JPS62284803A - 橋梁メンテナンス装置 - Google Patents

橋梁メンテナンス装置

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JPS62284803A
JPS62284803A JP12466086A JP12466086A JPS62284803A JP S62284803 A JPS62284803 A JP S62284803A JP 12466086 A JP12466086 A JP 12466086A JP 12466086 A JP12466086 A JP 12466086A JP S62284803 A JPS62284803 A JP S62284803A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は橋梁メンテナンス装置に係り、特に主として道
路用橋梁又は高架道路の下面部の鋼材の錆、塗装のはが
れ、あるいはコンクリート床板のひび割れ等を点検、補
修するためのものであって、移動性に優れた橋梁メンテ
ナンス装置に関する。
[従来の技術] 従来、橋梁の下面部をメンテナンスするには橋梁下面部
の比較的広範囲にわたり作業足場を仮設して行なうのが
一般的であるが、仮設費節減等の観点から移動可能なメ
ンテナンス装置が要求されつつある。この種の移動式メ
ンテナンス装置にあってはm梁上のli路に停止した走
行中から橋梁の側面下方に延びるアームを設け、このア
ームの先端に橋梁の下面部をメンテナンスを行なうべく
検査手段あるいは作業台を設けたものが知られている。
また橋梁にメンテナンス装置を直ちに取付けるものにあ
っては橋梁下面部に橋梁に沿って専用レールを取付け、
これに専用検査車を懸吊走行させるものが知られており
、専用レールの取付が困難な既設の橋梁の場合には、例
−えば橋梁の側端部に位置される高欄にメンテナンス装
置の基部を設置し、この基部より高欄の側面下方までア
ームを懸吊して設け、このアーム先端に検査手段あるい
は作業台を設けて!a梁の下面をメンテナンスする概念
のものが提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前者の如く橋梁上に走行車を停車させて
メンテナンスを行なうことは交通の妨げとなったり高速
道路のように迂回できない所では問題となる。
また後者の如り、橋梁の高欄にメンテナンス装=の基部
を設置することは、上記道路事情に左右されるという問
題はないが、既設の1&摺はその強度面に問題があり、
メンテナンス装置を取り付けるに際し補強を必要とし、
更に照明ポストあるいは防音壁を設けた場所にあっては
それらが障害となってメンテナンス装置を取付けること
が不可能なことから、その応用範囲は極めて狭いという
問題があった。
本発明は上述したような問題点に鑑みて創案されたもの
であり、その目的は道路事情に影響を及ぼすことなりM
A!9の下面部を広範囲に且つ容易に移動することがで
きる橋梁のメンテナンス装置を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記の目的を達成するために、橋桁間の床版下
面に臨ませて水平に設けられた作業足場と、作業足場に
設けられ橋桁に着脱自在にクランプする主クランプ手段
と、作業足場下に旋回自在に支持された支持フレームと
、支持フレームに走行移動自在に支持された移動フレー
ムと、移動フレームの両端部に設けられ橋桁に着脱自在
にクランプする補助クランプ手段と、補助クランプ手段
を昇降させて移動フレームを昇降移動させるための昇降
手段とを備えて成るものである。
[作 用1 本発明の作用について述べると、先ず主クランプ手段を
橋桁にクランプしてこの主クランプ手段により橋梁メン
テナンス装置全体を橋桁下に支持させた状態で、昇降手
段により、橋桁にクランプされた主クランプ手段に対し
てクランプされてぃない補助クランプ手段を橋桁に干渉
しない高さにまで橋桁下に下降させる。次いで、補助ク
ランプ手段を有する移動フレームを、クランプされた主
クランプ手段で橋桁下に固定された支持フレームに対し
て相対移動させる。次いで、昇降手段により補助クラン
プ手段を上昇させてこれを橋桁にクランプした侵、主ク
ランプ手段を橋桁から外し、補助クランプ手段により橋
梁メンテナンス装置全体を橋桁下に支持させる。この状
態で今度は、昇降手段により、橋桁にクランプされた補
助クランプ手段に対してクランプされていない主クラン
プ手段を橋桁に干渉しない高さにまで橋桁下に下降させ
る。次いで、主クランプ手段を有する支持フレームを、
クランプされた補助クランプ手段で橋桁下に固定された
移動フレームに対して相対移動させる。次いで、昇降手
段により、主クランプ手段を上昇させてこれを橋桁にク
ランプした後、補助クランプ手段を橋桁から外す。
このような操作を反復して行なうことにより、橋桁の長
手方向又は橋桁の幅方向に沿う直進を達成する。
他方、補助クランプ手段を橋桁から外して主クランプ手
段により橋梁メンテナンス装置全体を支持させた状態で
、作業足場に対して支持フレームを旋回させることによ
り、橋桁に対するm梁メンテナンス装置全体の向きの変
更を達成する。
このように装置を橋桁下に縦横に移動可能として、作業
足場を支持フレームの移動と共に、橋桁上全面に亙っで
移動可能としたちのである。
[実施例] 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
橋梁下面には第1図に示すように、その長手方向に喰っ
て、且つ幅方向に間隔を隔てて並列に橋桁1が配設され
る。この橋桁1は断面1字形状で形成され、下部には幅
方向両側に拡張させてフランジ部1aが形成されている
。そして本?!梁メンテナンス装置2はこのフランジ部
1aで一対の橋桁1に懸吊される。
橋梁メンテナンス装置2は主に、橋桁1間の床版下面に
臨まぜて水平に設けられた作業足1i19と、作業足場
9に設けられ橋桁1に着脱自在にクランプする主クラン
プ手段3と、作業足場9下に旋回自在に支持された支持
フレーム5と、支持フレーム5に、橋桁1下の水平方向
に沿って走行移動自在に支持された移動フレーム6と、
移動フレーム6の両端部に設けられ橋桁1に着脱自在に
クランプする一対の補助クランプ手段8と、補助クラン
プ手段8を昇降させて移動フレーム6を昇降移動させる
ための昇降手段7とから構成される。
作業足場9は、橋桁1間に掛は渡すように相当の幅を有
する矩形状に形成され、その−側部には、後述する作業
員梁組用のコンソールボックス11に連通するハツチ1
4が形成される。そして作業員はこの作業足場9上でメ
ンテナンス作業を施すようになっている。殊にこの作業
足場9は、本橋梁メンテナンス装置2の最上部に形成さ
れて橋桁1間の床版に最も近接させて配置されており、
作業員が直接床版に触れて作業でき、メンテナンス作業
の容易化、効率化が図られている。
主クランプ手段3は作業足!A9の相対向する一組の辺
を成す一対のフレーム材17と、これらフレーム材17
に案内されてその長手方向に沿って往復動自在に設けら
れ、作業足場9の4つの端部から作業足場9の幅方向に
進退されて橋桁1のスパンに合わセ1りる4つのクラン
プアーム10と、これらクランプ7−ム10を進退移動
させるために伸縮駆動される油圧シリンダ(図示せず)
と、これらクランプアーム1oのフランジ部1aを迂回
するように折り返された先端部及びクランプアーム10
の該先端部に臨む位置に設けられ、橋桁1の7ランク部
1aを上下方向両側から挾み込んでクランプするクラン
プ12.13とから構成される。またクランプアーム1
0の先端部のクランプ12は橋桁1のフランジ部1aに
その長手方向に沿って相当の距離で掛けらるように、相
当の長さで形成される。他方、クランプアーム10の先
端部に臨む位置にクランプ12に相対向させるように配
設されたクランプ13は、油圧ジヤツキ15により昇降
自在に構成され、7ランク部1aに上方から掛けられた
クランプ12に対し、ウェッブ1b下フランク部1aを
下方から挾み込むように構成される。そしてこれらクラ
ンプ12゜13は、一方のクランプ12が7ランク部1
aに相当の長さで掛り、また他方のクランプ13が7ラ
ンク部1aを下方から挾み込むことにより、風等の横荷
重で移動フレーム6が振れ動こうとするのを拘束してク
ランプの安全性を確保できるようになっている。更に、
これらクランプ12.13のフランジ部1aに当接する
クランプ面には硬質ゴム、フェルト等のクッション材1
6が設けられ、クランプ面がフランジ部1aに圧接され
たり、また他の箇所に接触することがあっても7ランク
部18等の塗装が剥れたりするのを防止し、また接触の
損傷を抑止するようになっている。
また殊にクランプアーム10は、橋桁1のフランジ部1
aを挾み込むべく前進する方向に向かって折り返されて
おり、作業足場9が位置すべき橋桁1間の内側から7ラ
ンク部1aに掛けられるようになっている。これにより
、クランプアーム10の必要ストロークが最大限橋桁間
隔で足りることとなり、フレーム材17の延長長さを必
要最小限として、メンテナンス装置2の最大幅をできる
限り狭くできるようになっている。
他方、作業足場9の中央部には、その下方に支持フレー
ム5が支持されると共に、これら作業足JIA9と支持
フレーム5との間には、作業足場9に対して支持フレー
ム5を鉛直軸回りに相対回転自在とする旋回輪(図示せ
ず)が設けられる。この旋回輪は、駆動モータにより回
転駆動されて、作業足場9に対して支持フレーム5を相
対的に旋回させるように゛なっている。
この支持フレーム5には、その側部にコンソー6ルボツ
クス11が設けられる。このコンソールボックス11は
本橋梁メンテナンスS M2を橋桁1下に移動させる際
の作業員の乗組みスペースとなっており、移動時の作業
者の安全が図られている。
またこのコンソールボックス11内には、本装置2の制
御盤等が設備されている。
更に支持フレーム5には、その下方に移動フレ−ム6が
設けられる。この移動フレーム6はトラス構造で構成さ
れ、軽量且つ剛構造の利点を有している。またこの移動
フレーム6の幅方向側部には、足場ネット18と手摺1
9とにより、点検通路20が区画形成される。この点検
通路2oは、トラス構造側に設備される油圧ユニット、
発電機等の補別を点検する際の、作業、員の作業スペー
スとして確保される。またこの点検通路20を利用する
ことにより、作業足場9へ乗り移ることなく、床版等を
目視により広い範囲で点検できるようになっている。
また移動フレーム6には、その上部の幅方向両側部にそ
の長手方向に沿って水平に延長させて一対のレール24
が設けられる。これらレール24には、支持フレーム5
に設けられこれらレール24夫々を上下方向から挟持す
るO−ラ25及び、これらレール24を幅方向から挟持
するローラ26が配置される。更に移動フレーム6と支
持フレーム5との間にはウィンチ(図示せず)等により
繰り出され巻き込まれるワイヤが移動フレーム6の長手
方向に沿って張設される。そしてウィンチ等を駆動する
ことによりローラ25.26がレール24上を走行する
こととなり、移動フレーム6はこれらレール24、ロー
ラ25,26に案内されつつその長手方向に沿って橋桁
1下に支持フレーム5に対して相対的に走行されるよう
になっている。他方、支持フレーム5と移動フレーム6
との相対移動の拘束は、ワイヤ等のテンションに担わせ
たり、別途ロー525.26にブレーキ装置を設備する
ようにしても良い。
以上のように構成された移動フレーム6の長手方向両端
部には、補助クランプ手段8が一対設けられる。この補
助クランプ手段8は主に、移動フレーム6の周側を囲繞
するようにフレーム材が門型状に枠組されて形成された
補助クランプ用フレーム28と、このフレーム28の柱
を構成する一対のフレーム材21の内部から移動フレー
ム6の幅方向に沿って円型状に形成された後述する昇降
フレーム33の頂部に夫々設けられた直進用クランプユ
ニット29及び横所用クランプユニット30とから構成
される。直進用クランプユニット29は、上述した主ク
ランプ手段3を構成すると同等の機能を有するクランプ
アーム10、油圧シリンダ、並びにクランプ12.13
を備え、クランプアーム10が移動フレーム6の幅方向
に進退するように構成され、橋桁1の長子方向に沿って
直進するときにフランジ部1aにクランプするようにな
っている。また殊にクランプアーム10は、上記主クラ
ンプ手段3のクランプアーム10と同様に、橋桁1のフ
ランジ部1aを挾み込むべく前進する方向に向かって折
り返されており、これにより、クランプアーム10の必
要ストロークが最大限橋桁間隔で足りるようにして、メ
ンテナンス装置2の最大幅をできる限り狭くできるよう
になっている。他方、横断用クランプユニット30は、
直進用クランプユニット29のクランプアーム10の折
り返された先端部と90°位相をずらして移動フレーム
6の長手方向に向かってフランジ部1aを迂回させるよ
うに口字状に形成され、その基端がフレーム材に回転自
在にピン支持されたクランプアーム31と、このクラン
プアーム31の上端部に、フランジ部1aに上方から掛
けられるように設けられ上述したクランプ12と同様な
機能を有する補助クランプ32と、クランプアーム31
を補助クランプ用フレーム2811mへ倒し、若しくは
フレーム28上に起立させるように展開作動させるロー
クリアクチュエータ22とから構成され、橋桁11Xf
lを横断するときにフランジ部1aにクランプするよう
になっている。
殊にクランプアーム31は、士クランプ手段3並びに支
持フレーム5が移動フレーム6に対して相対的に走行移
動するとき、主クランプ手段3が橋桁1に干渉しないよ
うに、起立持主クランプ手段3のクランプ12よりも高
い位置にクランプ32が位置する高さで形成される。
また補助クランプ手段8には、これを構成する補助クラ
ンプ用フレーム28の柱を構成するフレーム材21を見
掛は上伸縮して昇降させ、主クランプ手段3を外し補助
クランプ手段8を掛けたとき移動フレーム6を橋桁1に
対して昇降させ、また補助クランプ手段8を外し、主ク
ランプ手段3を掛けたとき移動フレーム6に対してクラ
ンプユニット29.30を昇降させるための昇降手段7
が設けられる。具体的には、フレーム28の柱を構成す
るフレーム材21の内部にその高さ方向に沿って上下往
復動自在に設けられ、その頂部にクランプユニット29
.30が設けられた昇降フレーム33と、当該柱を構成
するフレーム材21の内部に配設された油圧シリンダ(
図示せず)とから構成され、この油圧シリンダの伸縮動
作で昇降フレーム33が昇降されてクランプユニット2
9゜3oを移動フレーム6に対して相対的に昇降移動さ
せるようになっている。殊に、この昇降フレーム33を
収容する補助クランプ用フレーム28は、その下部が移
動フレーム6の下部と略一致され、本メンテナンスf装
置2の鉛直方向高さが必要以上に高くならないように構
成されている。
更に補助クランプ手段8には、Iiりm調整手段4が設
けられる。この間隔調整手段4は補助クランプ用フレー
ム28に設けられ、支持フレーム5のロー525.26
と同様にm能し、レール24に対して走行するローラ2
5,26と、補助クランプ用フレーム28と移動フレー
ム6との間に移動フレーム6の長手方向に沿って張設さ
れ、ウィンチ(図示せず〉等により繰り出され巻き込ま
れるワイヤ等の駆動機構とから構成される。
本実施例にあっては、一方の補助クランプ手段8にのみ
設けているが、両方の補助クランプ手段8.8に設けて
もよい。そして間隔調整手段4を駆動することにより移
動フレーム6に対して補助クランプ手段8、具体的には
そのフレーム28が相当の距離走行移動されるようにな
っている。
次に橋梁メンテナンス装置の運転方法について述べる。
第2図に従って橋桁1の長手方向に沿う直進状態から橋
桁1間に移動する横断状態を順次説明する。
先ず状態1は、メンテナンス作業中の停止状態が示され
ており、主クランプ手段3が一対の橋桁1間にクランプ
して装WI2全体を支持しており、この状態で作業員は
作業足場9に載ってメンテナンス作業を行なうことにな
る(図中、Aで示す)。
この作業中は移動フレーム6と支持フレーム5との移動
が規制される。
状態■は直進状態である。このときには先ず補助クラン
プ手段8の直進用クランプユニット2つを掛けた後(図
中、Bで示す。)昇降手段7を若干上昇させて主クラン
プ手段3を外し、今度は昇降手段7を降して移動フレー
ム6を降下させ桁下にクリアランスをとる。次いで移動
フレーム6に対して支持フレーム5を橋桁1の長手方向
に沿って走行させ、所定の走行移動後昇降手段7により
支持フレーム5、移動フレーム6全体を上昇させて主ク
ランプ手段3を橋桁1にクランプさせる(図中、Cで示
す)。このようにして装置2全体を橋桁1に支持させた
ら次いで昇降手段7を若干上昇して直進用クランプユニ
ット2つを外し、爾後移動フレーム6を支持フレーム5
に対して走行させて所定の位置まで移動させる。
またクランプ手段3,8の掛は外しに際し、昇降手段7
を若干昇降させる必要があるため、主クランプ手段3、
直進用クランプユニット29に、クランプ12自体を微
小ストロークで昇降させるべく、油圧ジヤツキを設けて
も良い。これにより作業を容易化できる。
次いで状態■は横断するための支持フレーム5、移動フ
レーム6の旋回動作を示している。これは装置2全体を
主クランプ手段3で懸吊さUたまま作業足場9に対して
支持フレーム5を回転させることにより行なわれる。勿
論支持フレーム5と移動フレーム6の相対移動は規制さ
れている。これに際し、移動フレーム6の重心が旋回中
心たる作業足場9のほぼ直下に位置されているため旋回
に伴なうモーメントの発生をほとんど抑止できる。
次いで状態IVは横断状態を示している。主クランプ手
段3で装[2を懸吊したまま先ず昇降手段7で横断用ク
ランプユニット30を上昇させクランプアーム31を起
して近接の橋桁1にクランプさせる(図中、Dで示す、
)。その後、主クランプ手段3を外し昇降手段7により
移動フレーム6を降下させ、次いで支持フレーム5を隣
接する橋桁1側へ移動しその後昇降手段7を作動して移
動フレーム6を上昇させて主クランプ手段3を橋桁1に
クランプする(図中、Eで示す)。ここで、装置2は横
断用クランプユニット30と主クランプ手段3とで両持
支持状態となっており、このとき橋桁1間のメンテノ・
ンス作業を行なうこともできる。次いで横断用クランプ
ユニット30を外して移動フレーム6を移動しその慢支
持フレーム5と移動フレーム6との相対移動を拘束する
R後に作業足19に対して支持フレーム5を回転させれ
ば、上述したと同様(状態■)の旋回動作が達成され、
移動フレーム6は橋桁1の長手方向に沿って位置され、
継続して隣接する橋桁1下のメンテナンス作業を行なう
ことができる(状態v)。
また第3図に示すように、橋桁1のスパンSl。
$2が異なる場合にあっては、補助クランプ手段8を移
動フレーム6の両端部に固定して設けておくと、一方の
補助クランプ手段8を橋桁1に掛けようとすると、他方
の補助クランプ手段8は橋桁1に掛けられなくなるとい
う事態が生ずる(図中、二点鎖線で示す。)。ここに本
発明にあっては、微調整のための間隔調整手段4を設け
たことにより、これを作動して補助クランプ手段8を互
いに近接若しくは離間させて補助クランプ手段8の間隔
を橋桁1のスパンに逐一対応させることができ、従って
橋梁の多用性に応じた汎用性を発揮させることができる
以上説明した本発明にあっては、橋梁上の交通に影響を
及ぼすことなく、また照明ボスト簀に移動を妨げられる
ことなく、上述した作業を繰り返すことにより橋梁の下
面部会域に渡って11易に移動させることができ、広範
囲にメンテナンス作業を施すことができる。
また、本実施例にあっては、移動フレーム6のトラス構
造化により軽量化を達成できると共に、クランプアーム
10、補助クランプ用フレーム28を必要最小限として
、装置2の外形寸法の短縮、即ち装置2の小型化が図ら
れている。
[発明の効果] 以上型するに本発明によれば次のような優れた効果を発
揮する。
橋桁下に懸吊させた状態で適切に移動でき、橋梁上の交
通に影響を及ぼすことな(、また障害物に移動を妨げら
れることなくW梁の下面部会域に渡って広範囲にメンテ
ナンス作業を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適−実t1M例を示す斜視図、第2
図は運転状態を示す平面図、第3図は間隔調整手段の作
動を示す側面図である。 図中、1は橋桁、3は主クランプ手段、5は支持フレー
ム、6は移動フレーム、7は昇降手段、8は補助クラン
プ手段、9は作業足場である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 橋桁間の床版下面に臨ませて水平に設けられた作業足場
    と、該作業足場に設けられ上記橋桁に着脱自在にクラン
    プする主クランプ手段と、上記作業足場下に旋回自在に
    支持された支持フレームと、該支持フレームに走行移動
    自在に支持された移動フレームと、該移動フレームの両
    端部に設けられ上記橋桁に着脱自在にクランプする補助
    クランプ手段と、該補助クランプ手段を昇降させて上記
    移動フレームを昇降移動させるための昇降手段とを備え
    たことを特徴とする橋梁メンテナンス装置。
JP61124660A 1986-05-31 1986-05-31 橋梁メンテナンス装置 Expired - Lifetime JPH0678601B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60108432A (ja) * 1983-10-15 1985-06-13 ヘミツシエ・ヴエルケ・ヒユールス・アクチエンゲゼルシヤフト 熱可塑性成形材料の製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60108432A (ja) * 1983-10-15 1985-06-13 ヘミツシエ・ヴエルケ・ヒユールス・アクチエンゲゼルシヤフト 熱可塑性成形材料の製造法

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