JPS6228773Y2 - - Google Patents

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JPS6228773Y2
JPS6228773Y2 JP8436182U JP8436182U JPS6228773Y2 JP S6228773 Y2 JPS6228773 Y2 JP S6228773Y2 JP 8436182 U JP8436182 U JP 8436182U JP 8436182 U JP8436182 U JP 8436182U JP S6228773 Y2 JPS6228773 Y2 JP S6228773Y2
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JP
Japan
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heat sink
base plate
connector
heating element
holding plate
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JP8436182U
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JPS58187154U (ja
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案はヒートシンク構造、特に、コネクタに
実装された電子部品を冷却するためのヒートシン
ク構造に関する。
〔従来技術〕
従来のヒートシンク構造は、内側に接点を有す
るコネクタと、前記接点と接続される複数の発熱
体を搭載してなる発熱素子と、中央に窓穴を有し
前記コネクタと係合して前記発熱素子を押えるた
めの押え板と、前記窓穴より小さな幅および奥行
を有し前記発熱素子に直接取り付けられるヒート
シンクとを含んで構成される。
次に、従来のヒートシンク構造について図面を
参照して説明する。
第1図a,b,cは従来のヒートシンク構造の
一例を示す分解斜視図、中央断面図および実装状
態正面図である。
第1図a,bに示すように、従来のヒートシン
ク構造は、セラミツク基板等に集積回路や低抗体
等の発熱体を搭載した発熱素子1を、コネクタ6
に実装し、接点7を介して他の素子との電気的接
続が行われる。平板に窓穴12をあけた形状の押
え板8は、発熱素子1の四辺をコネクタ6に押え
つけ、押え板8の隅に設けた押え板凸部10とコ
ネクタ6に設けられたコネクタ凹部11が嵌合し
て固定される。ヒートシンク2は発熱素子1の表
面に半田付により取り付けられ、自然または強制
空冷により冷却される。
しかしながら、このヒートシンク2は、第1図
a,bに示すように幅W・奥行Dが押え板8の窓
穴12の寸法より大きくできなかつた。
したがつて、発熱素子1の発熱量が多い場合に
は高信頼性を保つ規定の温度以下にできないこと
があつた。
それゆえ、規定の温度以下に抑えるためには発
熱量を制限するか、ヒートシンク2の高さを高く
して空気・ヒートシンク間の熱低抗を小さくする
等の処置をとらねばならないが、装置の小型化・
高密度化の要求に相反するものであり根本的な解
決策にはならなかつた。
さらに、第1図cに示すように、プリント配線
板9に複数個のヒートシンク構造を実装した場
合、図中のハツチング部を流れる風は冷却に何ら
寄与せず、論理素子近傍の空気温度が高くなつて
しまい、さらに素子の冷却効率を悪くしていた。
すなわち、従来のヒートシンク構造は、放熱効
果が悪いという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、放熱効果を向上できるヒート
シンク構造を提供することにある。
すなわち、本考案の目的は、発熱素子の表面に
直接ヒートシンクを取り付けるのではなく平板な
ベース板を介することにより、コネクタ構造を変
更することなくさらに、従来のヒートシンク高さ
を保つたままで、放熱効果を向上できるヒートシ
ンク構造を提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案のヒートシンク構造は、内側に接点を有
するコネクタと、前記接点と接続される複数の発
熱体を搭載してなる発熱素子と、中央に窓穴を有
し前記コネクタと係合して前記発熱素子を押える
ための押え板と、前記押え板より厚手で前記窓穴
より小さな幅および奥行を有するベース板と、前
記窓穴より大きな幅および奥行を有し前記発熱素
子に前記ベース板を介して取り付けられるヒート
シンクとを含んで構成される。
すなわち、本考案のヒートシンク構造は、平板
に窓穴のあいている押え板により平板状の発熱素
子の外周を押えつけてコネクタに固定する構造で
あつて、発熱素子の表面に幅・奥行とも前記押え
板の窓穴より小さくかつ厚さが押え板の板厚より
厚くかつオネジを切つたスタツドを立てたベース
板を取り付けて一体としたブロツクを、押え板に
てコネクタに固定した後、前記スタツドに対応し
た位置にあけたヒートシンクの穴を貫通させスタ
ツドにナツトをかけて締め付けヒートシンクを固
定して構成される。
すなわち、本考案のヒートシンク構造は、発熱
素子の表面に幅・奥行とも押え板の窓穴より小さ
くかつ厚さが押え板の板厚より厚いベース板を取
り付け一体とし、押え板にてコネクタに固定し、
ベース板にはオネジを切つたスタツドを立て、こ
のスタツドに対応した位置にあけたヒートシンク
の穴を貫通させヒートシンクをナツトにより締め
つけベース板とヒートシンク底面を密着・固定す
る構造を採ることにより放熱効果の向上を実現し
た。
〔実施例の説明〕
次に、本考案の実施例について、図面を参照し
て、詳細に説明する。
第2図a,b,cは本考案の一実施例を示す分
解斜視図、中央断面図および実装状態正面図であ
る。
第2図a,b,cに示すヒートシンク構造は、
押え板8にあいている窓穴12の幅・奥行より小
さくかつ厚さが厚いベース板3を、発熱素子1に
半田付等により取り付ける。
このベース板3は発熱素子1をコネクタ6に押
え板8によつて実装したときに、押え板8の窓穴
12の範囲内の位置に取り付けるものとする。
したがつて、ベース板3は押え板8に引つ掛る
ことなく、発熱素子1は第1図a,b,cに示し
たような従来のヒートシンク構造と同様に押え板
8に押えつけられ接点7により電気的接続が行わ
れる。
ベース板3にはオネジを切つた複数本のスタツ
ド4が立てられ、このスタツド4に対応した位置
にあけたヒートシンク2の穴を貫通して、ナツト
5で締め付けられ、ベース板3の表面とヒートシ
ンク2の底面を密着させる。
上述の実施例ではベース板3にオネジを切つた
スタツド4を立てた例を示したが、ベース板にメ
ネジを切つてヒートシンク側からオネジによつて
締め付ける方式としても支障はない。
また、ベース板3とヒートシンク2の接触面に
良熱伝導性のコンパウンドを充填することによ
り、一層密着度がよくなる。
前述したヒートシンク構造をとることにより、
ベース板3の表面は押え板8の上面より上に位置
するため、ヒートシンク2の幅・奥行とも押え板
8の窓穴12の大きさに制限されず任意な寸法を
設定できる。
したがつて、ヒートシンクを従来より大きくで
き、表面積の増加により空気−ヒートシンク間の
熱低抗を小さくすることが可能となる。
さらに、第2図cに示すように、プリント配線
板9に複数個のヒートシンク構造を実装した場
合、従来のヒートシンク構造では、全く冷却に寄
与していなかつた空気流を利用でき、実質的な風
量増につながり空気温度は低くなりさらに発熱素
子の温度を低くすることができる。
このように、従来のコネクタの基本構造を変更
することなくさらに従来ヒートシンク構造の実装
スペースを大きくすることなく、熱低抗・空気の
温度上昇を小さくでき、発熱素子の温度を低く保
つことが可能になる。
〔発明の効果〕
本考案のヒートシンク構造は、ベース板を追加
することにより、ヒートシンクを直接発熱素子に
取り付ける代りに、押え板より厚手のベース板を
介して取り付けることができるため、ヒートシン
クを大型化できるので、放熱効果を向上できると
いう効果がある。
すなわち、本考案のヒートシンク構造は、発熱
体表面にベース板を追加することにより、放熱効
果を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは従来の一例を示す分解斜視
図、中央断面図および実装状態正面図、第2図
a,b,cは本考案の一実施例を示す分解斜視
図、中央断面図および実装状態正面図である。 1……発熱素子、2……ヒートシンク、3……
ベース板、4……スタツド、5……ナツト、6…
…コネクタ、7……接点、8……押え板、9……
プリント配線板、10……押え板凸部、11……
コネクタ凹部、12……窓穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側に接点を有するコネクタと、前記接点と接
    続される複数の発熱体を搭載してなる発熱素子
    と、中央に窓穴を有し前記コネクタと係合して前
    記発熱素子を押えるための押え板と、前記押え板
    より厚手で前記窓穴より小さな幅および奥行を有
    するベース板と、前記窓穴より大きな幅および奥
    行を有し前記発熱素子に前記ベース板を介して取
    り付けられるヒートシンクとを含むことを特徴と
    するヒートシンク構造。
JP8436182U 1982-06-07 1982-06-07 ヒ−トシンク構造 Granted JPS58187154U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8436182U JPS58187154U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 ヒ−トシンク構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8436182U JPS58187154U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 ヒ−トシンク構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58187154U JPS58187154U (ja) 1983-12-12
JPS6228773Y2 true JPS6228773Y2 (ja) 1987-07-23

Family

ID=30093312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8436182U Granted JPS58187154U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 ヒ−トシンク構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58187154U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2552899Y2 (ja) * 1991-08-09 1997-10-29 水谷電機工業株式会社 冷却装置付電子装置
JP7074140B2 (ja) * 2017-09-27 2022-05-24 株式会社村田製作所 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58187154U (ja) 1983-12-12

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