JPS62290357A - 電力変換器の制御装置 - Google Patents

電力変換器の制御装置

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JPS62290357A
JPS62290357A JP61132805A JP13280586A JPS62290357A JP S62290357 A JPS62290357 A JP S62290357A JP 61132805 A JP61132805 A JP 61132805A JP 13280586 A JP13280586 A JP 13280586A JP S62290357 A JPS62290357 A JP S62290357A
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正之 廣瀬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータの駆動等に用いる電力変換器の制
御装置に係り、特に電力変換器の異常時に電力変換器に
用いられるスイッチング素子の保護を行うのに好的な電
力変換器の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
交流電力を直流忙変換する順変換器(以下コンバータと
いう)、直流を交流に変換する逆変換器(以下インバー
タという)等の電力変換器には各種の方式のものが提案
されている。この電力変換器のある種の方式は,交流電
源,をコンバー/によって直流に変換し、コンバータの
出力直流電流をリアクトルにより平滑●連続化し、この
直流電力をインバータにより任意の周波数の交流電力に
変換して負荷に分配し、負荷を制御するようKm成され
る。この様な電力変換器を電流形電力変換器と称呼する
が、この電流形電力変換器は、平滑用ノ13アクトルを
有しているため、直流を流の異常や出力周波数の異常等
の動作異常時に,急速に運転を停止する場合、そのit
流経路を遮断すると、リアクトルに蓄積されていた出猟
エネルギーにより高電圧が発生し、コンバータやインバ
ータを構成するスイッチング素子を永久破壊するという
問題点があった。
従来、この種の問題を解決する方法として、特開昭57
−195082号公報に開示された方法が知られている
。この従来接衝による電流形電力変換器は、該電力変換
器の動作異常時に、コンバータを構成するスイッチング
素子にオフ信号を与え、コンバータの出力を遮断すると
同時に、コンバータの出力側に接続したサイリスタ等を
オン状態トさせて、それ以前にコンバータに流れていた
直流電流をこのサイリスタ等に環流させることにより、
直流電流が断状態となるのを防止し、直流リアクトルの
蓄積エネルギーを徐々に減衰させ、高電圧の発生を防止
している。したがつ1、この従来技術においても、コン
バータやインバータを構成するスイッチング素子の永久
破壊を防止するという点で一応の効果を有するものであ
る。
〔発明が解決しよ.うとする問題点〕
しかしながら、前述の従来技術は、さらに次のような解
決すべき問題点を含んでいる。すなわち、■.インバー
タの故障、例えばインバータのスイッチング素子に与え
るべきオン信号がなくなるような故障による電流形電力
変換器の動作異常が生じた場合,直流電流は断状態とな
りインバータのスイッチング素子に高電圧が印加される
。■.コンバータの故障により、電流形電力変換器の動
作異常が発生した場合、交流電源の遮断が不能になるた
め、電流形電力変換器の運転停止ができなくなる。
本発明の目的は、前述したような従来技術による問題点
を解決し、簡単な回路構成で電流形電力変換器の異常動
作時に確実に運転を停止することができ、かつスイッチ
ング素子に高電圧が印加されることのない電流形電力変
換器の制御装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的は、電流形電力変換器の異常
動作発生時に、交流電源を遮断し、コンバータとインバ
ータのスイッチング素子にオン信号を与えて、スイッチ
ング素子をオン状態とするように構成することにより達
成される。
〔作 用〕
電流形電力変換器に設けた異常検出器は、直流電流の過
大や出力周波数の異常を検出して制御装置に対して運転
停止信号を出力する。制御装置は、これKより、交流電
源とコンバータとの間に設けられている遮断器をオフと
して交流電源を遮断するとともに、コンバータとインバ
ータを構成する全てのスイッチング素子に対してオン信
号を与え、スイッチング素子を全てオン状態とする。こ
−の結果、リアクトルの磁気蓄積エネルギーによる直流
電流は、コンバータおよびインバータのスイッチング素
子を介して環流するようになるので直流電流が断状態に
なることはなくなり、リアクトルの磁気蓄積エネルギー
による高電圧は発生しない。
インバータを構成するスイッチング素子は、一般  。
に複数の相を有するように構成されているので、例えば
−相分のスイッチング素子が故障してオフ状態になった
ままであっても、他の正常な相のスイッチング素子を介
して直流電流が環流するため、高電圧は発生しない。ま
た、交流i源の遮断は、コンバータのスイッチング素子
を用いることなく、交流電源とコンバータとの間に設け
られ4遮断器により行われるので、コンバータの故津に
よる異常が発生した場合であっても、電流形電力費換装
責の運転を確実に停止することがで伊る。
〔実施例〕
以下、本発明による電力変換器の制御装置について、図
示の実施例により詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す電力変換器の制御装
置であり、第1図において、1は三相交流電源、2は交
流電源遮断用の接触器、3はコンバータ、31〜36は
コンバータ3を構成するスイッチング素子としての6個
のトランジスタ、41〜46はトランジスタの逆耐電圧
確保用のダイオード、4は直流リアクトル、5はインバ
ータ、51〜56はインバータ5を構成するスイッチン
グ素子としての6個のトランジスタ、61〜66はトラ
ンジスタの逆耐圧確保用のダイオード、7は負荷の一例
として示した誘導電動機、8は直流電流検出器、9は一
次電流指令17とコンバータ3の出力直流電流値を比較
する比較器、10.11はパルスパターンを12個のト
ランジスタに供給するインバータおよびコンバータ制御
用のワンチップマイコンである(なお、これらのワンチ
ップマイコン10と10は同一のハード構成となってい
るので、その詳細な説明は主としてワンチップマイコン
10について行う)。12はコンバータ制御用ワンチッ
プマイコンに与えられる一次電流指令17を加える入力
端子、13.14はインバータ制御用ワンチップマイコ
ンに与えられる周波数指令ω、と位相指令θ0を加える
入力端子、15はコンバータ制御用ワンチップマイコン
に与えられる電源同期信号の入力線、16は直流電流異
常検出器である。
ワンチップマイコン10は、入力ボート101、内部バ
ス102、プログラムやパルス幅データテーブル等を格
納するR OM 103、一時記憶やレジスタとして用
いられるRAM104.演算等を実行するA L U 
105、出力ポート106、出力ポート106に所定の
パルスパターン(事象)から成る制御信号を出力するた
めに必要な富家の設定を行う事象設定レジスタ107、
この事象をいつイネーブルにするかの時刻設定を行う時
刻設定レジスタ108、これら両設定レジスタ107 
、108の内容を連結し保持する保持レジスタ109、
この保持レジスタ109VC設定されたいく組かの設定
データが順次サイクリンクに格納される連想メモリ11
0、実際の時刻を出力するタイマ111、このタイ−f
111による時刻と連想メモリ110内の設定時刻内容
とを比較し、これらの時刻が一致したときに出力を発生
する比較部112、比較部112からのトリガを受は設
定された事象を出力ポート106に出力制御する実行コ
ントローラ113、A L U 105の演算結果を出
力する外部出力ボート114等で構成される。
次に、この実施例の正常時の動作について説明する。た
だしここでは、まずインバータ制御の場合を例にとって
説明する。
第2図は、出力ポート106に発生させる事象、つまり
パルスパターンを求める事象算出処理プログラムF10
0Oの概略フローチャートである。まず、処理FI10
0で周波数指令ω;、位相指令θ0を入力指令を入力ポ
ート101から読み取る。この周波数指令ω7、位相指
令θ0は、負荷である誘導電動機7に設けられたエンコ
ーダからの情報及び図示しない速度指令発生装置からの
指令情報から求められるものである。したがって、この
周波数指令ω;および位相指令θ1をワンチップマイコ
ン10内で計算する場合には、処31F1100での入
力ポート101の読み取りは不要となる0次にこの周波
数指令ω、を一定時間、後述する割込インターバルΔ1
!ごとに積分し、位相指令θ9と加算し工総合位相θ、
を処理F1200で求める。次に電気角36o0を60
°ととに分けた6つのモードのうち、今回求めた総合位
相θ、では8のモードのパルスパターンを出力すればよ
いか、つまり総合位相θ、に応じて決定される出力事象
を処理F1300で求める。さらに最後IC1割込イン
ターバルΔtmの間にパルスパターンを変化させるが、
変化させるまでの時間t1を総合位相θ?によるデータ
テーブルの参照によって求めておく処理を処理F140
0で行う。この処理によって、2つのレジスタ107と
108VC設定スる事象内容と事象変化時刻の2つの項
目が求まったことKなる。
第3図は、前述した事象算出処理プログラムF1000
で求めておいた2つの項目を出力ボート制御用の連想メ
モIJIIOK設定する事象設定処理プログラムF20
00の概略70−チャートであり、次にこの事象設定処
理について説明する。まず、処理F2100で6個のト
ランジスタに必要な事象設定と時間設定が完了したか否
かを判断し、この結果がNOであれば、処理F2200
で該当する事象設定を行い、処理F2300で事象変化
までの時間設定を行い処理を終了する。
これらの処理プログラムF100O%F2000は割込
インターバルΔt、の間に起動されるが、第4図は、ど
のような時間経過でこれらの処理プログラムが起動され
るのかを示す図である。事象設定処理プログラムF20
00は、割込インターバルΔt、毎に生じる第1のタイ
マ割込2000に同期して起動される。一方、事象算出
処理プログラムF1000は、第1のタイマ割込200
0 K先立って生じる第2のタイマ割込1000によっ
て起動され、事象設定処理プログラムF2000の起動
前に事象算出処理を完了させる。事象算出処理プログラ
ムF100Oの処理を事象設定処理プログラムF’20
00の起動直前で完了させるようにしたのは最新データ
を事象設定処理プログラムF2000で使えるよ5Kし
たためである。割込インターバル時間間隔分のむだ時間
要素が入ってもよい場合には、事象設定処理プログラム
F2000に引続いて事象算出処理プログラムF100
Oを実行すればよい、その場合には割込み判定に要する
時間が短くなるので、割込インターバル間隔Δ11を短
かく設定できインバータ5の高周波化が可能となる。
したがって、前述したインバータ制御の実施例では、処
理プログラムF2000によって、所定事象の設定と時
刻の設定が終了すれば、ワンチップマイコン10内の連
想メモリ110.実行コントローラ113が出力制御を
引き受けることとなって、A L U 105を含む主
プロセツサ部は、出力処理から屏放され、他の処理の実
行が可能となる。実行コントローラ113は、連想メモ
リ110に設定された事象と時刻とくより、出力ポート
106を介してインバータ5を構成するトランジスタ5
1〜56を制御する。第5図は、トランジスタ51〜5
6に与えられる出力ポート106からのポート信号S5
1〜856を示すもので、このポート信号によりトラン
ジスタ51〜56はオンオフ制御され。
この結果、インバータ5は、負荷の誘導電動機7に所定
の周波数を持つ三相交流電力を供給する。
次に、コンバータ3の正常時の動作について、フローチ
ャートとタイミングチャートを用いて説明する。
第6図は、位相1通流率指令作成処理プログラムF30
00の概略フローチャートである。第1図に示す電力変
換器が正常動作中、比較器9は、入力端子12からの一
次電流指令iマと電流検出器8からのコンバータ3の出
力直流電流値とを比較し電流偏差値Δi、を発生し、コ
ンバータ制御用ワンチップマイコン11の入力ボートに
与えている。
したがって、まず、処理P3100では、この電流偏差
値Δ11をワンチップマイコン11内に設けられたA/
D変換器から取り込む、次に、処理F3200、P33
00では、この電流偏差値Δi、に対して第7図に示す
ような特性になるように1位相指令テーブルおよび通流
率指令テーブルを参照して、位相指令Ph”及び通流率
指令r*を求める処理を実行する。
wcs図は、電源割込み処理プログラムF4000の概
略フローチャートである。第1図におけるコンバータ3
の制御用ワンチップマイコン11は、信号線15を介し
て、例えば三相電源1のU相が与えられ、とのU相の立
上りゼロクロス点を検出して自ら外部割込みをかける。
この外部割込みは、電気角3600ごとに発生する。こ
の外部割込みがかかると、処理F4100では、次にワ
ンチップマイコン11自身にソフトウェアタイマ割込み
をかける事象を事象設定レジスタにセットする。そして
、処理F4200で、事象発生の時刻とし工処理F32
00で求めた位相指令Ph”に相当する時間を時刻設定
レジスタにセットする。インバータ制御では、はぼ一定
時間ごとIC発生するタイマ割込みでパルス切換え処理
が起動されていたのに対して、コンバータ制御では、こ
の電源割込み処理に続く位相指令Ph”lC基づく位相
時間後に一連のパルス切換え処理が起動されることにな
る。
第9図は、位相完了割込み処理プログラムF5000の
概略フローチャートである。この処理プログラムは、電
源割込み処理プログラムF4000でセットした位相時
間になったとき起動される。
まず、処理F5100ですぐに点弧すべきトランジスタ
33.35へのポートに事象として@1″を書込み、時
刻1゜K小さなダミ一時間−を加えて連想メモリに動作
登録を行う。次に、処理F5200で次に消点弧を行う
べきトランジスタ33.32にそたぞれ@0″、11”
の事象設定を行うとともに、消点弧タイミングTVの時
刻設定を行う。消点弧タイミングTVは、処m F 3
300で求めた通流率指令ビとパルス幅指令ωよりアー
プルを参照して求める。さらに、処理F5300で、前
述で設定したパルス切換え時に自己割込みをかけて次の
パルス切換えを行5m備として、前記時刻T、 K自己
側込みをかける事象設定を行う、最後に、処理F540
0では次のパルス切換え処理のプログラム上の飛び先を
事前に求める処理を実行する。
第10図は、パルス切換処理プログラムF6000の先
頭部分の概略フローチャートである。この処理プログラ
ムは、位相完了割込み処理プログラムF5000に続い
て実行される部分である。まず、処理F6010で次に
消点弧を行うべきトランジスタ31.32の事象”O′
″、“11の設定と時刻設定がスケジュールされる。次
に、処理F6010でスケジュールされた時刻で自分自
身に対して可変ソフトウェアタイマ割込みの事象と時刻
が処31F6020で設定される。次の処理F6030
では、次にパルス切換処理プログラムF6000が起動
されたときの飛び先を求める。すなわち、次にこの処理
プログラムF’6000が起動されたときには、処理F
6030の次の行の処理から実行されるように、処理F
6030でジャンプ先の設定をしておく。パルス切換処
理プログラムF6000は、シーケンス処理により実行
されるように構成したが、シーケンス処理としたことに
より、飛先判定<4する時間を短くすることができ、最
小パルス幅を狭く設定することが可能となる。
第11図は、コンバータ制御に関してこれまで説明した
処理プログラムがどのような時間経過で起動されるのか
を示す図である。電気角3600ごとに発生する電源割
込み信号によって電源割込み処理プログラムF4000
が起動され、該プログラムF4000内でスケジュール
された位相完了割込み処理プログラムF5000が位相
指令Ph”に対応した時間後に起動され、さらに該プロ
グラムF5000内でヌケジュールされた消点弧時にパ
ルス切換え処理プログラムF6000が起動される。
以上説明したように、第1図に示す本発明の実施例の電
流形電力変換器では、コンバータ3およびインバータ5
を構成するトランジスタ31〜36及び51〜56が正
常であれは、コンバータで制御される直流電流は、断続
することなくインバータ5に供給され、インバータ51
Cより任意の周波数の交流電力に変換され工負荷である
誘導電動機に供給されるので、異常な高電圧発生しない
次に、異常現象発生時の本発明の一実施例の動作につい
て説明する。第1図に示す本発明の実施例には、コンバ
ータ用トランジスタ31〜36の故障でコンバータ3の
出力である直流電流が急変するという異常現象が発生し
た場合に、運転を停止するための構成が示されている。
611図において、直流電流異常検出器16は、コンバ
ータ3の出力直流電流を監視する直流電流検出器8から
の出力電流検出値を受け、この直流電流の変化が所定の
変化率を超えた場合、ワンチップマイコン10.11に
直流電流異常割込み信号を出力する。ワンチップマイコ
ン10.11は、この直流電流異常割込み信号により、
電流形電力変換器の非常運転停止処理を行う、第12図
は、この非常運転停止処理を行う処理プログラムF70
00の概略フローチャートを示す、直流電流異常検出器
16から直流電流異常割込み信号が発せられ、この処理
プログラムP7000が起動されると、まず、処理F7
100で出力ボート114から交流電源遮断用の接触器
2に対してオフ信号を出力し、接触器2を開路してコン
バータ3と三相交流電源1の経路を遮断する。この状態
では、いままで;ンバータ3の所定のトランジスタを介
して三相交流電源に流れていた直流電流の一部が接触器
2の開路に伴い遮断状態となるので、直流リアクトル4
に蓄積された磁気エネルギーは、高電圧となってコンバ
ータ3り)オフ状態のトラフジ2夕に印加され、トラン
ジスタを永久破壊する場合がある。そこで、ワンチップ
マイコン11からコンバータ3を構成する全トランジス
タ31〜36にオン信号を出力し、全てのトランジスタ
31〜36をオン状態とする処理が実行される。まず、
処理F7200で6個のトランジスタ全部をオンとする
為の設定処理が完了したか否かを判断し、この結果がN
Oであれば、処理F7300で事象設定レジスタ107
 K事象として@1”を設定し、処理F7400で時刻
設定レジスタ1081CRも短い時間を設定する。以上
の処理が終了すれば、実行コントローラ113は、連間
メモリ110からのこれらの事象を出カポ−)106に
送り、直ちにコンバータ3内の全てのトランジスタ31
〜36をオン状態とする。
これにより接触器20開路後の直流電流は、直流リアク
トル4→インバータ5のトランジスタ→誘導電動機7→
インバータ5のトランジスターコンバータ3のトランジ
スタ→直流リアクトル4の経路で環流されることになり
、直流電流の断状態による高電圧の発生が防止される。
このとき、仮に、トランジスタ31がオン不能の故障に
なっていたとしても、トランジスタ32−35.33−
36のいずれかで直流電流の環流経路が形成されるので
、直流電流は断状態にならず高電圧も発生しない。
前述した異常現象発生時の動作では、コンバータ3を構
成するトランジスタに故障が発生した場合について説明
したが、インバータ5を構成するトランジスタに故障が
発生した場合も同様に直流電流の遮断状態が問題となる
。しかし、本発明によれば、この場合もワンチップマイ
コン10からトランジスタ51〜56にオン信号を出力
し、直流電流を直流リアクトル4→インバータ5のトラ
ンジスターコンバータ3のトランジスタ→直流リアクト
ル4の経路で環流させることができるので高電圧は発生
しない。
以上説明した本発明による電流形電力変換器の制御装置
の一実施例において1、電力変換器の異常検出をコンバ
ータ3の出力直流電流の変化率を監視すること釦より行
うこととしたが、異常検出をコンバータ3の出力直流電
流の値を監視することにより行ってもよい。直流電流の
値を監視する方式は、フィードバック用の直流電流検出
器8を流用することができるので経済的に有利であると
いう利点がある。また、電力変換器の異常を検出するた
めに、直流リアクトル40両端電圧、トランジスタ31
〜36.51〜56に印加される電圧を監視してもよい
、この場合は、トランジスタの破壊の原因となる高電圧
の発生を直接監視するので、異常の発生をより確実に検
出できるという利点がある。また、電力変換器の異常を
検出するために、交流電源1の電流値を検出してもよい
。このようにすると、直流リアクトル4で平滑された直
流電流を監視するより短時間で異常を検出できるという
利点がある。また、交流電源1の停電を検出することK
よっても前記と同様な効果がある・さらに、負荷として
接続される誘導電動機7の速度等、負荷の運転状態から
電力変換器の異常を検出するようにしてもよい。この場
合、負荷に設けられている速度検出器等のハードを流用
し1使用できるので経済的に有利であるという利点があ
る。
@13図は1本発明の他の実施例を示す電流形電力変換
器の制御装置の構成図であり、第13図において、2′
は接触器、17は抵抗器であり、他は第1図の場合と同
じである。
この実施例が第1図に示す実施例と異なる点は、直流通
流経路内に接触器2′と抵抗素子17を並列に設けた点
である。この実施例では、正常動作時に接触器2′は閉
じられており、直流電流は、接触器2′の接点、直流リ
アクトル4を介して通流するので、正常時の動作は全く
第1図の実施例の場合と同様である。異常現象発生時、
この実施例では、接触器2の開路と同期して接触器2′
を開路するように制御される。このため直流電流は、抵
抗素子17を介して環流することとなる。このようKす
ると、直流リアクトル4の蓄積エネルギーの減衰を早く
することができるとい5効来がある。また、第13図の
実施例で、抵抗素子17をバリスタ等の非線形抵抗素子
としても同様な効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、電流形電力変換
器の非常停止時において、直流電流を遮断状態にするこ
とがないので、直Nリアクトルの磁気蓄積エネルギーに
よる高電圧の発生を防止でき、過電圧印加によるコンバ
ータあるいはインバータを構成するスイッチング素子の
破壊を確実に防止できる。また、本発明においては、コ
ンバータあるいはインバータを構成するスイッチング素
子のオンオフ制御をワンチップマイコンで行うようにし
ているので、回路構成が簡単で信頼性の高い電流形電力
変換器の制御装置を提供することができる。さらに1本
発明によれは、交流電源の遮断を交流電源とコンバータ
との間に設けた遮断器により行うようKしているので、
コンバータの故障による異常が発生した場合であつ工も
、電流形電力変換器の運転を確実に停止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図〜第1
2図は第1図に示す実施例の動作を説明するための図、
第13図は本発明の他の実施例を示す構成図である。 1・・・・・・三相交流電源、2,2′・・・・・・接
触器、3・・・・・・コンバータ、4・・・・・・直流
リアクトル、5・・・・・・インバータ、7・・・・・
・誘導電動機、8・・・・・・直流電流検出器、9・・
・・・・比較器、10,11・・・・・・ワンチップマ
イコン、16・・・・・・直流電流異常検出器、17・
・・・・・抵抗素子 第1図 第2図 第3図 第4図 00O 第6図 第7図 第9図 第1O図 = ; = 償り 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、交流電源に接続される順変換器と、順変換器に接続
    される電流平滑用リアクトルと、該電流平滑用リアクト
    ルを介して前記順変換器に接続され負荷に電力を供給す
    る逆変換器と、前記順変換器と前記逆変換器を構成する
    スイッチング素子と、該スイッチング素子へオンオフ信
    号を出力する制御装置とから成る電力変換器において、
    該電力変換器の異常を検出する異常検出手段と、該異常
    検出手段が動作した条件で前記交流電源を遮断する遮断
    手段と、前記異常検出手段が動作した条件で前記順変換
    器と前記逆変換器を構成するスイッチング素子にオン信
    号を与える手段とを備えることを特徴とする電力変換器
    の制御装置。 2、前記順変換器と、前記電流平滑用リアクトルと、前
    記逆変換器とで形成される電流通流経路内に、抵抗素子
    と接触器の並列回路を設けたことを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項記載の電力変換器の制御装置。 3、前記電力変換器の異常検出手段は、前記順変換器の
    出力電流値の異常を検出する手段であることを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第1項または第2項記載の電力変
    換器の制御装置。 4、前記電力変換器の異常検出手段は、前記順変換器の
    出力電流の変化率の異常を検出する手段であることを特
    徴とする前記特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    電力変換器の制御装置。 5、前記電力変換器の異常検出手段は、前記電流平滑用
    リアクトルの電圧値の異常を検出する手段であることを
    特徴とする前記特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の電力変換器の制御装置。 6、前記電力変換器の異常検出手段は、前記順変換器の
    スイッチング素子に印加される電圧値の異常を検出する
    手段であることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の電力変換器の制御装置。 7、前記電力変換器の異常検出手段は、前記逆変換器の
    スイッチング素子に印加される電圧値の異常を検出する
    手段であることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の電力変換器の制御装置。 8、前記電力変換器の異常検出手段は、前記交流電源の
    入力電流値の異常を検出する手段であることを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第1項または第2項記載の電力変
    換器の制御装置。 9、前記電力変換器の異常検出手段は、該電力変換器か
    ら電力を供給される負荷の運転状態の異常を検出する手
    段であることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の電力変換器の制御装置。 10、前記電力変換器の異常検出手段は、前記交流電源
    の停電を検出する手段であることを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の電力変換器の制御
    装置。 11、前記順変換器と前記逆変換器を構成するスイッチ
    ング素子にオンオフの制御信号を与える制御手段は、マ
    イクロコンピュータで構成されることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の電力変換器の
    制御装置。 12、前記逆変換器と、前記電流平滑用リアクトルと、
    前記逆変換器とで形成される電流通流経路に接触器と並
    列に設ける抵抗素子は、非直線抵抗素子であることを特
    徴とする前記特許請求の範囲第2項記載の電力変換器の
    制御装置。
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JPH01321866A (ja) * 1988-06-22 1989-12-27 Kasuga Denki Kk インバータのpwm波形制御方法

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