JPS6230244A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS6230244A
JPS6230244A JP16925685A JP16925685A JPS6230244A JP S6230244 A JPS6230244 A JP S6230244A JP 16925685 A JP16925685 A JP 16925685A JP 16925685 A JP16925685 A JP 16925685A JP S6230244 A JPS6230244 A JP S6230244A
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    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコロナ放電処理されたポリオレフィン被覆紙支
持体表面にハロゲン化銀乳剤層が設けられているハロゲ
ン化銀写真感光材料に関し、更に詳細には、コロナ放電
処理されたポリオレフィン被覆紙支持体表面にゼラチン
下引層が設けられたハロゲン化銀写真感光材料に関する
[発明の背W4] 現像処理の迅速化は、総ての写真感光材料における最近
の趨勢であり、その−環として、写真用印画紙において
はポリオレフィン被覆紙を支持体とする所M NJ水性
印画組が開発され実用化されている。紙の両面がポリオ
レフィンによって被覆されたポリオレフィン被覆紙を支
持体とする耐水性印画紙は、支持体が現像処理液を吸収
しないために現像処理後の水洗および乾燥に要する開門
か大幅に短縮されるという利点があり、また耐水性、印
画紙の強度、用度安定性等が著しく向上し印画紙の商品
価値向上に大いに寄与している。
ポリオレフィン?1覆f工1ユ、通常走行する紙基材上
に加熱溶融したポリオレフ、Cンを流延した桟ブレッジ
11−ロールで同化せしめる所謂押出コーティング法に
よってその両面がポリオレフィンによつて被覆されて製
造されている。ポリオレフィン被覆紙の乳剤側表面のポ
リオレフィンには通常酸化チタン等の白色無機顔料が含
まれ、その表面形状は、その用途に応じて光沢面、マッ
ト面、絹目面等に加工されている。次いで酸化チタン等
の白色無機顔料を含むポリオレフィン層上にゼラチン−
ハロゲン化!!等の写真乳剤が塗設され耐水性印画紙が
完成される。
しかし、ポリオレフィン表面は、疎水性であるので、こ
れに直接親水性のハロゲン化銀乳剤層を塗布しても支持
体とハロゲン化銀乳剤層とは全く接着しない。従って、
従来、ポリオレフィン表面を有する支持体上にハロゲン
化銀乳剤層を設けるためには、まずポリオレフィン表面
にコロナ放電処理、火焔処理等の活性゛比処理を施して
接着させる方法が知られており、中でもコロナ放電処理
をしてこれにハロゲン化銀乳剤層を塗布する方法が広〈
実施されてきた。
しかし、この活性化処理の効果は経時で劣化し、接着状
態が非常に悪くなることが見出されているのみならずコ
ロ上放電で活性1ヒされたポリオレフィン面;ユカラー
ハロゲン化恨乳剤層にカブリを生ぜしめろ傾向があり、
また、ポリオレフィン而上の不均一な静電荷は乳剤の塗
布状態を不均一なものとする場合が多い。
また、写真乳剤塗布以前において、この活性化処理効果
の経時による劣化を防止する、あるいは塗布ムラ向上、
乳剤カブリといった写真特性を改善するため活性化処理
直後に、ポリオレフダン表面に対する親水性樹脂による
被覆すなわち下引が行なわれてきた。特公昭47−18
010には、コロナ放電処理されたボリエ千しン7!!
!覆紙支持体表面に656種の硬膜剤を用いたゼラチン
下引層を設け、塗布されるべきハロゲン化銀乳剤1との
接着力を向上させる技術がl;n示されている。しかし
ながら、我々の知見によればこのゼラチン下引層を82
けた直後にハロゲン1ヒ銀乳剤層を塗布した場合には、
むしろハロゲン化m!7L剤層と支持体との接着力は下
引層のないコロナtJ′!、電処理されたポリエチレン
?11紙上に直接ハロゲン化銀乳剤層を塗布したものの
方が優れている傾向にあった。
一方、特公昭48−14185、同49−17522に
はグラフト変成ゼラチンを用いたり、塩基性物質を添加
してゼラチン下引表面を高pHに保つ技術が開示されて
いるが、これらの方法では、接着が必ずしも十分でなか
った。まI;特公昭49−17522では有機溶剤の使
用を必要とする場合があり、公害、作業上の問題があっ
た。また特公昭49−15210ではゼラチン下引後、
高温高湿下にさらすことにより、また同50−4389
では、超B波振動させたゼラチン下引液に浸漬さぜるこ
とにより、接着力が向上するとしているが、特別な高温
高湿ゾーンや眉音波発生設幅を必要とし、そのため、コ
スト上不利であった。特公昭57−9058、特開昭5
0−110323は、固体物質や液滴を分散させたゼラ
チン下引層を低温でゼラチンをセット、乾燥させること
によって設ける技術赤が開示されているが、その発明の
効果を十分に出すためには、乳剤塗布工程で下引層を同
時に設ける必要があり、そのため、コ0す放1m!la
理による塗布ムラを向上させるためには十分てはなかっ
た。持分a357−53585はゼラチンと無水マレ−
イン酸−ビニル化合物共重合体の混合物を用いる、特開
昭52−130625は、ゼラチン水溶液に特定ノニオ
ン界面活性剤を添加することによって塗布ムラを向上さ
Uる技術であるが、これらの場合、接着が十分とは言え
なかった。
この他に特開昭58−184144は構成が似ているが
、全く異なる技術思想に基づいたポリオレフィン被覆紙
の裏面加工の技術があるが、このまま下引に適用した場
合には、乳剤面の平面性を損ない、カール度も大きくな
り、実用に適さなくなるため下引としては使用できなか
った。
[発明の目的1 本発明の目的は特定のlj!S剤を含有する特定の濃度
のゼラチン下引層をコロナ放電処理されたポリオレフィ
ン被覆紙支持体上に設けることによって、従来技術で成
し得なかった写真用ポリオレフィン被覆紙支持体とハロ
ゲン化銀乳剤層との間の接着強度が下引層形成直後にお
いても良好であり、かつハロゲン化銀乳剤層の塗布性、
写真特性に影響を与えない特定の下引層の設けられたハ
ロゲン化銀写真感光材料を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の上記目的は、コロナ放電処理されたポリオレフ
ィン被覆紙支持体上にハロゲン化銀乳剤層が設けられて
いるハロゲン化銀写真感光材料において、前記コロナ放
電処理されたポリオレフィン被覆紙支持体表面に、活性
ハロゲン系化合物、エポキシ系化合物、エチレンイミノ
系化合物、メタンスルホン酸エステル系化合物、カルボ
ジイミ。
ド系化合物、インオキサゾール系化合物およびアクリル
アミド系化合物から選ばれる硬膜剤の少なくとも一つで
硬膜され、かつ膜厚は乾燥後の塗布@ 0.02g/n
”〜0.5(1/fであるゼラチン下引層が設けられて
いるハロゲン化銀写真感光材料によって達成される。
本発明のポリオレフィン樹脂被覆紙に使用される原紙と
しては、写真用の印画紙に一般的に用いられている、天
然バルブ紙、合成バルブ紙、天然バルブと合成バルブと
の混抄紙等を挙げることができる。原紙は通常、50〜
300ミクロンの厚さにして用いられる。
ポリオレフィン樹脂被覆層を形成するポリオレフィンと
しでは、ポリエチレン、ポリプロピレンあるいはこれら
の共重合体そしてこれら各種の重合体の混合物を挙ける
ことができる。高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン及びそれらの混合物が特に好ましい。
ポリオレフィン樹脂被覆層の厚さについては特に制限は
ないが、好ましくは15〜50ミクロンの範囲から選ば
れる。
ポリオレフィン樹脂に、白色顔料、着色顔料、あるいは
蛍光増白剤、酸化防止剤などの各種の添加剤を添加して
用いることが一般的である。
ポリオレフィン被覆紙上にコロナtlifiG理をする
方法は帰々知られており、本発明においてもこれらの技
術を適用すればよい。
例えば、これらの技術としては、特公昭37−1768
2号、同37−17485号、同45−40438号、
同 48−5043号、同50−19300号、同47
−5190号、同49−10[387号、特開昭48−
28067号、同58−4157号、同58−2221
18号、同48−89731号、同59−4437号、
B、 P、 971058等。
本発明に使用される下引層は、本発明に係る硬膜剤を含
むゼラチン水溶液をコロナ放電処理により活性化された
ポリエチレン等のポリオレフィン層表面へ塗布すること
によって形成される。
ゼラチンとしては、いわゆる石灰処理ゼラチン、酸処理
ゼラチン、酸素処理ゼラチン等、当業界で一般に用いら
れているものはいずれも使用できる。
下引層の膜厚は薄すぎると充分な接着力が得られず、ま
た逆に厚すぎると接着力の向上は認められるがカールが
生じ実用的ではない。
従って、本発明の下引層の膜厚は、乾燥後の塗布口で0
.02Q/v’〜0.5Q/w’であり、好ましくは0
.05(1/ f〜0.2g/i’である。
本発明は、ゼラチン下引水溶液中に本発明に係る硬膜剤
を添加することによってポリオレフィン被覆紙支持体と
写真乳剤層との間の接着性を改善したものである。
本発明に用いることができる硬膜剤としては、2.4−
ジクロロ−6−ヒドロキシ−S−トリアジン・ナトリウ
ム塩、2.4−ジクロロ−6−ノドキシ−S−トリアジ
ン、−2,4−ジクロロ−6−(4−スルホアニリノ)
−8−トリアジン・ナトリウム塩、2.4−ジクロロ−
6−(2−スルホエチルアミノ)−3−トリアジン、N
−N’ −ビス(2−クロロエチルカルバミル)ピペラ
ジンの如き活性ハロゲン系化合物。
ビス(2,3−エポキシプロピル)メチルプロピルアン
モニウム・ρ−トルエンスルホン酸塩、1.4−ビス(
2’ 、3’ −エポキシプロピルオキシ)ブタン、1
,3.5−1−リグリシジルイソシアヌレート、1,3
−ジグリシジル−5−(T−7セトキシーβ−オキシプ
ロピル)イソシアヌレートの如きエポキシ系化合物。
2.4.6−トリエチレン−S−トリアジン、1.6−
へキサメチレン−N、N’ −ごスエチレン尿素、ビス
−β−■チレンイミノエチルチオエ−チルの如きエチレ
ンイミノ系化合物。
1,2−ジ(メタンスルホンオキシ)エタン、1.4−
ジ(メタンスルホンオキシ)ブタン、1゜5−ジ(メタ
ンスルホンオキシ)ペンタンの如きメタンスルホン醗エ
ステル系化合物。
ジシクロへキシルカルボジイミド、1−シフOへキシル
−3−(3−トリメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド−p−ト)レニンスルホンl!!塩、1−エチル−3
−(3−ジメチルアミツブ0ビル)カルボジイミド塩v
j塩の如きカルボジイミド系化合物、2,5−ジメチル
イソオキサゾール・過塩素酸塩、2−エチル−5−フェ
ニルイソオキサゾール−3′−スルホネート、5.5’
 −(パラフェニレン)ヒスイソオキサゾールの如きイ
ソオキサゾール系化合物。
ジアクリルアミド、5−アセチル−1,3−ジアクリロ
イル−へキサヒドロ−s−トリアジン、1.3.5−ト
リアクリロイル−へキサヒドロ−s−トリアジンの如き
、アクリルアミド系化合物を挙げることができる。
特に好ましい硬膜剤としては活性ハロゲン系化合物、エ
ポキシ系化合物、エチレンイミノ系化合物、メタンスル
ホン醗エステル系化合物である。
これらの硬膜剤は、 11類で用いてもあるいは任意の
組み合せで用いてもよい。これらの硬膜剤のぶ加色とし
ては、ゼラチンの」澁に対して0.10重fi 96か
ら50橿潰%、好ましくは0.2ili量%から3.0
ij1%の範囲で添加できる。
これらの硬膜剤を、門えば水あるいは水に可溶な有機溶
媒に溶解した後、ぎラチン水溶液に添加して下引液をつ
くることができる。
本発明に係るゼラチン下引液には、必要に応じて各種の
添加剤を含有することができる。例えば、マット剤、界
面活性剤、帯電防止^11、アンチハレーション剤、着
色用染料、顔F4、塗布助剤、カブリ防止剤等である。
本発明に係る下引液は、一般によく知られた塗布方法、
例えばディップコート法、エアーナイフコ−1・法、カ
ーテンコーl〜法、ローラーコート法、ワイヤーバーコ
ード法、グラビアコート法、或いは米国特許第2,68
1,294号明細偶に記載のホッパーを使用するエクス
トルージョンコート法等により塗布することが出来る。
かくして塗布された下引液は続いて乾燥工程において乾
燥されるが、その条件は60℃〜120″Cで、数秒〜
10分であるが、この範囲内で温度及び時間を適宜法め
ることができる。
五引層を設ける時期はポリオレフィン被覆紙がコロナ放
電処理されていれば任意の時期でよい。
例えば、コロナ放電処理をした後ひき続いて本発明に係
る下引層を設ける場合、コロナ放電処理したものを一時
貯蔵しておき、それから本発明に係る下引層を設は再度
貯蔵しておく場合、あるいはハロゲン化銀乳剤を塗布す
る工程の前の工程で下引層を設ける場合等が挙げられる
なお、このような下引層上に設けられるハロゲン化銀乳
剤層及び写真感光材料の層構成等は、任意のものを用い
てもよい。ハロゲン化銀乳剤層としてはモノクロ及びカ
ラー乳剤層を設けることができる。
本発明に係る写真感光材料は、カラー写真感光材料に適
用する場合、通常は分光感度の異なる3種の感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層を有し、各乳剤層は、イエローカプラー
、マゼンタカプラー、及びシアンカプラーの3種のカプ
ラーのうちの1種ずつを含有することができる。
このような場合の感光性ハロゲン化銀乳剤層とカプラー
の組合せとしては、通常赤感光性ハロゲン化銀乳剤層に
シアンカプラーが、また、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層
にマゼンタカプラーが、さらに青感光性ハロゲン化銀乳
剤層にイエローカプラーが、各々組合される。この様な
、各乳剤層の積層順序については、特別制限はない。
用いられるイエO−、マゼンタ及びシアン各カプラーは
、所望によりいずれのものを使用してもよい。
好ましいイエローカプラーとしては、ベンゾイルアセト
アニリド系カプラー及びピバロイルアセトアニリド系カ
プラーが挙げられる。好ましいマゼンタカプラーとして
は、1−フェニル−3−アユリノー5−ピラゾロン系カ
プラー及びピラゾロトリアゾール系カプラーが挙げられ
る。好ましいシアンカプラーとしては、フェノール系カ
プラーが挙げられる。これらの各カプラーは、ハロゲン
化銀乳剤層中にハロゲン化銀1モル当たり、0.05〜
1モル程度含有されるのが好ましい。
本発明を用いるカラー写真感光材料には、前述。
のハロゲン化銀乳剤層のほか、適宜の層順及び層数の保
護層、中間層、フィルタ一層、スカベンジャ一層などの
非感光性層を設けることができる。
用いられるハロゲン化銀乳剤層中に含まれるハロゲン化
銀は、沃臭化銀、塩臭化銀、臭化銀、塩沃臭化銀、塩化
銀、塩沃化銀のいずれのハロゲン化銀であってもよく、
これらの混合物であってもよい。これらのハロゲン化銀
は、アンモニア法、中性法、酸性法等のいずれで製造さ
れたものであってもよいし、また同時混合法、順混合法
、逆混合法、コンバージョン法等のいずれで製造された
ものであってもよいし、ざらにまたハロゲン化銀粒子内
部にハロゲン組成の異なる境界を有するものでも、有し
ないものでも、有効に使用し得る。
本発明を用いるカラー写真感光材料の構成層に使用でき
るバインダーとしては、アルカリ処理ゼラチンまたは酸
処理ゼラチン等のゼラチンが最も一般的であるが、この
ゼラチンの一部とフタル化ゼラチン、フェニルカルバモ
イルゼラチンの如き誘導体ゼラチン、アルブミン、寒天
、アラビアゴム、アルギン酸、部分加水分解セルロース
誘導体、部分加水分解ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルア
ミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
及びこれらのビニル化合物の共重合体とを併用して用い
ることもできる。
用いられるハロゲン化銀乳剤は、ルテニウム、Oジウム
、パラジウム、イリジウム、白金、金等の負金属の塩に
よる負金属増感、活性ゼラチン、不安定硫黄化合物によ
る硫黄増感、セレン化合物によるセレン増感、または第
一錫塩、ポリアミン等及び低1)Ag条件下での還元増
感等の化学増感を施すことができる。
さらに、これらのハロゲン化銀乳剤には所望の感光波長
域に感光性を付与するために、各種の増感色素を用いて
光学増感することができる。この様な各種の光学増感剤
は、その本来の目的とは別の目的で、例えば、かぶり防
止、カラー写真感光材料の保存による写真性能の劣化防
止、現像調節(例えば、MIコントロール等)の目的の
ために使用することも可能である。
さらに本発明を用いるカラー写真感光材料の構成層には
、種々の写真用添加剤、例えば紫外線吸収剤、色素画像
安定剤、スティン防止剤、界面活性剤、水溶性イラジェ
ーション防止染料、硬膜剤、膜物性改良剤を添加するこ
とができる。
本発明の感光材料の支持体上に、カラー写真感光材料の
各構成層を塗布するには、通常知られている塗布方式、
例えば、浸漬塗布、ローラー塗布、ビード塗布、カーテ
ンフロー塗布等の方法で塗布し、ついで乾燥される。カ
ラー写真感光材料により色素画像を得るためには像様に
露光した後、必要により発色現像処理を行う。処理工程
は、基本的には発色現像、漂白定着の各工程を含んでな
るものである。この場合、各工程が独立する場合も、そ
の中の2つ以上の工程がそれらの機能を持った処理液を
使用して1回の処理で済ましてしまう場合もある。また
、各工程共に必要に応じて、2回以上に分けて処理する
こともできる。なお、処理工程中には、上記の他に、必
要に応じて、前INl!浴、中和塔、第1現像(黒白現
像)、画像安定浴、水洗等の諸工程が組合わされる。処
理温度は、感光材料、処理処方によって好ましい範囲に
設定される。一般的には20℃〜60℃であるが、前述
のカラー写真感光材料は特に30℃以上の処理に適して
いる。
発色現像に用いられる弁色現像主薬としては、種々のカ
ラー写真プロセスにおいて広範に使用されている種々の
ものが包含される。
発色現像液中には必要に応じて種々の添加剤を加えるこ
とができる。例えば、アルカリ金属の水酸化物や炭酸塩
あるいは、第3リン酸塩等のアルカリ剤、I酸、酢酸等
の!1衝剤、チオエーテル、1−アリール−3−ピラゾ
リドン、N−メチルーp−アミノフェノール、ポリアル
キレングリコール等の現@促進剤、ベンジルアルコール
、エチレングリコール、ジエチレングリコール、メタノ
ール、アセトン等の打elJ1、臭化カリウム、ニトロ
ペンツイミダゾール類箸の現像抑制剤、亜511酸塩、
ヒドロキシルアミン、グルコース、アルカノールアミノ
類等の保恒剤、ポリリン酸化合物、二(1)接着強度試
験 (′乾燥脇付試験− 試料の乳剤面に、カミソリで浅傷を■盤の目状につけ、
その上にセロハン接着テープを圧着したのち該テープを
急激に剥離したときの、セロハンテープの接着面積に対
する乳剤膜の残存率を百分率で示した。
〈処理腰付試験〉 処理浴中で試料の乳剤面にキリ状の鋭利な先端でB 5
1!の目状に傷をつけて、その面をこすり、乳剤膜の残
存率を百分率で示した。実用上、この百分率が80%以
上であれは支障ない。
[実施例1〕 厚さ 150μmの写真用原紙の両面に密度0.92g
/ Ci’のポリエチレンを各々約30ミクロンの厚さ
になるように、揮化コーティングしたポリエチレン被覆
紙の乳剤塗布側表面にコロナ放電装コ(HFS−202
,春日電機株式会社製)にて30W/I”ii口の条件
でコロナ放電処理を行った。
このコロナ放電処理面に、1%ゼラチン水溶液に2.4
−ジクロロ−6−ヒドOキシ−8−トリアジンナトリウ
ム塩(硬膜剤No、1)をゼラチンに対して0.2. 
1.0. 3.0重1%になるように添加した下引液お
よび添加しない下引液を、ワイヤーバーコード法で乾燥
塗布撮が0.1(1,/32になるように塗布、80℃
、2分で乾燥さ辻た。これら下引済ボリエヂレン被覆紙
とコロナ放電処理してすぐのポリエチレン被覆紙に通常
の印画紙用ハロゲン化銀乳剤を塗布した。このようにし
て得られた試料の接着強度試験の結果を第1表に示す。
第1表 以下余白 これにより硬膜剤N0.1を添加したゼラチン下引層が
ポリエチレン被覆紙と乳剤層の間の接着力を増大させて
いることは明らかである。
なお、乳剤の塗布性、乳剤カブリについては、硬膜剤を
添加したゼラチン下引を用いた試料は良好であった。
[実施例2] 実施例1と同様にして得たポリエチレン被覆紙の乳剤塗
布側のコロナ放電処理面に、1,2−ジ(メタンスルホ
ンオキシ)エタン〈硬膜剤No、2)をゼラチンに対し
て 1.2重口%になるように添加した、0.2%ゼラ
チン水溶、液を乾燥塗布うがそれぞれ01009. 0
.03(1/ m’ 、 1%ゼラチン水溶液をそれぞ
れ0.06 、 0.09(1/m2.10%ゼラチン
水溶液を1.3g/、2になるようにワイヤーバーコー
ド法で塗布、80℃、2分で乾燥させた。これら下引層
ポリエチレン被覆紙について実施例1と同様にして接着
強度試験を行なった。このようにして得られた結果を第
2表に示す。
第2表 以下余白 これよりtall剤No、2を添加したゼラチン下引の
塗布向が0.03〜1.3+J/i’で接着力の良いこ
とがわかる。但し、塗布7511.3g/ 1’では接
着力は良いがカール度が大きくなり実用に適さなかった
。また0、009(1/ 1’では、ポリエチレン表面
を完全に被覆できず、ハジキが生じ、乳剤の塗布性も不
十分であった。
[実施例3] 実施例1と同様にして得た、ポリエチレン被覆紙の乳剤
塗布側のコロナh!l電処理面に、1%ゼラチン水溶液
に、第3aにある硬膜剤をぜラチンに対して 1.0重
量%になるように添加し、ワイヤーバーコード法で、乾
燥塗布】が0.1す/−2になるように塗布、80’0
.2分乾燥さ「た。これら下例済ポリエチレン7(1覆
舐について実施例1と同様にして接着強度試験を行なっ
た結果を第4表に示す。
第3表 以下余白 第4表 以下余白 これより本発明のt1膜剤N013〜6を添加したゼラ
チン下引層はポリエチレン被膜紙と乳剤層との間の接着
力を増大させていることは明らかである。また、乳剤の
4布性、乳剤カブリについても良好であった。
なお、比較硬膜剤No、7は乳剤カブリが生じ、同N0
18は乳剤の塗布性が不十分であった。
[実施例4] 実施例1と同様にして1%ゼラチン水溶液に硬膜剤NO
,1,硬膜剤NO12そして比較硬膜剤どス(2−ビニ
ルスルフォニルエチル)エーテルをゼラチンに対して、
それぞれ0.唖fii%になるように添加、ワイヤーバ
ーコード法で乾燥塗布mが0.1(1/m2になるよう
に塗布、80℃、2分乾燥させた。これら下引層ポリエ
チレン被11d1とコロナ放電処理してすぐのポリエチ
レン被覆紙を23℃、55%RHの条件で下記の表に示
すような日数、放置し、しかる後に実施例1と同様にし
て接着強度試験を行なった。その結果を第5表に示す。
第5表 以下余白 これにより本発明の硬膜剤を添加したゼラチン下引層を
設ければポリエチレン被覆紙と乳剤層間の接着力を長期
にわたって保持することは明らかである。比較としてビ
ス(2−ビニルスルフォニルエチル)エーテルを用いた
場合、初期に必須の接着力が得られないばかりか、コロ
ナ放電のみのものより悪かった。
ざらに、本発明の[1剤を添加したゼラチン下引を設(
ブた場合には乳剤の塗布性、乳剤カブリに対する効果も
保持されていた。
特許出願人 小西六写真工業株式会社 代 理 人 弁理士 市之瀬 宮人、・Σゝ・2゛;− 手続補正書 (自発) 昭和  年  月  日 特許庁長官 志賀 学殿     60°8゛131、
事件の表示      ′    −1°\λ、r、−
+’(、I?、)j 昭和60年07月31日付は提出の特許願 (2)2、
発明の名称 ハロゲン化銀写真感光材料 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名称  
(127)  小西六写真工業株式会社代表取締役  
    井手 恵生 4、代理人  〒102 住所  東京都千代田区九段南2丁目2番8号松岡九段
ビル 電話263−9524 5゜ 明m目の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 明細書用13頁5〜7行目の[・・・その条件は60℃
〜120℃で、数秒〜10分であるが、この範囲内で温
度及び時間を適宜法めることができる。]の記載を[・
・・その条件は任意であるが、一般には60℃〜120
℃で、数秒〜10分で行なわれる。」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コロナ放電処理されたポリオレフィン被覆紙支持体上に
    ハロゲン化銀乳剤層が設けられているハロゲン化銀写真
    感光材料において、前記コロナ放電処理されたポリオレ
    フィン被覆紙支持体表面に、活性ハロゲン系化合物、エ
    ポキシ系化合物、エチレンイミノ系化合物、メタンスル
    ホン酸エステル系化合物、カルボジイミド系化合物、イ
    ソオキサゾール系化合物およびアクリルアミド系化合物
    から選ばれる硬膜剤の少なくとも一つで硬膜され、かつ
    膜厚は乾燥後の塗布量で0.02g/m^2〜0.5g
    /m^2であるゼラチン下引層が設けられていることを
    特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
JP16925685A 1985-07-31 1985-07-31 ハロゲン化銀写真感光材料 Granted JPS6230244A (ja)

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