JP2009154900A - 液体噴出ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダ内を摺動するピストンから延設したステムの上端に噴出ヘッドを嵌着した上下動部材を備え、該部材を上下動させることにより容器体内の液を噴出口より噴出する如く構成したポンプであって、二段階に上下動部材を係止することができて液の不用意な漏出を防止できる液体噴出ポンプを提案する。
【解決手段】装着キャップAから起立した案内筒12と、該案内溝外周を上下動する噴出ヘッド周壁52との間に、溝部xと該溝部に嵌合移動する突部yとで構成した係止機構を設けた。溝部は縦溝x1と、上下動部材を最上昇位置で係止する上部横溝x2と、最下降位置で係止する下部横溝x3とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は液体噴出ポンプに関する。
液体噴出ポンプとして、液を収容する容器体に装着して使用し、シリンダ内を摺動するピストンを備えた上下動部材を上下動させることにより、上下動部材上端のヘッドより収容液を噴出する如く構成したものが種々提案されている。(例えば、特許文献1参照)
上記液体噴出ポンプは、シリンダ状のポンプ本体と、ポンプ本体内に往復動自在に挿入されるピストンと、ピストンから上方に延びるステムと、ポンプ本体の上端部を閉塞し、かつステムが往復動自在に挿通されるガイド穴を有するアッパーキャップと、ステム上端に接続され、吐出ノズルが連通するエジェクタヘッドと、ポンプ本体を容器に装着し保持するコンテナキャップとからなり、ピストン,ステム,エジェクタヘッドからなる上下動部材の上下動により容器内の液を噴出させる如く構成している。
特開2001−247146号公報
これらのポンプでは、流通,保管等の不使用時に不用意な液の噴出を避けるために上下動部材を押し下げた状態で係止する構成となっており、上記従来例では、アッパーキャップの外側面に雄ねじを設けてエジェクタヘッドの内周面の雌ねじとねじ嵌合してエジェクタヘッドの押し下げ状態を保持可能としている。
この様にすることにより、螺合を解かない限り上下動部材を作動させることができず、誤ってヘッドを押し下げることによる誤作動を確実に防止できるという特徴があるが、一般的な流通,保管等の様に収容液を使用前の状態であればその特徴を存分に発揮できるものの、一端開封後、即ち、収容液を噴出操作した後に、再びヘッドを螺着させようとすれば、不必要な液の噴出が必ず生じるという不経済がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、開封前も、一端液を噴出した開封後にも不必要な液の噴出をさせることなく噴出ヘッドの係止が可能であり、また、構造も簡単で、従来品と比較しても大きな構造上の変化がなく形成でき、その結果、安価に製造できる利点も兼ね備えている液体噴出ポンプを提案する。
第1の手段として以下の通り構成した。即ち、上面に案内筒12を起立した容器体100 に装着するための装着キャップAと、容器体100 内に垂下するシリンダBと、シリンダB内を摺動するピストンD3から案内筒12内を挿通して上方に延設したステムD1の上端に噴出ヘッドD2を嵌着し、上方付勢状態で上下動可能に設けた上下動部材Dとを備え、上下動部材Dを上下動させることにより容器体100 内の液を噴出ヘッドD2の噴出口54より噴出する如く構成した液体噴出ポンプであって、上記案内筒12と、案内筒12外周を上下動する噴出ヘッドD2の周壁52との間に係止機構を設けてなり、該係止機構は、前記一方に設けるとともに、縦溝x1の上下端よりそれぞれ側方に係止用の上部横溝x2,下部横溝x3をそれぞれ延設した溝部xと、前記他方に設けるとともに、前記溝部x内を移動可能な突部yとで構成し、突部yが上部横溝x2内に係止された際には上下動部材Dの最上昇位置であり、突部yが下部横溝x3内に係止された際には上下動部材Dが最下降位置である。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記溝部xを案内筒12外周に設け、前記突部yを噴出ヘッド周壁52の内面に嵌着した筒体13の内面に設けた。
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記溝部xを噴出ヘッド周壁52に嵌着した筒体13の内周面に設け、前記突部yを案内筒12外周に突設した。
第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第3の手段のいずれかの手段に於いて、上下動部材Dの上方及び下方係止状態でそれぞれシリンダB内とステムD1内とを遮断する遮断機構を設けている。
第5の手段として以下の通り構成した。即ち、前記第4の手段に於いて、上記遮断機構を、シリンダB内下端部に設けた吸込み弁座21とで吸込み弁b1を形成した棒状のポペット弁体Cと、ステムD1の内周下部に突設してポペット弁体C外周を液密摺動する下部シール部42と、下部シール部42上方に突設した上部シール部41と、ステムD1外周下部に所定幅の上下動が可能に嵌合させるとともに、ステムD1外周下端部に突設した吐出弁座45とで吐出弁b2を構成する環状のピストンD3とで構成し、上下動部材Dの下方係止状態では、上部シール部41がポペット弁体C外周に液密嵌合してシリンダB内とステムD1内とを遮断し、上下動部材Dの上方係止状態では、下部シール部42がポペット弁体C外周に液密嵌合するとともに、ピストンD3が吐出弁座45に密接してシリンダB内とステムD1内とを遮断する如く構成した。
本発明の液体噴出ポンプは、上下動部材Dの最上昇位置及び最下降位置でそれぞれ係止が可能な係止機構を備えているため、開封前には最下降位置で上下動部材Dを係止しておけば、全体の大きさを小さい状態でしかも、不用意な液の漏出を防止できるものであり、また、一端開封した後にも上下動部材Dの最上昇位置での係止が可能であるため、無駄の液の噴出なしに係止状態とすることが出来利点がある。
また、案内筒12と、噴出ヘッドD2の周壁52との一方に縦溝x1を設け、他方に突部yを設けているため、シリンダB内のポンプ機構の種類の如何にかかわり無く適用できるため、汎用性に富んだものとなる。
溝部xを案内筒12外周に設け、前記突部yを噴出ヘッド周壁52の内面に嵌着した筒体13の内面に設けた場合には、溝部xが露出していて上下動部材Dの係止及び係止解除をより認識し易く、取り扱いが便利となる。また、筒体13に突部yを突設しているため、噴出ヘッド周壁52に直接突設した場合と比較して、突部yの形状及び突出幅等に選択の自由度が増加し、より安定した溝部xへの係合或いは溝部x内の移動が可能となる。
溝部xを噴出ヘッド周壁52に嵌着した筒体13の内周面に設け、前記突部yを案内筒12外周に突設した場合には、外部から溝部x及び突部yが見えない為、外観の優れたものとなる。また、筒体13に溝部xを凹設しているため、突部yの形状及び溝部xの凹み幅等に選択の自由度が増加し、より安定した突部yの係合或いは移動が可能となる。また、既存の噴出ヘッドD2に溝部xを凹設した筒体13を嵌着することにより形成できる利点もある。
上下動部材Dの上方及び下方係止状態でそれぞれシリンダB内とステムD1内とを遮断する遮断機構を設けた場合には、上下動部材Dが最上昇或いは最下降のいずれの位置で係止されていた場合も、容器体が倒れる等が生じても液が漏出する等の不都合を防止できるものである。
上記遮断機構を、シリンダB内下端部に設けた吸込み弁座21とで吸込み弁b1を形成した棒状のポペット弁体Cと、ステムD1の内周下部に突設してポペット弁体C外周を液密摺動する下部シール部42と、下部シール部42上方に突設した上部シール部41と、ステムD1外周下部に所定幅の上下動が可能に嵌合させるとともに、ステムD1外周下端部に突設した吐出弁座45とで吐出弁b2を構成する環状のピストンD3とで構成し、上下動部材Dの下方係止状態では、上部シール部41がポペット弁体C外周に液密嵌合してシリンダB内とステムD1内とを遮断し、上下動部材Dの上方係止状態では、下部シール部42がポペット弁体C外周に液密嵌合するとともに、ピストンD3が吐出弁座45に密接してシリンダB内とステムD1内とを遮断する如く構成した場合には、同様に液の漏出を防止できるとともに、構造が比較的簡単に形成できる利点も兼ね備えている。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は液体噴出ポンプ1の一例を示すもので、該液体噴出ポンプ1は、装着キャップAと、シリンダBと、ポペット弁体Cと、上下動部材Dとを備えている。
装着キャップAは、容器体100 の口頸部101 外周に嵌合させた装着筒10の上端より内方へフランジ状の頂壁11を延設し、頂壁11の内周縁より上方へ案内筒12を起立している。
シリンダBは上下端を開口した筒状をなし、上端縁より外方へフランジ20を延設している。また、下端部をテーパ状に形成し、そのテーパ状壁部分上面に吸込み弁座21を形成している。更に、吸込み弁座21上方のテーパ状壁部分上面からその上方の筒壁内面に亘り形成された支持リブ22を周方向複数突設しており、各支持リブ22にはコイルスプリングsを係止するための係止段部23を設けている。テーパ状壁部の下端部からは小径の嵌合筒部24を一体に垂設し、吸上げパイプ25の上端を嵌着している。吸上げパイプ25の下端は容器体100 下部に垂下させる。
そしてフランジ20を装着キャップ頂壁11下面に嵌合させ、支持部材26により嵌着固定している。支持部材26は、シリンダの内周上端部に嵌合させた下部筒部26a と、案内筒12の内周下端部に嵌着させた上部筒部26b と、両筒部間から外方へ突設してシリンダBのフランジ20と装着キャップ頂壁11との間に挟着させた環状の挟着用筒部26c で構成している。また、シリンダBは容器体100 内に垂下した状態でフランジ20下面と容器体口頸部101 上面との間にパッキン27を介在させて装着している。
また、シリンダB内下部にはポペット弁体Cを上下動可能に装着している。ポペット弁体Cは下部が大径の筒状部分で、上部が中実の棒状部分をなし、外周下端部に周方向複数の係合リブ30を突設しており、吸込み弁座21とで吸込み弁b1を形成している。また、筒状部分の下面が吸込み弁座21上に密接して吸込み弁b1が閉じた状態から、係合リブ30が前記支持リブ22上のコイルスプリングs下面に当接するまでの間の上下動が可能に装着されている。
上下動部材Dは、ステムD1と、噴出ヘッドD2と、ピストンD3とを備えている。
ステムD1は、上下端を開口した筒状をなし、外周下端部より突設した環状突部40の下面と、前記シリンダBの各係止段部23との間に介在させたコイルスプリングsによりシリンダB内に下部を挿入して上方付勢状態で押し込み可能に装着されている。ステムD1内周の上部所定位置には環状の上部シール部41を、内周下端部には環状の下部シール部42を、それぞれ突設している。下部シール部42は内周縁をポペット弁体C外周に液密且つ摺動可能に嵌合させており、また、上部シール部41は、図2に示す如く、上下動部材Dが最下降位置にある場合にはポペット弁体C外周上端部に液密に嵌合し、上下動部材Dが上昇するとその嵌合が外れる如く構成している。また、上部シール部41及び下部シール部42間のステムD1の下部には内外を連通する窓孔43を穿設しており、該窓孔43の上部外方に二重筒状の摺動用筒44を垂設している。尚、本例ではステムを二部材で構成している。
噴出ヘッドD2は、ステムD1の上端外周に嵌合させた縦筒50を頂板51の裏面より垂設し、頂板51の周縁部より周壁52を垂設している。周壁52は案内筒12の外周に上下動可能に垂設している。また、縦筒50の上部に基端を開口したノズル53を周壁52を貫通して前方へ突出し、その先端に噴出口54を開口している。
ピストンD3は、上下端をテーパ状に形成した外筒部60の上下端縁をシリンダB内周に液密摺動可能に嵌合させ、外筒部60のより環状連結部61を介して内筒部62を延設している。内筒部62の上端部はステムの摺動用筒44内周に液密摺動可能に嵌合させており、内筒部62下端と環状突部40上面に形成した吐出弁座45とで吐出弁b2を構成している。内筒部62下端が環状突部40上面に形成した吐出弁座45上に密接する状態から上部が摺動用筒44下端に係止されるまでの所定幅の上下動が可能に装着している。
液の噴出に当たっては、非係止状態で最上昇位置の上下動部材Dをコイルスプリングsの付勢力に抗して押し下げるとシリンダB内が加圧され、加圧液によりピストンD3をステムD1に対して相対的に上昇させて吐出弁b2を開き、窓孔43よりステムD1内を介し、縦筒50、ノズル53を経て噴出口54より噴出される。噴出ヘッドD2の押圧を解除すれば、コイルスプリングsの上方付勢力により上下動部材Dが上昇し、上昇後にピストンD3がステムD1に対して相対的に下降して吐出弁b2を閉じる。また、ポペット弁体Cは下部シール部42との摩擦力で上方へ引き上げられ、各係合リブ30がコイルスプリングsの下面に当接するまでの間引き上げられ、それ以降は下部シール部42がポペット弁体C外周を摺動する。ポペット弁体Cの上昇により吸込み弁b1が開き、また、上下動部材Dの上昇によりシリンダB内が負圧化することにより容器体100 内の液が吸上げパイプ25を介してシリンダB内に導入される。
上記液体噴出ポンプには上下動部材Dを係止する係止機構が設けられている。係止機構は、案内筒12の外面に設けた溝部xと、噴出ヘッドD2の周壁52内面に設けた突部yとで構成している。溝部xは、図3に示す如く、所定の長さを有する縦溝x1と、縦溝x1の上下端よりそれぞれ側方ヘ延設した上部横溝x2及び下部横溝x3とで構成しており、案内筒12の両側に一対設けている。突部yは噴出ヘッド周壁52の内面に嵌着固定した筒体13の下端部より突設したもので、溝部x内を移動可能な大きさに構成されている。尚、噴出ヘッド周壁52の内面から直接突設しても良い。
上部横溝x2は上下動部材Dが最上昇位置にある場合に、突部yと同レベルにあり、また、下部横溝x3は上下動部材Dが最下降位置にある場合に、突部yと同レベルにある如く配置している。最上昇位置にある上下動部材Dを回転させて突部yを上部横溝x2に嵌合することにより、上下動部材Dの押し下げが不能となる。この際、図1に示す如く、下部シール部42によるポペット弁体Cのシールと、ピストンD3により吐出弁b2の閉塞によりシリンダB内とステムD1内とは遮断されている。従って、容器体100 が倒れることがあっても液の漏出を防止できる。また、最下降位置にある上下動部材Dを回転させて突部yを下部横溝x3に嵌合することにより、上下動部材Dの上昇が不能となる。この際、図2に示す如く、上部シール部41がポペット弁体D外周に嵌合してシールし、シリンダB内とステムD1内とが遮断され、同様に容器体100 が倒れることがあっても液の漏出を防止できる。
尚、上記上部横溝x2及び下部横溝x3は、互いに相違する方向に延設されているが、同じ方向に延設することも当然可能であり、それが前後どちらの方向であっても良い。
図4乃至図7は他の例を示すもので、図1の例に於いて、溝部xを噴出ヘッドD2に、突部yを案内筒12に設けた例を示す。溝部xは、図7に示す如く、筒体13の内面に形成し、噴出ヘッドD2の内面に嵌着固定している。突部yは図6に示す如く、案内筒12の外周上端より一体に、対向位置に一対突設している。その他の構成は図1の例と同様であるため、同符号を付して説明を省略する。また、その作用も図1の例と同様であるため説明を省略する。
液体噴出ポンプの半断面図である。(実施例1) 液体噴出ポンプの半断面図である。(実施例1) 液体噴出ポンプの一部切欠要部拡大側面図である。(実施例1) 液体噴出ポンプの半断面図である。(実施例2) 液体噴出ポンプの一部切欠要部拡大側面図である。(実施例2) 装着キャップの要部拡大斜視図である。(実施例2) 溝部を形成した筒体の斜視図である。(実施例2)
符号の説明
1…液体噴出ポンプ
A…装着キャップ
10…装着筒,11…頂壁,12…案内筒,13…筒体,x…溝部,x1…縦溝,
x2…上部横溝,x3…下部横溝
B…シリンダ
20…フランジ,21…吸込み弁座,22…支持リブ,23…係止段部,24…嵌合筒部,
25…吸上げパイプ,26…支持部材,26a …下部筒部,26b …上部筒部,
26c …挟着用筒部,27…パッキン,s…コイルスプリング
C…ポペット弁体
30…係合リブ,b1…吸込み弁
D…上下動部材
D1…ステム
40…環状突部,41…上部シール部,42…下部シール部,43…窓孔,44…摺動用筒, 45…吐出弁座
D2…噴出ヘッド
50…縦筒,51…頂板,52…周壁,53…ノズル,54…噴出口,y…突部
D3…ピストン
60…外筒部,61…環状連結部,62…内筒部,b2…吐出弁

Claims (5)

  1. 上面に案内筒12を起立した容器体100 に装着するための装着キャップAと、容器体100 内に垂下するシリンダBと、シリンダB内を摺動するピストンD3から案内筒12内を挿通して上方に延設したステムD1の上端に噴出ヘッドD2を嵌着し、上方付勢状態で上下動可能に設けた上下動部材Dとを備え、上下動部材Dを上下動させることにより容器体100 内の液を噴出ヘッドD2の噴出口54より噴出する如く構成した液体噴出ポンプであって、上記案内筒12と、案内筒12外周を上下動する噴出ヘッドD2の周壁52との間に係止機構を設けてなり、該係止機構は、前記一方に設けるとともに、縦溝x1の上下端よりそれぞれ側方に係止用の上部横溝x2,下部横溝x3をそれぞれ延設した溝部xと、前記他方に設けるとともに、前記溝部x内を移動可能な突部yとで構成し、突部yが上部横溝x2内に係止された際には上下動部材Dの最上昇位置であり、突部yが下部横溝x3内に係止された際には上下動部材Dが最下降位置であることを特徴とする液体噴出ポンプ。
  2. 前記溝部xを案内筒12外周に設け、前記突部yを噴出ヘッド周壁52の内面に嵌着した筒体13の内面に設けた請求項1記載の液体噴出ポンプ。
  3. 前記溝部xを噴出ヘッド周壁52に嵌着した筒体13の内周面に設け、前記突部yを案内筒12外周に突設した請求項1記載の液体噴出ポンプ。
  4. 上下動部材Dの上方及び下方係止状態でそれぞれシリンダB内とステムD1内とを遮断する遮断機構を設けている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液体噴出ポンプ。
  5. 上記遮断機構を、シリンダB内下端部に設けた吸込み弁座21とで吸込み弁b1を形成した棒状のポペット弁体Cと、ステムD1の内周下部に突設してポペット弁体C外周を液密摺動する下部シール部42と、下部シール部42上方に突設した上部シール部41と、ステムD1外周下部に所定幅の上下動が可能に嵌合させるとともに、ステムD1外周下端部に突設した吐出弁座45とで吐出弁b2を構成する環状のピストンD3とで構成し、上下動部材Dの下方係止状態では、上部シール部41がポペット弁体C外周に液密嵌合してシリンダB内とステムD1内とを遮断し、上下動部材Dの上方係止状態では、下部シール部42がポペット弁体C外周に液密嵌合するとともに、ピストンD3が吐出弁座45に密接してシリンダB内とステムD1内とを遮断する如く構成した請求項4記載の液体噴出ポンプ。
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