JP3614593B2 - 液体噴出ポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液体噴出ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
液体噴出ポンプとして、例えば、容器体の口頚部外周に嵌合させた装着筒により下端を容器体内へ垂下させた状態でシリンダを固定させた固定吸引部と、上記シリンダ内面に外周縁を上下摺動可能に嵌合させた環状ピストンを下部外周に連係させたステムの上端を、固定吸引部上端中央の開口より上方付勢状態で上下動可能に突出させ、且つ、ステムの上端にノズル付き押し下げヘッドを嵌着固定した可動噴出部とを備え、この可動噴出部の上下動により容器体内の液を吸い上げてノズルより噴出する如く構成するとともに、上記可動噴出部を押し下げた状態で固定吸引部に螺着係止可能に構成してなるものが知られている。
【0003】
これらはまた、一般にそのシリンダ上部に容器体内と連通する外気導入孔を穿設している。これらの外気導入孔は、可動噴出部を上下動させて容器体内の液を噴出する際に、液の減少に伴って負圧化する容器体内に外気を導入するためのもので、ステム外面と固定吸引部上端開口縁部との隙間を通り、この外気導入孔を介して容器体内に外気が導入される様に構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種容器では、可動噴出部を押し下げて螺着係止させた状態では、外気導入孔を介してシリンダ内外が連通した状態となる。従って、誤って容器を倒す等すると容器体内の液が外気導入孔を介して環状ピストン上部のシリンダ内に侵入してしまい、その状態から容器を使用すると、ピストン上方に漏出した液が、ステムと固定吸引部上端開口縁部との隙間から外部へ漏出してしまうという不都合が生じる虞がある。
【0005】
また、この種ポンプを装着した容器を使用する場合には、例えば、浴室等の水場で使用する場合が多く、その際シャワー等によりステム外面と固定吸引部上端開口縁部との隙間からシリンダ内を介して外気導入孔より容器体内へ水が浸入する不都合を生じる虞がある。
【0006】
本発明は上記した点に鑑み、不使用時の可動噴出部押し下げ係止状態で容器を倒しても容器体内からシリンダ内への液の漏出がなく、また、使用時の水場での使用の際にも外気導入孔からの液の侵入を防止でき、しかも、従来容器と比較して大幅な構造の変化を伴わずに容易に製造できる液体噴出ポンプを提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本請求項1発明の液体噴出ポンプは上記課題を解決するため、容器体2の口頚部3外周に嵌合させた装着筒4により容器体内に下端を垂下させた状態でシリンダ5を固定させてなる固定吸引部Aと、該固定吸引部内面に摺動可能に嵌合させた環状ピストン6を外面下部に連係させて上方付勢状態で上下動可能に設けたステム7の上端に押し下げヘッド8を嵌着固定した可動噴出部Bとを備え、該可動噴出部の上下動により容器体内の液を吸い上げてヘッドの噴出口より噴出する如く構成するとともに、可動噴出部を押し下げた状態で固定吸引部に係止可能に構成してなる液体噴出ポンプに於いて、上記固定吸引部Aが、シリンダ5上端外周に嵌合させた嵌合筒13を下面より垂設したリング状頂板14内周縁部よりシリンダ上端部と離間させて螺筒15を垂設してなるリングキャップ9を備えた固定吸引部Aであり、上記シリンダ上部に容器体内と連通させる外気導入孔aを穿設するとともに、該導入孔上方のシリンダ内面に一端を開口した通気路bの他端開口を外部と連通させ、上記シリンダ内面に嵌合させることにより外周面上下方向中央部に環状空隙dを周形成する環状閉塞部21外周面をシリンダ内面上部に摺動可能に嵌合させるとともに、該環状閉塞部21内周縁部にリング状基部18を延設した閉塞部材Cを上下動可能に設け、上記可動噴出部Bが最下降の係止状態に移行する際に可動噴出部上部に設けた下向き段部19により閉塞部材Cが押し下げられて上記外気導入孔aのみの閉塞状態に移行するとともに、可動噴出部が最上昇状態に移行する際に可動噴出部下部に設けた上向き段部20により閉塞部材が押し上げられて上記環状空隙dを介する外気導入孔a及び通気路bの連通状態に移行し、且つ、該状態でリング状基部18上面部と上記螺筒15下端部とを凹凸係合手段を介して離脱可能に係合させる如く構成してなることを特徴とする液体噴出ポンプとして構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
本発明の液体噴出ポンプ1は、容器体2の口頚部3外周に嵌合させた装着筒4により容器体内に下端を垂下させた状態でシリンダ5を固定した固定吸引部Aと、上記シリンダ内面に摺動可能に嵌合させた環状ピストン6を外面下部に連係させて上方付勢状態で上下動可能に設けたステム7の上端に押し下げヘッド8を嵌着固定した可動噴出部Bとを備え、該可動噴出部の上下動により容器体内の液を吸い上げてヘッドの噴出口より噴出する如く構成するとともに、可動噴出部を押し下げた状態で固定吸引部に係止可能に構成してなる所謂押し下げヘッド式の液体噴出ポンプを改良したものである。
【0009】
本発明では、この種従来ポンプに於いて、上記固定吸引部Aが、シリンダ5上端に嵌着固定させた特殊構成のリングキャップ9を備えた固定吸引部Aであり、また、上記シリンダ5上部に容器体2内と連通させる外気導入孔aを穿設するとともに、該導入孔上方のシリンダ内面に一端を開口した通気路bの他端開口を外部と連通させる如く構成している。更に、特殊構成の閉塞部材Cを設けて、上記外気導入孔a及び通気路bの開閉操作を行う如く構成している。
【0010】
この閉塞部材Cを設けることにより、可動噴出部Bの押し下げ係止状態ではシリンダ5の外気導入孔aが閉塞されて容器体2内からシリンダ内への不都合な液の漏出を防止し、また、使用時の可動噴出部B最上昇状態及び液を噴出させるために可動噴出部を上下動させる際には外気導入孔aと通気路bとを連通させ、通気路bと外気導入孔aを介して負圧化した容器体内へ外気を導入する如く構成している。
【0011】
図1及び図2に示す実施例では、シリンダ5上部外面より、パッキン等を介して容器体口頚部上面に載置するためのフランジ10を突設し、また、シリンダ5上端部内面を段部を介して外方へ凹ませた肉薄部分に形成し、この肉薄部分内面に、周方向多数の縦突条を縦設するとともに、上記フランジ10上方の筒壁外面にリングキャップ9を抜け出し不能に係止させるための係合突条を突周設させている。
【0012】
また、上記リングキャップ9は、シリンダ5の筒壁上端外周に嵌合させた嵌合筒13をリング状の頂板14裏面より垂設するとともに、頂板14内周縁部にシリンダ上端部と離間させて螺筒15を垂設させている。また、頂板14外周縁より周壁を垂設している。また、上記嵌合筒13内面下部に上記係合突条と係合する係合凹溝を形成して抜け出しの不能を図るとともに、螺筒15外側面上部に上記縦突条と係合する周方向複数の縦突条を突設して回動防止を図っている。
【0013】
また、フランジ10下方のシリンダ上部に外気導入孔aを穿設するとともに、フランジ10上方のシリンダ上部で、上記螺筒15とシリンダとの隙間に一端を開口して通気路bを穿設している。尚、上記外気導入孔a及び通気路bは一個所ずつ設けても、複数ずつ設けてもよい。
【0014】
上記閉塞部材Cは、弾力性のある合成樹脂或いはエラストマー等により形成し、上記シリンダ内面に嵌合させることにより外周面上下方向中央部に環状空隙dを周形成する環状閉塞部17外周面をシリンダ内面上部に摺動可能に嵌合させるとともに、該環状閉塞部17内周縁部にリング状基部18を延設して上下動可能に構成している。
【0015】
また、この閉塞部材Cは、上記可動噴出部Bが最下降の係止状態に移行する際に可動噴出部上部に設けた下向き段部19により押し下げられて上記外気導入孔aのみの閉塞状態に移行するとともに、可動噴出部が最上昇状態に移行する際に可動噴出部下部に設けた上向き段部20により押し上げられて上記環状空隙dを介する外気導入孔a及び通気路bの連通状態に移行し、且つ、該状態でリング状基部18上面部と上記螺筒15下端部とを凹凸係合手段を介して離脱可能に係合する如く構成している。
【0016】
上記凹凸係合手段として種々の方法が採用でき、例えば、摺接面相互に形成した突条と凹溝による係合,或いは上下方向に形成した凹溝とそれに密嵌する突部による係合等が挙げられる。本実施例に於いて閉塞部材Cは、そのリング状基部18上面外側縁より、内面に係合凹溝を周設した係合筒部21を立設し、また、上面内側縁より押圧用の環状突部22を立設して構成している。また、上記螺筒15下端部は、内面が螺条内面と同一面をなす薄肉に形成した嵌合部15a に形成して、該嵌合部15a の外面に上記係合凹溝と係合する小突条を突周設している。そして、本実施例では上記係合凹溝と小突条の係合、及び、上記係合筒部21と環状突部22間の環状凹部と上記嵌合部15a との密嵌、との両凹凸係合手段を採用している。
【0017】
また、上記押し下げヘッド8は、ステムの上端に嵌着した縦筒23を頂壁24裏面中央部より垂設するとともに、縦筒23上部に基端を開口したノズル25を前方へ噴出可能に突出させて構成しており、上記縦筒23外面上部に周設した螺条を上記螺筒15内面に螺着することで、押し下げ状態の可動噴出部Bを固定吸引部Aに係止可能に構成している。
【0018】
また、押し下げヘッド8の縦筒23下面を下向き段部19として構成して閉塞部材Cの上記環状突部22上面を押し下げ可能に構成するとともに、ステム7の外面下部所定位置に上向き段部20を形成して閉塞部材Cのリング状基部18下面を押し上げ可能に構成している。
【0019】
そして、可動噴出部Bの最上昇状態から可動噴出部Bを押し下げて固定吸引部Aに螺着係止させる際には、上記下向き段部19がリング状基部18の環状突部22上面を押し下げ、図2に示す如く、環状閉塞部17が外気導入孔aのみを閉塞する位置まで押し下げられる。また、上記状態から螺着を解除して上方付勢力により可動噴出部Bを最上昇位置まで上昇させる際には、上記上向き段部20がリング状基部18下面を押し上げ、図1に示す如く、リング状基部18上の係合筒部21及び環状突部22間に螺筒15の嵌合部15a が嵌着係止されるまで押し上げられる。この際、外気導入孔aと通気路bの開口が上記環状空隙dを介して連通し、その結果、容器体内と外部が連通する如く構成している。
【0020】
また、液体噴出の際の可動噴出部Bの上下動時には上記下向き段部19がリング状基部18と当接しない様な可動噴出部Bのストロークで良好な液の噴出が可能に構成している。
【0021】
以下、本実施例に於けるその他の部分を説明しておく。
シリンダ5内下部には吸い込み弁26を設け、その下方に上端を嵌着したパイプ27を容器体内下端部に垂下させる。
【0022】
装着筒4は、その上端より内方へ取り付け用のフランジを突設して構成し、該フランジをシリンダの上記フランジ10の上面に回動可能に嵌合させ、また、リングキャップ9の上記嵌合筒13により抜け出しの防止を図り、シリンダに対して回動可能に設けている。
【0023】
上記ステム7は、シリンダ内と連通してその中の液をその上方の押し下げヘッド8に導入させるための導管で、上下端を開口した筒状をなし、その下端部にコイルスプリンク28を介在させて常時上方へ付勢させ、その上端をリングキャップ9上方に上下動可能に突出させている。また、内部上方には吐出弁29を設けている。
【0024】
上記の如く構成したポンプ1の使用方の一例に付いて説明すると、保管,運搬等の不使用時には、図2に示す如き可動噴出部Bを螺着係止した状態にしておく。この際、閉塞部材Cの環状閉塞部17が外気導入孔aのみを閉塞している。また、使用する時は、押し下げヘッド8を回動させて螺着を外し、コイルスプリンク28の上方付勢力により上昇させる。この際、リング状基部18の下面に可動噴出部の上向き段部20が当接係止して押し上げ、環状閉塞部17の環状空隙dを介して外気導入孔aと通気路b一端開口とが連通し、容器体内と外部が連通する。次いで可動噴出部を何回か上下動させて初期作動を行い、シリンダ内に容器体内の液を導入して準備を整える。この際、閉塞部材Cは押し上げられた最上方位置に止まっている。次いで押し下げヘッドを押し下げると、シリンダ内の加圧液が吐出弁29を開いてステム7を通りノズル25より噴出する。次いでヘッドの押圧を解除するとコイルスプリンク28の作用で可動噴出部Bが上昇し、シリンダ内が負圧化するため吐出弁29が閉じ、容器体内の液が吸い込み弁26を開いて導入され、また、負圧化した容器体内へ外気が導入される。
【0025】
再び押し下げヘッド8を螺着係止する場合には、ヘッドの下向き段部19が閉塞部材Cの環状突部22上面を押し下げて元の外気導入孔aのみの閉塞状態となる。
【0026】
尚、上記各部材は主として合成樹脂により形成され、必要に応じて金属或いは柔軟性のあるエラストマー等を併用することも可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明トリガー式液体噴出ポンプは、既述構成としたことにより、特に、シリンダ5上端外周に嵌合させた嵌合筒13を下面より垂設したリング状頂板14内周縁部よりシリンダ上端部と離間させて螺筒15を垂設してなるリングキャップ9を備えた固定吸引部Aを有し、上記シリンダ上部に容器体内と連通させる外気導入孔aを穿設するとともに、該導入孔上方のシリンダ内面に一端を開口した通気路bの他端開口を外部と連通させ、上記シリンダ内面に嵌合させることにより外周面上下方向中央部に環状空隙dを周形成する環状閉塞部21外周面をシリンダ内面上部に摺動可能に嵌合させるとともに、該環状閉塞部21内周縁部にリング状基部18を延設した閉塞部材Cを上下動可能に設け、上記可動噴出部Bが最下降の係止状態に移行する際に可動噴出部上部に設けた下向き段部19により閉塞部材Cが押し下げられて上記外気導入孔aのみの閉塞状態に移行するとともに、可動噴出部が最上昇状態に移行する際に可動噴出部下部に設けた上向き段部20により閉塞部材が押し上げられて上記環状空隙dを介する外気導入孔a及び通気路bの連通状態に移行し、且つ、該状態でリング状基部18上面部と上記螺筒15下端部とを凹凸係合手段を介して離脱可能に係合する如く構成したので、不使用時に可動噴出部を押し下げた状態でコンパクトに係止させおく場合に、誤って容器を倒すこと等があっても、容器体内からシリンダ内への液の漏出が無く、その結果、使用時に固定吸引部の上端開口から液が漏出する不都合を生じる虞は無い。
【0028】
また、外気導入路は上記閉塞部材により閉塞された状態であるため、シャワー等によりステムと固定吸引部上端開口縁部との隙間から水が浸入することがあっても、容器体内への水の浸入は確実に阻止でき、収納液が希釈される等の不都合を生じる虞はない。
【0029】
また、使用時には、閉塞部材の環状空隙により通気路と外気導入路とを完全に連通させることができ、一端開口部を閉塞する弁板を空気圧により開いて連通させるものと比較して外気の導入をより確実に行えるものである。
【0030】
また、可動噴出部の押し下げ係止時或いは押し下げ係止状態からの可動噴出部の上方付勢力による上昇時に、自動的に外気導入孔と通気路との連通,非連通状態の変換を行えるため、取り扱い上も極めて便利である。
【0031】
また、最上昇位置に押し上げられた閉塞部材は、凹凸係合手段を介して係合させているので、液噴出のための可動噴出部の上下動の際にステムと摺動して不用意に押し下げられるという虞がなく、また、液の浸入を防止する目的でステムとリング状基部内面とを比較的密に形成してしても、上記不用意な押し下げの虞が極めて少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明液体噴出ポンプの一実施例を示す縦断面図である。
【図2】同実施例の可動噴出部の押し下げ係止状態の縦断面図である。
【符号の説明】
2…容器体,3…口頚部,4…装着筒,5…シリンダ,6…環状ピストン,
7…ステム,8…押し下げヘッド,15…螺筒,17…環状閉塞部,
18…リング状基部,19…下向き段部,20…上向き段部,A…固定吸引部,
B…可動噴出部,C…閉塞部材,a…外気導入孔,b…通気路,
d…環状空隙
Claims (1)
- 容器体2の口頚部3外周に嵌合させた装着筒4により容器体内に下端を垂下させた状態でシリンダ5を固定させてなる固定吸引部Aと、該固定吸引部内面に摺動可能に嵌合させた環状ピストン6を外面下部に連係させて上方付勢状態で上下動可能に設けたステム7の上端に押し下げヘッド8を嵌着固定した可動噴出部Bとを備え、該可動噴出部の上下動により容器体内の液を吸い上げてヘッドの噴出口より噴出する如く構成するとともに、可動噴出部を押し下げた状態で固定吸引部に係止可能に構成してなる液体噴出ポンプに於いて、上記固定吸引部Aが、シリンダ5上端外周に嵌合させた嵌合筒13を下面より垂設したリング状頂板14内周縁部よりシリンダ上端部と離間させて螺筒15を垂設してなるリングキャップ9を備えた固定吸引部Aであり、上記シリンダ上部に容器体内と連通させる外気導入孔aを穿設するとともに、該導入孔上方のシリンダ内面に一端を開口した通気路bの他端開口を外部と連通させ、上記シリンダ内面に嵌合させることにより外周面上下方向中央部に環状空隙dを周形成する環状閉塞部21外周面をシリンダ内面上部に摺動可能に嵌合させるとともに、該環状閉塞部21内周縁部にリング状基部18を延設した閉塞部材Cを上下動可能に設け、上記可動噴出部Bが最下降の係止状態に移行する際に可動噴出部上部に設けた下向き段部19により閉塞部材Cが押し下げられて上記外気導入孔aのみの閉塞状態に移行するとともに、可動噴出部が最上昇状態に移行する際に可動噴出部下部に設けた上向き段部20により閉塞部材が押し上げられて上記環状空隙dを介する外気導入孔a及び通気路bの連通状態に移行し、且つ、該状態でリング状基部18上面部と上記螺筒15下端部とを凹凸係合手段を介して離脱可能に係合させる如く構成してなることを特徴とする液体噴出ポンプ。
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