JPS62285A - キラ−因子Kh−2及びその製造法 - Google Patents

キラ−因子Kh−2及びその製造法

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JPS62285A
JPS62285A JP60118773A JP11877385A JPS62285A JP S62285 A JPS62285 A JP S62285A JP 60118773 A JP60118773 A JP 60118773A JP 11877385 A JP11877385 A JP 11877385A JP S62285 A JPS62285 A JP S62285A
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Japan
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killer
factor
killer factor
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JP60118773A
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Shogo Kagiyama
鍵山 省吾
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Higeta Shoyu Co Ltd
Original Assignee
Higeta Shoyu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なキラー因子Kh−II及びその製造法に
関するものでめる。
更に詳細には、本発明は、塩類存在下で高活性の新規な
キラー因子Kh−ff及びその製造法に関するものであ
る。
従来、キラー活性を有する酵母は数多く見出されている
。(化学と生物Vol 25. Nn、 6151−1
61頁1985)また、これら酵母によって生産される
それぞれのキラー因子についてもかなシ詳細に解明され
るに至っている。
しかしながら、従来、高濃度食塩存在下で生育するキラ
ー因子生産菌が高濃度食塩存在下でキラー活性を示すキ
ラー因子を生産するという報告はみられない。
本発明者らは、高濃度食塩存在下で、生育、シ。
かつ、活性を有するキラー因子を生産する菌が見出せれ
ば、醤油醸造の菌そう制御に有効に利用できるとの発想
のもとに、該菌を求めて鋭意研究したところ、この目的
に合致する一菌株を分離することに成功したのである。
新たに分離された菌株はハンセヌラ・7ノマラ(Han
aenula anomala )に属するものと認め
られた(ザ・イースト・ア・タキソノミツク・スタディ
・サード・リパイスド・アンド・エンラージド・エディ
ジョンによる)ので、ハンセヌラ・アンマラKh −I
Iと命名され、微工研にF’BILM I’−8160
として寄託された。
ハンセヌラ・アノマ、FKh−Hの菌学的性質は円形又
は伸長形をなす。
2、胞子は山高帽状を呈す。
3、YM液体培地で20℃6日間の培養により。
ガスの発生が認められ1表面に弱く生育し、皺状を呈す
。培地はやや濁シ、粉状の沈澱物を生成する。
4、  YMQ天培地で20℃6日間の培養によシ。
よく生育し、コロニーは隆起状となる。コロニーの表面
はスムースで、きらきら坪く光沢を有し。
ムコイド状を呈す。
5、  $IJの資化性及びガス発生の有無資化性 ガ
ス発生 グルコース        +   +ガラクトース 
     +   十 シュークロース     +   + マルトース       +   十 ラクトース       −− 2フイノース      +   + メリビオース      −− イヌリン        +   − キシロース       +   − 可溶性澱粉        十  試験せずトレハロー
ス       十    −アラビノース     
 十   − α−メチルグルコシド    十    −イノシトー
ル      −− 6塩類添加培地でキラー因子Kh −Hをよく生産する
。次の表は谷塩類を8チにしたYM培地におけるキラー
活性の生産を示すものである。
Z 食塩濃度6〜10チで最適生aを示す。第5図は各
食塩濃度のYM培地(pH4,8)における60℃4日
培養の生育曲線をO,D、660nm  の吸光度で示
す。
8、高食塩濃度でも十分生育する。第6図は食塩16%
添加培地における増殖曲線を示し1g7図は食塩18%
添加培地における増殖曲線を示す。
9.5)13〜6に至適培養pi4がある。第8図は各
−におけるYM培地(食塩0チ)で60℃4日間培養し
た生育曲線である。
10、!10℃に最適培養温度がある。第9図は各温度
におけるYM培地(食塩0%、pH4,8)で4日間培
養した生育曲線である。
ハンセヌラ・アノマラKh −IIの培養は、キラー因
子Kh −Itを生産しうる培地で行なわれる。
責化し得る炭素源、窒素源、栄養料等適宜含有する培地
であればいかなる培地でもよい。また、醤油諸法、醤油
諸法液汁等または、これらを含有する培地で培養するこ
とも好ましい。
次に示すのは、一般的で菌体の増殖及びキラー因子Kh
 −Ifの生産に好ましいYEPD 培地である。
(YEPD培地) グルコース            2%ポリペプトン
         2% 酵母エキス          1チ NaC18チ 1Mマツキルパイン緩衝液    10チ(pH4.8
) 培養は15〜25℃程度で、5〜6日間靜置装養によっ
て行なわれる。
得られた培養液は濾過して、培養p液とし、これを7オ
ロフアイバーHII’−10(アミコン社製)で濃縮し
、濃縮液を、セファデックスG−25でケ゛ル濾過にか
け、キラー因子Kh −Hの溶出画分をウルトラフィル
ターUK−10(アトパンティク社製)にて限外濾過に
かけ、得られた濃縮液をCM−セファデックスC−25
でイオン交換し。
キラー因子Kh −II溶出画分をウルトラフィルター
UK−10にて限外P3mにかけ、得られた濃縮液を真
空凍結乾燥して、キラー因子Kh −ffの乾燥白色粉
末を得る。
次に、ここに得られたキラー因子Kh −lの理化学的
性質を示す。
1、分子量:約70万ダルトン(ゲル濾過法による測定
) 2、元素分析:C:44.20%、H:6.63%。
N:6.79%。
6、等電点:pi−1=3.59 4、紫外線吸収スはクトル:第1図に示す進υ。
5、赤外線吸収スはクトル:第2図に示す通り& 酵母
に対する致死作用:塩類存在下においてのみ致死作用を
示す。
Z 致死作用区1 : pi(3,O〜6.0(2チ食
塩存在下)15℃でチゴサツ力ロマイセス・ルキシーに
対する活性曲線は第5図に示す通り。(キラー活性はメ
チレンブルーを含有するYM培地に感受性菌をスプレー
し、カップをのせ。
その中にキラー因子を含む溶液10μlを入れ、20℃
、4日間培養後の阻止用の面積dで表示した) 8、分解性:パパインによって分解されない。
顕画プロテアーゼによって徐々に分解される。
9 温度感受注二食塩2%添加培地における谷温度にお
けるキラー相対活性の経時変化は第4図に示す通りであ
る 10、  キラースペクトル:キラー因子Kh−…のキ
ラースペクトルは表1に示される。(食塩2%添加培地
による) 次に本発明の実施例を示す。
実施例1゜ クルコース          2チ ボリベプトン         2% 酵母エキス          1% NaC18チ 1Mマツキルパイン緩衝液    10チ(Pt14.
8) 上記組成のYEPD培地にハンセヌラ・アノマラxh 
−II、FFJRM P−8160を接種し、20℃で
、5日間静置培養した。
得られた培養液201をバイア0スーパーセルで濾過し
、得られた培養炉液20A?をフオロファイバーHIP
−10(アミコン社製)で50屑lに濃縮した。
得られた培養濃縮液50mをセファデックスG−25で
ゲル濾過し、キラー因子Kh −M溶出画分を分離し、
これをウルトラフィルターUK−10(アトパンティク
社製)で限外tp遇する。
得られたゲル濾過濃縮液5QmI3を01ν1−セファ
デッシスC−25でイオン交換にかけ、キラー物’J[
出画分金分離し、これをウルトラフィルターUK−10
にて限外p過にかけ、得られたイオン父換睦縮液50ゴ
を真空凍結乾燥し、キラー因子Kh −IIの凍結乾燥
白色粉末263In9を得た3、
【図面の簡単な説明】
第1図は、キラー因子島−■の紫外線吸収スペクトルを
示す図で、第2図はその赤外線吸収スペクトルを示す図
で、第6図はその致死作用−を−示す図で、第4図はそ
の温度感受性を示す図で。 第5図はハンセヌラ・γノマラKh−II  の各食塩
濃度における生育曲線を示す図で、第6図はその食塩1
6%添加培地における増殖曲線を示す図で。 第7図はその食塩is*添加培地における増殖曲線を示
す図で、第8図はその各−における生育曲線を示す図で
、第9図はその谷温度における生育曲線を示す図である
。 代理人 弁理士 戸 1)親 男 @3図 H @4図 第  5  図 第 6  図 日 第  7 7 1  l   4          1LI日 手続ネ市正書 昭和61年 7月25日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の理化学的性質を有するキラー因子Kh−I
    I。 1、分子量:約70万ダルトン(ゲル濾過法による測定
    ) 2、元素分析:C:44.20%、H:6.63%、N
    :6.79%、 3、等電点:pH=3.59 4、紫外線吸収スペクトル:第1図に示す通り。 5、赤外線吸収スペクトル:第2図に示す通り。 6、酵母に対する致死作用:塩類存在下においてのみ致
    死作用を示す。 7、致死作用pH:pH3.0〜6.0(2%食塩存在
    下)15℃でチゴサッカロミセス・ルキ シーに対する活性曲線は第3図に示す通り 8、分解性:パパインによつて分解されない。 麹菌プロテアーゼによつて徐々に分解され る。 9、温度感受性:食塩2%添加培地における各温度にお
    けるキラー相対活性の経時変化 は第4図に示す通りである。 10、キラースペクトル:キラー因子Kh−IIのキラー
    スペクトルは表1に示される。(食 塩2%添加培地による) 表1 ▲数式、化学式、表等があります▼ 産菌を培養し、培養物よりキラー因子Kh−IIを採取す
    ることを特徴とするキラー因子Kh−IIの製造法。
JP60118773A 1985-06-03 1985-06-03 キラ−因子Kh−2及びその製造法 Granted JPS62285A (ja)

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JPS62285A true JPS62285A (ja) 1987-01-06
JPH0570640B2 JPH0570640B2 (ja) 1993-10-05

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4646139A (en) * 1983-05-09 1987-02-24 Canon Kabushiki Kaisha Color image pickup apparatus with color filter array comprising filter elements of three different colors arranged to provide reduced folding distortion
CN1100848C (zh) * 1997-05-23 2003-02-05 中国科学院金属腐蚀与防护研究所 一种报废导热油的再生方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4646139A (en) * 1983-05-09 1987-02-24 Canon Kabushiki Kaisha Color image pickup apparatus with color filter array comprising filter elements of three different colors arranged to provide reduced folding distortion
CN1100848C (zh) * 1997-05-23 2003-02-05 中国科学院金属腐蚀与防护研究所 一种报废导热油的再生方法

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