JPS62298474A - 大型構造物の壁面ケレン用ケレンキヤリツジ - Google Patents

大型構造物の壁面ケレン用ケレンキヤリツジ

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JPS62298474A
JPS62298474A JP13973286A JP13973286A JPS62298474A JP S62298474 A JPS62298474 A JP S62298474A JP 13973286 A JP13973286 A JP 13973286A JP 13973286 A JP13973286 A JP 13973286A JP S62298474 A JPS62298474 A JP S62298474A
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JP13973286A
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JPH0555196B2 (ja
Inventor
Takumi Muramatsu
匠 村松
Yuji Uchiyama
雄二 内山
Katsuyoshi Sakai
坂井 勝義
Korekiyo Takahashi
高橋 是清
Tatsuo Hatano
波多野 達雄
Masao Hatoya
鳩谷 真男
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SUGATETSUKU KK
Nippon Steel Corp
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SUGATETSUKU KK
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野〕 本発明は大型構造物の側壁面、特に大波パネルが施こさ
れている壁面の塗装前に清掃を行うためめケレン装置に
用いるケレンキャリッジに関するものである。
[従来の技術] 工場の建物外壁面の如き高所に達し且つ広い面積を有す
る壁面の塗装を行う塗装機としては従来より種々のもの
が提案されている。
従来の塗装機の例を示すと、たとえば、特開昭53−1
240@公報に記載されているように、建物の屋上に走
行自在に載置した台車上に巻上酸を搭載し、ケレン用ブ
ラシや塗料吹付装置を備えた自動塗装機を屋上の巻上機
にて昇降させ、且つ台車にて左右動させて、壁面の塗装
作業を行うようにしたもの、あるいは、建物の壁面に沿
いクレーン等にてリーダを立て、このリーダにゴンドラ
を昇降できるように沿わせ、ゴンドラにはケレン用のブ
ラシや塗料吹付装置を備えた自動塗装機を搭載させ、リ
ーダの下端部に設置した巻上機からワイヤをリーダの頂
上を経由してゴンドラに掛けた構成のもの、等がある。
しかし、上記いずれの方式も高所作業に適し、手作業に
よる方式に比して品質の管理の容易化、塗装工事の高能
率化が達成できるが、次のような問題がめった。
先ず、特開昭53−1240号公報に記載されたもので
は、自動塗装機を屋上に設けた巻上機で吊り下げている
だけであるため、特別に自動塗装機の昇降をガイドする
ものがなく、垂直面に対しては常に重心の関係で建物外
壁面に押し付け ′られている構造であり、建物外壁面
から離れる方向へ自動塗装機を自動的にシフトさせるこ
とができない。更に、巻上機を搭載した台車を建物の屋
上に載置して移動させる構成上、壁面の頂部に台車を載
置できるようになっている建物でなければ実施できず、
勾配を持つ屋根付きの建物の壁面には使用できない。又
、リーダにゴンドラを沿わせる方式では自動塗装機のケ
レン用ブラシを垂直壁面に押し付けて反力をもたせるた
めにリーダは不可欠のものとなっている。
そこで、最近、勾配のある屋根を有する建物の垂直壁面
をリーダの如き支柱を用いることなくケレンキャリッジ
の壁面への押付力、作業時の反力が得られ、壁面に沿い
昇降できるようにしたものが考えられている。すなわち
、断面がC形の溝を有する金属壁面に対し壁面の形状に
合わせてブラシ部を直角に向けるように取り付けたケレ
ン用ブラシを搭載したケレンキャリッジの両側部に、マ
グネットキャタピラを取り付け、マグネットキャタピラ
を建物の壁面に吸着させ、高所作業車の頂部にワイヤロ
ープを介してケレンキャリッジを支持させ、壁面を効率
よくケレン作業できるようにしたものが考えられ出願さ
れている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、本発明が対象にしようとする大波パネルを表
面に施こした建物の壁面の場合には、大波パネルを取り
付けるための取付ボルトが表面に多数突出しており、走
行部をキャタピラ方式としだケレンキャリッジを大波パ
ネル表面のケレン装置に適用した場合には、キャタピラ
が取付ボルトと干渉し合ってキャタピラが壁面より浮き
上がるか、あるいは取付ボルトが折れ曲がる等のおそれ
が考えられ、これに伴ないケレン作業の不充分なところ
が生じるという問題が考えられる。
本発明は、大波パネルで構成された建物壁面を塗装前に
清掃するケレン装置のケレンキャリッジとして、パネル
表面に突出する取付ボルトと干渉するときは全体が浮き
上がったり取付ボルトを損傷させることなく上記取付ボ
ルト位置を通過でき、且つ大ぎな吸着力が(qられるよ
うにしたものを提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、大波パネルが表
面に取り付けてある壁面に沿って上下動させられ且つ大
波パネルに対応させたケレンブラシを搭載したケレンキ
ャリッジ本体の左右両側部に、該ケレンキャリッジ本体
の上下方向ほぼ全長にわたるフレームを壁面方向に変位
可能に取り付け、該フレーム上に、先端にマグネットロ
ーラを回転自在に有するスライドフレームを圧縮スプリ
ングを介して伸縮自在に連結した支持フレームを、上下
方向に回動自在に且つ常時水平状態に復元できるように
して多数並列に更に多段に配設してなる構成とする。
[作  用] マグネットローラを先端に取り付けたスライドフレーム
と支持フレームとは圧縮スプリングにより互いに離れる
方向に作用を受けており、マグネットローラは壁面に押
し付けられて壁面に確実に吸着できる。ケレン作業中、
壁面に突出している取付ボルトに適宜のマグネットロー
ラが干渉すると、ケレンキャリッジ本体の移動に伴ない
支持フレームが進行方向の後方に回動して逃げるため、
マグネットローラが容易に取付ボルトを乗り越えて前進
することができる。
この間は伯の複数のマグネットローラが壁面に吸着して
いるので、ケレンキャリッジ本体が壁面から浮き上がっ
たりすることなく壁面に拾わされる。
[実 施 例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第6図は本発明のケレンキャリッジの実施例
を示すもので、上面に取り付けたシーブ2,3にウィン
チ4からのワイヤローフ5をかけて支持されるようにし
であるケレンキャリッジ本体1の表面にほぼ全域にわた
って取り付けたフード6内の上下両位置に、先端を揃え
てほぼドラム状に構成した大波パネル用のケレンブラシ
7をそれぞれ横長にして平行に配し、各ケレンブラシ7
の軸8の両端をケレンキャリッジ本体1に回転自在に支
持させ、且つケレンキャリッジ本体1上に設置したモー
タ9を上記軸8にスプロケット10,11.12、無端
のチェノ13とからなる動力伝達機構を介して連結し、
更に、上記フード6の中央部分に集合部14を開口させ
、該集合部14とブロワ15とをフレキシブルな管16
で接続し、ケレン作業で出て来た剥離物をブロワ15で
吸引するようにしであるケレンキャリッジの場合につい
て示している。
本発明の特徴とするところは、上記のようなケレンキャ
リッジに多数のマグネットローラを大波パネル17の表
面に突出する取付ボルト18に当ると無理なく逃げ得る
ように有している点にある。すなわち、ケレンキャリッ
ジ本体1のほぼ中央部の左右両側面に張出部19と20
を水平に張り出し、該両張出部19と20の大波パネル
17側に各々スライドアーム21とスライド用シリンダ
22にてフレーム23を移動自在に取り付ける。上記フ
レーム23は、ケレンキャリッジ本体1の上下方向の長
さとほぼ同じ長さを有し、該フレーム23の大波パネル
17側の面には、第4図及び第5図に拡大して示す如く
、フレーム23の長手方向と平行に複数のブラケット2
4を配し、該ブラケット24に長手方向に一定間隔で遊
嵌状態に挿入した水平のピン25をフレーム23上に支
持させ、これによりフレーム23上に各ブラケット24
を支持させた構成とし、且つ各ブラケット24の少なく
とも上端部に、ねじボルト26を貫通させ、該ねじボル
ト26に螺合させたナツト27を各ブラケット24を挾
むように位置させて、ナツト27を適宜ずらすことによ
りブラケット24の位置が左右方向へ変えられ、各ブラ
ケット24間の間隔が必要に応じて変えられるようにす
る。上記各ブラケット24間で且つピン25と干渉しな
い上下方向の各段の位置に、複数個のマグネットローラ
の支持フレーム28を第4図及び第5図の如く各段共同
じ一定間隔で並列に配置し、水平方向に延びるピン29
にてブラケット24に支持させ、各支持フレーム28が
ピン29を支点として上下方向に回動できるようにする
。上記各支持フレーム28には、スライドフレーム30
を扱は出ないように先端側よりスライド自在に挿入し、
該スライドフレーム30と支持フレーム28との間に介
在させた圧縮スプリング31の弾力により常時はスライ
ドフレーム30が押し出される方向に力を受けているよ
うにして、該スライドフレーム30の先端にはマグネッ
トローラ32を回転自在に取り付ける。又、上記支持フ
レーム28の末端部と上下に位置する各ピン25との間
には引張スプリング33を介装し、支持フレーム28は
末端部が上下側のスプリング33により引張られている
ことにより水平状態が保持されるようにしであると共に
、大波パネル17を止めるための取付ボルト18にマグ
ネットローラ32が干渉したときはケレンキャリッジ本
体1の移動する力で引張スプリング33に抗して支持フ
レーム28が第6図で二点鎖線の如くピン29を支点と
して回動できるようにする。
第7図は本発明のケレンキャリッジエを用いて作業する
実施の一例を示すもので、高所作業車34の頂部に備え
たパケット35にウィンチ4を搭載し、該ウィンチ4に
ワイヤローフ5を介してケレンキャリッジ■を昇降自在
に吊下支持し、壁面のケレン作業を行わせるようにした
ものである。
なお、36はケレンキャリッジを壁面から離脱させるた
めキャリッジ本体1に設置したエアシリンダからなる離
脱装置である。
壁面の大波パネル17を塗装前にケレン作業するに際し
ては、本発明のケレンキャリッジIを所定の位置にセッ
トし、次に、大波パネル17に接近させて多数のマグネ
ットローラ32を大波パネル17の表面に吸着させる。
この際、大波用のケレンブラシ7が第3図に示す如く大
波パネル17の表面の山部及び谷部に接触するよう張出
部19.20とフレーム23との間のスライド用シリン
ダ22を作動させてケレンキャリッジ本体1と大波パネ
ル17表面とのスペースを調節するようにする。又、各
マグネットローラ32は、スライドフレーム30が支持
フレーム28に対して圧縮スプリング31の弾力により
外方へ押されているので、大波パネル17への吸着力は
大となっている。
上記の状態でケレン作業を開始すると、本ケレンキャリ
ツジエを垂直方向に移動させる。この際、建物壁面が大
波パネル17で構成されている場合は大波パネル17を
止めるための取付ボルト18が表面に随所にわたり突出
しているため、マグネットローラ32が第6図の如く当
ることがある。しかし、各マグネットローラ32はフレ
ーム23に対して支持フレーム28とともに上下方向に
回動できるように支持されているので、ケレンキャリッ
ジ■の移動に伴ない取付ボルト18に当ったマグネット
ローラ32は、引張スプリング33に抗して支持フレー
ム28がピン29を中心に回動して逃げることにより取
付ボルト18を容易に乗り越えることができる。この開
催の多数のマグネットローラ32は大波パネル17に吸
着しているので、ケレンキャリッジ■が大波パネル17
から浮き上がったりすることはない。
ケレン作業は、壁面の上から下へ、下から上へと行われ
るが、上昇中に適宜のマグネットローラ32が取付ボル
ト18に下から当ったときでも同様に当該マグネットロ
ーラ32は取付ボルト18を乗り越えることができる。
各マグネットローラ32を支持している支持フレーム2
8は前記のように引張スプリング33により常時は水平
状態にあるようにしであるため、取付ボルト18にマグ
ネットローラ32が当って回動しても取付ポルト18位
置を過ぎると水平状態に復元でき、直に大波パネル17
に吸着できる。
なお、ケレンブラシ7は図示以外の構成のものでもよく
、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を
加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明のケレンキャリッジによれば、
ケレンキャリッジ本体の左右両側部にフレームを変位可
能に取り付け、該フレームの壁面大波パネル側の面に、
常時は水平状態に保たれているように多数の支持フレー
ムを左右方向に並べると共に上下方向に多段に配設し、
該台支持フレームに、先端にマグネットローラを取り付
けたスライドフレームを圧縮スプリングを介在させて連
結し、大波パネルを止めている取付ボルトにマグネット
ローラが当れば、支持フレームが倒れることによって取
付ボルトを乗り越えることができるようにしであるので
、大波パネルで構成した建物壁面において多数の取付ボ
ルトが表面に突出しているところのケレン作業のために
適用しても、取付ボルトに当つたマグネットローラのみ
が容易に該取付ボルトを乗り越えることができて、ケレ
ンキレリッジ自体が取付ボルトのために動けなくなった
り、浮き上がったり、あるいは取付ボルトを折り曲げた
りすることがなく、この開催の多数のマグネットローラ
が大波パネルに吸着しているので、多くの取付ボルトが
突出している大波パネルのケレン作業に非常に有効であ
り、又、多数のマグネットローラを支持しているフレー
ムはケレンキャリッジ本体に対して位置が変えられるよ
うにしであるので、ケレンキレリッジと大波パネルとの
間隔を任意に調整できると共にケレンブラシの押付力を
調節することもできる、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のケレンキャリッジの一実施例を示す一
部切断側面図、第2図は第1図に示すケレンキャリッジ
の正面図、第3図は平面図、第4図はマグネットローラ
を支持するフレームを壁面側からみた図、第5図は第4
図のフレームの側面図、第6図は第5図のV1部の拡大
詳細図、第7図は作業時の状態を示す概略図である。 ■・・・ケレンキャリッジ、1・・・ケレンキャリッジ
本体、7・・・ケレンブラシ、17・・・大波パネル、
18・・・取付ボルト、19.20・・・張出部、22
・・・スライド用シリンダ、23・・・フレーム、25
・・・ピン、28・・・支持フレーム、29・・・ピン
、30・・・スライドフレーム、31・・・圧縮スプリ
ング、32・・・マグネットローラ、33・・・引張ス
プリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)大波パネルが表面に取り付けてある壁面に沿って上
    下動させられ且つ大波パネルに対応させたケレンブラシ
    を搭載したケレンキャリッジ本体の左右両側部に、該ケ
    レンキャリッジ本体の上下方向ほぼ全長にわたるフレー
    ムを壁面方向に変位可能に取り付け、該フレーム上に、
    先端にマグネットローラを回転自在に有するスライドフ
    レームを圧縮スプリングを介して伸縮自在に連結した支
    持フレームを、上下方向に回動自在に且つ常時水平状態
    に復元できるようにして多数並列に更に多段に配設して
    なることを特徴とする大型構造物の壁面ケレン用ケレン
    キャリッジ。
JP13973286A 1986-06-16 1986-06-16 大型構造物の壁面ケレン用ケレンキヤリツジ Granted JPS62298474A (ja)

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JP13973286A JPS62298474A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 大型構造物の壁面ケレン用ケレンキヤリツジ

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JPS62298474A true JPS62298474A (ja) 1987-12-25
JPH0555196B2 JPH0555196B2 (ja) 1993-08-16

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ID=15252092

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0372857U (ja) * 1989-11-13 1991-07-23
CN102652661A (zh) * 2012-05-22 2012-09-05 徐卡亚 智能外墙修复清洗机
JP2020138251A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 東日本旅客鉄道株式会社 鋼管の研磨装置及びこれを用いた鋼管の研磨方法

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