JPS62287317A - 交流電力制御装置 - Google Patents

交流電力制御装置

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JPS62287317A
JPS62287317A JP61130265A JP13026586A JPS62287317A JP S62287317 A JPS62287317 A JP S62287317A JP 61130265 A JP61130265 A JP 61130265A JP 13026586 A JP13026586 A JP 13026586A JP S62287317 A JPS62287317 A JP S62287317A
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heater
power
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Yoshihisa Shinoda
篠田 敬久
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
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    • H02M5/257Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases without intermediate conversion into dc by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means using semiconductor devices only

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は、負荷に供給する交流電力を円IvK制御す
る交流電力制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、航空機の操縦席建設けられる窓ガラスはヒータ
が埋め込まれておシ、それに電流を供給してガラスを加
熱することKよって、そのガラスに曇り、水滴などが付
着しないようにしている。
この電流は機内の交流電源から供給し、その値は外気の
温度によって調節する必要があるため、従来はサイリス
タによる位相制御が行われていた。
しかしサイリスタによって位相制御を行うと、交流波形
が不連続とな9、雑音を発生するため、この雑音の発生
を防止するためには、交(jlf、の1周期を最小単位
とする通電時間制御を行なうことが考えられる。
〔発明が解決しようとする4ij題点〕しかしながら、
航空機に塔載している発電機の電圧変動率はらiυ良い
ものでないため、交流の1周期を最小単位とする通電時
間制御を行うと、発電機出力電圧の変動が大きくなシ、
機内勲明用の螢光灯にフリッカが生じるなどの不都合が
生ずるという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題を解決するためにこの発明は、最大値の
異なる電力を発生する複数の電力供給回路と、この回路
を選択する選択回路と、選択した回路の通電時間制御を
おこなう通電時間制御部とを設けたものである。
〔作用〕
供給する交流電力の値が段階的に変化する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、1はフィルタ回路、2は電源回路、3は
ゼロレベル検出回路、4はヒータ通電時間制御回路、5
はゲート信号発生時間制御回路、6はゲート信号発生回
路、7はサイリスタ回路、8はオーバカーレント検出回
路、9はヒータ電流検出回路、10はセンサショート検
出回路、11はオーバヒート検出回路、12.13はス
イッチング回路、15はアンド回路、16はリレー、1
6aはリレー16の接点、17は変圧器、18□。
183は連動形の電源スィッチ、・19はセンサチェッ
ク用のスイッチ、20はオーバヒートチェック用のスイ
ッチ、21はパワーオンチェック用のスイッチ、22は
ヒータ、23は動作表示ランプ、24は窓ガラスの温度
を検出するサーミスタ、25は抵抗である。
フィルタ回路1は外部からの雑音の侵入および、この装
置から外部装置へ雑音が漏れることを防止している。電
源回路2は交流電圧をこの装置の動作に必要な直流電圧
に変換するようになっている。
ゼロレベル検出回路3は交流波形の1周期毎にゼロレベ
ルを検出し、1周期の開始時点においてパルス信号を発
生するようになってお)、第2図に示すように、入力端
子3a、出力端子3b、抵抗32a 〜32d、ダイオ
ード33a〜33c、トランジスタ34、コンデンサ3
5、インバータ36から構成でれている。
ヒータ通電時間制御回路4はヒータに供給する電流を窓
ガラスの温度、電源投入時点からの経過時間を加味し、
交流波形の1週期を最小単位として通電時間制御を行な
うようになっている。この回路は第3図に示すように増
幅回路40、電源投入時から略3分間にわたり出力電圧
が単調増加する3分タイマ41、比較部42.8Hz程
度の三角波を発生する発振器43、レベル判定回路44
から構成されており、それらは抵抗40a〜40f。
41a −41f 、 42a 、 42b 、 43
a 〜43m 、 44a 〜44g、差動増幅器40
q、 41q 、 43q〜43s 、 44q 、 
44r、ダイオード41t −41v 、 42t 、
 43t 〜43w 、 44t。
コンデンサ40x 、 40y 、 41x 、 42
x 、43x 、 44x、入力端子4a〜4c、出力
端子4d〜4f、より構成されている。
ゲート信号発生時間制御回路5はサイリスタ回路7の1
周期分にわたる通電時間をル1j御するために必要なゲ
ート信号を発生するようになっており、第4図に示すよ
うに、抵抗50a〜50e、コンデンサ51a −51
d、タイ252a 〜52c、バッファ531〜53c
、オア回路54、ダイオード55a −555、インバ
ータ55a 、 56b、セットリセット形のフリップ
フロップ57、アンド回路58、入力端子5a〜5d、
出力端子50〜5hから構成されている。
サイリスタ回路7は第5図に示すように、サイリスタ7
0a〜70f、入力端子γa〜7m、出力端子7p〜7
rから構成されている。
ゲート信号発生回路6は第6図に示すように、ナンド回
路soa 、 60b、抵抗61& 〜61k、コンデ
ンサ62a −62d、インバータ63a−63d、バ
ッファ54m 、 64b 、アンド回路esa −6
5乙、R3形の7リツプフロツプ6G& 、 66b、
ダイオード67a〜67m、)ランジスタロ8a〜68
d、パルストランス691L 〜69e、入力端子5a
 〜6g、出力端子6j −6m 、 6p〜6zから
構成δれている。
オーバカーレント検出回路8は第7図に示すように、抵
抗13ia 〜81h、コンデンサ92a 、 82b
、ダイオード83a〜83c、差動増幅器84,85、
入力端子8a、出力端子11b、13cから構成てれて
いる。
ヒータ電流検出回路9は第1図に示すように変成器91
、ダイオード92、差動増幅器93、基準電圧94から
構成てれ、ヒータ電流によ)発生する整流電圧が基準電
圧94の値よシ大きくなると「1」レベルの信号を送出
するようになっており、基準電圧94はヒータ22に供
給するヒータ電流の最大規格値によって発生する整流電
圧よシも若干大きく選ばれている。したがって、ヒータ
電流が正常に供給されているとき、ヒータ電流検出回路
9は「1」レベルの信号を出力している。
センサショート検出回1!1510は差動増幅器10a
、基準電圧10b、インバータ1Qc 、 10dから
構成されており、常時はリレー16を付勢しているが、
入力端子10eに供給嘔れる電圧が基準電圧10bより
小さくなるセンサショート時、入力端子10fに「1」
レベルの信号が供給嘔れるオーバカーレント検出時、入
力端子10gに[O」レベルの信号が供給されるオーバ
ヒート検出時にリレー16が消勢されるようになってい
る。
オーバヒート検出回路11は差動増幅器11a、基準電
圧11b、インバータ11C、ダイオード11dから構
成され、入力端子1isに基準電圧11bより大きな電
圧が供給されるオーバーヒート検出時に出力端子11g
から「0」レベルの信号を送出するようになっている。
このように構成された装置の動作は次のと59であるが
、理解が容易なように、先ずヒータに供給する電力は一
種類でるるとして説明する。第1図においてスイッチ1
81 + 18.lがオンとなっているとき、電源回路
2は各回路に対し、動作に必要な電圧+Vを供給してお
り、正常時はリレー16が動作しているため、フィルタ
回路1を通った交流波形はゼロレベル検出回i83に供
給でれている。
この回路は第2図に示すように、トランジスタのベース
回路にツェナーダイオード33eが直列に挿入てれてお
9、トランジスタ34には直流′電圧+Vが供給されて
いる。このため、仮にツェナーダイオード33eが短絡
されているとした場合、トランジスタ34は直流電圧+
Vが供給でれているので、その動作開始レベルは第8図
(−)に示すように+Vとなっており、交流波形の値が
その値よシ小さくなったとき、トランジスタ34はオン
となる。そこで今度はツェナーダイオード33eが有効
に作用しているとしたとき、そのブレークダウン電圧が
トランジスタ34に供給されている直流電圧+Vと等し
いものとすると、トランジスタ34は元の動作開始レベ
ル+Vよシ交流波形のレベルがVだけ低下して初めてオ
ンとなシ、第8図(b)に示す信号を出力する。すなわ
ち、トランジスタ34は交流波形のゼロレベルでオンと
なり、次のゼロレベルでオフとなる。
以上の説明はトランジスタ34のベースエミッタ間の逆
電圧が零であるとしているが、この値は0.7ボルト程
度であり、このレベルはトランジスタ34の固有の動作
開始レベルとして避けられないものである。しかし、直
流電圧、ツェナーダイオード33Cのブレークダウン電
圧を適当に選択することによって、回路全体としては動
作開始レベルを零レベルに調整することができる。
すなわち、動作方向に直流バイアス電圧が供給てれたト
ランジスタ34に対して、そのトランジスタ34の動作
開始レベルが零ボルトとなるように、直流バイアス電圧
を打消すレベルシフト用のツェナーダイオード33cを
挿入することによって、ゼロレベル検出が行なえる。そ
して、抵抗32eに発生し九第8図(b)に示す電圧は
、コンデンサ35゜抵抗32dによって微分されて第8
図(c)に示す信号となシ、これがダイオード33bで
クランプ嘔れ、インバータ36で反転されて第8図(d
)に示すパルスとして出力端子3bから出力される。
出力端子3bから出力されたパルスは、第4図に示すゲ
ート信号発生時間制御回路5の入力端子5aに供給でれ
、バッファ53bを介してタイマ52bの端子Bに供給
嘔れる。タイマS2bは端子CDに「1」レベルの信号
が供給でれているとき、端子Bに供給でれる信号の立下
りで端子Qから1−1jレベル、端子蚕から1−0」レ
ベルの信号を発生し、この状態が抵抗50b、コンデン
サ51bで決まる時間継続するようになっている。そし
て、端子CDが「0」レベルになると端子Q、Qのレベ
ルが反転するようになっている。したがって、第8図(
d)に示すようなゼロレベル検出回路3からのパルスが
入力端子5aに供給でれる度に第8図(e)に示す期間
Tを有するパルスが出力される。この期間Tは前述した
ように抵抗50bとコンデンサ51bで決まり、交流電
源の半周期より長く、1周期より短かくなるように設定
されている。タイマ52bの出力信号はバッファ53c
、アンド回路58、出力端子5gを介してゲート信号発
生回路7の端子6dに供給される(後述するようにアン
ド回路58のアンド条件は成立している)。このため第
6図に示すように、ナンド回路60b、インバータ63
bからなる発掘回路は入力端子6dに「1」レベルの信
号が供給されている期間、抵抗61−dとコンデンサ6
2bで決まる周期の短い第8図(f)に示すゲート信号
を発生する。
一方、電源投入時は第3図に示すヒータ通電時間?!+
1#回路のうち、3分タイマ41が1−OJレベルの信
号を送出し、このレベルは約3分間にわたシ徐々に上昇
するようになっている。このため、差動増幅器44Q 
、 44rは「1」レベルの信号を送出しており、これ
らが端子4f 、 4gを介して出力てれ、第6図に示
すゲート信号発生回路6の端子6e、6f、バッファ5
4m 、 64b、を介してアンド回路65&。
65cの一方の端子に供給されている。アンド回路65
4、 escの他方の端子は第4図に示すゼロレベル検
出回路3の出力がゲート信号発生時間制御回路5のイン
バータ56bを介して供給されている。
そして、ゼロレベル検出回路3は第8図(d)に示すよ
うにゼロレベルを検出した後の短時間だけrOJレベル
となっており、その他の期間は「1」レベルとなってい
る。このため、第6図に示すゲート信号発生回路6のア
ンド回路55a 、 65cの他方の入力には第8図(
d)に示す信号が供給ぢれており、その信号が「1」レ
ベルである期間、アンド回路65a。
55cは「1」レベルの信号を送出している。このこと
によりフリップフロップ55m 、 66bはセットさ
れてお9、ともにその出力端子Qから[−1」レベルの
信号を発生している。この信号はアンド回路65eから
「1」レベルを送出しているので、インバータ63bか
ら送出された高い周波数の発振波形はアンド回路65i
、ダイオード67b、抵抗61fを介し一〇トランジス
タ68aに供給され、このトランジスタをオンにする。
このことによυパルストランス69mを介してサイリス
タ回路7のサイリスタ70a。
γObにゲート信号が供給てれ、そのサイリスタがオン
となる。このサイリスタ70m 、 70bは第5図に
示すように変圧器17に供給されているので、変圧器1
7に供給された信号は変圧されてヒータ22に供給され
る。
サイリスタは第5図に示すようにそれぞれ逆並列に成続
されているので、一方のサイリスタは交流波形の正の半
波でオンとなる。−投に、サイリスタはアノードに順方
向の電圧が供給でれているとき、ゲートにゲート信号が
短時間供給てれればオン状態になるが、使用環境条件に
よっては必らずしもオン状態にならないこともある。良
好な環境条件のもとで使用すれば、このようなことはな
いが、常に良好な環境条件を要求することは経済性が悪
くなる。このようなときでもゲート信号は1回だけでな
く、繰返し供給するようにすることによって確実にオン
状態とすることができる。このため、本装置では20K
Hz程度の周波数を有するゲート信号を発生し、このゲ
ート信号をサイリスタに供給し、確実な動作をさせてい
る。
オン状態となっているサイリスタは、アノード・カソー
ド間に供給てれている電源電圧の極性を反転することに
よってオフ状態に転する。そこで第5図に示すようにサ
イリスタを逆並列にしておき、交流波形が負の半波とな
った時点でも高周波のゲート信号が供給てれ続けるよう
にしておけば、正の半波時点でオフ状態となっていたサ
イリスタは交流波形が負の半波になったときにオン状態
になる。ここで、ゲート信号は入力交流波形の半周期を
超え、1周期以内の時点でオフとなるようにしておけば
、入力交流波形の1周期が終了した時点でオンとなって
いたサイリスタはオフとなる。
この装置では第8図(g)に示すように、負の半波から
サイリスタがオン状7態となるようにしている。
そして、負の半波から正の半波に転する時点t1以後も
ゲート信号が供給てれているので、正の半波となったと
きは、負の半波時点でオフとなっていたサイリスタがオ
ンとなシ、正の半波が出力嘔れる。時点t2においてゲ
ート信号は供給でれなくなるが、電源の極性が正の半波
である時点t3まではオンとなっているサイリスタはそ
のままオン状態を継続する。時点t3になると、負の半
波になるので、今まで、すなわち正の半波でオンとなっ
ていたサイリスタはオフとなるが、この時点から(f)
に示すように、再びゲート信号が供給きれはじめるので
、正の半波でオフとなっていたサイリスタがオンになり
、(g)に示すように、正の半波に連続して負の半波の
出力がサイリスタ回路7から出力される。このようにし
て9.流液形がある一方向、すなわち正方向から負方向
にゼロレベルをよぎる度に、ゲート信号が発生しておく
ようにしておくと、交流波形が連続して出力される。
時点t4になるとゲート信号が供給されなくなるが、前
述したようにこの時点でオンとなっていたサイリスタは
ゲート信号が供給1れなくなってもオン状態となってい
る。しかし、時点t5になると交流波形の極性が変るの
で、今までオンであつたサイリスクはオフとなる。そし
て、(f)に示したように時点t4以後、トリガ信号が
供給てれないので、サイリスタ回路7もこの時点以後、
出力信号を発生しない。
ヒータ通電時間制御回路4は第3図に示すように構成さ
れておシ、3分タイマ41は第9図(a)に示すように
、電源投入時点から出力電圧が単調増加し、3分根度で
飽和するようになってお)、発振器43は第9図(b)
に示すように、8Hz程度の三角波を発生するようにな
っている。このため、差動増幅器42qは第9図(c)
に示すように、3分タイマ41からの出力信号レベルが
三角波よりも大きい期間「0」レベルの信号を出力する
。この信号は出力端子4eから送出され、第4図に示す
ゲート信号発生時間制御回路5の端子5b、インバータ
56a、オア回路54を介してタイマ52bの端子CD
に供給きれる。このためタイマ52bの端子CDには第
9図(d)に示す信号が供給される。一方、交流電源の
周波数は略400Hz であるため、三角波の周期は交
流電源の周期の50倍となっているので、三角波の1周
期の期間は交流電源の波形の50サイクル分に相当する
。そして、(d)に示す信号が「1」レベルの間、サイ
リスタ回路7にゲート信号が供給されるので、電源投入
後3分間はサイリスタ回路7が間欠的にオンとなり、そ
のオンとなっている期間は時間の経過とともに長くなっ
ていき、(a)に示すタイマの出力電圧が飽(口した後
は連続してオンとなる。このため、第9図(、)に示す
ように、サイリスタ回路7から出力される交流波形は時
間の1経過とともに出力期間中のサイクル数が多くなっ
ていく。
以上はガラスの温度を加味しないときの説明であるが、
実際にはガラスに取付けられ・たサーミスタはガラスの
温度に応じ友抵抗値どなっているので、電源投入時は温
度が低く、抵抗値も低いのが通常の状態である。このた
め、増幅回路40の差#増幅器40qは非反転入力端子
の電圧の方が反転入力端子の電圧より大きくなっている
ので、この回路は「1」レベルの信号すなわち、ヒータ
22が高温となるように加熱するための信号を出力して
いる。しかし、前述したように、電源投入時、3分タイ
マ41の出力電圧は徐々に増加するので、差動増幅器4
1qの出力レベルは差動増幅器40qの出力レベルより
低く、差動増幅器40qの出力レベルはダイオード41
tを介して差動増幅器41qの出力レベルにクランプさ
れ、そのクランプでれたレベルの信号が差動増幅器42
qの反転入力端子に供給てれる。そして、ヒータが加熱
さn、ガラス温度が上昇してくると、サーミスタの抵抗
が高くなり、差動増幅器40qの反転入力端子に供給て
れる電圧も高くなるので、やがて差動増幅器40qの出
力レベルが低下してくる。そして、差動増幅器40(l
の出力レベルが差動増幅器41qの出力レベルより不埒
くなると、ダイオード41tは逆方向にバイアス嘔れる
ので、差動増幅器42qの反転入力端子に供給される信
号は差動増幅器40qの出力信号だけで支配され、ガラ
ス温度が平衡温度となるように制御が行なわれる。
サイリスタ回路7から出力された交流波形は変圧器17
に供給てれ、ヒータ22の規格から要求される電圧に変
換され、ヒータ22に供給される。
変圧器を用いて間欠的な通電時間制御を行なう場合、間
欠時間がある値より短かいと、変圧器内の電磁エネルギ
が消滅しないうちに次の通電が開始式れることになるの
で、通電を再開するときは前の極性と逆極性の電流を供
給するようにしないと、鉄心内の磁束が飽和して大電流
が流れてしまう。
このため、第10図(a)に示すような交流波形が供給
されておシ、この交流波形を間欠制御するとき、(b)
に示すように、正の半波で通電が終了したものの通電を
再開するときは、負の半波から通電を再開する必要があ
る。このことを実現するためにこの装置は、第10図(
C)に示すように、(&)に示す波形から負方向に変る
時点でゲート信号を発生埒せ、そのゲート信号は交流波
形が負から正の半波に変り、その半波が終了する以前に
停止させ、その停止タイミングは正の半波が負の半波に
変ったとき、サイリスタが確実にオフとなるように選ん
でいる。
以上のような構成をとることによって、第10図に示す
ように、又泥波形の1周期を最小単位として通電制御が
行なわれ、その通電時間が第9図(、)に示すように電
源投入時点より徐々に長くなり、第10図(b)に示す
ように、交流波形がある極性方向にゼロレベルをよぎる
時点から通電が開始でれ、交流波形が通電開始時と同一
極性方向にゼロレベルをよぎる時点に通電が停止される
。そして、この制御はガラス温度が所定温度になるまで
続けられる。また、所定温度になった後、外気温度の変
化などでガラス温度が変化すると、ガラス温度を所定温
度に戻すような制御が行なわれる。
以上の説明はヒータ22に供給する電力は一種類として
きた。しかし、発明が解決しようとする問題点の項で述
べたように、ヒータ22に必要な電力をオンオフ制御す
ることはヒータ22の温度を制御するという点では問題
ないが、航71!機の電源は電圧安定度があまシ良いも
のではないので、ヒータの通電時に機内電圧が低下し、
機内照明用に用いている螢光灯に7リカが生じ、乗客に
不快感を与える。このため、この発明では先ず低い電力
で通電時間制御を行ない、その通電期間を徐々に長くし
、全期間が通電状態になったとき(この状態は今まで説
明してきた状態に相当する)、この値の電力と、その電
力よυ更に大きな電力を交互にヒータに供給するように
している。その時、電力の大きい方の通電時間は最初短
かく、時間の経過とともに徐々に長くする。そして、電
力の小さな通電時間はこれとは逆に、時間の経過ととも
に短かくなるようにしている。
次にこのような制御動作について説明する。前述したよ
うに第4図に示すタイマ52& 、 52bは端子CD
が11」レベルであるときに端子已に供給でれる信号の
立下りで出力Qが10」レベルから「1」レベルに転す
るようになっておシ、端子CDに(イ)jレベルの信号
が供給されたときはリセツトされ端子Qは無条件に「0
」レベルになるように構成されている。このため、タイ
マ52bの端子Qから「1」レベルの信号が発生してい
るとき、タイマ521Lは端子Qから1−0]レベルの
信号を発生している。そして、タイマ52bは第9図(
−)に示す信号が出力てれる期間、端子Qから「1」レ
ベルの信号を送出するようになっており、タイマ52a
は第9図(、)に示す信号が出力されない期間、端子Q
から11」レベルの信号が出力されるようになっている
第4図に示すようにタイマ52aの出力はゲート信号発
生回路6のナンド回路60&に供給され、タイマ52b
の出力はフリップフロップ57、アント回路58を杼で
、ゲート信号発生回路6のナンド回路60bに供給でれ
ている第6図かられかるように、ナンド回路60aおよ
びナンド回路60bは発振回路(発振周波数約20KH
z  )を構成しており、それらの発振@路はそれぞれ
のナンド回路に「1」レベルの信号が供給でれている期
間、発振している。前述したように、タイマ52&と5
2bは交互に出力を発生しているので、ナンド回路5Q
a 、 60bを含む発振回路も交互に出力を発生して
いる。これらの発振出力はそれぞれアンド回路65h 
、 651に供給されるが、これらアンド回路の他の入
力にはアンド回路65f 、 65gを介してフリップ
フロップ$5a 、 66bからの出力が供給されてい
る。このフリップフロップ回路はヒータ通電時間割御回
路4からバッファ64a、アンド回路65mを介して供
給される信号と、バックアロ4b、アンド回路65cを
介して供給てれる信号によって制御されるようになって
いる。ヒータ通電時間制御回路4は第3図に示す差動増
幅器40qの出力レベルが低いうちは差動増幅器44q
 、 44rとも「1」レベルの信号を出力しているが
、差動増幅器40qの出力があるレベルまで高くなると
差動増幅器44qが「0」レベルの信号を送出するよう
になる。そして、差動増幅器40qの出力レベルが更に
高くなると、差動増幅器44q、 44r共に1−0」
レベルの信号を送出するようになる。差動増幅器40q
の出力はその入力すなわち、端子4&に接続テれている
サーミスタ24の抵抗値で変り、このサーミスタ24は
第1図に示すヒータ22が埋め込まれている操縦席の窓
ガラスの温度で変る。窓ガラスの温度はヒータ22に流
す電流の大きさで変るので、ヒータ温度が第1の温度以
上になると差動増幅器44qから「0」レベルの信号を
出力ヒータ温度が第1の温度よシ高い第2の温度以上に
なると差動増幅器44rも「0」レベルの信号を出力す
るように定数を設定しておく。
このため電源投入時は3分タイマ41の作用により第3
図の差動増幅器449.44rとも「1」レベルの信号
を送出しており、これが第6図のゲート信号発生回路6
のアンド回路65m 、 65cの一方の端子に加えら
れる。アンド回路65a 、 65cの他方の端子には
ゼロレベル検出回路で発生したパルスが供給されている
ので、そのパルスが供給てれたときアンド回路55a 
、 65eは「1」レベルの信号を送出し、フリップフ
ロップ66& 、 66bともセットされ、そのQ出力
はともに「1」レベルとなる。
ゲート信号発生回路6のフリップフロップ66a。
66bのQ出力はヒータ通電時間制御回路4のダイオー
ド43u 、 43tに供給式れているので、供給され
た信号により、第3図に示す抵抗431にある電圧が発
生する。この電圧は差動増幅器43rの反転入力端子に
供給されているので、差動増幅器43rは非反転入力端
子に供給式れる三角波のレベルをシフトさせ、第11図
の波形aで示す三角波を出力する。なお第11図におい
て特性dは3分タイマ41の出力である。
このだめ三分タイマ41のレベル変化にともない第9図
(e)で説明したように、ゲート信号発生回路6のイン
バータ63bから出力される20KHz信号の継続時間
が徐々に長くなる。そして、第6図のアンド回路65e
から「1」レベルの信号が送出されているので、インバ
ータロ3bから出力でれた20KHzの信号はアンド回
路651.ダイオード67b、抵ff161fを介して
トランジスタ68aに供給され、七のトランジスタを2
QKHz 8度でオンオフするので、ゲート信号がサイ
リスタ70a 、 70bに供、給でれ、そのサイリス
タがオンとなる。この結果、変圧器17を介してヒータ
22にヒータ電流が供給される。インバータ63bの出
力は第9図(e7に示すように間欠的に、しかも時間が
経過するにしたがい継続時間が長くなるようになってい
る。
このときオンオフするサイリスタは変圧器17の1入側
巻数が最大のタップに接続されているので、ヒータ電流
はこれに対応して7アンペアとなり、その鵞恍が第12
図(a)に示すように流れる。
7アンペアのヒータ電流が流れる期間は前述のように徐
々に長くなり、やがては連続通電状態になるので、ガラ
ス温度はやがて前述の第1の温度に達する。この結果、
第3図に示す差動増幅器40qの出力レベルがその温度
に対応する値まで高くなっており、このことを差動増幅
器44qが検出し、今まで送出していた「1」レベルの
信号を「O」レベルにする。この信号は第6図に示すフ
リップフロップ66aのリセット端子Rに供給され、そ
のフリップ70ツブをリセットする。このため、今まで
1−1」レベルを送出していたアンド回路65eはアン
ド条件が成立しなくなり、代ってアンド回路65fがア
ンド条件が成立するので、そこから1〜1」゛レベルの
信号が送出嘔れ、アンド回路65j 、 65hに供給
式れる。
一方、フリップフロップ66aの出力が「1」レベルか
ら「0」レベルに変ることによって、前述したように三
角波のレベルが第11図の波形すに示すようにシフトg
れる。このため、第6図に示すインバータ63bの出力
波形は再び第9図(d)に示すような間欠的な信号を出
力する。一方、第4図に示したタイマ52a 、 52
bは前述したように、一方が出力を発生しているときは
他方は出力を送出しないようになっているので、第6図
のインバータ63aは第9図(f)に示すように、(e
)に示す信号の停止している期間、20KHz程度の信
号を送出しておシ、この信号(f)は、(e)とは逆に
時間の経過とともに継続時間が短かくなっていく。この
ため、アンド回路65hとアンド回路65」から交互に
20KHzの信号が出力式れ、それによりサイリスタ7
0a。
γObの組と、サイリスタ70c 、 70dの組が交
互にオンとなる。そして、サイリスタ7Qc 、 70
dの組が接続されているのは変圧器17の1次側巻線が
少ない方でらるから、ヒータ22に供給される電流もこ
のサイリスタがオンになっている方が大きく、14アン
ペアの電流がヒータ22に流れるようになっている。こ
のとき、アンド回路65jから送出てれる信号の継続時
間は時間の経過とともに長くなり、アンド回路65hか
ら送出てれる信号の継続時間は逆に、時間の経過ととも
に短かくなるので、ヒータ22に流れる電流は第12図
(b)に示すようになる。第12図(b)において振幅
の小さい部分は7アンペアの電流が流れている部分、振
幅の大きい部分は14アンペアの電流が流れている部分
である。
このようにヒータに流れる電流が大きくなると、窓ガラ
スはやがて第2の@度に達するので、今度は第6図に示
すフリップフロップ66bもリセット嘔れる。このため
、アンド回路65fはアンド条件が成立しなくなり、代
ってアンド回路65gにアンド条件が成立するので、今
度はアンド回路65k。
65tから20KHzの信号が交互に送出され、サイリ
スタ70e 、 70dの組とサイリスク7Qe 、 
70fの組が交互にオンになる。これらは変圧器17を
介してヒータ22に14アンペアの電流と20アンペア
の電流を交互に供給するので、ヒータ22に流れる電流
は第12図(c)に示すようになる。(c)において、
振幅の大きい部分は20アンペア、振幅の小さい部分は
14アンペアである。
このように、1e、長単位の位相制御を行なっても、供
給する電流を段階的に変えると、電圧変動は少なくなシ
、機内の螢光灯のちらつきもなくなる9 しかし、電流の振幅は2つの回路を切換えてしかもその
位相を連続させなければならないが、切換時に位相の不
整合がおこり易く、このときは過大[流が流れ、やはり
電圧変動率が大きくなってしまう。そこで、この不整合
をなくすため、第4図に示すフリップ70ツブ57、抵
抗50d 、 sag、コンデンサ51d、ダイオード
55a 、 55b、アンド回路58を設け、′晟流値
の切換時点で、交流波形の最初の1周期だけ若干遅れて
追従するようにしている。すなわち、フリップフロップ
51がセットされるとその出力は抵抗50d、コンデン
サ51dによって決まる時間だけ遅れて出力され、その
遅れ時間分だけアンド回路58が遅れて能動となる。
また、タイマ520を設けて、波形切換時点における切
換前の波形の継続時間を若干長くしている。
このことにより位相の不整合による過電流が防止できる
。なお最初の1周期以後の遅延は不要であるので、ダイ
オード55bによ)2周期以後の遅延は生じないように
している。
サイリスク回路から出力された交流波形は変圧器17に
よシヒータ22の規格から要求でれる電圧に変換される
が、このとき変圧器17の巻線の一部をヒータ電流検出
回路9の変成器91によって構成している。このため、
ヒータ22に供給てれている電流は変成器91でピック
アップされ、ダイオード92で整流てれて差−増幅器9
3の反転入力端子に供給てれる。差動増幅器93は前述
したように非反転入力端子に、ヒータ電流の最大規格値
によって反転入力端子に供給てれる電圧より若干高い基
準電圧94が供給でれているので、最大規格値以上のヒ
ータ電流が流れると「0」レベルの出力信号を送出する
。一方、ゲート信号発生時間制御回路5の出力端子5e
はヒータ電流が供給されている期間のうち大部分の期間
でIIJレベルの信号を送出しているので、この信号と
、ヒータ電流検出回路9から出力される「0」レベルの
信号の両方がアンド回i!!815に供給されたとき、
サイリスタがオンとなり、かつヒータ22にヒータ電流
が供給されていることを表わすための動作表示ランプ2
3を点灯させる。
サイリスタ回路Tから出力された電流は変圧器17の一
部を介してオーバカーレント検出回路80入力端子8a
に供給てれる。この電流は第7図に示す抵抗af&に流
れ込み、第13図(幻に示すような、サイリスタに流れ
る電流値に対応した太き石の交流電圧を生じさせ、その
電圧が第7図に示す差動増幅器84の反転入力端子に供
給てれる。
差動増幅器84の非反転入力端子にV/2のバイアスが
供給てれていれば、その出力には第13図(b)に示す
信号が出力てれる。しかし、このままであると、入力波
形を整流をしなければならない。ところが、差動増幅器
84の規格を詳細に検討すると、入力がマイナス0.3
ボルト以上について動作が保証されているもの(例えば
LM2904)がある。
そこで非反転入力端子を接地して第7図の回路にして、
入力としてマイナス0.6ボルト程度まで振幅を有する
信号を反転入力端子に供給すると、振幅Vを有する正の
半波の波形が出力てれる。すなわち、差動増幅器84に
よって整流と増幅が同時に行なわれたことになる。
差動増幅器84の出力は抵抗81c、コンデンサ82b
で平滑され、その+隋出力が抵抗81fと81eで決め
られる基準電位より大きくなると、差動増幅器85はr
l」レベルの出力信号を送出する。この「1」レベルの
信号は出力端子8b、8cを介して出力てれ、ゲート信
号発生回路6の入力端子6gと、センサーショート検出
回路10の入力端子10fに供給される。このためゲー
ト信号発生回路6は第6図に示すトランジスタ68dが
オンになって、トランジスタ68a〜68cのベースを
アース退位とするので、全てのサイリスタにゲート信号
が供給されなくなり、サイリスタはオフとなる。一方、
センサショート検出回路10は入力端子10fに供給さ
れた信号によってリレー16が消勢てれ、接点16aが
開放される。
何等かの原因により窓ガラスが過熱状態になると、サー
ミスタ24の抵抗値が大きくなる。このサーミスタはヒ
ータ通電時間制御回路4から電流が供給されているので
、窓ガラスが過熱するとオーバヒート検出回路11にお
ける差動増幅器11&の非反転入力端子に供給される電
圧が大きくなる。
この電圧が基準電圧11bを越えると差動増幅器11a
は「1」レベルの出力信号を発生し、この信号がインバ
ータ11cで反転されセンサショート検出回路10のイ
ンバータ10dに供給されるので、このときもリレー1
6が消勢される。
また何等かの原因によりサーミスタ24がショートする
と、センサーショート検出回路10の差動増幅器10B
は反転入力端子に供給される電圧の方が非反転入力端子
に供給でれる電圧よ)小てくなるので、差動増幅器10
aは「1」レベルの信号を出力する。このため、リレー
16は消勢1れ、サイリスタ回路γに′電源を供給しな
くなる。
窓ガラスはオーバカーレントによって過熱する他、高温
の外気にさらでれたときも過熱するので、この時にもオ
ーバカーレント検出回路は窓ガラスの過熱を検出してし
まう。このため、この発明においてはヒータ電流を検出
し、ヒータ電流が正常値であるときはオーバカーレント
検出回路が動作しないようにしている。すなわち、第1
図に示すヒータ電流検出回路9はヒータ電流が正常であ
る時は「1」レベルの信号を送出している。このため、
オーバヒート検出回路11の差動増幅器11aの反転入
力端子にこの「1」レベルの信号が供給てれている。一
方、この差動増幅回路の非反転入力端子にはサーミスタ
24に発生した電流が供給されている。しかし、非反転
入力端子の電圧は窓ガラスの温度に対応して変る電圧で
あり、電源電圧より低い電圧であるが、反転入力端子の
電圧は「1」レベルであるから、はとんど電源電圧と同
じレベルである。このことから、ヒータ電流の値が正常
値以下であるとき、差動増幅器11&は反転入力端子の
電圧の方が常に高くなり、その出力は「0」レベルとな
っている。したがってインバータ11cは「1」レベル
の信号を出力し、センサショート検出回路10の動作、
すなわちリレー16の動作に影響を与えない。
しかし、ヒータ22に過電流が流れたとき、ヒータ電流
検出回路9は「0」レベルの信号を送出するので、この
出力信号はオーバヒート検出回路11に影響を与えない
。このため、オーバヒート検出回路11はサーミスタ2
4に発生する電圧を検出し、その値が許容値以上のとき
はセンサショート検出回路10を駆動し、これによって
リレー16が消勢されるので、ヒータ22に電流が供給
ぢれなくなり、窓ガラスの過熱を防止する。また、この
ときはアンド回路15のアンド条件も成立しているので
、ランプ23が点灯し、異常の報知が行なわれる。
スイッチ20はパワーオン時に第3図に示すタイマ41
(3分タイマ)の出力電圧が飽和した状態を作り出して
いるので、電源投入と同時にサーミスタ24による温度
制御の状態をチェックできる。
スイッチ21はオーバーヒート状態を擬似的に作り出す
スイッチである。
なお、以上の実施例は操縦席のガラス窓のヒータの加熱
回路について説明したが、これに限らず、交流電力の可
変制御を行なうもの一般に使用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、ヒータに供給する電流
の大′@埒を段階的に変えたものであるから、電圧変動
率を小式くすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はゼロレベル検出回路を示す回路図、第3図はヒータ通
電時間制御回路を示す回路図、第4図はゲート信号発生
時間制御回路を示す回路図、第5図はサイリスタ回路を
示す回路図、第6図はゲート信号発生回路を示す回路図
、第7図はオーバカーレント検出回路を示す回路図、第
8図はゲート信号の発生状態を説明するための各部波形
図、第9図は電源投入時におけるサイリスタの動作状態
を説明するための各部波形図、第10図はサイリスクの
通電状態を示す波形図、第11図は制御対象の温度にと
もなう比較用信号の発生状態を示すグラフ、第12図は
ヒータに供給てれる電流の波形を示すグラフ、第13図
はオーバカーレント検出回路の動作を説明するための波
形図である。 3・・・・ゼロレベル検出回路、4・・・・ヒータ通電
時間制御回路、5・・・・ゲート信号発生時間制御回路
、6・・・・ゲート信号発生回路、T・・・・サイリス
タ回路、8・・・・オーバカーレント検出回路、9・・
・・ヒータ電流検出回路、10・・・・センサショート
検出回路、11・・・・オーバヒート検出回路。 特許出願人 株式会社小糸製作所 代理人 山川数構(J’!12名) 第9図 第10図 (C)l   l 第11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 交流波形の1周期を最小制御単位として通電期間の制御
    を行なつて交流電力の制御を行なう交流電力制御装置に
    おいて、最大値の異なる電力を発生する複数の電力供給
    回路と、交流電力が連続的に所望の通電制御状態となつ
    た後はその時点まで使用されていた第1の電力供給回路
    と、その時点まで供給していた電力に最も近い電力を供
    給する第2の電力供給回路とを交互に選択する切換回路
    と、第1の電力供給回路の通電時間を徐々に短くしなが
    ら第2の電力供給回路の通電時間が全期間となるまで第
    2の電力供給回路の通電時間を徐々に長くする通電時間
    制御回路とを備えたことを特徴とする交流電力制御装置
JP13026586A 1986-06-06 1986-06-06 交流電力制御装置 Expired - Lifetime JP2612690B2 (ja)

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