JPS62283014A - 自動車の換気装置 - Google Patents
自動車の換気装置Info
- Publication number
- JPS62283014A JPS62283014A JP61126684A JP12668486A JPS62283014A JP S62283014 A JPS62283014 A JP S62283014A JP 61126684 A JP61126684 A JP 61126684A JP 12668486 A JP12668486 A JP 12668486A JP S62283014 A JPS62283014 A JP S62283014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- door
- opened
- closed
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims abstract description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 8
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 5
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/24—Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant
- B60H1/248—Air-extractors, air-evacuation from the vehicle interior
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
この発明は、ドアの閉鎖時に単室の内部圧力を車室外に
逃がして、前記ドアの閉鎖を行い易いようにした自動車
の換気装置に関する。
逃がして、前記ドアの閉鎖を行い易いようにした自動車
の換気装置に関する。
(従来の技術)
従来この種換気装置は、例えば実開昭59−27907
号公報に開示され、かつ第3図に示したごとく、自動車
のボディ(B)に、車室内と車室外とを連通ずる通気口
(■()を形成した通気ケース(C)を取付けると共に
、該通気ケース(C)の内部で前記通気口(K)の中間
部位に、支持ブラケット(BK)を設けて、この支持ブ
ラケット(BK)に薄肉部材から成る弁体(5)の−側
をピン(P)を介して開閉可能に支持するようにしてい
る。
号公報に開示され、かつ第3図に示したごとく、自動車
のボディ(B)に、車室内と車室外とを連通ずる通気口
(■()を形成した通気ケース(C)を取付けると共に
、該通気ケース(C)の内部で前記通気口(K)の中間
部位に、支持ブラケット(BK)を設けて、この支持ブ
ラケット(BK)に薄肉部材から成る弁体(5)の−側
をピン(P)を介して開閉可能に支持するようにしてい
る。
斯くして自動車ドアの閉鎖時で、前記車室の内部圧力が
高くなったとき、第3図の仮想線で示すごとく、前記弁
体(5)を外方に湾曲させて前記通気口(K)を開放し
、該通気口(K)から前記車室の内部圧力を車室外に逃
がして、前記ドアの閉動作を行い易いようにしている。
高くなったとき、第3図の仮想線で示すごとく、前記弁
体(5)を外方に湾曲させて前記通気口(K)を開放し
、該通気口(K)から前記車室の内部圧力を車室外に逃
がして、前記ドアの閉動作を行い易いようにしている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで以上のごとき換気装置では、前記弁体(5)の
シールが不確実で、長期使用に伴い前記通気口(K)か
ら車室外部の塵埃や騒音などが車室内に侵入したりする
などの問題があった。
シールが不確実で、長期使用に伴い前記通気口(K)か
ら車室外部の塵埃や騒音などが車室内に侵入したりする
などの問題があった。
本発明は以上のごとき問題に鑑みて成したもので、その
目的は、前記通気口に設ける前記弁体を、自動車のドア
に連動して確実に開閉動作させることにより、車室外部
の塵埃や騒音などが車室内に侵入したりするのを確実に
阻止することができる自動車の換気装rを提供すること
にある。
目的は、前記通気口に設ける前記弁体を、自動車のドア
に連動して確実に開閉動作させることにより、車室外部
の塵埃や騒音などが車室内に侵入したりするのを確実に
阻止することができる自動車の換気装rを提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の換気装置は、第1図に示すごとく構成したもの
で、自動車における車室内と車室外とを連通ずる通気口
(3)を形成して、この通気口(3)に該通気口(3)
を開閉する弁体(5)を設け、該弁体(5)を開方向に
付勢させると共に、この弁体(5)とドア(2)との間
に、該ドア(2)の閉鎖に伴い前記弁体(5)を弾性体
(7)を介して閉方向に動作させる連動手段(8)を設
ける一方、前記弁体(5)に、前記連動手段(8)によ
る該弁体(5)の閉動作に遅れを与える遅延手段(9)
を設けたことを特徴とするものである。
で、自動車における車室内と車室外とを連通ずる通気口
(3)を形成して、この通気口(3)に該通気口(3)
を開閉する弁体(5)を設け、該弁体(5)を開方向に
付勢させると共に、この弁体(5)とドア(2)との間
に、該ドア(2)の閉鎖に伴い前記弁体(5)を弾性体
(7)を介して閉方向に動作させる連動手段(8)を設
ける一方、前記弁体(5)に、前記連動手段(8)によ
る該弁体(5)の閉動作に遅れを与える遅延手段(9)
を設けたことを特徴とするものである。
(作用)
しかして前記ドア(2)の開放時に、前記連動手段(8
)により前記弁体(5)が開動作されるのであり、また
前記ドア(2)の閉鎖時に前記弁体(5)は、前記遅延
手段(9)により前記ドア(2)の閉動作に対し一定時
間遅れて閉動作され、つまり前記ドア(2)が閉鎖され
ても前記弁体(5)は、閉鎖されることなく一定時間開
放杖態に保持され、この後一定時間が経過した時点で前
記弁体(5)の閉鎖が行われるのであり、従って前記ド
ア(2)の閉鎖時に、前記弁体(5)で開放状態に保持
された前記通気口(3)から前記車室内の内部圧力が外
部に逃がされて、前記ドア(2)の閉動作が容易に行わ
れるのである。斯くのごとく前記ドア(2)に連動して
、前記弁体(5)の開閉動作を行うことにより、該弁体
(5)の作動が確実に行われて、前記車室内への塵埃や
騒音の侵入が阻止されるのである。
)により前記弁体(5)が開動作されるのであり、また
前記ドア(2)の閉鎖時に前記弁体(5)は、前記遅延
手段(9)により前記ドア(2)の閉動作に対し一定時
間遅れて閉動作され、つまり前記ドア(2)が閉鎖され
ても前記弁体(5)は、閉鎖されることなく一定時間開
放杖態に保持され、この後一定時間が経過した時点で前
記弁体(5)の閉鎖が行われるのであり、従って前記ド
ア(2)の閉鎖時に、前記弁体(5)で開放状態に保持
された前記通気口(3)から前記車室内の内部圧力が外
部に逃がされて、前記ドア(2)の閉動作が容易に行わ
れるのである。斯くのごとく前記ドア(2)に連動して
、前記弁体(5)の開閉動作を行うことにより、該弁体
(5)の作動が確実に行われて、前記車室内への塵埃や
騒音の侵入が阻止されるのである。
(実施例)
以下本発明にかかる自動車の換気装置を図面の実施例に
よって説明する。
よって説明する。
図中、(1)は自動車ボディ(B)に設けたピラーであ
って、該ピラー(1)の近くに、インナーパネル(21
)とアウターパネル(22)とから成るドア(2)を開
閉可能に設けており、これら両パネル(21)(22)
の内部空間に、前記ドア(2)に形成する水抜孔などを
利用して、車室内を車室外に連通ずる通気口(3)を形
成している。
って、該ピラー(1)の近くに、インナーパネル(21
)とアウターパネル(22)とから成るドア(2)を開
閉可能に設けており、これら両パネル(21)(22)
の内部空間に、前記ドア(2)に形成する水抜孔などを
利用して、車室内を車室外に連通ずる通気口(3)を形
成している。
しかして前記ドア(2)におけるインナーパネル(21
)の一部に、内部に前記通気口(3)に開口する通孔(
41)をもち、かつ内端面に弁座(42)を形成した筒
状ケース(4)を取付け、該ケース(4)の前記通孔(
41)及び前記ドア(2)の通気口(3)を介して前記
車室内を車室外に連通させるごとくなすと共に、前記通
気口(3)の内部で前記ケース(4)の弁座(42)近
くに、該弁座(42)に当接して前記通気口(3)を閉
鎖する板吠の弁体(5)を配置する一方、この弁体(5
)と前記ケース(4)の外壁との間にスプリング(6)
を介装させて、該スプリング(6)により前記弁体(5
)を常に開方向に付勢させるごとくなす。
)の一部に、内部に前記通気口(3)に開口する通孔(
41)をもち、かつ内端面に弁座(42)を形成した筒
状ケース(4)を取付け、該ケース(4)の前記通孔(
41)及び前記ドア(2)の通気口(3)を介して前記
車室内を車室外に連通させるごとくなすと共に、前記通
気口(3)の内部で前記ケース(4)の弁座(42)近
くに、該弁座(42)に当接して前記通気口(3)を閉
鎖する板吠の弁体(5)を配置する一方、この弁体(5
)と前記ケース(4)の外壁との間にスプリング(6)
を介装させて、該スプリング(6)により前記弁体(5
)を常に開方向に付勢させるごとくなす。
また前記ドア(2)の内部には、該ドア(2)の閉動作
に伴い前記弁体(5)を弾性体(7)を介して閉方向に
動作させる連動手段(8)を設けるのである。
に伴い前記弁体(5)を弾性体(7)を介して閉方向に
動作させる連動手段(8)を設けるのである。
前記連動手段(8)は、前記ケース(4)の内面側に前
記通気口(3)の内方に向けて突設した取付ブラケット
(81)と、この取付ブラケット(81)に枢支軸(8
2)を介して揺動自由に支持した作動アーム(83)と
、該作動アーム(83)の長さ方向−側に連結され、前
記ドア(2)のインナーパネル(21)に形成した通孔
(21a)から外方に向けて突出する突杆(84)とか
ら成り、前記ドア(2)の開閉動作に伴い、前記突杆(
84)を前記ピラー(1)の外周端縁部(11)に離合
、当接させることにより、前記作動アーム(83)を前
記枢支軸(82)を中心に揺動させるごとくなす。
記通気口(3)の内方に向けて突設した取付ブラケット
(81)と、この取付ブラケット(81)に枢支軸(8
2)を介して揺動自由に支持した作動アーム(83)と
、該作動アーム(83)の長さ方向−側に連結され、前
記ドア(2)のインナーパネル(21)に形成した通孔
(21a)から外方に向けて突出する突杆(84)とか
ら成り、前記ドア(2)の開閉動作に伴い、前記突杆(
84)を前記ピラー(1)の外周端縁部(11)に離合
、当接させることにより、前記作動アーム(83)を前
記枢支軸(82)を中心に揺動させるごとくなす。
また前記弾性体(7)としては、前記弁体(5)を開方
向に付勢する前記スプリング(6)よりも張力入とした
コイルばね(7)を用い、該コイルばね(7)を前記弁
体(5)と前記作動アーム(83)の長さ方向他端側と
に介装させ、前記ドア(2)の閉鎖時で、前記突杆(8
4)が前記ピラー(1)の外周端縁部(11)に当接さ
れ、前記作動アーム(83)が時計方向に揺動されたと
き、前記スプリング(6)に抗して前記コイルばね(7
)により前記弁体(5)を閉方向に動作させるごとくな
し、また前記ドア(2)の開放時で、前記突杆(84)
が前記ピラー(1)の外周端縁部(11)から離合され
たとき、前記作動アーム(83)を反時計方向に揺動さ
せて、前記コイルばね(7)をフリー状態となし、前記
スプリング(6)により前記弁体(5)を開方向に動作
させるごと(なすのである。
向に付勢する前記スプリング(6)よりも張力入とした
コイルばね(7)を用い、該コイルばね(7)を前記弁
体(5)と前記作動アーム(83)の長さ方向他端側と
に介装させ、前記ドア(2)の閉鎖時で、前記突杆(8
4)が前記ピラー(1)の外周端縁部(11)に当接さ
れ、前記作動アーム(83)が時計方向に揺動されたと
き、前記スプリング(6)に抗して前記コイルばね(7
)により前記弁体(5)を閉方向に動作させるごとくな
し、また前記ドア(2)の開放時で、前記突杆(84)
が前記ピラー(1)の外周端縁部(11)から離合され
たとき、前記作動アーム(83)を反時計方向に揺動さ
せて、前記コイルばね(7)をフリー状態となし、前記
スプリング(6)により前記弁体(5)を開方向に動作
させるごと(なすのである。
更に前記弁体(5)には、前記連動手段(8)による閉
動作に遅れを与える遅延手段(9)を設けるのであり、
この遅延手段(9)としては、例えば蛇腹状の周壁をも
ち、該周壁に小径の開口(91)を形成した袋状のゴム
ブーツ(92)を使用し、このゴムブーツ(92)を前
記弁体(5)と前記ケース(4)の外壁との間に介装さ
せると共に、前記ゴムブーツ(92)の内部に前記スプ
リング(6)を設けて、該スプリング(6)と前記ゴム
ブーツ(92)の弾性力により、前記弁体(5)に開方
向の付勢力を付与させるごとくなすのである。
動作に遅れを与える遅延手段(9)を設けるのであり、
この遅延手段(9)としては、例えば蛇腹状の周壁をも
ち、該周壁に小径の開口(91)を形成した袋状のゴム
ブーツ(92)を使用し、このゴムブーツ(92)を前
記弁体(5)と前記ケース(4)の外壁との間に介装さ
せると共に、前記ゴムブーツ(92)の内部に前記スプ
リング(6)を設けて、該スプリング(6)と前記ゴム
ブーツ(92)の弾性力により、前記弁体(5)に開方
向の付勢力を付与させるごとくなすのである。
斯くして前記ドア(2)の閉鎖時で、前記連動手段(8
)の作動アーム(83)により前記コイルばね(7)を
介して前記弁体(5)が閉動作されるとき、該弁体(5
)に前記スプリング(6)とゴムブーツ(92)とによ
り前記コイルばね(7)に抗する開方向の抗力を付与し
、このコイルばね(7)による前記弁体(5)の閉動作
に時間的な遅れを与え、前記ドア(2)が閉鎖されて一
定時間が経過するまでは、前記ドア(2)の通気口(3
)を開放状態に保持して、該通気口(3)から前記車室
の内部圧力を車室外に逃がし、前記ドア(2)の閉動作
を容易に行うごとくなすのであり、また該ドア(2)の
閉鎖後一定時間が経過した時点で、前記コイルばね(7
)が前記スプリング(6)とゴムブーツ(92)との抗
力に打ち勝って、前記弁体(5)が前記通気口(3)を
閉鎖するごとくなすのである。
)の作動アーム(83)により前記コイルばね(7)を
介して前記弁体(5)が閉動作されるとき、該弁体(5
)に前記スプリング(6)とゴムブーツ(92)とによ
り前記コイルばね(7)に抗する開方向の抗力を付与し
、このコイルばね(7)による前記弁体(5)の閉動作
に時間的な遅れを与え、前記ドア(2)が閉鎖されて一
定時間が経過するまでは、前記ドア(2)の通気口(3
)を開放状態に保持して、該通気口(3)から前記車室
の内部圧力を車室外に逃がし、前記ドア(2)の閉動作
を容易に行うごとくなすのであり、また該ドア(2)の
閉鎖後一定時間が経過した時点で、前記コイルばね(7
)が前記スプリング(6)とゴムブーツ(92)との抗
力に打ち勝って、前記弁体(5)が前記通気口(3)を
閉鎖するごとくなすのである。
次に以上のごとく構成した換気装置の作用について説明
する。
する。
先ず前記ドア(2)を閉鎖状態から開動作するときには
、第2図の仮想線位置から実線で示すごとく、前記連動
手段(8)の突杆(84)が前記ピラー(1)の外周端
縁部(11)から離合されて、前記作動アーム(83)
がフリー状態となり、これに伴い該作動アーム(83)
と前記弁体(5)との間に介装する前記コイルばね(7
)もフリー状態となって、前記弁体(5)が前記スプリ
ング(6)とゴムブーツ(92)の張力により開動作さ
れ、前記ケース(4)の通孔(41)及び前記ドア(2
)の通気口(3)を介して前記車室内部が車室外部に開
放されるのである。
、第2図の仮想線位置から実線で示すごとく、前記連動
手段(8)の突杆(84)が前記ピラー(1)の外周端
縁部(11)から離合されて、前記作動アーム(83)
がフリー状態となり、これに伴い該作動アーム(83)
と前記弁体(5)との間に介装する前記コイルばね(7
)もフリー状態となって、前記弁体(5)が前記スプリ
ング(6)とゴムブーツ(92)の張力により開動作さ
れ、前記ケース(4)の通孔(41)及び前記ドア(2
)の通気口(3)を介して前記車室内部が車室外部に開
放されるのである。
次に前記ドア(2)の閉鎖時には、第1図の実線で示し
たごと(、前記連動手段(8)の突杆(84)が前記ピ
ラー(1)の外周端縁部(11)に当接されて、前記作
動アーム(83)が前記枢支軸(82)を中心に時計方
向に揺動され、これに伴い前記作動アーム(83)と前
記弁体(5)との間に介装する前記コイルばね(7)に
より、前記弁体(5)が閉方向に動作されるのである。
たごと(、前記連動手段(8)の突杆(84)が前記ピ
ラー(1)の外周端縁部(11)に当接されて、前記作
動アーム(83)が前記枢支軸(82)を中心に時計方
向に揺動され、これに伴い前記作動アーム(83)と前
記弁体(5)との間に介装する前記コイルばね(7)に
より、前記弁体(5)が閉方向に動作されるのである。
このとき前記弁体(5)には、前記スプリング(6)
と前記ゴムブーツ(92)とによる抗力が付与されるた
め、前記ドア(2)の閉動作に対し前記弁体(5)の閉
動作に時間的な遅延が生じ、つまり前記ドア(2)が閉
鎖された後、前記ゴムブーツ(92)内の空気が前記開
口(91)から所定量排出されるまでの一定時間が経過
するまでは、前記弁体(5)が開放状態に保持されて、
この弁体(5)による前記通気口(3)の開放で、前記
車室の内部圧力が車室外部に逃がされ、前記ドア(2)
の閉動作が容易に行われるのである。
と前記ゴムブーツ(92)とによる抗力が付与されるた
め、前記ドア(2)の閉動作に対し前記弁体(5)の閉
動作に時間的な遅延が生じ、つまり前記ドア(2)が閉
鎖された後、前記ゴムブーツ(92)内の空気が前記開
口(91)から所定量排出されるまでの一定時間が経過
するまでは、前記弁体(5)が開放状態に保持されて、
この弁体(5)による前記通気口(3)の開放で、前記
車室の内部圧力が車室外部に逃がされ、前記ドア(2)
の閉動作が容易に行われるのである。
また前記ドア(2)の閉鎖後一定時間が経過したとき、
第1図の仮想線に示すごとく、前記コイルばね(7)が
前記スプリング(6)とゴムブーツ(92)との張力に
打ち勝って、前記弁体(5)が前記ケース(4)の弁座
(42)に当接して、前記通気口(3)が閉鎖されるの
である。
第1図の仮想線に示すごとく、前記コイルばね(7)が
前記スプリング(6)とゴムブーツ(92)との張力に
打ち勝って、前記弁体(5)が前記ケース(4)の弁座
(42)に当接して、前記通気口(3)が閉鎖されるの
である。
以上説明した実施例では、前記換気装置を前記ドア(2
)の内部に設けたが、前記換気装置は前記ピラー(1)
側に設けることもできる。
)の内部に設けたが、前記換気装置は前記ピラー(1)
側に設けることもできる。
尚、図中(10)は前記ドア(2)とピラー(1)との
間に介装させたゴムシールである。
間に介装させたゴムシールである。
(発明の効果)
以上説明したごとく本発明にかかる自動車の換気装置で
は、自動車における車室内と車室外とを連通ずる通気口
(3)を形成して、この通気口(3)に該通気口(3)
を開閉する弁体(5)を設け、該弁体(5)を開方向に
付勢させると共に、この弁体(5)とドア(2)との間
に、該ドア(2)の閉鎖に伴い前記弁体(5)を弾性体
(7)を介して閉方向に動作させる連動手段(8)を設
ける一方、前記弁体(5)に、前記連動手段(8)によ
る該弁体(5)の閉動作に遅れを与える遅延手段(9)
を設けたから、前記弁体(5)を前記ドア(2)に連動
して確実に開閉動作させることができ、従って前記車室
外部の塵埃や騒音などが車室内に侵入したりするのを確
実に防止できるに至ったのである。
は、自動車における車室内と車室外とを連通ずる通気口
(3)を形成して、この通気口(3)に該通気口(3)
を開閉する弁体(5)を設け、該弁体(5)を開方向に
付勢させると共に、この弁体(5)とドア(2)との間
に、該ドア(2)の閉鎖に伴い前記弁体(5)を弾性体
(7)を介して閉方向に動作させる連動手段(8)を設
ける一方、前記弁体(5)に、前記連動手段(8)によ
る該弁体(5)の閉動作に遅れを与える遅延手段(9)
を設けたから、前記弁体(5)を前記ドア(2)に連動
して確実に開閉動作させることができ、従って前記車室
外部の塵埃や騒音などが車室内に侵入したりするのを確
実に防止できるに至ったのである。
第1図は本発明にかかる換気装置の平断面図、第2図は
同換気装置の作動状態を示す図面、第3図は従来例を示
す断面図である。 (2)・・・・・ドア (3)・・・・・通気口 (5)・・・・・弁体 (7)・・・・・弾性体 (8)・・・・・連動手段 (9)・・・拳・遅延手段
同換気装置の作動状態を示す図面、第3図は従来例を示
す断面図である。 (2)・・・・・ドア (3)・・・・・通気口 (5)・・・・・弁体 (7)・・・・・弾性体 (8)・・・・・連動手段 (9)・・・拳・遅延手段
Claims (1)
- 自動車に車室内と車室外とを連通する通気口(3)を
形成して、この通気口(3)に該通気口(3)を開閉す
る弁体(5)を設け、該弁体(5)を開方向に付勢させ
ると共に、前記弁体(5)とドア(2)との間に、該ド
ア(2)の閉鎖に伴い前記弁体(5)を弾性体(7)を
介して閉方向に動作させる連動手段(8)を設ける一方
、前記弁体(5)に、前記連動手段(8)による該弁体
(5)の閉動作に遅れを与える遅延手段(9)を設けた
ことを特徴とする自動車の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61126684A JPH0764188B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 自動車の換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61126684A JPH0764188B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 自動車の換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62283014A true JPS62283014A (ja) | 1987-12-08 |
JPH0764188B2 JPH0764188B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=14941296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61126684A Expired - Lifetime JPH0764188B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 自動車の換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0764188B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100423835B1 (ko) * | 2002-02-15 | 2004-03-22 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 실내 감압장치 |
WO2018230433A1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-12-20 | いすゞ自動車株式会社 | 車両 |
CN110914083A (zh) * | 2017-07-27 | 2020-03-24 | 标致雪铁龙汽车股份有限公司 | 用于保护机动车辆的通风排气装置的装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241213U (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-12 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP61126684A patent/JPH0764188B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241213U (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-12 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100423835B1 (ko) * | 2002-02-15 | 2004-03-22 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 실내 감압장치 |
WO2018230433A1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-12-20 | いすゞ自動車株式会社 | 車両 |
CN110730729A (zh) * | 2017-06-14 | 2020-01-24 | 五十铃自动车株式会社 | 车辆 |
CN110914083A (zh) * | 2017-07-27 | 2020-03-24 | 标致雪铁龙汽车股份有限公司 | 用于保护机动车辆的通风排气装置的装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0764188B2 (ja) | 1995-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5194038A (en) | One-way air valve | |
JPS58214407A (ja) | ドア閉鎖時の空気抜装置 | |
JPH06156050A (ja) | 二重式空気混合用ドア組立体 | |
JPH0966732A (ja) | 自動車の空気抜き組立体 | |
EP1614840A3 (de) | Vorrichtung zum Zuziehen einer geöffneten Klappe oder Tür eines Fahrzeugs an die Karosserie | |
JPS62283014A (ja) | 自動車の換気装置 | |
JPS62289426A (ja) | 自動車の換気装置 | |
KR100527138B1 (ko) | 자동차 트렁크용 트랜스버스 트림 커버장치 | |
JPH055392Y2 (ja) | ||
JPS62283015A (ja) | 自動車の換気装置 | |
JPH0529594Y2 (ja) | ||
JP2600312B2 (ja) | リヤ・ベンチレーション構造 | |
JPH027246Y2 (ja) | ||
KR100354077B1 (ko) | 자동차용 가스 댐퍼 | |
JPS6113378Y2 (ja) | ||
KR100410855B1 (ko) | 자동차의 도어 닫힘에 대응한 실내압력 배출장치 | |
JP2508026Y2 (ja) | 自動車用空気調和装置の制御ドア | |
JPH0234083Y2 (ja) | ||
JPS6318248Y2 (ja) | ||
KR100461053B1 (ko) | 자동차 도어의 아웃터 사이드 핸들 고정장치 | |
KR100320870B1 (ko) | 자동차용 트렁크 리드 래칫 어셈블리 | |
JPS6312288Y2 (ja) | ||
JPH0123848Y2 (ja) | ||
JPS601080A (ja) | ドア開閉用のエア抜き構造 | |
US3471970A (en) | Door operating mechanism |