JPS62290753A - ポリシロキサンゴムへのシリカ充填材の導入 - Google Patents

ポリシロキサンゴムへのシリカ充填材の導入

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JPS62290753A
JPS62290753A JP12411987A JP12411987A JPS62290753A JP S62290753 A JPS62290753 A JP S62290753A JP 12411987 A JP12411987 A JP 12411987A JP 12411987 A JP12411987 A JP 12411987A JP S62290753 A JPS62290753 A JP S62290753A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリカ充填材をポリシロキサンゴム中に混入す
る方法に係る。さらに詳しくいうと本発明は、シリカ充
填材を前記のごときゴムの中に混入し、その場で表面処
理する方法に係る。
発明の背景 硬化可能なシリコーンガムは、硬化してゴムとしたとき
に最大の物理的特性が得られるように微細分割シリカの
ような強化用充填材とフンバウンド(配合)するのが普
通である。貯蔵熟成(シェルフエージング)中のクレー
プ硬化を排除するか制御するには、すなわちポリマー−
充填材相互作用を防ぐためには、充填材をオクタメチル
シクロテトラシロキサン剤またはフルオロシリコーン加
水分解生成物で表面処理して微細分割シリカの表土の遊
離シラノール基の数を減らす。
シリカ充填材のひとつの表面処理方法(米国特許第4,
529,774号)では、充填材を気相のフルオロシリ
コーン加水分解生成物にさらす。
この加水分解生成物はシラノールで末端が停止した線状
のシロキサンオリゴマーと混合環状シロキサン化合物と
の混合物である。この線状と環状の比率は、線状のもの
が14〜36重量%で、環状のものが64〜86重−%
であろう。このような加水分解生成物のヒドロキシ末端
基含量は1. 0〜2.5重量%の範囲に亘って変化す
るであろう。
上記の気相での充填材処理では、まず最初にシリカを流
動床式反応器の中で110°C以上の温度に加熱して吸
着している湿気を除去する。次いで加水分解生成物を加
圧下でポンプで導入し、一方温度は280〜300℃に
上げて表面のシラノールに対する所望のグラフトを達成
する。通常この方法で良好な強化用充填材が得られるが
、酸性度および鉄などの夾雑物の存在に応じてポリマー
性のガムの球状の塊が充填材中で形成されることがある
。また処理条件によりでも、容器の腐蝕に基づく粒子状
の汚染が生じることもある。以上の結果、この処理の再
現性は悪い。さらに、このように充填材を処理してこれ
をポリシロキサンゴム中に混入するのは、処理装置とブ
レンド装置の両方が必要となる厄介な方法である。
したがって本発明の目的は、シリカ充填材の処理とこれ
のポリシロキサンゴム中への混入とを簡単にすることで
ある。
さらに本発明の別の目的は、低レベルのシリカ充填材含
量で所望の程度の物理的特性を示す、シリカを充填した
ポリシロキサンゴムを製造することである。
本発明のさらに別の目的は、シリカ充填材の表面処理方
法とシリカ充填材をポリシロキサンゴム中に混入する方
法とを単一のステップに統合することである。
発明の詳細な説明 要約すると、本発明によってシリカ充填材をポリシロキ
サンガム中に混入する方法が提供される。
この方法は次のステップを含む。すなわち、(a)硬化
可能な非縮合性ポリシロキサンガム、シリカ充填材およ
び縮合可能なジオルガノポリシロキサンを混合するステ
ップと、 (b)前記シリカ充填材と前記縮合可能なジオルガノポ
リシロキサンとの間の縮合反応を完了せしめるのに充分
な時間前記混合物を最高で約210℃の温度に加熱する
ステップと、 である。この硬化可能なポリシロキサンガムはすぐに成
形硬化してもよいし、あるいは貯蔵しておいて多少の時
間が経過した後に硬化させてもよい。
本発明で使用する硬化可能なポリシロキサンガムは単に
約210℃以下に加熱しただけでは縮合も反応もしない
ものでなければならない。すなイっち、触媒その他の硬
化剤の存在しない状態では、加熱下の表面処理の障害に
なったりまたは以後の硬化を妨げたりする程の実質的な
二で反応してはならない。本発明にとって好ましい硬化
可能なポリシロキサンガムはシラノール、ビニル、アル
コキシまたはメチル官能基をもつジオルガノボリンロキ
サンガムである。
概略していうと、適切なジオルガノポリシロキサンガム
は次の一般式を有する。
R5i04−a/2      (1)ここで、Rは炭
素原子が1〜8個のアルキル基、ビニル基、フェニル基
、炭素原子が3〜10個のハロアルキル基、ハロフェニ
ル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基
、シアノアルキル基およびこれらの組合せの中から選択
され、aは約1,98から約2.01までで変化する。
ここで述べておくが、本発明は使用するガムのタイプそ
のものに存するのではなく、また硬化プロセスや硬化に
関与する官能基に存するのでもない。
既に記したように、必要なことは、使用するガムが上で
定義したように縮合可能でも反応性でもないことだけで
ある。
ジオルガノポリシロキサンガムは次式をもつのが好まし
い。
また、その粘度は25℃で約500,000から約30
0,000,000センチポイズまでで変化するのが好
ましく、約1,000,000から約200,000,
000センチボイスまでがさらに好ましい。上式(2)
中、R1はビニル、メチル、ヒドロキシまたはアルコキ
シでょ<、R2はビニル、フェニル、炭素原子が1〜8
個のアルキル、炭素原子が3〜10個のフルオロアルキ
ルまたはこれらの組合せでよく、yは2.500がら1
1,000までで変化する。
上の(1)式か(2)式に適合するガムおよびその硬化
または加硫の方法は当業者間では周知である。通常、反
応速度と硬化時間を合理的なものとするには触媒が必要
である。フリーラジカル硬化、すなわちフリーラジカル
のメチル基かビニル基の間で起こる架橋が関与する硬化
の場合によく用いられる触媒は、ジアルキルペルオキシ
ド、シアルアルキルペルオキシド、アルキルアルアルキ
ルペルオキシドなどのような有機過酸化物触媒、白金の
ような金属触媒、を機白金錯体のような有機金属触媒、
ならびにを機ケイ素触媒である。
ゴムの硬化の際に低分子量のMで停止したポリシロキサ
ンやビニルポリシロキサンといったような架橋剤を使用
してもよい。しかし、水素化物架橋剤は表面処理の温度
および条件で反応性であるため推奨できない。したがっ
て、水素化物架橋剤の場合にはシリカの加熱処理の直後
に添加するかあるいは2成分系にするのが望ましい。
ジオルガノポリシロキサンガムは業界でよく知られた方
法によって製造され、そしてゴムに硬化される。196
8年ニューヨーク州ニューヨーク、アカデミツク・プレ
ス(Academic Press)刊、ウォルター(
Waiter)著、[シリコーンの化学と技術(Chc
mistry and Technology or 
5ilicones) J 、第11号(引用によって
本明細書中に含まれるものとする)を参照されたい。
本発明で使用するのに適したシリカ充填材は、その製法
に応じてStに結合した官能基の形態かまたは吸着され
た湿気の形態のいずれかにある遊離のヒドロキシル基を
有しつる微細に分割された強化用充填材である。このS
iに結合したヒドロキシル基はまたその製造時にたとえ
ばアルコキシのような他の官能基に変換されていること
もある。
これらのシリカ充填材は、二酸化チタンや炭酸カルシウ
ムのような非補強非構造体形成用のタイプの他の充填材
とは対照的に、強化用充填材である。このようなシリカ
充填材の例は、米国特許第2.541,137号、第2
,610.167号および第2,657,149号、な
らびにフランス特許第1,025,837号(1953
年発行)および第1,090,566号(1955年発
行)に記載されている。このような構造形成用の充填材
は、その製法によって多少酸性かアルカリ性である(す
なわちpHが7よりやや低いか高い)ことがあり、エア
ロゾル−エアロゲル法、四塩化ケイ素やケイ酸エチルの
気相燃焼などのような発煙法、沈澱法、などによって得
ることができる。市販されているヒユームドシリカとし
ては、キャボット社(Cabot Corp、)のキャ
ボシル(CAB−0−8I L −登録商標)およびデ
グサ社(Dcgussa、 Inc、)のアニロシル(
AERO3IL−登録商標)がある。ヒユームドシリカ
が好ましい。
本発明で使用する縮合可能なジオルガノポリシロキサン
は210°より低いある温度で液体でなければならず、
しかもシリカの表面と容易に反応するヒドロキシ官能性
かアルコキシ官能性をもっていなければならない。縮合
能の不十分なジオルガノポリシロキサンの場合にはスズ
石ケン、第一スズ塩およびルイス酸のような縮合促進剤
を加えることによってシリカ表面との反応性を高めるこ
とができる。これらの縮合促進剤は、これらが望ましく
ない副反応、たとえば結果としてガム球の生成を伴う重
合などを促進することのないものであれば添加すること
ができる。ヒドロキシ官能性またはアルコキシ官能性は
ポリマー上のどこにあってもよいが、末端がヒドロキシ
であってしかも架橋したガム球の生成を防ぐために鏡上
には縮合可能な置換をもたないジオルガノポリシロキサ
ンが好ましい。好ましい縮合可能なジオルガノポリシロ
キサンは次式をもつものである。
は−価の置換または非置換炭化水素基である。縮合可能
なジオルガノポリシロキサンがすべて上記式で表わされ
るヒドロキシで末端が停止したジオルガノポリシロキサ
ンであるのが好ましい。縮合可能なジオルガノポリシロ
キサンの残りのものは、たとえば側鎖がヒドロキシで置
換されたシロキサンなどでありうる。好ましい場合とし
ては上記式のXが約2〜10であり、最も好ましくは約
2か3である。上記式のR3は通常、数の上で少なくと
も約50%がメチルで、残りはメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ヘキシルなどのようなアルキル、ビニルな
どのようなアルケニル、フェニルなどのようなアリール
、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルな
どのようなシクロアルキル、3−クロロプロピル、4−
クロロブチル、3.3−ジフルオロアリル、3.3.3
−1−リフルオロプロピルなどのようなハロゲン化アル
キル、3−フルオロフェニルなどのようなハロゲン化ア
リール、ハロゲン化シクロアルキルなどのなかから選択
される。R3がハロゲン化されている場合好ましいRは
−CH2CH2Rであり、このR4はペルフルオロメチ
ル、ペルフルオロエチル、ペルフルオロヘキシルなどの
ようなペルフルオロアルキルである。R3は炭素原子が
せいぜい約10個までである。
上記のヒドロキシで末端が停止したジオルガノポリシロ
キサンは業界で周知の方法によって製造することができ
る。ひとつの方法では、ジオルガノジハロゲンシランを
部分的に加水分解して環状と線状のジオルガノポリシロ
キサンの混合物を形成する。この方法に関するこれ以上
の詳細な点については、ハード(Ilurd)らの米国
特許第2,737.506号、ラザノ(Razzano
)の同第3,937.684号、ラザノ(Razzan
o)の同第4,341.888号およびエバンスEva
ns)らの同第4゜529.774号(これらはすべて
引用によって本明細書中に含まれるものとする)を参照
されたい。
もうひとつ別の方法では、H+で処理した粘土触媒の存
在下有機溶媒中で環状ジオルガノポリシロキサンを加熱
して開環すると共にヒドロキシで末端が停止したジオル
ガノポリシロキサンを生成する。この方法では、環状ジ
オルガノポリシロキサン原料の純度と環の大きさを調節
することによってジオルガノポリシロキサン生成物の組
成を調整することができる。この2番目の方法の方が、
利用できる環状ポリジオルガノシロキサンの純度と種類
の点で好ましい。
未硬化の混合物中に別の添加剤、たとえば顔料、安定剤
、可塑剤、付加的な充填材などが存在していてもよい。
所与の目的を達成するためにどんな添加剤が必要で適し
ているかは当業者には分かるであろう。
本発明の方法によると、硬化可能な非縮合性のポリシロ
キサンガム、シリカ充填材および縮合可能なジオルガノ
ポリシロキサンは、容器中で、必要であれば粘度を下げ
るために穏やかに加熱しながら混合する。ガムの粘度が
非常に高い場合、混合しながらバッチを塊状にさせるた
めにはシリカを段階的かまたは増量しながら加えなけれ
ばならない。
バッチに添加するシリカ充填材の量は非常に広い範囲で
変化する。後に充填材を含まないガムで薄めるように硬
化可能なポリシロキサンガムをマスターバッチとするの
が望ましいであろう。この場合、硬化可能なポリシロキ
サンガム各100重量部に対してシリカ充填材を約10
〜約400重量部添加することができる。通常はシリカ
充填材を約10〜約100重量部使用する。もちろん、
バッチに添加する縮合可能なジオルガノポリシロキサン
の量はシリカの添加量に依存する。この量は、シリカ6
100重量部に対して、縮合可能なジオルガノポリシロ
キサンが約5〜約50重量部、さらに好ましくは約17
〜約30重量部、最も好ましくは約19〜約25重ML
餌の範囲であるべきである。
バッチが充分に塊状になったら、混合しながら単にバッ
チの温度を最高で約210℃まで上げることによって充
填材の処理が達成される。210℃を越える温度ではポ
リシロキサンガムの分解と早期硬化が始まる。もちろん
この時点ではこのガム用の硬化触媒は添加されておらず
、通常約210℃より低い温度のガムは触媒がなければ
硬化しない。この処理温度は許容しうる処理時間を維持
したままで約110℃まで下げてもよい。手頃な処理時
間すなわち反応時間は約1〜約4時間であり、実用的に
は約2時間である。好ましい反応温度は約130〜約1
80℃であり、最適な反応温度は約140〜約160℃
の範囲である。
加熱と処理の間に揮発分はパージか真空によって除去し
うる。縮合によって水が生成し、また縮合しえないまた
は硬化しえない揮発分がバッチに添加されていることも
あるがこれらも除去するのが望ましい。たとえば、縮合
可能なジオルガノポリシロキサンが加水分解生成物とし
て加えられている場合、シクロポリシロキサンはこの時
点で真空または窒素パージによって除去しうる。
処理ステップすなわち加熱ステップの後、硬化可能なポ
リシロキサンガムに硬化および長期貯蔵能を付与するた
め触媒、安定剤、さらには追加のガムまたは架橋剤を添
加することができる。上で説明したとおり、ガムは熱硬
化性ガム、室温硬化性ガムでよく、さらには低温硬化ガ
ムでもよい。
所与の情況で最適の成果を達成するためには賢明な材料
の選択と簡単な実験を熟慮すればよい。
本発明をいかに実施したらよいかを当業者がさらによく
理解できるように、限定する意図はないが例示のために
以下の実施例を挙げて説明する。
実施例 実施例1および2 きれいな1420m1のドウミキサーに、縮合可能なジ
オルガノポリシロキサン処理剤[ヒドロキシ末端基含量
が6.8重量%の、シラノールで末端停止したメチル−
3,3,3−)リフルオロプロピルポリシロキサン流体
]を20gと、非縮合性のポリシロキサンガムを401
.5srと、ウィリアムス(vllllaa+s)式可
塑度(25℃での3′値)が200±20でビニル末端
基含量が0.01〜0.2(lffi%の、ビニルで末
端停止したメチル−3,3,3−トリフルオロプロピル
シロキサンガム380 g、鏡上ビニル含量が(CH2
−CH−とじて)1.6重Ω%でウィリアムス(Wil
liamS)式可塑度(25℃での3′値)が190±
20の、ビニルで末端停止したメチル−3,3,3−ト
リフルオロプロピルシロキサンガム20C1鎖上のビニ
ルが4.2重量%のMで停止したポリジメチルシロキサ
ンガム0.5g、およびビニルで末端停止したポリジメ
チルシロキサン可塑剤1゜Ogで構成された添加剤とを
いれた。この混合物を20〜45rpmの剪断速度で3
0分間混合した後、窒素雰囲気下で50℃に加熱した。
表面積が200土20rr?/gの微細に分割された未
処理のヒユームドシリカを、バッチが固まるように各々
の添加の間の所与の時間に次第に増量しながら添加した
。添加したヒユームドシリカの全重量を表Iに示す。充
填材の添加が終了し、バッチが完全に固まったとき、温
度を120〜160℃に上げ、窒素パージ速度を1〜6
f’t3/hrとして1〜3時間維持した。次に窒素パ
ージ速度を10〜15ft3/hrに増やして2〜6時
間維持した。バッチの温度は最終的に80℃未満に下が
った。その後安定剤、すなわち純度が90.5%でふる
いサイズが+250メツシユの水酸化セリウムを0゜7
g加えた。ルバゾル(Lupersol) 101硬化
剤、すなわち2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチ
ルペルオキシ)ヘキサンをシリカと希釈用ガムの合計1
00gにつき0.75gの割合で加え、次いで177℃
で15分間プレス硬化し、さらに204℃で4時間ポス
トベーキングしてガムを硬化した。
コントロール きれいな1420m1のドウミキサーに、非縮合性のポ
リシロキサンガムを412.5gと、ウィリアムス(W
illlams)式可塑度(25℃での3′値)が20
0±20でビニル末端基含量が0.01〜0.20ff
iQ%の、ビニルで末端停止したメチル−3,3,3−
トリフルオロプロピルシロキサンガム380g、鏡上ビ
ニル倉口が(CH2−CH−として)1.6重量%でウ
ィリアムス(ν111iaiS)式可塑度(25°Cで
の3′値)が190±20の、ビニルで末端停止したメ
チル−3,3,3−トリフルオロプロピルシロキサンガ
ム20g、ML上のビニルが4.2TI1%のMで停止
したポリジメチルシロキサンガム0.5gsおよび加工
助剤、すなわち鎖が平均して5個のシロキサン単位を含
有する、シラノールで末端停止したポリジメチルシロキ
サンテロマー12gで構成された添加剤とをいれた。こ
の混合物を20〜45rpmの剪断速度で30分間混合
した後、50℃に加熱した。
窒素雰囲気下で、処理前の表面積が200±20コ/「
の微細に分割された処理済ヒユームドシリカ120gを
、バッチが固まるように各々の添加の間の所与の時間に
次第に増量しながら添加した。
ヒユームドシリカの処理は、米国特許第4,529.7
74号に従って行なった。詳細には、ヒユームドシリカ
を乾燥し、280〜300℃の気相中で8時間フルオロ
シリコーン加水分解生成物(これはフルオロシリコーン
テロマー性シラノールおよびフルオロシリコーン環状物
の混合物である)と接触させた。次いで残留するフルオ
ロシリコーン加水分解生成物を放出させ、300@で1
0時間窒素をパージして処理済のヒユームドシリカから
揮発分を除去した。充填材の添加が終了し、バッチが完
全に固まったとき、温度を120〜160°Cに上げ、
窒素パージ速度を1〜6 [’t3/ hrとして1〜
3時間維持した。バッチの温度は最終的に80℃まで下
がった。その後安定剤、すなわち純度が90.5%でふ
るいサイズが+250メツシユの水酸化セリウムを0.
7g加えた。このガムとヒユームドシリカの混合物を実
施例1および2と同様に硬化した。
表   1 表1から明らかなように、本発明に従ってガム中に混入
したヒユームドシリカにより従来技術の前処理したヒユ
ームドシリカの場合と同じ程度よりも良好な特性プロフ
ィールをもつポリジオルガノシロキサンゴムが得られる
実施例3および4 きれいな1420m1のドウミキサーに、米国特許第4
.529.774号に従ってジクロロメチル−3,3,
3−)リフルオロプロピルシランから製造した、縮合可
能なテロマー性シラノールに加えて非縮合性のシクロポ
リシロキサンを含有する加水分解物流体(表2参照)と
、非縮合性のポリジオルガノシロキサンガム401.5
gと、ウィリアムス(lfllliams)式可塑度(
25℃での3′値)が200±20でビニル末端基含量
が0.01〜0.20重量%の、ビニルで末端停止した
メチル−3,3,3−)リフルオロプロピルシロキサン
ガム380 g、鏡上ビニル含量が(CH2−CH−と
して’)1.6重量%でウィリアムス(Wlll la
ws)式可を度(25℃での3′値)が190±20の
、ビニルで末端停止したメチル−3,3゜3−トリフル
オロプロピルシロキサンガム20F:、鏡上のビニルが
4.2ffiffi%のMで停止したポリジメチルシロ
キサンガム0.5g、およびビニルで末端停止したポリ
ジメチルシロキサン可塑剤1゜0gで構成された悉加剤
とをいれた。この混合物を20〜45rpmの剪断速度
で30分間混合した後50℃に加熱した。窒素雰囲気下
で、表面積が200±20xr?/gの微細に分割され
た未処理のヒユームドシリカ112gを、バッチが固ま
るように各々の添加の間の所与の時間に次第に増量しな
がら添加した。充填材の添加が終了し、バッチが完全に
固まったとき、温度を120〜160°Cに上げ、窒素
パージ速度を1〜6f’t”/hrとして1〜3時間維
持した。次に窒素パージ速度を10〜151’t3/h
rに増やして2〜6時間維持した。
バッチの温度は最終的に80℃未満に下がった。
その後安定剤、すなわち純度が90.5%でふるいサイ
ズが+250メツシユの水酸化セリウムを0、”1g加
えた。窒素パージの間に非縮合性のシクロポリシロキサ
ンはほとんどが除去された。ルバゾル化UPER3OL
) 101硬化剤、すなわち2,5−ジメチル−2,5
−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサンをシリカと希釈
用ガムの合計100gにつき0.75gの割合で加え、
次いで177℃で15分間プレス硬化し、さらに204
℃で4時間ポストベーキングしてガムを硬化した。
表   2 表2に示されているように、従来技術の加水分解物処理
剤は本発明の導入方法において、少なくとも同等の特性
をもつ処理済シリカを得るために用いることができる。
実施例5〜7 きれいな1420m1のドウミキサーに、米国特許第4
.529,774号に従ってジクロロメチル−3,3,
3−トリフルオロプロピルシランから製造した、縮合可
能なテロマー性シラノールに加えて非縮合性のシクロポ
リシロキサンを含宵する加水分解産物流体(表3参照)
と、非縮合性のポリジオルガノシロキサンガム416「
と、ウィリアムス(WllllaIls)式可塑度(2
5°Cでの3′値)が200±30で路上ビニル含量が
0.06〜0.07重量%の、シラノールで末端停止し
たメチル−3,3,3−トリフルオロプロピルシロキサ
ンガム、およびウィリアムス(Willlais)式可
塑度が90±20で路上ビニル含量が(CH2−CH−
とじて) 4. 2ffiff1%の、トリメチルシロ
キシで停止したポリジメチルシロキサンガム16gで構
成された添加剤とをいれた。この混合物を窒素雰囲気下
50℃に加熱しながら20〜5Qrpmの剪断で攪拌し
た。30分間混合した後、微細に分割されたシリカ92
gを、バッチが固まるように各々の添加の間の所与の時
間に次第に増量しながら添加した。充填材の添加が終了
し、バッチが完全に固まったとき、温度を140〜16
0°Cに上げ、窒素パージ速度を1〜61’t3/hr
として1〜3時間維持した。次に窒素パージ速度を10
〜15f’t3/hrに増やして2〜6時間維持した。
バッチの温度は最終的に80°C未満に下がった。鉄オ
クトエート安定剤、すなわちミネラルスピリット中6重
Ω%の2−エチルヘキサン酸鉄0.2gと共に二酸化チ
タンを1.0g加えた。窒素パージの間に非縮合性のシ
クロポリシロキサンはほとんどが除去された。カドック
ス(CADOX) T S −50硬化剤、すなわち2
,4−ジクロロベンゾイルペルオキシドをシリカと希釈
用ガムの合計100gにつき1,6gの割合で加え、次
いで124°Cで15分間プレス硬化し、さらに204
°Cで4時間ポストベーキングしてガムを硬化する。
表   3 注)a−良好 す−非常に良好 c−ミルで分離し、粘性する。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)硬化可能な非縮合性ポリシロキサンガム、
    シリカ充填材および縮合可能なジオルガノポリシロキサ
    ンを混合し、 (b)前記シリカ充填材と前記縮合可能なジオルガノポ
    リシロキサンとの縮合反応を完了せしめるのに充分な時
    間前記混合物を最高で約210℃の温度に加熱すること
    からなる、ガム中にシリカ充填材を混入する方法。
  2. (2)前記加熱ステップの後に前記ポリシロキサンガム
    を硬化するステップがあることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)前記加熱ステップの後にポリシロキサンガム硬化
    触媒を添加するステップがあることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。
  4. (4)前記混合ステップと加熱ステップを同時に行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. (5)前記加熱温度が約110℃から約210℃までの
    範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。
  6. (6)前記加熱温度が約130℃から約180℃までの
    範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記
    載の方法。
  7. (7)前記加熱温度が約140℃から約160℃までの
    範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記
    載の方法。
  8. (8)前記ポリシロキサンガムの粘度が23℃で約50
    0,000〜約300,000,000センチポイズで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  9. (9)前記ポリシロキサンガムが一般式: R_aSiO_4_−_a_/_2 [式中、Rは炭素原子1〜8個のアルキル基、ビニル基
    、フェニル基、炭素原子3〜10個のハロアルキル基、
    ハロフェニル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリー
    ルオキシ基、シアノアルキル基およびこれらの組合せの
    中から選択され、aは約1.98から約2.01までで
    変化する]を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。
  10. (10)前記ポリシロキサンガムが一般式:▲数式、化
    学式、表等があります▼ [式中、R^1はビニル、メチル、ヒドロキシまたはア
    ルコキシでよく、R^2はビニル、フェニル、炭素原子
    1〜8個のアルキル、炭素原子3〜10個のフルオロア
    ルキルまたはこれらの組合せでよく、yは2,500か
    ら11,000まで変化する]を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  11. (11)前記ポリシロキサンガムがMで停止しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の方法。
  12. (12)前記ポリシロキサンガムがビニル官能基を含有
    することを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の
    方法。
  13. (13)前記ポリシロキサンガムがヒドロキシ官能基を
    含有することを特徴とする特許請求の範囲第10項に記
    載の方法。
  14. (14)前記ポリシロキサンガムがアルコキシ官能基を
    含有することを特徴とする特許請求の範囲第10項に記
    載の方法。
  15. (15)前記混合ステップで架橋剤を付加的に添加する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  16. (16)前記加熱ステップの後に架橋剤を添加するステ
    ップがあることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。
  17. (17)前記縮合可能なジオルガノポリシロキサンが式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、xは約1〜約20の値をもち、R^3は一価で
    置換または非置換の炭化水素基である]の化合物からな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
  18. (18)(a)硬化可能な非縮合性のポリシロキサンガ
    ム、 (b)シリカ充填材、および (c)縮合可能なジオルガノポリシロキサンからなる混
    合物。
  19. (19)前記シリカ充填材の前記ポリシロキサンガムに
    対する重量比が約10/100から約400/100ま
    での範囲であり、前記縮合可能なジオルガノポリシロキ
    サンの前記シリカ充填材に対する重量比が約5/100
    から約50/100までの範囲であることを特徴とする
    特許請求の範囲第18項に記載の混合物。
  20. (20)前記ポリシロキサンガムが一般式:R_aSi
    O_4_−_a_/_2 [式中、Rは炭素原子1〜8個のアルキル基、ビニル基
    、フェニル基、炭素原子3〜10個のハロアルキル基、
    ハロフェニル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリー
    ルオキシ基、シアノアルキル基およびこれらの組合せの
    中から選択され、aは約1.98から約2.01までで
    変化する]を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    18項に記載の混合物。
  21. (21)前記縮合可能なジオルガノポリシロキサンが式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、xは約1〜約20の値をもち、R^3は一価で
    置換または非置換の炭化水素基である]の化合物からな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第17項に記載の混
    合物。
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