JPH04118305A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

Info

Publication number
JPH04118305A
JPH04118305A JP2237852A JP23785290A JPH04118305A JP H04118305 A JPH04118305 A JP H04118305A JP 2237852 A JP2237852 A JP 2237852A JP 23785290 A JP23785290 A JP 23785290A JP H04118305 A JPH04118305 A JP H04118305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
tread
layer
cord
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2237852A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kamiyoko
清志 上横
Hiroshi Hoshino
星野 博志
Mikio Takatsu
高津 幹雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2237852A priority Critical patent/JPH04118305A/ja
Publication of JPH04118305A publication Critical patent/JPH04118305A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐久性を向上しうる空気入りタイヤに関する
〔従来の技術〕
空気入りタイヤ、特に高速、重荷重で用いられる高速重
荷重用ラジアルタイヤ、例えば航空機用タイヤは、近年
の航空機の大型化、飛行速度の増大に伴い、使用速度、
使用荷重が増大し、従って、■ 航空機が滑走路に離着
陸する際の衝撃を効果的に緩和させるため、タイヤの負
荷時の撓み量が、例えば28〜38%と極めて大であり
、従って大きな繰返し変形に耐えうること。
■ 飛行機の高速化に伴い、離着陸に伴う速度か増大し
ているため、大荷重、大きな変形下における高速回転に
耐えること。
■ 飛行機の軽量化のために、タイヤ単位重量当たり、
130〜360倍程度(通常のタイヤでは約50倍程度
)の負担荷重が作用し、しかもそのために10〜16k
g/cd等の極めて高圧の空気が充填されること。
に加えて、滑走路とゲートとの間を移動するときの低速
ではあるが、比較的長時間に亘り大きな荷重が作用する
タクシ−条件に耐えることが要求される。
さらに飛行機は、この滑走路と、ゲートとの間の走行時
においては、飛行機の向き変えのための旋回がしばしば
行われるため、前記耐久性とともに、旋回時における振
れを防ぎ、操縦安定性を高めるべくコーナリング力を増
すことが必要となる。
又このような操縦安定性の向上は離着陸時の横揺れ、首
振り等を防止するのにも役立つ。
しかも特にこのような航空機用タイヤでは、使用荷重が
大かっ高速であることにより、路面に散在しがちな異物
によってトレッド部が損傷を受けやすく、又受傷したと
きには、その傷が比較的容易にカーカス層の表面に達し
、又侵入した異物自体によってもカーカス層を傷つける
など、トレッド部を損ない、耐久性を低下させる。従っ
て、このようなトレッド部の損傷に対する抵抗性、即ち
耐カット性を向上することも必要となる。
なおこのようなカーカス層などの損傷は、トレッドゴム
の取換えによるタイヤの更生を困難にする場合もある。
他方、航空機用タイヤとして、カーカスコードをプライ
間で互いに交差するように配したクロスプライ構造のも
のが多用されている。しかしこのものは、カーカスコー
ドが比較的大きな角度で交差しているため、横剛性が犬
であり、操縦特性も比較的優れているとはいえ、トレッ
ド部の剛性が小でありかつ重量が大であることと相まっ
て、耐摩耗性、発熱性などの他の特性において、好まし
くなく、近年の大型ジェット機の著しい性能向上から、
クロスプライ構造のものは使用が制約されつつある。
従って、近年、カーカスコードをタイヤ赤道に略直角に
配列したいわゆるラジアル、セミラジアル構造のカーカ
スの半径方向外側に、タイヤ赤道に対して小角度で傾く
高弾性のベルトコードからなるベルト層を配置したラジ
アルタイヤが使用されつつある。
しかしながら、このようなラジアル構造の航空機用タイ
ヤは、ベルトコードがタイヤ赤道方向に配されることに
より、トレッド部の円周方向に大きなタガ効果を付与で
き、トレッド部の面外曲げ剛さを高め、耐摩耗性、転が
り特性等を改善し、タイヤの耐久性を向上しうるとはい
え、各ベルトプライのベルトコードの交差角が小であっ
てしかもカーカスコードと略直角に交わり、コードが互
いに矩形状に交わるため、従来のラジアルタイヤでは、
トレッド部の面内曲げ剛性にやや劣ることとなり、その
結果、旋回に際してのコーナーリング力が低下し、振れ
等を生じやすく操縦安定性を損ないがちであるなど、充
分な構造耐久性能を具えるものではなかった。
例えば特開昭61−196804号公報は、ベルト層の
外側にバンド層を設ける航空機用タイヤを提案している
さらに航空機用のタイヤのように、走行時及び着陸時に
大荷重を受けるタイヤにあっては、トレッド面に異物を
噛み込むことによってトレッド面に生じるカットを阻止
する耐引裂抵抗性(耐カット性)及び走行することによ
りトレッド溝の溝底部が連続して受ける繰り返し屈折応
力により生じる屈曲疲労亀裂を防止する耐屈曲性能(耐
クラツク性)を高めることが耐久性を向上するためには
必要となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この提案に係る航空機用タイヤは、前記
バンド層によって、面内曲げ剛さを改善することによっ
て、コーナーリング力を向上しうるとはいえ、このタイ
ヤにおいては、バンド層のコードとして、有機繊維コー
ドを採用しているため、トレッド部のトレッド溝の変形
が大きく、そのため溝底を起点としたクラックが生じ易
く、対屈曲抵抗性に劣る。
又、従来のタイヤにあっては、高速かつ作用荷重が大の
条件で用いた場合には、トレッド表面の摩耗が大きく、
摩耗により耐久性を低下させている。耐摩耗性を高める
べくトレッドゴム層を硬質のゴムを用いることも考えら
れるがこのようなゴム組成ではトレッド表面に噛込み疵
が生じ易く、耐引裂き性能に劣る。
発明者らは、耐摩耗性と、耐引裂き性及び耐屈曲性とを
ともに向上すべく鋭意研究の結果、トレッド部を二層ゴ
ムにより形成することに着目し、本発明を完成させたの
である。
本発明は、トレッド部を該トレッド部の表面をなすキャ
ップゴム層と、このキャップゴム層の内側に配されるベ
ースゴム層の二層ゴムにより形成することを基本として
耐摩耗性と耐引裂性及び耐屈曲性とをともに高めことに
よりタイヤの耐久性を向上しうる空気入りタイヤの提供
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、トレッド溝を凹設したトレッド部からサイド
ウオール部をへてビード部のビードコアで折返しかつタ
イヤ赤道に対して75〜90度の角度で傾く有機繊維を
用いたカーカスコードの1層以上のカーカスプライから
なるカーカスと、該カーカスの半径方向外側かつトレッ
ド部の内方に位置するとともにタイヤ赤道に対して5度
以下の角度で配置した有機繊維を用いたベルトコードの
1層以上のベルトプライからなるベルト層と、該ベルト
層の半径方向外側に配され少なくとも1層のプライから
なるカットプロテクタとを具え、前記トレッド部は、該
トレッド部の表面をなし、しかも前記トレッド溝の溝深
さよりも薄厚のキャップゴム層およびこのキャップゴム
層と前記カットプロテクタとの間のベースゴム層の二層
ゴムを用いるとともに、しかも前記トレッド溝の溝底と
カットプロテクタの外向き面との間の溝底厚さ(T1)
は、トレッド表面とカットプロテクタの外向き面との間
のゴム厚さ(T0)の0.08倍以上かっ0.4倍以下
としてなる空気入りタイヤである。
なおキャップゴム層は、天然ゴム100%のゴム配合物
100重量部に対し50PHR以上かつ60PHR以下
のカーボンI SAFを添加するとともに、100%モ
ジュラスが20kg/cm2以上かつ30kg/cm2
以下、破断時の伸びが450%以上かつ550%以下、
破断時の応力が200kg10#以上かつ250kg/
cm2以下のとするのが好ましく、又前記ベースゴム層
は、天然ゴムとジエン系ゴムとを含む少なくとも2以上
の種類の混合体をゴム基材とし、該ゴム基材中に重量比
が20%以上のポリブタジェンゴムを含むゴム配合物1
00重量部に対し45PHR以上かつ55PHR以下の
カーボンHAFを添加するとともに、100%モジュラ
スが20kg/cm2以上かつ30kg/cj以下、破
断時の伸びが450%以上かつ550%以下、破断時の
応力が180kg/cm2以上かツ230 kg/d以
下のゴムとするのが好ましい。
〔作 用〕
ベルトコードは、タイヤ赤道に対して5度以下の角度で
傾くことにより、ベルト層は、カーカスにタガ効果を与
え、トレッド部の剛性を高める。
又ベルト層の外側に配したカットプロテクタは、路面上
の異物によりトレッド部が損傷したとき、その傷がベル
ト層に対するのを防ぐ。
トレッド部は、該トレッド部の表面をなすキャップゴム
層と、このキャップゴム層とカットプロテクタとの間の
ベースゴム層との二層ゴムによって、形成している。
従ってキャップゴム層には、トレッド表面の亀裂発生を
防止しうる耐引裂抵抗性か高くかつ耐摩耗性を有するゴ
ムの採用が可能となり、又ベースゴム層にはトレッド溝
の溝底に発生しがちである耐屈曲性の大なゴムを採用で
きるなとトレッド部は、その目的に応じたゴムの選択使
用が可能となる。
前記トレッド溝の溝底厚さT1がゴム厚さT。
の0.08倍未満になれば、溝底におけるトレッドゴム
層の厚さが小となり、該溝底からクラックが生じるなど
耐カット性に劣り、又クラックの成長も早く、トレッド
部に破損が生じる。逆に、04倍をこえると、トレッド
ゴム層全体の厚さも増す結果、耐発熱性が低下し、トレ
ッド部の温度上昇により、ベルト層の剥離が生じ耐久性
か低下する。加うるにタイヤの重量か増すこととなり、
車両又は機体の全体重量の増大を招き、かつコスト高と
なる。
このように本発明は前記した構成が有機的に総合されか
つ一体化することにより、トレッド部の耐摩耗性を向上
し、かつ耐カット性を高めタイヤの耐久性を向上しうる
のである。
なおキャップゴム層を100%天然ゴムをベースとしか
つカーボンI SAFを配合したゴム組成とした場合に
は、他の配合剤の配合に比べて耐摩耗性及び耐引裂抵抗
性に秀れ、トレッド表面の摩耗及び偏摩耗を減じ又トレ
ッド表面の異物が噛みこむことによって生じるクラック
の発生及びその成長を防ぎ、耐久性を向上する。
他方、ベースゴム層を、ゴム配合物に、ブタジェンゴム
、例えばポリブタンジエンゴムを20%以上含みかつカ
ーボンHAFを配合したゴム組成とした場合には、耐衝
撃性及び耐屈曲性に秀れる。
しかもキャップゴム層は、トレッド溝の溝深さよりも薄
厚に形成されていることによってトレッド溝の溝底は、
ベースゴム層に位置することになる。
従ってトレッド部に作用するくり返し応力による溝底部
のクラック発生及びその成長を有効に阻止することが出
来る。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例がタイヤサイズ46×17R20
の航空機用タイヤである場合を例にとり、図面に基づき
説明する。
正規リムRに取付けかつ正規内圧を充填した状態を示す
第1図において、ラジアルタイヤ1は、ビードコア2が
通るビード部3と、該ビード部3に連なりタイヤ半径方
向外向きにのびるサイドウオール部4と、該サイドウオ
ール部4の外端をつなぐとともに、周囲にトレッド溝8
を凹設したトレッド部5とを具えている。
さらにタイヤ1には、ビードコア2を、タイヤの内側か
ら外側に折返す複数枚、例えば4枚のカーカスプライ7
a からなる内層7Aと、この内層7Aの折返し部を囲
みタイヤの外側から内側に折返す複数枚、例えば2枚の
カーカスプライ7b、7bからなる外層7Bとを有する
カーカス7か設けられる。又カーカスプライ7a、7b
の各カーカスコードは、タイヤ赤道COに対して75度
〜90度の傾きを有するラジアル方向に配置されるとと
もに、本例ではカーカス7は、隣り合うカーカスプライ
7a、7b間において、夫々カーカスコードがタイヤ半
径方向に対して交互に交差して傾くことにより、タイヤ
の横剛性を向上している。
又ビードコア2上の方には、タイヤ半径方向にのびる先
細ゴムからなるビードエーペックス9を設けて剛性を高
め、かつカーカス7の折返し部のたわみによる応力を分
散させる。又ビード部3外面には、リムずれ防止用のチ
ェーファ(図示せず)を設けることもできる。
さらにトレッド部5には、その内部にカーカス7の半径
方向外側に位置してタイヤ赤道面に対してベルトコード
を5度以下のコード角度で配置したベルト層10が設け
られ、又このベルト層10の外側に、カットプロテクタ
16が配される。なお本例では、前記ベルト層10と前
記カーカス7との間には、タイヤ赤道面に対して0以上
かつ70度以下のコード角度で傾く補助コードを有する
カットブレーカ14が介在する。
前記ベルト層10は、複数枚、例えば6〜10枚のかつ
前記ベルトコードを有するベルトプライ10a  から
なり、前記ベルトプライ10a  は、半径方向外向き
に徐々に中挟とすることにより、ベルト層10は、タイ
ヤ軸を含む断面において台形状をなし、又その側面10
bはタイヤバ・ソトレス部の外表面SBに略同厚さで沿
った斜面となる。
又ベルト層10の最大中W10、本例では最も内側の広
巾のプライ10aの巾は、タイヤ全巾Wの75〜85%
程度の範囲としている。なおベルトコードは、ベルトプ
ライ10a  ごとに交互に逆に傾ける。
又カットプロテクタ16は、ベルト層10の外側に配さ
れかつ前記保護コードを用いる一枚以上、本例では2枚
のプライ16a、16aからなり、このカットプロテク
タ16は、耐カット性を向上するとともに、ベルト層1
0とトレッド部5のゴムとの間の剛性段差を緩和し、そ
の間における剪断応力を低減することにより、トレッド
部5の損傷、及びその拡大成長を抑制している。
そのためにカットプロテクタ16は、好ましくは2枚の
プライ16a、16aがベルト層10の全面に配される
のが好ましい。
さらにカットプロテクタ16は、−層のプライのみを用
いる場合の他、三層以上の複数層とすることもできる。
前記カットブレーカ14は、前記補助コードを用いた例
えば2層のカットブレーカプライ14a114aを用い
る一方、このカットブレーカ14は、ショルダ部分21
のタイヤ軸方向外方部分で該カーカス7から徐々に離間
してその外端は、前記ベルト層10の外端内方で終端す
る。なおりットブレーカ14の外端はベルト層10の外
端と整一することもややはみ出ることもできる。
このカットブレーカ14は、トレッド部5の面内曲げ剛
さを高め、コーナーリング力を増大するためのものであ
り、そのために好ましくはカーカスコード、ベルトコー
ドとトライアングル構造となるように配置する。従って
カーカスコードがタイヤ赤道に対して75〜90度、ベ
ルトコードが5度以下の角度で傾くため、補助コードは
、タイヤ赤道に対して、5〜45度、好ましくは10〜
30度の角度で傾ける。
なおりットブレーカ14が例えば2層など複数のカット
ブレーカプライ14a、14aで形成された場合には、
各カットブレーカプライ14aの補助コードは互いに交
差させることが好ましい。
又前記カットブレーカ14は前記カットプロテクタ16
とベルト層10との間に設けてもよい。
前記トレッド溝8は、タイヤ周方向に伸びる複数の縦溝
及び縦溝間及び縦溝とトレッド端を結ぶ横溝とを含む。
トレッド部5は、該トレッド部5の表面をなし、かつ前
記トレッド溝8の溝深さよりも薄厚のキャップゴム層1
1と、このキャップゴム層11と前記カットプロテクタ
16との間のベースゴム層12とからなる二層ゴム13
を用いて形成される。
キャップゴム層11は、天然ゴム(NR)100%をベ
ースとするゴム基材に、ゴム100垂量部に対しカーボ
ンl5AFを50PHR以上かつ60PHR以下の範囲
で含んでいる。このように天然ゴム(N R)のみによ
りゴム基材を形成しかつカーボンl5AFを前記配合に
より添加することによって、耐摩耗性及び耐引裂き性の
高いゴム層が形成でき、トレッド部5の表面の摩耗及び
偏摩耗を減じかつ耐カット性を高めうるのである。
なおり−ボンl5AFが50PHR未満では補強効果が
少なく、60PHRをこえると発熱が大となる。
又キャップゴム層11は、100%モジュラスを20k
g/cm2以上かつ30kg/cm2以下としている。
前記100%モジュラスが20kg/ai1未満では発
熱が大となり、30kg/cdをこえると耐カット性が
低下する。
さらにキャップゴム層11は、破断時の伸びを450%
以上かつ550%以下かつ破断時の応力を200kg/
cm2以上かつ250kg/cm2以下とじている。
他方、ベースゴム層12は、天然ゴム(NR)とジエン
系ゴム、例えばブタジェンゴム(BR)、スチレンブタ
ジェンゴム(SBR)などノ混合体をゴム基材とし、そ
のゴム基材100重量部中に20%以上のポリブタジェ
ンゴム(BR)を含むとともに、該ゴム基材に45PH
R以上かっ55PHRのカーボンHAFを添加している
ベースゴム層12は、ポリブタジェンゴムをブレンドす
ることによって耐屈曲性が向上する他、耐寒性、耐摩耗
性が高まり、クラックの発生及びその成長を防ぎ耐カッ
ト性が向上する。しかも内部発熱が低いことによりベル
ト層10、カットプロテクタ16の剥離を防ぎタイヤの
耐久性を向上しうるのである。
なお、カーボンHAFの添加が45PHR未満では、補
強効果が少なく、55PHRをこえると発熱が大となる
又ベースゴム層12は、100%モジュラスが20kg
/cm2以上かつ30kg/cIA以下としている。
前記100%モジュラスが20kg/ad未満では発熱
が犬となり、逆に30kg/cdをこえると耐クラツク
性が低下する。
さらにベースゴム層12は、破断時の伸びを450%以
上かつ550%以下とし、キャップゴム層11の破断時
の伸びと略等しくしている。従ってタイヤ変形時にあっ
てもキャップゴム層11とベースゴム層12との伸び差
が僅少であり、両ゴム層間の剥離を防止することが出来
る。又ベースゴム層12は破断時の応力を180kg/
cm2以上かつ230kg10+を以下とし、キャップ
ゴム層11のそれに比べて若干低くすることにより、耐
カット性を高めている。
このようにトレッド部5を前記構成の二層ゴム13とし
たため各ゴム層がそれぞれ機能を分担し、耐摩耗性と耐
カット性、耐クラツク性とをともに向上し耐久性を高め
うるのである。
ちなみに、キャップゴム層11及びベースゴム層12に
用いるゴムについて、第1表に示す如く、複数種類のゴ
ムを試作しそのゴム物性を調査した。
なお耐発熱性、耐屈曲性及び耐引裂抵抗性は試料1を1
00とする指数で表示した。調査の結果試料2のものが
キャップゴム層に、試料9のものがベースゴム層にそれ
ぞれ適していることが判明した。
トレッド部5にあっては、前記トレッド溝8の溝底8a
とカットプロテクタ16の外向き面との間の溝底厚さT
1は、トレッド部5の外周面であるトレッド表面5Aと
カットプロテクタ16の外向き面との間のゴム厚さTo
の0.08倍以上かつ0.4倍以下としている。
溝底厚さT1がゴム厚さToの0.08倍以下となると
、溝底部におけるゴム強度が不足し、耐カット性及び耐
クラツク成長性が低下することにより、耐久性が減じ、
又、溝底厚さT1がゴム厚さToの0.4倍をこえるこ
とによって耐カット性の向上には寄与せず、逆にトレッ
ド部5のゴム厚さが大となる結果、発熱が大となりかつ
ベルト層7端部で剥離が生じることにより耐久性が低下
する一方、重量が増すことによって、航空機又は車両の
全体重量の増大をも招き、かつコスト高となる。
又本実施例では、トレッド溝8において、キャップゴム
層11とベースゴム層12との境界面りから溝底8Aま
での距離G1は溝深さGoの0.08倍以上かつ0.4
倍以下としている。
前記距離G1が溝深さGOの0.08倍未満ではキャッ
プゴム層11とベースゴム層12とノ境界面りが溝底の
一部を通こととなり、耐カット性が低下する一方、0.
4倍をこえると、キャップゴム層が薄厚となり摩耗によ
る耐久性が低下する。
次に前記カットプロテクタ16に用いる保護コード20
、カーカス7に用いるカーカスコード、ベルト層10に
用いるベルトコード、カットブレーカ14に用いる補助
コードについて説明スる。
保護コード20は、第3図(A)、 (B+に示すよう
に、有機繊維を用いた親コード21に、金属製の子線2
2を巻付けた複合コードを用いている。
この子線22は、トレッド部5の耐カット性を向上する
ためのものであり、従って、強度に優れる例えばスチー
ルが好適に用いられる。
親コード21は、レーヨン、ポリエステル、ビニロン、
ナイロン66等の脂肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド
、キリビニルアールコール系繊維等の有機繊維を用いた
多数本の有機繊維フィラメント21A、21Aを撚合わ
せた撚合わせコードを用いることにより、可撓性、伸び
性を高めている。又親コード21は、約300 d/2
〜1350d/3程度の比較的小径のものが用いられる
なお親コード21として、大径のモノフィラメント、又
はモノフィラメントの複数本が撚合わされた撚合せコー
ド、さらには−本のストランドを用いてもよい。
子線22は、第3図(A)に示すように、親コード21
に螺旋に巻付く一本のスチール素線22aを用いるか、
又は第3図(B)に示すように、親コード21に螺旋に
巻付く一本の内のスチール素線22bと、この内のスチ
ール素線22bの外側でかつ内のスチール素線22bと
逆向きの螺旋で巻付の外のスチール素線22cとから形
成することができる。
第3図(A)に示すスチール素線22a1第3図(B)
の内のスチール素線22bは、親コード21が撚合せコ
ードである場合において、その撚りの螺旋の向きとは逆
向きの螺旋とすることにより、親コード21の撚り戻し
を防いでいる。
さらにスチール素線21a〜21cは、直径が約0.0
5〜0.3 mm程度であって、かつ防錆、ゴムとのな
じみを良好とするため、必要により厚さ2μm程度以上
の真鍮メツキを施すのがよい。
さらに子線22は、第3図(A)に示す1本のスチール
素線22aを用いるときには、その螺旋ピッチPaを約
0.3〜1.2mm程度としかつスチール素線22aの
直径よりも大とする。
スチール素線22b、22cを用いるときには、内のス
チール素線22bの螺旋ピッチpbを約0゜3〜1.2
mm程度、かつ外のスチール素線22cの螺旋ピッチP
cを1.0〜2.0IIII11程度と、外のスチール
素線22cの螺旋ピッチPcを、内のスチール素線22
bの螺旋ピッチpbよりも大とする。
スチール素線22a1内のスチール素線22bの螺旋ピ
ッチPa、Pbを前記範囲とすることにより、有機繊維
からなる親コード21を保護しつつ保護コード20の可
撓性を維持する。
この保護コード20は、タイヤ赤道COに対して、0〜
90度の自在の傾きで配置されることにより、前記カッ
トプロテクタ16のプライ16aを形成する。このカッ
トプロテクタ16が、耐カット性に加えて、トレッド部
5の面内曲げ剛さを高め、コーナーリング力を増す補強
層としても機能させるときには、ベルト層10と交差配
列となるように、好ましくは20〜55度、さらに好ま
しくは30〜45度の範囲で傾ける。
カーカスコードには、本実施例では高伸長性の弾性コー
ドを用いている。
前記弾性コードは、5kg荷重時の伸びS、(%)を5
以上(好ましくは5〜8)とする。さらに10kg荷重
時の伸びSi。(9&)を8以上15以下(好ましくは
8〜12)としている。
さらに他の例では、カーカスコードは、5kg荷重の伸
びS6をその時の荷重である5kgで除した値5815
を1.0以上、又10kg荷重時の伸びS1o/10を
0.8以上しかもS、15値をS 、、/ 10の値以
上としている。
このような弾性コードは第4図に曲線aに示すように小
荷重のとき伸びが大であり、荷重が増すに伴い、伸び率
が低下する特性を具えている。
このような特性の弾性コードを用いることにより、内圧
充填初期では、内圧充填とともにカーカスコードが大き
い伸びを受けることとなる。
さらに荷重が10kg、15kgに増大したとき、カー
カスコードは、荷重の増加とともに伸長するが、伸び率
は漸減する。
なお従来のコードを曲線Cで示すごとく、曲線aに比し
て立上がりが大かつ略直線状をなすのであり、このよう
な従来コードを用いるときには、内圧の充填によっても
カーカスコードの伸びは小であり、変形に際して作用す
る圧縮応力を緩和する能力に劣るのである。
これに比して前記弾性コードは、前記曲線aより伸びが
大きい側の領域の特性を具えるゆえに、タイヤの耐久性
を向上しうるのである。
このようにカーカスコードを、主としてコードが有する
特性の面から把握し、そのため、航空機用タイヤを始め
、広い範囲の重荷重高速タイヤに採用し所定荷重時の伸
びのみを規定する。なお前者は、主として航空機用タイ
ヤ、しかも大型ジェット機用タイヤとして好適に用いう
る値を規定している。
さらに本実施例では弾性コードの初期弾性率ES (k
g/mm”)は130以上(好ましくは140以上)か
つ200以下としている。
初期弾性率E S (kg/mm2)とは、第5図に示
すように、定速伸長形引張試験器を用いて荷重(kg)
、伸び(%)曲線dを描き、伸び7%における前記曲線
dの接線Xの勾配として定義する値であって、従来の弾
性コードに比して初期弾性率E s (kg/mm2)
を前記範囲で小とすることにより、弾性コードの伸び性
を高め、カーカスコードに伸びを付与しうるのである。
又さらに弾性コードは、破断時の荷重、即ちコート強力
が30kg以上のもの、好ましくは40kg以上かつ6
0kg以下程度のものが好適に利用できる。
さらに弾性コードは、ナイロンコート、ポリエステルコ
ード、芳香族ポリアミドコード、カーボンコード、金属
コード内の一種又は二種以上のコードの混成コードを用
いる。
さらにこのような物性のコードは、有機繊維コードを用
いるときにおいて、コードに予め所定の時間に亘り張力
と熱とを加えるいわゆるデツプストレッチにおける張力
を、従来のデツプストレッチにおいて用いられる張力よ
りも大巾に減じておくことによりえられる。又この特性
を高めるべく、例えばナイロンコードを用いるときには
、10CTrl当たりの捩り回数を、26〜36T/1
0CTrlとし、従来行われている約23T/10CT
n程度よりも捩り回数を増加している。なおコードとし
て、伸び率の小なるものと大なるものとを混在させ、か
つ小なるものを予めコイル巻きするなど、クルミを与え
ておくことにより荷重が所定の値に達したときに小伸度
のコードに荷重を負担させ、全体として伸び率を低下す
るごとく形成することもできる。
又カーカスコードは、基材ゴム、即ちトッピングゴムに
埋着させることによって、前記カーカスプライ7a、7
bを形成する。この基材ゴムには、補強性及び低発熱性
に加えて、前記コードの特性を発揮させるものを用いる
。このようなものとして、天然ゴム、合成イソプレンゴ
ムの1種又は2種以上からなる基材にカーボンを50〜
70重量部が混合されかつ100%モジュラスが30〜
70 kg/Ci、破断時の伸びが200%以上かつ5
00%以下のものが好適に用いられる。カーボンが50
重量部未満の場合は、補強性が低下し、70重量部をこ
える場合は発熱が大きくなる傾向にある。100%モジ
ュラスが30kg/cd未満の場合は、発熱が大きくな
り、70kg/a+&をこえる場合は補強性が低くなり
やすい。又破断時の伸びが200%未満の場合、カーカ
スの歪に対する追従性が不足しゴム破壊を招きやすく、
500%を越えると発熱性が高くなる傾向にある。
このような弾性コードからなるカーカスコードを有する
タイヤは、内圧充填により、従来タイヤに比して大きな
伸びをカーカス7に予め与えることにより、離着陸に伴
うビード部3の曲げに際して、リムフランジC側で生じ
るカーカスコードの圧縮応力を低下させ、圧縮歪を軽減
することにより、変形、局部的な折れ曲がり、さらには
圧縮歪による疲労に基づく切損等を防止する。又さらに
はビード部3のゴム自体の圧縮応力を緩和でき、ビード
部の耐久性を、例えば10%を越えて向上しうるのであ
る。
またカーカス7にこのような弾性コードを用いた場合、
内圧充填による歪みがサイドウオール部、特に最大中部
付近に集中する傾向にある。
これを防止するためにベルトコード11は、カットブレ
ーカコードとともに、カーカスコードと同様な伸び特性
を有し、しかも5kg荷重時の伸び8.5(%)がカー
カスコードよりも小であって、3〜6のもの、又は伸び
5ls(%)をその時の荷重である5kgで除した値S
、15を0.6〜1.2とする。
又ベルトコード11、カーカスコードは、ともに同一の
直径の比較的太いコード、例えば1260 d/2〜2
700 d / 3程度のコードを、又補助コードは、
同径のもの又はより小径のものが用いられる。
さらに、ベルト層10は、1本又は数本のコードを螺旋
状に巻きつけるいわゆるコードワインディングの方法に
よってエンドレスタイプとして形成することもできる。
又このような弾性コードをカーカスコード、ベルトコー
ド11として用いることにより、5%内圧充填時に比べ
て、正規内圧充填時には、前記クラウン部分20の膨出
量を大とすることができ、又これによってベルトコード
11の張力Tを増大し、スタンディングウェーブの発生
臨界速度を向上させうるのである。
〔具体例〕
タイヤサイズ46X17R20の第1図に示す構造のタ
イヤを第2表に示す仕様により試作した。
又比較例欄に示すタイヤを試作した。プライ数はカーカ
スが4、ベルト層は8、カットブレーカは2である。な
おり−カスの巻上げ構造はいずれも4−2である。同表
におけるカーカス、ベルト層、カットブレーカ及びカッ
トプロテクタの各構成を第3表に、又カーカスコード、
ブレーカコード、補助コードのコード構成を第4表に示
している。
又保護コードの構成を第5表に示している。
夫々正規内圧を充填するとともに、米国航空局規格TS
O−C62cに基づくタクシ−シュミレーションテスト
に基づき耐久性をテストした。
規格荷重の120%の負荷を加えllkm/Hrの速度
で3000krr+の距離を連続走行させるとともに、
走行後におけるトレッド部の異状の有無を調査した。
〔発明の効果〕
叙上の如く本発明の空気入りタイヤは、トレッドをゴム
特性の異なるキャップゴム層とベースゴム層との二層ゴ
ムにより形成するとともに、トレッド溝の溝底における
ゴム厚さを規制したため、トレッド部の耐摩耗性と、耐
屈曲性及び耐引裂き抵抗性とをともに向上し、タイヤの
耐久性を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はその
要部を拡大して示す断面図、第3図(A)(B)はカッ
トブレーカに用いる保護コードの特性を例示する正面図
、第5図はカーカスコードの特性を示す線図、第6図は
初期弾性率を説明する線図である。 2・・・ビードコア、  3・・・ビード部、4・・・
サイドウオール部、  5・・・トレッド部、5A・・
・トレッド表面、 7・・・カーカス、7a・・・カー
カスプライ、 8・・・トレッド溝、10・・・ベルト
層、 10a・・・ベルトプライ、11・・・キャップ
ゴム層、 12・・・ベースゴム層、13−1.二層ゴ
ム、  16・・・カットプロテクタ。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社 代理人 弁理士  苗   村      正第2 図 tす鳴 平成2年12月S日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トレッド溝を凹設したトレッド部からサイドウォー
    ル部をへてビード部のビードコアで折返しかつタイヤ赤
    道に対して75〜90度の角度で傾く有機繊維を用いた
    カーカスコードの1層以上のカーカスプライからなるカ
    ーカスと、該カーカスの半径方向外側かつトレッド部の
    内方に位置するとともにタイヤ赤道に対して5度以下の
    角度で配置した有機繊維を用いたベルトコードの1層以
    上のベルトプライからなるベルト層と、該ベルト層の半
    径方向外側に配され少なくとも1層のプライからなるカ
    ットプロテクタとを具え、前記トレッド部は、該トレッ
    ド部の表面をなし、しかも前記トレッド溝の溝深さより
    も薄厚のキャップゴム層およびこのキャップゴム層と前
    記カットプロテクタとの間のベースゴム層の二層ゴムを
    用いるとともに、前記トレッド溝の溝底とカットプロテ
    クタの外向き面との間の溝底厚さ(T1)は、トレッド
    表面とカットプロテクタの外向き面との間のゴム厚さ(
    T0)の0.08倍以上かつ0.4倍以下としてなる空
    気入りタイヤ。 2 前記キャップゴム層は、天然ゴム100%のゴム配
    合物100重量部に対し50PHR以上かつ60PHR
    以下のカーボンISAFを添加するとともに、100%
    モジュラスが20kg/cm^2以上かつ30kg/c
    m^2以下、破断時の伸びが450%以上かつ550%
    以下、破断時の応力が200kg/cm^2以上かつ2
    50kg/cm^2以下のゴムからなり、前記ベースゴ
    ム層は、天然ゴムとジエン系ゴムとを含む少なくとも2
    以上の種類の混合体をゴム基材とし、該ゴム基材中に重
    量比が20%以上のポリブタジエンゴムを含むゴム配合
    物100重量部に対し45PHR以上かつ55PHR以
    下のカーボンHAFを添加するとともに、100%モジ
    ュラスが20kg/cm^2以上かつ30kg/cm^
    2以下、破断時の伸びが450%以上かつ550%以下
    、破断時の応力が180kg/cm^2以上かつ230
    kg/cm^2以下のゴムからなることを特徴とする請
    求項1記載の空気入りタイヤ。
JP2237852A 1990-09-07 1990-09-07 空気入りタイヤ Pending JPH04118305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2237852A JPH04118305A (ja) 1990-09-07 1990-09-07 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2237852A JPH04118305A (ja) 1990-09-07 1990-09-07 空気入りタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04118305A true JPH04118305A (ja) 1992-04-20

Family

ID=17021368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2237852A Pending JPH04118305A (ja) 1990-09-07 1990-09-07 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04118305A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001240707A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Bridgestone Corp 大型車用バイアスタイヤのベースゴムに適したゴム組成物およびこれを用いた大型車用バイアスタイヤ
WO2005077680A1 (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Bridgestone Corporation 航空機用空気入りタイヤ
JP5947547B2 (ja) * 2010-02-04 2016-07-06 株式会社ブリヂストン 更生タイヤ
WO2020099791A1 (fr) * 2018-11-15 2020-05-22 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Pneumatique pourvu d'une bande de roulement

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001240707A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Bridgestone Corp 大型車用バイアスタイヤのベースゴムに適したゴム組成物およびこれを用いた大型車用バイアスタイヤ
WO2005077680A1 (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Bridgestone Corporation 航空機用空気入りタイヤ
JPWO2005077680A1 (ja) * 2004-02-13 2007-10-18 株式会社ブリヂストン 航空機用空気入りタイヤ
JP4530364B2 (ja) * 2004-02-13 2010-08-25 株式会社ブリヂストン 航空機用空気入りタイヤ
US7934526B2 (en) 2004-02-13 2011-05-03 Bridgestone Corporation Aircraft pneumatic tire having cap tread layer and base tread layer
JP5947547B2 (ja) * 2010-02-04 2016-07-06 株式会社ブリヂストン 更生タイヤ
WO2020099791A1 (fr) * 2018-11-15 2020-05-22 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Pneumatique pourvu d'une bande de roulement

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4663638B2 (ja) 重車両用のタイヤ
US6659147B1 (en) Tire crown reinforcement
US4962803A (en) Pneumatic tire including a barrier ply
US20120097307A1 (en) Tire for Heavy Vehicles Comprising a Layer of Peripheral Reinforcement Elements
AU624223B2 (en) Belt overlay structure for pneumatic tires
JPH06305302A (ja) 空気入りタイヤ
US20100065180A1 (en) Pneumatic tire
US6554035B1 (en) Heavy duty pneumatic tire with high elongation steel belt cord
CN101678719B (zh) 用于重型车辆的轮胎
JPS6334044B2 (ja)
WO1990010548A1 (en) Pneumatic radial tire
JPH04356205A (ja) ラジアルタイヤ
US20070256772A1 (en) Tire for heavy vehicles
JPH03128702A (ja) 重荷重用タイヤ
JP2612330B2 (ja) 航空機用タイヤ
JP2714341B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH0648113A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP5213161B2 (ja) 空気入りタイヤ
US20110232818A1 (en) Tire for Heavy Vehicles Comprising at Least in Each Shoulder, at Least Two Additional Layers in the Crown Reinforcement
JPH0382606A (ja) 高速重荷重用タイヤ
US5205882A (en) Heavy duty high speed radial tire with aromatic polyamide belt cords
JPS63151504A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH04118305A (ja) 空気入りタイヤ
EP3290232B1 (en) Tire with low weight and high burst strength
JP3026588B2 (ja) 空気入りタイヤ