類材料を分配して移送ガ
   スにこの材料を懸濁させる分配装置を有しているものと
   、ローター１を収容し、且つローター１へ移送ガスを供
   給する入口と、分離された微細片を放出するローター上
   端からの出口と、未分類粒状材料をローター上部プレー
   トの上方に供給する少なくとも１個の入口と、上部プレ
   ートの回りに所定の半径距離離れて配置された衝撃リン
   グ１２とを具備するハウジングとから成り、 環状の収集用ケーシング１０が上記上部プレート２に対
   して共軸的に且つ材料入口から或る半径距離離れて固定
   され、該ケーシング１０は上部プレート２に対向する凹
   状側部を備えて、上部プレート２から外側へ放出される
   材料１９を収集し且つこの材料１９を下方に排出するこ
   とを特徴とする、分離装置。
2. （２）上部プレート２の少なくとも最外側部が斜め上方
   向且つ外方向へ配向されている環状ガイドプレート８で
   被覆されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の分離装置。
3. （３）ガイドプレート８が円錐台状であることを特徴と
   する特許請求の範囲第２項記載の分離装置。
4. （４）収集用ケーシング１０が、直接または間接的に上
   部プレート２に固定されたスポーク９に取付けられてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１、２および３項
   のうち何れか１項記載の分離装置。
5. （５）収集用ケーシング１０が、直接または間接的に上
   部プレート２に固定されたスポーク９に取付けられてお
   り、該スポーク９が環状ガイドプレート８に固定されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の分離
   装置。