JPS6228365A - ディスペンサ - Google Patents

ディスペンサ

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JPS6228365A
JPS6228365A JP60167308A JP16730885A JPS6228365A JP S6228365 A JPS6228365 A JP S6228365A JP 60167308 A JP60167308 A JP 60167308A JP 16730885 A JP16730885 A JP 16730885A JP S6228365 A JPS6228365 A JP S6228365A
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cap
nozzle
pump mechanism
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哲也 多田
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の技術分野〕 この発明は、液体が収納された容器本体の口部に着脱自
在に取り付けられ、この液体を容器本体から外部に取り
出すためのポンプ機構に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般に、この種のポンプ機構に用いられるロック機構と
して、キャップはピストンの一端部が挿通される透孔を
備え、ノズルヘッドは、押し下げられた状態で、この透
孔内に入り込む部分を備えている。この部分にはロック
爪が固定的に取り付けられ、キャップは透孔の周囲を規
定する周縁部にフランジ部を備えている。このフランジ
部には、ロック爪に対応して設けられ、このロック爪が
通過可能な凹所が形成されている。ノズルヘッドのロッ
ク時には、ロック爪がフランジ部の凹所に整合するよう
にノズルヘッドを回転して、この状態で、ロック爪は凹
所内を通過することにより、透孔内に入り込み、更に、
この状態でノズルヘッドを回転することにより、このロ
ック爪がフランジ部に係止されて、ノズルヘッドの押し
上げが阻止され、ロック動作が完了する。
一方、ロックを解除してノズルヘッドを押し上げる時に
は、ロック爪が凹所と対向するようにノズルヘッドを回
転することにより、ノズルヘッドは押し北げ可能状態と
なることになる。
〔背景技術の問題点〕
このようなポンプ(幾構では、例えば、搬送時に、全体
の容積を小さくするために、ノズルヘッドを押し込んだ
状態でロックすることになる。しかしながら、このロッ
ク動作は、前述したように、ロック爪と凹所とを互いに
整合させるようにノズルヘッドを回転させなければなら
ないし、また、ノズルヘッドの押し込み1乗、再度ノズ
ルヘッドを今度はロック爪と凹所とが対向しないように
回転させなければならず、その操作が非常に面倒なもの
であった。
〔発明の目的〕
この発明は、上述した事情に鑑みて成されたもので、こ
の発明の目的は、ノズルヘッドのロック動作を簡生に実
行できる操作性の良いポンプ機構を提供することである
〔発明の概要〕
上述した目的を達成するため、この発明に係わるポンプ
機構においては、キャップはピストンの一端部が挿通さ
れる透孔を備え、前記ノズルヘッドは、押し下げられた
状態で、この透孔内に入り込む部分を備え、この部分に
はノズルヘッドの先端に向かって傾斜したロック爪が取
り付けられ、前記キャップは透孔の周囲を規定する周縁
部にフランジ部を備え、このフランジ部には、ロック爪
に対応して設けられ、このロック爪が通過可能な凹所が
゛形成され、前記ロック爪は、ノズルヘッドのロック時
に、ノズルヘッドが押し下げられるこどにより前記フラ
ンジ部に係合して、これにより更に内方に押し込まれて
、透孔内に入り込み、ノズルヘッドの押し上げ時には、
このロック爪がフランジ部に係止されるようになされて
、ノズルヘッドの押し上げが阻止され、ロック爪が凹所
と対向した時にのみ、ノズルヘッドは押し上げられるこ
とを特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下に、この発明に係わるポンプ機構の一実施例を、デ
ィスペンサに適用した場合に付き、添附図面を参照して
詳細に説明する。
第1図に示すように、ディスペンサ10は、液体が収納
される容器12と、この容器12に着脱自在に取り付け
られたポンプ機構14とから構成されている。
この容器12は、上端に口部16が形成された容器本体
18を備えている。この容器本体18の一側には、ハン
ドル20が取り付けられている。
このような容器12は、口部16、容器本体18、並び
にハンドル20を、合成樹脂から一体成形した状態で備
えている。
一方、この一実施例のポンプ機構14は、第2図に示す
ように、口部16に着脱自在に取付られるキャップ22
を備えている。このキャップ22の中央部には、後述す
るピストン24の上部が挿通される透孔22aが形成さ
れている。このキャップ22の下面には、ハウジング2
6が取り付けられている。このハウジング26は、キャ
ップ22に取付られる円筒状の取り付は部26aと、こ
の取り付は部26aの下方に連続して設けられ、取り付
は部26aより漫かに直径を小さく設定されたシリンダ
26bと、このシリンダ部26bの下方に段部26cを
介して連続して設けられ、シリンダ26bより直径を減
じられた吸い上げ管26dとを一体に備えている。
このハウジング26においては、取り付は部26aの下
部の周壁には、複数の間口26eが形成されている。こ
の開口26eは、負圧防止孔として機能している。また
、吸い上げ管26dの下端は、容器12にポンプ機構1
4が取り付けられた状態で、容器本体18の下部にまで
延出している。
前述した段部26Cには、第1の弁体28aが、吸い上
げ管26dとシリンダ26bとの間を液体の流通をII
I IIするように設けられている。この段部26cの
内周面は、第1の弁体28aに当接する第1の弁座28
bとして機能している。これら第1の弁体28aと第1
の弁座28bとは、共に一次弁28を構成している。
この第1の弁体28aは、自重により第1の弁座28b
に当接し、−次弁28は閉じられている。
即ち、吸い上げ管26dとシリンダ26bとの間は、通
常は一次弁28により閉塞されている。そして、シリン
ダ26b内が負圧になることにより、吸い上げ管26d
を介して吸い上げられてきた液体により、第1の弁体2
8aは押し上げられ、−次弁28は開かれることになる
このシリンダ26bの下部の内周面には、第1の弁体2
6aが図中上下方向に沿って移動するように案内する複
数の案内リブ26fが、シリンダ26bと一体に設けら
れている。これら案内リブ26fは、垂直方向に沿って
延出し、円周方向に沿って等間隔に配設された板体から
構成されている。尚、各案内リブ26fの上端には、第
1の弁体28aの上方への飛び出しを防止するための係
止爪26oが内方に向いた状態で設けられている。
シリンダ26b内には、これの延出方向に沿って摺動自
在にピストン24が設けられている。このピストン24
は、図中垂直方向に沿って延出し、上下両端が開放され
たパイプ状の連通部24aと、この連通gB24aの下
端に形成され、シリンダ26bの内周面に全周に渡って
摺接するピストン本体24bとを備えている。連通部2
4aは、前述したキャップ22の透孔22aを介してキ
ャップ22の上方に取り出されでいる。尚、透孔22a
の内周面は、連通部24aの外周面を連通部24aの延
出方向に治って案内しつつ、且つ、これらの間が気密に
ならない程度に連通部24aの外周面から11間されて
いる。
一方、シリンダ26b内には、ビス1〜ン24を上方に
付勢する付勢部材30が股(すられている。
この付勢部材30は、上端がピストン24のピストン本
体24bの下面に当接し、下端が複数の案内リブ26f
の上面に当接する]イルスプリングから構成されている
ピストン24の連通部24aの上端には、ノズルヘッド
32が取着されている。このノズルヘッド32は、連通
部24aの上端部の外周に嵌入されたヘッド部32aと
、このヘッド部32aの側面に取り付4フられた折曲げ
自在な可撓部32bと5この可撓部32bの先端に連接
して設けられたノズル部32cとを備えている。このヘ
ッド部32aは、連通部24aの外周面に嵌合される円
筒状の取り付は部32a1と、この取り付は部32a1
の上部に設けられ、操作者により押しこ未れるヘッド本
体32a2とを備えている。
このようにヘッド部32a5可撓部32b、並びにノズ
ル部32Cから構成されるノズルヘッド32は、合成樹
脂から一体に成形されている。このノズルヘッド32に
は、取り付は部32a1において連通部2 ’4 aに
連通し、ノズル部320において外部に連通ずる導孔3
2dが形成されている。
前述した可撓部32bは、ベロウズ管から構成され、こ
の可撓部32bを介してノズル部32Gの方向は、操作
者により自由に設定される。また、可撓部32bを水平
方向に沿って直線状に伸ばした場合の、可撓部32bの
基端部からノズル部32Cの先端までの距離は、可撓部
32bの基端部から容器12の外周面までを水平方向に
沿って計った距離よりも長・く設定されている。
前述したヘッド部り2a内には、連通管24aの上@縁
に載置された状態で、ピストン24とノズルヘッド32
との間の液体の流通を制御する第2の弁体34aが設け
られている。即ち、連通部24aの上端縁は、第2の弁
座34【)として1能している。これら第2の弁体34
a及び第2の弁座34bは、共に二次弁34を構成して
いる。
この第2の弁体34aは、第3図に示すように、第2の
弁座34bに当接する円筒部34a!と、この円筒部3
4a+の上部に連接して設けられた円錐状の押圧部34
a2とから構成されている。
−h、ヘッド部32aの、前述した押圧部34a2より
上方に位置した部分には、この押圧部34a2の斜面に
係合するように垂れ下がって設けられた複数の弾性板3
2eが形成されている。これ1うの弾性板32eは、ヘ
ッド部32aに一体に成形されている。また、これら弾
性板32eは、(これの下端が押圧部34a2の斜面に
係合した状態で、第2の弁体34aを常時第2の弁座3
4bに当接させ、二次弁34を閉じるように、第2の弁
体34aを下方に付勢1)−Cいる。そして、−次材2
8と二次弁;34どの間の空間で規定される加圧¥36
内の圧力が所定の圧力より高くなされた時に、即ち、加
圧室36内の圧力が弾性板32eの付勢力より大きくな
された時に、第2の弁体34aは、上方に弾性板32e
の付勢力に抗して持らFげられ、二次弁34は間かれる
ことになる。
尚、弾性板32eは、第2の弁体34aが上方【J持ち
上げられた状態で、押圧部34a2の斜面に冶)で弾性
的(こ変形することになる。この弾性板32eが弾性変
形した状態で、この第2の弁体34aは、依然として、
この弾性板34eにより下方に向けて付勢されている。
従って、この第2の弁体34aを上方に押し上げている
力が解除された時点で、第2の弁体34aは、弾性板3
2eの付勢力により、第2の弁座34bに当接するよう
に、押し下げられる。
また、ヘッド部32aの取り付は部32atの外周面に
は、ロック爪38が複数個、この一実施例では3四、円
周方向に沿って等間隔に取り付けられている。このロッ
ク爪38、第4図に示すように、基端部から先端部に向
かうにつれて、所定角度θ上方を向くように傾斜付けら
れている。このようなロック爪38と取り付は状態によ
り、このロック爪38は、この取り付は位置から更に上
方に回動させられる変形には従うものの、押し下げられ
る変形には対抗するようになされている。
一方、前述したキャップ22の、透孔22aを規定する
周縁に形成されたノランジ部22Cには、第5図kJ示
すように、[コック爪38が挿通される凹所22bが、
ロック爪38に対応して形成されでいる。尚、このフラ
ンジ部22Gは、ヘッド部32aの取り付は部32a1
の外周面から、前述し!ごロック爪38の厚さより庫か
に長い間隔だけ離間するように、その位置を規定されて
いる。
また、キャップ22の外周面には、第5図に示すように
、ノズル部32Cを容器12の外周より外方に突出しな
い範囲で保持するためのフック部40が設けられている
。このフック部40は、平面形状において、先端がC字
状に形成された状態で、キャップ22に一体に取り付け
られている。
更に、ノズル部32cの先端部には、この先端部に開口
された導孔32dの先端を開放可能に閉塞する閉塞部材
42が回動自在に取り付けられている。この閉塞部材4
2は、円板状の本体42aを備えでいる。この本体42
aはノズル部32cの先端に、ピンジ部42bを介して
回動自在に取り付G−Jられている。本体42aの中央
部には、本体42aがノズル部32Gの先端面に対面さ
ゼられ1、−状態で導孔32(iの先端に嵌入される嵌
入部42cが設けられている。この嵌入部42cが導孔
32dの先端部に嵌入されることにより、導孔32dは
、完全に閉塞されることになる。
この嵌入部42C7fi設けられた側とは反対側の表面
には、この表面に起立した状態で、係止部42dが設け
られている。一方、この係止部42dが、導孔32dを
開放するように回動された状態で、この開放位置を保持
するために、ノズル部32Cの外周面には、この係止部
42dを両側から保持するように、一対の保持部42e
が設けられている。
このように形成された閉塞部材42は、ノズル部32c
に一体に形成されている。
以上のように構成されたディスベンザ10の動作につい
て、以下に説明する。
まず、このディスペンサ10を搬送、もしくは、展示等
のため([コックする動作について説明する。
即ち、このロック動作の場合には、コイルスプリング3
0の付勢力に抗して、ノズルヘッド32のヘッド本体3
2a2を通常の吐出動作よりも更に深く押し込み、ロッ
ク爪38がキャップ22の7ランジ部22Gを通り越し
て、第6図に示すように、このフランジ部22cより下
方に位置するようにもたらす。ここで、ロック爪38は
、前述したように、上方に押しこまれる変形は許容され
るようになされている。従って、ロック爪3Bを凹所2
2bに対向された上で、ノズルヘッド32を即しさげる
必要がなくなり、ロック爪3日が任、像の位置にある状
態で押し下げる事ができるようになり、この押し下げ動
作は非常に簡略化されることになる。
一方、このロック状態を解除するためには、ロック状態
にあるノズルヘッド32を回動することによりおこなわ
れる。即ち、ノズルヘッド32を回動させることにより
、ロック爪38と凹所22bどがひいに対向した時点で
、コイルスプリング、30の付勢力により、ノズルヘッ
ド32は、ロック爪38が凹所22bを通り抜けること
により、上方に押し出される。このようにして、ロック
状態か解除される。即ち、このディスペンサ10による
吐出動作可能状態となる。
尚、前述したロック状態において、ノズルヘッド32の
ノズル部32cは、フック部40により容器12より外
方に突出しないように保持されている。また、ノズルヘ
ッド32は押しさげられた状態でロックされているので
、ディスペンサ全体の高さは低く制限されている。この
ようにして、このロック状態において、ノズル部32C
は、このディスペンサ10のパッケージのための容量を
無用に大きくすることなく、=」ンバク]−になしてい
る。
次に、ノズルヘッド32のロックが解除された状態にお
ける、液体の吐出動作について説明する。
まず、ロックが解除ぎれることにより、ノズルヘッド3
2はコイルスプリング30の付勢力により上方に押し上
げられる。このノズルヘッド32の押し上げと同時に、
ビス1−ン24も押し上げられている。このピストン2
4の押し上げにより、加圧至36内の圧力は減じられる
。このようにして、容器本体18内に収納された液体は
、−次弁28を開放して、加圧室36内に吸い上げ管2
6dを介して導入される。
そして、吐出動作をすべく、操作者がノズルヘッド32
を押し下げると、口の押し下げによりピストン24も押
し下げられる。このピストン24の押し下げにより、加
圧室36内の圧力は増大されることになる。このように
して、第7図に示すように、加圧室36内で加圧された
液体は、弾性板32eによる付勢力よりこの加圧室36
内の圧力が大きくなされた時点で、二次弁34は開放さ
れる。従って、加圧室36内の液体は、二次弁34の第
2の弁体34a及び第2の弁座34bとの間を通って、
ノズルヘッド32の導孔32(jを介して、ノズル部3
2cから吐出されることになる。
そして、所定のけの液体の吐出が終了すると、操作者は
ノズルヘト32の押し込み動作を停止し、ノズルヘッド
34から手を離す。これにより、ノズルヘッド34は自
由になされ、ノズルヘッド34及びピストン24はコイ
ルスプリング30の付勢力により上方に押し上げられる
。従って、前述したように、再び、加圧室36内への液
体の導入が行われる。このようにして、−回の液体吐出
動作が終了する。
ここで、吐出動作がおこなわれる毎に、容器12内の液
体は少なくなり、容器12内の圧力は徐々に減じられる
ことになる。このような容器12内の負圧化を防止する
ために、前述したように、負圧防止孔26eが形成され
ている。この負圧防止孔26eを介して、容器12内は
、この負圧防止孔26eと、ビスi〜ン24の連通管2
4aとキャップ22の開口22aの周縁を規定する周縁
部との間とを介して、外部に連通されている。従って、
たとえ液体が少なくなっても、容器12内は負圧になる
ことは無い。
ここで、この様な負圧防IF孔26eを介して、容器が
転倒された場合に、容器12内の液体が外部にあもれ出
る虞れが考えられる。しかしながら、このような場合は
、ディスペンサ10の搬送時に生じる事がほとんどであ
る。そして、このような搬送時には、ノズルヘッド32
は前述したように、ロックされている。ここで、ノズル
ヘッド32がロックされた状態で、ヘッド部32aの取
り付は部32a+の下端は、キャップ22に当接させら
れている。従って、このキャップ22とノズルヘッド3
2との当接により、容器12は外部との連通を阻止され
、容器12内の液体が外部に漏れ出る虞れは無い。
また、二次弁34の第2の弁体34aを付勢している弾
性板32eは、円錐状の押圧部34a2の斜面に係合し
ている。従って、この弾性板32eの弾性力はこの斜面
により分力されて、その力が大幅に減じられることにな
る。従って、この二次弁34では、第2の弁体34aは
極めて小さい力で第2の弁座34bに接触していること
が実現されている。この事は、換言すれば、二次弁34
の締切圧が非常に小さいことを意味している。従って、
ノズルヘッド32を押し込むことによる加圧室36内の
液体への、僅かな圧力の上昇で、二次弁34は聞くこと
になり、ノズルヘッド32の押し込み)〕は極めて軽く
なり、操作性が向上する。
ここで、吐出動作において、ノズル部32Gは可撓部3
2bを介して、その吐出方向を自由に設定され得ること
になる。このようにして、たとえ、容器12を持ち上げ
なくとも、所望の個所にノズル部32cの先端を向ける
ことができ、吐出動作が非常に楽に行われるようになる
また、ノズル部32cの先端は、水平方向に沿って可撓
部32bを伸ばした状態で、容器12の外周より外方に
突出して位置することになる。このようにして、たとえ
、ノズル部32Cの先端から液体が漏れたとしても、容
器12をこの漏れた液体が汚すことがなく、大変操作性
に漬れることになる。
更に、ノズル部32cの先端には、閉塞部材42が取り
付けられているので、吐出動作をしない場合には、ノズ
ル部32cの先端は、この閉塞部材42により確実に閉
塞されることになる。このようにして、誤って、ノズル
ヘッド32が押しこまれたとしても、吐出動作は行われ
ずに、この液体により周囲が汚される虞れは無くなる。
更に、二次弁34を構成する第2の弁体34aは、複数
の弾性板32eにより、常時、第2の弁座34bに当接
するように付勢されている。このようにして、たとえ、
ディスペンサ10が倒れたとしても、加圧室36内の液
体がノズルヘッド32を介して外部に漏れ出ることは無
く、操作性が良い。
また、このポンプ機構14は、容器12の口部16に取
り付けられるものであるため、容器の形状に回答左右さ
れることなく、口部の形状さえ合えば、どのような容器
にも適用されることになる。
更に、この一実施例では、ポンプ@構14は、(1)フ
ック部40を一体に備えたキャップ22と、(2)ピス
トン24と、(3)取付部26a、シリンダ26b、並
びに吸い上げ管26dを一体に備えたハウジング26と
、(4)第1の弁体28aと、(5)コイルスプリング
30と、(6)ヘッド部32a、可撓部32b、ノズル
部3201弾性板32e、並びにロック爪38を一体に
備えたノズルヘッド32と、(7)第2の弁体34aと
の、計7部品のみから構成されるものであり、この様な
部品点数の少なさは、製造コスト、組立てコストの点で
、製品のコストを但廉化することに大きく貢献すること
は、容易に理解される所である。
この発明のポンプll構は、上述した一実施例の構成に
限定されることなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々変形可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した一実施例では、フック40の形状を、
先端がC字状に形成されるように説明したが、このよう
な構成に限定されることなく、例えば、第8図に示すよ
うに、先端が二叉に分れた状態に形成してもよい。
この一実施例のポンプ機構は、ディスペンサに適用され
るように説明したが、ノズルブの先端に周知のスピナを
取り付りることにより、噴霧器に適用するようにしでも
良い。更に、このIIな噴霧器の噴出口に、周知の障壁
を取り付けることにより、発泡器に適用するようにして
も良い。
(発明の効果) 以上詳述したように、この発明に係わるポンプ機構は、
容器の口部に着脱自在に取り付けられるキャップと、こ
のキャップに一端部で取着され、中間部分がシリンダと
して嘱能し、池喘部に吸い上げ管が取着されたハウジン
グと、このハウジング内を震動自在に設けられ、一端部
が前記キャップを介して外部に取り出されたピストンと
、このピストンの一端に取り付けられ、ピストンを押し
込み自在に支持するノズルヘッドと、前記吸い上げ管と
シリンダとの間に設けられた一次弁と、前記ピストンの
一端とノズルヘッドとの間に設けられた二次弁とを具備
し、前記キャップはピストンの一端部が挿通される透孔
を備え、前記ノズルヘッドは、押し下げられた状態で、
この透孔内に入り込む部分を備え、この部分にはノズル
ヘッドの先端に向かって傾斜したロック爪が取り付けら
れ、前記キャップは透孔の周囲を規定する周縁部にフラ
ンジ部を備え、このフランジ部には、ロック爪に対応し
て設けられ、このロック爪が通過可能な凹所が形成され
、前記ロック爪は、ノズルヘッドのロック時に、ノズル
ヘッドが押し下げられることにより前記フランジ部に係
合して、これにより更に内方に押し込まれて、透孔内に
入り込み、ノズルヘッドの押し上げ時には、このロック
爪がフランジ部に係止されるようになされて、ノズルヘ
ッドの押し上げが阻止され、ロック爪が凹所と対向した
時にのみ、ノズルヘッドは押し上げられることを特徴と
している。このようにして、この発明によれば、ノズル
ヘッドのロック動作を筒中に実行できる操作性の良いポ
ンプ機構が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わるポンプ機構の一実施例が適用
されるディスペンサの構成を示す斜視図、第2図はポン
プ■構の構成を示す断面図、第3図は二次弁の構成を一
部切断して示す斜視図、 第4図はロック爪の取り付は状態を示す断面図、第5図
はキャップの構成を示す平面図。 第6図はポンプ機構をロック状態で示す断面図、¥7図
はノズルヘッドを押し込んで液体を吐出している状態を
示す断面図、そして、 第8図はフック部の変形例を示す平面図である。 10・・・ディスペンサ、  12・・・容器、 14
・・・ポンプ機構、 16・・・口部、 18・・・容
器本体、20ハンドル、 22・・・キャップ、 22
a・・・透孔、 22b・・・凹所、 22C・・・フ
ランジ部、24・・・ピストン、 24a・・・連通部
、 24b・・・ピストン本体、 26・・・ハウジン
グ、 26a・・・取り付は部、 26b・・・シリン
ダ、 26C・・・段部、 26d・・・吸い上げ管、
 26e・・・開口、26f・・・案内リブ、 260
・・・係止爪、 28・・・−次材、 28a・・・第
1の弁体、 28b・・・第1の弁座、30・・・付勢
部材(コイルスプリング)、32・・・ノズルヘッド、
  32a・・・ヘッド部、32a1・・・取り付は部
、 32a2・・・ヘッド本体、32b・・・可撓部、
 32c・・・ノズル部、32d・・・導孔、 32e
・・・弾性板、 34・・・二次弁、 34a・・・第
2の弁体、 34a1・・・円筒部、 34a2・・・
押圧部、 34b・・・第2の弁座。 36・・・加圧室、 38・・・ロック爪、 40・・
・ノック部、 42・・・閉塞部材、 42a・・・本
体、42b・・・ヒンジ部、 42c・・・嵌入部、 
42d・・・係止部、 42e・・・保持部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第3図 第4図 第5図 第8図 第6図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体が収納された容器本体の口部に着脱自在に取
    り付けられ、この液体を容器本体から外部に取り出すた
    めのポンプ機構であって、 前記口部に着脱自在に取り付けられるキャップと、 このキャップに一端部で取着され、中間部分がシリンダ
    として機能し、他端部に吸い上げ管が取着されたハウジ
    ングと、 このハウジング内を摺動自在に設けられ、一端部が前記
    キャップを介して外部に取り出されたピストンと、 このピストンの一端に取り付けられ、ピストンを押し込
    み自在に支持するノズルヘッドと、前記吸い上げ管とシ
    リンダとの間に設けられた一次弁と、 前記ピストンの一端とノズルヘッドとの間に設けられた
    二次弁とを具備し、 前記キャップはピストンの一端部が挿通される透孔を備
    え、 前記ノズルヘッドは、押し下げられた状態で、この透孔
    内に入り込む部分を備え、この部分にはノズルヘッドの
    先端に向かって傾斜したロック爪が取り付けられ、 前記キャップは透孔の周囲を規定する周縁部にフランジ
    部を備え、 このフランジ部には、ロック爪に対応して設けられ、こ
    のロック爪が通過可能な凹所が形成され、前記ロック爪
    は、ノズルヘッドのロック時に、ノズルヘッドが押し下
    げられることにより前記フランジ部に係合して、これに
    より更に内方に押し込まれて、透孔内に入り込み、ノズ
    ルヘッドの押し上げ時には、このロック爪がフランジ部
    に係止されるようになされて、ノズルヘッドの押し上げ
    が阻止され、ロック爪が凹所と対向した時にのみ、ノズ
    ルヘッドは押し上げられることを特徴とするポンプ機構
  2. (2)前記ロック爪は、前記ノズルヘッドの部分の周面
    を取り囲むように等間隔に離間して備えられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のポンプ機構
  3. (3)前記ロック爪はノズルヘッドに一体に備えられて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のポ
    ンプ機構。
  4. (4)前記ロック爪とノズルヘッドとは、合成樹脂から
    一体に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項に記載のポンプ機構。
  5. (5)前記ノズルヘッドは、ピストンの一端部に取着さ
    れたヘッド部と、吸い上げた液体を吐出するノズル部と
    、このノズル部とヘッド部とをフレキシブルに接続する
    可撓部とを備えていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のポンプ機構。
  6. (6)前記キャップは、前記ノズルヘッドのノズル部を
    、前記容器の外周より内方に位置した状態で保持するフ
    ック部を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第
    5項に記載のポンプ機構。
  7. (7)前記フック部は、キャップに一体に取り付けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の
    ポンプ機構。
  8. (8)前記フック部とキャップとは、合成樹脂から一体
    に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第7
    項に記載のポンプ機構。
JP60167308A 1985-07-29 1985-07-29 ディスペンサ Granted JPS6228365A (ja)

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