JPS6228294A - 平版印刷版用支持体 - Google Patents

平版印刷版用支持体

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JPS6228294A
JPS6228294A JP16828785A JP16828785A JPS6228294A JP S6228294 A JPS6228294 A JP S6228294A JP 16828785 A JP16828785 A JP 16828785A JP 16828785 A JP16828785 A JP 16828785A JP S6228294 A JPS6228294 A JP S6228294A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/04Graining or abrasion by mechanical means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、改善された平版印刷版用支持体に関するもの
であり、より詳しくは、アルミニウム又はその合金(以
下アルミニウムと略す)板の粗面化処理に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来、平版印刷版用支持体としてアルミニウム板が広く
使用されているが、この支持体と感光層との密着性を良
好にしかつ非画線部に保水性を与えるため、支持体の表
面を粗面化処理する、所謂砂目室てすることが必要であ
る。この砂目立ては、製版工程における適性や、製版後
オフセット印刷機に取りつけて印刷する際の耐剛力に大
きな影響を及ぼすことから平版印刷版を製造する上で重
要な工程である。
かかる砂目立ての具体的手段としては、サンドブラスト
、ポールグレイン、ワイヤーダレイン、ナイロンブラシ
と研出材/水スラリーを用いるブラシグレイン、研出材
/水スラリーを表面に高圧て吹きつける方法などによる
機械的砂目室て方法が知られている。
アルミニウムまたはその合金をアルカリまたは酸あるい
はそれらの混合物からなるエツチング剤と接触させて化
学的にエツチングして粗面を()る化学約0目立て方法
も知られている。
また、例えば、特開昭54−146234号公報及び特
開昭48−28123号公報などに記載されている電気
化学的砂目立て方法、ならびに例えば、特開昭53−1
23204号公報に記載されている機械的砂目室て方法
と電気化学的砂目立て方法とを組み合わせた方法も知ら
れている。
以上のように種々の砂目室て方法が知られているが、こ
れらの砂目室て処理によって得られる支持体を用いて、
良好な平版印刷版を得るために、砂目室ての程度をコン
トロールする必要がある。
そのコントロールのための方法として特公昭59−26
480号公報には、砂目の開孔径分布、中心線あらさ(
Ra)を規定する方法が開示され、また特公昭55−3
4240号公報には、電解砂目立てを粗面のピント間隔
と、中心線平均あらさ(Ra)を規定することによって
コントロールする方法が開示されている。
本発明者らは、上記公知技術に関して、さまざま粗面化
処理方法について検討を重ねた結果、砂目形状を中心線
平均あらさ(Ra)のみで特徴づけた場合、同じRa値
の粗面を有する支持体を用いた平版印刷版であっても表
面のうねり(WcM−JIS−B0610−1976)
が高い粗面の場合、印刷中に画像部が摩耗してしまい、
親インキ性が低下し、画像部に微細なインキの着かない
部分、所謂画像の“抜け”が生じ、不鮮明な画像となっ
てしまい、ひいては極めて低い耐刷性しか得られないこ
とを発見した。
この原因としては、“うねり”の山の部分の感光層が極
めて薄くなっていることが考えられるが、これを防ぐた
めに感光層を厚くすると焼付感度と現像速度の不足を生
ずるという欠点がある。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は、印刷中に画像部が摩耗しても
、安定した親インキ性を発揮して良好な耐刷力を有する
平版印刷版用支持体を提供することにある。さらに、感
光層を薄層化し焼付は感度を高めることにある。
本発明の池の目的は、鮮明な画質の印刷物を容易にかつ
安定に印刷することの出来る平版印刷版用支持体を提供
することにある。
〔発明の構成〕
本発明者等は、種々研究を重ねた結果、表面あらさ(R
a)で規定される砂目と共に、ろ波最大うねり(WCN
 )で規定された砂目を形成することが、安定した印刷
性能を得るうえで極めて重要であることを見出した。こ
れは現在公知のすべての粗面化処理で得られた砂目に適
用され得るが、なかでも、化学的粗面化処理および該処
理を含む粗面化処理の場合にはこの影響が顕著であり、
特に好ましいことを見出した。
本発明者等は、上記目的を達成するためには、アルミニ
ウム又はその合金の少なくとも一面を、a) 粗面の中
心線平均あらさ(Ra)を0.3〜1.3μmの範囲で
、 b) 高域カットオフ値を0.08n+m、基準長さを
2、5 mmとしたとき、粗面のろ波最大うねり値(W
c−)が4.0μm以下であるように粗面化処理した砂
目を有する平版印刷版用支持体を作ればよいことを見出
した。
砂目の中心線平均あらさ(Ra)とは、JIS−B12
O3−1970に示されるように、あらさ曲線からその
中心線の方向に測定長さβの部分を抜きとり、この抜き
取り部分の中心線をX軸、縦の方向をY軸とし、あらさ
曲線をy = f (X)  で表わしたとき下記(1
)式であたえられるRa の値をミクロン単位で表わし
たものである。
この中心線平均あらさ(Ra)はカットオフ値0、8 
mmで測定を行なった。
砂目のろ波最大うねり(WCX)とは、JIS−B06
10−1976に示されているように、ろ波うねり曲線
から基準長さだけ抜き取った部分の最大波高をミクロン
単位で表わしたものである。
このろ波最大うねり(W+、+)は、高域力・ノドオフ
値0.08 mmで測定を行なった。
機械的粗面化処理、化学的粗面化処理、電気化学的粗面
化処理あるいはこれらの組み合わせからなる処理を用い
て種々のサンプルを咋成した結果、中心線平均あらさが
0.3μmより小さい場合、耐刷力の低下が著しく、ま
た1、3μmより大きい場合非画像部の汚れが著しく悪
化することがわかった。中心線平均あらさば、好ましく
は0.4μm〜1.0μmの範囲である。
一方、ろ波最大うねりが4.0μmより大きい場合、印
刷物の画像部にごく微細な“画像の抜け”が生じて、耐
刷力の不足がみとめられた。なお、さらに鮮明で、高耐
刷力を(尋る好ましいろ波最大。
うねりの値は0.3μm以下であることもわかった。
以下本発明について更に詳しく説明する。
本発明に用いられるアルミニウム板には、純アルミニウ
ム板及びアルミニウム合金板が含まれる。
アルミニウム合金としては種々のものが使用でき、例え
ばけい素、銅、マンガン、マグネシウム、クロム、亜鉛
、鉛、ビスマス、ニッケルなどの金属とアルミニウムと
の合金が用いられる。これらの合金は、いくらかの鉄お
よびチタンに加えてその他無視し得る程度の量の不純物
をも含むものである。
このようなアルミニウム板は、次いで粗面化処理される
が、その前に、必要に応じてアルミニウム板の表面に付
着している油脂、さび、ごみなどを除去することを目的
として清浄化処理をしてもよい。この清浄化処理として
は、例えばトリクレンなどによる溶剤脱脂、或いは苛性
ソーダなどによるアルカリエツチング脱脂等が含まれる
。苛性ソーダのようなアルカリエツチング脱脂をした場
合にはスマットが発生するので、これを除去するための
デスマット処理(例えば10〜30%の硝酸に浸漬する
処理)が更に施されるのが通例である。
粗面化処理は先に説明した種々の処理方法で行なうこと
ができるが、機械的砂目立て方法としてはサンドブラス
ト、ワイヤーダレイン、ナイロンブラシと研…材/水ス
ラリーを用いるブラシダレイン、研り材/水スラリーを
表面に高圧で吹きつける方法などが挙げられ、例えば、
印刷時報社刊「平版制版印刷の基礎」 (著者杉山憲−
11965年12月1日発行)第35−37頁に記載さ
れている機械的粗面化処理などによる。化学的粗面化処
理としては、例えば特公昭54−42284号公報に開
示されているマンガンを1.6〜2.5%含むアルミニ
ウム板をアルカリで処理する方法、特開昭55−311
87号公報に開示されている通常のアルミニウム(例え
ばグレード1100)を鉱酸のアルミニウム塩の飽和水
溶液で処理する方法などが用いられる。電気化学的砂目
立て方法としては、例えば特開昭54−146234号
公報及び特開昭48−28123号公報などに開示され
ている方法などが用いられる。また、これらの粗面化処
理法を組み合わせたものとして、特開昭56−5529
1号公報に開示されている機械的粗面化処理と化学的粗
面化処理とを組み合わせた方法、米国特許第23445
10号明細書、特公昭57−16918号公報、特開昭
56−28893号公報などに開示された機械的粗面化
処理と電気化学的粗面化処理とを組み合わせた方法など
が用いられる。また化学的粗面化処理と電気化学的粗面
化処理とを組み合わせてもよい。特に本発明の効果が顕
著に現われる粗面化処理としては、化学的粗面化処理あ
るいは機械的粗面化処理と化学的粗面化処理とを組み合
わせた処理あるいは化学的粗面化処理と電気化学的粗面
化処理とを組み合わせた処理が挙げられる。
以上のように粗面化処理されたアルミニウム板は、次い
で、化学的に清浄化処理しておくことが好ましい。この
化学的処理は、機械的粗面化処理の後の場合には、表面
に食い込んだ研暦材、アルミニウム屑などを取り除く作
用を有し、また化学的または電気化学的粗面化処理の後
の場合には、表面残存物である所謂スマットを表面から
除去する作用を有するものである。かかる化学的処理の
詳細は2く国特許第3.834,998号明細書に記さ
れている。より具体的に説明すると、粗面化処理された
アルミニウム表面を、酸または塩基の水溶液と接触させ
る方法である。酸としては、硫酸、過硫酸、弗酸、燐酸
、硝酸、塩酸などの無機酸ならびにシュウ酸、酢酸など
の有機酸が単独または混合物として含まれ、アルカリと
しては、水酸化物(例えば、水酸化す) IJウム、水
酸化カリウム)、燐酸塩(例えば、第三燐酸ナトリウム
、第三燐酸カリウム)、アルミン酸塩(例えば、アルミ
ン酸ナトリウム)、珪酸塩(例えば、メタ珪酸す) I
Jウド)、炭酸塩(例えば、炭酸す) IJウム)など
が単独または混合物として含まれる。これらの内でも特
に後者のアルカリの水溶液を使用する方法が処理速度が
早いので好ましい。これらの酸またはアルカリの0.5
〜40重量%水溶液を用い20〜100℃の液温で1〜
300秒処理するのが一般的である。アルカリ水溶液を
用いた場合は、アルミニウム板の表面が溶解されて、ア
ルカリ水溶液に溶解しない不溶解残渣がアルミニウム板
表面に生成するので、この場合には更に燐酸、硝酸、硫
酸、クロム酸またはこれらの2種以上の酸を組み合わせ
た混酸で処理して、この不溶解残渣をとり除く。
以上のような処理が施されたアルミニウム板は、そのま
まか又は更に親水化処理を施して平版印刷版用支持体と
して使用できるが、高耐刷力の平版印刷版の作成に供さ
れる場合には、引き続いて陽極酸化処理される。
陽極酸化処理は、この分野で従来より行なわれている方
法で行なうことができる。具体的には、硫酸、りん酸、
クロム酸、蓚酸、スルファミン酸、ベンゼンスルホン酸
等あるいはこれらの二種類以上を組み合わせた水溶液又
は非水溶液中でアルミニウムに直流または交流の電流を
流すと、アルミニウム支持体表面に陽極酸化皮膜を形成
させることができる。
陽極酸化の処理条件は使用される電解液によって種々変
化するので一層には決定され得ないが一般的には電解液
の温度が1〜80重量%、液温5〜70℃、電流密度0
.5〜60アンペア / d m2、電圧1〜100■
、電解時間10秒〜50分の範囲が適当である。
これらの陽極酸化処理の内でも、特に英国特許第1,4
12,768号明細書に記載されている発明で使用され
ている、硫酸中で高電流密度で陽極酸化する方法および
米国特許第3.511.661 号明細書に記載されて
いる燐酸を電解浴として陽極酸化する方法が好ましい。
陽極酸化されたアルミニウム板は、更に米国特許3,1
81,461号の各明細書に記されている様にアルカリ
金属ンリケート、例えば珪酸ナトリウムの水溶液で浸漬
などの方法により処理したり、米国特許第4,153,
461号明細書に記されているようにポリビニルホスホ
ン酸で処理したり、米国特許第3,860,426号明
細書に記載されているように、水溶性金属塩(例えば酢
酸亜鉛など)を含む親水性セルロース(例えば、カルボ
キシメチルセルロースなど)の下塗り層を設けることも
できる。
本発明による平版印刷版用支持体の上には、PS版の感
光層として、従来より知られている感光層を設けて、感
光性平版印刷版(以下、PS版と称す。)を得ることが
でき、これを製版処理して得た平版印刷版は、(憂れた
性能を有している。
上記感光層の組成物としては、(a)ジアゾ樹脂とバイ
ンダーからなるもの、(b) O−ナフトキノンジアジ
ド化合物からなるもの、(C)アジド化合物とバインダ
ーからなるもの、(d、)エチレン性不飽和モノマー、
光重合開始剤及び高分子バインダーからなる光重合性組
成物、(e)重合体の主鎖又は側鎖に−CH= CH−
CO−基ををする光架橋性ポリマーからなるものなどが
含まれ、これらの詳細は米国特許第4,238,560
号明細書に詳しく説明されている。このような感光層は
本発明により製造された支持体に約0.1〜約7g/m
2、より好ましくは0.5〜4g/m2の被覆量となる
ように設けられうる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。なお
、実施例中の「%」は特に指定がない限り「重量%」を
示すものとする。
実施例1 厚さ0.24 mmのアルミニウム板(材質:JIsΔ
1050)を、塩酸を塩化水素として25%および塩化
アルミニウムをその飽和濃度に対して85%(溶液全量
の約15%)含む水溶液に40℃で浸漬処理して、化学
的に砂目立てした。
次いで、10%水酸化ナトリウム水溶液に50℃で10
秒間浸漬して表面をエツチングすることにより、化学的
砂目立てで生成したスマットを除去した。更に20%硝
酸中で中和洗浄して表面の不溶解残渣を除き水洗した。
次に濃度7g/βの硝酸水溶液を電解液として、第1図
(′b)に示した交番波形電流を用いて電解粗面化処理
した。なお、第1図には、交番波形電流の電圧波形が示
されており、第1図(a)は正弦波、(b)は矩形波、
(C)は台形波を用いた交番波形電圧であり、本発明で
はいずれの波形も用いることができる。
電解条件は、周波数5 QHz、 Vえ=25ボルト、
Vc”13ボルト、陽極時電気=Qa =175クーロ
ン/dm2、陰極時電気N Qc  = 125ク一ロ
7/dm”(Qc  /QA−=0.71)となるよう
に電気化学的に砂目立てした。次いで10%水酸化す)
 IJウム水溶液に40℃で10秒間浸漬処理し、電気
化学的砂目立てにより生成したスマットを除去したのち
、20%硝酸で中和洗浄後、水洗し、次に18%硫酸水
溶液中で酸化皮膜重量が1.5g/m2になるように陽
極酸化処理し、次いで水洗し乾燥して、中心線平均あら
さが0.70μm、ろ波最大うねりが2.5μmの砂目
を有する支持体〔AIを得た。このようにして得られた
支持体(A)に下記組成の感光液を塗布し、乾燥して、
感光層を設けた。感光層の乾燥塗布量は、2.5g/m
2であった。
感光液 ナフトキノン−1,2−ジアジ ビー5−スルフオニルクロラ イドとピロガロール−アセト ン樹脂とのエステル化合物   0.75 g(米国特
許3,635,709号明細書中の実施例1に記載され
ているもの。) クレゾールボラック樹脂     2. OOgテトラ
ヒドロ無水フタル酸    0.15 gオイルブルー
#603(オリエ シト化学製油溶性青色染料)   0.04gオルトナ
フトキノンジアジド− 4−スルホン酸クロライド   0.04 gエチレン
ジクロライド        16g2−メトキシエチ
ルアセテート   12gこのようにして作成した感光
性平版印刷版を、2KWのメタルハライドランプを光源
として1mの距(雌を隔てた位置に配置πして60秒間
ポジ透明画を通して露光した後、下記の組成の現像液(
液温25℃)を用いて現像し、さらにガム引きした。
現像液 メク珪酸ナトリウム        90gJI3 3
号珪酸ナトリウム     4g水         
              1000gこのようにし
て製版された平版印刷版を71イデルベルグKOR−D
印刷機に取付けて印刷した。
その結果を後記の第1表に示した。
比較例1 実施例1と同じアルミニウム板を用い、塩酸を塩化水素
として15%および塩化アルミニウムをその飽和濃度に
対して85%(溶液全1の約35%)含む水溶液に40
℃で浸漬処理して化学的に砂目立てした。その後の表面
処理は実施例1と同様に行ない、中心線平均あらさが0
.70μm1ろ波最大うねりが4.2μmの砂目を有す
る支持体〔B〕を得た。その後の感光液塗布から印刷ま
では実施例1と同様に行なった。その結果を後記第1表
に示した。
実施例2 支持体として実施例1で碍られた〔Δ〕を用い、感光層
塗布量を2.2g/m’ とし、得られた感光性平版印
刷版を実施例1と同様の光源で50秒間露光し、その後
の印刷までの操作は実施例1と同様に行なった。その結
果を後記の第1表に示した。
比較例2 実施例1と同じアルミニウム板を用い、塩酸を塩化水素
として25%および塩化アルミニウムをその飽和濃度に
対して85%(溶液全量の約15%)含む水溶液に60
℃で浸漬処理して化学的に砂目立てした。その後の表面
処理は実施例1と同(・玉に行ない、中心線平均あらさ
0.29μm、ろ波最大うねり1.2μmの砂目を有す
る支持体〔C〕を1等だ。感光液塗布から印刷操作まで
は実施例1と同様に行なった。その結果を後記第1表に
示した。
第1表 (注) 良:印刷物の画像部に“抜け”がまったく生じていない
否:印刷物の画像部に“抜け”が生じている。
第1表から、本発明の支持体を用いて製版した平版印刷
版で印刷した場合、本発明の範囲外のものを用いた場合
に比べ、画像部に“抜け”のない鮮明な画像を得ること
ができ、耐刷力も良いことが判る。
また、本発明の支持体では感光層の薄層化による感度向
上を図ることが可能であることも判る。
なお、上記実施例では、化学的粗面化処理と電気化学的
粗面化処理とを組み合わせた場合について、また、ポジ
型感光性平版印刷版の場合について示したが、化学的粗
面化処理のみの場合、機械的粗面化処理と化学的粗面化
処理とを組み合わせた処理の場合についても、またネガ
型感光性平版印刷版の場合についても、本発明において
採用したような砂目の中心線平均あらさとろ波最大うね
り値の範囲により同様の効果が得られた。
〔発明の効果〕
本発明の平版印刷版用支持体を用いた平版印刷版によっ
て印刷操作を行なった場合、鮮明な画像と高耐刷力を安
定に得ることができ、感光層を薄層化したものについて
も同様の効果を辱ることができ、感度向上を図ることも
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の支持体を電解粗面化処理するに際し
用いられる交番波形電流の電圧波形を示し、(a)は正
弦波、ら)は矩形波、(C)は台形波の場合を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アルミニウム又はその合金の少なくとも一面を粗面化処
    理する際に、 a)砂目の中心線平均あらさ(Ra)を0.3〜1.3
    μmの範囲とし、かつ b)高域カットオフ値を0.08mm、基準長さを2.
    5mmとしたとき、砂目のろ波最大うねり値(W_C_
    M)を4.0μm以下とすることを特徴とする平版印刷
    版用支持体。
JP16828785A 1985-07-30 1985-07-30 平版印刷版用支持体 Granted JPS6228294A (ja)

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JP16828785A JPS6228294A (ja) 1985-07-30 1985-07-30 平版印刷版用支持体

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JPH0467517B2 JPH0467517B2 (ja) 1992-10-28

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