JPS62286829A - Tバ−型スライド式サンル−フ装置 - Google Patents
Tバ−型スライド式サンル−フ装置Info
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- JPS62286829A JPS62286829A JP12833686A JP12833686A JPS62286829A JP S62286829 A JPS62286829 A JP S62286829A JP 12833686 A JP12833686 A JP 12833686A JP 12833686 A JP12833686 A JP 12833686A JP S62286829 A JPS62286829 A JP S62286829A
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- roof
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- guide rail
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- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 abstract description 5
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明は自動車のTバー型スライド式サンルーフ装置に
関するものである。
関するものである。
従来の技術
ルーフに開口部を左右並列に設け、該開口部にそれぞれ
ルーフガラスを脱着可能に取付けた所謂Tバー型サンル
ーフ構造は既に開発されている(0例えば実開昭54−
144514号公報参照)。
ルーフガラスを脱着可能に取付けた所謂Tバー型サンル
ーフ構造は既に開発されている(0例えば実開昭54−
144514号公報参照)。
発明が解決しようとする問題点
上記のようなTバー型サンルーフ構造は、ルーフパネル
周辺部に位置しているルーフレールがサイドドア上縁部
において切欠かれている構造のため、該Tバー型サンル
ーフを前後方向にスライド作動可1走なるよう構成した
ものにおいては、開口部間に位置している車体一部材上
に設けられたレール上を摺動移動させなければならない
ため、サンルーフが左右に傾きやすいという問題を有す
る。
周辺部に位置しているルーフレールがサイドドア上縁部
において切欠かれている構造のため、該Tバー型サンル
ーフを前後方向にスライド作動可1走なるよう構成した
ものにおいては、開口部間に位置している車体一部材上
に設けられたレール上を摺動移動させなければならない
ため、サンルーフが左右に傾きやすいという問題を有す
る。
本発明はこのような問題に対処すると共に、3個所の昇
降装置を1つの昇降動作によりサンルーフの昇降作動を
させるようにした装置を提供することを目的とするもの
である。
降装置を1つの昇降動作によりサンルーフの昇降作動を
させるようにした装置を提供することを目的とするもの
である。
問題点を解決するための手段
本発明は、ルーフに外側方が切欠かれている開口部を左
右並列に設け、該左右の開口部を覆うサンルーフを、該
サンルーフの前縁近傍の下面に一端部を結合され他端部
を上記左右の開口部間の車体部材上に前後方向に設けら
れた前方ガイドレールに摺動且つ1下に回動可能に嵌装
されたステーと、下方位置と上方位置との間を移動しそ
の先端をサンルーフ下面のほぼ中央部近傍に前後方向に
固着されたルーフ中央部ガイドレールに摺動且つ回動可
能に嵌装し他端部を上記左右の開口部後方の車体部材の
ほぼ中央部前縁近傍に固着した中央部昇降装置と、下方
位置と上方位置との間を移動しその先端をサンルーフ下
面の左右両側端部近傍に前後方向に固着されたルーフ側
方部ガイドレールに摺動且つ回動可能に嵌装し他端部を
上記左右の開口部後方の車体部材の前縁左右両側端部近
傍に固着した両端部昇降装置とにより支持したことを特
徴とするものである。
右並列に設け、該左右の開口部を覆うサンルーフを、該
サンルーフの前縁近傍の下面に一端部を結合され他端部
を上記左右の開口部間の車体部材上に前後方向に設けら
れた前方ガイドレールに摺動且つ1下に回動可能に嵌装
されたステーと、下方位置と上方位置との間を移動しそ
の先端をサンルーフ下面のほぼ中央部近傍に前後方向に
固着されたルーフ中央部ガイドレールに摺動且つ回動可
能に嵌装し他端部を上記左右の開口部後方の車体部材の
ほぼ中央部前縁近傍に固着した中央部昇降装置と、下方
位置と上方位置との間を移動しその先端をサンルーフ下
面の左右両側端部近傍に前後方向に固着されたルーフ側
方部ガイドレールに摺動且つ回動可能に嵌装し他端部を
上記左右の開口部後方の車体部材の前縁左右両側端部近
傍に固着した両端部昇降装置とにより支持したことを特
徴とするものである。
作 用
本発明は上記のような構成を採ることにより、左右の開
口部を覆うサンルーフが左右方向へ傾くことを防止でき
ると共に、3個所の昇降装置を1つの昇降動作によりサ
ンルーフの昇降作動を行わせることができる。
口部を覆うサンルーフが左右方向へ傾くことを防止でき
ると共に、3個所の昇降装置を1つの昇降動作によりサ
ンルーフの昇降作動を行わせることができる。
実施例
本発明を附図実施例を参照して説明する。
第1.2図において、1はルーフ、2.3は該ルーフ1
に左右並列に設けられた開口部で、該左右の開口部2.
3の前方および後方に位置する前方ルーフ1aおよび後
方ルーフlbは上記開口部2.3間に位置する連結部I
Cにより連結されており、該連結部ICの下面には補強
材となる連結部材4が固着されている。
に左右並列に設けられた開口部で、該左右の開口部2.
3の前方および後方に位置する前方ルーフ1aおよび後
方ルーフlbは上記開口部2.3間に位置する連結部I
Cにより連結されており、該連結部ICの下面には補強
材となる連結部材4が固着されている。
5は上記左右の開口部2,3を覆う1枚のガラス板等を
用いたサンルーフで、該サンルーフ5は後述の前部支持
装置7、中央部チルトアーム14.側方部チルトアーム
17により実線示の左右の開口部を覆う全開位置から点
線示の開放位置までチルトおよびスライド作動させるよ
う構成されている。
用いたサンルーフで、該サンルーフ5は後述の前部支持
装置7、中央部チルトアーム14.側方部チルトアーム
17により実線示の左右の開口部を覆う全開位置から点
線示の開放位置までチルトおよびスライド作動させるよ
う構成されている。
第3乃至7図において、6は上記左右の開口部2,3の
内側縁に隣接する連結部材4の上面に前後方向に固着さ
れた前方ガイドレール、7は前部支持装置で、該前部支
持装置7は、上記前方ガイドレール6に摺動可能に嵌装
された後方スライダ8と、該後方スライダ8に一端部が
ピン結合され他端部がサンルーフ5前縁近傍の下面に固
着されたステー9と、上記前方ガイドレール6内で前記
後方スライダ8より前方位置に摺動可能に嵌装された前
方スライダ10と、前記後方スライダ8と前方スライダ
lOとのいずれにも係合可使なるよう配設された駆動体
11とから構成されており、上記前方スライダ10およ
び駆動体11には後述の昇降ケーブル20および駆動ケ
ープ°ル18の一端部が結合される。
内側縁に隣接する連結部材4の上面に前後方向に固着さ
れた前方ガイドレール、7は前部支持装置で、該前部支
持装置7は、上記前方ガイドレール6に摺動可能に嵌装
された後方スライダ8と、該後方スライダ8に一端部が
ピン結合され他端部がサンルーフ5前縁近傍の下面に固
着されたステー9と、上記前方ガイドレール6内で前記
後方スライダ8より前方位置に摺動可能に嵌装された前
方スライダ10と、前記後方スライダ8と前方スライダ
lOとのいずれにも係合可使なるよう配設された駆動体
11とから構成されており、上記前方スライダ10およ
び駆動体11には後述の昇降ケーブル20および駆動ケ
ープ°ル18の一端部が結合される。
上記前方スライダ10には第6図(イ)に示すように後
方に開口し駆動体11が嵌入する溝10aと、該溝10
aの開口部近傍に前方ガイドレール6の側壁により回動
を拘止されて上記溝10aを閉塞する閉塞位置と、該前
方ガイドレール6の前端部よりサンルーフ5の後端部の
チルトアップに要する空走距敲文1だけ離れた位置に設
けられた前方切欠部6a位置にて回動して上記溝10a
を開放する開放位置との間を回動可能なるよう支持され
ると共に、上記開放位置に回動したとき上記前方切欠部
6aとの保合により前方スライダ10を固定するカム1
0bと、上記溝10aに嵌装され該溝10aの底部に開
口部方向にばね10cにより付勢されたストッパlod
とが設けられており、該ストッパ10dは上記カム10
bが開放位置に回動したときカム10bに当接して上記
開放位置を保持するよう構成されている。
方に開口し駆動体11が嵌入する溝10aと、該溝10
aの開口部近傍に前方ガイドレール6の側壁により回動
を拘止されて上記溝10aを閉塞する閉塞位置と、該前
方ガイドレール6の前端部よりサンルーフ5の後端部の
チルトアップに要する空走距敲文1だけ離れた位置に設
けられた前方切欠部6a位置にて回動して上記溝10a
を開放する開放位置との間を回動可能なるよう支持され
ると共に、上記開放位置に回動したとき上記前方切欠部
6aとの保合により前方スライダ10を固定するカム1
0bと、上記溝10aに嵌装され該溝10aの底部に開
口部方向にばね10cにより付勢されたストッパlod
とが設けられており、該ストッパ10dは上記カム10
bが開放位置に回動したときカム10bに当接して上記
開放位置を保持するよう構成されている。
後方スライダ8には上記前方スライダ10の溝10aと
対向する位置にて前方に開口する溝8aが設けられ、該
溝8a内には前方スライダ10のカムtab 、ばねL
Oc、ストッパ10dと同じ機能を有するカム8b、ば
ね8c、ストッパ8dが設けられると共に、前方ガイド
レール6の前方切欠部6aより後方の側壁には後方切欠
部6bが設けられており、カム8bは、該後方切欠部6
b位置にて溝8aを開放する開放位置に回動すると共に
上記後方切欠部6bと係合し後方スライダ8を固定する
よう構成されている。
対向する位置にて前方に開口する溝8aが設けられ、該
溝8a内には前方スライダ10のカムtab 、ばねL
Oc、ストッパ10dと同じ機能を有するカム8b、ば
ね8c、ストッパ8dが設けられると共に、前方ガイド
レール6の前方切欠部6aより後方の側壁には後方切欠
部6bが設けられており、カム8bは、該後方切欠部6
b位置にて溝8aを開放する開放位置に回動すると共に
上記後方切欠部6bと係合し後方スライダ8を固定する
よう構成されている。
12はE記前方ガイドレール6よりやや側外方にずれた
位置で前後方向にサンルーフ5下面に固着されたルーフ
中央部ガイドレール、13は該ルーフ中央部ガイドレー
ル8下方位置で且つ後方ルーフIC前縁部近傍の車体側
部材に前後方向に固着された中央部ガイド部材で、該中
央部ガイド部材13にはほぼ水平方向の第1のガイド溝
13aと、該第1のガイド溝13aの上方部に水平部と
該水平部の後端より屈曲し斜方向に立ち上る傾斜部と該
傾斜部の後端より屈曲し上方に立ち上る垂直部とからな
る第2のガイド溝13bが設けられている。
位置で前後方向にサンルーフ5下面に固着されたルーフ
中央部ガイドレール、13は該ルーフ中央部ガイドレー
ル8下方位置で且つ後方ルーフIC前縁部近傍の車体側
部材に前後方向に固着された中央部ガイド部材で、該中
央部ガイド部材13にはほぼ水平方向の第1のガイド溝
13aと、該第1のガイド溝13aの上方部に水平部と
該水平部の後端より屈曲し斜方向に立ち上る傾斜部と該
傾斜部の後端より屈曲し上方に立ち上る垂直部とからな
る第2のガイド溝13bが設けられている。
14は中央部チルトアームで、該中央部チルトアーム1
4の中央部近傍に設けられたがイドピン14aが一ト記
中央部ガイド部材13゜の第2のガイド溝13b内を移
動し得るよう配設されると共に、基端部14bおよび先
端部14cはそれぞれ中央部ガイド部材13の第1のガ
イド溝13aおよびルーフ中央部ガイドレール12に摺
動且つ回動可能なるよう嵌装され、且つ基端部は後述の
昇降ケーブル20により駆動される構成となっている。
4の中央部近傍に設けられたがイドピン14aが一ト記
中央部ガイド部材13゜の第2のガイド溝13b内を移
動し得るよう配設されると共に、基端部14bおよび先
端部14cはそれぞれ中央部ガイド部材13の第1のガ
イド溝13aおよびルーフ中央部ガイドレール12に摺
動且つ回動可能なるよう嵌装され、且つ基端部は後述の
昇降ケーブル20により駆動される構成となっている。
15は上記ルーフ中央部カイトレール12と同じ長さで
同じ前後方向位置にてサンルーフ5の左右側端近傍の下
面に固着されたルーフ側方部ガイドレール、16は該ル
ーフ側方部ガイドレール15下方位置で且つ後方ルーフ
1c前縁部近傍の車体側部材に固着された側方部ガイド
部材で、1該側方部ガイド部材16の第2のガイド溝1
6bは前記中央部ガイド部材13の第2のガイド溝13
bとは前後方向において対称形となるよう構成されてい
る。
同じ前後方向位置にてサンルーフ5の左右側端近傍の下
面に固着されたルーフ側方部ガイドレール、16は該ル
ーフ側方部ガイドレール15下方位置で且つ後方ルーフ
1c前縁部近傍の車体側部材に固着された側方部ガイド
部材で、1該側方部ガイド部材16の第2のガイド溝1
6bは前記中央部ガイド部材13の第2のガイド溝13
bとは前後方向において対称形となるよう構成されてい
る。
17は側方部チルトアームで、該側方部チルトアーム1
7は上記中央部チルトアーム14のルーフ中央部ガイド
レール12および中央部ガイド部材13に対する結合方
法と同一要領により、ルーフ側方部ガイドレール15お
よび側方部ガイド部材16に結合される。
7は上記中央部チルトアーム14のルーフ中央部ガイド
レール12および中央部ガイド部材13に対する結合方
法と同一要領により、ルーフ側方部ガイドレール15お
よび側方部ガイド部材16に結合される。
18はギヤモータ等を用いた駆動装置19により駆動さ
れる駆動ケーブルで、該駆動ケーブル18の先端部は上
記前部支持装置7の駆動体11と結合されている。
れる駆動ケーブルで、該駆動ケーブル18の先端部は上
記前部支持装置7の駆動体11と結合されている。
20は昇降ケーブルで、該昇降ケーブル20の一端部は
上記前部支持装置7の前方スライダ10に結合されると
共に、その中央部近傍および他端部はそれぞれ中央部チ
ルトアーム14および側方部チルトアーム17に結合さ
れている。
上記前部支持装置7の前方スライダ10に結合されると
共に、その中央部近傍および他端部はそれぞれ中央部チ
ルトアーム14および側方部チルトアーム17に結合さ
れている。
上記において、サンルーフ5が全閉位置にあるとき前部
支持装置7の駆動体11は第6図(イ)に示すように前
方ガイドレール6の前端部に位置する前方スライダlO
の溝10a内で回動を拘止されたカム10bとばねlO
cで付勢されたストッパ10dに挟まれた位置に固定さ
れているので、駆動装置19の駆動により該駆動装置1
9に駆動ケーブル18を介して接続された駆動体11は
前方スライダ10と一体的に前方ガイドレール6中を後
方に移動し、前方ガイドレール6の前端部よリサンルー
フ5の後端部のチルトアップに要する空走距gl fL
+ だけ離れた位置に設けられた前方切欠部6aに達
すると第6図に示すようにカムlObは反時計方向に9
0度回動して溝10aを開放する開放位置となり駆動体
11は上記溝10aより逸脱すると共に、ばね10cに
より付勢されたストッパ10dはカムlObと当接し該
カム10bを上記開放位置にて固定する。
支持装置7の駆動体11は第6図(イ)に示すように前
方ガイドレール6の前端部に位置する前方スライダlO
の溝10a内で回動を拘止されたカム10bとばねlO
cで付勢されたストッパ10dに挟まれた位置に固定さ
れているので、駆動装置19の駆動により該駆動装置1
9に駆動ケーブル18を介して接続された駆動体11は
前方スライダ10と一体的に前方ガイドレール6中を後
方に移動し、前方ガイドレール6の前端部よリサンルー
フ5の後端部のチルトアップに要する空走距gl fL
+ だけ離れた位置に設けられた前方切欠部6aに達
すると第6図に示すようにカムlObは反時計方向に9
0度回動して溝10aを開放する開放位置となり駆動体
11は上記溝10aより逸脱すると共に、ばね10cに
より付勢されたストッパ10dはカムlObと当接し該
カム10bを上記開放位置にて固定する。
上記前方スライダ10が前方ガイドレール6の前端部よ
りカムfobが前方切欠部6aと係合する位置まで移動
する間に、該前方スライダIQに一端部を結合された昇
降ケーブル20に結合された中央部チルトアーム14の
基端部14bおよびガイドビン14aは第7図(イ)に
示される中央部ガイド部材13の第1のガイド溝13a
および第2のガイド溝13bのそれぞれの前端部位置か
ら後方に向けて移動し第7図(rl)に示した位置を経
由して第7図(ハ)に示される後端部位置に達したとき
中央部チルトアーム14はほとんど垂直位置となり該中
央部チルトアーム14の先端部14cはルーフ中央部ガ
イドレール12の後端部よりやや前方に移動しサンルー
フ5後端部のチルト作動は終了する。
りカムfobが前方切欠部6aと係合する位置まで移動
する間に、該前方スライダIQに一端部を結合された昇
降ケーブル20に結合された中央部チルトアーム14の
基端部14bおよびガイドビン14aは第7図(イ)に
示される中央部ガイド部材13の第1のガイド溝13a
および第2のガイド溝13bのそれぞれの前端部位置か
ら後方に向けて移動し第7図(rl)に示した位置を経
由して第7図(ハ)に示される後端部位置に達したとき
中央部チルトアーム14はほとんど垂直位置となり該中
央部チルトアーム14の先端部14cはルーフ中央部ガ
イドレール12の後端部よりやや前方に移動しサンルー
フ5後端部のチルト作動は終了する。
尚側方部チルトアーム17に対する昇降ケーブル20の
移動方向は第3図から明らかなように中央部チルトアー
ム14に対する場合とは逆となるが、前記のように側方
部ガイド部材16の第2のガイド溝16bの方向を中央
部ガイド部材13の第2のガイド溝13bに対し前後方
向において対称となるよう構成しであるので前方スライ
ダ10の移動により側方部チルトアーム17は中央部チ
ルトアーム14と同シように垂直位置を採ることができ
る。
移動方向は第3図から明らかなように中央部チルトアー
ム14に対する場合とは逆となるが、前記のように側方
部ガイド部材16の第2のガイド溝16bの方向を中央
部ガイド部材13の第2のガイド溝13bに対し前後方
向において対称となるよう構成しであるので前方スライ
ダ10の移動により側方部チルトアーム17は中央部チ
ルトアーム14と同シように垂直位置を採ることができ
る。
前方スライダ10の移動によるサンルーフ5後端部のチ
ルト作動終了後に、該前方スライダlOの溝10aより
逸脱した駆動体11が駆動ケーブル18により駆動され
て後方スライダ8の溝8a内に嵌入して第6図(ハ)に
示す位置に達するとカム8bは、該カム8bと後方切欠
部6b後端部との当接によって生ずる反力と駆動ケーブ
ル18の駆動力とにより構成される偶力のため第6図(
ニ)に示すように反時計まわり方向に90度回転し側壁
への当接により回動を拘止される。この結果駆動体11
と後方スライダ8とは一体となって前方ガイドレール6
中を後方に移動するので、該後方スライダ8に一端部が
ピン結合されているステー9の他端部に固着されている
サンルーフ5は後退を開始し、後方スライダ8が前方ガ
イドレール6の後端部に達すると共に、チルトアップさ
れた中央部チルトアーム14の先端部14cおよび側方
部チルトアーム17の先端部17cがそれぞれルーフ中
央部ガイドレール12およびルーフ側方部ガイドレール
15の前端部に達したときサンルーフ5のチルトおよび
スライド作動が完了するが、サンルーフ5に固着された
ステー9の前端部と、中央部ガイド部材13の第1のガ
イド溝13aの後端部に位置しほぼ直立位置にある中央
部チルトアーム14との間の前後方向間隔は第4図(ハ
)に示すように見2となっており、該前後方向間隔12
により上記チルトおよびスライド作動により開放位置に
あるサンルーフ5をほぼ水平位置に保持できるようにな
っている。
ルト作動終了後に、該前方スライダlOの溝10aより
逸脱した駆動体11が駆動ケーブル18により駆動され
て後方スライダ8の溝8a内に嵌入して第6図(ハ)に
示す位置に達するとカム8bは、該カム8bと後方切欠
部6b後端部との当接によって生ずる反力と駆動ケーブ
ル18の駆動力とにより構成される偶力のため第6図(
ニ)に示すように反時計まわり方向に90度回転し側壁
への当接により回動を拘止される。この結果駆動体11
と後方スライダ8とは一体となって前方ガイドレール6
中を後方に移動するので、該後方スライダ8に一端部が
ピン結合されているステー9の他端部に固着されている
サンルーフ5は後退を開始し、後方スライダ8が前方ガ
イドレール6の後端部に達すると共に、チルトアップさ
れた中央部チルトアーム14の先端部14cおよび側方
部チルトアーム17の先端部17cがそれぞれルーフ中
央部ガイドレール12およびルーフ側方部ガイドレール
15の前端部に達したときサンルーフ5のチルトおよび
スライド作動が完了するが、サンルーフ5に固着された
ステー9の前端部と、中央部ガイド部材13の第1のガ
イド溝13aの後端部に位置しほぼ直立位置にある中央
部チルトアーム14との間の前後方向間隔は第4図(ハ
)に示すように見2となっており、該前後方向間隔12
により上記チルトおよびスライド作動により開放位置に
あるサンルーフ5をほぼ水平位置に保持できるようにな
っている。
開放位置にあるサンルーフ5を格納作動させるために駆
動装置19を逆方向に駆動させると、上記と逆の順序を
たどりサンルーフ5を密閉位置までスライドおよびチル
トダウン作動させる。
動装置19を逆方向に駆動させると、上記と逆の順序を
たどりサンルーフ5を密閉位置までスライドおよびチル
トダウン作動させる。
尚上記実施例では中央部昇降装置および両端部昇降装置
としてチルトアーム式を用いたものを述べたが、チルト
アームの代りに、先端部をルーフ中央部ガイドレールに
摺動且つ回動可能なるよう嵌装されたステーの基端部が
摺動且つ回動可能なるよう嵌装されるガイド溝を備えた
ガイド部材を昇降ケーブルの駆動により傾斜させるよう
にしてもよく、又ギヤ装置により上下縦方向に移動する
ようにしてもよいことは勿論である。
としてチルトアーム式を用いたものを述べたが、チルト
アームの代りに、先端部をルーフ中央部ガイドレールに
摺動且つ回動可能なるよう嵌装されたステーの基端部が
摺動且つ回動可能なるよう嵌装されるガイド溝を備えた
ガイド部材を昇降ケーブルの駆動により傾斜させるよう
にしてもよく、又ギヤ装置により上下縦方向に移動する
ようにしてもよいことは勿論である。
発明の効果
本発明は上記のような構成を採ることにより、Tバー型
スライド式サンルーフを開放位置に移動させたとき、該
サンルーフの左右方向への傾きを防止できると共に、中
央部昇降装置および両端部昇降装置を1つの昇降動作に
よりサンルーフの昇降作動を行わせることができるもの
で、構成の簡単なることと相俟って実用上多大の効果を
もたらし得るものである。
スライド式サンルーフを開放位置に移動させたとき、該
サンルーフの左右方向への傾きを防止できると共に、中
央部昇降装置および両端部昇降装置を1つの昇降動作に
よりサンルーフの昇降作動を行わせることができるもの
で、構成の簡単なることと相俟って実用上多大の効果を
もたらし得るものである。
附図は本発明の実施例を示すもので、第1図はTバー型
スライド式すンルーフ装賃を備えた自動車の斜視図、第
2図は第1図のA−A断面図、第3図は駆動系統を含ん
だルーフ部の平面図、第4図(イ)、(a)、(ハ)は
第3図のB−B断面における各部の作動状況の説明図、
第5図(イ)、(ロ)、(ハ)は第3図のC−C断面に
おける各部の作動状況の説明図、第6図(イ)、(o)
、(ハ)、(ニ)は前方ガイドレール中における駆動体
と前方スライダおよび後方スライダとの保合状態を示す
説明図、第7図(イ)。 (o)、(ハ)は中央部ガイド部材と中央部チルトアー
ムとの結合状態を示す説明図である。 1・・・ルーフ、2.3・・・開口部1.4・・・連結
部材、5・・・サンルーフ、6・・・前方ガイドレール
、7・・・前部支持装置、8・・・後方スライダ、9・
・・ステー、10・・・前方スライダ、11・・・駆動
体、12・・・ルーフ中央部ガイドレール、13・・・
中央部ガイド部材、14・・・中央部チルトアーム、1
5・・・ルーフ側方部ガイドレール、16・・・側方部
ガイド部材、17・・・側方部チルトアーム、18・・
・駆動ケーブル、19・・・駆動装置、20・・・昇降
ケーブル。 以 上
スライド式すンルーフ装賃を備えた自動車の斜視図、第
2図は第1図のA−A断面図、第3図は駆動系統を含ん
だルーフ部の平面図、第4図(イ)、(a)、(ハ)は
第3図のB−B断面における各部の作動状況の説明図、
第5図(イ)、(ロ)、(ハ)は第3図のC−C断面に
おける各部の作動状況の説明図、第6図(イ)、(o)
、(ハ)、(ニ)は前方ガイドレール中における駆動体
と前方スライダおよび後方スライダとの保合状態を示す
説明図、第7図(イ)。 (o)、(ハ)は中央部ガイド部材と中央部チルトアー
ムとの結合状態を示す説明図である。 1・・・ルーフ、2.3・・・開口部1.4・・・連結
部材、5・・・サンルーフ、6・・・前方ガイドレール
、7・・・前部支持装置、8・・・後方スライダ、9・
・・ステー、10・・・前方スライダ、11・・・駆動
体、12・・・ルーフ中央部ガイドレール、13・・・
中央部ガイド部材、14・・・中央部チルトアーム、1
5・・・ルーフ側方部ガイドレール、16・・・側方部
ガイド部材、17・・・側方部チルトアーム、18・・
・駆動ケーブル、19・・・駆動装置、20・・・昇降
ケーブル。 以 上
Claims (2)
- (1)、ルーフに外側方が切欠かれている開口部を左右
並列に設け、該左右の開口部を覆うサンルーフを、該サ
ンルーフの前縁近傍の下面に一端部を結合され他端部を
上記左右の開口部間の車体部材上に前後方向に設けられ
た前方ガイドレールに摺動且つ上下に回動可能に嵌装さ
れたステーと、下方位置と上方位置との間を移動しその
先端をサンルーフ下面のほぼ中央部近傍に前後方向に固
着されたルーフ中央部ガイドレールに摺動且つ回動可能
に嵌装し他端部を上記左右の開口部後方の車体部材のほ
ぼ中央部前縁近傍に固着した中央部昇降装置と、下方位
置と上方位置との間を移動しその先端をサンルーフ下面
の左右両側端部近傍に前後方向に固着されたルーフ側方
部ガイドレールに摺動且つ回動可能に嵌装し他端部を上
記左右の開口部後方の車体部材の前縁左右両側端部近傍
に固着した両端部昇降装置とにより支持したことを特徴
とするTバー型スライド式サンルーフ装置。 - (2)、ルーフに外側方が切欠かれている開口部を左右
並列に設け、該左右の開口部を覆うサンルーフを、該サ
ンルーフの前縁近傍の下面に一端部を結合され他端部を
上記左右の開口部間の車体部材上に前後方向に設けられ
た前方ガイドレールに摺動且つ上下に回動可能に嵌装さ
れたステーと、下方位置と上方位置との間を移動しその
先端をサンルーフ下面のほぼ中央部近傍に前後方向に固
着されたルーフ中央部ガイドレールに摺動且つ回動可能
に嵌装し他端部を上記左右の開口部後方の車体部材のほ
ぼ中央部前縁近傍に固着した中央部昇降装置と、下方位
置と上方位置との間を移動しその先端をサンルーフ下面
の左右両側端部近傍に前後方向に固着されたルーフ側方
部ガイドレールに摺動且つ回動可能に嵌装し他端部を上
記左右の開口部後方の車体部材の前縁左右両側端部近傍
に固着した両端部昇降装置とにより支持すると共に、上
記中央部昇降装置および両端部昇降装置とはケーブル等
の連結手動で結合され同時に昇降作動を行わせるよう構
成したことを特徴とするTバー型スライド式サンルーフ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12833686A JPS62286829A (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | Tバ−型スライド式サンル−フ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12833686A JPS62286829A (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | Tバ−型スライド式サンル−フ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62286829A true JPS62286829A (ja) | 1987-12-12 |
Family
ID=14982273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12833686A Pending JPS62286829A (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | Tバ−型スライド式サンル−フ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62286829A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006131102A1 (de) * | 2005-06-09 | 2006-12-14 | Webasto Ag | Fahrzeugdach mit einem an einer mittenführung bewegbar gelagerten dachteil |
DE102009052451A1 (de) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Webasto Ag | Ausstellvorrichtung für ein öffnungsfähiges Fahrzeugdach |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118930B2 (ja) * | 1978-12-06 | 1986-05-15 | Tokuyama Soda Kk |
-
1986
- 1986-06-03 JP JP12833686A patent/JPS62286829A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118930B2 (ja) * | 1978-12-06 | 1986-05-15 | Tokuyama Soda Kk |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006131102A1 (de) * | 2005-06-09 | 2006-12-14 | Webasto Ag | Fahrzeugdach mit einem an einer mittenführung bewegbar gelagerten dachteil |
DE102005026827A1 (de) * | 2005-06-09 | 2007-03-01 | Webasto Ag | Fahrzeudach mit einem an einer Mittenführung bewegbar gelagerten Dachteil |
DE102005026827B4 (de) * | 2005-06-09 | 2012-10-11 | Webasto Ag | Fahrzeudach mit einem an einer Mittenführung bewegbar gelagerten Dachteil |
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DE102009052451A8 (de) * | 2009-11-09 | 2012-02-23 | Webasto Ag | Ausstellvorrichtung für ein öffnungsfähiges Fahrzeugdach |
DE102009052451B4 (de) * | 2009-11-09 | 2012-11-22 | Webasto Ag | Ausstellvorrichtung für ein öffnungsfähiges Fahrzeugdach |
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