JPS62289404A - ブレ−カ−構造物 - Google Patents

ブレ−カ−構造物

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JPS62289404A
JPS62289404A JP62138816A JP13881687A JPS62289404A JP S62289404 A JPS62289404 A JP S62289404A JP 62138816 A JP62138816 A JP 62138816A JP 13881687 A JP13881687 A JP 13881687A JP S62289404 A JPS62289404 A JP S62289404A
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rubber
breaker structure
tire
improved breaker
improved
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JP62138816A
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シー・マイケル・ローランド
ゲオルク・ジー・エイ・ボーム
スチーブン・イー・シヨーンフエルド
二村 伸吾
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Bridgestone Firestone Inc
Original Assignee
Firestone Tire and Rubber Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/20Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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    • B60C9/20Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
    • B60C9/2003Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
    • B60C9/2006Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords consisting of steel cord plies only

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 皮丘11 本発明は車両タイヤ中の構造物補強部材として使用する
ブレーカ−構造物に関するものである。
特に、本発明は、タイヤのカーカスとトレッドの間に介
在させる独特のブレーカ−f!構造物関する。
このブレーカ−は約30〜200メガパスカルの10%
モジュラスを有するゴム材料から成り且つホス的に伸び
ないコードで補強しである。
発明の背景 タイヤ構成における補強ブレーカ−!i構造物使用は、
少なくとも1940年代から公知であって、現在では、
すべてのラジアル乗用車用タイヤにおいても一般的に用
いられている。ベルト、バンド、ブレーカ−ブライ又は
トレッドプライと呼ばれることもある、これらのブレー
カ−は、タイヤのクラウン区域と呼ばれるところでタイ
ヤカーカスを取り巻いており、且つ可視性ではあるが比
較的伸び難いように設計しである。後者の性質は、たと
えばポリエステルのような合成繊維、ガラス4111な
ど、及び通常は針金又は鋼索の形態にあって一般にはめ
っきしである鋼を包含する伸びない補強コードによって
与えられる。初期の一特許、第2゜811.998号は
、カーカスとトレッドの間に2層の金属補強プライを含
有しており、これらのブライはサイドウオール及びトレ
ッド中のゴムより!3実竹的に高い弾性率を宥するゴム
から成っているタイヤを開示している。
米国特許第2,826,233号は、弾性材料で被覆し
たスチールコードの周辺的にのびているブライを使用し
且つスチールコードの層に接し且つ実質的にそれと間延
である少なくとも一つの周辺的にのびているシートを有
する初期のタイヤ構成を開示しているが、ここで該シー
トは高分子址の合成有機重合体から成り且つトレッドゴ
ムよりも実質的に高い剪断及び引張強さを有している。
米国特許第3,018,814号は、実質的に同じ幅の
インサート層と係合し且つ高弾性率の組成物、好ましく
は紡繊繊維及び/又は金属繊維から成る充填材料を含有
している組成物から成る、折り畳んだストリップを使用
する別のタイヤ構成を開示している。
米国特許第3,773.096号は、高い弾性高を及び
補強材なしにタイヤクラウンに貼り付けるために十分な
厚さを有している完全にゴ11から成っている内部部材
を1!2用する補強バンド構造物に対する代曹物を開示
している。
米国特許第3.842,885号は、トレッドとタイヤ
カーカスの間に位置させた別のブレーカ−ベルト構造物
を開示しており、このベルトは眉間に介在させたシート
を有する相対する弾性層を包含し、このシートは多数の
穴を有し且つ該弾性層と比較して高い弾性率を有するス
テンレス鋼又はアルミニウムのような材料から成ってい
る。
米国特許第4,111.249号は、タイヤを取り付け
た車両をタイヤの与圧の状態にもかかわらず本質的に普
通のように安全に運転することができるように放射的に
安定化した圧縮要素によって補強しである空気入りタイ
ヤを開示している。圧縮要素は高強度金属又はプラスチ
ックの充実した可撓性バンドとすることができ且つ弾性
材料が間に挟み込んである少なくとも一対の同心的な金
属バンドを有する層状構造から成ることができる。
この発明はランフラット性能を与えることを目的として
いる。それ故、バンド構造中で使用するように開示した
材料は30,000〜90,000メガパスカルの引張
弾性率を有している。このような高い弾性率を有する材
料の使用は、乗用車には受は入れ難い性能を有するタイ
ヤを与えろ。特定的には、タイヤ中のきわめて高弾性率
の材料の使用は、受は入れ難いタイヤの乗り心地、すな
わち貧弱な障害物封じ込み特性を与える。
ヨーロッパ特許願、第83101i328.6号は、放
射的なカーカスを有し且つ通常の製造方法に従って製造
することができ、運転中の馬力の吸収を低下する構造の
タイヤ用変性ブレーカ−を開示している。このブレーカ
−は張力に耐え且つタイヤに対して周辺的に配置しであ
るコード層から成っている。コードは剪断応力に対して
高い剛性率及び低いヒステリシス損失を有している弾性
材料でゴム引きしである。この材料は、タイヤの使用寿
命の間に、その物理的性・質の変動を所定の値の範囲内
に保つという能力によって特徴的である。
この特許願において開示したベルト材料は、25〜35
メガパスカルの剪断弾性率を有している。
この特許の方法に従って組立てたタイヤは、その操縦性
に重大な欠点を有していることが知られている。
ヨーロッパ特許願第83630122.6号は、タイヤ
のクラウン部分に配置した複数の環状の半硬質バンドを
有する空気入りラジアルタイヤに関するものである。エ
ポキシ樹脂マトリックス中に包埋させた繊維補強材を包
含する、これらのバンドは、タイヤがふくらんだ状態に
あるときに荷重を支持するために十分な程度に硬いがタ
イヤの足跡中にあるときは平らになるために十分に可視
性である。
従来の構造においては、タイヤに補強バンドを与えるた
めにゴムマトリックスをコード成分と結び付けである。
ゴム中のコードの応力ひずみ特性は、大部分の複合物成
分と異なっている。コード成分は比較的低い伸びを伴な
う高強度の要求であるのに対して、ゴムマトリックスは
比較的強度が低く、沖びが大である。大部分の複合物と
比較して、最大コード応力の最大ゴムマトリックス応力
に対する比は、約50である。
かくして、典型的なブレーカ−構造物、ずなわち内部に
コードが配置しであるゴムマトリックス、の場合におい
ては、補強コードが構造的な荷重の大部分を負担する。
ゴムマトリックスは剪断作用によって荷重を補強コード
に伝達する。複合体の性能は、かくして、補強コードの
性宜とタイヤ中におけるその配置に著しく依存する。
一般にコードゴム複合物の樅及び接方向のモジュラスは
、コードゴム複合物のコード容積分率の関数であり、そ
れ故、コード容積分率が増大するにつれて、縦及び横方
向の両方のモジュラスも上昇する。それ故、高性能タイ
ヤを所望する場合には。
向上した性能要件を与えるために従来がら必要と思われ
ているベルトの剛さを提供するように、増大した縦と横
のモジュラスを有するコードゴム成分を提供するためや
こ、高いコード容積分率を使用しているコードゴム複合
物が一般に選ばれる。
しかしながら、コードゴム複合物のコード容積分率の増
大における取引条件の一つは、ゴムマトリックス材料よ
りも比較的高価であるコード材料の使用員の増大による
タイヤ価格の実質的な上昇である、高いコード容積分率
を有するコードゴム複合物の製造のために必要とする製
造プロセスによっても、余分の支出が必要となる。この
費用の増大は、高いコード容積分率を有するコードゴム
複合物の使用が一般的に受は入れられることを妨げる。
それ故、高いコード容積分率の使用を必要とすることな
しに用いることができ、しかもタイヤに対して高い実用
性能を提供するためにブレーカ−中で使用することがで
きるコードゴム複合構造物に対する要望が存在する。本
発明は、従来のゴムスキム配合物のものよりも約10倍
高いモジュラスを有するゴムマトリックスと組み合わせ
た低下した打込数のコード構造物を使用することにより
タイヤにすぐれた実用性能を提供するコードゴム複合物
を与えることによって、かかるコードゴム複合物を提供
する。
発明のi立 一般的に、空気入りタイヤのカーカスとトレッド部分の
間で使用する改良したブレーカ−構造物は、約30〜2
00MPaの弾性モジュラスを有するゴムマトリックス
の層とタイヤの正中面に対して角度のある配置を有する
多数の補強フィラメントから成っている。
札 の遂′−のための、適 式 前記のように、トレッドの有用寿命を長くすると共に望
ましい操縦性を得るためにトレッド層とカーカスの間に
補強ベルトを挿入することは、タイヤニ業において標準
的な手段である。これらのベルトすなわちブレーカ−プ
ライは一般に、それぞれ、たとえば、ゴムのような弾性
材料中に埋め込まれ且つ完全に円形に又は一般に円周方
向から20°の角度でタイヤの周りにらせん状に走って
いる、伸びることのない補強コード、たとえば、鋼線の
一層以上の平行な撚り線の層から成っている。このよう
なブレーカ−構造物は、伸びないコード補強材のために
タイヤ表面の形状変化の制限を助ける。その上、ブレー
カ−構造物は、トレッド区域に剛性を付与する。トレッ
ド区域に剛性を与えることによって、ブレーカ−構造物
は車両の前進及び後進方向に伴なう抗力を最低限度とじ
且つ操縦性とコーナリングフォースを向上させる。
前記の通常のブレーカ−プライ構造物は一般に、多数の
平行なコード部材をゴムマトリックス中に埋め込むこと
によりコードが平行に配置させであるシートを形成させ
ることによって、製造される。
次いでこのシートの組織を、タイヤのトレッド区域の幅
と実質的に一致する福を有する細片となるように斜めの
角度で切断する0次いで、コードゴムマトリックス材料
の斜めに切った各細片を人手によってその端と端とで結
合することによって、ブレーカ−材料の縦の縁に対して
一定の角度で位置したコードを有しているプレーカー材
料のロールを形成させる。このようにして生じた、ロー
ル形態にあるブレーカ−材料を、次いで、その一部分を
ロールから切断し且つそれを人手によってタイヤのカー
カスにあてがい、ブレーカ−材料の両端を重ね継ぎする
ことによって、タイヤカーカスに貼り付ける。
典型的なゴム/コード複合物中のコードはゴムよりも十
分に高いモジュラスを有しているので、あたかも非伸張
性であるかのように効果的に挙動する。かくして、変形
に際してコードは伸びることはないが、配置の変化によ
って賦課された変形に順応しようとする。配置の変化は
ゴムのモジュラスによって制約を受ける。しかしながら
、現在のベルトの設計は、高速運転中又は長時間の使用
後のタイヤの性能を限定する特徴を包含する。そのもっ
とも顕著なものは、補強コードの部分が荷重下にパンタ
グラフイングすることであって、それがベルトの縁にお
いてプライ間の剪断ひずみを生じさせ、ヒートビルドア
ップとプライ分離及び、最終的に、タイヤの破壊を生じ
させるおそれがある。
本発明のベルトにおける、比鮫的剛いゴムマトリックス
の使用は、後記のようにパンタグラフィングを防止し、
それがベルト中における比較的促かな数の補強コードの
使用を可能とする。これは一般に、インチ当りのエンド
数(EPI)として測定され且つ打込数と呼ばれる。ト
レッドプライ、又はベルト、における比鞍的低い打込数
は、価格上の考慮ばかりでなく亀裂開始部位が比救的少
ないことからも、有利である。比較的剛いベルトのもう
一つの利点は、スタンディングウェーブ減少が現われる
前に高いハイウェー速度が得られることである。スタン
ディングウェーブは高速において生じてタイヤの破壊を
もたらす。
最高運転速度を制限しないためには、普通の場合に現わ
れる速度よりも高い速度でスタンディングウェーブが現
われることが望ましい、一般に、タイヤの剛性が大であ
るほど、スタンディングウェーブが生じるまでの速度が
大となる。
プレーカーブライ、すなわちベルトは、スキム配合物と
呼ばれるゴムを、補強コードを間に挟み込むようにして
、一般には約60〜70ミル(0゜167〜0.178
cm)の厚さにカレンダリングすることによって、製造
する。ゴムマトリックス成分は、さらに詳細に後文で説
明するように、天然ゴム又は合成ゴムのみ、あるいは両
者のブレンドに基づくものとすることができる。
補強コードは、たとえば、めっきしであるか又はめつき
してない鋼線及び鋼索、並びに、モノフィラメント及1
撚り糸としての、たとえば、レーヨン、アラミド、〃ラ
ス繊維、ポリエステルなどの如き合成Q維のような、種
々の材料から選択することができる。通常のベルト中で
使用するフィラメント又はコードの数は、最良の性能に
対して必要とする剛性によって支配される。フードの数
の決定には、全構造物に対して十分なゴムが存在してい
なければならないという物理的な因子と1インチ当り1
本以上のフードの排除はタイヤの原価の低下をもたらす
という経済的な要因を考慮しなければならない、いうま
でもなく、比較的値かなコード又は軽量のフード、たと
えば合成物質、の使用は、タイヤの重さを低下させ、そ
れが走行距離の向上を助ける。
現在米国市場に存在する種々のラジアル乗用者タイヤを
調べることによって、w4線補強材に対する1インチ当
りのコードの数すなわち打込数は約16−25の範囲に
あるこ、二を決定することができる。これは約14〜2
3パーセントの容積分率範囲に相当する。ゴムマトリッ
クスのモノユラスを高くすることによって、打込数を約
8フードすなわち約4パーセントの容積分率で低下させ
ることができる。本発明の実施に対して有用な打込数範
囲は1インチ当り約8〜25であり、これは約4〜23
パーセントの容積分率に相当する。
一般に、鋼補強材を有する従来のゴムマトリックスから
成る現存するベルトに対する容積分率の下限は約9〜1
0パーセントである。本発明によれば、9パ一セント未
満の鋼補強材の容積分率を有するベルトを提供すること
が可能である。後文で説明するように、本発明のベルト
において容積分率を通常の框ゆに保つときには、タイヤ
に対して、普通よりもすぐれた性能特性を付与すること
ができる。
合成繊維の場合には、アラミl′m雑に対しては約18
の打込数と8パーセントの容積分率が通例であるけれど
も、それらをそれぞれ約8の打込数と相当する約4パー
セントの容積分率まで低下させることが可能であり、全
体的な範囲は約4〜13パーセントである。有用な打込
数範囲は1インチ当り約8・〜24である。ポリニステ
ルモ/マイラメン)1:′Nしては、従来一般にトレッ
ドプライフードとして使用するためにはモジュラスが低
すぎるものと考えられていた。本発明に従って高弾性率
スキム配合物を用いるときは、約27のポリエステルコ
ード打込数を用いることができる。有用な打込数範囲は
1インチ当り約17〜35であり、これは約7〜13パ
ーセントの範囲の容積分率に相当する。かくして本発明
の実施は補強コードの容積分率の低下又は従来とは異な
る112綿の使用を可能とする。
ゴムマトリックスに関しては、前記のように、天然ゴム
又はだと光ばエチレン/プロピレン共重合体、エチレン
/プロピレン/ジエン三元重合体、共役ジエンと少なく
とも一種のモノオレフィンのネオブレン共重合体及び、
天然ゴムを含むものと含まないものとの、それらの混合
物をゴム成分とすることができる。
共1合体は、たとえば、1,3−ブタジェン、2−メチ
ル−1,3−ブタジェン(イソプレン)、2f3−ツメ
チル−1,3−ブタジェン、1,3−ペンタノエン、1
,3−ヘキサジエンなどのような共役ツエン、及び上記
のジエンの混合物から誘導することができる。好適な共
役ジエンは1,3−ブタノエンである。モノオレフィン
単量体に関しては、それらは、たとえば、スチレン、ア
ルファーメチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルピ
リジンなどのようなビニル芳香族単腋体:たとえば、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル陵ブチル
、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチルなどのよう
なアクリル酸又は/タクリル酸アルキル;たとえば7ク
リロニトリル、メタクリロニトリルなどのような不飽和
ニトリル及びたとえば塩化ビニル、塩化ビニリデンなど
のようなビニルハロゲン化物並びに上記のモノオレフィ
ン類の混合物を包含する。共重合体は、その全重量に基
づいて重量″?50パーセントにいたるまでのモノオレ
フィンを含有することができる。好適な共重合体は共役
ジエン、特にブタジェン、とビニル芳香族炭化水素、特
にスチレン、の共重合体である。
上記の共役ジエンの共重合体及びその製造方法はゴム及
び重合体の分野において公知である。多(の重合体と共
重合体が市販されている0本発明の実施に対しては、上
記に含まれるか又は上記に含まれていない如何なる特定
のゴムにも限定すべきものではないことを了承すべきで
ある。ゴムはタイヤ成分として有用であり且つ高いモジ
ュラスを有して居なければならない、天然ゴムの場合に
当てはまるように、高モジュラスが固有のものではない
場合には、配合によって、そのゴムに高モジュラスを付
与することが可能でなければならな〜1゜ 高モジュラスとは、ゴム配合物が10パーセント伸びに
おいて約30MPa−200MPa、好ましくは50〜
100MPaの範囲のモジュラスを有していることを意
味する。もつとも一般的なゴム及びその配合物は4〜5
 M P aの範囲、高くとも約10MPaに至るまで
のモジュラスを有するにすぎないから、モジュラスの増
大は配合成分によって達成しなければならない。
天然ゴム配合物のモジュラスを増大させることができる
方法の一つは、ゴム100部当りに約40乃至70部(
phr)の量でジメタクリル酸亜鉛を添加することであ
る。ジメタクリル酸亜鉛化合物の製造とそのゴム重合体
、たとえば天然又は合成ゴム、への添加は、本発明の嬢
受入が所有する共頴特許願中に記されている。
モジュラスの増大のためにゴムに対してその池の化合物
を添加することができるということ及び本発明の実施は
ジメタクリル酸亜鉛の使用に限定されるものではないこ
とを了解すべきである。使用する配合したゴム混合物は
、少なくとも約30MPaのモジュラスを有していなけ
ればならない。
ジメタクリル酸亜鉛及び恐らくはその他の乾燥添加剤の
場合において、その量が約10phrを超える場合には
、その補償としてカーボンブラックの減1を行なうこと
がでさる。
その他の適当な高モジユラスゴム配合物の例として、第
1表中に3配合物を示す:配合物1は100部の天然ゴ
ムから成り:配合物2は天然ゴムとSDRのブレンドか
ら戊ワ、配合物3はウレタンゴムから成っている。すべ
ての部数は重量で100部のゴム当りの部数に基づいて
いる。
」LL 天然ゴム           100HAFブラツク
         50FEFブラツク       
  40酸化亜鉛             8ステア
リン酸           3デユレズ樹We! 1
3355 ’      12NOBSスペシヤル促進
剤22 硫t                12鼓介(」− 天然ゴム            50SBR50 )I A Fブラック         50酸化亜鉛
             7.5ステアリン酸   
        0.5プロセス油         
  10モンサントSAN樹脂#333   8ONO
BSスペシヤル促進剤2    4.0硫黄     
         12?ン)ff−1’PVI’  
       0.5a免隻主− アジプレンL367フレタン5 100NBCA’  
           19.21)デュレズは、合成
樹脂に対する7ツカーケミカル アンド プラスチック
入社の登録商標である。
2)  N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾール
−スル7エンアミド 3) スチレン−アクリロニトリル樹脂4)  N−(
シクロヘキシルチオ)7タルイミド5) アシプレンは
ポリウレタンゴムに対する二二ローヤル社の登録商標で
ある e)  4.4’−メチレンビス(2−クロロアニリン
)以下の実施例中で、通常の範囲以上のモジュラスを与
える添加剤を含有していない天然ゴムスキム配合物、配
合物A、を調製した。この配合物を種々の異なるコード
材料で補強して、f中方向から±68°の角度で140
ミルの厚さを有するベルトにカレンダー掛けした。主と
して70phrのジメタクリル酸亜鉛の添加によって配
合物Aとは異なっているa似の配合物、配合物I3、を
も調製した。これもまた68°及び72°の配向で種々
のフード材料により補強し且つカレンダーに掛けてベル
トとした。各配合物に対する配合を下表に示すが、ここ
で部数はすべて重量で100部のゴム当りの部数に基づ
いている。
配合(」2配−飢覧l 天然ゴム(E級)    100  100HAFブラ
ツク    SO−−− ジメタクリル酸亜鉛 −一−70 酸化亜鉛       S、O−−一 ステアリン酸     O,S   −−−サントフレ
ックスDD’2.0  −−−脂肪族炭化水素!M脂 
 2.0  −−−プロセス油      2.0 −
−−NOBSスペシャル 促進剤”         0.6  −−−サントフ
レックス13 AO’          1.0  −一一硫賀MB
’         5.0  −−−サントブードP
VIS   O,4−−−ドデシル硫酸ナトリッムーー
−2 パルカップ−R’    −一−1,5HVA−2’ 
     −−−1,51) 6−ドデシル−1,2−
ジヒドロ−2,2,4−トリノチルキノリン 2)  N−オキシ7エチレンー2−ベンゾチアゾール
−スル7エンアミド 3)  N−(1,3−ツメチルブチル)−N”−7エ
二ル−p−7二二レンジアミン 4)  80/20硫jt/す7テン油5)  N−(
シクロヘキシルチオ)7タルイミド6) a、α°ビス
(t−ブチルペルオキシ)ジイソプロピルベンゼン ?)m−フェニレンビスマレイミド ゴムス斗ム配合物の上記の組成は、単にこの分野の専門
家が本発明の実施のために用いることができる少なくと
も一種の天然ゴムスキム配合物を有することができろよ
うに提供するものであることを了解すべきである。それ
故、本発明は、これらの特定の実施例に限定すべきて゛
はない。ジメタクリル酸亜鉛を含有する配合物について
の一屑の詳細は、本出願の譲受人の共頴特許M第号を参
照するとよく、その主題を参考のためにここに包含させ
る。
配合物A及びBからのベルトを、一連のサイズPi 7
5/80R13M用者タイヤにおいて使用して、それに
対して後記のような種々の試験をイテなう、#&1図は
、ベルトの配置を示すために、典型的な空気入りタイヤ
10の断面を示している。
このタイヤは、ボデーすなわちカーカス11、サイ1″
フオール12及び13、ビー′X14及(/15笠1に
ビードリング16を有している。サイドウオールはクラ
ウン区域18で終っており且つトレラド19がそれらの
間に位置している。タイヤ10は、カーカスとトレッド
の開に位置した、2層のプレーカープライすなわちベル
ト20及び21を有している。各ベルトは多数の補強コ
ードを含有している。
慣例的であるように、各ベルト中のコード22は、平行
に且つ、第2図に示すように、±70゜と表わされる、
たと乏ば70’のような反対の配向角度で配置しである
。タイヤの設計及び所望の性能に従って、異なるバイア
スの角度を選、J:ことができ、それ故、本発明の実施
は特定の配向角度に限定されない、一般的なラジアルタ
イヤは、簡単化の目的で第1図には示していない他の成
分又は要素を含有しているということをも了解すべきで
ある。かくして、本発明のベルトはE記の要素のみを有
するタイヤの成形を意図するものではないということは
、この分野の専門家には明白であろう。
さらに第2図を参照すると、ベルトコード22の配向は
、製造、その後のタイヤの膨張及びタイヤの使用、特に
コーナリングの周、及びタイヤが障害物に!!遇すると
きにも、図示のように固定したままに保たれることが望
ましい、コード22の不動性は、タイヤの形状と一体性
を保持して、設計どおりのタイヤの性能をもたらす。
望ましくないパントグラフイングをPtfJ3図に示す
が、この場合にはベルト20及び21中のコード22の
エンドが矢印の方向に動いているが又は動こうとしてお
り、それによって取り巻いているゴムに剪断ひずみを与
える。ベルトの縁におけるこのプライ[1断ひずみの発
現は、プライ分離及びゴムーコード間分離の原因となる
”A”5な、Jf[的高いモジュラスのゴムマトリック
スの使用によって、比較的高い剛性のベルトを取得し、
それによって比較的低い打込数人V/又は低いモジュラ
スのコード材料の使用が可能となるという点において、
本発明のXaは明白となる。
これらの因子は、タイヤの原価及びタイヤの重量を部下
させることをも想起すべきである。あるいは、より優れ
た性能、たとえばコーナリング性及び操縦性、が価格や
重量の;V慮よりも優先する場合には、打込数を同じに
保つことによって、それを達成することができる。
以下の表によって明らかとなるように、本発明のベルト
を含有するタイヤは従来のベルトと同等か又はそれより
も良い性能を表わす。
第2表中のデータは、異なる補強フィラメント又はコー
ド及びインチ当りのエンド数(EPI)すなわち打込数
を有する15の実施例を示している。
実施例1〜3は、4撚り線スチールコード構成によって
補強しである。実施例4は、総称的にアラミドとして公
知の、完全に芳香族のポリアミドである、ケブラーによ
って補強しである。ケプラーは!’:、I、デュポン 
ド ニーモアズ エンド カンパニーの登録商標である
。実施例5〜7は直径0.026インチ(0,066c
m>のポリニステルモ/フィラメントで補強してあり、
実施例8及び9ハaao 、o 24 イン+(0,0
61c論)ノ丸w451fl?lI強してあり、実施例
10〜15は1り曽×0.251の平らな鋼によって補
強しである。各実施例に対して記しである全フード剛性
は、打込数Xコードモジュラス×コード面積によって計
ヰした。
8MPaのモノユラスを有する通常の配合物A及び高い
モジュラス、すなわち、85MPaを有する高モジユラ
ス配合物Bの2種のゴムスキム配合物を用いた。最後に
、コードの打込数とフードの角度が記しである。
1卜 1へ 1へ 一7’j  ヤ ト さ ト 第3表中のデータは、実施例1〜15のタイヤに対する
4物理的性質を示している。それらは、コーナリング力
係数、ステアリングアライニングトルク(SAT)係数
、ローリング損失及びプランジャー試験である。各値は
いくつかのタイヤ纏遺物からとった平均である。各タイ
ヤは70ミル(0,178c+e)の厚さを有する2M
のベルトを含有する。
コーナリング力は、操縦角度を与えるときにタイヤによ
って発現されるカーブで車を押す横方向の力である。コ
ーナリング係数は、1度のスリップ角度と100パーセ
ントの24psi(0,17MPa)定格荷重において
生じた横方向の力を定格荷重によって除いた値として定
義する。これは第4図によって図的に表わすことができ
るが、この図中でFyit横方向の力であり、Pは1つ
のOL輪上の荷重である。この係数が大であるほど、す
ぐれたコーナリングを表わす。
アライニングトルクは、車がカーブを切るか又は真直ぐ
走らせるために克服しなければならないモーメントであ
って、運転者が車をかじとりするときに感じるものであ
る。アライニングトルク係数は、1度のスリップと10
0パーセントの24psi(0、17MP a)定格荷
重において生しるアライニングトルクを定格荷重によっ
て除いた値である。これは第5図に図的に示されている
が、同図中でATはアライニングトルクであり、Pは1
車輪との荷重である。
平均ローリング損失は、タイヤが回転するときに不可逆
的に消費されるエネルギーの尺度である。
スチールコード打込数の低下は、比較的軽いタイヤを与
え、それによって比較的小さいローリング係数に寄与す
る。第3表中に記した3係数は、すべて1025ボンド
(466kg)のDOT標準荷重で測定した。始めの二
者は無次元の数値であり、第三のものはニュートン単位
で記した力の尺度である。
プランジャー試験は、インチ−ボンドの単位で測定する
もう一つのDOT規格であって、直(モ1インチ<2.
54c+s)の丸い末端を有する′A棒を試験タイヤの
トレッド中に押し込むために要する力である。タイヤは
、棒によって又はタイヤの取付はリムの底にトレーIド
が突き当ることによってバンクすることなしに、260
0インナーボンド(359、5kg−w+)の荷重に1
えなければならない。測定は15実施例の全部に対して
は行なわなかった。
第3表から明らかなように、先ず、高モジユラス配合物
Bに取り換えることによって、実施例1と2の開でコー
ナリング係数が改善された。打込数を13に下げること
によって一層の改aが実施例3に対して認められろ。打
込数を5コードすなわち27パーセント低下させても、
増大した係数は、コーナリングの!9.縦において必須
の剪断及び面内屈曲変形に関して比較的剛性の高いタイ
ヤのトレッド区域を与えるコードの保持する剛性による
ものと思われる。
ステアリングアライニングトルクは、何らの40夫を示
さない対照例と本質的に同程度に良好であった。高モジ
ユラス配合物に取り換えることによって、ローリング損
失は改善を示した。プランジャーエネル¥−は実施例1
と2の間でいくらが低下したけれども、画フjの値とも
必要な荷重を著しく超えていた。低下した打込数におい
て、実施例:(は、受容できる値ではあるけれども、プ
ランジャーエネルギーの損失を示したが、これは隣接す
るスチールコードfli+の比較的大きな間隔に帰因r
る。
実施例4は、通常の配合物を用いて他所で行なわれた既
知の評価においてスチールコードに対するよりも低い値
を有することが確認されていたので、配合物Bのみを用
いて行なった。それにもかかわらず、ケプラー補強高モ
ジユラス配合物は、通常のゴム配合物におけるものよq
も高い係数を示し且つきわめて高いプランジャーエネル
ギーと共に良好なローリング損失値を与えた。
実施例5〜7もまた、通常のゴムを用いた場合の係数が
きわめて低いことが既知であったから、配合物T41.
:ついてのみ評価しか、配合物111゛対lて、タイヤ
は多少向上したコーナリング係数を示したが、それは米
国以外の多くの国においては十分なものと思われた。ア
ライニングトルク値及ゾロ−リング損失は共に良好であ
り、それは部分的に比較的低い重さに帰因する。プラン
ジャーエネルギーはきわめて良好であった。
残りの実施例の結果は第3表により明白であって、最初
の組の実施例において示されるようにスチールコードは
高いエネルギーを与えるから、プランシャーエネルギー
の測定の必要はないものと思われることを記す以外は、
さらに注釈する必要はないものと考えられる。
以下の3つ表においては、それぞれ二つのタイヤを包含
する、さらに7実施例に対して、広い範囲の荷重にわた
って行なった試験沼定値を示す。
m4表は5荷重におけるコーナリング力係数を示し、第
5表は同じく5荷也におけるアライニング係数を示し、
第6aは3荷重におけるローリング抵抗を示す。
実施例                  打込数 
 ス;16   gj4(4)           
     l517  鋼(4)          
     18    118g14(4)     
           13    119   ケブ
ラー              18      i
20   ポリニステルモ/フィラメント    19
     121   ポリニステルモ/フィラメント
    19I22   ポリニステルモ/フィラメン
ト    27    1−先太5 フング飢 「ム  タイヤ  荷重  荷重  荷重  荷重  
荷重数−1明履 競詠茎 4亜枯 胛埋 圃艶蔓L  
   1   .235  .218  .167  
.121  .0932   .229  .212 
 .165  .122  .0933    1  
 .234  .219  .177  .138  
.1092   .221  .218  .170 
 .136  .1093    1   .228 
  、’、!25  .183  .141  .11
02   .224  .220  .177  .1
3’7  .1095    1   .224  .
20:(,157,115,0872,233,210
,155,111,08831,212,172,11
6,074,0572,218,176,120,07
S   、0593    1   .202  .1
75  .126  .086  .0632   .
211   、i75   、t23  .082  
−0623    1   .2i8  .194  
.141  .098  .0742   .210 
 .189   、Ii6  .094  .073実
施例番号      コード種M      打込fi
EP116          g4(4)     
      1817         鋼(4)  
         1818         鋼(4
)           1319         
ケプラー        1820   ポリエステル
モノフィラメント   1921   ポリエステルモ
ノフィラメント   1922   ポリエステルモノ
フィラメント   27m)  385kgにおいて b)  466kgにおいて 第6表 A      1     48,7   56.5 
  63.52      、i2.7   53,4
   64.5B      1     50.7 
  60.0   72.02     48.5  
 60.5   73.4B      1     
49.8   59.1   70.32     4
8.5   58.7   69.8B      1
     48.9   59,1   69.42 
    50.7   61J    75.6B  
    1     49.4   62,3   7
6.02     52.5   65,4   77
.4B      1     50.7   62.
3   73,42     51.6   62.7
   73.4B      1     51.i 
   62.3   73.S2     48.9 
  61.472.5第4表から明らかなように、コー
ナリング力係数は一般に配合物Bの使用によって、最軽
量の場合を除く全荷重において、実施例16と17の間
で増大した。実施例18は、配合物Bと低下した打込数
の使用によって、全荷重において一層改善された。実施
例19に対するケブラーのデータは、第3表に示した結
果を敷延した。最後に、実施例22を実施例20又は2
1の何れかと比較することによって、打込数が高いほど
大きなコーナリング係数を与えることがわかる。
対照タイヤに対するデータと共に、第4表中のデータを
プロットすることによって、試験タイヤは対照タイヤが
示すほど看るしい下向きの凹状を示さないことを認める
ことができる。対照タイヤの比較的大きい荷重感応性は
、カーブを切る間に車輪の間で荷重が不釣合になるため
に、車が用いうる正味のコーナリング力を低下させる。
たとえば、カーブを切る運転の開に内側から外側の車輪
への450ボンド(204,I Kg)の車輌重量の移
動を推定するときに生じる横方向の力は、次のようにな
るものと思われる。
対照タイヤ 高弾性率ベ コーナリング力(N )    690.2   77
3.8正味の横方向の力(N )   1266.5 
  1360.S高モジュラスベルトの効果は、正味の
コーナリング応答性の向上である。コーナリングの荷重
感応性は、横方向の力の不釣合のために旋回モーメンF
が発現する可能性があるから、苛酷な運転中の車輌の安
定性にも影響する可能性がある。
第5表から明らかなように、配合物Bの使用と打込数の
低下にかかわらず、実施例16と実施例17又は実施v
lI118の間にステアリングアライニングトルクの顕
著な低下は認められなかった。ケブラーのデータは、や
はり第3表中に示したデータを敷延し且つ、いくつかの
荷重において、このタイヤは実施例18にきわめて近い
値を与えたことが注目される。実施例22におけるポリ
エステルコードの打込数の増大は、実施例20及び21
の比較的低い打込数上りもすぐれた効果は、はとんどな
いように思われた。
最後に、第6表から明らかなように、配合物Bの使用に
より、すべての荷重において実施例16と17の間でロ
ーリング抵抗が増大した。実施例18においては、37
5kgにおいて僅かな向上が認められたが、466kg
においてはほぼ同一の抵抗が認められ、552kgにお
いては僅かな低下が生じた。ケブラーのデータはポリエ
ステルコードデータにおけると同様に良好なローリング
抵抗を示したが、これは比較的軽1のコード補強材の使
用に帰因する。
結論として、上記の実施例及び詳細な説明から、高モジ
ユラスのゴムマトリックスを含有していない従来のブレ
ーカーと比較して本発明のプレーカー構造物が向上した
物理的性質を示すということは明白である。モジュラス
の増大は打込数の低下をも可能とし、それによってコー
ドの重さと原価が節約される。従来のプレーカー構造物
と比較して本発明のブレーカ−は、約28パーセントの
フード容積分率の平均低下を表わす。
高モジユラスゴムの使用は、本明a書中で、すなわち、
ここに示した典型的なゴム重合体の開示によって例証し
た、ノメタクリル酸亜鉛を含有する天然ゴム配合物に限
定されることはな(、こ几らの実施例は単に本発明の実
施を論証するためにのみ提供したものであることを了解
すべきである。
この分野の専門家は上記の開示に従って容易に他の高弾
性率ゴムを選択することができよう。
同様に本発明の方法の実施は、例証した特定のコード補
強材料又は打込数あるいはバイアス角度に限定すべきで
はなく、この分野の専門家は、装置及びタイヤバンドの
望ましい組成と物理的性質における相違に対しで、本発
明の精神の範囲内で容易に適応を行なうことができるこ
とを了解できよう。
かくして、ここに開示した変量の何れをも、ここに開示
し且つ説明した本発明の範囲から逸脱することなく、容
易に決定し且つ制御することが可能と思われる。その上
、本発明の範囲は、特許請求の範囲内にあるすべての修
飾及び変更を包オすべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のブレーカ−構造物を使用する空気入
りタイヤの断面図である。 第2図は、70°のバイアス角度を有する2層のベルト
中のコード配向を表わす、部分的に断面としての上平面
図である。 @3図は、ベルトの縁における補強コードのパンダグラ
フイングを示す、実質的に第2図中の線3−3に沿っ取
った、側車面図である。 第4図は、コーナリング係数を誘導するための横方向の
力と荷重の関係の間約表示である。 第5図は、ステアリングアライニングトルクを誘導する
ためのアライニングトルクと荷重の関係の間約表示であ
る。 代 理 人 弁理士 小田島 平 吉 −、−FIG、
/ 車輌西t コーナリンフ゛力a1文:下

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、約30〜200MPaの弾性モジュラスを有するゴ
    ムマトリックスの層;及び タイヤの正中面に対して角度のある配置を有する多数の
    補強フィラメントから成ることを特徴とする、空気入り
    タイヤのカーカスとトレッド部分の間で使用する、改良
    したブレーカー構造物。 2、該補強フィラメントは、被覆及び非被覆鋼線、編組
    鋼索及び包んだ鋼線から成るグループから選択する、特
    許請求の範囲第1項記載の改良したブレーカー構造物。 3、該フィラメントは、該ゴムマトリックスの約4〜2
    3パーセントの容積分率を占めている、特許請求の範囲
    第2項記載の改良したブレーカー構造物。 4、該フィラメントの打込数は2.5cm当り約8〜2
    5である、特許請求の範囲第3項記載の改良したブレー
    カー構造物。 5、該フィラメントは合成モノフィラメントから成るグ
    ループから選択する、特許請求の範囲第1項記載の改良
    したブレーカー構造物。 6、該フィラメントはアラミドから成り且つ該ゴムマト
    リックスの約4〜13パーセントの容積分率を占めてい
    る、特許請求の範囲第5項記載の改良したブレーカー構
    造物。 7、該フィラメントの打込数は2.5cm当り約8〜2
    4である、特許請求の範囲第6項記載の改良したブレー
    カー構造物。 8、該フィラメントはポリエステルから成り且つ該ゴム
    マトリックスの約7〜13パーセントの容積分率を占め
    ている、特許請求の範囲第5項記載の改良したブレーカ
    ー構造物。 9、該フィラメントの打込数は2.5cm当り約17〜
    35である、特許請求の範囲第8項記載の改良したブレ
    ーカー構造物。 10、該ゴムマトリックスは天然ゴム、合成ゴム及びそ
    れらのブレンドから成るグループから選択する、特許請
    求の範囲第1項記載の改良したブレーカー構造物。 11、該ゴムマトリックスは100部の天然ゴム及び1
    00部のゴム当りに約70部に至るまでのジメタクリル
    酸亜鉛から成る、特許請求の範囲第10項記載の改良し
    たブレーカー構造物。 12、該ゴム配合物のモジュラスは約85MPaである
    、特許請求の範囲第11項記載の改良したブレーカー構
    造物。 13、該補強フィラメントは、被覆及び非被覆鋼線、編
    組した鋼索及び包んだ鋼線から成るグループから選択し
    且つ該ゴムマトリックスの約4〜23パーセントの容積
    分率を占めている、特許請求の範囲第12項記載の改良
    したブレーカー構造物。 14、該フィラメントは、比較的低いモジュラスのゴム
    マトリックスを使用する現存するブレーカーにおけるよ
    りも低い該ブレーカー中の容積分率を占めている、特許
    請求の範囲第1項記載の改良したブレーカー構造物。 15、該フィラメントの打込数は比較的低いモジュラス
    のゴムマトリックスを使用する現存するブレーカーにお
    けるよりも低い、特許請求の範囲第1項記載の改良した
    ブレーカー構造物。 16、該フィラメントは、該タイヤに対して一層すぐれ
    た実用性能を付与するために比較的低いモジュラスのゴ
    ムマトリックスを使用する現存のブレーカーにおけるも
    のと少なくとも同一の該ブレーカー中の容積分率を占め
    ている、特許請求の範囲第1項記載の改良したブレーカ
    ー構造物。 17、該実用性能は、コーナリングフォース係数及びス
    テアリングアライニングトルクを包含する、特許請求の
    範囲第16項記載の改良したブレーカー構造物。
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