JPS62294054A - 冷凍麺類の製法 - Google Patents

冷凍麺類の製法

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JPS62294054A
JPS62294054A JP61136464A JP13646486A JPS62294054A JP S62294054 A JPS62294054 A JP S62294054A JP 61136464 A JP61136464 A JP 61136464A JP 13646486 A JP13646486 A JP 13646486A JP S62294054 A JPS62294054 A JP S62294054A
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JP
Japan
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noodles
frozen
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water
amylase
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JP61136464A
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Yutaka Goto
裕 後藤
Ryutaro Ozawa
龍太郎 小澤
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Nisshin Seifun Group Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷凍n類の製法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
、冷凍麺類の製造に当っては、乾燥―又は生麺を2〜3
倍以上の容量の茹水で茹上げ、次に水洗、急冷を行ない
、冷凍している。そしてこれを喫食するときに、電子レ
ンジ又は湯戻しにより解凍している。しかし、解凍後麺
類の表面に生ずる過度の膨潤により、麺線と麺線との間
に付着が生じ易く、!PImをほどくのに苦労したり、
ねばついたり、また食するときに付着による不快感を感
じさせるものであった。これを防止する方法として、例
えばバター、オリーブ油などの油脂類を冷凍前の麺の表
面にコーティングすることが行われているが、手間がか
かり、またコストも高くつき、その上あまり効果的でな
く、特に湯戻しによる解凍のときに効果が少なかった。
そして、これらの不都合は、特に冷凍スパゲティにおい
て著しいものであった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、このような従来法において生ずる欠点の
ない冷凍fll類を製造する方法について種々検討した
結果、本発明を見い出した。
即ち、本発明は、茹上げた麺類を冷凍して、冷凍節類を
得るに際し冷凍前の麺線に、殿粉分解酵素を付着または
浸透させることを特徴とする冷凍麺類の製法に関する。
本発明で用いられる麺類としては、従来冷凍して用いら
れている?IM類ならば何でもよく、例えばうどん、そ
ば、中華めん、スパゲティ、マカロニなどを挙げること
ができる。
冷凍麺類の製造に当っては、生または乾燥した原料a類
を茹上げ、次に水洗し、次いで冷凍する。
本発明では冷凍前の鉋線に殿粉分解酵素を付Nまたは浸
透させる。付着または浸透の具体的な方法としては、冷
凍前の麺線表面に殿粉分解酵素を含有する水を均一に噴
霧する方法、冷凍前の麺線を殿粉分解酵素が含有する水
に浸漬する方法、茹上げ後の水洗の際に殿粉分解酵素を
含有する水を水洗液として使用する方法、茹湯として殿
粉分解酵素を含有する水を使用する方法またはこれらを
適宜組合せる方法等がある。
冷凍前の麺線に殿粉分解酵素を付着または浸透させる量
としては、例えば酵素力価が100000〜14000
0AU (アミラーゼユニット)/fの殿粉分解酵素を
用いた場合5〜50 ppmが好ましい。すなわち、付
着または浸透させる量を酵素力価で示すと600〜60
00 AU程度特に1000〜2000AUが好ましい
ここで、本発明でいう酵素力価(AU)とは以下のよう
にして測定したものである。
測定試料5fに、1%食塩水50−を加えてホモゲナイ
ズした後濾過して、そのp液を採取する。
別に、1チ可溶性殿粉溶液5−と声5,0の酢酸バッフ
ァー2−を混合したものを基質溶液として用意する。
この基質溶液7dに前記のP液1ゴを加えて、温度40
℃で酵素反応を行なう。この際、あらかじめ1/200
ONヨウ素溶液5−を試験管に入れたものを数本用意し
ておき、反応開始後30秒ごとに反応液を0.2−ずつ
採取して、前記のヨウ素溶液の入った試験管に入れて攪
拌し、分光光度計で波長660mμの透過率を測定する
この透過率が60%になる時間を求め、次の計算式によ
り、酵素力価(AU)を求める。
前記の量の殿粉分解酵素を付着まfCは浸透嘔せるため
の具体的手段として、噴霧液、浸漬液または水洗液に殿
粉分解酵素を含有させる場合には、例えば酵素力価10
0000〜140000ATJのものを用いる場合0.
5〜3重量%が好ましい。浸漬の場合の浸漬時間は30
〜60秒間が好ましく、水洗の場合の水洗冷却時間F1
30〜120秒間が好ましい。また、使用する殿粉分解
酵素としては、動物、植物または微生物起源のものが挙
げられ、例えば、α−アミラーゼ、β−アミラーゼ、イ
ンアミラーゼ、アミロースイノメラーゼ、グルコアミラ
ーゼ等がある。
また、茹湯に殿粉分解酵素を含有させる場合0.1〜1
重量%が好ましく、種類としては、前記の中でも特に微
生物起源の耐熱性のものが好ましい。
麺線に殿粉分解酵素を付Nまたは浸透させた後、できる
限り早く冷凍することがよく、また、解凍後もできる限
り早く食することが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明方法によって得られる冷凍島類は、解凍後の麺線
同士の付着がなく、べたつきもなく、食感も好ましいも
のである。
また、殿粉分解酵素により処理されているので、解凍後
のl!1!i類の消化も良くなるという利点も得られる
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
実施例 1 市販の乾燥スフ4ゲツテイ(太さ1.7 ws )を熱
湯で9分30秒間茹で上げ、5Cの水で水洗、冷却した
後1食分に小分けし、耐熱性アミラーゼ(商品名「コク
ゲン」、力価120000 AU、大和化成製)0.5
重tLII水溶g″4I:麺線表面に均一に噴霧した。
次いで、これをすみやかに−4DCで急速冷凍し、冷凍
スパゲツティを得た。
冷凍貯蔵後、該冷凍スパゲツティを熱湯で約40秒関節
でて解凍調理した時の麺線同士の付着の状態、べ友つき
の状態、食感について第1表に示す。
また、比較例として、耐熱性アミラーゼ水溶液を懲線に
噴霧しない以外は実施例1と同様に処理して、冷凍スパ
ゲツティを得、これを解凍調理した結果を第1表に示す
実施例 2 実施例1と同様のスパゲツティを熱湯で9分30秒関節
で上げた後、実施例1と同様の耐熱性アミラーゼ水溶液
(5℃)で60秒間水洗、冷却を行ない、水切りをして
実施例1と同様に急速冷凍し、冷凍スパゲツティを得た
冷凍貯蔵後、該冷凍スパゲツティを実施例1と同様に解
凍調理した時の結果を第1表に示す。
実施例 3 実施例1と同様の耐熱性アミラーゼ水溶液な茹湯として
使用した以外は実施例2と同様にして冷凍スパゲツティ
を得、これを解凍調理した結果を第1表に示す。
第  1  表 実施例 4 実施例1と同様の乾燥スパゲツティを熱湯で9分30秒
関節でた後、冷水で水洗冷却し、次いで、混會アミラー
七(商品名「クライスターゼ」、力価120000AU
、大和化成製)3重fチ水溶液(20℃)に30秒間浸
漬した。浸漬後、手早く充分に水切りを行ない、急速冷
凍して冷凍スパゲツティを得た。
この冷凍スパゲツティは、湯戻し解凍後の麺線同士の付
着はほとんどなく、べたつきもなく、均一で良好な食感
であった。
実施例 5 常法により製造し念生スパゲツティ(太さt7錫)を、
熱湯で通常よりやや短時間(6分間)茹で、さらに耐熱
性アミラーゼ(商品名「コクゲン」、力価120000
AU、大和化成製)0.5重11%水溶液中で1分関節
でた後、水洗、冷却し、次に急速冷凍して冷凍スパゲツ
ティを得た。
得られた冷凍スパゲツティに通常の湯戻し解凍を行なっ
たところ、付着、べたつきの全くない食感の良好なスパ
ゲツティが得られた。
実施例 6 市販の乾!l!(太さ3圏)IKfを0.1・重景チ耐
熱性アミラーゼ(商品名「コクゲン」、大和化成製)水
溶gst中で9分間茹上げた。
得られた茹上げ麺23001を、直ちに2重量%耐熱性
アミラーゼ(前記と同様)水溶液5L中で約1分間水洗
した。水洗後、それぞれ230tずつに分割し、−45
℃のコンタクトフリーザーで凍結して、冷凍麺を得た。
食するときに、熱湯で40秒間湯戻しを行なつ九が、麺
線は全く付着せず、べたつきもなかった。また、食$も
均一でなめらかで良好であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 茹で上げた麺類を冷凍して冷凍麺類を得るに際し、冷凍
    前の麺線に、殿粉分解酵素を付着または浸透させること
    を特徴とする冷凍麺類の製法。
JP61136464A 1986-06-12 1986-06-12 冷凍麺類の製法 Expired - Lifetime JPH0683646B2 (ja)

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JP61136464A JPH0683646B2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12 冷凍麺類の製法

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JPS62294054A true JPS62294054A (ja) 1987-12-21
JPH0683646B2 JPH0683646B2 (ja) 1994-10-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03133355A (ja) * 1989-10-20 1991-06-06 Q P Corp 固型状のα化デンプン質加工食品
WO2012157544A1 (ja) * 2011-05-13 2012-11-22 日清フーズ株式会社 冷凍パスタ
JP2013220085A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Nissin Frozen Foods Co Ltd 酵素を含有する麺類用スープ

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JPH0683646B2 (ja) 1994-10-26

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